JP2005501993A - 改良型往復内燃機関 - Google Patents

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Abstract

改良型往復内燃機関は、内側に作動流体のためのチャンバー(2a)があり、このチャンバーが、ヘッド(2)によって閉鎖される一方端部と、前記チャンバー(2a)の中で、下死点と上死点との間で往復直進運動するピストン(5)によって閉鎖される他方端部とを有している少なくとも1つの中空状シリンダー(1)と、前記往復直進運動を駆動軸(12)の回転運動に変換するための装置とを備えている。この変換装置は、駆動軸(12)に対して実質的に垂直であり、かつ、ピストン(5)に結合された第1端部(6a)とプッシャー要素(8,9)が設けられた第2端部(6b)とを有している少なくとも1つのプッシュロッド(6)と、前記駆動軸(12)に楔止され、かつ、そこへ機構的に連結された前記プッシャー要素(8,9)に追従することのできる巡回要素(10)が存在する少なくとも1つの輪郭付き偏心要素(11)と、ロッド(6)とピストン(5)とを駆動軸(12)の予備設定可能な回転角について実質的に静止した構成に維持するように設けられている、巡回要素(10)に沿ったプッシャー要素の前記摺動を調節するための調節手段(13)とを備えている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、改良型往復内燃機関に関するものである。
【背景技術】
【0002】
火花点火式すなわち圧縮点火式の往復内燃機関によれば作動流体を有効エネルギーに変換できるということは知られている。これらの機関(エンジン)には、その流体の吸入、圧縮、膨脹および排気の諸行程からなる周期的動作がある。
【0003】
公知の種類の内燃機関における作動サイクルは、2つの変換、すなわち、その第1が一定容積で行われその第2が一定圧力で行われる変換で燃焼行程を再現する理想的なサバテ熱力学サイクルに近似することができる。他の2つの理想的な熱力学サイクルも、サバテサイクルを簡単にしたもの、すなわち、燃焼が一定容積変換で表されるオットーサイクルと燃焼が一定圧力変換で表されるディーゼルサイクルとして知られている。
【0004】
理想的なオットーサイクルの熱力学的効率は、等しい圧縮比について、理想的なディーゼルサイクルあるいはサバテサイクルのそれよりも高いということが知られている。あるエンジンの実際の作動サイクルにおける熱力学的効率の損失の一部が、その燃焼過程の起きる型と、そのピストンおよび駆動軸の継手とに左右される、ということは議論の余地がない。
【0005】
公知の種類のエンジンにおける連結機構は、そのピストンの往復直進運動をその駆動軸の回転運動に変換することのできる、ロッド・クランク装置によって構成されている。ピストンは、コネクティングロッドによって駆動軸に連結されている。すなわち、コネクティングロッドの小径端部がピストンのピンに枢着され、かつ、大径端部が駆動軸のクランクピンに連結されている。その小径端部は、それぞれのピストンとともに、往復直進運動で動き、その大径端部は、半径がピストンの行程の半分、つまり、そのクランクの半径に等しい円周を描く。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上のような公知の種類の往復内燃機関は、欠点がないわけではなく、それらには、熱力学的効率が理想的な効率よりもはるかに低く、一定容積燃焼をすることができず、また、高い比消費量を伴う、という事実が含まれている。
【0007】
本発明の目標は、公知の種類のエンジンに関する前記の欠点を、作動サイクルの熱力学的効率を改善することのできる改良型往復内燃機関を提供することで排除して、オットーサイクルによってもたらされる燃焼に近い燃焼を獲得し、比消費量を減少させ、さらに、等しい排気量および毎分回転数についてえることのできる動力を増大させることである。
【0008】
本発明の別の目的は、エンジンの出力と重量との比率およびエンジンの出力と寸法との比率を増大させ、運動伝達における複雑な関節状連結部を減少させ、燃焼チャンバーから駆動軸の出口まで動力を伝達するための諸要素を簡素化し、さらに、交互に起きる質量の不均衡と振動とを軽減することである。
【0009】
