JP2005352525A - 乗客用情報交換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客が携帯電話から簡単な番号入力で緊急事態を通報またはサービス要求でき、乗客は音声による通話を不要にする。
【解決手段】中央サーバ10と各列車20の車内サービス端末21または乗客の携帯電話との間で、無線交換網30を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にする。中央サーバは、乗客の携帯電話40の釦操作による緊急事態の通報またはサービス要求に対して携帯電話に音声等で応答しながら受け付け、乗客の通報またはサービス要求に応じたデータを編集し、さらに必要により放送データを合成して車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯電話へ送信する。車内サービス端末21は、サーバからの制御データまたは乗務員の操作を基に画像記録用カメラ22による車内撮影画像取得と、車内放送装置23への音声情報発信ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、列車内または駅構内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムに関する。
列車の混雑度や運行密度の高い大都市圏における鉄道輸送システムでは、列車内やプラットフォームでの急病人・ケガ人発生、犯罪、事故など、緊急事態が発生した場合の迅速な状況把握および速やかな対応が重要となっている。しかし、現在は、列車内で乗客が緊急事態に遭遇した場合の事態の解決には、乗客が列車乗務員または駅員に直接に連絡しなければならない。
一方、乗客が上記のような緊急事態の発生情報や列車遅延の情報を取得したり、Web上のデータを取り込んだり、映像データの取得などの情報提供が各種検討されている。
緊急事態の発生にはその位置や状況を、乗客や駅員、列車乗務員、保安員の携帯端末等から発信された緊急通報、検知システム、モニタリングシステムにより把握し、その情報を駅員や乗務員、運行管理者等に迅速に提供する方式が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1の方式は、緊急事態の発生時に、乗客が携帯電話端末を利用して車掌室へ迅速に通報するため、通常の電話番号と異なる特殊番号と付加情報からなる特殊コードを車掌室の通報装置に送信、または基地局を介して送信する方式としている。この送信に際して、緊急事態の発生した車両を特殊コードから特定し、また事件の種別を特殊コードから識別可能としている。また、通報者とは送受話器で通話を可能としている。
特許文献2の方式は、列車内でのイタズラ等を防止するため、携帯電話から撮像位置コードを基地局に送信し、基地局側からのコントロールで列車内の撮像位置に設置されたカメラにより撮影し、この画像信号を列車内の画像記録装置に記録可能にしている。
特許第3134843号 特開2000−29377
上記の乗客に対する情報提供システムでは、乗客が緊急事態を通報するには、乗客は携帯端末機器を使って特殊コードを発信して鉄道管理室等を呼び、管理者とは音声で通報する必要がある。このため、列車内の乗客は、比較的大きな声で通話することになり、通話自体が他の客の迷惑になる問題がある。
また、従来システムは、乗客別の各種サービス要求(列車遅延の情報取得など)に対する情報提供は行われておらず、列車遅延情報の提供は車内放送で済むが、各乗客で異なるサービス要求に対応できるものでなかった。すなわち、乗客の携帯電話に直接に列車遅延の情報などを提供したり、Web上のデータを提供したり、映像データの提供などはしていない。
本発明の目的は、乗客が携帯端末機器から簡単な番号入力操作で個々に緊急事態を通報またはサービス要求でき、しかも乗客は通報または事態を解決するために支援またはサービス要求またはサービス提供を音声による通話を不要にした乗客用情報交換システムを提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、中央運行管理室などに設ける中央サーバと各列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像(静止画または動画)、制御情報のいずれかの情報、またはそれらを組み合わせた情報による通信を可能としたシステム構成とし、中央サーバは乗客の携帯端末機器の釦操作による通報またはサービス要求に対して携帯端末機器に音声または画像またはそれらを組み合わせた応答をしながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報またはサービス要求に応じたデータを編集、または放送データを合成して車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ音声または画像またはそれらを組み合わせて送信し、列車にはサーバからの制御データまたは乗務員の操作を基に画像記録装置による車内撮影した画像データの取得と、車内放送装置への音声情報発信または車内表示装置への画像発信ができる車内サービス端末を設けたもので、以下の構成を特徴とする。
(1)列車内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムであって、
中央サーバと列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にしたシステム構成とし、
