JP2005538367A - ケースの裏側に情報を記憶する電子モジュールを有する時計 - Google Patents

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Abstract

本発明は、時計、一般的には腕時計に関し、時計のケースに情報を格納する電子モジュールを組み込んだ時計に関する。この電子モジュールは、読み出しと/または書き込み装置と無線信号で通信できるコイルからなるアンテナに接続された集積回路あるいはチップを含む。この読み出し/書き込み装置は、集積回路内のメモリに含まれる情報を読み出すか、さらにその情報の少なくとも一部を削除したり、修正したり、あるいは他の情報を追加したりできるものである。従来のモジュールがケースの内側にある時計の欠点(時計の新たな設計製造が複雑になる、時計の容積が増加する)を解決するために、あるいは、これらの欠点の内の重要な欠点(コイルにより送受信される信号の減衰/ひずみ)を除くために、本発明の時計は、外に向いて解放されたケース(1)のバック(3)のキャビティ(13)内に電子モジュール(14)の大部分を少なくとも収納する。

Description

本発明は、時計、一般的には腕時計に関し、時計のケースに情報を格納する電子モジュールを組み込んだ時計に関する。この電子モジュールは、読み出しと/または書き込み装置と無線信号で通信できるコイルからなるアンテナに接続された集積回路あるいはチップを含む。この読み出し/書き込み装置は、集積回路内のメモリに含まれる情報を読み出すか、さらにその情報の少なくとも一部を削除したり、修正したり、あるいは他の情報を追加したりできるものである。
より正確には、本発明は、電子モジュールが受動型すなわち動作するために電源(例えば、電池または充電可能なバッテリ)を必要とせず、読み出しと/または書き込み装置からの無線信号で電力が供給されるものである。
上記の種類のある種の時計は、プライベートな場所あるいは保護された場所(例えばスキー場)のアクセスコードを単に記憶するだけである。他の時計は、より複雑な集積回路を具備した電子モジュールを有し、その中に所有者の医療情報を含むものもある。
ヨーロッパ特許第0376062号明細書
ある種の従来の時計においては、電子モジュールは、中空のそして好ましくは取り外し可能なベゼル(bezel)内に配置され、その結果、モジュールは必要によって交換可能である。そのため、このような解決方法/構成は、あらゆるタイプのケースを有する時計には不向きなものである。さらにまた、ケースが実際にベゼルあるいはケースベゼルを有する場合には、これは、その製造工程を複雑にし、その結果時計の単価を上げてしまう。
他の種類の時計においては、この種のモジュールは、時計のムーブメントの後ろとケースのバック(背面)との間のスペース内に配置される。この構造はその容積を必ず増加させることになる。ケースのバックが鉄のような完全に非磁性体ではない材料から形成されている場合には、電子モジュールのコイルが送受信する磁気フラックスが大きな損失を受け、そしてこの損失を取り除くような措置がとられた場合にも、そのような損失は決して無視できるものとはならない。
最後に、ケースのバックが非磁性材料(例えば、プラスチック材料)から形成されている場合でも、モジュールのコイルにより送受信される無線信号は、バックの厚さ全部を貫通しなければならず、減衰が大きくなる。
本発明の目的は、上記の従来の時計の欠点を完全に回避する、あるいは少なくとも減らすような時計、特に腕時計を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の時計は、バックと、このバック中に収納されるムーブメントと、情報を読み出し/書き込みする装置と、無線信号を介して通信できる情報を記憶する電子モジュールとを有するケースを有し、この電子モジュールは、非磁性材料性のベースと、このベースに取り付けられた少なくとも接続端子とを有する集積回路と、ベースに取り付けられ、集積回路の接続端末に接続された2個の端部を有する金属製ワイヤからなるコイルを有する送信用と受信用のアンテナとを有し、コイルは、環状形状をし、集積回路が配置される空間を包囲し、電子モジュールは、外側に向かって開放したケースのバック内のキャビティ内に少なくとも大部分が収納される。
キャビティと電子モジュールは、好ましくは円筒形状をし、好ましくはケースのバック中心に配置される。
