JP2005503833A - 滅菌可能な構成部品を有する歯科/医療予防装置 - Google Patents
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Abstract
歯科予防装置(10)は、駆動ユニット(11)と、取り外し可能な接続ケーブル(12)と、エアーポリッシング用インサート(15)または代替的に超音波スケーリング用インサート(14)とともに用いられ得る取り外し可能なハンドピース(13)とを有する。ハンドピース(13)をそのインサート(14、15)およびそのケーブル(12)から取り外すことにより、ハンドピース(13)を従来の方法で滅菌することができる。
Description
【0001】
[発明の背景]
発明の分野
本発明は、歯科または医療予防機器に関する。特に、本発明は、滅菌可能な構成部品を有する装置における予防的スケーリング(scaling:歯石除去)およびエアーポリッシングを選択的に提供する。滅菌可能な構成部品は、内部電気巻線を有するハンドピースと、加圧ガス混入粉末導管とを含み、ハンドピースは哺乳動物を治療する際に使用される。特に、本発明は好ましい実施形態において、超音波歯科/医療手工具に関し、より詳細には、超音波/アブレイシブポリッシング歯科用ハンドピースの組み合わせに関し、容認できない有害作用をハンドピースにもたらすことなく、現在広く用いられているいくつかの滅菌方法および機器(オートクレーブ滅菌、190℃での乾熱滅菌、および化学滅菌を含む)の任意のものを用いた複数回の厳しい滅菌サイクルに耐えることができるものである。
【0002】
従来技術の説明
切削または洗浄の歯科処置中に用いられる超音波歯科用ハンドピースは既知である。かかる例の1つは、Warrin等に付与された米国特許第4,492,574号であり、これは、交番磁界を生じるコイルを有する超音波歯内歯科用ハンドピースを教示しており、そのハウジングは、一端に冷却液入口を有し、取り外し可能なインサートを受け入れて支持するために他端が開いている。
【0003】
Blackに付与された米国特許第3,882,638号は、歯科用途のためのエアーアブレイシブ(air−abrasive:微粒子噴射切削)予防装置を開示している。米国特許第5,395,240号は、超音波スケーリング用の、電気コイルを含む滅菌可能な歯科/医療用ハンドピースを開示している。
【0004】
今日、二次汚染は医療および歯科分野における主要な問題となっている。ハンドピースが十分に滅菌されていない場合、ある患者の口からの細菌およびウィルスが別の患者に移る可能性がある。したがって、歯科用器具の滅菌は義務となっている。しかしながら、超音波およびエアーアブレイシブ用ハンドピースに関連する電気および機械構成部品はデリケートな性質であるため、ハンドピース全体の滅菌は従来制限されていた。
【0005】
本発明以前には、超音波およびエアーアブレイシブ用ハンドピースの洗浄および消毒に用いられるより一般的な方法は、消毒液を用いてハンドピースの外部を拭くことであった。オートクレーブ滅菌が容認可能であるとされた場合、その使用は、太い巻線のみを有する比較的単純な設計のハンドピースに限られていた。
【0006】
多くの従来技術の超音波スケーリング用ハンドピースでは、ハンドピース内の導電線コイルは、ケーブルによって電源に永続的に接続されていた。ハンドピースのコイル内の振動電流は、磁界を形成して、分離可能でハンドピース内部の磁界内に取り外し可能に挿入される磁歪要素内に動きを誘発した。磁歪要素は金属体によって歯科用具に接続され、歯科用具は超音波速度で振動させられ、歯、歯石、軟骨、および骨を洗浄および整復した(reduce)。高温および蒸気滅菌方法は、これらのハンドピースの滅菌には適していなかった。これは、これらの方法によりコイルおよび接続部の短絡および機械部品の劣化が生じ、耐用年数が非実用的に短くなってしまうからである。
【0007】
