JP2005500397A - ケラチン繊維用の染色剤 - Google Patents
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Abstract
本発明は、酸化染料前駆体および/または直接染料を主剤としたケラチン繊維を染色するための薬剤に関し、適当な化粧品的キャリアーの中に、(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも一種、(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも一種、および(c)PEG−150/ステアリル/SMDIコポリマーの一種からなる組成を含有することを特徴とする。
Description
【0001】
本発明の対象は、直接染料および/または酸化染料および特別な増粘剤の組成を含有する、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するための薬剤、ならびにこの薬剤を用いて毛髪を染色する方法に関する。
【0002】
染色調合物は、水性の、好ましくは増粘された溶液またはエマルションの形態にて一般的に存在し、染料のほかに、例えば脂肪アルコールおよび/または別の油性成分、乳化剤および界面活性剤、ならびに必要に応じてアルコールを含有する。酸化染色剤は一般的に2つの成分、すなわち(i)染料キャリア物質を含有する染料、および(ii)酸化剤配合物からなり、これらは使用の直前に互いに混合され、そして染色するべき毛髪上に塗布される。この二成分の粘度および混合比率に応じて、混合の際に粘度が高くなったりまたは低くなったりする。ここで、とりわけ染色剤の粘度が高いほど、染色剤の付着性が良好となる。そのうえ、例えば、特別な毛束施術法(Straehnentechnik)またはホイル施術法(Folientechnik)における調髪の作業のために、ならびに染色ブラシまたはアクセントブラシを用いて目的とする作業を遂行可能とするために、高い粘度がしばしば必要となる。
【0003】
それゆえ、染色キャリア物質と酸化剤との良好な混合容易性を保証し、かつ染色剤が良好な付着特性および染色特性を生じるような染色キャリア物質の費用コストに優れた増粘に対する強い要求が存在している。
【0004】
毛髪染色剤の増粘のための、非イオン性で両親媒性の会合性増粘剤(Assoziativverdickern)の使用は、WO01/41723号に記載されている。しかしながら、ここで記載されている薬剤は、その粘度および毛髪への付着性、ならびにその染色特性に関して、あらゆる観点で満足のいくものではない。したがって、例えば粘性形成特性は、数週間の保存期間の後に早くも悪化してしまう。さらに、WO01/41723号に記載の染色剤は、蜂蜜に似た性質を有しており、この染色物質は毛髪から滴り落ちてしまう。同様に、高濃度の染料は、会合性増粘剤と適合性が悪いこともまた、欠点である。
【0005】
今ここに驚くべきことに、会合性増粘剤の上述の欠点は、疎水性の修飾された非イオン性のポリオールを主剤とした、この会合性増粘剤と脂肪アルコールおよび他の増粘剤との組み合わせを使用することにより、取り除かれることが可能となることが見出された。
【0006】
それゆえ、本発明の対象は、酸化染料前駆体(Oxidationsfarbstoffvorstufen)および/または直接染料を主剤とした、ケラチン繊維、特に毛髪を染色するための薬剤であって、当該薬剤が適切な化粧品キャリアにおいて、以下の組み合わせ:
(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも1種、
(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも1種、および
(c)PEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーの1種を含有することを特徴とするものである。
【0007】
非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤は、本発明の調合物中に(活性物質についてそれぞれ)、約0.01〜2.5重量%の量にて、特に約0.1〜1重量%の量にて含有されていることが好ましい。
【0008】
非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤として、親水性基のみならず疎水性基も含むポリマーが組み入れられる。会合性増粘剤は、水溶性のポリマーであり、しかも界面活性剤に似た疎水性成分を有しており、この成分は、親水性、特に水性媒質中にて、自分自身で会合を起こすだけでなく、他の疎水性物質とも共に会合する状態にあり、すなわち相互作用を生じさせることができる。このようにして生じた会合的ネットワークにより、この媒質は増粘するか、あるいはゲル化する。典型的には、会合性増粘剤は、ポリエチレンオキシド‐プレポリマーと、少なくとも二官能性の重縮合性物質(例えばイソシアネートなど)との重合によって製造され、この際、疎水性修飾がもたされるように、大きなアリール基、アルキル基またはアリール/アルキル基を有したモノヒドロキシ化合物またはジヒドロキシ化合物が付加される。それゆえ、好ましい会合性増粘剤は、疎水的に修飾されたポリアルキレングリコール類である。ここにおいて、親水性成分は、ポリオキシアルキレン単位、好ましくはポリオキシエチレン単位によって構成されるが、ポリオキシプロピレン単位またはこれらの混合物によって構成されてもよい。この疎水性成分は、例えば長鎖のアルキル基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基などの炭化水素基からなることが好ましい。
【0009】
特に好ましい会合性増粘剤は、疎水性修飾されたアミノプラスト‐ポリエーテル‐コポリマーである。その構造および製造に関しては、WO96/40815を参照されたい。WO96/40815には、水分散性または水溶解性のコポリマーが記載されており、これは、少なくとも二官能性のアミノプラストモノマーと、少なくとも二官能性のアルキレンポリエーテルならびに、疎水性基を有する一官能性の化合物との酸触媒重縮合の反応生成物である。好適なアミノプラストは、WO96/40815の図1に挙げられている。特にここで好ましいものは、WO96/40815の式Xで表されたグリコールウリル誘導体である。好適なアルキレンポリエーテルは、WO96/40815の図2に挙げられている。特に好ましいアルキレンポリエーテルは、ポリエチレンオキシドジオールである。これらは、エトキシル化度20〜500、好ましくは50〜350、より好ましくは100〜250を有している。疎水性基を有した好適な一官能性の化合物は、WO96/40815の式XIVで表されるものである。
【0010】
本発明の好適な会合性増粘剤は、下記の一般式(I)のポリマーから選択されることが好ましい。
【0011】
【化3】
【0012】
[式中、Ampはアミノプラストモノマー、またはアミノプラストオリゴマーまたはアミノプラストポリマーの残基を意味し、AOはアルキレンオキシド基を表し、Rは水素、C1−C4‐アルキル基またはC1−C4‐アシル基を表し、xおよびyは、1より大きな数である。]
【0013】
特に好ましいものは、(a)下記一般式(II)で表されるグリコールウリル
【0014】
【化4】
【0015】
[但し、式中、RはH、好ましくはOMeを表す]と、
(b)エトキシル化度が20〜500、好ましくは50〜350、特に好ましくは100〜250のポリエチレンオキドジオール、ならびに
(c)場合によってはエトキシル化された疎水性のアルコール、アルキルフェノール、チオール、カルボキシアミド、カルバメートまたは疎水性カルボン酸との酸触媒重縮合の反応生成物であり、これらは、WO96/40815の第17〜19頁に記載されている。
特に好適なグリコールウリルは、1,3,4,6‐テトラメトキシメチルグリコールウリル(TMMG)である。
【0016】
特に好ましい会合性増粘剤は、ポリエーテル‐1、PEG‐180/オクトキシノール‐40/TMMGコポリマー、およびPEG‐180/ラウレス(Laureth)‐50/TMMGコポリマーのINCI名を有するもの、および例えばヅュート(Sued)‐ケミ社(ミュンヘン/ドイツ)からPure−Thix(登録商標)HH、HL、L、M、TX−1442、TX−1450、TX−1451、TX−1452およびTX−1499の商品名で市販されているものである。
【0017】
脂肪アルコールとしては、原則的には、室温(約25℃)で液状の飽和または不飽和の、分枝または直鎖のあらゆる脂肪アルコールを用いることができる。好適な脂肪アルコールとして、特にデカノール、ウンデカノール、ラウリルアルコール、2‐オクチル‐1‐ドデカノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコールおよびリノレニルアルコールを挙げることができ、ここでラウリルアルコール、2‐オクチル‐1‐ドデカノールおよびオレイルアルコールがとりわけ好ましい。
【0018】
本発明の染色剤における上記脂肪アルコールの添加量は、約0.1〜20重量%が好ましく、特に約0.5〜10重量%が好ましい。
【0019】
成分(c)としては、PEG‐150、飽和のメチレン‐ジフェニルジイソシアネートおよびステアリルアルコール(INCI名:PEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマー)からのコポリマーが添加され、これは例えば、ISP社(ウェイン/USA)より商品名アキュリン(Aculyn)46で市販されている。この際、これら増粘剤の添加量は、約0.01〜2重量%、特に約0.05〜1重量%が好ましい。
【0020】
本発明の染色剤は、好ましくは酸化染料前駆体を含有しており、これにより、例えば過酸化水素などの酸化剤の作用の下で、または空気酸素の存在にて染色が生じる。
【0021】
好適な酸化染料前駆体として、例えば以下のような顕色物質およびカップラー物質および自分自身でカップリングする化合物を挙げることができる。
(i)顕色物質: 1,4‐ジアミノ‐ベンゾール(p‐フェニレンジアミン)、1,4‐ジアミノ‐2‐メチル‐ベンゾール(p‐トルイレンジアミン)、1,4‐ジアミノ‐2,6‐ジメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐3,5‐ジエチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2,5‐ジメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2,3‐ジメチル‐ベンゾール、2‐クロル‐1,4‐ジアミノ‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(チオフェン‐2‐イル)ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(チオフェン‐3‐イル)ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(ピリジン‐3‐イル)ベンゾール、2,5‐ジアミノビフェニル、1,4‐ジアミノ‐2‐メトキシメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐アミノメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐ヒドロキシメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐ベンゾール、2‐(2‐アセチルアミノ)エトキシ)‐1,4‐ジアミノ‐ベンゾール、4‐フェニルアミノ‐アニリン、4‐ジメチルアミノ‐アニリン、4‐ジエチルアミノ‐アニリン、4‐ジプロピルアミノ‐アニリン、4‐〔エチル(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐メチル‐アニリン、4‐〔(2‐メトキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔(3‐ヒドロキシプロピル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐アニリン、1,4‐ジアミノ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(1‐ヒドロキシエチル)‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(1‐メチルエチル)‐ベンゾール、1,3‐ビス〔(4‐アミノフェニル)(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐プロパノール、1,4‐ビス〔(4‐アミノフェニル)アミノ〕‐ブタン、1,8‐ビス〔(2,5‐ジアミノフェノキシ)‐3,6‐ジオクサオクタン、4‐アミノ‐フェノール、4‐アミノ‐3‐メチル‐フェノール、4‐アミノ‐3‐(ヒドロキシメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐3‐フルオル‐フェノール、4‐メチルアミノ‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(アミノメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(ヒドロキシメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐2‐フルオル‐フェノール、4‐アミノ‐2‐〔(2‐ヒドロキシエチル)‐アミノ〕メチル‐フェノール、4‐アミノ‐2‐メチル‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(メトキシメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐フェノール、5‐アミノ‐サリチル酸、2,5‐ジアミノ‐ピリジン、2,4,5,6‐テトラアミノ‐ピリミジン、2,5,6‐トリアミノ‐4‐(1H)‐ピリミドン、4,5‐ジアミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエチル)‐1H‐ピラゾール、4,5‐ジアミノ‐1‐(1‐メチルエチル)‐1H‐ピラゾール、4,5‐ジアミノ‐1‐〔(4‐メチルフェニル)メチル〕‐1H‐ピラゾール、1‐〔(4‐クロルフェニル)メチル〕‐4,5‐ジアミノ‐1H‐ピラゾール、4,5‐ジアミノ‐1‐メチル‐1H‐ピラゾール、2‐アミノ‐フェノール、2‐アミノ‐6‐メチル‐フェノール、2‐アミノ‐5‐メチル‐フェノール、これら単独または互いの混合物。
