JP2005354844A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ハーシュネスの低減が図れる車両制御装置を提供すること。
【解決手段】
車両が制動状態であり(S10)、かつ、ハーシュネスが発生している場合には(S14)、車輪2の回転駆動力の増加タイミングを演算し(S16)、その増加タイミングで回転駆動力を増加させる(S18)。これにより、ロアアーム31を車体4に対して前方へ変位させることができ、ロアアーム31の後方への変位量を大きくとることができる。従って、このロアアーム31の後方への変位によってハーシュネスを低減することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に生ずるハーシュネスを低減する車両制御装置に関するものである。
従来、車両に生ずるハーシュネスを低減する装置として、特開平5−8627号公報に記載されるように、ハーシュネスが連続して生ずる高速道路などにおいて、過去のハーシュネス乗り越え履歴からハーシュネス状態を予測し、この予測に基づいて適切なサスペンション制御を行うものが知られている。この装置は、ハーシュネス状態の予測に基づきサスペンション制御を行うことにより、車両の乗り心地を向上させようとするものである。
特開平5−8627号公報
しかしながら、このような装置を用いても、インホイールモータを備えた車両においては、十分にハーシュネスが低減できない、という問題点がある。例えば、図5に示すように、インホイールモータ101を備えた車両では、車輪102がインホイールモータ101を介して車軸103に取り付けられている。このため、インホイールモータ101が作動すると、その作動により生ずる回転反力は、車軸103を通じてハブキャリア104、ロアアーム105に伝達される。制動時において、インホイールモータ101を制動制御のために作動させると、車輪103に制動トルクTbが加わる反面、ハブキャリア104には制動トルクTbのトルク反力Trが作用することとなる。
これにより、図6に示すように、ロアアーム105が車体106に対し相対的に後方へ移動することとなる。このようにロアアーム105が後方に移動した状態となると、ロアアーム105の変位可能な距離が短くなり、その許容変位量x0が小さくなる。従って、この状態において、車両が路面の継ぎ目などを通過すると、その振動がロアアーム105を通じて車体106側へ伝達され、大きなハーシュネスが発生することとなる。
そこで本発明は、ハーシュネスの低減が図れる車両制御装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る車両制御装置は、車輪の回転中心位置より下方に配置されるロアアームを有し、少なくとも前記ロアアームを介して車体に対し前記車輪を懸架する懸架機構と、前記懸架機構に支持され、前記車輪に回転駆動力及び回転制動力を付与可能とした付与手段と、ハーシュネスの発生を検出する検出手段と、車両の制動時において前記ハーシュネスが発生した際に、前記車輪の回転駆動力が増加するように前記付与手段を制御する制御手段と、を備えて構成されている。
この発明によれば、ハーシュネスが生ずる際に車輪の回転駆動力が増加するように付与手段を制御することにより、ロアアームを車体に対して前方へ変位させることができる。これにより、ロアアームの後方への変位量を大きくとることができ、このロアアームの後方への変位によってハーシュネスを低減することができる。
また本発明に係る車両制御装置は、前記検出手段が、前記車輪における前輪のハーシュネスの発生を検出し、前記制御手段が、前記前輪のハーシュネスの発生時から所定時間の経過後に、前記車輪の後輪の回転駆動力を増加させるように前記付与手段を制御すること
を特徴とする。
この発明によれば、前輪のハーシュネスを検出し、その前輪のハーシュネスに応じて後輪の回転駆動力を増加させることにより、後輪のハーシュネスの低減を図ることができる。
また本発明に係る車両制御装置は、車輪の回転中心位置より下方にロアアームを有し、少なくとも前記ロアアームを介して車体に対し前記車輪を懸架する懸架機構と、前記懸架機構に支持され、前記車輪に回転駆動力及び回転制動力を付与可能とした付与手段と、ハーシュネスの発生を検出する検出手段と、車両の制動時において前記ハーシュネスが発生した際に、前記車輪の回転制動力が低下するように前記付与手段を制御する制御手段と、を備えて構成されている。
この発明によれば、ハーシュネスが生ずる際に車輪の回転制動力が低下するように付与手段を制御することにより、ロアアームを車体に対して前方へ変位させることができる。これにより、ロアアームの後方への変位量を大きくとることができ、このロアアームの後方への変位によってハーシュネスを低減することができる。
また本発明に係る車両制御装置は、前記検出手段が、前記車輪における前輪のハーシュネスの発生を検出し、前記制御手段が、前記前輪のハーシュネスの発生時から所定時間の経過後に、前記車輪の後輪の回転制動力が低下するように前記付与手段を制御すること、
を特徴とする。
この発明によれば、前輪のハーシュネスを検出し、その前輪のハーシュネスに応じて後輪の回転制動力を低下させることにより、後輪のハーシュネスの低減を図ることができる。
