JP2005536287A - 剃刀センサを有する剃刀システム - Google Patents
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Abstract
剃刀システムは、刃を有する剃刀カートリッジと、剃刀カートリッジに取り付けられたハンドルとを含む。センサは剃刀システムに配置され、シェービング時に検知されたパラメータを表すセンサ信号を発生する。センサは、電磁誘導センサ、超音波センサ、ホール効果センサ、容量センサ、電荷移動センサ、電界センサ、光電センサ、磁気ひずみセンサ、及び、角速度センサのうちの少なくとも一つを含む。
Description
関連出願の相互参照
本願は、「in situセンサを具備した剃刀(RAZOR WITH IN SITU SENSOR)」に関する米国特許第6,009,623号に関連し、2002年8月21日に出願された米国仮特許出願第60/405,257号に基づく優先権を主張し、その米国仮特許出願に開示された本質的な内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
本願は、「in situセンサを具備した剃刀(RAZOR WITH IN SITU SENSOR)」に関する米国特許第6,009,623号に関連し、2002年8月21日に出願された米国仮特許出願第60/405,257号に基づく優先権を主張し、その米国仮特許出願に開示された本質的な内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
発明の分野
本発明は剃刀システムのセンサに関する。特に、本発明は、剃刀システムにおいて、剃り味を改良又は評価する際に役立つシェービング器具の動きを実現し、シェービング器具への指示を形成するため、シェービング時に受ける力を監視し、その力に応答するセンサに関する。
本発明は剃刀システムのセンサに関する。特に、本発明は、剃刀システムにおいて、剃り味を改良又は評価する際に役立つシェービング器具の動きを実現し、シェービング器具への指示を形成するため、シェービング時に受ける力を監視し、その力に応答するセンサに関する。
剃り味を改良するための試みは長年に亘って続けられている。剃り味を改良するための試みの殆どは、シェービング時に剃刀が受ける各種の力に対して剃刀カートリッジと刃をより敏感にすることに向けられていた。これらの試みの例には、刃、シェービング力に応答して収縮又は屈曲するカートリッジ、及び、外から加えられた力に応答して内側と外側へ動く刃のような可動コンポーネントを有する剃刀システムが含まれる。一般に、従来技術のシェービングシステムは、剃刀に対して発生させられた外力の結果として利用者の皮膚の輪郭に追従する。多くの場合に、この反応は非常に遅いので、利用者の皮膚の切断又は刺激を回避することができない。この原因の大部分は従来型の剃刀が不連続点を予想しないという事実にある。それどころか、剃刀は不連続点に遭遇したことに反応し、何らかの補正は不連続性と連動した後でなければ行われない。
非接触的に皮膚を拘束する位置に配置された圧電センサ、圧電抵抗センサ、又は、ポテンショメータを剃刀システムに組み込むための試みがなされている。シェービング時に、このセンサは、剃刀カートリッジ及び刃と相対的に外から加えられた力に応答して電気信号を発生する。信号は一つ以上の受容部に送信され、受容部はシステムコンフィギュレーションを調整するためアクチュエータを駆動し、或いは、その信号に応答して検出可能な指示を与える。
しかし、圧電センサ、圧電抵抗センサ、又はポテンショメータセンサは、センサ自体の応力又は動きに応答して信号を発生し得るだけであり、刃又は剃刀カートリッジ上の動き又は力を間接的に検出し得るだけである。さらに、圧電/圧電抵抗センサ、及び、ポテンショメータセンサは、ターゲット(たとえば、皮膚表面又は刃表面)からセンサまでの距離、剃られる毛深い表面の密度、動的な変位測定量、及び、センサとターゲットとの間の容量の変化などのような要因に感応しない。その上、圧電/圧電抵抗センサ、及び、ポテンショメータセンサは摩耗、埃、塵又は高湿度の環境によって影響され、これらの環境のすべてがシェービング動作中に存在する。
以上の点に鑑みて、本発明の一般的な目的は、従来技術の剃刀システムに付随した問題点及び欠点を解決又は改良するセンサを有する剃刀システムを提供することである。
本発明は、一態様において、毛深い表面上に存在する毛を切断する少なくとも部分的に露出した刃先を有する少なくとも1枚の刃を含む剃刀カートリッジを備える剃刀システムにある。ハンドルは剃刀カートリッジに取り付けられる。圧電センサ以外のセンサが剃刀システムに連結され、シェービング動作中に検知されたパラメータを表すセンサ信号を発生する。
本発明の一実施例において、剃刀システムは、好ましくは、センサに電気的に接続された受容部を含む。受容部は、センサ信号を処理し、センサ信号に応答してフィードバック信号を発生する信号コンディショニング回路を含む。信号コンディショニング回路は、フィードバック信号に応答して刃又は剃刀カートリッジを動かすアクチュエータに電気的に接続してもよい。或いは、信号コンディショニング回路は、フィードバック信号に応答して、好ましくは、光の形式で指示を与えるインジケータに電気的に接続してもよい。
本発明の別の実施例において、剃刀システムのアクチュエータは、剃刀カートリッジに動作的に接続され、フィードバック信号に応答して剃刀カートリッジを動かす。或いは、アクチュエータは、ハンドルの可撓部に動作的に接続され、フィードバック信号に応答して可撓部を動かしてもよい。
次に現時点での本発明の好ましい実施例を参照する。湿式シェーブ剃刀は、利用者がある程度の回数の使用後にユニット全体を廃棄する使い捨て剃刀と、ユーザがある程度の回数の使用後に刃を支持する剃刀カートリッジを廃棄し交換する永久システムの両方を含む。剃刀カートリッジとハンドルの組み合わせは、永久型と使い捨て型のいずれの場合でも、本明細書中では剃刀システムとして定義される。
本発明は、シェービング時に剃刀に外部から加えられた力に対する応答を受信し生成する1台以上のセンサが配置された湿式シェーブ剃刀システムを提供する。以下で詳述するように、センサは、好ましくは、電磁誘導、超音波、ホール効果、容量、電荷移動、電界、光電、磁気ひずみ又は角速度のいずれかのタイプのセンサである。
