JP2005352421A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005352421A
JP2005352421A JP2004176102A JP2004176102A JP2005352421A JP 2005352421 A JP2005352421 A JP 2005352421A JP 2004176102 A JP2004176102 A JP 2004176102A JP 2004176102 A JP2004176102 A JP 2004176102A JP 2005352421 A JP2005352421 A JP 2005352421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
magnetic field
fixing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004176102A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takehara
淳 竹原
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004176102A priority Critical patent/JP2005352421A/ja
Publication of JP2005352421A publication Critical patent/JP2005352421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 電磁誘導部から発生される交番磁界による電子部材の誤作動が確実に防止される、信頼性の高い画像形成装置を提供する。
【解決手段】 交番磁界を発生する電磁誘導部を画像形成装置本体1に備えた画像形成装置であって、画像形成装置本体1に設けられた電子部材39、41の周囲の一部又は全部に磁界遮蔽部材50を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に、電磁誘導加熱方式を用いた定着部を備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、装置の立ち上がり時間を低減して省エネルギー化することを目的として、電磁誘導加熱方式の定着部を用いたものが多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1等において、電磁誘導加熱方式の定着部(定着装置)は、加熱ローラ(発熱ローラ)、定着補助ローラ(定着ローラ)、加熱ローラと定着補助ローラとによって張架された定着ベルト、加熱ローラに定着ベルトを介して対向する電磁誘導部(誘導加熱部)、定着補助ローラに定着ベルトを介して対向する加圧ローラ、等で構成される。電磁誘導部は、幅方向(記録媒体の搬送方向に直交する方向である。)に延設されたコイル部や、コイル部に対向するコア等で構成される。
そして、定着ベルトは、電磁誘導部との対向位置で加熱される。加熱された定着ベルトは、定着補助ローラ及び加圧ローラの位置に搬送される記録媒体上のトナー像を加熱して定着する。詳しくは、コイル部に高周波の交番電流を流すことで、コイル部の周囲に磁界が形成されて、加熱ローラ表面に渦電流が生じる。加熱ローラに渦電流が生じると、加熱ローラ自身の電気抵抗によってジュール熱が発生する。このジュール熱によって、加熱ローラに巻装された定着ベルトが加熱される。
このような電磁誘導加熱方式の定着部を用いた画像形成装置は、少ないエネルギー消費で短い立ち上げ時間にて、定着ベルトの表面温度(定着温度)を所望の温度まで昇温できるものとして知られている。
一方、特許文献2等には、プリンタに設置された電子部品において、外部から電子部品に入射する電磁波を遮蔽するとともに電子部品から外部に電磁波が放射されるのを抑止するために、電子部品を電磁波シールド部材で覆う技術が開示されている。
特開2002−82549号公報 特開2003−298283号公報
上述した従来の画像形成装置は、電磁誘導部によって形成された磁界が定着部の外部に漏れて、その漏れ磁界によって定着部近傍の電子部材が誤作動する可能性があった。制御部、電子基板、電源部、センサ、配線等の電子部材が誤作動すると、画像形成装置における正常な動作が妨げられることになる。
特に、近年のダウンサイジング化された画像形成装置においては、各構成部材同士の間隔が狭められているために、画像形成装置本体に設置された電子部材が電磁誘導部から漏れる磁界の影響を受け易くなっている。したがって、上述の問題は無視できないものとなっている。
これに対して、電磁誘導部で発生した磁界が定着部の外部に漏れないように、定着部の周囲を磁界遮蔽部材で覆う方策が考えられる。しかし、定着部では記録媒体が搬入・搬出されるために、定着部を完全に磁界遮蔽部材で覆うことはできない。磁界遮蔽部材に記録媒体の搬送路となる開口を設けた場合には、その開口から漏れ磁界が生じる。記録媒体の搬送路の近傍には、転写ベルト上のトナー濃度を検知するフォトセンサや搬送路におけるジャム紙を検知するフォトセンサ等の電子部材が設置される場合が多いことから、これらが漏れ磁界によって誤作動する可能性が高い。
