JP2005502548A - 容器の仕切壁および/または閉鎖壁と、このような壁を用いる容器の組立方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、包装の閉鎖を行うことができる適合手段に関し、すなわち、少なくとも一つの製品を使用前に保存する目的で閉鎖容器にパッケージし、その後、前記製品の使用時に最適条件で同包装を開放する手段に関する。
【0002】
本発明の目的は、また、二重包装、すなわち、使用時に混合する目的で接触するように構成された2個の製品を、異なる2個の容器にパッケージすることに関する。
【背景技術】
【0003】
食品、化学、薬学、食餌療法学、化粧品研究の市場が強化され、使用時にのみ混合すべき複数の物質からなる新製品の開発が進んだ。
【0004】
混合する2個の物質は、特に、混合により物理化学反応が発生するために利用直前にのみ混合できる場合、明確に分離して、使用前の製品保存状態を重視しなければならない。これは、注射薬およびクリームやゼリー等のペースト製品のための医薬品分野、または瞬間接着剤の一定の硬化促進剤を製造する分野、または2個の塗料の容積をそれぞれ決定し、2個の塗料の混合結果として特定の色調を混合後に提供するような、塗料の色を作り出す分野でよくみられる。
【0005】
食料品の分野では、様々な理由で物質の分離が重要になる。そのうちの主なものは次の通りである。
−美的観点。売場にいる顧客の目は、二色の製品または多色製品に惹きつけられやすい。
−新製品。同一パック内に2個の物質が存在する製品は登場したてである。
−味。最後の瞬間に混合することで、味が区別され、風味が保たれる。
−顧客が、混合の有無、すなわち一方の物質から始めて他方の物質で終わることを選択できる。
【0006】
今日、市場に出回っている多層食品の大部分は、食べる前の混合を回避するために、層をなす製品間に存在する粘性差および密度差に働きかける概念を用いて、互いに混ざり合わないようにしている。この解決方法は、使用頻度は高いが、特に搬送時の混合を避けられず、衝撃が強い場合、一瞬にして2個の物質を不本意に混合する可能性があり、そうした場合には製品を市場に出せなくなってしまう。
【0007】
販売される製品を構成する物質の移動および混合というこれらの問題への解決方法は、新しい包装の概念、すなわち二重包装にある。
【0008】
二重包装装置は、既に、仏国特許発明第2633250号明細書および第2783804号明細書に記載されている。上記特許は、2個の区画を重ねた均質なシールブロックを形成し、一方の容器は、外面に蓋のある穴を備え、前記包装が備える外部手段により穿孔可能である。前記穿孔手段は、また、2個の区画の仕切りを穿孔して、2個の中身を混合可能にする役割を果たす。この装置の欠点は、仕切りの蓋を穿孔しても、重なった2個の区画が必ずしも連通されるわけではなく、良好な条件で混合が行われないことにある。
【0009】
現在、存在する二重包装は、また、
−主要容器に貼り付けた小袋
−主要パックにはめ込んだパック
−カバーの内部に収容される添加製品
といった形状をとることもできる。
【0010】
出願人は、二重包装というこの新しい概念が、製品間の移動の問題を解決しているにもかかわらず、製品の一体性をなくす、すなわち、小袋または「第二の」パックを消費者が付属品とみなしていることを確認した。事実、消費者は、しばしば「第二の」パッケージを放っておく。これには次のような複数の理由がある。
−不注意から。
−補助パックをさらに開けなければならないから。
−補助パックが有用だと思わないから。
−一体感がないので、第一のパッケージと補助パックとの直接の補完性を認めないから。
【0011】
従来技術には、上記の欠点を防ぐことができる複数の装置が存在する。このように、たとえば、仏国特許発明第2507573号明細書に記載および図示された装置は、2個の区画を有する容器からなり、容器内部に配置された穿孔装置により2個の区画の仕切壁を穿孔できる。この装置は、2個の区画の仕切壁の方に穿孔装置を動かすピンによってしか操作できないという欠点を有する。しかも、組立条件が明らかでない。実際、図示された実施形態によれば、2個の区画は、別々に蓋をされてから、それらの仕切壁を重ねて穿孔装置が2個の壁を破るように組み立てられる。
【0012】
二重包装の難点は、まさに2個のパッケージの仕切壁および/または閉鎖壁を破壊することと、この2個のパッケージの組立方式とにある。実際、概念自体では、容器の分離充填、続いてそれらの組立が可能であるが、実施時には、衛生レベル、特に衛生条件の保持に関して、最終組立まで様々な問題が提起される。
【0013】