【0022】
(ii)カップラー物質: N‐(3‐ジメチルアミノ‐フェニル)‐尿素、2,6‐ジアミノ‐ピリジン、2‐アミノ‐4‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニソール、2,4‐ジアミノ‐1‐フルオル‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐メトキシ‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐エトキシ‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジ〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1,5‐ジメトキシ‐ベンゾール、2,3‐ジアミノ‐6‐メトキシ‐ピリジン、3‐アミノ‐6‐メトキシ‐2‐(メチルアミノ)‐ピリジン、2,6‐ジアミノ‐3,5‐ジメトキシ‐ピリジン、3,5‐ジアミノ‐2,6‐ジメトキシ‐ピリジン、1,3‐ジアミノ‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐ベンゾール、1,3‐ジアミノ‐4‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1,5‐ジ(2‐ジドロキシエトキシ)‐ベンゾール、1‐(2‐アミノエトキシ)‐2,4‐ジアミノ‐ベンゾール、2‐アミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐4‐メチルアミノ‐ベンゾール、2,4‐ジアミノフェノキシ‐酢酸、3‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐アミノ‐2‐ジ〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1‐エトキシ‐ベンゾール、5‐メチル‐2‐(1‐メチルエチル)‐フェノール、3‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、3‐〔(2‐アミノエチル)‐アミノ〕‐アニリン、1,3‐ジ(2,4‐ジアミノフェノキシ)‐プロパン、ジ(2,4‐ジアミノフェノキシ)‐メタン、1,3‐ジアミノ‐2,4‐ジメトキシ‐ベンゾール、2,6‐ビス(2‐ヒドロキシエチル)アミノ‐トルオール、4‐ヒドロキシインドール、3‐ジメチルアミノ‐フェノール、3‐ジエチルアミノ‐フェノール、5‐アミノ‐2‐メチル‐フェノール、5‐アミノ‐4‐フルオル‐2‐メチル‐フェノール、5‐アミノ‐4‐メトキシ‐2‐メチル‐フェノール、5‐アミノ‐4‐エトキシ‐2‐メチル‐フェノール、3‐アミノ‐2,4‐ジクロル‐フェノール、5‐アミノ‐2,4‐ジクロル‐フェノール、3‐アミノ‐2‐メチル‐フェノール、3‐アミノ‐2‐クロル‐6‐メチル‐フェノール、3‐アミノ‐フェノール、2‐〔(3‐ヒドロキシフェニル)アミノ〕‐アセトアミド、5‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐4‐メトキシ‐2‐メチル‐フェノール、5‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、3‐〔(2‐ヒドロキエチル)アミノ〕‐フェノール、3‐〔(2‐メトキシエチル)‐アミノ〕‐フェノール、5‐アミノ‐2‐エチル‐フェノール、5‐アミノ‐2‐メトキシ‐フェノール、2‐(4‐アミノ‐2‐ヒドロキシフェノキシ)‐エタノール、5‐〔(3‐ヒドロキシプロピル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、3‐〔(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、3‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、2‐アミノ‐3‐ヒドロキシ‐ピリジン、5‐アミノ‐4‐クロル‐2‐メチル‐フェノール、1‐ナフトール、2‐メチル‐1‐ナフトール、1,5‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、1,7‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、2,3‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、2,7‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、2‐メチル‐1‐ナフトール‐アセテート、1,3‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、1‐クロル‐2,4‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、2‐クロル‐1,3‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、1,2‐ジクロル‐3,5‐ジヒドロキシ‐4‐メチル‐ベンゾール、1,5‐ジクロル‐2,4‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、1,3‐ジヒドロキシ‐2‐メチル‐ベンゾール、3,4‐メチレンジオキシ‐フェノール、3,4‐メチレンジオキシ‐アニリン、5‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1,3‐ベンゾジオキソール、6‐ブロム‐1‐ヒドロキシ‐3,4‐メチレンジオキシ‐ベンゾール、3,4‐ジアミノ‐安息香酸、3,4‐ジヒドロ‐6‐ヒドロキシ‐1,4(2H)‐ベンゾキサジン、6‐アミノ‐3,4‐ジヒドロ‐1,4(2H)‐ベンゾキサジン、3‐メチル‐1‐フェニル‐5‐ピラゾロン、5,6‐ジヒドロキシ‐インドール、5,6‐ジヒドロキシ‐インドリン、5‐ヒドロキシ‐インドール、6‐ヒドロキシ‐インドール、7‐ヒドロキシ‐インドール、2,3‐インドリンジオン、これら単独または互いの混合物。
(iii)自分自身でカップリングする化合物: 2‐アミノ‐5‐メチルフェノール、2‐アミノ‐6‐メチルフェノール、2‐アミノ‐5‐エトキシフェノール、または2‐プロピル‐アミノ‐5‐アミノピリジン。
【0023】
本発明の薬剤中に含有される酸化染料前駆体の総量は、約0.01〜12重量%、特に約0.2〜6重量%である。
【0024】
さらに、特定の染色色合いを達成するために、一般的な天然および/または合成の直接染料、例えば、ヘンナまたはインディゴのようないわゆる植物染料、トリフェニルメタン染料、芳香族ニトロ染料、アゾ染料、キノン染料、カチオン性またはアニオン性の染料を上記染色剤中に含有することができる。
【0025】
好適な合成染料として、例えば以下のものを挙げることができる。
1,4‐ビス[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール、1‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ‐2‐ニトロ‐4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐ベンゾール(HC Blue No.2)、1‐アミノ‐3‐メチル‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐6‐ニトロベンゾール(HC Violet No.1)、4‐[エチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Blue No.12)、4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐1‐[(2‐メトキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Blue No.11)、1‐[(2,3‐ジヒドロキシ‐プロピル)アミノ]‐4‐[メチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Blue No.10)、1‐[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐4‐[エチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Blue No.9)、1‐(3‐ヒドロキシプロピルアミノ)‐4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Violet No.2)、1‐メチルアミノ‐4‐[メチル‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Blue No.6)、2‐((4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)アミノ)‐5‐ジメチルアミノ‐安息香酸(HC Blue No.13)、1‐アミノ‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.7)、2‐アミノ‐4,6‐ジニトロフェノール、4‐アミノ‐2‐ニトロ‐ジフェニルアミン(HC Red No.1)、1‐アミノ‐4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Red No.13)、1‐アミノ‐5‐クロル‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール、4‐アミノ‐1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.3)、4‐アミノ‐3‐ニトロフェノール、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロフェノール、1‐[(2‐アミノエチル)アミノ]‐4‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐2‐ニトロベンゾール(HC Orange No.2)、4‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Orange No.3)、1‐アミノ‐5‐クロル‐4‐[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.10)、5‐クロル‐1,4‐[ジ(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.11)、2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐4,6‐ジニトロフェノール、4‐エチルアミノ‐3‐ニトロ安息香酸、2‐[(4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)アミノ]‐安息香酸、2‐クロル‐6‐エチルアミノ‐4‐ニトロフェノール、2‐アミノ‐6‐クロル‐4‐ニトロフェノール、4‐[(3‐ヒドロキシプロピル)アミノ]‐3‐ニトロフェノール、2,5‐ジアミノ‐6‐ニトロピリジン、1,2,3,4‐テトラヒドロ‐6‐ニトロキノキサリン、7‐アミノ‐3,4‐ジヒドロ‐6‐ニトロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン(HC RedNo.14)、1‐アミノ‐2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐5‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.5)、1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐2‐[(2‐ヒドロキシエチル)‐アミノ]‐5‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.4)、1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.2)、2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐1‐メトキシ‐5‐ニトロベンゾール、2‐アミノ‐3‐ニトロフェノール、1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐3‐メチルアミノ‐4‐ニトロベンゾール、2,3‐(ジヒドロキシ‐プロポキシ)‐3‐メチルアミノ‐4‐ニトロベンゾール、2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐5‐ニトロフェノール(HC Yellow No.11)、3‐[(2‐アミノエチル)アミノ]‐1‐メトキシ‐4‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Yellow