このような技術的目標の範囲内で、本発明の別の目的は、前記の目標と目的とを、簡単な構造で、実際にもたらすのに比較的容易で、安全に使用することができ、作用が効果的であって、比較的少ない費用で達成することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目標およびこの目的は、内側に作動流体の展開のためのチャンバーがあり、このチャンバーが、ヘッドによって閉鎖される一方端部と、前記ヘッドからの最大距離を決定する下死点と前記ヘッドからの最小距離を決定する上死点との間における往復直進運動により前記チャンバーの中で摺動することのできるピストンによって閉鎖される他方端部とを有している少なくとも1つの中空状シリンダーと、前記往復直進運動を駆動軸の回転運動に変換するための装置で、この駆動軸に対して実質的に垂直であり、かつ、ピストンに結合された第1端部とプッシャー要素が設けられた第2端部とを有している少なくとも1つのプッシュロッドと、前記駆動軸に楔止され、かつ、そこへ機構的に連結された前記プッシャー要素に追従することのできる巡回要素が存在する少なくとも1つの輪郭付き偏心要素とからなる変換装置とを備えてなり、チャンバーにおける前記流体の作用が、往復直進運動と巡回要素に沿ったプッシャー要素の摺動とでロッドを駆動するための推力を、その推力が前記駆動軸の回転作用のために偏心要素へ伝達されるように、ピストンに付与する改良型往復内燃機関において、ピストンが前記死点の1つに少なくとも近接しているときに、ロッドとピストンとを駆動軸の予備設定可能な回転角について実質的に静止した構成に維持するために適している、巡回要素に沿ったプッシャー要素の前記摺動を調節するための調節手段を備えていることを特徴とするこの改良型往復内燃機関によって、両方とも達成される。
【0011】
さらに別の特性と利点とは、添付図面において非限定的な例としてだけ図示された、改良型往復内燃機関の、好適であるが限定的でない実施形態の詳細な説明から、いっそう明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
特に図面を参照すると、符号1は、本発明に係る改良型往復内燃機関Mのシリンダーを表している。シリンダー1には、ヘッド2によって閉鎖される一方端部が備わっており、そのヘッド2には、吸気バルブ3によって制御される作動流体Fのための吸気口と、排気バルブ4によって制御される流体Fのための排気口とが設けられ、シリンダー1の他方端部は、このシリンダー1の内側における往復直進運動で摺動することのできるピストン5によって閉鎖される。
【0013】
作動流体Fは、シリンダー1の内壁とピストン5の上端面とヘッド2の下面とによって形成されたチャンバー2aへ入り、このチャンバーの大きさが変わると、チャンバー2aの内側で熱力学的に展開する。
【0014】
ピストン5は、ピン7によってプッシュロッド6の第1端部6aあるいは同等な他の連結要素に一体に結合され、ロッド6の第2端部6bにいくつかのプッシャ要素が設けられており、これらのプッシャ要素は、第1ピン8すなわちローラあるいはホイールなどと、第2ピン9すなわちローラあるいはホイールなどとによって構成されているとともに、ある一定の輪郭が付けられた偏心要素11に形成された循環路に沿って摺動するように機構的に連結されている。
【0015】
偏心要素11は、駆動軸12に楔止された円板状本体によって構成されており、この本体の一方表面には巡回要素10が浮き彫り状に存在している。第1ピン8および第2ピン9はそれぞれ、巡回要素10の外側輪郭および内側輪郭に沿って摺動する。直線状であってロッド6に対して垂直である軸12は、ピストン5を動かす流体Fのエネルギー変換によって駆動軸になる。
【0016】
巡回要素10は2つの突出部によって構成されているが、これらの突出部は、それぞれの突出部のための2つの部分が相互に一体化しており互いに180度ずれているので、チャンバー2aにおける作動流体の展開は、軸12の回転の360度で起きる。参照符号A、B、CおよびDは、前記4つの行程が巡回要素10のそれぞれの部分であるAB、BC、CDおよびDAに沿って起きる理論的個所を表している。
【0017】
ピストン5は、その動きを、第1ピン8および第2ピン9によって機構的に連結されているロッド6の端部6bによって、軸12と同じ速度で回転する偏心要素11の巡回要素10に従うように、軸12へ伝達する。
【0018】
軸12の動きは実質的に一定であるが、ピストン5には、その速度が2つのゼロ値の間で変化することのできる周期的な動きがある。これら2つのゼロ値は、図1および図3に示され、巡回要素10の個所Aおよび個所Cに相当する上死点(TDC)と、図2および図4に示され、巡回要素10の個所Bおよび個所Dに相当する下死点(BDC)である。
【0019】