また、定着部の周囲を磁界遮蔽部材で覆う場合には、定着部で発生する熱が磁界遮蔽部材内に封じ込められてしまうために、磁界遮蔽部材が高温に達して画像形成装置本体内の雰囲気温度が上昇してしまうことになる。このような場合には、作像プロセスに影響したり、装置本体の構成部材が熱的損傷を受けたり、電子部材が熱による誤作動をおこしたりする可能性がある。
一方、上述の特許文献2等では、電子部品の周囲にアルミニウムからなる電磁波シールド部材を設けることで、外部から電子部品に入射する電磁波を遮蔽するとともに電子部品から外部への電磁波の放射を抑止している。しかし、この電磁シールド部材を電磁誘導加熱方式の定着部を備えた画像形成装置の電子部材の周囲に設置した場合、漏れ磁界を遮蔽して電子部材の誤作動を抑止する効果はほとんど期待できない。すなわち、電磁誘導部によって形成される磁界は交番磁界であるために、その磁界は非磁性体であるアルミニウムを通過してしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、電磁誘導部から発生される交番磁界による電子部材の誤作動が確実に防止される、信頼性の高い画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、交番磁界を発生する電磁誘導部を画像形成装置本体に備えた画像形成装置であって、前記画像形成装置本体に設けられた電子部材の周囲の一部又は全部に磁界遮蔽部材を設けたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1に記載の発明において、前記磁界遮蔽部材は、前記電磁誘導部に対向する側に設けられたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記磁界遮蔽部材は、開口を備えたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記磁界遮蔽部材は、金属材を板状に形成したものである。
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記磁界遮蔽部材は、金属材を格子状に形成したものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項4又は請求項5に記載の発明において、前記金属材を、パーマロイ又は方向性ケイ素鋼としたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明において、前記磁界遮蔽部材を冷却する冷却手段を備えたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項7に記載の発明において、前記冷却手段を、前記磁界遮蔽部材の表面に設置された放熱部材としたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記電磁誘導部は、電磁誘導によって定着部材を加熱するように構成され、前記定着部材は、トナー像を加熱して当該トナー像を記録媒体上に定着するものである。
また、請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項9に記載の発明において、前記定着部材は、加熱ローラと定着補助ローラとに張架された定着ベルトであって、前記加熱ローラは、前記定着ベルトの外周面に対向する前記電磁誘導部に対して当該定着ベルトを介して対向するように配設され、前記定着補助ローラは、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに対して前記定着ベルトを介して当接するように配設されたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項9に記載の発明において、前記定着部材は、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接する定着ローラであって、前記電磁誘導部は、前記定着ローラの外周面又は内周面に対向するものである。
また、請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項11のいずれかに記載の発明において、前記電子部材を、前記画像形成装置本体でおこなわれる画像形成に係わる制御をおこなう制御部としたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項12のいずれかに記載の発明において、前記電子部材を、前記画像形成装置本体でおこなわれる画像形成に係わる電力供給をおこなう電源部としたものである。
また、請求項14記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項13のいずれかに記載の発明において、前記電子部材を、電子デバイスが搭載された電子基板としたものである。
また、請求項15記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記電子部材を、通電をおこなうための配線としたものである。
また、請求項16記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項15のいずれかに記載の発明において、前記電子部材を、現像部に設置された磁気センサとしたものである。
また、請求項17記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記電子部材を、像担持体に対向するフォトセンサとしたものである。