また本発明に係る車両制御装置において、前記付与手段は、前記車輪に回転駆動力を付与するモータと、前記車輪に回転制動力を付与するブレーキとを備えて構成されていることが好ましい。
本発明によれば、ハーシュネスの低減が図れる車両制御装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る車両制御装置の構成概要図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両制御装置1は、車両に搭載される装置であって、車輪2の回転駆動力を増加し又は回転制動力を減少させてハーシュネスの低減を図るものである。この車両制御装置1は、四輪を有する車両の場合、各車輪2について回転駆動力又は回転制動力を制御可能となっている。
車両制御装置1は、車輪2を懸架する懸架機構3を備えている。懸架機構3は、少なくともロアアーム31を介してボディ4側に対し車輪2を懸架する構造となっている。ロアアーム31は、車輪2の回転中心位置Aより下方に設置されている。例えば、懸架機構3は、ロアアーム31及びナックルアーム32を介して車輪2を懸架する。
車輪2には、インホイールモータ5が取り付けられている。インホイールモータ5は、車輪2に回転駆動力を付与する付与手段として機能するものであり、懸架機構3に支持され、回転駆動することにより車輪2に回転駆動力を与える。また、インホイールモータ5は、車輪2に回転制動力を付与する付与手段として機能するものであってもよい。例えば、インホイールモータ5が車両の走行を妨げるように車輪2を回転させて、車輪2に回転制動力を与えてもよい。
インホイールモータ5は、例えば、懸架機構3に対しステータ51が取り付けられ、そのステータ51の外周側にロータ52が配設されて構成される。ロータ52は、車輪2と一体に回転するように設けられている。インホイールモータ5の駆動により、ステータ51の周りをロータ52が回転し、それに応じて車輪2が回転する。
車両制御装置1には、ブレーキ6が設けられている。ブレーキ6は、懸架機構3に取り付けられ、車輪2に回転制動力を付与する付与手段として機能する。このブレーキ6としては、車輪2の制動が行えるものであれば、ディスクブレーキタイプ、ドラムブレーキタイプなどいずれのタイプのものであってもよい。また、このブレーキ6は、車両の運転者のブレーキ操作により作動するほか、ハーシュネス検出の際に制動力を低減するように作動する。例えば、ブレーキ6の液圧調整を行うアクチュエータ61の作動を制御することにより、ブレーキ6の制動力が調整可能となっている。
車両制御装置1には、ハーシュネス検出センサ7が設けられている。ハーシュネス検出センサ7は、路面の継ぎ目や段差などにより生ずるハーシュネスを検出するセンサであり、例えば車両前後方向の加速度を検出する加速度検出センサなどが用いられる。また、ハーシュネス検出センサ7として、振動検出センサを用いてもよい。このハーシュネス検出センサ7は、例えば懸架機構3に取り付けられ、車輪2を通じて生ずるハーシュネスを検出する。
車両制御装置1には、ブレーキセンサ9が設けられている。ブレーキセンサ9は、車両が制動状態か否かを検出するセンサであり、例えばホイルシリンダ又はマスタシリンダの液圧センサなどが用いられる。
また、車両制御装置1には、ECU(Electronic Control Unit)10が設けられている。ECU10は、装置全体の制御を行うものであり、例えばCPU、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。このECU10は、インホイールモータ5と接続され、インホイールモータ5に制御信号を出力することによりインホイールモータ5の駆動制御を行う。また、ECU10は、ブレーキ6のアクチュエータ61に接続され、アクチュエータ61に制御信号を出力することにより、制動制御を行う。
またECU10は、ハーシュネス検出センサ7と接続され、その検出信号を入力する。またECU10は、車輪速センサ8と接続され、その車輪速信号を入力する。このECU10は、ハーシュネスの発生の際に車輪2の回転駆動力が増加するようにインホイールモータ5を制御する制御手段として機能する。また、ECU10は、ハーシュネスの発生の際に車輪2の回転制動力が低減するようにブレーキ6又はインホイールモータ5を制御する制御手段として機能する。
なお、本実施形態に係る車両制御装置1は、車両の全車輪に対してそれぞれ懸架機構3、インホイールモータ5、ブレーキ6、ハーシュネス検出センサ7などを備えるものであるが、図1では、全車輪のうち一の車輪2について説明し、他の車輪について説明を省略している。
次に本実施形態に係る車両制御装置1の動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る車両制御装置の動作を示すフローチャートである。この図2における制御処理は、ECU10によって所定周期で繰り返し実行される。
まず、図2にS10に示すように、車両が制動状態であるか否かが判断される。この判断処理は、ブレーキセンサ9の出力状態に基づいて行われる。このS10にて車両が制動状態でないと判断されたときには、制御処理を終了する。