本発明は、超音波スケーリング、エアーアブレイシブポリッシング、または好ましくは両方のためのハンドピースであって、ケーブルから取り外され、少なくとも部分的に分解され、オートクレーブおよび他の蒸気滅菌技法等の任意の従来の方法、高温乾燥滅菌、Chemiclave.RTM.、ならびに室温および高温で他の液体滅菌剤の使用によって、効果的に滅菌されるハンドピースを提供することにより、当該技術分野において直面するこれらの問題を克服した。本発明は、歯科用スケーラ、医療用スケーラ、歯内用、整形外科用、および鼻用の医療用ハンドピース、エアーアブレイシブポリッシャ等のハンドピース、ならびにそれらの組み合わせを含む歯科/医療用ハンドピースの多様な使用に広く適用可能である。本発明の好ましい実施形態は、歯科用ハンドピースのものである。
【0008】
本発明は、歯科用ハンドピースの最も好ましい実施形態において詳細に説明するが、電気コイル、エアーアブレイシブ要素、または両方を有する、患者に対して直接使用する(proximate to a patient)他の歯科用具、医療用具、および獣医用具に直接適用可能であり、それによって、望ましい歯科的、医学的、または獣医学的業務によって高度の滅菌が示されるようになる。
【0009】
[発明の概要]
好ましい実施形態における本発明は、分解された場合に、ハンドピースのいかなる構成部品にも過剰な有害作用をもたらすことなく、いくつかの従来の方法のうち任意の方法によって滅菌することができる、超音波およびエアーアブレイシブポリッシング用ハンドピースを選択的に提供する。本ハンドピースは、ハウジング部材またはスリーブおよびコイルユニット、加圧ガス混入粉末または微粒子導管および加圧水(または他の液体薬剤)導管、ならびに導電体を含むように、好ましい実施形態において特に構築されている。ハンドピースは、ベース駆動ユニットとハンドピースを結合するケーブルから分離することができ、ベース駆動ユニットは、ハンドピースへの電流、加圧液体、およびガスの制御および方向付けをもたらす。ケーブルもまた、駆動ユニットから分離することができる。本発明の他の目的および利点は、本発明の特定の実施形態を記載する添付の図面とともに検討すれば、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0010】
[発明を実施するための好ましい実施形態]
図1には、本発明による予防装置10を示す。予防装置10は、ベース駆動ユニット11と、ハンドピース13に流体的および電気的に接続される接続ケーブル12とを含む。ハンドピース13は、超音波スケーリング用インサート14およびエアーポリッシング用インサート15のうち少なくとも一方、好ましくは選択的に両方を作動的に受け入れるように構成されている。駆動ユニット11は、ハンドピース13に電気および/または加圧液体ならびにガスの流れを供給する限り、当該技術分野で既知の従来の駆動ユニットと実質的に同様であり得る。例示的な駆動ユニットは、例えば、米国特許第5,125,837号に見出され、これはかかる開示の参照により本明細書に援用される。
【0011】
好ましい関連のインサート14を有するハンドピース13は、超音波スケーリング動作、および関連のインサート15を用いる場合にはエアーポリッシング動作を提供する。インサート15のようなエアーポリッシング用インサートは、当該技術分野において「プロフィノズル(prophy nozzles)」と呼ばれることがある。
【0012】
好ましくは、本発明の装置10は、洗浄液、洗浄薬剤等の加圧液流の送出も提供する。したがって、図4に示すように、ハンドピース13は、ケーブルアセンブリ12を介して駆動ユニット11に電気的または流体的に連通する内部導管を有する。より好ましくは、ハンドピース13は、電気接点20、21、および22、水路23、ならびに加圧ガス導管24を含む(図4)。
【0013】
従来のコイル25(図5)は、ハンドピース13内に用いられ、超音波スケーリング用インサート14の周囲に交番磁界を生じさせる。コイルは、電気接点20、21、および22が供給する電気によって駆動される。エアーポリッシング装置および超音波スケーリング装置の両方の動作は、当該技術分野において既知である。例えば、研磨剤含有ガス流を送出する機器および方法は、米国特許第4,412,402号に示され、これはかかる開示の参照により本明細書に援用される。同様に、超音波歯科用ハンドピースは、米国特許第4,492,574号および米国特許第5,395,240号に示され、これらはかかる開示の参照により本明細書に援用される。超音波スケーラおよびエアーポリッシャの動作の詳細は、本明細書中で規定されるもの以外は従来通りであり、さらに説明する必要はない。