しかも、二重包装は、理論上、2倍の組み立て操作と、2倍の材料とを必要とするので、このようなパッケージで用いられる製品のコストを甚だ圧迫する。このように、たとえば、上記特許により記載された装置は、2個の蓋または同等物を重ねている。
【0014】
欧州特許第0232814号に記載および図示された従来技術による別の装置は、2区画を備えた容器を実現しており、そのカバーが穿孔装置を含んでいる。容器全体の変形により、仕切壁を穿孔して、別々に保管されていた2個の物質を混合できる。容器は上から開けられるので、容器の破れた仕切壁が常に除去されるとは限らない。しかも、良好な条件、特に食品に関して受け入れ可能な条件での充填および蓋による閉塞が、図示された実施形態では実施しにくいように思われる。
【0015】
欧州特許第0173547号明細書に記載および図示された別の装置は、3個の部分からなる容器を提案している。すなわち、
−第一の物質で充填される第一の主要容器と、
−第一の区画を閉じながらこの第一の区画に収容され、第一の区画の開口部の縁で支持される第二の容器と、
−第二の容器の閉鎖および第二の区画の底の穿孔を行う蓋とからなる。
【0016】
このような2区画の概念は、蓋ではなく区画の底を穿孔するという欠点があり、このため、ユーザにとってはさらに力が必要になり、穿孔装置に対しても、第一および第二の容器の結合に対しても、これまでよりもずっと高価な材料が必要になる。
【0017】
米国特許第3,695,478号明細書および欧州特許第0461693号明細書に記載および図示された別の装置は、注射器用の弾性変形可能な栓を提案し、注射器の注射針とアンプルとの分離を目的としている。ここでは、栓の上部を形成するダイヤフラムを緊張し、それによって、アンプルへの注入または吸入中に、針による穿孔によって形成された穴を開いたまま保持し、針を抜いた後で前記穴を再び閉じて適切に密封することだけを目的としている。
【0018】
英国特許第1,192,817号に記載および図示された別の装置は、2個の物質を収容する2個の区画を備えた、予め調合した歯科用アマガルムの為の包装を提案している。2個の物質は、使用時にのみ混合されるように構成され、脆化ゾーンもしくは破壊ゾーンを含むダイヤフラムで分離されている。こうしたゾーンは、区画間の軸方向スライドにより駆動される内部滑体等の破砕手段により破られうる。ダイヤフラムを破るだけのこの原理では、当然のことながら最終混合物から取り出すべき異物(滑体)が、さらに区画に存在することになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
従って、こうした既成事実を起点として、出願人は、この新しい二重包装の概念の改良を目指す研究を行い、この研究によって、2個の物質間で移動するおそれなく、利用前の混合まで最適条件で物質を分離して保管することにより、既存の二重包装の上記不都合を防ぐことができる容器の新しい仕切壁および/または閉鎖壁を着想するに至った。
【課題を解決するための手段】
【0020】
実際、上記目的に到達するために出願人が解決を提案する問題は、第一に、使用前に保存する目的で内部に入れた物質を保持するために、少なくとも一つの容器の開口部を覆い、第二に、使用する目的で前記開口部をあけて前記容器の空洞の外に物質を出すべく破られるように構成された、仕切壁および/または閉鎖壁にある。
【0021】
この目的に達するために、出願人は、容器の開口部の周囲に配置されてこの開口部を覆う可変ダイヤフラムにより、前記容器の仕切壁および/または閉鎖壁を保持し、穿孔および/または破れ作用で破裂可能にする引っ張り力で、前記ダイヤフラムを前記開口部の周囲で収縮させて前記開口部を完全に露出することを考えた。容器の開口部の周囲に張られる可変ダイヤフラムの存在によって、この容器の閉鎖機能ならびに開放機能に大きな利点がもたらされる。事実、ダイヤフラムは、非常に変形自在であるために、容器を閉鎖状態に保ち、衝撃耐性に優れており、また、簡単な穿孔作用または簡単なクランプ作用で破裂して容器の開口部の周囲に全面的に収縮する性能により、この同じダイヤフラムが前記開口部を完全に露出する。当業者が、可変ダイヤフラムに対して使用材料の全ての物理化学パラメータを適合させることは自明であり、それによって、このダイヤフラムが閉鎖する容器の空洞に保持される物質との両立性を決定し、また、従来の動力測定研究により、打撃を与える物体の衝撃作用および/または容器の内部に保持される物質のスラスト作用下での、張られたダイヤフラムのたわみ性能および/または強度性能と、穿孔物または切断物のスラスト作用または前記ダイヤフラムのねじれによるクランプ作用下での、直接破砕性能および破裂性能とを決定する。そのため、こうした可変ダイヤフラムの物理特性は、風船のダイヤフラムの物理特性を思い起こさせる。風船は、ガス流体により膨らまされると容積を増し、手(打撃を与える物体)で圧縮するとたわみを受容するが、ばらのとげ(穿孔物または切断物)では破裂する。この可変ダイヤフラムは、既知の製造方法で工業的に量産する場合、引き伸ばしたフィルムの形状をとることができ、並置された容器の開口部の周囲に合わせて保持されるが、このダイヤフラムの別の長所は、前記開口部を覆う際にフィルムの面積を増加して、このように構成される閉鎖壁の原価を大幅に下げることにある。可変ダイヤフラムの別の長所は、開口部の輪郭全体への適合可能性にあり、従って、現在市販されている全ての容器に適合できることにある。
