JP2005532544A - レーザ較正装置 - Google Patents

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Abstract

第2の本体に対する第1の本体の運動において直線からの軌跡のずれを測定するための装置が、本体の一方に取り付けられたトランスミッタ・ユニットと、本体の他方に取り付けられた光学ユニットとを含む。トランスミッタ・ユニットは、2つ又はそれ以上の光ビームがその内部に受け取られるように、少なくとも1つの光ビームを光学ユニットに向けて指向させる。光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射される光ビームを検出するために、ユニットのうちの一方に2つ又はそれ以上の検出器が設けられる。少なくとも1自由度で、本体の他方に対する一方における直線からの軌跡のずれを計算するために、検出器上の光ビームの位置が用いられる。このことが、真直度、ピッチ、ロール、ヨー、及び直角度誤差の測定を可能にする。

Description

本発明は、直線からの軌跡のずれを測定するための光学装置に関する。より具体的には、本発明は、第2の機械部品に対する第1の機械部品の移動における、直線からの軌跡のずれを測定するための光学装置に関する。機械部品は、例えば、機械工具又は座標測定機などを含むことができる座標位置決め装置の部品とすることができる。
軌跡に沿って動く際の機械部品の移動のずれは、一般に、通常X、Y、及びZ軸と呼ばれる1つ又はそれ以上の機械軸の周りの部品の回転を含み、ピッチ誤差、ロール誤差、及びヨー誤差と呼ばれる。主移動軸からの機械部品の横方向のずれを含む、移動の真直度誤差も存在する。
特許文献1は、レーザ測定ヘッドが機械の第1部分上に取り付けられ、反射組立体が該機械の第2部分上に取り付けられた座標測定機の較正方法を開示する。一対の光ビームが、レーザ測定ヘッドから送られ、反射器組立体によって、該レーザ測定ヘッド内の一対のカッド・セル(quad cell)に向けて反射される。これらのカッド・セルへの戻りビームの位置により、反射器組立体の真直度及びロールを測定することが可能になる。ピッチ及びヨーを測定するために、別個のビーム、平面ミラー、及び検出器構成が用いられる。このシステムは、18自由度が測定されることを可能にするにすぎない。
米国特許第4939678号明細書 国際公開WO02/04890号パンフレット 英国特許第2296766号明細書 国際特許出願番号PCT/GB03/000175号明細書
本発明の第1の態様は、
第1の本体上に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットと、
第2の本体上に取り付け可能な光学ユニットと、
を含み、
トランスミッタ・ユニットが少なくとも1つの光ビームを光学ユニットに向けて指向させ、
光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射される2つ又はそれ以上の光ビームを検出するために、該トランスミッタ・ユニットと該光学ユニットのうちの一方に2つ又はそれ以上の検出器が設けられ、
各々の光ビームのランチ及び検出のための光学構成が実質的に同じである、第2の本体に対する第1の本体の移動におけるずれを測定するための装置を提供する。
ランチ(launch)は、光ビームの効果的な放出部であり、例えば、光ファイバ端部を含むことができる。
検出器は、2次元アレイの画素を含むことが好ましい。検出器は、例えば、電荷結合素子(CCD)、CMOSセンサ、又は電荷注入素子(CID)などを含むことができる。
光学ユニットは、移動可能な本体上に取り付けられることが好ましい。光学ユニットは、不必要な移動を生じさせ、精度に影響を及ぼす後部リード線を有していないことが好ましい。この装置が、干渉計のような線形変位測定装置も含むことが好ましい。この装置は、光学ユニットに指向された光ビームを生成するためのトランスミッタ・ユニットの光源と、該光ビームを該トランスミッタ・ユニット内に反射させるための該光学ユニット内のリトロリフレクタと、戻り光ビームを検出するための該トランスミッタ・ユニット内の第4の検出器とを含むことができる。
本発明の第2の態様は、
第1の本体上に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットと第2の本体上に取り付け可能な光学ユニットとを含み、
トランスミッタ・ユニットに1つ又はそれ以上の検知器が設けられ、該トランスミッタ・ユニットが少なくとも1つの光ビームを光学ユニットに向けて指向させ、
3つの光ビームをトランスミッタ・ユニットに向けて反射させるために、光学ユニットに3つのリトロリフレクタが設けられ、
5自由度で直線からの軌跡のずれを求めるために、1つ又はそれ以上の検出器上の3つの反射された光ビームの位置が用いられる、第1の本体と第2の本体との間の相対的運動におけるずれを測定するための装置を提供する。
5自由度は、ピッチ、ヨー、ロール、及び第1又は第2の本体の運動の軸に垂直な2つの軸に沿った真直度であることが好ましい。
本発明の第3の態様は、
第1の機械部分上に取り付け可能なベースユニットと、
ベースユニット上に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットであって、該トランスミッタ・ユニットの複数の周知の相対的配向における該ベースユニットに対する該トランスミッタ・ユニットの位置を求めるために、該ベースユニット及び該トランスミッタ・ユニットの少なくとも1つの面に協働する素子が設けられ、これにより少なくとも1つの光ビームの方向が定められるようになるトランスミッタ・ユニットと、
第2の機械部分上に取り付けられた光学ユニットと、
を含み、
トランスミッタ・ユニットは、少なくとも1つの光ビームを光学ユニットに向けて指向させ、
光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射される1つ又はそれ以上の光ビームを検出するために、トランスミッタ・ユニット及び光学ユニットのうちの一方に1つ又はそれ以上の検出器が設けられ、
トランスミッタ・ユニットをベースユニットの2つの軸に沿って配向し、少なくとも1つの検出器上の少なくとも1つの光ビームにおけるずれを測定することによって、これらの2つの軸の直角度が求められ得る、互いに対して移動可能な第1の部品及び第2の部品を有する機械の軸の直角度を測定するための装置を提供する。
本発明の第4の態様は、
第1の本体に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットと、
第2の本体に取り付け可能な光学ユニットと、
を含み、
トランスミッタ・ユニットが、少なくとも1つの光ビームを光学ユニットに向けて指向させ、