前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求に対して該携帯端末機器に音声で応答しながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報内容またはサービス要求内容に応じた音声データを選択し、編集または合成した放送内容を前記車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ送信する処理手段を設け、
前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを取得して前記サーバへ送信または自端末の表示部に表示し、前記サーバから受信した放送データを車内放送装置へ音声情報として発生する手段を設けたことを特徴とする。
(2)列車内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムであって、
中央サーバと列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にしたシステム構成とし、
前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求に対して該携帯端末機器に画像で応答しながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報内容またはサービス要求内容に応じた画像データを選択し、編集または合成した放送内容を前記車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ送信する処理手段を設け、
前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを取得して前記サーバへ送信または自端末の表示部に表示し、前記サーバから受信した放送データを車内放送装置へ音声情報として発生する手段を設けたことを特徴とする。
(3)列車内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムであって、
中央サーバと列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にしたシステム構成とし、
前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求に対して該携帯端末機器に音声または画像で応答しながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報内容またはサービス要求内容に応じた音声あるいは画像あるいは音声と画像の両方のデータを選択し、編集または合成した放送内容を前記車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ送信する処理手段を設け、
前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを取得して前記サーバへ送信または自端末の表示部に表示し、前記サーバから受信した放送データを車内放送装置へ音声情報として発生する手段を設けたことを特徴とする。
(4)前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求を受信し、この通報またはサービス要求に対する応答を当該乗客に送信するアンサリングマシンを設けたことを特徴とする。
(5)前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを前記サーバからの制御データを基に画像を記録するカメラにより取得することを特徴とする。
(6)前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを乗務員の操作を基に画像を記録するカメラにより取得することを特徴とする。
(7)前記サーバは、携帯端末機器の持ち主をその信用情報キーで判断し、乗客の通報またはサービス要求がいたずらでないことを確認する手段を設けたことを特徴とする。
(8)前記信用情報キーは、鉄道事業者が個人を特定できるカード番号にすることを特徴とする。
(9)前記車内サービス端末は、前記サーバから送信された音声データを編集または合成した放送内容を、乗務員の確認操作の下に、前記車内放送装置によって車内に音声放送する手段、または前記サーバから送信された画像データを編集または合成した放送内容を乗務員の確認操作の下に車内表示装置によって車内に画像表示する手段を設けたことを特徴とする。
(10)前記サーバは、乗客のサービス要求に対応した処理をしたかどうかの評価入力を乗客の携帯端末機器から受け付け、このデータを当該乗客の携帯端末機器に送信し、乗客によるサービス要求の受付番号の指定で再度サービス要求を可能にする手段を設けたことを特徴とする。
(11)前記車内サービス端末は、乗務員によって操作される各車両の画像を記録するカメラおよびマイクで車内撮影した画像および音声情報を取得し、この画像および音声情報を乗客の通報またはサービス要求がいたずらかどうかを乗務員が確認、または車内放送で緊急事態を解決できるか否かを乗務員が確認できる手段を設けたことを特徴とする。
(12)前記車内サービス端末は、乗務員が前記車内放送で緊急事態を解決できないと判断した釦操作入力で、前記サーバ側の管理者と打ち合わせ、要員派遣、臨時停車等の対応を要請する手段を設けたことを特徴とする。