【0014】
好ましいエアーポリッシング用インサート15は、インサート本体30、作用ヘッドアセンブリ31、および混入粒子/加圧ガス入口(input)32を有する。作用ヘッドアセンブリ31は粉末送出ノズル33を有し、粉末送出ノズル33からは混入粉末を有する加圧ガス(図示せず)が出て、他の点では従来の方法で、ワークピース(図示せず)に向けて送られる。駆動ユニット11は、加圧ガス、好ましくはエアーの供給源と、加圧ガスと混合される粉末の槽34とを設けるように構成されるのが好ましい。次に、駆動ユニット11は、この混入粉末/ガスの組み合わせをケーブルアセンブリ12に通す。ケーブルアセンブリ12は、図2に示すようにエアー/粉末入口40を有し、図3に示すようにエアー/粉末出口導管(output conduit)41を有する。
【0015】
ケーブルアセンブリ12のエアー/粉末出口41は、ハンドピース13のエアー/粉末入口24を流体的にシールし、かつエアー/粉末入口24と流体連通している。さらに、ハンドピース13は、ハンドピース13のエアー/粉末出口42と流体連通する内部導管(図示せず)も有する。作用ヘッドアセンブリ31の入口32はまた、粉末混入加圧ガス流が送出ノズル33に流れるように、エアー/粉末出口42と流体連通している。エアー/粉末出口42と入口32との間に実質的な流体密封シールを確保するために、細長い、好ましくはエラストマ−またはプラスチックのチューブシール50が設けられる。シール50は、入口32の外側とエアー/粉末出口42の内側との両方に嵌合する、密接した物理的摩擦を有するように構成されることが好ましい。ハンドピース13を分解するためには、インサート15をシール50のように取り外すことができることを理解するべきである。次に、ハンドピース13を滅菌することができる。シール50は、必要に応じて滅菌するか、または容易に取り替えることができる。
【0016】
ハンドピース13を組立てるには、インサート15の本体30は、ハンドピース13のインサート受入開口51に挿入される。本体30は、特定のサイズである必要はなく、図1および図6に示すように、異なるサイズであってよい。このように、関連のインサートを有するハンドピース13の重量は、特定の目的または要望のために調節可能であり得る。
【0017】
エアーポリッシングの場合と同様に、水源は駆動ユニット11により供給され、駆動ユニット11と流体連通するケーブル12の水入口60を通って移動し得る。水、好ましくは加圧水は、次に、入口60とハンドピース13の入口23とに流体連通する水出口61を通ってケーブル12を出される。次に、水はハンドピース13の中空内部開口51を流れる。作用ヘッド31は、Oリング63の使用等により、開口51を効果的に流体シールする。水入口開口64は、本体30に設けられ、開口64は作用ヘッド31と流体連通し、それによって、作用ヘッド31に加圧水を供給する。インサート14が、Dentsply International Inc.(York, PA)から入手可能なFocusedSprayインサート等の、水を用いるタイプである場合、超音波スケーラインサート14に同様の給水(water delivery)システムを用いることができると理解されよう。
【0018】
ハンドピース13を超音波スケーリング動作に用いる場合、インサート14が用いられる。インサート14は、作用端70および磁界受信本体71とを有する。本体71は、ハンドピース13の開口51内に受け入れられる。駆動ユニット11は、駆動ユニット11とハンドピース13の電気接点20、21、および22とに電気接続されたケーブル12の電気接点72、73、および74を通して電気を供給する。従来のように、スケーリング用インサート14は、シール用Oリング75も備える。