TDCからBDCへの運動およびその逆の運動の際に、ピストン5によって、ピストン5の上端面の表面積とこのピストンの行程との積として算出される容積(排気量)が規定される。作動流体Fの流入量および流出量はそれぞれ、吸気バルブ3および排気バルブ4によって調整される。
【0020】
本発明に係る機関には、第1ピン8および第2ピン9の巡回要素10に沿った摺動を調節するための調節手段13がさらに備わっており、この調節手段によって、ロッド6、それゆえピストン5は、ピストン5がTDCおよび/またはBDCに近接すると、予備設定可能な回転角について実質的に静止した構成に維持される。
【0021】
ピストン5が燃焼行程(個所C)に相当するTDCに近接すると、この燃焼の間に、チャンバー2aの容積は実質的に一定のままであり、これによって、定容積燃焼を行う理想的なオットーサイクルに近い作動サイクルをもたらすことができる。同様に、ピストン5が吸入行程(個所A)に相当するTDCに近接し、かつ/または、排気行程(個所D)に相当するBDCに近接すると、これらの行程の間に、チャンバー2aの容積は実質的に一定のままであり、これによって、定容積で吸入および/または排気を行う作動サイクルをもたらすことができる。
【0022】
調節手段13には、円弧状に形成され、軸12の予備設定可能な前記回転角に相当する一体化領域14a,14bが備わっており、これらの領域はそれぞれ、個所Cで前記2つの突出部の一方を構成する2つの部分BCおよびCDに、個所Aで他方の突出部を構成する2つの部分ABおよびDAに接続されている。
【0023】
調節手段13には、円弧状に形成され、軸12の予備設定可能な前記回転角に相当する一体化領域15がさらに備わっており、これらの領域はそれぞれ、個所Dで2つの部分CDおよびDAに、個所Bで2つの部分ABおよびBCに接続されている。
【0024】
一体化領域14a,14bおよび15の円弧の横幅は、(5〜60)度/60である。
【0025】
図1は吸入行程を示しており、ここでは、流体Fは吸気口を通ってチャンバー2aへ入り、吸気バルブ3は開かれ、排気バルブ4は閉じられている。この吸入行程は、軸12の90度の回転で行われる。すなわち、ピストン5がTDCにあり、第1ピン8および第2ピン9が巡回要素10の個所Aにあるときに始まり、ピストン5がBDCに到達し、第1ピン8および第2ピン9が巡回要素10の個所Bにあるときに終わる。
【0026】
個所A(TDC)で形成された一体化領域14bによって、吸入行程に相当する軸12の回転角についてロッド6およびピストン5が静止した状態に維持される。
【0027】
図2は圧縮行程を示しており、この圧縮行程は、ピストン5がBDCにあり、吸気バルブ3が閉鎖過程にあり、排気バルブ4が完全に閉じられているときに始まり、ピストン5がTDC(個所C)にあるときに終わる。この圧縮行程は、第1ピン8および第2ピン9によって描かれた巡回要素10の部分BCに相当しており、軸12がほぼ90度回転する間に行われる。
【0028】
図3は燃焼および膨脹の有用な過程を示しており、この過程は、ピストン5がTDC(個所C)にあり、バルブ3およびバルブ4が閉じられているときに始まり、ピストン5がBDC(個所D)に到達したときに終わる。この有用な行程は、巡回要素10の部分CDに相当しており、軸12が90度回転する間に行われる。
【0029】
個所C(TDC)で形成された一体化領域14aによって、燃焼過程が起きる間の軸12のある回転角についてロッド6およびピストン5が静止した状態に維持され、燃焼−膨脹が円弧CDに沿って遂行される。
【0030】
最後に、図4は排気行程を示しており、この過程は、ピストン5がBDC(個所D)にあり、排気バルブ4が開かれ、吸気バルブ3が閉じられているときに始まり、ピストン5がBDC(個所A)に到達したときに終わる。この排気行程は、巡回要素10の部分DAに相当しており、軸12が90度回転する間に行われる。この場合には、個所D(BDC)で形成された一体化領域15によって、排気行程に相当する軸12の回転角についてロッド6およびピストン5が静止した状態に維持される。
【0031】
したがって、図示された実施形態における改良型機関は、公知の種類のエンジンではそれらが2回転の間に互いに追従するのに対して、サイクルのさまざまな過程が駆動軸の単一回転(360度)の間に互いに連続的に追従する4ストロークエンジンである。
【0032】
したがって、1周期当たりの有用行程の数は2倍である。すなわち、駆動軸からの出力は、等しい排気量および毎分回転数について同等の従来型4ストロークエンジンの軸からの出力に対して2倍になる。
【0033】