【0022】
従来技術で記載された他の装置に比べて、容器の周囲にある開放手段は、ここでは、見たところ容器を閉鎖しているダイヤフラムの破裂性能によってのみ実施され、この破裂は、同ダイヤフラムを予め引っ張っておくことによってのみ可能になる。従って、ここでは、針を通す間、穴を一定に保持するための、また、滑体により破られうるダイヤフラムの脆化ゾーンをその後または再び閉じるための、張力は問題ではない。
【0023】
本発明の特に有利な特徴によれば、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムは柔軟な材料で加工され、ダイヤフラムが引っ張られる場合の引っ張り変形、特にたわみ変形を容易に受け入れるようにして、容器が一般に被る不都合な衝撃に耐える。
【0024】
本発明の特に有利な別の特徴によれば、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムは弾性材料で加工され、使用材料の弾性係数に応じて、いっそう大きな引っ張り変形を受け入れるとともに、破砕作用下では開口部の周囲で良好な収縮可能性を提供する。前述のように、この弾性係数も同様に、適切に知らされた材料の他の物理化学特性と適合させ、開口部の周囲に張られたダイヤフラムが、打撃を与える物体の衝撃作用および/または容器の内部に保持される物質のスラスト作用下で破れずにもちこたえ、切断物または穿孔物との接触作用、あるいは前記ダイヤフラムのクランプとその後の破れをもたらすねじり作用で、もしくは前記ダイヤフラムの二つの破裂方式の組み合わせにより、破れて破裂するようにする。
【0025】
本発明の特に有利な別の特徴によれば、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムは、プラスチック材料で加工され、引っ張り変形と、はめ込み、貼り合わせ、または当業者が既知の他のあらゆる同等技術による開口部の周囲への密封固着とを受け入れることにより、容器の開口部の周囲へのダイヤフラムの設置を容易にする。
【0026】
本発明の特に有利な別の特徴によれば、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムは、容器の開口部の周囲に気密に配置され、前記ダイヤフラムにより閉鎖される容器の内部と外部とを完全に分離する。このような構成により、容器の真空充填が可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明の第一の実施形態によれば、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、前記容器の開口部の周囲に直接張られる。この第一の実施形態は、ダイヤフラムの設置を行う生産ラインが容器を備える場合に特に適している。この事例は、収益性を理由として確かに最も頻繁に利用され、物質を充填した容器でも空の容器でも実施できる。空の容器の充填は、ダイヤフラムの設置ユニットとは異なる充填ユニットにおいて、後で別の開口部によって実施され、この開口部は、その周囲に固着可能なカバーまたは蓋によって、従来と同様に閉じられる。
【0028】
本発明の第二の実施形態によれば、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムは、前記容器の開口部の周囲にはめ込まれる支持体に張られる。この第二の実施形態は、ダイヤフラムの設置を行う生産ラインが容器を備えない場合、すなわち、ダイヤフラムを張った支持体が、生産ユニット、たとえば容器の空洞に物質を充填するユニットにより、容器の開口部の周囲に設置される場合に特に適している。
【0029】
前述のように、本発明によるダイヤフラムは、製品の従来の簡易包装とみなされる容器の仕切壁および/または閉鎖壁の役割を果たすために直接適用されて、販売時に製品の体裁を整える。たとえば、これは、「ブリスター」と呼ばれる包装名でいっそう広く知られている包装であり、すなわち、破ることができる支持体に透明なプラスチックシェルを貼り付けたもので、錠剤、ゼラチンカプセル、またはフリーズドライ製品、医薬品、その他の製品等の幾つかの商品がこのシェルで販売される。この包装は、本発明のダイヤフラムにより前記製品を内部に保持可能な複数の窪みを備えたプレートの形状をとる。