光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射される1つ又はそれ以上の光ビームを検出するために、トランスミッタ・ユニット及び該光学ユニットのうちの一方に1つ又はそれ以上の検出器が設けられ、
第1の本体及び第2の本体の相対的な移動の際に光ビームを該検出器上に維持するために、検出器上の該光ビームの位置が、トランスミッタ・ユニットの位置を調整するため又は該第2の本体の運動ベクトルを変えるためのフィードバックとして用いられる、第2の本体に対して第1の本体の移動におけるずれを測定するための装置を提供する。
ここで、本発明の実施形態が、例として、添付の図面を参照して説明される。
図1は、座標測定機(CMM)上に取り付けられた較正装置を示す。トランスミッタ・ユニット10が、CMMの工作台14上に取り付けられる。本発明者らの特許文献2に記載されるように、トランスミッタ・ユニット10のベース18及び工作台14上に取り付けられたベースユニット20には、該トランスミッタ・ユニット10が、CMMのX、Y、Z、−X、及び−Y軸のいずれかに沿って又は他の何らかの所望の方向に沿って正確に位置合わせされるのを可能にする運動学的支持22の補完部分が設けられる。光学ユニット12が、CMMのクイル(quill)16上に取り付けられる。同じく特許文献2に記載されるように、トランスミッタ・ユニット10及び光学ユニット12は、これらが接触した時に互いに正確に位置合わせされるように、運動学的支持24A、24Bの補完部分を有する。
このように、トランスミッタ・ユニット10は、工作台14上に取り付けられ、機械のX、Y、Z、−X、及び−Y軸の1つ又はいずれかの所望の方向と位置合わせされる。光学ユニット12は、トランスミッタ・ユニット10と位置合わせされ、機械のクイル16上に取り付けられる。光学ユニット12及びクイル16は、トランスミッタ・ユニット10が位置合わせされる方向に、経路に沿って動かされる。この装置を用いて、トランスミッタ・ユニット10から光学ユニット12までの距離を測定し、この経路に沿った運動時の該光学ユニット12の移動におけるずれを測定することができる。
図2乃至図4は、トランスミッタ・ユニット10及び光学ユニット12内の光学素子の構成を示す。第1のグループの光学素子26−40が、トランスミッタ・ユニットから光学ユニットまでの距離を測定するために、例えば、干渉計のような線形変位測定装置として用いられる。これらの光学素子26−40は、明確にするために図2及び図3から省かれているが、図4に別個に示されている。ある特定の種類の干渉計が記載されているが、これは、他の何らかの適切な種類の線形変位測定装置と置き換えられてもよい。干渉計装置は、光ビーム28を生成する光源26を装置10内に含む。ビーム・スプリッタ30が、ビーム28を分割し、第1のビーム32を光学ユニット12内の第1のリトロリフレクタ36に向けて送り、第2のビーム34をトランスミッタ・ユニット10内の第2のリトロリフレクタ38に向けて送る。両ビーム32、34は、それぞれのリトロリフレクタ36、38によって反射され、ビーム・スプリッタ30及び検出ユニット40に戻される。この干渉計は、特許文献3により詳細に記載されている。
線形変位測定装置のために用いられるリトロリフレクタ36、38は、サイズ及びコストを減少させるために、光学ユニット内の既存の干渉計を含むことができる(すなわち、真直度/角度ずれ光学系と共有される)。この場合、ビームが重なり合わないように、入射光ビームが回転配置されることが可能である。
図2及び図3を参照すると、3つの光源42A、42B、42Cが、3つのほぼ平行な光ビーム44、46、48を、トランスミッタ・ユニット10から光学ユニット12に発射する。3つの光源は、例えば、周知の方法で3つの光ファイバ端部を含むことができる。代替的に、ビーム・スプリッタ及びミラーのような光学系を用いることによって例えば3つといった複数の平行な光ビームを生成する単一の光源が用いられてもよい。
光学ユニット12には、離間配置された3つのリトロリフレクタ62、64、66が設けられる。リトロリフレクタ62、64、66は、ビーム44、46、48を反射させ、トランスミッタ・ユニット10内に配置された3つの検出器68、70、72に向けて戻す。これらの検出器68、70、72は、検出器上の光ビームの位置を測定することを可能にする2次元アレイの画素を含むCMOSセンサを備えることができる。代替的に、CMOSセンサの代わりに、電荷結合素子(CCD)が用いられてもよい。光ビームの位置を求めることを可能にする、2次元アレイの画素から構成されるイメージ・センサを含む他の種類の画素化された(pixelated)イメージ・センサが用いられてもよい。位置感受性検出器(PSD)も適切なものである。これらは、検出器の両側の間の電圧差を用いて、入射光ビームの位置を示す。PSDは、特定の周波数で作動するように調整されることができ、よって、室内照明より高い周波数又は低い周波数に該PSDを調整することによって、室内照明の影響を排除するように調整されることができる。PSDは、ACモードである。PSDへの入射ビームは強度変調され、PSDの周波数は、同じ周波数まで調整される。例えば、カッド・セルのような他の種類のセンサが用いられてもよい。
光学ユニット12がその経路に沿って移動する際、この経路からの該光学ユニット12の移動のずれのために、検出器68、70、72上の戻り光ビーム44、46、48の位置が変わる。互いに対して横方向に配置された、像を有する3つのリトロリフレクタ62、64、66を用いることにより、光学ユニットの2つの真直度、ピッチ、ロール、及びヨーを推定することが可能になる。
図2に示されるように、この例において、光学ユニットの動きは、機械のX軸に沿ったものである。リトロリフレクタ62及び64は、光学ユニット12においてY方向に離間配置される。光学ユニットの移動軸(X軸)の真直度は、運動方向に垂直な軸の方向(すなわち、この場合はY軸及びZ軸)における検出器68、70上の光ビーム44、46の位置変化の平均変位の半分である。以下に述べられるように、検出器が光学ユニット12内に配置された場合には、該光学ユニットの移動軸の真直度は、動方向に垂直な軸の方向における検出器68、70上の光ビーム44、46の位置変化の平均変位となる。
光学ユニット12に向けて指向された3つの光ビーム44、46、48が平行でない場合には、この誤差を修正するために、検出器の出力に修正が適用されなければならない。ビーム44、46、48の心がずれた場合には、測定値は、2つのユニット10、12の較正によって修正される。