センサは剃刀システム上の任意の希望箇所に設置される。その上、図面には2枚の刃を有するカートリッジが例示されているが、センサは2枚以外の枚数の刃を有する剃刀に利用される。
図1及び2を参照すると、本発明の典型的な実施例がカートリッジ10に一般的に表され、カートリッジは、2枚の刃11、12と快適さを与えるコンフォートストリップ14とを含む。一対の刃11、12は、それぞれ、外向きの露出した刃先であって、カートリッジ10の縦方向に延びる刃先を有する。コンフォートストリップ14はカートリッジ10に取り付けられ、刃11、12とほぼ平行に延びる。コンフォートストリップ14には、一般に、潤滑材料、又は、そのほかのシェービング補助剤が含浸させられ、シェービング動作の快適さを改良する。
容量センサ15、16は、ブレード11、12の二つのほぼ平行な導電部によって形成され、刃と刃の間の容量の変化を検知する。刃11、12又は剃刀カートリッジ10は互いに相対的に変位させられるので、2個の導電センサ15、16の間の距離は導電センサ間の容量に反比例する。このような容量の変化は、配線18を介して剃刀の本体部(図示せず)に設けられた受容部によって検出され、この配線はセンサ15、16から電気信号を受信し、剃刀ヘッドの中を通して信号を受容部へ送信する。本実施例では配線18が図示されているが、他のタイプの電気接続を使用してもよく、たとえば、印刷回路基板及び/又はコネクタが使用される。
容量センサ15、16は、シェービング時に受けた力の結果を検出し、それらの力を表す電気信号を供給するためにある位置に配置される。一般に受ける様々な力の中には、カートリッジ10を上向き又は下向きに曲げる力、及び、1枚の刃又は2枚の刃11、12に応力及び歪みを生ずる力がある。本実施例で示されているセンサは容量センサであるが、ホール効果センサ又は電荷移動型センサのようなその他のタイプのセンサを使用してもよい。
図3を参照すると、図示された剃刀システム20は、剃刀ハンドル22内に位置決めされたセンサ21を有する。本実施例では、センサ21は刃11、12に外部から加えられ、ハンドル22に伝達された力を間接的に測定する。センサ21は、非圧電方式であり、電磁誘導センサ、超音波センサ、ホール効果センサ、容量センサ、電荷移動センサ、電界センサ、光電センサ、磁気ひずみセンサ、若しくは、角速度センサのうちのいずれか一つ、又は、組み合わせでもよい。可動ピストン23は運動のためハンドル22に連結される。ピストン23の一端24は剃刀カートリッジ26を拘束し、一般に反対側の摺動可能な端28は剃刀ハンドル22と協働し、センサ21と有効な通信状態にある。
図4に示されるように、全体的に参照番号29で表された剃刀ハンドルは、剃刀カートリッジ44に搭載されたセンサを含む。ハンドル29は、カートリッジリテイナをハンドル上で保持するため適合したカートリッジリテイナ30を含む。ピストン32はハンドル29に連結され、カートリッジリテイナ30によって画成された二つの保持端部35の間に端部33を含む。導体34及び受容部は、図4において、電気モーター36及び信号処理回路38の形で示され、すべてがハンドルに配置される。剃刀カートリッジをハンドル29に永久的又は交換可能的に取り付けると、導体34は剃刀カートリッジ30の一部分を形成するセンサに接続され、回路を形成し、導体34を介してセンサ信号を受信する。
センサ信号を受信し処理する2種類の受容部が存在し、それらは本発明の好ましい実施例のそれぞれに利用される。第1の受容部の実施例は能動型であり、センサ信号を処理し、刃をピストン運動させるために応答を作成する信号処理回路の形式をしている。図4に示された実施例において、受容部はアクチュエータと組み合わされた信号処理回路38であり、アクチュエータはピストン32をピストン運動させるために使用される。アクチュエータは、連結装置42と直列に電気モーター36によって駆動される送りネジ40のように、ピストン32を十分に移動させるために適したアクチュエータであればよい。ピストン32又はピストンの一部分はネジ山が付けられ、モーター36がセンサから受信した信号に応答して信号処理回路38によって生成されたフィードバック信号に応答するときに送りネジ40に沿って上昇する。導体34は、剃刀カートリッジ44内のセンサから信号処理回路38へ電気信号を伝達し、電気回路を完成する。センサ信号に対するモーター36の応答に基づいて、送りネジ40は回転し、これに対応してピストン32は、剃刀ヘッドをピストン運動させて一貫した剃りを生じるために剃刀ヘッド44を曲げる必要に応じて伸縮する。図5、6及び7に示されるように、ピストン32の伸張は剃刀ヘッド44を凸状に曲げ、一方、ピストン32の収縮は剃刀ヘッド44を凹状に曲げる。
或いは、図8、9及び10のそれぞれに示されるように、ハンドル29は、剃刀ヘッド44ではなくハンドル29を伸張、折り曲げ、又は回転させるため、能動型受容部システムと併せて使用される可撓部45を含む。以下で詳述するように、角速度センサ46は、可撓部が動かされるときに刃のヨー、ピッチ及びローを測定するため利用可能である。
図11に示されるように、受容部はまた受動型システムの形でもかまわない。この実施例では、1台以上のセンサが剃刀ヘッドに位置し、ハンドルは上記の実施例と同じように構成される。本実施例において、ハンドル47内の受容部は動きを生じさせないが、その代わりに、ライト48のようなインジケータを作動する信号処理回路である。受動型システム内の受容部はまた発光ダイオード(LED)又はその他の希望のインジケータを作動する。信号処理回路はセンサから電気信号を受信し、ライトのようなインジケータを作動し、このインジケータは、何らかの行動をとるべき利用者に視覚的信号を与える。たとえば、センサは、シェービング圧を変えるために視覚的な指示をユーザに生ずる比較可能な電気信号を発生することにより、利用者がシェービング時に加える圧力が過大であるか、又は、過小であるかを区別するため使用される。その上、刃はやがて切れ味が鈍り、毛を切断するために要する圧力が増えるので、余分なシェービング圧の付加は、使い捨て型剃刀を廃棄すべきであること、又は、永久システムの場合には、剃刀カートリッジを交換すべきであることを指示するために使用される。別の実施例では、振動のような動きを生じるようにモーター又は圧電トランスデューサのような装置を作動するために、又は、歌の音符及び/又は人のような音声のような可聴音を生じる回路基板若しくは半導体チップ上の電気回路を作動するために電圧が使用される。さらに別の実施例では、受動型システムは能動型システムと組み合わされる。たとえば、受容部は一定のシェービング圧を生じるためアクチュエータを作動し、一方、同時に、刃が損耗し、交換が必要であることを指示するためインジケータを点灯する。