駆動軸12のそれぞれの回転で得ることのできる有用行程の数は、偏心要素11すなわち巡回要素10の輪郭を改変することによって増大させるのが好ましく、例えば、それぞれの回転について3つ、4つ、あるいはそれ以上の有用行程を得ることは可能である。実際、巡回要素10は、互いに一体化し、かつ、互いに120度ずれている3つの突出部によって、それぞれの突出部について2つの部分を備えているので、チャンバー2aにおける作動流体の展開は、軸12の240度の回転で起きる。
【0034】
代案として、互いに一体化し、かつ、互いに90度ずれており、それぞれについて2つの部分を備えている4つの突出部が存在し、その結果、チャンバー2aにおける作動流体の展開が、軸12の180度の回転で起きるようにすることもできる。
【0035】
図7は偏心要素11の代わりの可能な実施形態を示しており、その巡回要素10は、互いに対向して180度に配置された2つの突出部が備わった型のものであり、それぞれの突出部は、2つの部分、つまりABとADおよびBCとCDに分けられている。
【0036】
これら2つの突出部の一方(部分ABとADが形成されている)には、偏心要素11の中心に対して平均曲率半径があるが、これは他方の突出部(部分BCとCDが形成されている)の平均曲率半径よりも小さいものであり、一方の突出部を構成する2つの部分の一体化領域(個所A)は吸入TDCに対応する領域であり、他方の突出部を構成する2つの部分の一体化領域(個所C)は燃焼TDCに対応する領域である。したがって、巡回要素10は、軸線が参照符号Eで表されている中心軸に対して非対称である。
【0037】
図5および図6は、直径に沿って互いに対向している2つのシリンダー1a,1bが備わった本発明に係るエンジンMの可能な実施形態を示しており、そのピストン5は、それぞれのロッド6と第1ピン8と第2ピン9とによって中央の偏心要素11に連結されており、偏心要素11は軸12に楔止されており、この偏心要素11には、互いに対向するように180度で配置された2つの突出部が備わった型の巡回要素10が存在している。
【0038】
このエンジンMには、基本的にブロック16が備わっており、このブロック16には、軸12の軸線に対して直径に沿って互いに対向している2つのスリーブ17があり、これらのスリーブ17には、シリンダー1a,1bのジャケット18が収容されており、これらのシリンダー1a,1bはそれぞれのヘッド2によって閉鎖され、これらのヘッドのそれぞれには、図示されていないそれぞれの吸気バルブおよび排気バルブが設けられている。
【0039】
吸気バルブおよび排気バルブの開閉は、制御ロッドつまりタペット19の備わった型の機構によって駆動されるが、これらのタペット19は、カバー22によって閉鎖されたケース21の中に収容されたそれぞれのロッカー20に関節状に連結されている。さらに、ヘッド2には、燃料をチャンバー2aの中へ噴射するための噴射装置23と排気ダクト24とがある。さらにまた、ブロック16の中には、シリンダー1a,1bを冷却する水を循環させるための空間があり、参照符号25は、対応する循環路へ接続するためのコネクターを表している。
【0040】
軸12にはフライホイール26が楔止されており、このフライホイール26には、始動モーターへ連結するための外周歯付きリング27が設けられている。フライホイール26と偏心要素11との間には、スロットル本体28とプレート29とが介在されている。ブロック16の下側には潤滑ユニット30が配置されており、この潤滑ユニット30は、油溜め32から汲み上げるためのポンプ31と、フィルター33とからなっている。
【0041】
互いに対向している2つのシリンダー1a,1bと2つの突出部のある偏心要素11とが備わったエンジンMによれば、慣性トルクは存在しないものの一次慣性と二次慣性との釣り合いがもたらされ、従来の6シリンダー直列型エンジンのそれに等しい、ある程度の釣り合いが得られる。実際に、説明した本発明によって前記の目標および目的が達成されることがわかった。
【0042】
駆動軸からの出力は、等しい排気量および毎分回転数について、同等の従来型エンジンに対して増大するが、その理由は、駆動軸のすべての回転について得ることのできる有用な行程の数が増大するからである。
【0043】
プッシュロッドの動きは、単一方向に往復する型のものであり、したがって、クランクシステムの運動作用は、きわめて長いコネクティングロッドが備わった従来のエンジンにおいて起きるであろう作用に相当している。したがって、前記の動きの方式は、純粋に調和のとれたものであり、完全にコサイン曲線を描く加速度線図を作り出し、一次よりも高い次数の構成要素をすべて排除する。