【0030】
しかしながら、本出願人の主要な研究に導く本発明の仕切壁および/または閉鎖壁の新しい概念の第一の用途は、二重包装、すなわち、使用時に接触させて混ぜるように構成された複数の物質を、異なる容積で包装することにある。この要求に応えるために、出願人は、本発明の基本概念に従って、少なくとも2個の物質の容積の間に張られた可変ダイヤフラムを用いることにより、第一に、少なくとも一つの容器で前記ダイヤフラムにより画定される前記2個の物質の容積間の物理的なバリアを形成して物質を隔離保存し、第二に、前記容積の連通手段により、張られたダイヤフラムを破いて破裂させ、2個の容積間の物質の良好な流れによって前記2個の物質を混合する着想を得た。
【0031】
可変ダイヤフラムを用いてこれを引っ張って取り付け、穿孔物または切断物との接触作用で、またはねじり作用によって破いて、あるいは前記ダイヤフラムの2個の破裂方式を組み合わせて、破裂させることにもとづいた、仕切壁および/または閉鎖壁の使用により、上記の二重包装の概念は著しく改良可能であり、使用前は2個の容積を物理的に分離して2個の物質間のあらゆる移動問題を回避しながら二重包装を尊重し、ダイヤフラムの破裂後は2個の容積が自由に連通して適切な混合を行うようにした。有利には、ダイヤフラムが、一方の容器に気密に結合されることにより、この容器の真空充填を可能にし、このように、他方の物質の吸入を可能にするので、2個の物質の混合操作が非常に容易になる。さらに、ダイヤフラムの設置操作が容器の充填操作の後でも前でも、あるいは容器の設置ユニットおよび充填ユニットの2個のユニットが別々であってもそうでなくても、どんな生産ユニットにも区画の組立技術または形成技術を適合できる。
【0032】
そのため、2個の容器の第一の組立方式は、
設置ユニットで、第一の容器の開口部の周囲に本発明による可変ダイヤフラムを張り、
設置ユニットから離すことができる充填ユニットで、たとえば固着可能な蓋により、前記第一の容器に第一の物質を充填して前記第一の容器を閉鎖し、
第一の容器の充填ユニットと同じかまたは異なる充填ユニットで、充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
2個の容器の開口部の周囲を互いに結合することによって、固着、係止、またはねじ止めにより第一の容器を第二の容器に組み立て、前記分離ダイヤフラムが形成する仕切壁を介して、2個の容器が互いに対向する開口部で分離されるようにすることからなる。
【0033】
この第一の組立方式は、開口部により結合される2個の容器を重ねることによって行われ、張られたダイヤフラムで容積が仕切られるので、特に、ダイヤフラムの設置ユニットと、容器の充填ユニットとを区別することができる。これは、第一のユニットが包装専用生産ラインに属し、第二のユニットが物質補給専用生産ラインに属すことが頻繁にあるためである。さらに、使用される物質を異なるユニットで生産しなければならない場合、この第一の組立方式は、一つのユニットで容器製造、別のユニットで可変ダイヤフラムの設置、また別のユニットで第一の容器の充填、さらに別のユニットで第二の容器の充填が可能である限り、特に専用の用途になる。そのため、たとえば食料品の分野では、一方の容器を下処理して乳製品専門企業に二重包装製品を提案する可能性を提供でき、この企業が、乳製品とは異なる追加製品の製造専門企業に一方の容器を下処理させて生産を多様化させなくてもすむ。
【0034】
2個の容器の第二の組立方式は、
第一の充填ユニットで、充填開口部を介して第一の容器に第一の物質を充填し、
第一の充填ユニットに統合可能な設置ユニットで、充填開口部の周囲に前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを張ることにより前記第一の容器の充填開口部を閉鎖し、
第一の充填ユニットと同じかまたは異なる充填ユニットで、充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
2個の容器の充填開口部の周囲を互いに結合することによって、固着、係止、またはねじ止めにより第一の容器を第二の容器に組み立て、前記閉鎖ダイヤフラムが形成する閉鎖壁を介して、2個の容器が互いに向かい合った開口部で分離されるようにすることからなる。
【0035】
この第二の組立方式は、同一生産ラインで、可変ダイヤフラムの設置ユニットと容器の充填ユニットとを制御できる。
【0036】
2個の容器の第三の組立方式は、
設置ユニットで、第一の容器の開口部の周囲に前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを張り、