様々なセンサタイプが上記の剃刀システムで使用され、その中の一部を次に詳細に説明する。
電磁誘導センサ:
本発明の一実施例によれば、1台以上の電磁誘導センサが剃刀ヘッド又は剃刀ハンドルのいずれかで利用される。本明細書で使用されるように、用語「電磁誘導センサ」は、可変インピーダンス、可変リラクタンス、誘導型及び渦電流センサを含む。センサコイルのインピーダンス、リラクタンス、及び誘導の変化を検出するセンサは、産業用途で用いられ、一般に、コイル状導電線を含む。時間的に変化する電流がコイルの中を流れるとき、磁界が生成される。センサコイルのインピーダンスは導電ターゲットとセンサコイルとの間の距離に応じて変化する。磁界を誘導するために低発振周波数が使用されるとき、可変リラクタンスはターゲットとコイルの間の距離に対して非常に感度が高い。インピーダンス、リラクタンス、及び誘導の変化は、ターゲットとセンサコイルとの間の距離の変化に直接的に関係する。
本発明の一実施例によれば、1台以上の電磁誘導センサが剃刀ヘッド又は剃刀ハンドルのいずれかで利用される。本明細書で使用されるように、用語「電磁誘導センサ」は、可変インピーダンス、可変リラクタンス、誘導型及び渦電流センサを含む。センサコイルのインピーダンス、リラクタンス、及び誘導の変化を検出するセンサは、産業用途で用いられ、一般に、コイル状導電線を含む。時間的に変化する電流がコイルの中を流れるとき、磁界が生成される。センサコイルのインピーダンスは導電ターゲットとセンサコイルとの間の距離に応じて変化する。磁界を誘導するために低発振周波数が使用されるとき、可変リラクタンスはターゲットとコイルの間の距離に対して非常に感度が高い。インピーダンス、リラクタンス、及び誘導の変化は、ターゲットとセンサコイルとの間の距離の変化に直接的に関係する。
渦電流は、導体が磁界に持ち込まれたときにその導体に誘導される電流である。非磁性伝導のため発生した二次磁界は位置を検知するため利用される有効なインピーダンスを減少させる可能性がある。
渦電流センサはコイル状線により構成される。高発振周波数は、ターゲット導電材料に磁界を誘導し渦電流を生じさせるため使用される。センサコイルの磁界とターゲット材料との間のインピーダンス結合は、センサコイルと導電材料との間の距離に応じて変化する。このインピーダンス変化は変位範囲に亘って較正される。測定範囲はセンサ径に正比例する。最高性能はセンサ径の10%の距離で達成されるが、ある程度の感度の損失を含んでもセンサ径の50%の距離まで測定可能である。
図12を参照すると、本発明の典型的な実施例において、電磁誘導センサ60が剃刀カートリッジ62の裏側で剃刀ハンドル内に取り付けられる。磁界64が生成され、ステンレス鋼の刃66の近接距離に対する感度がよい。刃66はターゲット材料として使用してもよく、又は、信号を誘導するため導電材料を剃刀ヘッド又は刃に組み込み、堆積させ、又は、塗布してもよい。
電磁誘導センサを使用する動的変位測定が能動型又は受動型フィードバック機構とは独立に、又は、一体として利用され、シェービング過程を改善及び向上させることができる。変位測定は、カートリッジ及び/又は刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用される。受動モードでは、剃刀ヘッド交換の必要性、及び、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため識別できる信号が使用される。
超音波センサ:
図13を参照すると、本発明の別の実施例では、1台以上の超音波センサ70が利用される。超音波72は可聴範囲よりも高い周波数をもつ音波である。超音波の発信及び反射波74の監視は、一般に、映像化、検出及び測定のため使用される。超音波トランスデューサ70は一般に圧電材料及び磁気ひずみ材料から製造される。超音波トランスデューサは、超音波周波数で共振し、音波72を刃76のような対象物へ発信する。対象物距離は、発信超音波72と反射超音波74との間の時間間隔によって決定可能である。この信号は非常に高感度であり、長い距離であっても移動対象物を容易に測定する。材料密度は、また、非移動対象物に対する短い超音波の発信すなわちバーストの反射を監視することによって特定可能である。超音波センサは、埃、塵又は高湿度の環境によって影響されない。
図13を参照すると、本発明の別の実施例では、1台以上の超音波センサ70が利用される。超音波72は可聴範囲よりも高い周波数をもつ音波である。超音波の発信及び反射波74の監視は、一般に、映像化、検出及び測定のため使用される。超音波トランスデューサ70は一般に圧電材料及び磁気ひずみ材料から製造される。超音波トランスデューサは、超音波周波数で共振し、音波72を刃76のような対象物へ発信する。対象物距離は、発信超音波72と反射超音波74との間の時間間隔によって決定可能である。この信号は非常に高感度であり、長い距離であっても移動対象物を容易に測定する。材料密度は、また、非移動対象物に対する短い超音波の発信すなわちバーストの反射を監視することによって特定可能である。超音波センサは、埃、塵又は高湿度の環境によって影響されない。
本発明の種々の態様によれば、超音波センサは少なくとも二つの方式で使用できる。超音波センサはハンドルに取り付けられ、一つ以上の皮膚拘束要素、たとえば、剃刀刃の動きを監視し、剃刀ヘッド全体の動きを監視し、剃刀カートリッジ、刃又は剃刀ヘッドを調整するため能動型フィードバックシステムに信号を供給する。この超音波センサは、付加的若しくは代替的に、ハンドル、又は、刃のような一つ以上の皮膚拘束要素に取り付けられ、剃られる領域の形体を監視する。剃られる領域の密度測定は、剃り味を向上させるため、剃刀カートリッジ、刃又はヘッドを調整するため使用可能である。受動モードにおいて、信号は、刃若しくは剃刀ヘッドの交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため使用可能である。