また、請求項18記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項17に記載の発明において、前記像担持体を、感光体、転写部、中間転写部、記録媒体のうち少なくとも1つとしたものである。
また、請求項19記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項18のいずれかに記載の発明において、前記電子部材は、転写部又は中間転写部に設置されたものである。
本発明は、電子部材の周囲に磁界遮蔽部材を設けているために、電磁誘導部から発生される交番磁界による電子部材の誤作動が確実に防止される、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1及び図2にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのレーザープリンタの装置本体、3は画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム18上に照射する露光部、4は装置本体1に着脱自在に設置される作像部としてのプロセスカートリッジ、7は感光体ドラム18上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10は出力画像が載置される排紙トレイ、11、12は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、13は記録媒体Pを転写部7に搬送するレジストローラ、15は手差し給紙部、18は像担持体としての感光体ドラム(感光体)、19はプロセスカートリッジ4に収容された現像部、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、39は制御部や電子基板等の電子部材、41は現像部19に設置された磁気センサ、50は電子部材39及び磁気センサ41を覆う磁界遮蔽部材を示す。
ここで、装置本体1に設置された電子部材39は、画像形成に係わる種々の制御をおこなう制御部、転写部7や現像部19等に電力供給をおこなう電源部、種々の電子デバイスが搭載された電子基板、フォトセンサ等の種々のセンサ、これらを電気的に接続する配線、等で構成される。電子部材39の周囲の一部(定着部20の電磁誘導部に対向する側である。)には、電磁誘導部から生じる漏れ磁界を遮蔽又は減衰する磁界遮蔽部材50が設置されている。
さらに、現像部19内に収容された現像剤のトナー濃度(トナーと磁性キャリアとからなる現像剤中のトナーの割合である。)を磁気的に検知する、電子部材としての磁気センサ41の周囲にも、電磁誘導部から生じる漏れ磁界を遮蔽又は減衰する磁界遮蔽部材50が設置されている。なお、磁気センサ41の検知結果に基づいて、現像部19内へのトナー供給量が決定される。すなわち、現像工程における現像部19内のトナー消費量に応じて、現像部19内にトナーが適宜に供給される。
磁界遮蔽部材50は、パーマロイ、方向性ケイ素鋼等の金属材を板状に形成したものである。このように透磁率の高い金属板を介して電子部材39、41と定着部20とが対向することで、電磁誘導部から生じる交番磁界が電子部材39、41に達するのを抑止することができる。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、露光部3から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ4の感光体ドラム18上に向けて発せられる。感光体ドラム18は図中の反時計方向に回転しており、所定の電子写真プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム18上に画像情報に対応したトナー像が形成される。
その後、感光体ドラム18上に形成されたトナー像は、転写部7で、レジストローラ13により搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部11、12、15のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部11が選択されたものとする。)。そして、給紙部11に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ13の位置に達する。そして、レジストローラ13の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム18上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着部20に達する。定着部20に達した記録媒体Pは、定着ベルトと加圧ローラとの間に送入されて、定着ベルトから受ける熱と加圧ローラから受ける圧力とによってトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体Pは、定着ベルトと加圧ローラとの間から送出された後に、出力画像として画像形成装置本体1から排出されて、排紙トレイ10上に載置される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1における定着部20の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着部20は、主として、定着補助ローラ21、定着ベルト22、加熱ローラ23、電磁誘導部24、加圧ローラ30、サーモスタット37、オイル塗布ローラ34、ガイド板35、分離板36等で構成される。