設置ユニットとは異なる場合もある第一の充填ユニットで、入口開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
第二の容器の内部に予めダイヤフラムを配置することにより、第二の容器の入口開口部に第一の容器を密封係合して2個の容器を組み立て、2個の容器が前記閉鎖ダイヤフラムによってのみ分離されるようにし、
第一の充填ユニットと同じかまたは異なる第二の充填ユニットで、第一の容器に第一の物質を充填し、
2個の容器を同時に閉鎖することからなる。
【0037】
この第三の組立方式は、設置ユニットおよび充填ユニットに対して第一の組立方式と同じ可能性を提供する。しかしながら、上記の欧州特許第0173547号明細書に記載されているように、たとえば2個の容器の密封閉鎖を同時に行うカバーにより、第一の容器を第二の容器の内部に収容し、第二の容器の開口部の縁で支持することによって第二の容器を閉じるように構成された、異なる容器組立方法が提案されている。このように、この組立方式は、ダイヤフラムの位置で2個の容器を固着により組み立てなくてもすむ。
【0038】
2個の容器の第四の組立方式は、
第一の充填ユニットで、充填開口部を介して第一の容器に第一の物質を充填し、
第一の充填ユニットに統合可能な設置ユニットで、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを開口部の周囲に張ることにより前記第一の容器の充填開口部を閉鎖し、
第一の充填ユニットと同じかまたは異なる第二の充填ユニットで、充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
第二の容器の内部に予めダイヤフラムを配置することにより、第二の容器の充填開口部に第一の容器を密封係合して2個の容器を組み立て、2個の容器が前記閉鎖ダイヤフラムによってのみ分離されるようにすることからなる。
【0039】
この第四の組立方式は、設置ユニットおよび充填ユニットに対して第二の組立方式と同じ可能性を提供し、厳密な意味における2個の容器の結合に対して第三の組立方式と同じ可能性を提供する。
【0040】
単一容器に関する第五の組立方式は、
設置ユニットで、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを支持体に張り、
設置ユニットとは異なる場合もある第一の充填ユニットで、充填開口部を介して容器の第一の区画に第一の物質を充填し、
前記充填開口部を介して、容器の内部ショルダの輪郭に、ダイヤフラムを張った前記支持体を配置し、
第一の充填ユニットと同じかまたは異なる第二の充填ユニットで、前記充填開口部を介して、容器のダイヤフラムの反対側に配置される第二の区画に第二の物質を充填し、
前記容器の充填開口部を閉鎖することからなる。
【0041】
この第五の組立方法は、より正確には、底と充填開口部とを有する容器に適用され、同じかまたは異なる設置ユニットおよび充填ユニットで設置される支持体の数に応じて、一つまたは複数の区画に同一容器を仕切ることができる。
【0042】
単一容器に関する第六の組立方式は、
設置ユニットで、前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを支持体に張り、
容器の内部ショルダの輪郭に、ダイヤフラムを張った前記支持体を配置し、
設置ユニットとは異なる場合もある第一の充填ユニットで、第一の充填開口部を介して、容器の第一の区画に第一の物質を充填し、
第一の充填ユニットと同じかまたは異なる第二の充填ユニットで、第二の充填開口部を介して、容器のダイヤフラムの反対側に配置される第二の区画に第二の物質を充填し、
前記容器の2個の区画の2個の充填開口部を閉鎖することからなる。
【0043】
この第六の組立方式は、2個の対向する充填開口部を備えた1個の容器に適用される点で、第五の組立方式とは異なっている。
【0044】
上記のような仕切り壁および/または閉鎖壁と、容器の組立方式とについては、制限するというよりもむしろ広く知らせるという観点から説明を行っており、開口部の周囲に可変ダイヤフラムを張って容器の空洞を閉鎖するという、可変ダイヤフラムの独創的な使用に基づいた本発明の基本概念を、最も簡略に表現することを目的としている。そのため、穿孔物または切断物によって、あるいはクランプを生ずるダイヤフラムのねじれによって、ユーザ/消費者のマニュアル作動により開始されるダイヤフラムの破裂手段については、本発明の概念と直接関係ないので、この明細書では説明を省く。実際、ダイヤフラムの破裂方式は、使用される組立方式に応じて容易に実施できる。破裂方式は、多数の従来技術特許に記載されているように、一方の容器の内部に収容されるもの、外部あるいは2個の容器の間に配置されるもの、さらには、2個の容器の組立に追加装置を付加しないように一方の容器の壁からなるものなどの穿孔物を用いて得られる。