【0019】
ハンドピース13は、インサート14を用いて超音波スケーリングモードで、またはインサート15を用いてエアーポリッシングモードで、選択的に使用することができることが理解されよう。ハンドピース13は、ケーブル12および関連のインサート14または15から効果的に取り外すことができることも理解されよう。次に、ハンドピース13は、任意の従来の方法で滅菌することができる。駆動ユニット11とケーブル12との間、ならびにケーブル12とハンドピース13との間に設けられる電気接点は、取り外し可能である限り任意の従来の接点であってよい。同様に、駆動ユニット11とケーブルアセンブリ12のエアー/粉末および水入口との間の流体連通は、従来通りで良いが、除去可能であることが好ましい。また同様に、ケーブル12の出口41および61とハンドピース13の入口との間の流体連通は、除去可能であるが、それ以外は従来通りであることが好ましい。
【0020】
駆動ユニット11は、上述の方法で電気、水、およびエアー/粉末を供給する卓上型のものとして図面に例示されている。これらの供給は、電気および水等の供給源の供給物との直接接続、圧縮機を含む任意の手段によって、または歯科治療室、歯科用椅子等の任意の他のタイプのユニットから行われることができることも理解するべきである。
【0021】
駆動ユニット11を用いる場合、駆動ユニット11は通常、超音波スケーリング動作を制御するコントロール80を備え、したがって、上述の方法で電気を供給するコネクタ81を有する。コネクタ81は、ケーブル12のケーブルコネクタ82に作動的かつ取り外し可能に嵌合する。同様に、コントロール90は、エアーポリッシング動作に用いる場合、コネクタ91を介してエアー/粉末および/または給水要件を制御するために用いられ、コネクタ91もまた、ケーブル12のコネクタ82に作動的かつ取り外し可能に連通する。
【0022】
図6は、滅菌可能なハンドピース13の代替実施形態を示し、この場合、このハンドピースは、電気接点なしで構成され、エアーポリッシングのみを提供する。図示はしないが、本発明の範囲内にある同様の装置は、超音波スケーリングのみを提供し、エアーポリッシングを提供しないこともある。かかる実施形態はすべて、本発明の滅菌可能なハンドピース13とともに用いる場合、本発明の範囲内にある。
【0023】
図1および図6に示すように、ハンドピース13は、ハンドピース13をより人間工学的にし、使用者の疲労を低減するために、独特の湾曲を有して構成されることが好ましい。例えば、曲線表面100、101、および102は、このように把持を容易にするために提供され得る。ハンドピース13は、任意の滅菌可能で他の点では従来通りの材料から製造され得る。ナイロン66、より詳細にはガラス繊維入りナイロン66が好ましい。
【0024】
このように、滅菌可能な予防装置は、本明細書に開示および記載する本発明に従って提供されることが明らかである。本発明を図面を参照して例示したが、本発明の範囲内に入る変形例の全てを示すことは試みていない。かかる変形例の全ては、本発明の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】
ベース駆動ユニット、接続ケーブルアセンブリ、ハンドピースハウジング、および2つの代替インサート(1つはアブレイシブポリッシング用、もう1つは超音波スケーリング用)を示す、本発明による予防装置の分解斜視図である。
【図2】
図1の接続ケーブルの端面図である。
【図3】
図1の接続ケーブルの、図2に示す端部と反対の端部の端面図である。
【図4】
図1に示すハンドピースハウジングの端面図である。
【図5】
図1に示すハンドピースハウジングの、図4に示す端部と反対の端部の端面図である。
【図6】
ベース駆動ユニット、接続ケーブルアセンブリ、ハンドピースハウジング、および図1に示すアブレイシブポリッシング用インサートの代替物であって、超音波スケーリング能力を有さないインサートを示す、本発明による予防装置の分解斜視図である。
[発明の背景]
発明の分野