従って、モジュールがケースのバックに配置され、完全にその中に入るような構造の時計とは異なり、本発明が適用される時計においては、モジュールのコイルにより送受信される信号は、ケースのバックよりも遙かに薄いモジュールベースのみを通過すればよい。
本発明が適用される時計は、既存の時計においても電子モジュールの形状に合わせたブラインド・ホール(blind hole)をそのバックに形成することにより、本発明の利点を有する時計が得られる。
ケースのバックが取り外し可能な場合には、それを置き換えることにより従来の時計を本発明の時計に変えることもできる。
このようにするために、本発明の時計の実施例においては、モジュールのベースはカップ形状をしており、コイルと集積回路が取り付けられる平坦な底部とコイルを包囲すれう側壁を有する。
この実施例は、ケースのバックが鉄のような磁性材料から形成される場合には特に適したものである。
本発明はここに開示する応用/実施例に限定されるものではないが、以下の説明は、時計に適合する電子モジュールが時計そのものに関連する情報を記録するよう設計され、読み出し/書き込み装置の送受信用のアンテナを構成するコイルからわずかな距離(せいぜい数ミリメートル)の場所に配置される状況を例に説明する。
図1に示した腕時計は、ケース1を有し、このケース1は、金属製のケース−ベゼルユニット2と、バック3と、ガラス4とから構成される。ガラス4は、ケース−ベゼルユニット2にガスケット5の手段により従来方法により取り付けられる。ガスケット5がガラス4とケース1との間をシールする。
図1は、ケース−ベゼルユニット2にクリップされた(取り付けられた)バック3を示す。しかし、バック3はケース−ベゼルユニット2にねじ込まれるか、あるいはバイオネット・システム手段((bayonet system)ケース1とバック3とをシールするガスケット5’を圧縮するような方法)により取り付けることも可能である。
ケース1は、図1に図示されていない腕バンド取り付けシステムを有し、ケース−ベゼルユニット2の上に2つの対のホーン(horn)を含んでもよい。
ケース1はムーブメント6を収納する。このムーブメント6は、ダイアル7の前面に配置された分針8と時間針9とを駆動する。ムーブメント6は、またケース−ベゼルユニット2を通過してクラウン11に至る制御用のスピンドル10と、スピンドル10がケース−ベゼルユニット2を通過する場所でケース1をシールするO−リング12とを有する。時計が電子機械式あるいは自動巻でない場合には、スピンドル10とクラウン11を用いて時計のネジを回すことができる。
本発明によれば、ケース1のバック3は、ケース1の外部の方向に向いて開いており、電子モジュール14を収納するキャビティ13を有する。キャビティ13とモジュールは、ほぼ円筒形でバック3の中心に配置される。
このような状態において、ここに開示した実施例においては、電子モジュール14はケース1のバック3よりも遙かに小さく、電子モジュール14はさまざまな形態に形成することができるが、図1では四角形で表している。
図2は、図1のケース1のバック3の部分の拡大断面図で、一実施例である電子モジュール14がバック3のキャビティ13内に永久に挿入される状態を示す。
この実施例において、電子モジュール14は、非磁性体材料および絶縁性材料から形成されるベース15を有する。この材料は、高密度ポリエチレンのようなプラスチック材料あるいはセラミック材料である。例えば、プラスチック材料は、低級クラス(一般)用の時計および中級クラスの時計用であり、セラミック材料は上級クラスの時計用である。後者の場合、セラミック材料は、特に美観が必要とされない場合には、ケース1のバック3を構成する金属と同一の色および外観を有するのが好ましい。
図2に示すように、ベース15はカップ形状であり、平坦な底部16とほぼ円筒状の側壁17とを有する。この図では、側壁17の厚さは、ベースからトップまで若干連続的に増加しているよう示している。その結果、その外側表面18は、キャビティ13の内壁19と共働するような形状を有し、相補形状をして、ドーブテイル・ジョイント(dovetail joint)を構成する。
ベースの側壁17の外側エッジ20とキャビティ13の内壁19のリム21は丸みを帯びて、電子モジュール14がキャビティ13内に容易に挿入できるようにしている。
図3は、図2の電子モジュール14の平面図で、以下に述べるような接着充填材料は示していない。