【0044】
このことの直接の意義は、内燃機関における振動の最重要原因の1つであって例えばフラットツインシリンダーエンジンで生じるような二次の交代質量の慣性力を排除することである。
【0045】
最後に、TDCでの円弧状一体化領域では、燃焼行程が、オットー型の定容積での理想的サイクルにしたがって生じる。実際に、プッシュロッドおよびピストンは、燃焼が起きる間の駆動軸の予備設定可能な回転角について、TDCに静止状態で近接している。
【0046】
知られていることであるが、定容積燃焼を行う内燃機関のサイクル(オットーサイクル)は、火花点火内燃機関および圧縮点火内燃機関における現在のサイクルをたどることができるディーゼルサイクルあるいはサバテサイクルのような提案可能な他のサイクルに対して、最も高い熱力学的効率によって特徴付けられたサイクルである。
【0047】
したがって、本発明に係る改良型エンジンによれば、作動流体変換サイクルの熱力学効率が増大するとともに、駆動軸での出力が増大する。
【0048】
前記巡回要素の輪郭を改変することによって、とりわけ燃焼行程でのピストンの動きの方式を変えることができる。このように構想された本発明は、すべてが本発明の概念の範囲内にある無数の修正および変形を受けることができる。さらにまた、細部のすべては、技術的に同等な他のものに置き換えることができる。実際、使用された材料は、材料および寸法とともに、特許請求の範囲における保護範囲を放棄することのない要件による任意のものであってよい。
【0049】
この出願が優先権を主張するイタリア特許出願MO2001A000174号に記載された開示内容は、引用によってこの明細書に組み入れられる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】図1は、本発明に係る改良型往復内燃機関における吸入行程の開始時点での一部断面模式図である。
【図2】図2は、図1の機関における圧縮行程の開始時点での一部断面図である。
【図3】図3は、図1の機関における膨脹行程の開始時点での一部断面図である。
【図4】図4は、図1の機関における排気行程の開始時点での一部断面図である。
【図5】図5は、本発明に係るフラットツイン型の機関の模式的不等角投影図である。
【図6】図6は、図5の機関における2つのシリンダーのピストンの往復直進運動を駆動軸の回転運動に変換するための装置の模式的断面図である。
【図7】図7は、本発明に係る機関の偏心要素における代わりの可能な実施形態の模式図である。

Claims (14)

  1. 内側に作動流体のためのチャンバー(2a)があり、このチャンバー(2a)が、ヘッド(2)によって閉鎖される一方端部と、前記ヘッド(2)からの最大距離を決定する下死点と前記ヘッド(2)からの最小距離を決定する上死点との間における往復直進運動により前記チャンバー(2a)の中で摺動することのできるピストン(5)によって閉鎖される他方端部とを有している少なくとも1つの中空状シリンダー(1)と、
    前記往復直進運動を駆動軸(12)の回転運動に変換するための装置で、この駆動軸(12)に対して実質的に垂直であり、かつ、ピストン(5)に結合された第1端部(6a)とプッシャー要素(8,9)が設けられた第2端部(6b)とを有している少なくとも1つのプッシュロッド(6)と、前記駆動軸(12)に楔止され、かつ、そこへ機構的に連結された前記プッシャー要素(8,9)に追従することのできる巡回要素(10)が存在する少なくとも1つの輪郭付き偏心要素(11)とからなる変換装置とを備えてなり、
    チャンバー(2a)における前記流体の作用が、往復直進運動と巡回要素(10)に沿ったプッシャー要素(8,9)の摺動とでロッド(6)を駆動するための推力を、その推力が前記駆動軸(12)の回転作用のために偏心要素(11)へ伝達されるように、ピストン(5)に付与する改良型往復内燃機関において、
    ピストン(5)が前記死点の1つに少なくとも近接しているときに、ロッド(6)とピストン(5)とを駆動軸(12)の予備設定可能な回転角について実質的に静止した構成に維持するように設けられている、巡回要素(10)に沿ったプッシャー要素(8,9)の前記摺動を調節するための調節手段(13)を備えていることを特徴とする改良型往復内燃機関。