本発明は、歯科または医療予防機器に関する。特に、本発明は、滅菌可能な構成部品を有する装置における予防的スケーリング(scaling:歯石除去)およびエアーポリッシングを選択的に提供する。滅菌可能な構成部品は、内部電気巻線を有するハンドピースと、加圧ガス混入粉末導管とを含み、ハンドピースは哺乳動物を治療する際に使用される。特に、本発明は好ましい実施形態において、超音波歯科/医療手工具に関し、より詳細には、超音波/アブレイシブポリッシング歯科用ハンドピースの組み合わせに関し、容認できない有害作用をハンドピースにもたらすことなく、現在広く用いられているいくつかの滅菌方法および機器(オートクレーブ滅菌、190℃での乾熱滅菌、および化学滅菌を含む)の任意のものを用いた複数回の厳しい滅菌サイクルに耐えることができるものである。
【0002】
従来技術の説明
切削または洗浄の歯科処置中に用いられる超音波歯科用ハンドピースは既知である。かかる例の1つは、Warrin等に付与された米国特許第4,492,574号であり、これは、交番磁界を生じるコイルを有する超音波歯内歯科用ハンドピースを教示しており、そのハウジングは、一端に冷却液入口を有し、取り外し可能なインサートを受け入れて支持するために他端が開いている。
【0003】
Blackに付与された米国特許第3,882,638号は、歯科用途のためのエアーアブレイシブ(air−abrasive:微粒子噴射切削)予防装置を開示している。米国特許第5,395,240号は、超音波スケーリング用の、電気コイルを含む滅菌可能な歯科/医療用ハンドピースを開示している。
【0004】
今日、二次汚染は医療および歯科分野における主要な問題となっている。ハンドピースが十分に滅菌されていない場合、ある患者の口からの細菌およびウィルスが別の患者に移る可能性がある。したがって、歯科用器具の滅菌は義務となっている。しかしながら、超音波およびエアーアブレイシブ用ハンドピースに関連する電気および機械構成部品はデリケートな性質であるため、ハンドピース全体の滅菌は従来制限されていた。
【0005】
本発明以前には、超音波およびエアーアブレイシブ用ハンドピースの洗浄および消毒に用いられるより一般的な方法は、消毒液を用いてハンドピースの外部を拭くことであった。オートクレーブ滅菌が容認可能であるとされた場合、その使用は、太い巻線のみを有する比較的単純な設計のハンドピースに限られていた。
【0006】
多くの従来技術の超音波スケーリング用ハンドピースでは、ハンドピース内の導電線コイルは、ケーブルによって電源に永続的に接続されていた。ハンドピースのコイル内の振動電流は、磁界を形成して、分離可能でハンドピース内部の磁界内に取り外し可能に挿入される磁歪要素内に動きを誘発した。磁歪要素は金属体によって歯科用具に接続され、歯科用具は超音波速度で振動させられ、歯、歯石、軟骨、および骨を洗浄および整復した(reduce)。高温および蒸気滅菌方法は、これらのハンドピースの滅菌には適していなかった。これは、これらの方法によりコイルおよび接続部の短絡および機械部品の劣化が生じ、耐用年数が非実用的に短くなってしまうからである。
【0007】
本発明は、超音波スケーリング、エアーアブレイシブポリッシング、または好ましくは両方のためのハンドピースであって、ケーブルから取り外され、少なくとも部分的に分解され、オートクレーブおよび他の蒸気滅菌技法等の任意の従来の方法、高温乾燥滅菌、Chemiclave.RTM.、ならびに室温および高温で他の液体滅菌剤の使用によって、効果的に滅菌されるハンドピースを提供することにより、当該技術分野において直面するこれらの問題を克服した。本発明は、歯科用スケーラ、医療用スケーラ、歯内用、整形外科用、および鼻用の医療用ハンドピース、エアーアブレイシブポリッシャ等のハンドピース、ならびにそれらの組み合わせを含む歯科/医療用ハンドピースの多様な使用に広く適用可能である。本発明の好ましい実施形態は、歯科用ハンドピースのものである。
【0008】
本発明は、歯科用ハンドピースの最も好ましい実施形態において詳細に説明するが、電気コイル、エアーアブレイシブ要素、または両方を有する、患者に対して直接使用する(proximate to a patient)他の歯科用具、医療用具、および獣医用具に直接適用可能であり、それによって、望ましい歯科的、医学的、または獣医学的業務によって高度の滅菌が示されるようになる。