図2,3を参照すると、ベース15の側壁17は、完全な円筒状の内側表面22を有し、この内側表面22が平坦且つ自己支持的環状の(自己支持型環状)コイル23、より正確には、円筒状コイルを包囲する。従来公知のようにコイルは、連続し同軸の巻回の複数の層からなる(図示せず)。これらの巻回は、非常に薄い金属(好ましくは銅)製ワイヤ28であり、シース(あるいは加熱することにより部分的に溶ける絶縁性且つ熱接着性材料)でカバーされる。その結果、ワイヤの巻回を包囲するシースのあらゆる部分は、コイルがその後冷却されると、溶けて(溶接されて)一体になる。
(自己支持型環状)コイル23は、それ自身よりも小さい四角形の平行なパイプを付けた形状の集積回路24を包囲し、集積回路24は、その前面25に2つの接続端子26、27、すなわち「バンプ(bump)」を有し、そこに(自己支持型環状)コイル23の金属製ワイヤの2個の端部29が溶接されるか/導電性接着剤により固定される。
図2,3に示される集積回路24の2個の接続端子26,27は、集積回路24の長さ方向に沿って互いに対向する位置に配置される。しかし、集積回路24の前面に、例えば長さ方向に並べて配置することも可能である。
この第1実施例においては、コイル23と集積回路24は、ベース15の底部16の内面30に薄い接着材料層31(図2)により直接固定される。コイル23内で集積回路24以外の空いた空間は、接着性の熱硬化性材料である接着材料32、例えばエポキシレジンにより充填される。これにより、コイル23のワイヤの端部29と、電子モジュール14が時計ケースのバックに組み込まれる前に、接続端子26、27にそれらを取り付ける手段を保護する。接着材料32は、好ましくは不透明なもので、それらを時計のケースのバックに組み込む前に、光から集積回路を保護する。
ベース15は、3つの機能を有する。
第1の機能では、ケース1のバック3が磁性材料(例えば鉄)から形成されている場合には、この磁性材料製ベースは、バックとコイルとの間のスクリーンとして機能し、コイルが読み出し/書き込み装置との間で無線信号を送受信するときに、バック3内の磁気フラックスの損失の少なくとも大部分を取り除く。
第2の機能では、図2に示すように、電子モジュール14は、ケース1のバック3の外面33から若干飛び出し、図2に点線で部分的に示す読み出し/書き込み装置(コイルの形態のアンテナ36を有する)のヘッド35の上にそれを最適に且つ素早く配置できる。このヘッド35は、ボス34の形状と寸法に対応するそれを有する凹部35’を有し、インターフェースを介して時計のメモリと特に通信できるよう設計された装置(好ましくは固定あるいは持ち運び可能なパソコン)と接続される。
明らかに、モジュールのボス34により、時計はボスの形状と寸法に対応する凹部を有するサポート部材上に同一の方法で時計を配置できる。
モジュールがケース1のバックから突出している場合には、その外側エッジ37を丸めてボス34が時計を付けている人に対し、不便あるいは不快にさせるのを阻止する。
あらゆる場合において、電子モジュール14のコイル23により送受信される無線波は、時計のケース1のバック3の厚さ全部を通過する必要がなく、モジュールのベースの底部16(これは遙かに薄い)を通過するだけでよいため、無線波は電子モジュールをケースの内側の底部に配置する従来の時計に比べて減衰と歪みが遙かに小さい。
従来1個のメモリのみが集積回路24に関して言及されている。しかし、本発明の回路は、複数の異なるタイプのメモリを有する。特に、読み出し専用の情報を記憶するメモリと、他の情報を記憶する削除/修正が可能なメモリ、あるいは付加的な情報を追加できるメモリを有する。
これは、電子モジュールが時計そのものに関連する情報、より正確には、そのソース(発売者)と、その購入者と、車のようにその「サービス記録」に関連する情報、を記憶するようなアプリケーションを想定している。この情報は、時計を個別化して、時計を売る時、あるいは時計が検査あるいは修理用に回されてきた時、あるいは時計が電気機械あるいは電子タイプの場合にバッテリの交換の時に、時計製造/修理業者の作業を容易にする。
中級あるいは上級クラスの時計の場合には、格納される情報は、例えば以下の4つのカテゴリに分けられる。
1−「ブランド」と時計が販売されたモデル名と番号とブランドに特定の符号と、時計が小売り業者に出荷された日付と住所。
2−「プラント」:時計のムーブメントを製造した会社(時計の販売業者とは異なる場合)の名前と記号とムーブメントの内部指定(名称)。