ホール効果センサ:
本発明の別の実施例は1台以上のホール効果センサを利用する。ホール効果は、電流を伝搬する導体が電流の流れと直角な向きの磁界に置かれたとき、導体に電位勾配を生じさせる。
本発明の別の実施例は1台以上のホール効果センサを利用する。ホール効果は、電流を伝搬する導体が電流の流れと直角な向きの磁界に置かれたとき、導体に電位勾配を生じさせる。
図14及び15はホール効果の基本原理の説明図である。図14は、半導体材料(ホール素子)から作られ、電流I(参照番号82)が中を流れる薄いシート80を表す。出力端子84及び86は、ホール素子の対向する側面の取り付け点88及び90に接続され、端子は電流の流れの向きに対して直角に向けられる。磁界が存在しないとき、電流分布は一様であり、出力端子84と86の間には電位差V(参照番号92で示される)が見られない。
図15を参照すると、垂直な磁界B(参照番号94)が存在するとき、ローレンツ力が電流に影響を与える。ローレンツ力は電流82の分布を妨げ、その結果として、出力端子84と86との間に電位差Vh(参照番号96)が生じる。この電圧Vhはホール電圧と呼ばれる。ホール電圧96は、電流Iと磁界Bのベクトル外積に比例する。
図16を参照すると、1台以上のホール効果センサ102がハンドル104の上部に設けられた剃刀システム100の典型的な実施例が表されている。この実施例では、刃106の少なくとも一部分は磁化され、磁界108を作る。ホールセンサ102は、刃106からの磁界108がセンサのホール素子の中を通る電流の流れに直角になるように向けられる。
ホール効果センサ102は、1個以上のホール素子を有し、適切な信号コンディショニングがその中に組み込まれている。ホール効果センサは、磁束に対して直線性があるが、距離に対して直線性はない。しかし、これらのセンサは非常に再現性があり、希望の範囲について較正可能である。
磁界108は、代替的に、磁界が電流を搬送する対象物、すなわち、ホール素子によって検出可能であるように、剃刀ハンドル104、剃刀カートリッジ110又は刃106自体の内部に磁石を組み込むことにより発生させてもよい。ホール素子は、或いは、剃刀ハンドル、剃刀ヘッド、剃刀刃、又は、その他の皮膚拘束要素上の導電性の線、プレート又は膜でもよい。剃刀刃自体がホール素子でもかまわない。
ホール効果センサを使用する動的変位測定が能動型又は受動型フィードバック機構とは独立に、又は、一体として利用され、シェービング過程を改善及び向上させることができる。変位測定は、剃刀カートリッジ及び刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用される。受動モードでは、カートリッジ交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため1個以上の信号が使用される。
容量センサ:
図1及び2を参照すると、本発明のさらに別の実施例によれば、1台以上の容量センサ15、16が利用される。容量センサは容量の変化を検知する。コンデンサは、誘電又は絶縁材料(本例では、空気)によって隔離された2枚の平行な極板により構成される。このセンサは一方の導電面15であり、ターゲットがもう一方の導電面16であり、それらの間には誘電又は絶縁材料としての材料が設けられる。容量は導電極板間の材料の誘電率と極板間の共通面積とに正比例し、極板間の距離に反比例する。この関係は、変位測定量を獲得するためセンサとターゲットとの間の距離に応じて容量の変化を監視することを可能にさせる。また、極板間の距離が一定であり、極板間の環境が変化するときには、極板間の誘電率の変化に関する情報を獲得することも可能である。
図1及び2を参照すると、本発明のさらに別の実施例によれば、1台以上の容量センサ15、16が利用される。容量センサは容量の変化を検知する。コンデンサは、誘電又は絶縁材料(本例では、空気)によって隔離された2枚の平行な極板により構成される。このセンサは一方の導電面15であり、ターゲットがもう一方の導電面16であり、それらの間には誘電又は絶縁材料としての材料が設けられる。容量は導電極板間の材料の誘電率と極板間の共通面積とに正比例し、極板間の距離に反比例する。この関係は、変位測定量を獲得するためセンサとターゲットとの間の距離に応じて容量の変化を監視することを可能にさせる。また、極板間の距離が一定であり、極板間の環境が変化するときには、極板間の誘電率の変化に関する情報を獲得することも可能である。
かくして、本発明のこの態様は、導電面がセンサとしての役割を果たすために剃刀ヘッド又はカートリッジのいずれかの場所に置かれ、別の導電面であるターゲットが剃刀ヘッド又はカートリッジに置かれ、センサとカートリッジの導電面が平行である剃刀システムを含む。ターゲット又はセンサの導電面は刃若しくは刃の材料により作ることができる。導電面は、剃刀システムのどの場所でも塗布、被膜又は挿入することができる。センサ及びターゲットは、二つの導体の間の距離が刃又は剃刀カートリッジが変位させられるときに変化するような形で取り付けなければならない。容量センサを使用する動的変位測定は能動型又は受動型フィードバック機構と一体として利用され、シェービング過程を改善及び向上させることができる。変位測定は、剃刀カートリッジ及び刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用される。受動モードでは、カートリッジ交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため1個以上の信号が使用される。これらのセンサはまた剃刀システム内で使用され、刃が使われるときのシェービング環境の湿気レベル及び環境条件を監視し、及び/又は、このような環境における刃の寿命を判定することも可能である。
電荷移動センサ:
図17は、本発明の剃刀システムでも使用される電荷移動センサ120の典型的な実施例を説明する。剃刀システムの刃B1のような導電対象物は、湿気、又は、毛深い表面までの近接性などの条件に応じて変化する容量Cxを有する。帯電した刃B1は、正味の電荷の損失なく別のコンデンサCsに接続されたとき、その電荷の一部を転送する。一方のコンデンサCsの容量が他方のコンデンサCxの容量よりも著しく大きいとき、殆どすべての電荷が容量の大きいコンデンサへ移され、その結果として、そのコンデンサにその電荷に正比例する電圧Vsが生じる。基準電圧Vrを使用して未知のCxから既知コンデンサCsへの移動中に生じる電圧Vsは、未知のコンデンサの値Cxを計算するために使用可能である。
図17は、本発明の剃刀システムでも使用される電荷移動センサ120の典型的な実施例を説明する。剃刀システムの刃B1のような導電対象物は、湿気、又は、毛深い表面までの近接性などの条件に応じて変化する容量Cxを有する。帯電した刃B1は、正味の電荷の損失なく別のコンデンサCsに接続されたとき、その電荷の一部を転送する。一方のコンデンサCsの容量が他方のコンデンサCxの容量よりも著しく大きいとき、殆どすべての電荷が容量の大きいコンデンサへ移され、その結果として、そのコンデンサにその電荷に正比例する電圧Vsが生じる。基準電圧Vrを使用して未知のCxから既知コンデンサCsへの移動中に生じる電圧Vsは、未知のコンデンサの値Cxを計算するために使用可能である。
グラウンド基準又はオープンエレクトロード検出のため使用される電荷移動センサの一つの形式は、接地GNDに関して検知素子の急速充電及び放電を伴う。容量Cxを有する刃B1のような電極素子は、最初にスイッチS1を介して電圧基準Vrに接続される。次に、S1は、Cxが基準電圧Vrの電位まで十分に充電された後に再び開かれる。次に、コンダクタンスRxによって生じるリーク効果を最小限に抑えるためにできるだけ短い遅延の後、スイッチS2が再び開かれる。電荷は、次に、電荷検出器CDから読み出され、使用される。電荷検出器CDは、単にCxの予想値よりも遙かに大きいコンデンサCsでもよく、得られた電圧Vsを緩衝、増幅する増幅器Aに接続される。これらの状況は、次の測定のためスイッチS3を用いて放電され、リセットされる。
Quantum Research Groupによって開発されたQProx(トレードマーク)のようなセンサは、このチャージトランスファの原理を使用し、湿式剃刀システムを向上させるため利用可能である近接検出、位置検知、材料分析及びその他の特徴を組み込むためにこの考え方を実現している。
水は、その本質的な導電性のため、検出電流を伝導し、これにより、一貫性のない形で容量性負荷を増加させる。このようなランダムな作用はモデル化不可能であり、湿式環境における電荷移動センサの使用を困難にさせる。しかし、QProx(トレードマーク)センサは、水及び湿気の影響を抑制するため短いパルスを使用する。QProx(トレードマーク)センサは、水に関するこのセンサの周波数感度をうまく利用し、湿気レベル及び含有物を判定するため応答を監視する間に、周波数を変えることが可能である。
このような電荷移動装置は、剃る人の皮膚がシェービングのため適切に水分を補給されているかどうかを判定するため剃刀システムで使用され、利用者の皮膚条件を利用者に通知するか、又は、皮膚に水分を補給する装置を作動することが可能である。電荷移動センサは、刃とカートリッジの位置を監視するため動的変位測定量を判定するために使用される。これらの測定は、能動型又は受動型フィードバック機構と一体にされ、シェービング過程を改善及び向上させることができる。変位測定は、剃刀カートリッジ及び刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用される。受動モードでは、カートリッジ交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため1個以上の信号が使用される。
付加的に及び/又は代替的に、材料分析が長時間に亘って刃に関して実行され、刃の状況及び損耗を判定する。このような情報は、刃を交換すべき時期をユーザに指定するため、並びに、長時間に亘って刃の状況に関する情報をユーザに与えるために使用される。電荷移動センサは剃る人が一度のシェービング時に行うストロークの回数をカウントするためにも使用され、この回数は刃を交換すべき時期を指定するために使用される。このような情報は、剃る人ごとの個別のシェービングパターンを理解するために使用され、このシェービングパターンは利用者のシェービング習慣及び傾向を剃刀に教えるために使用される。電荷移動信号は、剃刀システムの利用者が居るとき、剃刀システムをオンにするためにも使用される。
電界センサ:
本発明のさらに別の実施例によれば、1台以上の電界センサが単独で、又は、他のタイプのセンサと組み合わせて利用される。電界センサは、一般に1ミリワット未満で給電される2個の電極又はアンテナにより構成される。電界強度の変化は、対象物が静止している電極へ向かって、若しくは、電極から離れる方へ移動するときに検出され、又は、電極が互いに接近する方へ、若しくは、互いに遠ざかる方へ移動するときに検出される。これらの変化は動的変位情報を指定し得る。
本発明のさらに別の実施例によれば、1台以上の電界センサが単独で、又は、他のタイプのセンサと組み合わせて利用される。電界センサは、一般に1ミリワット未満で給電される2個の電極又はアンテナにより構成される。電界強度の変化は、対象物が静止している電極へ向かって、若しくは、電極から離れる方へ移動するときに検出され、又は、電極が互いに接近する方へ、若しくは、互いに遠ざかる方へ移動するときに検出される。これらの変化は動的変位情報を指定し得る。
図18を参照すると、剃刀システムのための電界センサ130の典型的な実施例は、一対の平行な刃134のそれぞれに配置された一対の導電コーティングを含む。コーティング132は電界センサ130の電極又はアンテナとしての役割を果たす。電界136は、アンテナ132が剃刀システム内に適切に設置された1ミリワット電源138によって給電されるときに発生される。刃134はシェービング時に動かされるので、刃と刃の間の距離Dは変化し、電界136も比例して変化する。
導電面により構成されたアンテナは剃刀システム内のいかなる場所に設置してもよい。導電面は剃刀ヘッド又はカートリッジのいかなる場所に設置してもよいが、2本のアンテナは互いに近接していることが必要である。刃若しくは刃の材料はアンテナとして使用可能であり、又は、導電面は剃刀システム内のどの場所に塗布、被覆又は挿入してもよい。アンテナは、刃若しくは剃刀カートリッジが動かされるときに2個の導体間の距離が変化するように取り付けられるべきである。