光学ユニット12のロールは、それぞれの検出器68、70上の2つの同じビーム44、46間のZ方向の示差変位によって測定される。ロール中心が、2つのビーム44、46間に位置する場合には、検出器68、70からの情報は、該ロールを計算するのに十分なものである。しかしながら、ロール中心がオフセットしている場合には、検出器68、70からの情報は、線形データ及び回転データの両方を含み、もはや該ロールを正確に計算するのに十分なものではない。本発明の構成は、リトロリフレクタ66がリトロリフレクタ62から垂直方向に変位された時、ロール中心がどこに位置しようと、全ての検出器68、70、72からの情報を用いて、純粋なロールを測定することを可能にするという利点を有する。
ロール測定の精度を向上させるために、同じ検出器を用いて2つのビームの位置を測定することが有利である。図14に示される構成は、2つの光ビーム180、182のずれが、単一の検出器184によって検出されることを可能にする。光ビーム180、182は、リトロリフレクタ186、188によって反射され、ミラー及びビーム・スプリッタを介して検出器184に向けて指向される。孔が設けられたディスク190が、両方のビーム180、182の経路内に配置され、該検出器の捕捉速度と同期化された速度で回転する。したがって、ビーム180、182の各々からの光は、検出器184に交互に入射し、細断された信号を生成する。代替的に、2つのビーム180、182を変調して、細断された信号を生成してもよい。
第3のリトロリフレクタ66は、光学ユニット12のピッチ及びヨーを測定することを可能にする。この第3のリトロリフレクタ66は、概念上、光学ユニット12内の第1及び第2のリトロリフレクタ62、64のうちの1つの後方に配置される。この例においては、第3のリトロリフレクタ66は、第1又は第2のリトロリフレクタの上に垂直方向に配置される。このことは、トランスミッタ・ユニット10からの出力ビーム48の1つを垂直方向に移動させ、ミラー54をリトロリフレクタ62の1つの上に配置し、該ビーム48を、他のリトロリフレクタ64の上に配置されたリトロリフレクタ66に向けて指向させることによって達成される。ピッチ及びヨーは、それぞれZ方向及びX方向の2つのビーム44、48の間の検出器68、72の示差変位によって測定される。
この手法は、6自由度全てが同時に測定され得るという利点を有する。
1つ又は2つの光ビームが、トランスミッタ・ユニットから光学ユニットに送られ、該光学ユニット内で分割して3つのビームを生成する、代替的な構成も可能である。図13Aは、光学ユニットに向けてビーム152を発射する単一の光源150を示す。発射されたビーム152は、ビーム・スプリッタ154及び156によって、3つのビーム158、160、162に分割される。これらの3つのビームは、リトロリフレクタ164、166、168によって、検出器170、172、174に向けて反射される。このことは、共通の光源を用いて、3つのビーム全てを生成するという利点を有する。したがって、何らかのビーム照準誤差は、3つのビーム全てについて共通であり、よって、数学的に取り除かれることができる。しかしながら、この欠点は、変位されたビームからのゲインの損失がある点である。前の実施形態において、各ビームは、リトロリフレクタの使用のために、検出器において2つのゲインを有していた。しかしながら、ビーム・スプリッタ154が光学ユニットの移動と共に傾斜するので、該検出器において1つのゲインしかない。例えば、θのロール角の場合には、検出器は、この構成においてLθの変位を検知し、ここで、Lは、リトロリフレクタ間の距離である。前の例において、3つの外向きビームの場合には、変位は2Lθである。
図13Bに示されるように、このことは、リトロリフレクタ166に向けて別個の光ビーム175を発射する第2の光源151を用いることによって克服され、反射されたビームは、174の方向に検出される。このことは、ロール測定におけるゲインを維持するが、2つの別個の光源が用いられるという欠点を有する。
真直度、ピッチ、ロール、ヨーの測定が、特定のビーム及びリトロリフレクタに関して説明されたが、何らかの自由度におけるずれを測定するために3つビーム全て及び3つ検出器全てを用いることが可能であり、よって、一般化された方程式は、
直線からの軌跡のずれ=f(S1x,S1y,S2x,S2y,S3x,S3y,IR)=k1x+k21y+k32x+k42y+k53x+k63y+k7IR
と書かれることができ、
ここで、k、k、・・・・kは、定数であり、
1x、S1yは、それぞれx及びyにおけるセンサ1上のビーム中心の位置であり、
IRは、干渉測定の読み取り値である。
定数k−kは、較正手順中に推定され、異なる自由度(すなわち、真直度、ピッチ、ロール、及びヨー)におけるずれに対して異なるものとなり得る。したがって、較正手順中に全体で35の定数(すなわち、5自由度の各々について7つの定数(k−k))が推定される。
方程式内のkIRという語は、平行でないビームを適合させることを可能にする。
ビームの変位を検出するためにカッド・セルを用いることは、真直度及びロールを測定するための従来技術のシステムにおいて周知である。しかしながら、カッド・セルは、幾つかの欠点を有する。カッド・セルを正確なものにするために、ビーム中心が、該カッド・セルのほぼ中心と位置合わせされなければならない。直線性の範囲を向上させるために、カッド・セルが、モータ上に取り付けられ、システムのセットアップ中に所望の位置にサーボ制御されなければならない。さらに、サーボ制御されたカッド・セルは、一次的にこの問題を克服するが、該カッド・セル内のケイ素の均一性は、本発明に必要とされる精度には不十分なものである。
非サーボ制御カッド・セルの別の欠点は、ビームが該セルの中心から遠ざかるように移動するにつれて、直線性が減少するという点である。ビーム中心位置への出力に関する非線形方程式を線形化するために、ビームのサイズを知らなければならない。さらに、ビームが、カッド・セルの四分円内に完全に移動する場合には、該四分円内の位置を求めることは不可能である。
本発明においては、CCD、CMOS、又はCIDのような画素化されたイメージ・センサが用いられる。これらは、カッド・セル検出器の使用に優る幾つかの利点を有する。
第1の利点は、画素化されたイメージ・センサ上のどこでもビームが検出され得ることである。ビームはセンサ中心と位置合わせされる必要がないので、システムの最初のセットアップ時に、該センサが所定の位置にサーボ制御されることが必要とされない。さらに、以下により詳細に説明されるように、ビームがセンサのエッジ上にある場合でさえも、該センサは、ビーム中心を検出することができる。
画素化されたイメージ・センサの使用は、検出されたスポットの直径を知ることを可能にし、さらに、該スポットの直径の最大信号強度の割合を求めることを可能にする。スポットがセンサのエッジにあるかどうかを判断するために、しきい値(例えば、4096の最大センサ読み取り値のうちの100の読み取り値)が、センサ読み取り値から推定される。センサエッジとスポットとの間の画素がゼロを示す場合には、該スポットは、センサのエッジにない。スポットがエッジにある場合には、該スポットとエッジとの間の画素がゼロを示すまで、しきい値を大きくすることができる。次に、スポット中心を求めることができる。図12Aは、画素化されたセンサ142のエッジ上のスポット140aを示す。図12Bは、しきい値が減算された際のスポット140bを示す。ここでは、スポット全体がセンサ142上にあり、その中心を求めることが可能である。