No.9)、1‐[(2‐ウレイドエチル)アミノ]‐4‐ニトロベンゾール、4‐[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐3‐ニトロ‐1‐トリフルオルメチル‐ベンゾール(HC Yellow No.6)、1‐クロル‐2, 4‐ビス[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐5‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.10)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐1‐メチルベンゾール、1‐クロル‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.12)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐1‐トリフルオルメチルベンゾール(HC Yellow No.13)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐ベンゾニトリル(HC Yellow No.14)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐ベンズアミド(HC Yellow No.15)、1,4‐ジ[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン、1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐4‐メチルアミノ‐9,10‐アントラキノン(CI61505,Disperse Blue No.3)、2‐[(2‐アミノエチル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン(HC Orange No.5)、1‐ヒドロキシ‐4‐[(4‐メチル‐2‐スルホフェニル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン、1‐[(3‐アミノプロピル)アミノ]‐4‐メチルアミノ‐9,10‐アントラキノン(HC Blue No.8)、1‐[(3‐アミノプロピル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン(HC Red No.8)、1, 4‐ジアミノ‐2‐メトキシ‐9,10‐アントラキノン(CI62015,Disperse Red No.11,Solvent Violet No.26)、1, 4‐ジヒドロキシ‐5,8‐ビス[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン(CI62500,Disperse Blue No.7,Solvent Blue No.69)、9‐(ジメチルアミノ)‐ベンゾ〔a〕フェノキサンジン‐7‐イウム‐クロリド(CI51175;Basic Blue No.6)、ジ〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル][4‐(エチルアミノ)ナフチル]‐カルベニウム‐クロリド(CI42595;Basic Blue No.7)、3,7‐ジ(ジメチルアミノ)‐フェノチアジン‐5‐イウム‐クロリド(CI52015;Basic Blue No.9)、ジ[4‐(ジメチルアミノ)フェニル][4‐(フェニルアミノ)ナフチル]‐カルベニウム‐クロリド(CI44045;Basic Blue No.26)、2‐[(4‐(エチル(2‐ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)アゾ]‐6‐メトキシ‐3‐メチル‐ベンゾチアゾリウム‐メチルスルフェート(CI11154;Basic Blue No.41)、8‐アミノ‐2‐ブロム‐5‐ヒドロキシ‐4‐イミノ‐6‐[(3‐(トリメチルアンモニオ)フェニル)アミノ]‐1(4H)‐ナフタリノン‐クロリド(CI56059;Basic Blue No.99)、ビス[4‐(ジメチルアミノ)フェニル][4‐(メチルアミノ)フェニル]カルベニウム‐クロリド(CI42535;Basic Violet No.1)、トリス[4‐(ジメチルアミノ)フェニル]カルベニウム‐クロリド(CI42555;Basic Violet No.3)、2‐[3, 6‐(ジエチルアミノ)‐ジベンゾピラニウム‐9‐イル]‐安息香酸‐クロリド(CI45170;Basic Violet No.10)、ジ(4‐アミノフェニル)(4‐アミノ‐3‐メチルフェニル)カルベニウム‐クロリド(CI42510;Basic Violet No.14)、1,3‐ビス[(2,4‐ジアミノ‐5‐メチルフェニル)アゾ]‐3‐メチルベンゾール(CI21010;Basic Brown No.4)、1‐[(4‐アミノフェニル)アゾ]‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐2‐ナフトール‐クロリド(CI12250;Basic Brown No.16)、1‐[(4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)アゾ]‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐2‐ナフトール‐クロリド(CI12251;Basic Brown No.17)、3,7‐ジアミノ‐2,8‐ジメチル‐5‐フェニル‐フェナジニウム‐クロリド(CI50240;Basic Red No.2)、1,4‐ジメチル‐5‐[(4‐(ジメチルアミノ)フェニル)アゾ]‐1,2,4‐トリアゾリウム‐クロリド(CI11055;Basic Red No.22)、2‐ヒドロキシ‐1‐[(2‐メトシキ‐フェニル)アゾ]‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐ナフタリン‐クロリド(CI12245;Basic Red No.76)、2‐[2‐((2, 4‐ジメトキシ‐フェニル)アミノ)エテニル]‐1,3,3‐トリメチル‐3H‐インドール‐1‐イウム‐クロリド(CI48055;Basic Yellow No.11)、3‐メチル‐1‐フェニル‐4‐[(3‐(トリメチルアンモニオ)フェニル)‐アゾ]‐ピラゾール‐5‐オン‐クロリド(CI12719;Basic Yellow No.57)、ビス[4‐(ジエチルアミノ)フェニル]フェニルカルベニウム‐ヒドロゲンスルフェート(1:1)(CI42040;Basic Green No.1)、1‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐メチル‐4‐[(4‐ニトロフェニル)アゾ]‐ベンゾール(CI11210,Disperse Red No.17)、4‐[(4‐アミノ‐フェニル)アゾ]‐1‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐メチルベンゾール(HC Yellow No.7)、2,6‐ジアミノ‐3‐[(ピリジン‐3‐イル)アゾ]‐ピリジン、6‐ヒドロキシ‐5‐[(4‐スルホフェニル)アゾ]‐2‐ナフタリンスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI15985;Food Yellow No.3;FD&C Yellow No.6)、2,4‐ジニトロ‐1‐ナフトール‐7‐スルホン酸‐ジナトリウム塩(CI10316;Acid Yellow No.1;Food Yellow No.1)、2‐(インダン‐1,3‐ジオン‐2‐イル)キノリン‐x,x‐スルホン酸(モノスルホン酸とジスルホン酸の混合物)(CI47005;D&C Yellow No.10;Food Yellow No.13;Acid Yellow No.3)、5‐ヒドロキシ‐1‐(4‐スルホフェニル)‐4‐〔(4‐スルホフェニル)アゾ〕ピラゾール‐3‐カルボン酸‐トリナトリウム塩(CI1914;Food Yellow No.4;Acid Yellow No.23) 、9‐(2‐カルボキシフェニル)‐6‐ヒドロキシ‐3H‐キサンテン‐3‐オン(CI45350;Acid Yellow No.73;D&C Yellow No.8)、5‐[(2, 4‐ジニトロフェニル)アミノ〕‐2‐フェニルアミノ‐ベンゾールスルホン酸‐ナトリウム塩(CI10385;Acid Orange No.3)、4‐[(2, 4‐ジヒドロキシフェニル)アゾ〕‐ベンゾールスルホン酸‐モノナトリウム塩(CI14270;Acid Orange No.6)、4‐[(2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)アゾ〕‐ベンゾールスルホン酸‐ナトリウム塩(CI15510;Acid Orange No.7)、4‐[(2, 4‐ジヒドロキシ‐3‐[(2, 4‐ジメチルフェニル)アゾ〕フェニル)アゾ〕‐ベンゾールスルホン酸‐ナトリウム塩(CI20170;Acid Orange No.24)、4‐ヒドロキシ‐3‐[(4‐スルホナフト‐1‐イル)アゾ〕‐1‐ナフタリンスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI14720;Acid Red No.14)、6‐ヒドロキシ‐5‐[(4‐スルホナフト‐1‐イル)アゾ〕‐2, 4‐ナフタリンジスルホン酸‐トリナトリウム塩(CCI16255;Acid Red No.18)、3‐ヒドロキシ‐4‐[(4‐スルホナフト‐1‐イル)アゾ〕‐2,7‐ナフタリン‐ジスルホン酸‐トリナトリウム塩(CI16185;Acid Red No.27)、8‐アミノ‐1‐ヒドロキシ‐2‐(フェニルアゾ)‐3, 6‐ナフタリンジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI17200;Acid Red No.33)、5‐(アセチルアミノ)‐4‐ヒドロキシ‐3‐[(2‐メチルフェニル)アゾ〕‐2, 7‐ナフタリン‐ジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI18065;Acid Red No.35)、2‐(3‐ヒドロキシ‐2,4,5,7‐テトラヨード‐ジベンゾピラン‐6‐オン‐9‐イル)‐安息香酸‐ジナトリウム塩(CI45430;Acid Red No.51)、N‐[6‐(ジエチルアミノ)‐9‐(2,4‐ジスルホフェニル)‐3H‐キサンテン‐3‐イリデン]‐N‐エチルエタンアンモニウム‐ヒドロキシド,分子内塩,ナトリウム塩(CI45100;Acid Red No.52)、8‐[(4‐(フェニルアゾ)‐フェニル)アゾ〕‐7‐ナフトール‐1,3‐ジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI27290;Acid Red No.73)、2’,4’,5’,7’‐テトラブロム‐3’,6’‐ジヒドロキシスピロ‐〔イソベンゾフラン‐1(3H),9’‐〔9H〕キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI45380;Acid Red No.87)、2’,4’,5’,7’‐テトラブロム‐4,5,6,7‐テトラクロル‐3’,6’‐ジヒドロキシスピロ〔イソベンゾフラン‐1(3H),9’〔9H〕キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI45410;Acid Red No.92)、3’,6’‐ジヒドロキシ‐4’,5’‐ジイオドスピロ‐[イソベンゾフラン‐1(3H), 9’(9H)‐キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI45425;Acid Red No.95)、(2‐スルホフェニル)ジ〔4‐(エチル((4‐スルホフェニル)メチル)アミノ)‐フェニル]‐カルベニウム‐ジナトリウム塩,ベタイン(CI42090;Acid Blue No.9;FD&C Blue No.1)、1,4‐ビス[(2‐スルホ‐4‐メチルフェニル)アミノ)]‐9,10‐アントラキノン‐ジナトリウム塩(CI61470;Acid Green No.25)、ビス〔4‐(ジメチルアミノ)フェニル〕‐3,7‐ジスルホ‐2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)カルベニウム‐分子内塩,モノナトリウム塩(CI44090;Food Green No.4;Acid Green No.50)、ビス〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル〕(2, 4‐ジスルホフェニル)カルベニウム‐分子内塩,ナトリウム塩(2:1)(CI42045;Food Blue No.3;Acid Blue No.1)、ビス〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル〕(5‐ヒドロキシ‐2, 4‐ジスルホフェニル)カルベニウム‐分子内塩,カルシウム塩(2:1)(CI42051;Acid Blue No.3)、1‐アミノ‐4‐(シクロヘキシルアミノ)‐9,10‐アントラキノン‐2‐スルホン酸‐ナトリウム塩(CI62045;Acid Blue No.62)、2‐(1,3‐ジヒドロ‐3‐オクソ‐5‐スルホ‐2H‐インドール‐2‐イリデン)‐2, 3‐ジヒドロ‐3‐オクソ‐1H‐インドール‐5‐スルホン酸‐ジナトリウム塩(CI73015;Acid Blue No.74)、9‐(2‐カルボキシフェニル)‐3‐[(2‐メチルフェニル)アミノ]‐6‐[(2‐メチル‐4‐スルホフェニル)アミノ〕キサンチリウム‐分子内塩,モノナトリウム塩(CI45190;Acid Violet No.9)、1‐ヒドロキシ‐4‐[(4‐メチル‐2‐スルホフェニル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン‐ナトリウム塩(CI60730;D&C Violet No.2;Acid No.43)、ビス〔3‐ニトロ‐4‐[(4‐フェニルアミノ)‐3‐スルホフェニルアミノ]‐フェニル〕‐スルホン(CI10410;Acid Brown No.13)、5‐アミノ‐4‐ヒドロキシ‐6‐[(4‐ニトロフェニル)アゾ]‐3‐(フェニルアゾ)‐2,7‐ナフタリンジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI20470;Acid Black No.1)、3‐ヒドロキシ‐4‐[(2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)アゾ]‐7‐ニトロ‐1‐ナフタリンスルホン酸‐クロム錯体(3:2)(CI15711;Acid Black No.52)、3‐[(2,4‐ジメチル‐5‐スルホフェニル)アゾ]‐4‐ヒドロキシ‐1‐ナフタリン‐スルホン酸‐ジナトリウム塩(CI14700;Food Red No.1;FD&C Red No.4)、4‐(アセチルアミド)‐5‐ヒドロキシ‐6‐[(7‐スルホ‐4‐[(4‐スルホフェニル)アゾ]ナフト‐1‐イル)アゾ]‐1,7‐ナフタリンジスルホン酸‐テトラナトリウム塩(CI28440;Food Black No.1)および3‐ヒドロキシ‐4‐(3‐メチル‐5‐オクソ‐1‐フェニル‐4,5‐ジヒドロ‐1H‐ピラゾール‐4‐イルアゾ)‐ナフタリン‐1‐スルホン酸ナトリウム塩‐クロム錯体(Acid Red No.195)、単独または互いに組み合わせたもの。