ここで、定着補助ローラ21は、ステンレス鋼等からなる芯金の表面に、シリコーンゴム等の弾性層を形成したものである。定着補助ローラ21の弾性層は、肉厚が5mmで、アスカー硬度が50度となるように形成されている。定着補助ローラ21は、不図示の駆動部によって図2の反時計方向に回転駆動される。
加熱ローラ23は、鉄、コバルト、ニッケル、又は、それらの合金等からなる円筒部を備えている。加熱ローラ23の円筒部は、外径が20mmで、肉厚が1mmとなるように形成されている。加熱ローラ23は、図2の反時計方向に回転する。加熱ローラ23の内部には、フェライト等の強磁性体からなる内部コア28が設置されている。内部コア28は、定着ベルト22を介してコイル部25に対向している。
定着部材としての定着ベルト22は、加熱ローラ23と定着補助ローラ21とに張架・支持されている。定着ベルト22は、ニッケル、銀、鉄等の金属からなる発熱層(ベース層)、シリコーンゴム等からなる弾性層(中間層)、フッ素化合物等からなる離型層(表面層)等からなる多層構造のエンドレスベルトである。定着ベルト22の離型層によって、トナーTに対する離型性が担保されている。
なお、定着ベルト22の発熱層として、フッ素系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂等の樹脂層とニッケル等の金属層との複数層構造体を用いることもできる。
電磁誘導部24は、コイル部25、コア26、コイルガイド27等で構成される。
ここで、コイル部25は、加熱ローラ23に巻装された定着ベルト22の外周部を覆うように、細線を束ねたリッツ線を巻回して幅方向(図2の紙面垂直方向である。)に延設したものである。コイルガイド27は、耐熱性の高い樹脂材料等からなり、コイル部25を保持する。コア26は、フェライト等の強磁性体からなり、センターコア26aやサイドコア26bが設けられている。コア26は、幅方向に延設されたコイル部25に対向するように設置されている。
加圧ローラ30は、アルミニウム、銅等からなる円筒部材上にフッ素ゴム、シリコーンゴム等の弾性層が形成されたものである。加圧ローラ30の弾性層は、肉厚が1mmで、アスカー硬度が20〜30度となるように形成されている。加圧ローラ30は、定着ベルト22を介して定着補助ローラ21に圧接している。そして、定着ベルト22と加圧ローラ30との当接部(定着ニップ部である。)に、記録媒体Pが搬送される。
定着ベルト22と加圧ローラ30との当接部の入口側には、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板35が配設されている。
定着ベルト22と加圧ローラ30との当接部の出口側には、記録媒体Pの搬送を案内するとともに記録媒体Pが定着ベルト22から分離するのを促進する分離板36が配設されている。
定着ベルト22の外周面には、オイル塗布ローラ34が当接している。オイル塗布ローラ34は、定着ベルト22上にシリコーンオイル等のオイルを供給する。これにより、定着ベルト22上におけるトナー離型性がさらに担保される。なお、オイル塗布ローラ34には、オイルの塗布量を均一化するとともに、その表面上の汚れを除去するクリーニングローラ33が当接されている。
加熱ローラ23の外周面には、サーモスタット37が当接されている。そして、加熱ローラ23上の表面温度が所定の温度を超えた場合には、サーモスタット37によって電磁誘導部24への通電が切断される。これにより、電磁誘導部24による加熱ローラ23の過熱が制限される。
なお、図示は省略するが、定着ベルト22の外周面にはサーミスタが当接されている。そして、サーミスタによって、定着ベルト22上の表面温度(定着温度)が検知されて、電磁誘導部24による加熱量が調整される。
このように構成された定着部20は、次のように動作する。
定着補助ローラ21の回転駆動によって、定着ベルト22は図2中の矢印方向に周回するとともに、加熱ローラ23も反時計方向に回転して、加圧ローラ30も矢印方向に回転する。定着ベルト22は、電磁誘導部24との対向位置で加熱される。
詳しくは、不図示の電源部からコイル部25に10kHz〜1MHzの高周波交番電流を流すことで、コア26と内部コア28との間に磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、加熱ローラ23表面と定着ベルト22の発熱層とに渦電流が生じて、加熱ローラ23及び発熱層の電気抵抗によってジュール熱が発生して、加熱ローラ23及び発熱層が加熱される。こうして、定着ベルト22は、発熱した加熱ローラ23から受ける熱と、自身の発熱層の発熱と、によって加熱される。
その後、電磁誘導部24によって発熱した定着ベルト22表面は、加圧ローラ30との当接部に達する。そして、搬送される記録媒体P上のトナー像Tを加熱して溶融する。
詳しくは、先に説明した作像プロセスを経てトナー像Tを担持した記録媒体Pが、ガイド板35に案内されながら定着ベルト22と加圧ローラ30との間に送入される(矢印Yの搬送方向の移動である。)。そして、定着ベルト22から受ける熱と加圧ローラ30から受ける圧力とによってトナー像Tが記録媒体Pに定着されて、記録媒体Pは定着ベルト22と加圧ローラ30との間から送出される。