図心は、以下の方法で計算されることができる。2つの像がセンサによって検出され、im1は、該センサに入射する光ビームを有する像であり、im2は、該センサに入射する光ビームを有していない像である。各画素の光応答の差を処理し、異なる領域の感応度をも考慮するように、必要に応じてセンサが較正されてきた。異なる感応度の考慮は、信号レベルを調整することによって又は非整数の指標値を用いることによって、行われることができる。
真の信号レベルimを推定するために、2つの像im1、im2が、画素ベースによる画素上で互いから減算され、しきい値tもまた減算される。すなわち、
imij=im1ij−im2ij−t
であり、全てのimij<0に対し、その値はゼロに設定される。
簡単なアルゴリズムを用い、空間的な幾何学的中心を計算することによって、図心を計算することができる。
所定のしきい値tについての図心のx及びy座標は、
Figure 2005532544
及び
Figure 2005532544
によって与えられ、
ここで、Sijは、i、j番目の画素の信号又は強度読み取り値である。
この計算は、図心位置、すなわち:
Figure 2005532544
及び
Figure 2005532544
(ここで、wは、その特定のしきい値に与えられた重量である)
についての加重平均全体を計算するために、異なるしきい値について繰り返されることができる。
非常に高いしきい値の場合は、図心を推定する際に少数の画素しか含まれていないので、重み係数は小さいものである。低いしきい値の場合には、たとえこれらの図心計算が最大数の画素を含むものであっても、どの画素を計算に含ませるべきか、含ませないようにすべきかの決定に関連したノイズのために、重み係数は同様に小さいものとなる。
エッジ検出の際に、スポットと画素化されたセンサのエッジとの間に少なくとも1列の画素がなくてはならないという基準を用いることができる。少なくとも1列の画素がない場合には、基準を満たすしきい値だけが用いられる。
スポットの図心を見つけるために、例えば、スポットの強度プロフィールをガウス又はローレンツ分布に適合させるといった、例えば、曲線当てはめのような代替的なアルゴリズムが用いられ得る。図心を求める他の方法は、最大勾配の円を見つけ、次にその中心を求める段階を含む。代替的に、最小勾配の平均位置を見つけることによって、図心が求められることもできる。
代替的に、スポットがセンサのエッジにある場合には、中心が数学的に推定され得る。例えば、図12Cに示されるように、例えば、最小二乗当てはめ又は最小・最大半径の最小のずれを用いて、円形輪郭に当てはめられ、スポット中心を推定された、スポット140cの輪郭144、146、148の最大信号強度の割合(例えば、10%、20%など)が求められ得る。この方法は、全てのデータが存在しない場合でも、図心を推定することを可能にする。
画素化されたイメージ・センサを用いる別の利点は、センサ上のケイ素のばらつきのマッピングが容易である点である。このことは、例えば、センサを均一に照らし、これにより、x及びyの関数としてケイ素のばらつきを計算することによって行うことができる。
従来技術のオートコリメータにおいて、光ビームは、PSD(位置感受性検出器)上のスポットに合焦される。ビームの角度の変化は、PSD上のスポットの変位をもたらすが、ビームの直線的な動きは、PSD上のスポットの変位をもたらさない。しかしながら、PSDの使用には、精度に影響を及ぼすケイ素が非均質であるという欠点がある。合焦されたスポットが単一の画素より小さい直径を有するので、この構成において、画素化されたイメージ・センサを用いることはできない。しかしながら、検出器68、72上の2つのビーム44、48の示差変位が測定される、本発明におけるピッチ及びヨーの測定方法においては、ビームをスポットに合焦させる必要がないので、画素化されたイメージ・センサが用いられ得る。したがって、この方法は、上述の画素化されたイメージ・センサの利点から恩恵を受ける。
代替的な実施形態において、第3のリトロリフレクタが、実際に、第2のリトロリフレクタの後方に配置され得る。図5は、大型の第3のリトロリフレクタが、小型の第2のリトロリフレクタの後方に配置された、そうした構成を示す。出ていく光ビーム144、148は、大型の第3のリトロリフレクタ166に向けて指向されたビーム148が、小型の第2のリトロリフレクタ162によって遮られないように構成される。しかしながら、この構成は、光学ユニット12に余分の体積を付加するという欠点を有する。
第3のリトロリフレクタ266が第2のリトロリフレクタ262の後方に配置された、第2及び第3のリトロリフレクタの別の構成が、図6に示される。第2のリトロリフレクタ262は、ビーム・スプリッタ面261と、その後面上に配置されたプリズム263とを有し、一部の光が、該一部の光自体を反射させながら、該プリズムを通り第3のリトロリフレクタまで進むことを可能にする。この構成は、比較的費用がかかり、光学ユニットの体積を付加し、出入りするビームに垂直な一部の光265が失われるという欠点を有する。
第3のリトロリフレクタが、概念上、第2のリトロリフレクの後方にある図2及び図3に示される第1の構成は、該第2及び第3のリトロリフレクタに向けられた光ビームが互いに角度をつけられた時に、システムにクロス・カップリングを生じさせる。この構成は、よりコンパクトな設計であり、光学ユニットの体積を節減するので有利なものである。
本発明の利点は、各々の軸に沿って6自由度を求めることに加えて、直角度(すなわち、別の軸に対する一方の軸の角度における誤差)を求めることも可能にする点である。
図1に関して前述されたように、トランスミッタ・ユニット10のベース18及び工作台14上に取り付けられたベースユニット20には、CMMのX、Y、Z、−X、及び−Y軸のいずれかに沿って該トランスミッタ・ユニット10を正確に位置合わせすることを可能にする運動学的支持22の補完的部分が設けられる。トランスミッタ・ユニットをいずれかの軸と正確に位置合わせできるように、運動学的支持の組の間の直角度は、非常に精密に作られることができる。代替的に、運動学的支持の直角度の精度を抑えて作ることもでき、結果として精度の損失がもたらされる、すなわち、直角度の誤差が較正によって適合される。この較正は、例えば、トランスミッタ・ユニットがベースプレートの各配向上に取り付けられた時に送られるビームの角度と、正確に較正されたCMMからの周知の軸の比較によって提供される。