ダイヤフラムの別の破裂方式は、穿孔物を用いずに、単に、下の包装に対する上の包装の係止を強める作用または下の包装への上の包装のねじ止め作用により、ダイヤフラムをいっそう強く引っ張ることによって得られる。この場合、ダイヤフラムをさらに緊張させるダイヤフラムのねじれと、ダイヤフラムを破砕させるクランプ現象とが組み合わされる。一方の区画の内部に配置されて区画の壁に結合される穿孔物の存在と、係止現象またはねじれ現象とを組み合わせることもできる。同様に、ダイヤフラムは、単一または複合材料および/または単層または多層材料から構成してもよく、および/または、アルミニウム、テフロン(登録商標)、または同等物などの絶縁体を含んで、あるいは含まずに構成可能であり、および/または、ダイヤフラムが接触する2個の媒質と相容れるように処理された二面から構成することもできる。このダイヤフラムは、窒素、酸素、または炭酸ガスを通す、あるいは通さないことにより、ダイヤフラムと接触する気体に対して選択性を持つことができ、このようにして、保持されるダイヤフラムのタイプに応じて、一方および他方の区画に含まれる製品を良好に保存可能である。
【0045】
食料品の分野と同様に、二重包装はまた、医薬品の分野、特に、第一の物質が注射器本体に保持され、第二の物質がピストン本体に保持される2個の区画を備えた注射器の事例に適用可能である。ピストンは、第一の物質と接して配置される本発明のダイヤフラムにより塞がれるので、前記ダイヤフラムは、2個の物質の間の分離壁の役割を果たす。2個の物質は液体であっても、粉末と液体であってもよい。2個の物質の接触は、ピストンを少し押して、結合されるかまたは結合されない注射器本体の内部に配置された穿孔物を介してダイヤフラムを破ることによって、あるいは、注射器本体にピストンをねじ止めすることによりダイヤフラムのねじれを発生させてダイヤフラムを破ることによって得られる。
Claims (18)
- 第一に、使用前に保存する目的で内部に入れた物質を保持するために、少なくとも一つの容器の開口部を覆い、第二に、使用する目的で前記開口部をあけて前記容器の外に物質を出すために破られるように構成された、仕切壁および/または閉鎖壁であって、前記仕切壁および/または閉鎖壁が、前記容器の開口部の周囲に配置されてこの開口部を覆う可変ダイヤフラムからなり、穿孔および/または破り作用により破裂可能にする引っ張り力により、前記ダイヤフラムが前記開口部の周囲で収縮して前記開口部を完全に露出することを特徴とする仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、前記容器の開口部の周囲に気密に配置されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、柔軟な材料で加工されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、弾性材料および/またはプラスチック材料で加工されることを特徴とする、請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、単一材料で加工されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、複合材料で加工されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、単層または多層材料で加工されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、絶縁体を含む材料で加工されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、気体選択性を有する材料で加工されることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、前記容器の開口部の周囲に直接張られることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、前記容器の開口部の周囲にはめ込まれる支持体に張られることを特徴とする請求項1に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムが、少なくとも2個の物質の容積間に引っ張り力をかけるように配置されることにより、第一に、物質を隔離保持するために少なくとも一つの容器で前記ダイヤフラムにより画定される前記2個の物質の容積間に物理的なバリヤを形成し、第二に、張られたダイヤフラムのねじり作用で穿孔および/または切断またはクランプする物体により、張られたダイヤフラムを破砕および破裂させ、それによって、前記容積の連通手段を形成し、前記2個の物質を混合してこの混合物を使用することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の仕切壁および/または閉鎖壁。