【0026】
本発明の薬剤中での直接染料の総量は、約0.01〜7重量%、好ましくは約0.2〜4重量%である。
【0027】
さらに、毛髪染色のために公知で一般的な染料を、本発明の染色剤中に含有させることが可能であり、特にE.サガリンによる「コスメティックス、サイエンスおよびテクノロジー」インターサイエンス出版 Inc.New York、(1957)、第503頁−、ならびにH.ヤニスチンによる「化粧品と香料のハンドブック」第3巻(1973)、第388頁−、およびK.シュレーダーによる「化粧品の基礎と処方」第2版(1989)、第782〜815頁(1989)に記載されている。
【0028】
本発明の染色剤は、酸化染色剤であることが好ましいが、前述の直接染料を主剤とする非酸化性の染色剤あってももちろんよい。
【0029】
さらに、本発明の薬剤中には、例えばアスコルビン酸、チオグリコール酸または亜硫酸ナトリウムなどのような抗酸化剤、ならびに例えばエチレンジアミノテトラアセテートまたはニトリル酢酸などのような硫黄金属のための錯体形成剤を、約0.5重量%までの量にて含有することができる。香料油は、本発明の染色キャリア物質中に約1重量%までの量にて含まれることができる。もちろん、前述の毛髪染色剤は必要に応じてさらに、毛髪染色剤に一般的な添加物、例えば保存剤、例えば亜硫酸ナトリウム、チオグリコール酸またはアスコルビン酸のような抗酸化剤、錯体形成剤、水、炭素原子1〜4を有する低級脂肪アルコール(例えばエタノール、プロパノールおよびイソプロパノールなど)またはグリセリンや1,2‐プロピレングリコールなどのグリコールのような溶剤、アニオン性、カチオン性、両性または非イオン性の界面活性物質の属から選ばれる湿潤剤あるいは乳化剤、さらには柔軟化剤、ワセリン、シリコーン油、パラフィン油、および脂肪酸、ならびにカチオン性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、ビタミン、パントテン酸およびベタインのようなこの他の保護物質を含有することができる。上記の成分は、このような目的において一般的な量で用いられ、例えば前記の湿潤剤および乳化剤は、0.1〜30重量%の濃度、そして保護物質は、0.1〜5.0重量%の濃度にて用いられる。ここで好ましいのは、非イオン性および/またはアニオン性の界面活性剤または乳化剤、例えば、脂肪アルコールスルフェート(特にラウリルスルフェートおよびナトリウムココイルスルフェートなど)、オキシエチル化脂肪アルコールスルフェート(特に分子に2〜4のエチレンオキシド単位を有するナトリウムラウリルエーテルスルフェート)、オキシエチル化脂肪酸エステル、オキシエチル化ノニルフェノール、オキシエチル化脂肪アルコール、アルキルベンゾールスルホネートまたは脂肪酸アルカノールアミンなどを約0.1〜30重量%、より好ましくは0.2〜15重量%の総量にて添加することである。
【0030】
本発明の染色剤のpH値は、直接染料を主剤とする非酸化性の染色剤については、約5〜10、好ましくは6〜9の範囲にあり、また酸化染料前駆体を主剤とする酸化性の染色剤については、pH値が約6〜12、好ましくは9〜11の範囲にあり、但し、使用の準備のできた毛髪酸化染色剤(すなわち酸化剤を有する本発明の毛髪染色剤)のpH値は、約5.5〜10、好ましくは6〜9である。
【0031】
調合物および所望の染色剤のpH値に応じて、pH値の調整は、アンモニアまたは、例えばグルカミン、アミノメチルプロパノール、モノエタノールアミンまたはトリエタノールアミンなどの有機アミン、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムまたは水酸化カルシウムなどの無機塩基、もしくは、例えば乳酸、クエン酸、酢酸またはリン酸などのような有機酸または無機酸を用いて行われるのが好ましい。
【0032】
本発明の薬剤は、水性または水性アルコール性の調合物の形態にて調製されることが好ましく、例えば、増粘化溶液、エマルション、クリームまたはジェルとして調製される場合が挙げられる。しかし、染色剤が、使用の直前に初めて本発明の3つの組み合わせを添加することによって増粘されることもまた原則的に可能である。
【0033】
酸化染色への適用のために、前記の染色剤は使用の直前に酸化剤と混合され、準備のできたこの調合物の染色用に充分な量、一般的には約60〜200グラムが繊維に塗布される。
【0034】
本発明の染色剤が酸化染料前駆体を含有しない場合、もしくは酸化染料前駆体を含有する場合には、空気酸素で容易に酸化可能であり、この染色剤を事前に酸化剤と混合しなくてもケラチン繊維に直接塗布することができる。
【0035】
染色を発生させるための酸化剤として、主に過酸化水素またはこれの尿素、メラミンまたはナトリウムボレートとの付加化合物の1〜12%水溶液、好ましくは1.5〜6%水溶液の形態のものが挙げられる。染色剤と酸化剤の混合比率は、酸化剤の濃度に依存し、一般的に約5:1〜1:2、好ましくは1:1であり、但し使用の準備のできた調合物中の酸化剤の含有量は、約0.5〜8重量%、特に1〜4重量%であるのが好ましい。
【0036】
使用の準備のできた染色剤は、ケラチン繊維(例えばヒトの頭髪)上に、15〜50℃で約10〜45分間、好ましくは約15〜30分間かけて作用し、その後この繊維を水ですいで乾燥させる。このすすぎに引き続き、必要に応じてシャンプーで洗浄し、場合によっては、例えば酒石酸などの弱い有機酸でさらにすすぐ。引き続いて、このケラチン繊維を乾燥させる。
【0037】
本発明の酸化染色剤の粘度はまた、必要な場合には酸化剤との混合の後で、本発明の成分(a)〜(c)の組み合わせを添加することによって事後的に問題なく高められることができ、これによって、より簡単で費用効果の優れたベース処方が可能となる。同様に、使用の直前(酸化剤との混合の前、後または最中)に初めて、本発明の成分(a)〜(c)の組み合わせを染色剤に添加することによって増粘させることも可能である。
【0038】
本発明の調合物を用いて製造された染色剤は、付着特性、塗布挙動および粘度調整に関して挙げられた必要条件を充足するのに非常に優れており、塗布容易性に極めて優れている。さらに、本発明の染色剤は、均一な粘性および化粧品的な外観印象を備えている。特に、本発明の薬剤の優れた粘度および際だって優れた安定性、ならびに毛髪へのその特徴的な付着性は、特筆すべき優れた点である。さらに、(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも1種、(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも1種、および(c)PEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーの1種からなる本発明の組み合わせを使用することは、染色剤と酸化剤の重量比率のバリエーションを、使用の準備のできた酸化染色剤の粘度および付着特性を問題なく損なうことなく、広い領域に(例えば1:1〜1:2:5)拡げることを可能とする。
【0039】
以下の実施例は、本発明の対象をさらに詳細に説明するためのものであって、これに制限されるものではない。
【0040】
【実施例】
実施例1: 毛髪酸化染色剤、液体状
【0041】
上記毛髪染色剤50gを、使用の直前に6%の過酸化水素水溶液の50gと混合する。均質で化粧品らしい印象の、適度な粘度の染色調合物が得られる。引き続いて、このようにして得られた混合物をブロンドの天然毛髪上に塗布する。40℃、30分間の作用時間後に水で洗い流し、乾燥させる。本毛髪は、輝きのある赤銅色の染色を生じる。
【0042】
実施例2: ヘラー染色のためのジェル状の毛髪酸化染色剤
【0044】
使用の前に、上記液状の染色キャリア物質(A)40gと過酸化水素エマルション(B)80gを、(A):(B)の混合比1:2相当にて混合し、この混合物120gをヒトの白くなった頭髪に塗布する。室温で20分間の作用時間後に、上記毛髪を水ですすぎ落とし、乾燥させる。このようにして処理された毛髪は、根本から毛先まで均一に明るい茶色に染色されている。本発明の薬剤は塗布容易性に優れて毛髪から流れ落ちないものである。
【0045】
実施例3: 毛髪酸化染色剤、クリーム形状
【0046】
上記毛髪染色剤50gを、使用の直前に12%の過酸化水素水溶液の50gと混合する。引き続いて、このようにして得られた混合物をブロンドの天然毛髪上に塗布する。40℃、30分間の作用時間後に水ですすぎ、乾燥させる。均等で濃厚な茶色染色が得られる。
【0047】
実施例4: (非酸化性)毛髪調色剤
【0048】
軽いゲル状の染色物質が得られ、これはその優れた粘性特性に基づき、容易にかつ均一に塗布されることができて、さらに毛髪上に非常に良好に付着するものである。20℃で20分間の作用時間後に上記毛髪を生ぬるい水で洗い落とし、髪型をセットして乾燥させる。このように処理された毛髪は、均一で、濃厚な金オレンジ色の染色を示す。
【0049】
実施例5: 毛髪酸化染色剤、クリーム形状
【0050】
【0051】
使用の前に、上記液状の染色キャリア物質(A)40gと過酸化水素エマルション(B)80gを、(A):(B)の混合比1:2相当にて混合し、この混合物120gをヒトの白くなった頭髪に塗布する。室温で20分間の作用時間後に、上記毛髪を水ですすぎ落とし、乾燥させる。このようにして処理された毛髪は、均一で暗茶色の色合いを帯びている。本発明の薬剤は流れ落ちることなく毛髪上に良好に留まる。
【0052】
実施例6: 比較試験
実施例1に記載した薬剤を、本発明のものでない以下の3つの染色剤と比較した。
薬剤6.1: 実施例1におけるPEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーが同量のPEG‐180/ラウレス−50/TMMGコポリマーに置き換えられたもの。
薬剤6.2: 実施例1におけるPEG‐180/ラウレス−50/TMMGコポリマーが同量のPEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーに置き換えられたもの。
薬剤6.3: 実施例1における脂肪アルコール(2‐オクチル‐1‐ドデカノール)が同量の別の脂肪成分(オレイン酸)に置き換えられたもの。
【0053】
実施例1に記載の本発明の薬剤は、あらゆる必要条件(すなわち、酸化剤との混合後で、非常に優れた粘度および毛髪上への非常に良好な付着性を備え、さらに均一な粘性、香粧品的な印象および非常に優れた塗布特性をも示すこと)を非常に良好に満たすのに対して、本発明によらない薬剤は一つまたは複数の点において満足できるものではない。
【0054】
つまり、本発明によらない薬剤6.1は、良好な粘度を有するが、毛髪への付着性が劣るため流れ落ちてしまう。
本発明によらない薬剤6.2も同様に、良好な粘度を有するが、香粧品的な要件に基くなめらかな粘性を十分に満たすものではない。
本発明によらない薬剤6.3は、酸化剤と混合した後では、水のように希薄であり、十分な粘度を有さない。
【0055】
本願明細書中の百分率はいずれも特にことわりのない限り重量%を示す。
本発明の対象は、直接染料および/または酸化染料および特別な増粘剤の組成を含有する、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するための薬剤、ならびにこの薬剤を用いて毛髪を染色する方法に関する。
【0002】
染色調合物は、水性の、好ましくは増粘された溶液またはエマルションの形態にて一般的に存在し、染料のほかに、例えば脂肪アルコールおよび/または別の油性成分、乳化剤および界面活性剤、ならびに必要に応じてアルコールを含有する。酸化染色剤は一般的に2つの成分、すなわち(i)染料キャリア物質を含有する染料、および(ii)酸化剤配合物からなり、これらは使用の直前に互いに混合され、そして染色するべき毛髪上に塗布される。この二成分の粘度および混合比率に応じて、混合の際に粘度が高くなったりまたは低くなったりする。ここで、とりわけ染色剤の粘度が高いほど、染色剤の付着性が良好となる。そのうえ、例えば、特別な毛束施術法(Straehnentechnik)またはホイル施術法(Folientechnik)における調髪の作業のために、ならびに染色ブラシまたはアクセントブラシを用いて目的とする作業を遂行可能とするために、高い粘度がしばしば必要となる。