直角度を測定するために、ベースプレートとトランスミッタ・ユニットとの間の運動学を、該トランスミッタ・ユニットの軸が正方形となるように精密なものにするか、又は該ベースプレートの直角度の誤差が公差の範囲内にある(すなわち、較正されている)ことを知らなければならない。
トランスミッタ・ユニットは、第1の軸と位置合わせされるようにベースプレート上に配置される。機械のクイルによって真直度が測定される間、光軸は、第1の軸に沿って送信機から遠ざかるように移動される。このことは、第2の軸に沿って繰り返される。
図15は、光学ユニットによってトランスミッタ・ユニットから遠ざかるように移動された距離に対する、測定された真直度の誤差のグラフである。線92は、X軸に沿った真直度である。この場合、トランスミッタ・ユニットは、グラフのX軸に沿ったX軸の線92と正確に位置合わせされる。線94は、Y軸に沿った真直度である。この場合、機械のX軸及びY軸が正確に垂直ではないので、Y軸に沿った真直度誤差は、光学ユニットによって移動された距離と共に増大する。線92と線94との間の角96は、X軸とY軸との間の測定された機械直角度である。ベースプレートとトランスミッタ・ユニットとの間の運動学が精密である場合には、この測定された直角度96が、実際の機械直角度である。しかしながら、ベースプレートが、ベースプレート直角度誤差について較正された場合には、真直度を求める際に、このことが考慮されなければならない。角98は、ベースプレートにおける直角度誤差であり、実際の機械直角度100を求めるために、測定された機械直角度から推定される。
各々の軸についての6自由度に加えて3つの軸の間の直角度を測定することによって、全体で21自由度が測定される。21自由度の全てが、測定体積の何れかの点で誤差を計算することを必要とする。光源(図2の42A、42B、42C)は、一般的に、ダイオードを含む。しかしながら、レーザは熱源であり、熱的安定性の欠如により、該レーザがわずかに移動されることがある。レーザの移動がビーム指向を動かし、よってセンサ上のビーム図心も動かし、このことが精度に影響を与える。図9に示されるように、この問題は、光源から熱源を取り除くように光ファイバを用いることによって克服される。光ファイバは、光が放出される安定孔を提供する。
図9は、レンズ94によって光ファイバ98の第1端部96に合焦された、レーザ92からの光を示す。光ファイバ98の第2端部100によって放出された光は、レンズ104によってほぼ平行なビーム106にコリメートされる前に、取付け部102を通過する。光ファイバ98の第2端部100は、光ビームのためのランチ、すなわち該光ビームの有効な放出部として働き、ランチ(有効な光源)(端部100)と熱源(レーザ92)が分離されるという効果を有する。熱のために、レーザ92の移動は、光ファイバ98の端部100によって放出される光のビーム指向に影響を与えない。さらに、取付け部102及びレンズ104は、均等に膨張するように軸方向対称にされており、該取付け部の移動がある場合には、該取付け部は、ビーム指向に影響を与える傾斜運動ではなく、軸の周りに対称的に膨張するか、又は該軸に沿って膨張する。取付け部は、全て同じ材料から作られることができるので、膨張係数は、全体にわたって同じになる。このことにより、マイクロ・ラジアンより優れたビーム指向安定性を達成することが可能になる。
これがロール誤差を引き起こすので、発射された光ビームが互いに対してねじれていないことが重要である。図10は、ロッド116上に取り付けられた3つの光ファイバ端部110、112、114を示す。光ファイバ端部をロッド上に取り付けることで、温度勾配によりロッドがねじれることなく、よってこの温度勾配によってロール誤差が生じないという利点を有する。ロッド116には、中空のコア118が設けられてもよく、該コアを通して冷気を吹き込むことによって、該ロッドを冷却することができ、そのため、該ロッドの湾曲及び延びが最小になる。
光ファイバ端部110、112、114の各々は、ロッド116の球形状部分120、122、124上に取り付けられている。各々の光ファイバ端部を取り付けるために用いられるクランプの断面が、図11に示される。クランプ126は、バーの球状部分120に挿入される孔128を有する。クランプ126と、締め付けねじ136によって固定される前に、該クランプ126をX、Y、及びZの周りに傾斜させることを可能にする球状部分120との間には、3つの接触点130、132、134がある。したがって、クランプに接続された光ファイバ端部は、ビームを所望の方向に指向させるように、X、Y、及びZの周りに調整されることができる。
単一の光ファイバ、及びミラーとビーム・スプリッタの組み合わせが、3つの光ビームを生成するために用いられる場合には、光ファイバ、ミラー、及びビーム・スプリッタは、類似した方法でバー上に取り付けられることが可能である。
検出器のような他の光学素子は、ロッド上に取り付けられることも可能である。光ファイバ又は検出器のような光学素子は、これをクランプの上部ではなく下部に取り付けることによって、他の光学素子の面の外に取り付けられることが可能である。
それぞれの検出器68、70、72上の光ビーム44、46、48の中心を正確に求めるために、ビームが、最小の迷光反射用部品を有することが必要である。しかしながら、実際には、コリメート・レンズ及びリトロリフレクタに起因する干渉パターンを取り除くことは困難である。これらの影響を減少させるために、非コヒーレント光源が必要であるが、非コヒーレント光源を、この装置の必要レベルまでコリメートすることは困難である。この問題は、時間と共に強度変調され、周波数のばらつきをもたらすコヒーレント光源を用いることによって部分的に解決される。強度変調のための関連する時間間隔は、検出器内の所定の画素の露光時間である。
検出器には、所定の画素についての最小露光時間がある。例えば、所定の画素についての露光時間が10μsであり、輝度が1%以内の精度まで測定された場合には、露光時間を強度変調信号に固定することなく、光源を10MHzより大きく変調させ、所望の効果を有することができる。
コヒーレント光源は、他の手段によって強度変調されることもできる。例えば、圧電材料の周りに巻き付けられた光ファイバを通して、光が通るようにしてもよい。圧電材料をパルス化することで、その直径が変化し、光ファイバの光路長のばらつきが生じ、よって光ビームの変調がコヒーレンス距離を減少させる。
光路内の薄型光学系に起因するビームの自己干渉は、像上に干渉パターンを生成する。これは、一部の光が光学系を素通りし、他方の光が後面及び前面に二重反射されることに起因する。このことは、2つの光源を用いて、異なる波長を有し及び/又は異なる周波数で変調されることが好ましい光ビームを生成することによって、克服されることができる。その結果、光ビームは、短いコヒーレンス長を生成する高周波数を打つようになる。この技術は、ほこり及び一般的な点欠陥に起因する像上のスペックル・パターンを取り除く助けにもなる。