(13)前記車内サービス端末は、乗客の携帯端末機器からの複数の通報または複数のサービス要求を一覧表示して、その表示内容を選択できる選択釦を設けたことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、中央運行管理室などに設ける中央サーバと各列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声または画像または制御情報のいずれかの情報、またはそれらを組み合わせた情報による通信を可能としたシステム構成とし、中央サーバは乗客の携帯端末機器の釦操作による通報またはサービス要求に対して携帯端末機器に音声または画像またはそれらを組み合わせた応答をしながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報またはサービス要求に応じたデータを編集、または放送データを合成して車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ音声または画像またはそれらを組み合わせて送信し、列車にはサーバからの制御データまたは乗務員の操作を基に画像を記録するカメラによる車内撮影した画像データの取得と、車内放送装置への音声情報発信または車内表示装置への画像発信ができる車内サービス端末を設けたため、乗客が携帯端末機器から簡単な番号入力操作で個々に緊急事態を通報およびサービス要求でき、この通報およびサービス要求に対して個々に対応できる情報処理ができ、しかも乗客は通報または事態を解決するため支援またはサービス要求またはサービス提供を音声による通話が不要になる。
さらに、乗客はこれまで、直接乗務員か駅員にサービス要求するまでは、なんら対応を要求する方法がなかったが、本発明により緊急事態の発生またはサービス要求発生の都度、各人が所有する携帯端末機器より、駅員または乗務員がそばにいなくとも、システムを通じて随時通報またはサービス要求ができる。
また、乗務員はこれまで、車内を巡回するか乗客からの通告があるまでは、サービスを必要とする事象が発生していることを知る方法がなかったが、本発明により乗客が通報またはサービス要求に対応した情報をタイムリーに提供することができる。
また、通報項目の中には時間の経過により事態が悪化するものがあり、本発明による緊急事態への対応またはサービス提供の即時性向上で、緊急事態等において乗客への被害を最小限に抑えることができる。
また、乗務員は、サービス要求項目の履歴を車内サービス端末で閲覧することができるため、サービス要求が集中した場合でも、対応したかどうかを確認することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る乗客用情報交換システム(以下、システムと呼ぶ)の基本構成を示す。
本システムは、中央運行管理室などに設ける中央サーバ(中央情報処理装置)10と運行中の各列車20との間で、無線交換網30(携帯電話等の交換網、鉄道会社の専用無線網、線路沿線に敷設された無線LAN端末等)を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にする。
中央サーバ10は、サーバ11と、アンサリングマシン12、および操作用端末13とがイーサネット(登録商標)などの構内LANで接続され、サーバ11には外部記憶装置としてのデータ収録部14が接続される。
各列車20は、車内サービス端末21と車内撮影設置としての画像記録用カメラ22がイーサネットなどの車内LANで接続され、車内サービス端末21にはマイクロホンを付属する車内放送装置23が接続され、この車内放送装置23にはその音声出力装置となるスピーカ24が接続される。車内サービス端末21および車内放送装置23は、例えば、列車の車掌室に設ける。また、車内サービス端末21には乗務員が確認するための画像表示装置あるいは音声出力装置を付属する。また、車内放送装置23とスピーカ24は既存の列車に搭載される車内放送システムを利用し、画像記録用カメラ22は各車両に設ける。
以上のシステム構成において、アンサリングマシン12は、列車内の乗客が携帯する携帯電話等の携帯端末機器40から発信するサービス要求を音声で応答しながら受け付け、サーバ11や操作用端末13に通報する。なお、アンサリングマシン12は、データの受発信によるサービス要求受け付け及びサービス提供を画像で可能にした装置でも良い。
サーバ11は乗客からの通報またはサービス要求内容に応じたサービス提供データ(音声または画像)をデータ収録部14から選択し、さらに必要により放送データを合成して列車の車内サービス端末21またはサービス要求した乗客の携帯端末機器40へ送信する。また、サーバ11には携帯端末機器40の持ち主の信用情報を他システムから取得する機能も搭載する。
操作用端末13は、システムの管理者によって放送データの編集やシステムのメンテナンスを可能にする。
データ収録部14は、合成可能な形で細分化された放送データを保存したり、過去のサービス内容および対応結果を蓄積する。サーバ11は、データ収録部14に蓄積する情報を、サービス要求項目の履歴として車内サービス端末21へ送信し、乗務員が車内サービス端末21で閲覧可能にする。
なお、中央サーバと車内サービス端末および乗客の携帯端末機器の間の各種情報通信には、システム構成によって、音声情報のみとする、画像情報のみとする、あるいは両方の情報で通信する構成とすることができる。この構成に応じて、車内サービス端末の出力装置も、画像表示装置と音声出力装置の一方、または両方を搭載する構成にされる。
以下、各部による列車内サービス提供処理手順を、図2〜図5の処理を参照して詳細に説明する。