3−「ポイント・オブ・セールス」:小売業者の名前と住所と購入日と購入者名。
4−「カスタマーサービス」:上記の情報の一部あるいは全てと、販売業者、他の小売業者により行われたサービス(例えば、調整、テスト、バッテリの交換)に対する日付と情報と、後者の場合他の小売業者の名前と住所。
上記の情報の一部は、ROMメモリに記憶してもよく、その結果読み出しのみが可能となる。これは上記の「ブランド」と「プラント」に適用される。
他の情報(「ポイント・オブ・セールス」と「カスタマーサービス」)は、1つあるいは複数のDRAM、EPROM、EEPROMメモリに記憶され、その結果、必要によって削除、修正、追加が可能である。
記憶(格納)される情報は、電子モジュールが組み込まれたケースを有する時計の種類にも依存する。低級の時計の場合には、ケースは、時計内部の作業(修理)ができないような接着されたガラスの一体構造物であり、電子機械あるいはデジタルの種類の時計の場合には例外的にバッテリの交換が可能であり、そして保証用に「ブランド」と「プラント」情報が読み出し専用メモリに記憶される。
全ての場合において、読み出しヘッドあるいはサポートのコイルは、適宜のインターフェースを介して、固定あるいは移動可能なコンピュータに接続され、モジュールのメモリ内の情報を読み出し、必要によってはその情報の一部を削除/修正し、また別の情報を追加できる。
この情報は、保護されたインターネットサイトあるいはイントラネットループを介して、その時計に関連する全ての人がそこにアクセスできる。
図4、5は、図2、3に類似し、本発明の時計の電子モジュールの第2実施例を示す。同図において、同一部品あるいは対応部品は、同一の参照番号を示し、新たな構成部品のみに新たな番号を付した。
図4、5の実施例が図2、3のそれとの異なる点は、コイル23と集積回路24が、電子モジュール14の底部16の内側表面に直接積層されておらず、プリント回路39の基板38に取り付けられ、これが電子モジュール14のベース15の底部16に積層される、あるいは単にベース15内に取り付けられている点である。
他の違いは、コイル23の端部29の端部は、コイルを前面25の接続端子26,27に直接ではなく、プリント回路39の基板38上に形成された接続ランド40を介して接続していることである。より具体的には、端部29の各端部は、溶接されるか導電性接着剤により接続ランド40の1つに取り付けられ、そしてこれが次に集積回路24の接続端子26、27に導電性ワイヤ41を介して接続される。
これにより、コイル23と集積回路24は、標準自動ワイヤ・ボンディング方法を用いて電気的に接続される。
図6に示した実施例においては、ベース15の側壁17の外側表面18と、時計のケースのバック3内のキャビティ13の内壁19とは、両方とも完全に円筒状であり、電子モジュール14がキャビティ内あるいはキャビティの内部に接着して結合される。側壁17のリム21と電子モジュール14のそれとは、図2、3の実施例のように丸めてはおらず、角張っている。
この実施例は、ケースのバック3および/または電子モジュール14のベース15が機械加工するのが困難となるような非常に堅い材料、例えばある種のセラミック材料、サファイアで形成されている場合には好ましい。
この実施例においては、図2,3のそれと同様に、コイル23のワイヤの端部は集積回路24の接続端子26,27に直接取り付けられるが、これらのワイヤの端部およびこれらの接続端子26、27は、図4,5の実施例と同様に接続することも可能である。
図示してはいない別の実施例においては、電子モジュール14は、ケースのバック3内のキャビティ13内にクリンプすることもできる。モジュールのベース15は、その底部16として同一側に外周カット−アウトを有し、そこにバック3の内部リムを係合させることもできる。モジュールを固定するこの方法は、それをケース内に設定することが不可能な場合あるいはそれをケースに接着接合することが不可能な場合に用いられる。
高級時計用の図6の実施例とは異なり、図7の断面に示すれた構成は、これは遙かに単純且つ安いものであるが、プラスチック材料でバックが形成されるような低級の時計に適したものである。
この場合、ベース15は、コイル23の外径と同一の外径の1枚の剛性プレートにして、これをケースのバックと同一材料で形成する。この場合、最終的に電子モジュール14は、ケースのバックのキャビティ13内にセットされるかあるいは接着接合される。