上述のような、薄型光学系に二重反射することに起因するビームの自己干渉が、図8Aに示され、この自己干渉は、図8B及び図8Cに示されるような楔形光学系を用いることによって回避され得る。図8Aにおいて、薄板状の光学素子81が、センサ83の前に配置される。光ビーム80が、平坦な光学素子81に入射する。光ビーム80の一部は、光学素子を素通りしてセンサに進み、光ビームの別の部分83は、該光学素子によって二重反射され、該ビーム80と干渉して像上に大きな縞を形成する。図8Bにおいて、大きな楔角を有する楔形光学素子82が、センサ83の前に配置される。光ビーム80が、楔形光学素子82に入射する。光ビーム86の一部は、光学素子を素通りしてセンサ83に進み、光ビームの別の部分88は、該光学素子によって二重反射され、該センサ83に当たらないような角度で該光学素子を出て進む。図8Cにおいて、楔形光学素子84が、細い楔角を有するので、二重反射されたビーム90は、素通りするビーム86に対して小さな角度でセンサ83に接近し、像にわずかな影響しか及ぼさない多くの狭い縞を生成する。
室内照明が、検出器に入射するビーム中心の検出に影響を有することが見出された。例えば、背景光は像をフラッターさせる。この影響を取り除くために、検出器の像捕獲周期が、室内照明、例えば主周波数に同期される必要がある。さらに、室内照明の影響を取り除くために、2つの像、すなわち戻りビームを有する像と戻りビームを有していない像が必要とされる。図心を計算するために、2つの像の間の差が用いられる。
画素化されたイメージ・センサは、センサ出力に対する強度が非線形になる飽和レベルを有する。光ビームから検出された光がセンサの飽和レベルに接近している場合には、非線形の応答があり、背景光を減算する際にこのことが考慮されるべきである。
背景光の影響を最小にするために、他の解決法も可能である。こうした1つの解決法において、狭い帯域フィルタが、センサの前に配置される。この狭い帯域フィルタは、光源の波長だけを透過させ、他の波長すなわち背景光を受けつけない。
第2の解決法において、減光フィルタが、センサの前に配置される。この減光フィルタは、全ての入射光(光源からの入射光及び背景光からの入射光の両方)の特定の割合(例えば、10%)だけを透過させる。光源の強度を大きくすることによって、背景光に対する光源の強さが増大される。
第3の解決法において、背景光の影響を最小にするために、例えば、検出器を孔又はチューブの後方に配置することによって、該検出器が遮光される。これを、リトロリフレクタのために用いることもでき、1つより多いビームがリトロリフレクタを用いる場合に、迷光が減少されるという利点を有する。
別の解決法において、画素化されたセンサの積分時間が、背景光の影響を減少させるように選択される。センサの特定の積分時間の場合には、背景光は、静的で均一の背景照明を与えるものとして現れる。このセンサの積分時間は、背景光の周波数によって変わる。特定の背景条件についての最適なセンサの積分時間は、該センサにおける異なる積分時間によって循環させ、検出されたビーム図心を見ることによって求められることができる。ビーム図心に最小の歪みをもたらす積分時間が選択される。この解決法は、フィルタに対する必要性を減少させるという利点を有する。
好ましい実施形態において、光学ユニットは、光学素子だけ、すなわちリトロリフレクタ及びミラーだけを含む。このことは、可動の機械部品上に取り付けられた光学ユニットの移動に影響を与えるケーブルの引きずりなどによって、測定値が影響を受けないことを確実にする。この装置において、検出器及び後部リード線が結合された光源の全てが、固定された機械部品上に取り付けられたトランスミッタ・ユニット内に配置される。座標位置決め装置が機械工具である場合には、光学ユニットはスピンドル上に取り付けられ、トランスミッタ・ユニットは機械ベッド上に取り付けられることができる。機械ベッドは、非常に大きく重いものであり、トランスミッタ・ユニットの移動にほとんど影響を有さない後部リード線を該トランスミッタ・ユニット上にもたらす。逆に、スピンドル上に取り付けられた光学ユニット上の後部リード線は、その移動に影響を及ぼし、よってシステムの精度に影響を及ぼす。
本発明は、光学ユニットが光学素子だけを含む実施形態に限られるものではない。図7は、検出器68、70、72が光学ユニット12内に配置された実施形態を示す。しかしながら、この実施形態は、両方のユニットが後部リード線(すなわち、トランスミッタ・ユニット内の光源及び光学ユニット内の検出器へのリード線)を有するという欠点をもつ。これらの後部リード線は、システムの精度に影響を与えることがある。
本発明の利点は、両方のユニットが静止している時に測定値を取ることに限定されないことである。光学ユニットを新しい位置に移動させ、静止時に測定値を取り、さらに新しい位置で繰り返すという段階的方法は、時間効率の良いものでない。本発明は、光学ユニットが動いている間に像を取得することを可能にする。
検出器は、像を検出し、該像が処理され、信号が生成されるのを可能にするために、時間を必要とする。光学ユニットが動いている間に検出された像は、ぼやけたものである。これらの像は、光学ユニットによって移動された距離にわたって平均化される。
検出器からの信号は、ユニットが移動していようと、静止していようと、乱気流のために雑音がある。このことは、データのパラメータ適合によって克服される。例えば、以下
の、
=a+by+cz
に示されるように、真直度の読み取り値Sは、二次曲線に適合されることができる。
例えば、乱気流のために、干渉計によってとられた読み取り値について、時間平均が必要とされることがある。
好ましい実施形態においては、5自由度全てにおけるずれを検出するために、3つの検出器及び3つの平行なビームが必要とされるが、いずれか1つの面におけるずれを検出するための装置においては、2つの検出器と2つのビームだけが必要とされる。
3つより多いビーム、リトロリフレクタ、及び検出器をもつシステムを有することも可能である。例えば、上記の例におけるように、2つのリトロリフレクタを並列配置し、該2つのリトロリフレクタの各々が、概念上後方に配置された別のリトロリフレクタを有し、合計で4つのリトロリフレクタにすることも可能である。この構成により、平均化するべきより多くのデータが提供され、精度が向上する。
光学ユニットが機械の軸に沿って移動された時に発射されたビームが検出器の中心にとどまるように、トランスミッタ・ユニットが該機械の軸と有利に位置合わせされるべきである。しかしながら、トランスミッタ・ユニットが取り付けられたベースプレートを機械の軸と正確に位置合わせすることは困難である。図16Aは、機械軸のX軸に対してある角度で配置されたトランスミッタ・ユニット10及び光学ユニット12を示す。したがって、光ビーム102、104、106は、X軸に対してある角度でトランスミッタ・ユニットから発射される。図16Bに示されるように、光学ユニット12がX軸に沿って移動された時には、光学ユニット12に対する入射ビーム102、104、106の位置が変わり、このことは、検出器上のスポットの移動をもたらし、該検出器のエッジから完全に外れるように該スポットを移動させることがある。