【0009】
[発明の概要]
好ましい実施形態における本発明は、分解された場合に、ハンドピースのいかなる構成部品にも過剰な有害作用をもたらすことなく、いくつかの従来の方法のうち任意の方法によって滅菌することができる、超音波およびエアーアブレイシブポリッシング用ハンドピースを選択的に提供する。本ハンドピースは、ハウジング部材またはスリーブおよびコイルユニット、加圧ガス混入粉末または微粒子導管および加圧水(または他の液体薬剤)導管、ならびに導電体を含むように、好ましい実施形態において特に構築されている。ハンドピースは、ベース駆動ユニットとハンドピースを結合するケーブルから分離することができ、ベース駆動ユニットは、ハンドピースへの電流、加圧液体、およびガスの制御および方向付けをもたらす。ケーブルもまた、駆動ユニットから分離することができる。本発明の他の目的および利点は、本発明の特定の実施形態を記載する添付の図面とともに検討すれば、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0010】
[発明を実施するための好ましい実施形態]
図1には、本発明による予防装置10を示す。予防装置10は、ベース駆動ユニット11と、ハンドピース13に流体的および電気的に接続される接続ケーブル12とを含む。ハンドピース13は、超音波スケーリング用インサート14およびエアーポリッシング用インサート15のうち少なくとも一方、好ましくは選択的に両方を作動的に受け入れるように構成されている。駆動ユニット11は、ハンドピース13に電気および/または加圧液体ならびにガスの流れを供給する限り、当該技術分野で既知の従来の駆動ユニットと実質的に同様であり得る。例示的な駆動ユニットは、例えば、米国特許第5,125,837号に見出され、これはかかる開示の参照により本明細書に援用される。
【0011】
好ましい関連のインサート14を有するハンドピース13は、超音波スケーリング動作、および関連のインサート15を用いる場合にはエアーポリッシング動作を提供する。インサート15のようなエアーポリッシング用インサートは、当該技術分野において「プロフィノズル(prophy nozzles)」と呼ばれることがある。
【0012】
好ましくは、本発明の装置10は、洗浄液、洗浄薬剤等の加圧液流の送出も提供する。したがって、図4に示すように、ハンドピース13は、ケーブルアセンブリ12を介して駆動ユニット11に電気的または流体的に連通する内部導管を有する。より好ましくは、ハンドピース13は、電気接点20、21、および22、水路23、ならびに加圧ガス導管24を含む(図4)。
【0013】
従来のコイル25(図5)は、ハンドピース13内に用いられ、超音波スケーリング用インサート14の周囲に交番磁界を生じさせる。コイルは、電気接点20、21、および22が供給する電気によって駆動される。エアーポリッシング装置および超音波スケーリング装置の両方の動作は、当該技術分野において既知である。例えば、研磨剤含有ガス流を送出する機器および方法は、米国特許第4,412,402号に示され、これはかかる開示の参照により本明細書に援用される。同様に、超音波歯科用ハンドピースは、米国特許第4,492,574号および米国特許第5,395,240号に示され、これらはかかる開示の参照により本明細書に援用される。超音波スケーラおよびエアーポリッシャの動作の詳細は、本明細書中で規定されるもの以外は従来通りであり、さらに説明する必要はない。
【0014】
好ましいエアーポリッシング用インサート15は、インサート本体30、作用ヘッドアセンブリ31、および混入粒子/加圧ガス入口(input)32を有する。作用ヘッドアセンブリ31は粉末送出ノズル33を有し、粉末送出ノズル33からは混入粉末を有する加圧ガス(図示せず)が出て、他の点では従来の方法で、ワークピース(図示せず)に向けて送られる。駆動ユニット11は、加圧ガス、好ましくはエアーの供給源と、加圧ガスと混合される粉末の槽34とを設けるように構成されるのが好ましい。次に、駆動ユニット11は、この混入粉末/ガスの組み合わせをケーブルアセンブリ12に通す。ケーブルアセンブリ12は、図2に示すようにエアー/粉末入口40を有し、図3に示すようにエアー/粉末出口導管(output conduit)41を有する。