【0003】
それゆえ、染色キャリア物質と酸化剤との良好な混合容易性を保証し、かつ染色剤が良好な付着特性および染色特性を生じるような染色キャリア物質の費用コストに優れた増粘に対する強い要求が存在している。
【0004】
毛髪染色剤の増粘のための、非イオン性で両親媒性の会合性増粘剤(Assoziativverdickern)の使用は、WO01/41723号に記載されている。しかしながら、ここで記載されている薬剤は、その粘度および毛髪への付着性、ならびにその染色特性に関して、あらゆる観点で満足のいくものではない。したがって、例えば粘性形成特性は、数週間の保存期間の後に早くも悪化してしまう。さらに、WO01/41723号に記載の染色剤は、蜂蜜に似た性質を有しており、この染色物質は毛髪から滴り落ちてしまう。同様に、高濃度の染料は、会合性増粘剤と適合性が悪いこともまた、欠点である。
【0005】
今ここに驚くべきことに、会合性増粘剤の上述の欠点は、疎水性の修飾された非イオン性のポリオールを主剤とした、この会合性増粘剤と脂肪アルコールおよび他の増粘剤との組み合わせを使用することにより、取り除かれることが可能となることが見出された。
【0006】
それゆえ、本発明の対象は、酸化染料前駆体(Oxidationsfarbstoffvorstufen)および/または直接染料を主剤とした、ケラチン繊維、特に毛髪を染色するための薬剤であって、当該薬剤が適切な化粧品キャリアにおいて、以下の組み合わせ:
(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも1種、
(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも1種、および
(c)PEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーの1種を含有することを特徴とするものである。
【0007】
非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤は、本発明の調合物中に(活性物質についてそれぞれ)、約0.01〜2.5重量%の量にて、特に約0.1〜1重量%の量にて含有されていることが好ましい。
【0008】
非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤として、親水性基のみならず疎水性基も含むポリマーが組み入れられる。会合性増粘剤は、水溶性のポリマーであり、しかも界面活性剤に似た疎水性成分を有しており、この成分は、親水性、特に水性媒質中にて、自分自身で会合を起こすだけでなく、他の疎水性物質とも共に会合する状態にあり、すなわち相互作用を生じさせることができる。このようにして生じた会合的ネットワークにより、この媒質は増粘するか、あるいはゲル化する。典型的には、会合性増粘剤は、ポリエチレンオキシド‐プレポリマーと、少なくとも二官能性の重縮合性物質(例えばイソシアネートなど)との重合によって製造され、この際、疎水性修飾がもたされるように、大きなアリール基、アルキル基またはアリール/アルキル基を有したモノヒドロキシ化合物またはジヒドロキシ化合物が付加される。それゆえ、好ましい会合性増粘剤は、疎水的に修飾されたポリアルキレングリコール類である。ここにおいて、親水性成分は、ポリオキシアルキレン単位、好ましくはポリオキシエチレン単位によって構成されるが、ポリオキシプロピレン単位またはこれらの混合物によって構成されてもよい。この疎水性成分は、例えば長鎖のアルキル基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基などの炭化水素基からなることが好ましい。
【0009】
特に好ましい会合性増粘剤は、疎水性修飾されたアミノプラスト‐ポリエーテル‐コポリマーである。その構造および製造に関しては、WO96/40815を参照されたい。WO96/40815には、水分散性または水溶解性のコポリマーが記載されており、これは、少なくとも二官能性のアミノプラストモノマーと、少なくとも二官能性のアルキレンポリエーテルならびに、疎水性基を有する一官能性の化合物との酸触媒重縮合の反応生成物である。好適なアミノプラストは、WO96/40815の図1に挙げられている。特にここで好ましいものは、WO96/40815の式Xで表されたグリコールウリル誘導体である。好適なアルキレンポリエーテルは、WO96/40815の図2に挙げられている。特に好ましいアルキレンポリエーテルは、ポリエチレンオキシドジオールである。これらは、エトキシル化度20〜500、好ましくは50〜350、より好ましくは100〜250を有している。疎水性基を有した好適な一官能性の化合物は、WO96/40815の式XIVで表されるものである。
【0010】
本発明の好適な会合性増粘剤は、下記の一般式(I)のポリマーから選択されることが好ましい。
【0011】
【化3】
【0012】
[式中、Ampはアミノプラストモノマー、またはアミノプラストオリゴマーまたはアミノプラストポリマーの残基を意味し、AOはアルキレンオキシド基を表し、Rは水素、C1−C4‐アルキル基またはC1−C4‐アシル基を表し、xおよびyは、1より大きな数である。]
【0013】
特に好ましいものは、(a)下記一般式(II)で表されるグリコールウリル
【0014】
【化4】
【0015】
[但し、式中、RはH、好ましくはOMeを表す]と、
(b)エトキシル化度が20〜500、好ましくは50〜350、特に好ましくは100〜250のポリエチレンオキドジオール、ならびに
(c)場合によってはエトキシル化された疎水性のアルコール、アルキルフェノール、チオール、カルボキシアミド、カルバメートまたは疎水性カルボン酸との酸触媒重縮合の反応生成物であり、これらは、WO96/40815の第17〜19頁に記載されている。
特に好適なグリコールウリルは、1,3,4,6‐テトラメトキシメチルグリコールウリル(TMMG)である。
【0016】
特に好ましい会合性増粘剤は、ポリエーテル‐1、PEG‐180/オクトキシノール‐40/TMMGコポリマー、およびPEG‐180/ラウレス(Laureth)‐50/TMMGコポリマーのINCI名を有するもの、および例えばヅュート(Sued)‐ケミ社(ミュンヘン/ドイツ)からPure−Thix(登録商標)HH、HL、L、M、TX−1442、TX−1450、TX−1451、TX−1452およびTX−1499の商品名で市販されているものである。
【0017】
脂肪アルコールとしては、原則的には、室温(約25℃)で液状の飽和または不飽和の、分枝または直鎖のあらゆる脂肪アルコールを用いることができる。好適な脂肪アルコールとして、特にデカノール、ウンデカノール、ラウリルアルコール、2‐オクチル‐1‐ドデカノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコールおよびリノレニルアルコールを挙げることができ、ここでラウリルアルコール、2‐オクチル‐1‐ドデカノールおよびオレイルアルコールがとりわけ好ましい。
【0018】
本発明の染色剤における上記脂肪アルコールの添加量は、約0.1〜20重量%が好ましく、特に約0.5〜10重量%が好ましい。
【0019】
成分(c)としては、PEG‐150、飽和のメチレン‐ジフェニルジイソシアネートおよびステアリルアルコール(INCI名:PEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマー)からのコポリマーが添加され、これは例えば、ISP社(ウェイン/USA)より商品名アキュリン(Aculyn)46で市販されている。この際、これら増粘剤の添加量は、約0.01〜2重量%、特に約0.05〜1重量%が好ましい。
【0020】
本発明の染色剤は、好ましくは酸化染料前駆体を含有しており、これにより、例えば過酸化水素などの酸化剤の作用の下で、または空気酸素の存在にて染色が生じる。
【0021】
好適な酸化染料前駆体として、例えば以下のような顕色物質およびカップラー物質および自分自身でカップリングする化合物を挙げることができる。
(i)顕色物質: 1,4‐ジアミノ‐ベンゾール(p‐フェニレンジアミン)、1,4‐ジアミノ‐2‐メチル‐ベンゾール(p‐トルイレンジアミン)、1,4‐ジアミノ‐2,6‐ジメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐3,5‐ジエチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2,5‐ジメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2,3‐ジメチル‐ベンゾール、2‐クロル‐1,4‐ジアミノ‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(チオフェン‐2‐イル)ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(チオフェン‐3‐イル)ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(ピリジン‐3‐イル)ベンゾール、2,5‐ジアミノビフェニル、1,4‐ジアミノ‐2‐メトキシメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐アミノメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐ヒドロキシメチル‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐ベンゾール、2‐(2‐アセチルアミノ)エトキシ)‐1,4‐ジアミノ‐ベンゾール、4‐フェニルアミノ‐アニリン、4‐ジメチルアミノ‐アニリン、4‐ジエチルアミノ‐アニリン、4‐ジプロピルアミノ‐アニリン、4‐〔エチル(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐メチル‐アニリン、4‐〔(2‐メトキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔(3‐ヒドロキシプロピル)アミノ〕‐アニリン、4‐〔(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐アニリン、1,4‐ジアミノ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(1‐ヒドロキシエチル)‐ベンゾール、1,4‐ジアミノ‐2‐(1‐メチルエチル)‐ベンゾール、1,3‐ビス〔(4‐アミノフェニル)(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐プロパノール、1,4‐ビス〔(4‐アミノフェニル)アミノ〕‐ブタン、1,8‐ビス〔(2,5‐ジアミノフェノキシ)‐3,6‐ジオクサオクタン、4‐アミノ‐フェノール、4‐アミノ‐3‐メチル‐フェノール、4‐アミノ‐3‐(ヒドロキシメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐3‐フルオル‐フェノール、4‐メチルアミノ‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(アミノメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(ヒドロキシメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐2‐フルオル‐フェノール、4‐アミノ‐2‐〔(2‐ヒドロキシエチル)‐アミノ〕メチル‐フェノール、4‐アミノ‐2‐メチル‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(メトキシメチル)‐フェノール、4‐アミノ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐フェノール、5‐アミノ‐サリチル酸、2,5‐ジアミノ‐ピリジン、2,4,5,6‐テトラアミノ‐ピリミジン、2,5,6‐トリアミノ‐4‐(1H)‐ピリミドン、4,5‐ジアミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエチル)‐1H‐ピラゾール、4,5‐ジアミノ‐1‐(1‐メチルエチル)‐1H‐ピラゾール、4,5‐ジアミノ‐1‐〔(4‐メチルフェニル)メチル〕‐1H‐ピラゾール、1‐〔(4‐クロルフェニル)メチル〕‐4,5‐ジアミノ‐1H‐ピラゾール、4,5‐ジアミノ‐1‐メチル‐1H‐ピラゾール、2‐アミノ‐フェノール、2‐アミノ‐6‐メチル‐フェノール、2‐アミノ‐5‐メチル‐フェノール、これら単独または互いの混合物。
【0022】