動的変位測定は能動型又は受動型フィードバック機構と結合され、シェービング過程を改良及び向上させることができる。変位測定は、剃刀カートリッジ及び刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用可能である。受動モードにおいて、カートリッジ交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため1個以上の信号が使用される。
光電センサ:
本発明の別の実施例は単独で、又は、他のセンサと組み合わせて1台以上の光電センサを利用する。光電センサは光を使用して検知する。あらゆる光の波長が使用されるが、現在の検出器テクノロジーは多くの光電検出器を可視及び赤外領域のスペクトルに制限する傾向がある。光電センサは、光源と、感光装置すなわち検出器とを含む。発光ダイオード(LED)は多くの場合にこれらのセンサにおいて光源として使用される。可視及び赤外LEDが利用可能である。可視LEDは特に色差を検出するため有用であり、赤外LEDは安全性のため有用である。他の光源には、可視及び赤外半導体レーザーが含まれる。検出器は、フォトセル、フォトトランジスタ、又は、そのほかの光検出器を含む。
本発明の別の実施例は単独で、又は、他のセンサと組み合わせて1台以上の光電センサを利用する。光電センサは光を使用して検知する。あらゆる光の波長が使用されるが、現在の検出器テクノロジーは多くの光電検出器を可視及び赤外領域のスペクトルに制限する傾向がある。光電センサは、光源と、感光装置すなわち検出器とを含む。発光ダイオード(LED)は多くの場合にこれらのセンサにおいて光源として使用される。可視及び赤外LEDが利用可能である。可視LEDは特に色差を検出するため有用であり、赤外LEDは安全性のため有用である。他の光源には、可視及び赤外半導体レーザーが含まれる。検出器は、フォトセル、フォトトランジスタ、又は、そのほかの光検出器を含む。
光を使用して偏向及び距離を検出、測定する複数の方法がある。レーザー(及び/又は)のようなコヒーレント光源を用いて、移動ミラーマイケルソン干渉計は偏向する刃の距離を測定するため実現可能である。このセットアップにおいて、刃、又は、刃若しくはカートリッジの裏側に塗布された反射コーティングは移動ミラーとして使用できる。ミラーが移動するとき、光路長が変化する。光路長の変化はコヒーレント光の波長及び強め合う干渉縞の本数に正比例する。ミラーが移動するときに生成される縞の本数は距離の変化の測定量を与える。光源及び干渉計コンポーネントは剃刀ヘッド及びハンドルにあり、オプティカルウィンドウ又は光ファイバの中を通りカートリッジの裏側から剃刀ヘッドを出る。このセンサを適切に動作させるため、検出領域は光反射汚染物質を含むべきではない。特殊コーティングが、レンズ、及び、刃又はカートリッジの反射面に施され、光強度の損失を最小限に抑える。別の構成は、反射端部を備えたカートリッジ又は刃にピストンを取り付ける。このピストンは次に剃刀ヘッドへ案内される。この構成の場合、剃刀ヘッド内部の干渉計コンポーネント及び移動ミラーは汚染物質環境の外にある。
図19を参照すると、光電センサを実現するもう一つの方法は、剃刀システム140に表されるように反射光の強度を監視することである。ターゲット、すなわち、反射面からの反射により検出される光量は、ターゲットと光源との距離に依存する。距離に応じて検出強度に関連付けられた較正曲線は、相対的な距離測定を行うために使用できる。この構成の場合、光源エミッタ142は、剃刀カートリッジ146の直ぐ後ろ側のハンドル144内で剃刀システム140に設置される。この例においてエミッタはLEDであるが、レーザーのようなその他の光源を使用してもよい。
エミッタからの光148は放射され、ターゲット対象物、すなわち、刃150から反射される。反射光152はエミッタ142の隣に位置する検出器154によって検出される。光源は高周波数に変調され、検出器はその周波数に合わされ、これにより、周辺光を拒む。反射面又はコーティングはカートリッジに裏側に塗布可能であり、又は、光を検出器に反射するために刃を直接使用してもよく、若しくは、刃をコーティングしてもよい。カートリッジ又は刃が移動するとき、検出される光量はそれに応じて変化する。このタイプの光電センサはまた光反射汚染物質に対する感度が高い。特殊コーティングが光強度損失を最小限に抑えるためにレンズ、及び、刃又はカートリッジの反射面に施される。反射端を備えたカートリッジ又は刃と接触したピストンを含む構成を実施することが可能である。この構成では、ピストンは剃刀ヘッドに案内され、光学部品は汚染物質環境の外にある。
第3の光電アプリケーションは、光ビームが表面からある角度で反射され、他の角度で検出される三角測量法を組み込む。刃又はカートリッジが移動するとき、偏向ビームは同じように検出器上で移動する。このタイプの光電センサはまた光反射汚染物質に対する感度が高い。特殊コーティングが光強度損失を最小限に抑えるためにレンズ、及び、刃又はカートリッジの反射面に施される。反射端を備えたカートリッジ又は刃と接触したピストンを含む構成を実施することが可能である。この構成では、ピストンは剃刀ヘッドに案内され、光学部品は汚染物質環境の外にある。
1個以上の発光ダイオード及び検出器のペアが刃と平行に配置された光電近接スイッチもまた使用可能である。これらの近接スイッチはエミッタと検出器のペアの間の間隔がわかるように剃刀ヘッド内に設けられる。刃が偏向するとき、刃はビームを遮り、したがって、開いているスイッチと閉じているスイッチの個数によって刃の位置を指定する。この配置はまたピストン構成にも敏感に反応し、刃又は剃刀ヘッドが偏向されるとき、ピストンは光ビームを遮る。
エミッタ及び検出器の入力の2組のペアは直交復号器で使用される。ピストン配置も使用される。ピストンの一端は刃又はカートリッジと接触し、他端は剃刀ヘッド内に案内される。剃刀ヘッド内に案内されたピストンの端は光学的に不透明又は透明な領域のパターンが設けられる。このパターンの間隔はエミッタと検出器のペアの間隔と一致するので、パターンがエミッタと検出器のペアの間に広がるときに、一方のスイッチが開き、もう一方が閉じる。