加圧ローラ30の位置を通過した定着ベルト22表面は、その後にオイル塗布ローラ34の位置を通過して、再び電磁誘導部24との対向位置に達する。
このような一連の動作が連続的に繰り返されて、画像形成プロセスにおける定着工程が完了する。
本実施の形態1では、電子部材39の周囲の一部であって、交番磁界を発生する電磁誘導部24に対向する側に、高透磁率材料からなる磁界遮蔽部材50を設置しているために、交番磁界による電子部材39の誤作動を未然に防止することができる。同様に、磁気センサ41の周囲のほぼ全域に高透磁率材料からなる磁界遮蔽部材50を設置しているために、交番磁界による磁気センサ41の誤作動を未然に防止することができる。
以下、本実施の形態1で用いられるトナーTについて詳述する。
トナーTは、重合トナーであって次のように製造される。まず、有機溶媒中に変性ポリエステル系樹脂からなるプレポリマー、そのプレポリマーと伸張又は架橋する化合物、トナー組成分を溶解又は分散させる。その後、溶解又は分散させたものを水系媒体中で架橋反応及び/又は伸張反応させて、そこから得られる分散液から溶媒を除去して重合トナーを得る。
ここで、重合トナーは、重合トナー中に分散された顔料系着色剤の分散粒径が個数平均径で0.5μm以下であって、その個数平均径が0.7μm以上の個数割合が5個数%以下のものである。重合トナーの構成成分である着色剤としては、分散粒径が個数平均径で0.3μm以下であって、その個数平均径が10個数%以下のものを用いる。
また、重合トナーは、その重量平均粒径が3.0〜7.0μmであって、粒径分布が1.00≦Dv/Dn≦1.20(Dvは重量平均粒径であり、Dnは個数平均粒径である。)であって、その円形度が0.90〜0.96となるように形成されている。
また、重合トナー中に含まれるポリエステル系樹脂のテトラヒドロフラン可溶分の分子量分布は、その分子量2500〜10000の領域にメインピークが存在して、その数平均分子量が2500〜50000の範囲になるように形成されている。このポリエステル系樹脂は、ガラス転移点が40〜65℃であって、その酸価が1〜30mgKOH/gとなるように形成されている。なお、重合トナーの油性分散液は、アミンと非反応性のポリエステル系樹脂とを溶解したものである。
このようなトナーTを用いることで、高画質で定着性の良好な出力画像を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態1の構成では、定着部20を磁界遮蔽部材で覆うことなく、電子部材39、41の周囲に磁界遮蔽部材50を設けている。これにより、定着部20に異常な温度上昇が生じることなく、電磁誘導部24から発生される交番磁界による電子部材39、41の誤作動を確実に防止することができる。
実施の形態2.
図3及び図4にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図3は実施の形態2における画像形成装置の要部を示す断面図である。本実施の形態2の画像形成装置は、タンデム型のカラー画像形成装置である点と、定着部材として定着ローラ31を用いている点とが、前記実施の形態1のものとは相違する。
本実施の形態2における画像形成装置は、タンデム型のカラー画像形成装置である。図3に示すように、作像部には、複数の感光体ドラム18BK、18Y、18M、18Cが転写ベルト8上に並設されている。図示は省略するが、複数の感光体ドラム18BK、18Y、18M、18Cの外周には、帯電部、露光部、現像部、クリーニング部、除電部が配設されている(図1のプロセスカートリッジ4を参照できる。)。そして、各感光体ドラム18BK、18Y、18M、18C上で、各色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー像が形成される。
転写部7は、記録媒体Pを搬送するとともに像担持体としても機能する転写ベルト8、各感光体ドラム18BK、18Y、18M、18Cに対して転写ベルト8を介して対向するバイアスローラ9、転写ベルト8表面を清掃するクリーニングローラ14、等で構成される。
転写ベルト8は、矢印方向から搬送される記録媒体Pを、各感光体ドラム18Y、18M、18C、18BKとの対向位置に順次搬送する。このとき、バイアスローラ9に印加される転写バイアスによって、記録媒体P上に各色のトナー像が重ねて転写される。こうして、記録媒体P上にフルカラーのトナー像が形成される。その後、フルカラーのトナー像が形成された記録媒体Pは、転写ベルト8から分離されて、定着部20に向けて搬送されることになる。
なお、転写ベルト8の外周面には、反射型のフォトセンサ43が間隔をあけて配設されている。フォトセンサ43は、発光素子と受光素子とからなり、転写ベルト8上に所定のタイミングで形成されるパッチパターンの画像濃度を検知する。フォトセンサ43で検知された検知結果は、配線45を介して、電子基板42上の制御部40に送信される。制御部40のCPUでは、フォトセンサ43の検知結果に基づいて、バイアスローラ9に印加する転写バイアスや現像部に印加する現像バイアス等の調整量が求められる。制御部40で求められた作像条件の調整量に基づいて、電子基板42から配線45を介して電源部44(高圧電源部)に制御信号が送信される。そして、電源部44にて、バイアスローラ9、クリーニングローラ14、現像部等の各部材に印加されるバイアスが調整される。なお、本実施の形態2では、フォトセンサ43として反射型のものを用いたが、透過型のものを用いることもできる。