一方、S10にて車両が制動状態であると判断されたときには、ハーシュネス検出センサ6の出力の読み込みが行われる(S12)。このハーシュネス検出センサ6の出力読込み処理は、例えば、ハーシュネス検出センサ6が出力する出力値をECU10のメモリに格納することにより行われる。このとき、この出力読込みは、車両の前輪の車輪2についてのみ行えばよい。
そして、S14に移行し、ハーシュネスが発生したか否かが判断される。この判断処理は、ハーシュネス検出センサ6の出力値に基づいて行われる。例えば、ハーシュネス検出センサ6の出力値が所定値を超えている場合には、ハーシュネスが発生したと判断される。このS14にてハーシュネスが発生してないと判断されたときには、制御処理を終了する。一方、S14にてハーシュネスが発生したと判断されたときには、車輪2の回転駆動力の増加タイミングが演算される(S16)。
この回転駆動力の増加タイミングの演算処理は、後輪において回転駆動力を増加させるタイミングを演算する処理である。このタイミングは、後輪においてハーシュネスが発生すると予測されるタイミングであり、例えば車両のホイルベースを現在の車速値で除することよって算出される。
そして、S18に移行し、車輪2の回転駆動力の増加処理が行われる。この処理は、S16で演算したタイミングで後輪の回転駆動力を増加させる処理である。例えば、ECU10からインホイールモータ5に対し、S16で演算したタイミングで後輪の回転駆動力を増加させる制御信号が出力される。これにより、前輪のハーシュネスの発生時から増加タイミング時間の経過後に後輪の回転駆動力が増加する。その際、回転駆動力の増加量及び増加時間は、例えば、後輪においてハーシュネスの発生を低減又は防止できるように適宜設定される。
なお、ここでいう回転駆動力の増加とは、現状の回転駆動力より回転駆動力を大きくすること意味し、例えば後輪の回転駆動力がゼロから所定の駆動力に増加される場合、後輪の回転駆動力が所定の駆動力からそれより大きい駆動力に増加される場合の双方を含むものである。そして、S18の処理後、制御処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る車両制御装置1によれば、車両の制動時においてハーシュネスが生ずる際に車輪2の回転駆動力を増加させることにより、ロアアーム31を車体4に対して前方へ変位させることができる。これにより、ロアアーム31の後方への変位量を大きくとることができ、このロアアーム31の後方への変位によってハーシュネスの低減を図ることができる。
すなわち、図3に示すように、車輪2の回転駆動力を増加させることにより、その回転駆動力の反力をロアアーム31に作用させて、ロアアーム31を車体4に対して車両前方へ変位させることができる。これにより、ロアアーム31の後方への変位量x1を大きくとることができる。このため、車輪2から振動が入力されても、ロアアーム31が後方へ変位することによって振動を吸収でき、その振動がハーシュネスとして車体4側へ伝達されることが防止され、ハーシュネスの低減が図れる。
また、本実施形態に係る車両制御装置1によれば、前輪のハーシュネスの発生を検出し、その前輪のハーシュネスの発生状態に基づいて後輪のハーシュネスの発生を予測し、その発生予測タイミングで後輪の回転駆動力を増加させる。これにより、後輪におけるハーシュネスを適切に低減することができる。
(第二実施形態)
次に第二実施形態に係る車両制御装置について説明する。
図4に本実施形態に係る車両制御装置の動作についてのフローチャートを示す。本実施形態に係る車両制御装置は、図1の第一実施形態に係る車両制御装置1と同様なハード構成を有するものであるが、前輪のハーシュネス検出の際に後輪の回転駆動力を低下させる点で第一実施形態に係る車両制御装置1と異なっている。
図4を参照して、本実施形態に係る車両制御装置の動作について説明する。
図4における制御処理は、ECU10によって所定周期で繰り返し実行される。まず、S40に示すように、車両が制動状態であるか否かが判断される。この判断処理は、ブレーキセンサ9の出力状態に基づいて行われる。このS10にて車両が制動状態でないと判断されたときには、制御処理を終了する。
一方、S40にて車両が制動状態であると判断されたときには、ハーシュネス検出センサ6の出力の読み込みが行われる(S42)。このハーシュネス検出センサ6の出力読込み処理は、例えば、ハーシュネス検出センサ6が出力する出力値をECU10のメモリに格納することにより行われる。このとき、この出力読込みは、車両の前輪の車輪2についてのみ行えばよい。
そして、S44に移行し、ハーシュネスが発生したか否かが判断される。この判断処理は、ハーシュネス検出センサ6の出力値に基づいて行われる。例えば、ハーシュネス検出センサ6の出力値が所定値を超えている場合には、ハーシュネスが発生したと判断される。このS44にてハーシュネスが発生してないと判断されたときには、制御処理を終了する。一方、S44にてハーシュネスが発生したと判断されたときには、車輪2の回転制動力の低下タイミングが演算される(S46)。
この回転制動力の低下タイミングの演算処理は、後輪において回転制動力を低下させるタイミングを演算する処理である。このタイミングは、後輪においてハーシュネスが発生すると予測されるタイミングであり、例えば車両のホイルベースを現在の車速値で除することよって算出される。