これらの変位測定システムのすべては、能動型又は受動型フィードバック機構と結合させ、シェービング過程を改善及び向上させることができる。変位測定は、剃刀カートリッジ及び刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用可能である。受動モードにおいて、カートリッジ交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため1個以上の信号が使用される。
磁気ひずみセンサ:
本発明のさらに別の実施例は、単独で、又は、他のタイプのセンサと一体として1台以上の磁気ひずみセンサを使用する。磁界が存在するとき、強磁性材料は横方向と縦方向の両方に変形し得る。この特性は、磁気ひずみ材料製の管により構成された磁気ひずみ導波路が使用されるセンサ構成で利用される。導波路内で、銅線のような導電要素は、導波路の中で電流パルスを伝達するように位置決めされる。導波路に沿った場所であればどこに配置してもよい可動磁石は距離を指定するため使用される。導波路の周りに磁界を導入することによって、導波路内を伝搬し検出される音響パルスが生成される。発信された電流パルスと受信された音響パルスとの間の時間間隔は磁石位置と受信機との間の距離に比例する。
本発明のさらに別の実施例は、単独で、又は、他のタイプのセンサと一体として1台以上の磁気ひずみセンサを使用する。磁界が存在するとき、強磁性材料は横方向と縦方向の両方に変形し得る。この特性は、磁気ひずみ材料製の管により構成された磁気ひずみ導波路が使用されるセンサ構成で利用される。導波路内で、銅線のような導電要素は、導波路の中で電流パルスを伝達するように位置決めされる。導波路に沿った場所であればどこに配置してもよい可動磁石は距離を指定するため使用される。導波路の周りに磁界を導入することによって、導波路内を伝搬し検出される音響パルスが生成される。発信された電流パルスと受信された音響パルスとの間の時間間隔は磁石位置と受信機との間の距離に比例する。
剃刀システムの磁気ひずみセンサ組立体160は図20に示されている。本発明のこの態様によれば、線164が管内に同心円状に配置された小型管状磁気ひずみ導波路162は、剃刀システム内の刃166に対して垂直に設置される。剃刀カートリッジ又は刃166と接触するピストン168は導波路162の周りで滑る。ピストン168の端には、シェービング時にピストン168が動かされるときに導波路162に沿って移動する磁石170がある。一定間隔の電流パルス172は導体164を介して発信される。磁石170は導波路162の外側に沿って通る可動磁界174を発生する。電流パルス172はまた磁界176を発生し、この磁界176は導波路の中心から半径方向に伝搬し、磁石170から発生した磁界174とほぼ垂直である。二つの磁界174及び176の交差は、導波路を精密に変形し、ひずみパルスを静止し、このひずみパルスは、音響パルスが検出され波変換器組立体180によって電気信号に変換されるまで、音響波パルス178として音速で進む。磁石170の位置、したがって、刃166の偏向量は、電流パルス172の発射と音響波パルス178の検出との間の経過時間を測定することにより高い精度で判定される。このタイプのセンサは非常に頑強であり、塵、堆積物、及び、水分の環境に対する耐性がある。
動的変位測定は能動型又は受動型フィードバック機構と結合され、シェービング過程を改良及び向上させることができる。変位測定は、剃刀カートリッジ及び刃の位置、並びに、剃刀ヘッドの位置を能動的に制御するため使用可能である。受動モードにおいて、カートリッジ交換の必要性、及び/又は、剃刀ヘッドの位置変更の必要性を指定するため1個以上の信号が使用される。
角速度センサ:
もう一度図10を参照すると、本発明のさらに別の実施例は、ヨー、ピッチ又はローを検知することができる角速度センサ46を利用する。各センサは1軸の角速度を検出可能である。シリコンマイクロ機械加工型の角速度センサは、四輪操舵、自動ブレーキング、滑り検出、及び、衝突回避を補助するために自動車産業用のセンサとして非常に有望であるため普及し始めている。
もう一度図10を参照すると、本発明のさらに別の実施例は、ヨー、ピッチ又はローを検知することができる角速度センサ46を利用する。各センサは1軸の角速度を検出可能である。シリコンマイクロ機械加工型の角速度センサは、四輪操舵、自動ブレーキング、滑り検出、及び、衝突回避を補助するために自動車産業用のセンサとして非常に有望であるため普及し始めている。
本発明のこの実施例によれば、角速度センサ46は剃刀ハンドル又はヘッドの慣性運動を検知するため使用される。角速度情報は、利用者が手の届き難い領域を剃るために自分の腕又は手首を曲げなくても済むように、ヘッド角度及び傾きを調整するため使用可能である。これは、非常に人間工学的な剃刀を生み出し、特に、脚の裏側や足首の周りを剃るため身体を曲げる必要がある女性にとって有用であろう。
好ましい実施例が記載され説明されているが、様々な変形及び置換が本発明の精神及び範囲を逸脱することなくそれらの実施例になされるであろう。したがって、本発明は、限定の目的ではなく例示の目的で説明されていることが理解されるべきである。
Claims (41)
- 少なくとも1枚の刃を含む剃刀カートリッジと、
剃刀カートリッジに取り付けられたハンドルと、
剃刀システムに連結され、シェービング時に検知されたパラメータを表すセンサ信号を発生する非圧電型センサと、
を具備する剃刀システム。 - センサが電磁誘導センサ、超音波センサ、ホール効果センサ、容量センサ、電荷移動センサ、電界センサ、光電センサ、磁気ひずみセンサ、及び、角速度センサのうちの少なくとも一つを含む、請求項1記載の剃刀システム。
- カートリッジの少なくとも一部分がシェービング動作中に毛のある表面の輪郭に追従するため移動可能である、請求項1記載の剃刀システム。
- センサに電気的に接続された受容部を具備し、
受容部が対応したフィードバック信号を発生するためセンサ信号を処理する信号コンディショニング回路を含む、
請求項1記載の剃刀システム。 - 信号コンディショニング回路に電気的に接続され、少なくとも1枚の剃刀刃に動作的に接続されたアクチュエータを具備し、
アクチュエータがフィードバック信号に応答して少なくとも1枚の剃刀刃を動かす、