- 請求項12に記載の仕切壁および/または閉鎖壁により互いに仕切られる物質をそれぞれ収容する少なくとも2個の容器の組立方法であって、
第一の容器の開口部の周囲に前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを張り、
第一の容器に第一の物質を充填し、第二の容器を閉鎖し、
充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
2個の容器の開口部の周囲を互いに結合することによって、固着、係止、またはねじ止めにより第一の容器を第二の容器に組み立て、前記分離ダイヤフラムが形成する閉鎖壁を介して、2個の容器が互いに対向する開口部で分離されるようにすることからなることを特徴とする方法。 - 請求項12に記載の仕切壁および/または閉鎖壁により互いに仕切られる物質をそれぞれ収容する少なくとも2個の容器の組立方法であって、
充填開口部を介して第一の容器に第一の物質を充填し、
充填開口部の周囲に前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを張ることにより前記第一の容器の充填開口部を閉鎖し、
充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
2個の容器の充填開口部の周囲を互いに結合することによって、固着、係止、またはねじ止めにより第一の容器を第二の容器に組み立て、前記閉鎖ダイヤフラムが形成する閉鎖壁を介して、2個の容器が互いに対向する開口部で分離されるようにすることからなることを特徴とする方法。 - 請求項12に記載の仕切壁および/または閉鎖壁により互いに仕切られる物質をそれぞれ収容する少なくとも2個の容器の組立方法であって、
第一の容器の開口部の周囲に前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを張り、
充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
第二の容器の内部に予めダイヤフラムを配置することによって第二の容器の入口開口部への第一の容器の密封係合により2個の容器を組み立て、2個の容器が前記閉鎖ダイヤフラムによってのみ分離されるようにし、
第一の容器に第一の物質を充填し、
2個の容器を閉鎖することからなることを特徴とする方法。 - 請求項12に記載の仕切壁および/または閉鎖壁により互いに仕切られる物質をそれぞれ収容する少なくとも2個の容器の組立方法であって、
充填開口部を介して第一の容器に第一の物質を充填し、
前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを開口部の周囲に張ることにより前記第一の容器の充填開口部を閉鎖し、
充填開口部を介して第二の容器に第二の物質を充填し、
第二の容器の内部に予めダイヤフラムを配置することによって第二の容器の充填開口部への第一の容器の密封係合により2個の容器を組み立て、2個の容器が前記閉鎖ダイヤフラムによってのみ分離されるようにすることからなることを特徴とする方法。 - 請求項12に記載の仕切壁および/または閉鎖壁により互いに仕切られる物質をそれぞれ収容する少なくとも2個の容器の組立方法であって、
前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを支持体に張り、
充填開口部を介して容器の第一の区画に第一の物質を充填し、
前記充填開口部を介して、容器の内部ショルダの輪郭にダイヤフラムを張った前記支持体を配置し、
前記充填開口部を介して、容器のダイヤフラムの反対側に配置される第二の区画に第二の物質を充填し、
前記容器の充填開口部を閉鎖することからなることを特徴とする方法。 - 請求項12に記載の仕切壁および/または閉鎖壁により互いに仕切られる物質をそれぞれ収容する少なくとも2個の容器の組立方法であって、
前記仕切壁および/または閉鎖壁の可変ダイヤフラムを支持体に張り、
容器の内部ショルダの輪郭にダイヤフラムを張った前記支持体を配置し、
第一の充填開口部を介して、容器の第一の区画に第一の物質を充填し、
第二の充填開口部を介して、容器のダイヤフラムの反対側に配置される第二の区画に第二の物質を充填し、
前記容器の2個の区画の2個の充填開口部を閉鎖することからなることを特徴とする方法。
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