【0015】
ケーブルアセンブリ12のエアー/粉末出口41は、ハンドピース13のエアー/粉末入口24を流体的にシールし、かつエアー/粉末入口24と流体連通している。さらに、ハンドピース13は、ハンドピース13のエアー/粉末出口42と流体連通する内部導管(図示せず)も有する。作用ヘッドアセンブリ31の入口32はまた、粉末混入加圧ガス流が送出ノズル33に流れるように、エアー/粉末出口42と流体連通している。エアー/粉末出口42と入口32との間に実質的な流体密封シールを確保するために、細長い、好ましくはエラストマ−またはプラスチックのチューブシール50が設けられる。シール50は、入口32の外側とエアー/粉末出口42の内側との両方に嵌合する、密接した物理的摩擦を有するように構成されることが好ましい。ハンドピース13を分解するためには、インサート15をシール50のように取り外すことができることを理解するべきである。次に、ハンドピース13を滅菌することができる。シール50は、必要に応じて滅菌するか、または容易に取り替えることができる。
【0016】
ハンドピース13を組立てるには、インサート15の本体30は、ハンドピース13のインサート受入開口51に挿入される。本体30は、特定のサイズである必要はなく、図1および図6に示すように、異なるサイズであってよい。このように、関連のインサートを有するハンドピース13の重量は、特定の目的または要望のために調節可能であり得る。
【0017】
エアーポリッシングの場合と同様に、水源は駆動ユニット11により供給され、駆動ユニット11と流体連通するケーブル12の水入口60を通って移動し得る。水、好ましくは加圧水は、次に、入口60とハンドピース13の入口23とに流体連通する水出口61を通ってケーブル12を出される。次に、水はハンドピース13の中空内部開口51を流れる。作用ヘッド31は、Oリング63の使用等により、開口51を効果的に流体シールする。水入口開口64は、本体30に設けられ、開口64は作用ヘッド31と流体連通し、それによって、作用ヘッド31に加圧水を供給する。インサート14が、Dentsply International Inc.(York, PA)から入手可能なFocusedSprayインサート等の、水を用いるタイプである場合、超音波スケーラインサート14に同様の給水(water delivery)システムを用いることができると理解されよう。
【0018】
ハンドピース13を超音波スケーリング動作に用いる場合、インサート14が用いられる。インサート14は、作用端70および磁界受信本体71とを有する。本体71は、ハンドピース13の開口51内に受け入れられる。駆動ユニット11は、駆動ユニット11とハンドピース13の電気接点20、21、および22とに電気接続されたケーブル12の電気接点72、73、および74を通して電気を供給する。従来のように、スケーリング用インサート14は、シール用Oリング75も備える。
【0019】
ハンドピース13は、インサート14を用いて超音波スケーリングモードで、またはインサート15を用いてエアーポリッシングモードで、選択的に使用することができることが理解されよう。ハンドピース13は、ケーブル12および関連のインサート14または15から効果的に取り外すことができることも理解されよう。次に、ハンドピース13は、任意の従来の方法で滅菌することができる。駆動ユニット11とケーブル12との間、ならびにケーブル12とハンドピース13との間に設けられる電気接点は、取り外し可能である限り任意の従来の接点であってよい。同様に、駆動ユニット11とケーブルアセンブリ12のエアー/粉末および水入口との間の流体連通は、従来通りで良いが、除去可能であることが好ましい。また同様に、ケーブル12の出口41および61とハンドピース13の入口との間の流体連通は、除去可能であるが、それ以外は従来通りであることが好ましい。