まず、システム立ち上げの条件として、乗務員(車掌)はシステムのサービスを利用可能にするための列車ID番号をサーバ11に連絡しておく。この連絡は、乗務員による連絡用スイッチ操作により、車内サービス端末21に保存する列車ID番号の読み出しと、この列車ID番号を無線交換網30とアンサリングマシン12を介した自動発信で行われる。
車内の乗客がサービスを要求するには、携帯端末機器40を使ってサーバ11に通報する。この通報は、予め指定された電話番号にダイヤルする。サービス要求に対するサーバ11側の応答は、アンサリングマシン12からの音声応答とし、この音声応答に対する乗客のサービス要求には携帯端末機器40の数字釦でサービス要求番号等を入力する。乗客のサービス要求入力は、乗車列車番号、乗車号車、サービス要求番号、信用情報キー番号、発信者番号などとする。これにより、サービス要求した乗客の発声によるサービス要求を不要にする。なお、信用情報キー番号および発信者番号は、発信者(乗客)の通報またはサービス要求がいたずらでないことを、発信者の信用情報あるいは不正使用ログで判断する。信用情報キー番号はSUICA(登録商標)等の、鉄道事業者が個人を特定できるカード番号等にする。
乗客の通報またはサービス要求に対する通信処理は、図2のS1〜S8に例を示すように、サーバ11は、通報またはサービス要求電話の着信に対して、音声応答により入力項目案内をスタートさせ(S1)、カード番号チェック(S2)と入力不正メッセージ送信、再入力要求(S3)を行い、さらに列車番号IDと列車号車入力(S4)に対する入力チェック(S5)と、入力不正メッセージ送信、再入力要求(S6)を行い、通報またはサービス要求した乗客の確認および認証を得る。これら確認と認証が得られたとき、サーバ11は現在時刻を入力し(S7)、音声による通報またはサービス番号入力を乗客に要求する(S8)。
なお、信用情報により、過去にカードの不正使用、あるいはサービスの不正使用を指定回数行った要求者の場合には、受付を断るメッセージを表示して通信を終了する。また、乗務員は、各車両の画像記録用カメラ22とマイクを操作して車内の画像または音声情報を取得し、通報またはサービス要求がいたずらかどうかの確認を行う。
乗客による通報またはサービス要求は、例えば、乗車マナー違反行為、病人怪我人の発生、車内設備の故障、犯罪行為、またはサービス評価などを用意しておき、これらに割り振った番号を乗客が入力するのを待つ(S9)。図3及び図4は、通報またはサービス要求の例を示す。図3では、列車内で大声で携帯電話をしている乗客がいる、車内暴力が発生、車内でタバコを吸っている乗客がいる、車内で病人・ケガ人が発生の場合を示し、それぞれには番号1〜4を割り振っている。図4では、車内で痴漢行為が発生、車内設備故障発生、サービス評価の場合を示し、それぞれには番号5〜7を割り振っている。
このうち、乗客の通報になる番号1〜5の1つを乗客が入力したとき、図3および図4に示すように、サーバ11は、通報された内容が継続中か否かをチェックし(SS1)、継続中であれば通報に応じた中止お願いメッセージや行為中止メッセージなどをデータ収録部14から読み出して編集し(SS2)、継続中でなくなった(緊急事態が解消した)ときはマナー徹底メッセージや防犯協力依頼メッセージなどを編集する(SS3)。
また、乗客のサービス要求になる番号6の入力には、図4に示すように、故障設備の種別選択入力を乗客に依頼し、その入力選択をチェックし(SS4)、エアコンやトイレ故障など故障設備が選択されたとき(SS5)、故障設備に応じた乗務員への連絡メッセージを編集する(SS6)。また、番号7の入力では、サービス番号入力を受付け(SS7)、サービス提供に効果があったか否かを乗客に問い(SS8)、効果ありの入力には「ご利用お礼メッセージ」を編集し、音声データによって乗客の携帯端末に連絡し(SS9)、これを終了Aとする。効果なしが入力された場合、サービス要求を再度実施するか否かを乗客に音声で問い(SS10)、乗客による再度実施のサービス要求があれば乗務員への連絡メッセージを編集する(SS11)。これを終了Bとする。
図2に戻って、乗客による通報またはサービス要求の入力、もしくはサービス評価入力で終了Bとなった場合、サーバ11はこれら入力内容を乗客の携帯端末機器40の画面に表示させ(S10)、この表示内容の通報またはサービス要求でよいか否かを問い(S11)、乗客からのNOの応答入力がある場合は処理S7に戻して通報またはサービス要求の再入力処理に戻す(S11)。乗客からの応答がOKである場合、サービス要求の受付完了メッセージを乗客の携帯端末機器40に表示させ(S12)、サービス要求に対するサービス提供をするためのデータを該当する列車の車内サービス端末21にデータ送信し(S13)、この後に音声応答を終了し、端末との通信を終了する(S14)。
サーバ11から車内サービス端末21へののデータ送信内容は、通報またはサービス依頼番号、通報またはサービス要求発生時刻、発信者が乗車する号車、通報またはサービス要求事項番号、放送データ、故障設備番号、要求解決情報などである。
図5は、乗客の通報またはサービス要求に対する車内サービス提供の詳細な処理手順を示し、車内サービス端末21がソフトウェア構成として搭載する。車内サービス端末21は、乗務員の手動操作で車内放送を行う場合と、サーバ11からのデータ受信で車内放送を行う機能をもつ。乗務員の手動操作で車内放送を行う場合は、乗務員の操作でサービス端末画面に車内放送の選択釦を表示し(S21)、乗務員が選択釦を選択することによって放送メッセージを選択する(S22)。一方、サーバ11から放送データを受信し(S23)、乗務員に受信連絡指示を要求する(S24)。なお、乗務員は、車内サービス端末に届いた情報をブザー等の音情報、表示装置の点滅等により知る手段を設ける。