そして、S48に移行し、車輪2の回転制動力の低下処理が行われる。この処理は、S46で演算したタイミングで後輪の回転制動力を低下させる処理である。例えば、ECU10からブレーキ6のアクチュエータ61に対し、S46で演算したタイミングで回転制動力を低下させる制御信号が出力される。これにより、前輪のハーシュネスの発生時から低下タイミング時間の経過後に、後輪のブレーキ液圧が低減され、回転制動力が低下する。その際、回転制動力の低下量及び低下時間は、例えば、後輪においてハーシュネスの発生を低減又は防止できるように適宜設定される。そして、S48の処理後、制御処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る車両制御装置によれば、車両の制動時においてハーシュネスが生ずる際に車輪2の回転制動力を低下させることにより、ロアアーム31を車体4に対して前方へ変位させることができる。これにより、ロアアーム31の後方への変位量を大きくとることができ、このロアアーム31の後方への変位によってハーシュネスの低減を図ることができる。
また、本実施形態に係る車両制御装置によれば、前輪のハーシュネスの発生を検出し、その前輪のハーシュネスの発生状態に基づいて後輪のハーシュネスの発生を予測し、その発生予測タイミングで後輪の回転制動力を低下させる。これにより、後輪におけるハーシュネスを適切に低減することができる。
なお、本実施形態では、図4のS48においてブレーキの制動力を低下させて車輪2の回転制動力を低下させる場合について説明したが、インホイールモータ5の作動による回転制動力を低減して車輪2の回転制動力を低下させてもよい。この場合であっても、本実施形態に係る車両制御装置と同様な作用効果が得られる。
また、上述した各実施形態では、前輪のハーシュネスを検出した際に後輪の回転駆動力を増加し又は回転制動力を低下させる場合について説明したが、本発明に係る車両制御装置はそのような態様のものに限られるものではなく、ハーシュネスの発生の際にいずれかの車輪2の回転駆動力を増加させ又は回転制動力を低下させるものであればよい。
例えば、車両において周期的に発生するハーシュネスを検出し、その発生タイミングに合わせて車輪2の回転駆動力を増加し又は回転制動力を低下させるものであってもよい。この場合であっても、ハーシュネスの発生を低減又は防止することができる。
本発明の第一実施形態に係る車両制御装置の構成概要図である。 図1の車両制御装置の動作を示すフローチャートである。 図1のIII−IIIにおける断面図である。 第二実施形態に係る車両制御装置の構成概要図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1…車両制御装置、2…車輪、3…懸架機構、4…ボディ(車体)、5…インホイールモータ、6…ブレーキ、7…ハーシュネス検出センサ、10…ECU、31…ロアアーム。

Claims (5)

  1. 車輪の回転中心位置より下方に配置されるロアアームを有し、少なくとも前記ロアアームを介して車体に対し前記車輪を懸架する懸架機構と、
    前記懸架機構に支持され、前記車輪に回転駆動力及び回転制動力を付与可能とした付与手段と、
    ハーシュネスの発生を検出する検出手段と、
    車両の制動時において前記ハーシュネスが発生した際に、前記車輪の回転駆動力が増加するように前記付与手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両制御装置。
  2. 前記検出手段は、前記車輪における前輪のハーシュネスの発生を検出し、
    前記制御手段は、前記前輪のハーシュネスの発生時から所定時間の経過後に、前記車輪の後輪の回転駆動力を増加させるように前記付与手段を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 車輪の回転中心位置より下方にロアアームを有し、少なくとも前記ロアアームを介して車体に対し前記車輪を懸架する懸架機構と、
    前記懸架機構に支持され、前記車輪に回転駆動力及び回転制動力を付与可能とした付与手段と、
    ハーシュネスの発生を検出する検出手段と、
    車両の制動時において前記ハーシュネスが発生した際に、前記車輪の回転制動力が低下するように前記付与手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両制御装置。
  4. 前記検出手段は、前記車輪における前輪のハーシュネスの発生を検出し、
    前記制御手段は、前記前輪のハーシュネスの発生時から所定時間の経過後に、前記車輪の後輪の回転制動力が低下するように前記付与手段を制御すること、
    を特徴とする請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記付与手段は、前記車輪に回転駆動力を付与するモータと、前記車輪に回転制動力を付与するブレーキとを備えて構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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