  2. 前記調節手段は、チャンバーの容積が実質的に一定のままである間にピストン(5)が燃焼行程に対応する上死点に近接しているときに、ロッド(6)とピストン(5)とを前記静止構成に維持するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記調節手段は、チャンバーの容積が実質的に一定のままである間にピストン(5)が吸入行程に対応する上死点に近接しているときに、ロッド(6)とピストン(5)とを前記静止構成に維持するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  4. 前記調節手段は、チャンバーの容積が実質的に一定のままである間にピストン(5)が排気行程に対応する下死点に近接しているときに、ロッド(6)とピストン(5)とを前記静止構成に維持するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  5. 前記巡回要素(10)の輪郭が、互いに一体化しかつ互いに関して180度ずれている2つの突出部(BAD,BCD)によって構成され、前記突出部のそれぞれについて2つの部分(15)が備わり、チャンバー(2a)における作動流体の作用が駆動軸(12)の360度の回転の間に起きることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  6. 前記巡回要素(10)の輪郭が、互いに一体化しかつ互いに関して120度ずれている3つの突出部によって構成され、前記突出部のそれぞれについて2つの部分が備わり、チャンバー(2a)における作動流体の作用が駆動軸(12)の240度の回転の間に起きることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  7. 前記巡回要素(10)の輪郭が、互いに一体化しかつ互いに関して90度ずれている4つの突出部によって構成され、前記突出部のそれぞれについて2つの部分が備わり、チャンバー(2a)における作動流体の作用が駆動軸(12)の180度の回転の間に起きることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  8. 前記巡回要素(10)が、前記偏心要素(11)の中心に対して異なる平均曲率半径を有して互いに一体化しかつ互いに関して180度ずれている少なくとも2つの突出部を備えてなり、前記巡回要素(10)が、中心軸(E)に対して非対称であることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  9. 前記調節手段(13)が、前記突出部の少なくとも1つにおける2つの部分を一体化するための、実質的に円弧状に形成されている一体化領域(14a,14b)を備えていることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  10. 前記調節手段(13)が、少なくとも2つの連続状突出部における少なくとも2つの隣接部分を一体化するための、実質的に円弧状に形成されている一体化領域(15)を備えていることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  11. 前記円弧が、(5〜60)度/60からなる横幅を有していることを特徴とする請求項9または10に記載の内燃機関。
  12. 前記偏心要素(11)が、前記駆動軸(12)に楔止された円板状本体からなり、その1つの面に前記巡回要素(10)が浮き彫り状に存在することと、前記プッシャー要素が、前記巡回要素(10)を包囲しかつ外側輪郭および内側輪郭のそれぞれに沿って摺動するように設けられた少なくとも1つの第1ピン(8)と1つの第2ピン(9)とによって構成されていることとを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  13. 前記駆動軸(12)が、直線状であることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
  14. 前記シリンダー(1)を2つ備え、それらは、駆動軸(12)に関する直径に沿って互いに対向しており、それらのピストン(6)が、前記プッシュロッド(6)のそれぞれの第1端部(6a)に結合され、その第2端部(6b)には、定形の前記偏心要素(11)に機構的に一体連結された前記プッシャー要素(8,9)のそれぞれのものが設けられ、前記偏心要素(11)が、前記駆動軸(12)に楔止され、かつ、その上に、180度ずれている2つの突出部の備わった型の巡回要素(10)が存在していることを特徴とする先行請求項のいずれか1つに記載の内燃機関。
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