コイルのワイヤの端部と集積回路の端末との間の接続に関する上記の説明は、この実施例にも有効である。
本発明は、上記の実施例あるいはその変形例に限定されるものではない。
例えば、コイルのワイヤの端部を集積回路の端末にワイヤ・ボンディング技術を用いて接続ランド(領域)手段により接続する代わりに、テープ自動ボンディング(tape automated bonding (TAB))として公知の自動化技術を用いて接続することもできる。これについては特許文献1に記載されている。
電子モジュールを電子キーあるいはカードに全部組み込むような方法が記載されているが、この方法は、本発明の時計にも取り付けるモジュールを生成するのにも適したものである。
上記に説明にした全ての実施例において、電子モジュールのバックは、時計のケースのバックの外側表面であるが、しかしこのことは、必ずしも必須ではない。
これらの実施例および変形例においては、電子モジュールは、ケースのバックのキャビティ内に永久的に固定されるが、モジュールを取り外すことができるようにバックのキャビティの内側壁と共働できるように側壁を具備したベースをつけたモジュールを設計することも可能である。そして、これは例えばネジあるいはバイオネット固定システム手段により可能である。
最終的に、ケースのバックのキャビティからモジュールを取り出し、このモジュールを置換すること、あるいは置換用モジュールで置き換える置換手段を具備することが必要である。これらの置換手段は、モジュールの外側表面の溝でよく、例えば電子機械的あるいは電子時計のバッテリ収納室のカバーに具備されているようなものである。
最後に、他の変形としてはアンテナの特性を変更することである。特にその直径と巻回数を変えて、数mmではなく、数cmあるいは数十cmの距離にある読み出し/書き込み装置のアンテナと通信できるようにすることである。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明のアナログ表示腕時計の半径方向の断面図。 第1実施例の電子モジュールをバックに組み込んだ図1のケースのバックの一部の拡大半径方向断面図。 コイルのワイヤの端部がモジュールの集積回路のそれぞれの端子に如何に接続されるかを示す図2に示した電子モジュールの一部のみを表す平面図。 電子モジュールのコイルのワイヤの端部が集積回路の端子に別の方法で接続される第2の実施例の図2に類似する断面図。 集積回路とコイルとを接続する状態の図4に対する図3に類似する断面図。 他の実施例の電子モジュールが本発明の時計のケースのバックに組み込まれた状態を表す図2に類似する断面図。 他の実施例の電子モジュールが本発明の時計のケースのバックに組み込まれた状態を表す図2に類似する断面図。
符号の説明
1 ケース
2 ケース−ベゼルユニット
3 (金属製)バック
4 ガラス
5 ガスケット
6 ムーブメント
7 ダイアル
8 分針
9 時間針
10 スピンドル
11 クラウン
12 O−リング
13 キャビティ
14 電子モジュール
15 ベース
16 底部
17 側壁
18 外側表面
19 内壁
20 外側エッジ
21 リム
22 内側表面
23 (自己支持型環状)コイル
24 集積回路
25 前面
26,27 接続端子
28 金属製ワイヤ
29 端部
30 内面
31 接着材料層
32 接着材料
33 外面
34 ボス
35 ヘッド
36 アンテナ
37 外側エッジ
38 基板
39 プリント回路
40 接続ランド
41 導電性ワイヤ

Claims (16)

  1. バック(3)と、前記バック(3)中に収納されるムーブメント(6)と、情報を読み出し/書き込みする装置と無線信号を介して通信できる情報を記憶する電子モジュール(14)とを有するケースを有する時計において、
    前記電子モジュール(14)は、非磁性材料性のベース(15)と、前記ベース(15)に取り付けられた少なくとも接続端子(26,27)とを有する集積回路(24)と、前記ベース(15)に取り付けられ、前記集積回路の接続端末に接続された2個の端部(29)を有する金属製ワイヤ(28)からなるコイル(23)を有する送信用と受信用のアンテナとを有し、
    前記コイルは、環状形状をし、前記集積回路が配置される空間を包囲し、
    前記電子モジュール(14)は、外側に向かって開放したケース(1)のバック(3)内のキャビティ(13)内に少なくとも大部分が収納される
