JP2005353978A - シリル化処理装置およびシリル化処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シリル化ユニット11aは、ウエハWを略水平姿勢で支持するホットプレート41と、下部容器42aおよび蓋体42bからなるチャンバ42と、チャンバ42内を排気するための排気機構43と、不活性ガスにシリル化剤の蒸気を含ませたシリル化ガスをチャンバ42に供給するシリル化ガス供給機構44と、制御装置45を有する。ウエハWをホットプレート41に載置して加熱し、チャンバ42内を減圧した後にシリル化ガスをチャンバ42内に所定量供給しシリル化ガスをチャンバ42内で略均一に拡散させることにより、シリル化反応を進行させる。
【選択図】 図4
Description
下部容器および前記下部容器の上面開口部を覆う蓋体とからなり、前記ホットプレートを収容するチャンバと、
前記チャンバ内を排気するための排気機構と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給するガス供給機構と、
前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させるために、前記チャンバ内を減圧した後に所定量の前記シリル化剤の蒸気または処理ガスが前記チャンバ内に供給されるように、前記排気機構と前記ガス供給機構を制御する制御装置と、
を具備することを特徴とするシリル化処理装置、が提供される。
下部容器および前記下部容器の上面開口部を覆う蓋体とからなり、前記ステージを収容するチャンバと、
前記ステージに載置された基板を加熱するために、前記ステージの上面側および/または前記蓋体の下面側に設けられたランプと、
前記チャンバ内を排気するための排気機構と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給するガス供給機構と、
前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させるために、前記チャンバ内を減圧した後に所定量の前記シリル化剤の蒸気または処理ガスが前記チャンバ内に供給されるように、前記排気機構と前記ガス供給機構を制御する制御装置と、
を具備することを特徴とするシリル化処理装置、が提供される。
すなわち、所定の膜を備えた基板をチャンバ内に収容する工程と、
前記基板を所定の温度に加熱する工程と、
前記チャンバを排気し、前記チャンバ内が所定の真空度に到達したら前記チャンバの排気操作を停止し、前記チャンバ内を所定の減圧雰囲気に保持する工程と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給し、前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させ、前記膜をシリル化する工程と、
を有することを特徴とするシリル化処理方法、が提供される。
前記チャンバを排気し、前記チャンバ内が所定の真空度に到達したら前記チャンバの排気操作を停止し、前記チャンバ内を所定の減圧雰囲気に保持する工程と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給し、前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させる工程と、
前記基板を加熱することにより前記膜をシリル化する工程と、
を有することを特徴とするシリル化処理方法、が提供される。
2;処理ステーション
11a・11b;シリル化ユニット
12a〜12d;洗浄ユニット
15a〜15h;変性処理ユニット
41;ホットプレート
42;チャンバ
43;排気機構
44;シリル化ガス供給機構
45;制御装置
81・82;ランプ
90;水蒸気供給機構
100;エッチング処理システム
101・102;エッチングユニット
103・104;シリル化ユニット
W;ウエハ(基板)
Claims (11)
- 基板を略水平姿勢で支持し、前記基板を加熱するホットプレートと、
下部容器および前記下部容器の上面開口部を覆う蓋体とからなり、前記ホットプレートを収容するチャンバと、
前記チャンバ内を排気するための排気機構と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給するガス供給機構と、
前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させるために、前記チャンバ内を減圧した後に所定量の前記シリル化剤の蒸気または処理ガスが前記チャンバ内に供給されるように、前記排気機構と前記ガス供給機構を制御する制御装置と、
を具備することを特徴とするシリル化処理装置。 - 基板を略水平姿勢で支持するステージと、
下部容器および前記下部容器の上面開口部を覆う蓋体とからなり、前記ステージを収容するチャンバと、
前記ステージに載置された基板を加熱するために、前記ステージの上面側および/または前記蓋体の下面側に設けられたランプと、
前記チャンバ内を排気するための排気機構と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給するガス供給機構と、
前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させるために、前記チャンバ内を減圧した後に所定量の前記シリル化剤の蒸気または処理ガスが前記チャンバ内に供給されるように、前記排気機構と前記ガス供給機構を制御する制御装置と、
を具備することを特徴とするシリル化処理装置。 - 前記下部容器はその底部周縁に前記処理ガスを前記チャンバ内に導入するためのガス導入口を備え、前記蓋体はその中央部に前記チャンバを排気するための排気口を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリル化処理装置。
- 前記蓋体の下面と前記基板の表面との間隔は1mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシリル化処理装置。
- 前記下部容器は、その外周部にリング径の異なる2つのシール材と、前記2つのシール材の間に開口したシール用排気口と、を備え、
前記蓋体が前記シール材に当接した状態で前記シール用排気口から排気を行うことにより前記チャンバが密閉されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシリル化処理装置。 - 所定の膜を備えた基板をチャンバ内に収容する工程と、
前記基板を所定の温度に加熱する工程と、
前記チャンバを排気し、前記チャンバ内が所定の真空度に到達したら前記チャンバの排気操作を停止し、前記チャンバ内を所定の減圧雰囲気に保持する工程と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給し、前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させ、前記膜をシリル化する工程と、
を有することを特徴とするシリル化処理方法。 - 所定の膜を備えた基板をチャンバ内に収容する工程と、
前記チャンバを排気し、前記チャンバ内が所定の真空度に到達したら前記チャンバの排気操作を停止し、前記チャンバ内を所定の減圧雰囲気に保持する工程と、
シリル化剤の蒸気または不活性ガスに所定量のシリル化剤の蒸気を含ませた処理ガスを前記チャンバに供給し、前記シリル化剤の蒸気または処理ガスを前記チャンバ内で略均一に拡散させる工程と、
前記基板を加熱することにより前記膜をシリル化する工程と、
を有することを特徴とするシリル化処理方法。 - 前記チャンバ内において前記基板はホットプレート上に載置され、前記ホットプレートを昇温することにより前記基板を加熱することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のシリル化処理方法。
- 前記チャンバ内において前記基板はステージ上に載置され、前記基板を前記チャンバ内に設けられたランプを点灯させることにより加熱することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のシリル化処理方法。
- 前記膜はレジスト膜であり、前記レジスト膜をシリル化することにより前記レジスト膜の耐エッチング性を高めることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のシリル化処理方法。
- 前記膜は、エッチング処理,アッシング処理,薬液処理,洗浄処理のうちの少なくとも1つの処理によってダメージを受けた部分を有する層間絶縁膜であり、前記ダメージ部がシリル化されることにより前記ダメージ部をそのダメージから回復させることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のシリル化処理方法。
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2004
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