以上の処理(S21)〜(S24)が終了した後、車内サービス端末21がもつ放送内容決定機能によって、乗務員が選択した放送内容またはデータ受信したサービス要求の内容に応じて放送回数や放送間隔等を自動的に制御する。
サーバ11からの放送データ受信の場合、車内放送するか否かを乗務員に確認する(S25)。この確認は、車内放送によって解決の可能性がある場合(例えば、乗車マナー違反行為、病人怪我人の発生、車内設備の故障、犯罪行為、またはサービス評価など)は、乗務員が情報を確認し、車内放送で解決できると判断すれば「放送実施」の釦を操作し、放送制御をスタートさせる。この放送制御には、あらかじめ指定される放送回数を確認し(S26)、この確認回数と乗務員が指定する放送回数入力に適合していない場合(S27)、放送回数を修正し(28)、この後に車内放送装置23に放送データを出力する。また、確認回数と乗務員が指定する放送回数入力が適合している場合は放送回数の修正をすることなく車内放送装置23に放送データを出力する。車内放送装置23は、放送データの入力でスピーカ24によって車内放送を行う。
処理(S25)において、車内放送を直ちに行わないことを乗務員が指定した場合は、車内放送で解決の可能性がない場合または車内放送を遅らせた方がよい場合であるか、一定時間後に放送するか否かを乗務員に問う(S30)。この問いに対して、乗務員が画像記録用カメラ22の撮影画像から判断し、後に放送を指示したとき、待ち時間の入力を乗務員に要求し(S31)、その待ち時間の入力を受付けたとき(S32)、入力された待ち時間でよいか否かを問い(S33)、この待ち時間後に「放送実施」の釦が押されるまで放送を保留する(S34)。「放送実施」の場合、処理(S29)で車内放送を実施する。
また、処理(S25)において、乗務員が、放送の必要がないと判断した場合には、「放送中止」の釦操作によって、放送データ保存およびメッセージ表示して放送を取りやめる(S35)。
以上までの処理手順において、車内サービス端末21の中の、乗客の携帯端末機器からの複数の通報または複数のサービス要求内容は、乗務員による選択釦の操作によって自由に一覧表示して、その表示内容を選択できる手段を設けておくのが好ましい。
また、乗務員は、サービス要求内容が車内放送で解決できるかどうか判断するため、車内サービス端末21でコントロール可能な、各車両にある画像記録用カメラ22によって、車内の状況を確認する。この確認の結果、サービス要求内容が車内放送では解決できないと判断した場合は、乗務員は中央サーバ側の管理者と打ち合わせ、要員派遣、臨時停車等の対応を要請する。可能であれば、乗務員自身がサービス要求箇所に出向いて、サービス要求に対応する。
また、乗務員は、車内放送あるいは出向いての対応により、サービス要求内容が解決されたと判断した場合は、車内サービス端末21から「対応終了」を釦入力し、サーバ11に連絡する。さらに、乗務員がカメラでの確認や出向いての確認でサービス要求事項が存在しないと判断した場合は、車内サービス端末21から「不正要求」を釦入力し、サーバに連絡する。この場合、データ収録部14にはサービス要求者に不正使用のログが記録される。
また、異常時については、発信者通報の番号を使って、乗務員からサービス要求者に対して、電話連絡を行う手段を設けるのが好ましい。
本発明の実施形態に係る乗客用情報交換システムの基本構成図。 本発明の実施形態を示す全体処理手順。 実施形態における個別処理手順(その1)。 実施形態における個別処理手順(その2)。 実施形態における車内サービス端末の処理手順。
符号の説明
10 中央サーバ
20 列車
30 無線交換網
40 乗客の携帯電話
11 サーバ
12 アンサリングマシン
13 操作用端末
14 データ収録部
21 車内サービス端末
22 画像記録用カメラ
23 車内放送装置
24 スピーカ

Claims (13)

  1. 列車内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムであって、
    中央サーバと列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にしたシステム構成とし、
    前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求に対して該携帯端末機器に音声で応答しながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報内容またはサービス要求内容に応じた音声データを選択し、編集または合成した放送内容を前記車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ送信する処理手段を設け、
    前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを取得して前記サーバへ送信または自端末の表示部に表示し、前記サーバから受信した放送データを車内放送装置へ音声情報として発生する手段を設けたことを特徴とする乗客用情報交換システム。
  2. 列車内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムであって、
    中央サーバと列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にしたシステム構成とし、