【0020】
駆動ユニット11は、上述の方法で電気、水、およびエアー/粉末を供給する卓上型のものとして図面に例示されている。これらの供給は、電気および水等の供給源の供給物との直接接続、圧縮機を含む任意の手段によって、または歯科治療室、歯科用椅子等の任意の他のタイプのユニットから行われることができることも理解するべきである。
【0021】
駆動ユニット11を用いる場合、駆動ユニット11は通常、超音波スケーリング動作を制御するコントロール80を備え、したがって、上述の方法で電気を供給するコネクタ81を有する。コネクタ81は、ケーブル12のケーブルコネクタ82に作動的かつ取り外し可能に嵌合する。同様に、コントロール90は、エアーポリッシング動作に用いる場合、コネクタ91を介してエアー/粉末および/または給水要件を制御するために用いられ、コネクタ91もまた、ケーブル12のコネクタ82に作動的かつ取り外し可能に連通する。
【0022】
図6は、滅菌可能なハンドピース13の代替実施形態を示し、この場合、このハンドピースは、電気接点なしで構成され、エアーポリッシングのみを提供する。図示はしないが、本発明の範囲内にある同様の装置は、超音波スケーリングのみを提供し、エアーポリッシングを提供しないこともある。かかる実施形態はすべて、本発明の滅菌可能なハンドピース13とともに用いる場合、本発明の範囲内にある。
【0023】
図1および図6に示すように、ハンドピース13は、ハンドピース13をより人間工学的にし、使用者の疲労を低減するために、独特の湾曲を有して構成されることが好ましい。例えば、曲線表面100、101、および102は、このように把持を容易にするために提供され得る。ハンドピース13は、任意の滅菌可能で他の点では従来通りの材料から製造され得る。ナイロン66、より詳細にはガラス繊維入りナイロン66が好ましい。
【0024】
このように、滅菌可能な予防装置は、本明細書に開示および記載する本発明に従って提供されることが明らかである。本発明を図面を参照して例示したが、本発明の範囲内に入る変形例の全てを示すことは試みていない。かかる変形例の全ては、本発明の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】
ベース駆動ユニット、接続ケーブルアセンブリ、ハンドピースハウジング、および2つの代替インサート(1つはアブレイシブポリッシング用、もう1つは超音波スケーリング用)を示す、本発明による予防装置の分解斜視図である。
【図2】
図1の接続ケーブルの端面図である。
【図3】
図1の接続ケーブルの、図2に示す端部と反対の端部の端面図である。
【図4】
図1に示すハンドピースハウジングの端面図である。
【図5】
図1に示すハンドピースハウジングの、図4に示す端部と反対の端部の端面図である。
【図6】
ベース駆動ユニット、接続ケーブルアセンブリ、ハンドピースハウジング、および図1に示すアブレイシブポリッシング用インサートの代替物であって、超音波スケーリング能力を有さないインサートを示す、本発明による予防装置の分解斜視図である。
Claims (1)
- 電気および混入(entrained)微粒子を含む加圧ガスを接続ケーブルを通して滅菌可能な歯科用装置に供給するタイプのベース駆動ユニットとともに用いられる歯科用装置であって、超音波インサートとエアーアブレイシブポリッシング用インサートとを選択的かつ作動的に受け入れることにより、超音波用ハンドピースおよびエアーアブレイシブポリッシング用ハンドピースとして交互にかつ選択的に機能し、ハウジング部材およびコイルユニット、加圧ガス混入微粒子導管、ならびに加圧流体導管を備え、それによって、該装置が前記超音波インサートを受け入れる場合、前記コイルは該装置と電気的かつ作動的に駆動連通し、該装置が前記エアーアブレイシブポリッシング用インサートを受け入れる場合、前記微粒子導管は該装置と流体連通し、前記接続ケーブルは該装置および前記ベース駆動ユニットから取り外し可能である装置。
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