請求項4記載の剃刀システム。 - アクチュエータが剃刀カートリッジに動作的に接続され、フィードバック信号に応答して剃刀カートリッジを動かす、請求項5記載の剃刀システム。
- ハンドルが可撓部を有し、アクチュエータがハンドルの可撓部に動作的に接続されフィードバック信号に応答して可撓部を動かす、請求項5記載の剃刀システム。
- 信号コンディショニング回路に電気的に接続されたインジケータを具備し、
インジケータがフィードバック信号に応答する、
請求項4記載の剃刀システム。 - センサが剃刀カートリッジに配置される、請求項1記載の剃刀システム。
- センサがハンドルに配置される、請求項1記載の剃刀システム。
- センサが導電ターゲットとセンサとの間の距離を検知する電磁誘導センサである、請求項1記載の剃刀システム。
- センサが剃刀カートリッジの裏側で剃刀ハンドルに配置され、ターゲットが少なくとも1枚の刃である、請求項11記載の剃刀システム。
- センサがハンドルに配置された超音波センサであり、一つ以上の皮膚拘束要素の動きを監視するため超音波周波数で共振する、請求項1記載の剃刀システム。
- センサがホール効果センサであり、
ホール効果センサが
磁界を発生する磁石と、
電流の流れの向きと直角である磁界に配置された電流伝搬導体と、
を含む、
請求項1記載の剃刀システム。 - 磁石が剃刀ハンドルに配置され、電流伝搬導体が剃刀カートリッジに配置される、請求項14記載の剃刀システム。
- センサがセンサ極板及びターゲット極板を有する容量センサであり、
センサがセンサ極板とターゲット極板との間の距離に応じた容量の変化をそれらの間の距離に応じて監視する、
請求項1記載の剃刀システム。 - 少なくとも1枚の刃が、
センサ極板が配置された第1の刃と、
ターゲット極板が配置された実質的に平行である第2の刃と、
を具備する、
請求項16記載の剃刀システム。 - センサが湿気レベル及び含有物を判定するため使用される電荷移動センサである、請求項1記載の剃刀システム。
- センサが互いに接近した一対の電極を含む電界センサであり、
電極が両方の電極間に動的変位情報を表すように変化する電界を発生する、
請求項1記載の剃刀システム。 - 電極間の距離は少なくとも1枚の刃が動かされるときに変化する、請求項19記載の剃刀システム。
- センサが光源及び感光検出器を有する光電センサである、請求項1記載の剃刀システム。
- 光源がレーザー光を含み、センサが少なくとも1枚の刃の偏向の距離を測定するため利用される、請求項21記載の剃刀システム。
- センサが磁気ひずみセンサであり、少なくとも1枚の刃の変位を監視するため、電流パルスが発信され、音響波が検知される、請求項1記載の剃刀システム。
- センサが、可撓部が動かされるときに少なくとも1枚の刃のヨー、ピッチ及びロールを測定するため利用される角速度センサである、請求項7記載の剃刀システム。
- 剃刀システムの剃刀ハンドルに取り付ける剃刀カートリッジであって、
少なくとも1枚の刃と、
当該剃刀カートリッジに配置され、シェービング時に検知されたパラメータを表すセンサ信号を発生するセンサと、
を具備し、
センサが電磁誘導センサ、超音波センサ、ホール効果センサ、容量センサ、電荷移動センサ、電界センサ、光電センサ、磁気ひずみセンサ、及び、角速度センサのうちの少なくとも一つを含む、
剃刀カートリッジ。 - センサが導電ターゲットとセンサとの間の距離を検知する電磁誘導センサである、請求項25記載の剃刀カートリッジ。
- センサが超音波センサであり、一つ以上の皮膚拘束要素の動きを監視するため超音波周波数で共振する、請求項25記載の剃刀カートリッジ。
- センサがホール効果センサであり、
ホール効果センサが
磁界を発生する磁石と、
電流の流れの向きと直角である磁界に配置された電流伝搬導体と、
を含む、
請求項25記載の剃刀カートリッジ。 - センサがセンサ極板及びターゲット極板を有する容量センサであり、
センサがセンサ極板とターゲット極板との間の距離に応じた容量の変化をそれらの間の距離に応じて監視する、
請求項25記載の剃刀カートリッジ。 - 少なくとも1枚の刃が、
センサ極板が配置された第1の刃と、
ターゲット極板が配置された実質的に平行である第2の刃と、
を具備する、
請求項29記載の剃刀カートリッジ。 - センサが湿気レベル及び含有物を判定するため使用される電荷移動センサである、請求項25記載の剃刀カートリッジ。
- センサが互いに接近した一対の電極を含む電界センサであり、
電極が両方の電極間に動的変位情報を表すように変化する電界を発生する、
請求項25記載の剃刀カートリッジ。 - 電極間の距離は少なくとも1枚の刃が動かされるときに変化する、請求項32記載の剃刀カートリッジ。
- センサが光源及び感光検出器を有する光電センサである、請求項25記載の剃刀カートリッジ。
- センサが磁気ひずみセンサであり、少なくとも1枚の刃の変位を監視するため、電流パルスが発信され、音響波が検知される、請求項25記載の剃刀カートリッジ。
- センサが少なくとも1枚の刃のヨー、ピッチ及びロールを測定するため利用される角速度センサである、請求項25記載の剃刀カートリッジ。
- 電磁誘導センサ、超音波センサ、ホール効果センサ、容量センサ、電荷移動センサ、電界センサ、光電センサ、磁気ひずみセンサ、及び、角速度センサのうちの少なくとも一つから発生され、シェービング時に検知されたパラメータを表すセンサ信号を受信する受容部を有し、
フィードバック信号を発生するためセンサ信号を処理する信号コンディショニング回路を具備する、
剃刀ハンドル。 - 信号コンディショニング回路に電気的に接続されたアクチュエータを具備し、
アクチュエータがフィードバック信号に応答して移動する、
請求項37記載の剃刀ハンドル。 - アクチュエータがハンドルの可撓部に動作的に接続され、フィードバック信号に応答して可撓部を動かす、請求項38記載の剃刀ハンドル。
- 信号コンディショニング回路に電気的に接続されたインジケータを具備し、
インジケータがフィードバック信号に応答して指示を与える、
請求項37記載の剃刀ハンドル。 - センサがハンドルに配置される、請求項37記載の剃刀ハンドル。
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