(ii)カップラー物質: N‐(3‐ジメチルアミノ‐フェニル)‐尿素、2,6‐ジアミノ‐ピリジン、2‐アミノ‐4‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニソール、2,4‐ジアミノ‐1‐フルオル‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐メトキシ‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐エトキシ‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐5‐メチル‐ベンゾール、2,4‐ジ〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1,5‐ジメトキシ‐ベンゾール、2,3‐ジアミノ‐6‐メトキシ‐ピリジン、3‐アミノ‐6‐メトキシ‐2‐(メチルアミノ)‐ピリジン、2,6‐ジアミノ‐3,5‐ジメトキシ‐ピリジン、3,5‐ジアミノ‐2,6‐ジメトキシ‐ピリジン、1,3‐ジアミノ‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐ベンゾール、1,3‐ジアミノ‐4‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐ベンゾール、2,4‐ジアミノ‐1,5‐ジ(2‐ジドロキシエトキシ)‐ベンゾール、1‐(2‐アミノエトキシ)‐2,4‐ジアミノ‐ベンゾール、2‐アミノ‐1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐4‐メチルアミノ‐ベンゾール、2,4‐ジアミノフェノキシ‐酢酸、3‐〔ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、4‐アミノ‐2‐ジ〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1‐エトキシ‐ベンゾール、5‐メチル‐2‐(1‐メチルエチル)‐フェノール、3‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐アニリン、3‐〔(2‐アミノエチル)‐アミノ〕‐アニリン、1,3‐ジ(2,4‐ジアミノフェノキシ)‐プロパン、ジ(2,4‐ジアミノフェノキシ)‐メタン、1,3‐ジアミノ‐2,4‐ジメトキシ‐ベンゾール、2,6‐ビス(2‐ヒドロキシエチル)アミノ‐トルオール、4‐ヒドロキシインドール、3‐ジメチルアミノ‐フェノール、3‐ジエチルアミノ‐フェノール、5‐アミノ‐2‐メチル‐フェノール、5‐アミノ‐4‐フルオル‐2‐メチル‐フェノール、5‐アミノ‐4‐メトキシ‐2‐メチル‐フェノール、5‐アミノ‐4‐エトキシ‐2‐メチル‐フェノール、3‐アミノ‐2,4‐ジクロル‐フェノール、5‐アミノ‐2,4‐ジクロル‐フェノール、3‐アミノ‐2‐メチル‐フェノール、3‐アミノ‐2‐クロル‐6‐メチル‐フェノール、3‐アミノ‐フェノール、2‐〔(3‐ヒドロキシフェニル)アミノ〕‐アセトアミド、5‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐4‐メトキシ‐2‐メチル‐フェノール、5‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、3‐〔(2‐ヒドロキエチル)アミノ〕‐フェノール、3‐〔(2‐メトキシエチル)‐アミノ〕‐フェノール、5‐アミノ‐2‐エチル‐フェノール、5‐アミノ‐2‐メトキシ‐フェノール、2‐(4‐アミノ‐2‐ヒドロキシフェノキシ)‐エタノール、5‐〔(3‐ヒドロキシプロピル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、3‐〔(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、3‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐2‐メチル‐フェノール、2‐アミノ‐3‐ヒドロキシ‐ピリジン、5‐アミノ‐4‐クロル‐2‐メチル‐フェノール、1‐ナフトール、2‐メチル‐1‐ナフトール、1,5‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、1,7‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、2,3‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、2,7‐ジヒドロキシ‐ナフタリン、2‐メチル‐1‐ナフトール‐アセテート、1,3‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、1‐クロル‐2,4‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、2‐クロル‐1,3‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、1,2‐ジクロル‐3,5‐ジヒドロキシ‐4‐メチル‐ベンゾール、1,5‐ジクロル‐2,4‐ジヒドロキシ‐ベンゾール、1,3‐ジヒドロキシ‐2‐メチル‐ベンゾール、3,4‐メチレンジオキシ‐フェノール、3,4‐メチレンジオキシ‐アニリン、5‐〔(2‐ヒドロキシエチル)アミノ〕‐1,3‐ベンゾジオキソール、6‐ブロム‐1‐ヒドロキシ‐3,4‐メチレンジオキシ‐ベンゾール、3,4‐ジアミノ‐安息香酸、3,4‐ジヒドロ‐6‐ヒドロキシ‐1,4(2H)‐ベンゾキサジン、6‐アミノ‐3,4‐ジヒドロ‐1,4(2H)‐ベンゾキサジン、3‐メチル‐1‐フェニル‐5‐ピラゾロン、5,6‐ジヒドロキシ‐インドール、5,6‐ジヒドロキシ‐インドリン、5‐ヒドロキシ‐インドール、6‐ヒドロキシ‐インドール、7‐ヒドロキシ‐インドール、2,3‐インドリンジオン、これら単独または互いの混合物。
(iii)自分自身でカップリングする化合物: 2‐アミノ‐5‐メチルフェノール、2‐アミノ‐6‐メチルフェノール、2‐アミノ‐5‐エトキシフェノール、または2‐プロピル‐アミノ‐5‐アミノピリジン。
【0023】
本発明の薬剤中に含有される酸化染料前駆体の総量は、約0.01〜12重量%、特に約0.2〜6重量%である。
【0024】
さらに、特定の染色色合いを達成するために、一般的な天然および/または合成の直接染料、例えば、ヘンナまたはインディゴのようないわゆる植物染料、トリフェニルメタン染料、芳香族ニトロ染料、アゾ染料、キノン染料、カチオン性またはアニオン性の染料を上記染色剤中に含有することができる。
【0025】
好適な合成染料として、例えば以下のものを挙げることができる。
1,4‐ビス[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール、1‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ‐2‐ニトロ‐4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐ベンゾール(HC Blue No.2)、1‐アミノ‐3‐メチル‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐6‐ニトロベンゾール(HC Violet No.1)、4‐[エチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Blue No.12)、4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐1‐[(2‐メトキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Blue No.11)、1‐[(2,3‐ジヒドロキシ‐プロピル)アミノ]‐4‐[メチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Blue No.10)、1‐[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐4‐[エチル‐(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Blue No.9)、1‐(3‐ヒドロキシプロピルアミノ)‐4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Violet No.2)、1‐メチルアミノ‐4‐[メチル‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Blue No.6)、2‐((4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)アミノ)‐5‐ジメチルアミノ‐安息香酸(HC Blue No.13)、1‐アミノ‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.7)、2‐アミノ‐4,6‐ジニトロフェノール、4‐アミノ‐2‐ニトロ‐ジフェニルアミン(HC Red No.1)、1‐アミノ‐4‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Red No.13)、1‐アミノ‐5‐クロル‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール、4‐アミノ‐1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.3)、4‐アミノ‐3‐ニトロフェノール、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロフェノール、1‐[(2‐アミノエチル)アミノ]‐4‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐2‐ニトロベンゾール(HC Orange No.2)、4‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Orange No.3)、1‐アミノ‐5‐クロル‐4‐[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.10)、5‐クロル‐1,4‐[ジ(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Red No.11)、2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐4,6‐ジニトロフェノール、4‐エチルアミノ‐3‐ニトロ安息香酸、2‐[(4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)アミノ]‐安息香酸、2‐クロル‐6‐エチルアミノ‐4‐ニトロフェノール、2‐アミノ‐6‐クロル‐4‐ニトロフェノール、4‐[(3‐ヒドロキシプロピル)アミノ]‐3‐ニトロフェノール、2,5‐ジアミノ‐6‐ニトロピリジン、1,2,3,4‐テトラヒドロ‐6‐ニトロキノキサリン、7‐アミノ‐3,4‐ジヒドロ‐6‐ニトロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン(HC RedNo.14)、1‐アミノ‐2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐5‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.5)、1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐2‐[(2‐ヒドロキシエチル)‐アミノ]‐5‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.4)、1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐2‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.2)、2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐1‐メトキシ‐5‐ニトロベンゾール、2‐アミノ‐3‐ニトロフェノール、1‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐3‐メチルアミノ‐4‐ニトロベンゾール、2,3‐(ジヒドロキシ‐プロポキシ)‐3‐メチルアミノ‐4‐ニトロベンゾール、2‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐5‐ニトロフェノール(HC Yellow No.11)、3‐[(2‐アミノエチル)アミノ]‐1‐メトキシ‐4‐ニトロベンゾール‐ヒドロクロリド(HC Yellow No.9)、1‐[(2‐ウレイドエチル)アミノ]‐4‐ニトロベンゾール、4‐[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐3‐ニトロ‐1‐トリフルオルメチル‐ベンゾール(HC Yellow No.6)、1‐クロル‐2, 4‐ビス[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐5‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.10)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐1‐メチルベンゾール、1‐クロル‐4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロベンゾール(HC Yellow No.12)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐1‐トリフルオルメチルベンゾール(HC Yellow No.13)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐ベンゾニトリル(HC Yellow No.14)、4‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐ニトロ‐ベンズアミド(HC Yellow No.15)、1,4‐ジ[(2,3‐ジヒドロキシプロピル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン、1‐[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐4‐メチルアミノ‐9,10‐アントラキノン(CI61505,Disperse Blue No.3)、2‐[(2‐アミノエチル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン(HC