    ことを特徴とする時計。
  2. 前記キャビティ(13)と前記電子モジュール(14)は、円筒形状をし、前記ケース(1)のバック(3)の中心に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  3. 前記ベース(15)は、カップ形状をし、前記コイル(23)と前記集積回路(24)が固定される底部(16)と、前記コイルを包囲する側壁(17)とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の時計。
  4. 前記側壁(17)の厚さは、底部(16)に結合するベースから若干且つ連続的にそのトップまで増加し、
    前記キャビティ(13)と相補形状の内壁(19)と共働する外側表面(18)を有し、前記電子モジュール(14)と前記ケース(1)のキャビティ(13)との間でドブテール結合(dovetail joint)を構成する
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  5. 前記ベース(15)の側壁(17)は、真円柱形状の外側表面(18)を有し、
    前記キャビティ(13)は、円筒形状の内壁(19)を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  6. 前記電子モジュール(14)は、前記ベース(15)を前記キャビティ(13)内に設定することにより固定される
    ことを特徴とする請求項5記載の時計。
  7. 前記電子モジュール(14)は、前記キャビティ(13)内に接着結合される
    ことを特徴とする請求項5記載の時計。
  8. 前記電子モジュール(14)は、前記キャビティ(13)内にクリンプで結合される
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  9. 前記ベース(15)は、プラスチック材料性である
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  10. 前記ベース(15)は、セラミック材料性である
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  11. 前記ベース(15)は、サファイア性である
    ことを特徴とする請求項3記載の時計。
  12. 前記ベース(15)は、前記キャビティ(13)と集積回路(24)が固定される円形の剛性プレートを含む
    ことを特徴とする請求項2記載の時計。
  13. 前記コイル(23)は、絶縁材料性のシースで包囲された薄い金属ワイヤにより形成され、互いに結合された、連続し、同軸の巻回からなる複数の層を含む自己支持型のコイルである
    ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  14. 前記コイル(23)と集積回路(24)は、前記ベース(15)に直接接着結合され、
    前記コイルの金属製ワイヤ(28)の端部(29)は、集積回路の接続端子(26,27)に導電性材料により直接固定される
    ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  15. 前記コイル(23)と集積回路(24)は、プリント回路(39)の基板(38)に固定され、前記プリント回路(39)は、前記コイル(23)と集積回路(24)との間に配置された2個の接続ランド(40)を有し、そこに前記コイルの金属製ワイヤ(28)の端部(29)と2個の導電性ワイヤ(41)の2つの端部が取り付けられ、その他端は、集積回路の接続端子(26,27)に固定される
    ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  16. 前記電子モジュール(14)は、読み出し/書き込み装置のヘッド(35)の上に正確且つすばやくそれを配置できるように前記ケース(1)のバック(3)から突出した部分を有し、前記装置は、アンテナ(36)の形態のアンテナを有し、前記ボス(34)と同一形状および同一サイズの凹部(35’)を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の時計。
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