検出器上のスポットの位置は周知なので、この情報を用いて、該スポットが該検出器の中心にとどまるように、光学ユニットの運動ベクトルを変えることが可能である。
第1のステップにおいて、光学ユニットは、機械軸に沿って移動される。この移動は、所定の距離としてもよく、又はスポットが検出器のエッジから外れるまで移動するようにしてもよい。次に、検出器上のスポット位置についての情報を用いて、光学ユニットが取り付けられた機械のクイルがサーボ制御されて、該スポットが検出器の中心に戻される。光学ユニットの元の位置(x、y、z)と新しい位置(x、y、z)、並びにこれらの間を移動した距離は周知なので、スポットを中心に維持するために該光学ユニットが移動すべきベクトルを求めることができる。光学ユニットは、この軸に沿って滑らかに又は段階的に駆動されることができる。
このベクトルが1つの軸について定められると、同じベクトルを他の全ての軸に用いることができる。ベクトルが各々の軸について別個に定められた場合には、ベクトルの直角度を求めるために、ベースプレートの直角度誤差及び測定された誤差の全てが知られていなければならない。
機械軸に対するトランスミッタ・ユニットの心ずれの問題は、ベースプレートの調整によっても克服されることができる。トランスミッタ・ユニットが取り付けられるベースプレートには、ピッチ、ロール、及びヨーにおいて該トランスミッタ・ユニットの位置を調整するための調整機構が設けられることが好ましい。調整可能なベースプレートについての可能な機構が、特許文献4に記載されている。
前の方法におけるように、光学ユニットは機械軸に沿って移動される。この移動は、所定の距離としてもよく、又はスポットが検出器のエッジを外れるまで移動するようにしてもよい。検出器上のスポットの位置は周知であり、この情報を用いて、該スポットが検出器の中心まで戻り、これによりトランスミッタ・ユニットが機械軸と位置合わせされるまで、ベースプレートの角度が調整される。ベースプレートがどの軸をどれくらい調整すべきかについてユーザに知らせるために、検出器からのフィードバックが用いられる。これは、手動の調整装置としてもよく、或いは、カメラからのフィードバックを用いてベースプレートが自動的に調整されるように、ベースプレート調整機構が電動式にされてもよい。電動式にされる場合には、この位置合わせ手順にモータが用いられ、次いで、スイッチが切られる。
座標測定機上に取り付けられた測定装置の概略的な図である。 トランスミッタ・ユニット及び光学ユニット内の光学部品の平面図である。 トランスミッタ・ユニット及び光学ユニット両方における光学部品の斜視図である。 トランスミッタ・ユニット及び光学ユニット内の線形変位測定装置の平面図である。 光学ユニット内のリトロリフレクタの第1の代替的な構成の平面図である。 光学ユニット内のリトロリフレクタの第2の代替的な構成の平面図である。 本発明の第2の実施形態による、トランスミッタ・ユニット及び光学ユニットの平面図である。 薄板状光学素子への二重反射を示す。 厚型楔形光学素子への二重反射を示す。 薄型楔形光学素子への二重反射を示す。 レーザ光源に連結された光ファイバを示す。 バー上に取り付けられた光ファイバ端部を示す。 図10の光ファイバ端部を取り付けるために用いられるクランプを示す。 センサのエッジ上のスポットを示す。 一旦しきい値が推定された、図2Aのスポットを示す。 図心を計算するために用いられる、センサのエッジ上のスポットの輪郭を示す。 1つのビームだけが送られる、図2に代替的な光学スキームを示す。 2つのビームが送られる、図2に代替的な光学スキームを示す。 2つの光ビームのために単一の検出器が用いられる光学スキームを示す。 送られた距離に対する真直度誤差のグラフである。 機械の軸に位置合わせされていないトランスミッタ・ユニットを示す。 機械の軸に位置合わせされていないトランスミッタ・ユニットを示す。

Claims (25)

  1. 第2の本体に対する第1の本体の移動におけるずれを測定するための装置であって、
    前記第1の本体上に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットと、
    前記第2の本体上に取り付け可能な光学ユニットと、
    を備え、
    前記トランスミッタ・ユニットは、少なくとも1つの光ビームを前記光学ユニットに向かって指向させ、
    前記光学ユニットに送られる又は該光学ユニットから反射される2つ又はそれ以上の光ビームを検出するために、前記トランスミッタ・ユニットと前記光学ユニットのうちの一方に2つ又はそれ以上の検出器が設けられ、
    各々の光ビームのランチ及び検出のための光学構成が実質的に同じであることを特徴とする装置。
  2. 異なるずれを求めるために、共通の方程式が用いられ得ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 5自由度でずれが求められるように、3つの光ビームが、前記光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. それぞれの2つ又はそれ以上の光ビームを前記トランスミッタ・ユニットに向けて反射させるために、前記光学ユニットに2つ又はそれ以上の光学素子の各々が設けられることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  5. 前記2つ又はそれ以上の光学素子が3つのリトロリフレクタを備えることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記リトロリフレクタのうちの2つが、前記光学ユニット内に並列配置され、前記第3のリトロリフレクタが、前記第1のリトロリフレクタ及び第2のリトロリフレクタのうちの一方の後方に配置されること特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記第3のリトロリフレクタが、概念上、前記第1のリトロリフレクタ及び第2のリトロリフレクタのうちの一方の後方に配置されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記2つ又はそれ以上の検出器が画素化された(pixelated)イメージ・センサを備えることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  9. 