Orange No.5)、1‐ヒドロキシ‐4‐[(4‐メチル‐2‐スルホフェニル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン、1‐[(3‐アミノプロピル)アミノ]‐4‐メチルアミノ‐9,10‐アントラキノン(HC Blue No.8)、1‐[(3‐アミノプロピル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン(HC Red No.8)、1, 4‐ジアミノ‐2‐メトキシ‐9,10‐アントラキノン(CI62015,Disperse Red No.11,Solvent Violet No.26)、1, 4‐ジヒドロキシ‐5,8‐ビス[(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン(CI62500,Disperse Blue No.7,Solvent Blue No.69)、9‐(ジメチルアミノ)‐ベンゾ〔a〕フェノキサンジン‐7‐イウム‐クロリド(CI51175;Basic Blue No.6)、ジ〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル][4‐(エチルアミノ)ナフチル]‐カルベニウム‐クロリド(CI42595;Basic Blue No.7)、3,7‐ジ(ジメチルアミノ)‐フェノチアジン‐5‐イウム‐クロリド(CI52015;Basic Blue No.9)、ジ[4‐(ジメチルアミノ)フェニル][4‐(フェニルアミノ)ナフチル]‐カルベニウム‐クロリド(CI44045;Basic Blue No.26)、2‐[(4‐(エチル(2‐ヒドロキシエチル)アミノ)フェニル)アゾ]‐6‐メトキシ‐3‐メチル‐ベンゾチアゾリウム‐メチルスルフェート(CI11154;Basic Blue No.41)、8‐アミノ‐2‐ブロム‐5‐ヒドロキシ‐4‐イミノ‐6‐[(3‐(トリメチルアンモニオ)フェニル)アミノ]‐1(4H)‐ナフタリノン‐クロリド(CI56059;Basic Blue No.99)、ビス[4‐(ジメチルアミノ)フェニル][4‐(メチルアミノ)フェニル]カルベニウム‐クロリド(CI42535;Basic Violet No.1)、トリス[4‐(ジメチルアミノ)フェニル]カルベニウム‐クロリド(CI42555;Basic Violet No.3)、2‐[3, 6‐(ジエチルアミノ)‐ジベンゾピラニウム‐9‐イル]‐安息香酸‐クロリド(CI45170;Basic Violet No.10)、ジ(4‐アミノフェニル)(4‐アミノ‐3‐メチルフェニル)カルベニウム‐クロリド(CI42510;Basic Violet No.14)、1,3‐ビス[(2,4‐ジアミノ‐5‐メチルフェニル)アゾ]‐3‐メチルベンゾール(CI21010;Basic Brown No.4)、1‐[(4‐アミノフェニル)アゾ]‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐2‐ナフトール‐クロリド(CI12250;Basic Brown No.16)、1‐[(4‐アミノ‐2‐ニトロフェニル)アゾ]‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐2‐ナフトール‐クロリド(CI12251;Basic Brown No.17)、3,7‐ジアミノ‐2,8‐ジメチル‐5‐フェニル‐フェナジニウム‐クロリド(CI50240;Basic Red No.2)、1,4‐ジメチル‐5‐[(4‐(ジメチルアミノ)フェニル)アゾ]‐1,2,4‐トリアゾリウム‐クロリド(CI11055;Basic Red No.22)、2‐ヒドロキシ‐1‐[(2‐メトシキ‐フェニル)アゾ]‐7‐(トリメチルアンモニオ)‐ナフタリン‐クロリド(CI12245;Basic Red No.76)、2‐[2‐((2, 4‐ジメトキシ‐フェニル)アミノ)エテニル]‐1,3,3‐トリメチル‐3H‐インドール‐1‐イウム‐クロリド(CI48055;Basic Yellow No.11)、3‐メチル‐1‐フェニル‐4‐[(3‐(トリメチルアンモニオ)フェニル)‐アゾ]‐ピラゾール‐5‐オン‐クロリド(CI12719;Basic Yellow No.57)、ビス[4‐(ジエチルアミノ)フェニル]フェニルカルベニウム‐ヒドロゲンスルフェート(1:1)(CI42040;Basic Green No.1)、1‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐メチル‐4‐[(4‐ニトロフェニル)アゾ]‐ベンゾール(CI11210,Disperse Red No.17)、4‐[(4‐アミノ‐フェニル)アゾ]‐1‐[ジ(2‐ヒドロキシエチル)アミノ]‐3‐メチルベンゾール(HC Yellow No.7)、2,6‐ジアミノ‐3‐[(ピリジン‐3‐イル)アゾ]‐ピリジン、6‐ヒドロキシ‐5‐[(4‐スルホフェニル)アゾ]‐2‐ナフタリンスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI15985;Food Yellow No.3;FD&C Yellow No.6)、2,4‐ジニトロ‐1‐ナフトール‐7‐スルホン酸‐ジナトリウム塩(CI10316;Acid Yellow No.1;Food Yellow No.1)、2‐(インダン‐1,3‐ジオン‐2‐イル)キノリン‐x,x‐スルホン酸(モノスルホン酸とジスルホン酸の混合物)(CI47005;D&C Yellow No.10;Food Yellow No.13;Acid Yellow No.3)、5‐ヒドロキシ‐1‐(4‐スルホフェニル)‐4‐〔(4‐スルホフェニル)アゾ〕ピラゾール‐3‐カルボン酸‐トリナトリウム塩(CI1914;Food Yellow No.4;Acid Yellow No.23) 、9‐(2‐カルボキシフェニル)‐6‐ヒドロキシ‐3H‐キサンテン‐3‐オン(CI45350;Acid Yellow No.73;D&C Yellow No.8)、5‐[(2, 4‐ジニトロフェニル)アミノ〕‐2‐フェニルアミノ‐ベンゾールスルホン酸‐ナトリウム塩(CI10385;Acid Orange No.3)、4‐[(2, 4‐ジヒドロキシフェニル)アゾ〕‐ベンゾールスルホン酸‐モノナトリウム塩(CI14270;Acid Orange No.6)、4‐[(2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)アゾ〕‐ベンゾールスルホン酸‐ナトリウム塩(CI15510;Acid Orange No.7)、4‐[(2, 4‐ジヒドロキシ‐3‐[(2, 4‐ジメチルフェニル)アゾ〕フェニル)アゾ〕‐ベンゾールスルホン酸‐ナトリウム塩(CI20170;Acid Orange No.24)、4‐ヒドロキシ‐3‐[(4‐スルホナフト‐1‐イル)アゾ〕‐1‐ナフタリンスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI14720;Acid Red No.14)、6‐ヒドロキシ‐5‐[(4‐スルホナフト‐1‐イル)アゾ〕‐2, 4‐ナフタリンジスルホン酸‐トリナトリウム塩(CCI16255;Acid Red No.18)、3‐ヒドロキシ‐4‐[(4‐スルホナフト‐1‐イル)アゾ〕‐2,7‐ナフタリン‐ジスルホン酸‐トリナトリウム塩(CI16185;Acid Red No.27)、8‐アミノ‐1‐ヒドロキシ‐2‐(フェニルアゾ)‐3, 6‐ナフタリンジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI17200;Acid Red No.33)、5‐(アセチルアミノ)‐4‐ヒドロキシ‐3‐[(2‐メチルフェニル)アゾ〕‐2, 7‐ナフタリン‐ジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI18065;Acid Red No.35)、2‐(3‐ヒドロキシ‐2,4,5,7‐テトラヨード‐ジベンゾピラン‐6‐オン‐9‐イル)‐安息香酸‐ジナトリウム塩(CI45430;Acid Red No.51)、N‐[6‐(ジエチルアミノ)‐9‐(2,4‐ジスルホフェニル)‐3H‐キサンテン‐3‐イリデン]‐N‐エチルエタンアンモニウム‐ヒドロキシド,分子内塩,ナトリウム塩(CI45100;Acid Red No.52)、8‐[(4‐(フェニルアゾ)‐フェニル)アゾ〕‐7‐ナフトール‐1,3‐ジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI27290;Acid Red No.73)、2’,4’,5’,7’‐テトラブロム‐3’,6’‐ジヒドロキシスピロ‐〔イソベンゾフラン‐1(3H),9’‐〔9H〕キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI45380;Acid Red No.87)、2’,4’,5’,7’‐テトラブロム‐4,5,6,7‐テトラクロル‐3’,6’‐ジヒドロキシスピロ〔イソベンゾフラン‐1(3H),9’〔9H〕キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI45410;Acid Red No.92)、3’,6’‐ジヒドロキシ‐4’,5’‐ジイオドスピロ‐[イソベンゾフラン‐1(3H), 9’(9H)‐キサンテン〕‐3‐オン‐ジナトリウム塩(CI45425;Acid Red No.95)、(2‐スルホフェニル)ジ〔4‐(エチル((4‐スルホフェニル)メチル)アミノ)‐フェニル]‐カルベニウム‐ジナトリウム塩,ベタイン(CI42090;Acid Blue No.9;FD&C Blue No.1)、1,4‐ビス[(2‐スルホ‐4‐メチルフェニル)アミノ)]‐9,10‐アントラキノン‐ジナトリウム塩(CI61470;Acid Green No.25)、ビス〔4‐(ジメチルアミノ)フェニル〕‐3,7‐ジスルホ‐2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)カルベニウム‐分子内塩,モノナトリウム塩(CI44090;Food Green No.4;Acid Green No.50)、ビス〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル〕(2, 4‐ジスルホフェニル)カルベニウム‐分子内塩,ナトリウム塩(2:1)(CI42045;Food Blue No.3;Acid Blue No.1)、ビス〔4‐(ジエチルアミノ)フェニル〕(5‐ヒドロキシ‐2, 4‐ジスルホフェニル)カルベニウム‐分子内塩,カルシウム塩(2:1)(CI42051;Acid Blue No.3)、1‐アミノ‐4‐(シクロヘキシルアミノ)‐9,10‐アントラキノン‐2‐スルホン酸‐ナトリウム塩(CI62045;Acid Blue No.62)、2‐(1,3‐ジヒドロ‐3‐オクソ‐5‐スルホ‐2H‐インドール‐2‐イリデン)‐2, 3‐ジヒドロ‐3‐オクソ‐1H‐インドール‐5‐スルホン酸‐ジナトリウム塩(CI73015;Acid Blue No.74)、9‐(2‐カルボキシフェニル)‐3‐[(2‐メチルフェニル)アミノ]‐6‐[(2‐メチル‐4‐スルホフェニル)アミノ〕キサンチリウム‐分子内塩,モノナトリウム塩(CI45190;Acid Violet No.9)、1‐ヒドロキシ‐4‐[(4‐メチル‐2‐スルホフェニル)アミノ]‐9,10‐アントラキノン‐ナトリウム塩(CI60730;D&C Violet No.2;Acid No.43)、ビス〔3‐ニトロ‐4‐[(4‐フェニルアミノ)‐3‐スルホフェニルアミノ]‐フェニル〕‐スルホン(CI10410;Acid Brown No.13)、5‐アミノ‐4‐ヒドロキシ‐6‐[(4‐ニトロフェニル)アゾ]‐3‐(フェニルアゾ)‐2,7‐ナフタリンジスルホン酸‐ジナトリウム塩(CI20470;Acid Black No.1)、3‐ヒドロキシ‐4‐[(2‐ヒドロキシナフト‐1‐イル)アゾ]‐7‐ニトロ‐1‐ナフタリンスルホン酸‐クロム錯体(3:2)(CI15711;Acid Black No.52)、3‐[(2,4‐ジメチル‐5‐スルホフェニル)アゾ]‐4‐ヒドロキシ‐1‐ナフタリン‐スルホン酸‐ジナトリウム塩(CI14700;Food Red No.1;FD&C Red No.4)、4‐(アセチルアミド)‐5‐ヒドロキシ‐6‐[(7‐スルホ‐4‐[(4‐スルホフェニル)アゾ]ナフト‐1‐イル)アゾ]‐1,7‐ナフタリンジスルホン酸‐テトラナトリウム塩(CI28440;Food Black No.1)および3‐ヒドロキシ‐4‐(3‐メチル‐5‐オクソ‐1‐フェニル‐4,5‐ジヒドロ‐1H‐ピラゾール‐4‐イルアゾ)‐ナフタリン‐1‐スルホン酸ナトリウム塩‐クロム錯体(Acid Red No.195)、単独または互いに組み合わせたもの。
【0026】
本発明の薬剤中での直接染料の総量は、約0.01〜7重量%、好ましくは約0.2〜4重量%である。
【0027】
さらに、毛髪染色のために公知で一般的な染料を、本発明の染色剤中に含有させることが可能であり、特にE.サガリンによる「コスメティックス、サイエンスおよびテクノロジー」インターサイエンス出版 Inc.New York、(1957)、第503頁−、ならびにH.ヤニスチンによる「化粧品と香料のハンドブック」第3巻(1973)、第388頁−、およびK.シュレーダーによる「化粧品の基礎と処方」第2版(1989)、第782〜815頁(1989)に記載されている。
【0028】
本発明の染色剤は、酸化染色剤であることが好ましいが、前述の直接染料を主剤とする非酸化性の染色剤あってももちろんよい。
【0029】