    前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求に対して該携帯端末機器に画像で応答しながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報内容またはサービス要求内容に応じた画像データを選択し、編集または合成した放送内容を前記車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ送信する処理手段を設け、
    前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを取得して前記サーバへ送信または自端末の表示部に表示し、前記サーバから受信した放送データを車内放送装置へ音声情報として発生する手段を設けたことを特徴とする乗客用情報交換システム。
  3. 列車内で緊急事態が発生した場合の乗客の携帯端末機器による通報に対する事態の解決を支援、または列車内の乗客の携帯端末機器によるサービス要求に対するサービス提供を支援する乗客用情報交換システムであって、
    中央サーバと列車の車内サービス端末または乗客の携帯端末機器との間で、無線交換網を通して音声、画像、制御情報のうち、いずれか1つ以上の通信を可能にしたシステム構成とし、
    前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求に対して該携帯端末機器に音声または画像で応答しながら受け付け、乗客の携帯端末機器からの通報内容またはサービス要求内容に応じた音声あるいは画像あるいは音声と画像の両方のデータを選択し、編集または合成した放送内容を前記車内サービス端末またはサービス要求した乗客の携帯端末機器へ送信する処理手段を設け、
    前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを取得して前記サーバへ送信または自端末の表示部に表示し、前記サーバから受信した放送データを車内放送装置へ音声情報として発生する手段を設けたことを特徴とする乗客用情報交換システム。
  4. 前記サーバは、乗客の携帯端末機器の釦操作による緊急事態発生の通報またはサービス要求を受信し、この通報またはサービス要求に対する応答を当該乗客に送信するアンサリングマシンを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  5. 前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを前記サーバからの制御データを基に画像を記録するカメラにより取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  6. 前記車内サービス端末は、車内撮影した画像データを乗務員の操作を基に画像を記録するカメラにより取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  7. 前記サーバは、携帯端末機器の持ち主をその信用情報キーで判断し、乗客の通報またはサービス要求がいたずらでないことを確認する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  8. 前記信用情報キーは、鉄道事業者が個人を特定できるカード番号にすることを特徴とする請求項7に記載の乗客用情報交換システム。
  9. 前記車内サービス端末は、前記サーバから送信された音声データを編集または合成した放送内容を、乗務員の確認操作の下に、前記車内放送装置によって車内に音声放送する手段、または前記サーバから送信された画像データを編集または合成した放送内容を乗務員の確認操作の下に車内表示装置によって車内に画像表示する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  10. 前記サーバは、乗客のサービス要求に対応した処理をしたかどうかの評価入力を乗客の携帯端末機器から受け付け、このデータを当該乗客の携帯端末機器に送信し、乗客によるサービス要求の受付番号の指定で再度サービス要求を可能にする手段を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  11. 前記車内サービス端末は、乗務員によって操作される各車両の画像を記録するカメラおよびマイクで車内撮影した画像および音声情報を取得し、この画像および音声情報を乗客の通報またはサービス要求がいたずらかどうかを乗務員が確認、または車内放送で緊急事態を解決できるか否かを乗務員が確認できる手段を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  12. 前記車内サービス端末は、乗務員が前記車内放送で緊急事態を解決できないと判断した釦操作入力で、前記サーバ側の管理者と打ち合わせ、要員派遣、臨時停車等の対応を要請する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
  13. 前記車内サービス端末は、乗客の携帯端末機器からの複数の通報または複数のサービス要求を一覧表示して、その表示内容を選択できる選択釦を設けたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の乗客用情報交換システム。
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