前記2つ又はそれ以上の光ビームが、前記システムの全体にわたってほぼ平行のままであることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  10. 前記2つ又はそれ以上の光ビームが前記システムの全体にわたってほぼコリメートされたままであることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つの光源が非コヒーレント光源から生成され、前記トランスミッタ・ユニットから前記光学ユニットまでの距離を測定するために、コヒーレント光源を有する線形変位測定装置が設けられることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  12. 前記光ビームが、少なくとも1つのコヒーレント光源から送られ、それらのコヒーレンス長を減少させるように強度変調されることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  13. 前記光ビームが、前記検出されたビームのコヒーレンス・パターンを減少させる周波数のばらつきを生じさせるように強度変調されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記光ビームが、前記少なくとも1つの光源のスイッチを入れたり切ったりすることによって強度変調されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのビームを生成するための光源が設けられ、光ファイバが、前記発射された光ビームの放出部から前記光源を分離することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  16. 膨張に起因する前記光学素子の移動を減少させるために、前記システム内の少なくとも1つの光学素子がバー上に取り付けられることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。
  17. 前記バーが該バーの膨張を最小にするように冷却され、該バー上に取り付けられた前記少なくとも1つの光学素子の移動が最小にされることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 第1の本体と第2の本体との間の相対的移動におけるずれを測定するための装置であって、
    前記第1の本体上に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットと前記第2の本体上に取り付け可能な光学ユニットとを備え、
    前記トランスミッタ・ユニットに1つ又はそれ以上の検知器が設けられ、該トランスミッタ・ユニットが少なくとも1つの光ビームを前記光学ユニットに向けて指向させ、
    3つの光ビームを前記トランスミッタ・ユニットに向けて反射させるために、前記光学ユニットに3つのリトロリフレクタが設けられ、
    5自由度で直線からの軌跡のずれを求めるために、前記1つ又はそれ以上の検出器上の前記3つの反射された光ビームの位置が用いられることを特徴とする装置。
  19. 前記少なくとも1つの光ビームを3つの光ビームに分割するために、前記光学ユニット内に光学素子が設けられることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つの光ビームが3つの光ビームを含むことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  21. 前記1つ又はそれ以上の検出器が3つの検出器を含むことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  22. 互いに対して移動可能な第1の部品及び第2の部品を有する機械の軸の直角度を測定するための装置であって、前記装置が、
    前記第1の機械部分上に取り付け可能なベースユニットと、
    前記ベースユニット上に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットであって、前記トランスミッタ・ユニットの複数の周知の相対的配向における該ベースユニットに対する該トランスミッタ・ユニットの位置を求めるために、該ベースユニット及び該トランスミッタ・ユニットのうちの少なくとも一方に協働する素子が設けられ、少なくとも1つの光ビームの方向が定められるようになるトランスミッタ・ユニットと、
    前記第2の機械部分上に取り付けられた光学ユニットと、
    を備え、
    前記トランスミッタ・ユニットは、少なくとも1つの光ビームを前記光学ユニットに向けて指向させ、
    前記光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射される1つ又はそれ以上の光ビームを検出するために、前記トランスミッタ・ユニット及び前記光学ユニットのうちの一方に1つ又はそれ以上の検出器が設けられ、
    前記トランスミッタ・ユニットを前記ベースユニットの2つの軸に沿って配向し、前記少なくとも1つの検出器上の前記少なくとも1つの光ビームにおけるずれを測定することによって、これらの2つの軸の直角度を求めることが可能になることを特徴とする装置。
  23. 第2の本体に対する第1の本体の移動におけるずれを測定するための装置であって、
    前記第1の本体に取り付け可能なトランスミッタ・ユニットと、
    前記第2の本体に取り付け可能な光学ユニットと、
    を備え、
    前記トランスミッタ・ユニットが、少なくとも1つの光ビームを前記光学ユニットに向けて指向させ、
    前記光学ユニットに送られるか又は該光学ユニットから反射される1つ又はそれ以上の光ビームを検出するために、前記トランスミッタ・ユニット及び該光学ユニットのうちの一方に1つ又はそれ以上の検出器が設けられ、
    前記第1の本体及び前記第2の本体の相対的な移動の際に前記光ビームを前記検出器上に維持するために、該検出器上の該光ビームの位置が、前記トランスミッタ・ユニットの前記位置を調整するためのフィードバック又は該第2の本体の運動ベクトルを変えるためのフィードバックとして用いられることを特徴とする装置。
  24. 前記トランスミッタ・ユニットの前記位置又は前記第2の本体の前記運動ベクトルが、前記光ビームを前記検出器上のほぼ同じ位置に保持するように調整されることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記トランスミッタ・ユニットが、前記第1の本体上に取り付けられる調整可能なベースユニット上に取り付けられ、該トランスミッタ・ユニットの前記位置が、前記調整可能なベースユニットによって調整されることを特徴とする請求項23又は請求項24のいずれかに記載の装置。
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