さらに、本発明の薬剤中には、例えばアスコルビン酸、チオグリコール酸または亜硫酸ナトリウムなどのような抗酸化剤、ならびに例えばエチレンジアミノテトラアセテートまたはニトリル酢酸などのような硫黄金属のための錯体形成剤を、約0.5重量%までの量にて含有することができる。香料油は、本発明の染色キャリア物質中に約1重量%までの量にて含まれることができる。もちろん、前述の毛髪染色剤は必要に応じてさらに、毛髪染色剤に一般的な添加物、例えば保存剤、例えば亜硫酸ナトリウム、チオグリコール酸またはアスコルビン酸のような抗酸化剤、錯体形成剤、水、炭素原子1〜4を有する低級脂肪アルコール(例えばエタノール、プロパノールおよびイソプロパノールなど)またはグリセリンや1,2‐プロピレングリコールなどのグリコールのような溶剤、アニオン性、カチオン性、両性または非イオン性の界面活性物質の属から選ばれる湿潤剤あるいは乳化剤、さらには柔軟化剤、ワセリン、シリコーン油、パラフィン油、および脂肪酸、ならびにカチオン性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、ビタミン、パントテン酸およびベタインのようなこの他の保護物質を含有することができる。上記の成分は、このような目的において一般的な量で用いられ、例えば前記の湿潤剤および乳化剤は、0.1〜30重量%の濃度、そして保護物質は、0.1〜5.0重量%の濃度にて用いられる。ここで好ましいのは、非イオン性および/またはアニオン性の界面活性剤または乳化剤、例えば、脂肪アルコールスルフェート(特にラウリルスルフェートおよびナトリウムココイルスルフェートなど)、オキシエチル化脂肪アルコールスルフェート(特に分子に2〜4のエチレンオキシド単位を有するナトリウムラウリルエーテルスルフェート)、オキシエチル化脂肪酸エステル、オキシエチル化ノニルフェノール、オキシエチル化脂肪アルコール、アルキルベンゾールスルホネートまたは脂肪酸アルカノールアミンなどを約0.1〜30重量%、より好ましくは0.2〜15重量%の総量にて添加することである。
【0030】
本発明の染色剤のpH値は、直接染料を主剤とする非酸化性の染色剤については、約5〜10、好ましくは6〜9の範囲にあり、また酸化染料前駆体を主剤とする酸化性の染色剤については、pH値が約6〜12、好ましくは9〜11の範囲にあり、但し、使用の準備のできた毛髪酸化染色剤(すなわち酸化剤を有する本発明の毛髪染色剤)のpH値は、約5.5〜10、好ましくは6〜9である。
【0031】
調合物および所望の染色剤のpH値に応じて、pH値の調整は、アンモニアまたは、例えばグルカミン、アミノメチルプロパノール、モノエタノールアミンまたはトリエタノールアミンなどの有機アミン、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムまたは水酸化カルシウムなどの無機塩基、もしくは、例えば乳酸、クエン酸、酢酸またはリン酸などのような有機酸または無機酸を用いて行われるのが好ましい。
【0032】
本発明の薬剤は、水性または水性アルコール性の調合物の形態にて調製されることが好ましく、例えば、増粘化溶液、エマルション、クリームまたはジェルとして調製される場合が挙げられる。しかし、染色剤が、使用の直前に初めて本発明の3つの組み合わせを添加することによって増粘されることもまた原則的に可能である。
【0033】
酸化染色への適用のために、前記の染色剤は使用の直前に酸化剤と混合され、準備のできたこの調合物の染色用に充分な量、一般的には約60〜200グラムが繊維に塗布される。
【0034】
本発明の染色剤が酸化染料前駆体を含有しない場合、もしくは酸化染料前駆体を含有する場合には、空気酸素で容易に酸化可能であり、この染色剤を事前に酸化剤と混合しなくてもケラチン繊維に直接塗布することができる。
【0035】
染色を発生させるための酸化剤として、主に過酸化水素またはこれの尿素、メラミンまたはナトリウムボレートとの付加化合物の1〜12%水溶液、好ましくは1.5〜6%水溶液の形態のものが挙げられる。染色剤と酸化剤の混合比率は、酸化剤の濃度に依存し、一般的に約5:1〜1:2、好ましくは1:1であり、但し使用の準備のできた調合物中の酸化剤の含有量は、約0.5〜8重量%、特に1〜4重量%であるのが好ましい。
【0036】
使用の準備のできた染色剤は、ケラチン繊維(例えばヒトの頭髪)上に、15〜50℃で約10〜45分間、好ましくは約15〜30分間かけて作用し、その後この繊維を水ですいで乾燥させる。このすすぎに引き続き、必要に応じてシャンプーで洗浄し、場合によっては、例えば酒石酸などの弱い有機酸でさらにすすぐ。引き続いて、このケラチン繊維を乾燥させる。
【0037】
本発明の酸化染色剤の粘度はまた、必要な場合には酸化剤との混合の後で、本発明の成分(a)〜(c)の組み合わせを添加することによって事後的に問題なく高められることができ、これによって、より簡単で費用効果の優れたベース処方が可能となる。同様に、使用の直前(酸化剤との混合の前、後または最中)に初めて、本発明の成分(a)〜(c)の組み合わせを染色剤に添加することによって増粘させることも可能である。
【0038】
本発明の調合物を用いて製造された染色剤は、付着特性、塗布挙動および粘度調整に関して挙げられた必要条件を充足するのに非常に優れており、塗布容易性に極めて優れている。さらに、本発明の染色剤は、均一な粘性および化粧品的な外観印象を備えている。特に、本発明の薬剤の優れた粘度および際だって優れた安定性、ならびに毛髪へのその特徴的な付着性は、特筆すべき優れた点である。さらに、(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも1種、(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも1種、および(c)PEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーの1種からなる本発明の組み合わせを使用することは、染色剤と酸化剤の重量比率のバリエーションを、使用の準備のできた酸化染色剤の粘度および付着特性を問題なく損なうことなく、広い領域に(例えば1:1〜1:2:5)拡げることを可能とする。
【0039】
以下の実施例は、本発明の対象をさらに詳細に説明するためのものであって、これに制限されるものではない。
【0040】
【実施例】
実施例1: 毛髪酸化染色剤、液体状
【0041】
上記毛髪染色剤50gを、使用の直前に6%の過酸化水素水溶液の50gと混合する。均質で化粧品らしい印象の、適度な粘度の染色調合物が得られる。引き続いて、このようにして得られた混合物をブロンドの天然毛髪上に塗布する。40℃、30分間の作用時間後に水で洗い流し、乾燥させる。本毛髪は、輝きのある赤銅色の染色を生じる。
【0042】
実施例2: ヘラー染色のためのジェル状の毛髪酸化染色剤
【0044】
使用の前に、上記液状の染色キャリア物質(A)40gと過酸化水素エマルション(B)80gを、(A):(B)の混合比1:2相当にて混合し、この混合物120gをヒトの白くなった頭髪に塗布する。室温で20分間の作用時間後に、上記毛髪を水ですすぎ落とし、乾燥させる。このようにして処理された毛髪は、根本から毛先まで均一に明るい茶色に染色されている。本発明の薬剤は塗布容易性に優れて毛髪から流れ落ちないものである。
【0045】
実施例3: 毛髪酸化染色剤、クリーム形状
【0046】
上記毛髪染色剤50gを、使用の直前に12%の過酸化水素水溶液の50gと混合する。引き続いて、このようにして得られた混合物をブロンドの天然毛髪上に塗布する。40℃、30分間の作用時間後に水ですすぎ、乾燥させる。均等で濃厚な茶色染色が得られる。
【0047】
実施例4: (非酸化性)毛髪調色剤
【0048】
軽いゲル状の染色物質が得られ、これはその優れた粘性特性に基づき、容易にかつ均一に塗布されることができて、さらに毛髪上に非常に良好に付着するものである。20℃で20分間の作用時間後に上記毛髪を生ぬるい水で洗い落とし、髪型をセットして乾燥させる。このように処理された毛髪は、均一で、濃厚な金オレンジ色の染色を示す。
【0049】
実施例5: 毛髪酸化染色剤、クリーム形状
【0050】
【0051】
使用の前に、上記液状の染色キャリア物質(A)40gと過酸化水素エマルション(B)80gを、(A):(B)の混合比1:2相当にて混合し、この混合物120gをヒトの白くなった頭髪に塗布する。室温で20分間の作用時間後に、上記毛髪を水ですすぎ落とし、乾燥させる。このようにして処理された毛髪は、均一で暗茶色の色合いを帯びている。本発明の薬剤は流れ落ちることなく毛髪上に良好に留まる。
【0052】
実施例6: 比較試験
実施例1に記載した薬剤を、本発明のものでない以下の3つの染色剤と比較した。
薬剤6.1: 実施例1におけるPEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーが同量のPEG‐180/ラウレス−50/TMMGコポリマーに置き換えられたもの。
薬剤6.2: 実施例1におけるPEG‐180/ラウレス−50/TMMGコポリマーが同量のPEG‐150/ステアリル/SMDIコポリマーに置き換えられたもの。
薬剤6.3: 実施例1における脂肪アルコール(2‐オクチル‐1‐ドデカノール)が同量の別の脂肪成分(オレイン酸)に置き換えられたもの。
【0053】
実施例1に記載の本発明の薬剤は、あらゆる必要条件(すなわち、酸化剤との混合後で、非常に優れた粘度および毛髪上への非常に良好な付着性を備え、さらに均一な粘性、香粧品的な印象および非常に優れた塗布特性をも示すこと)を非常に良好に満たすのに対して、本発明によらない薬剤は一つまたは複数の点において満足できるものではない。
【0054】
つまり、本発明によらない薬剤6.1は、良好な粘度を有するが、毛髪への付着性が劣るため流れ落ちてしまう。
本発明によらない薬剤6.2も同様に、良好な粘度を有するが、香粧品的な要件に基くなめらかな粘性を十分に満たすものではない。
本発明によらない薬剤6.3は、酸化剤と混合した後では、水のように希薄であり、十分な粘度を有さない。
【0055】
本願明細書中の百分率はいずれも特にことわりのない限り重量%を示す。
Claims (14)
- 酸化染料前駆体および/または直接染料を主剤としたケラチン繊維を染色するための薬剤であって、該薬剤が、適当な化粧品的キャリアーの中に、(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも一種、(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも一種、および(c)PEG−150/ステアリル/SMDIコポリマーの一種からなる組成を含有するものであることを特徴とする薬剤。
- 前記非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤が、疎水性修飾されたポリアルキレングリコールから選択されたものであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤。
- 前記非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤が、疎水性修飾されたアミノプラスト‐ポリエーテル‐コポリマーから選択されたものであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤。
- 前記式(II)のグリコールウリルが、1,3,4,6‐テトラメトキシ‐メチルグリコールウリルであることを特徴とする請求項5に記載の薬剤。
- 前記非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤が、ポリエーテル‐1、PEG‐180/オクトキシノール‐40/TMMGコポリマーおよびPEG‐180/ラウレス‐50/TMMGコポリマーから選択されたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬剤。
- 前記非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤を、0.01〜2.5重量%の量にて含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬剤。
- 前記脂肪アルコールが、デカノール、ウンデカノール、ラウリルアルコール、2‐オクチル‐1‐ドデカノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコールおよびリノレニルアルコールから選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の薬剤。
- 前記脂肪アルコールを、0.5〜20重量%の量にて含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の薬剤。
- 前記PEG−150/ステアリルアルコール/SMDIコポリマーを、0.01〜2重量%の量にて含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の薬剤。
- 0.01〜12重量%の酸化染料前駆体を含有し、使用前に酸化剤と混合されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の薬剤。
- 0.01〜12重量%の酸化染色前駆体を含有し、空気酸素により酸化され得ることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の薬剤。
- 染色に適当な媒体中に少なくとも1種の酸化染色前駆体および1種の酸化剤を含有する、毛髪の酸化染色のための使用の準備のできた薬剤であって、該薬剤が、(a)非イオン性の両親媒性の会合性増粘剤の少なくとも一種を0.01〜2.5重量%、(b)25℃で液状の脂肪アルコールの少なくとも一種を0.1〜20重量%、および(c)PEG−150/ステアリルアルコール/SMDIコポリマーを0.01〜2重量%にて含有するものであることを特徴とする薬剤。
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