一方、本実施の形態2の定着部20は、主として、定着ローラ31(定着部材)、加圧ローラ30、電磁誘導部24等で構成される。
定着ローラ31は、ニッケル等からなる発熱層、シリコーンゴム等からなる弾性層、フッ素化合物等からなる離型層、等で構成される。
また、定着ローラ31内には、前記実施の形態1の加熱ローラ23と同様に、内部コア28が設置されている。電磁誘導部24は、前記実施の形態1と同様に、コイル部25、コア26等からなる。そして、コイル部25に交番電流が供給されることで、コア26と内部コア28との間に磁力線が形成されて、電磁誘導により定着ローラ31が加熱される。このようにして、加熱された定着ローラ31は、矢印方向から搬送される記録媒体P上のトナー像を加熱して記録媒体Pに定着する。
ここで、定着部20の近傍に設置された、フォトセンサ43、制御部40、電子基板42、電源部44、配線45等の電子部材は、それぞれ、磁界遮蔽部材50によってその周囲を覆われている。これらの電子部材40、43、44、45と磁界遮蔽部材50とは、転写部7に一体的に設置されている。すなわち、電子部材40、43、44、45及び磁界遮蔽部材50を備えた転写部7は、装置本体1に対して着脱自在に構成されている。
本実施の形態2では、図4を参照して、板厚が1mmの鉄板からなる箱型の磁界遮蔽部材50を用いている。図4は、フォトセンサ43の周囲に設置された磁界遮蔽部材50を示す斜視図である。同図に示すように、磁界遮蔽部材50には、2つの開口50a、50bが設けられている。一方の開口50aは、フォトセンサ43の発光素子及び受光素子と対向する位置に設けられている。これにより、フォトセンサ43の発光素子から転写ベルト8へのレーザ光の照射と、フォトセンサ43の受光素子での反射光の受光と、が磁界遮蔽部材50によって遮られることなくおこなわれる。また、他方の開口50bは、フォトセンサ43に接続される配線45のために設けられたものである。すなわち、開口50bを通した配線45を介して、フォトセンサ43が制御部40に接続される。
以上説明したように、本実施の形態2では、定着部20を磁界遮蔽部材で覆うことなく、電子部材40、42、43、44、45の周囲に磁界遮蔽部材50を設けている。これにより、定着部20に異常な温度上昇が生じることなく、電磁誘導部24から発生される交番磁界による電子部材40、42、43、44、45の誤作動を確実に防止することができる。
なお、本実施の形態2では、定着部20において、電磁誘導部24を定着ローラ31の外周面に対向させた。これに対して、電磁誘導部を定着ローラ31の内周面に対向させることもできる。すなわち、定着ローラ31の内部にコイル部25を設置して、電磁誘導により定着ローラ31を加熱することができる。このような定着部20を用いた画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができ、本実施の形態2と同等の効果を得ることができる。
また、本実施の形態2では、フォトセンサ43を転写ベルト8に対向させて、転写ベルト8上に形成するトナー像(パッチパターン)に基づいて作像条件を調整した。これに対して、フォトセンサ43を感光体ドラム18に対向させて、感光体ドラム18上に形成するトナー像に基づいて作像条件を調整することもできる。また、フォトセンサ43を転写工程後の記録媒体Pに対向させて、記録媒体P上に転写されたトナー像に基づいて作像条件を調整することもできる。さらに、中間転写ベルト(中間転写体)を備えたカラー画像形成装置の場合に、フォトセンサ43を中間転写ベルトに対向させて、中間転写ベルト上に形成するトナー像に基づいて作像条件を調整することもできる。
実施の形態3.
図5にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図5は実施の形態3における磁界遮蔽部材50を示す斜視図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。本実施の形態3の磁界遮蔽部材50は、金属材を格子状に形成したものである点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図5に示すように、磁界遮蔽部材50は、パーマロイ、方向性ケイ素鋼等からなる高透磁率の金属線を格子状に形成した面からなる箱型のものである。格子状の磁界遮蔽部材50には、前記実施の形態2と同様に、2つの開口50a、50bが設けられている。
このように、磁界遮蔽部材50を格子状に形成することで、電子部材43に達する交番磁界を減ずるとともに、電子部材43の周囲温度の上昇を防止することができる。すなわち、磁界遮蔽部材50の格子の隙間によって、磁界遮蔽部材50の内外における対流が妨げられずに、磁界遮蔽部材50内の温度上昇が軽減される。
以上説明したように、本実施の形態3においても、電子部材の周囲に磁界遮蔽部材50を設けることで、電磁誘導部24から発生される交番磁界による電子部材の誤作動を確実に防止することができる。
実施の形態4.
図6にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図6は実施の形態4における磁界遮蔽部材50を示す断面図である。本実施の形態4の磁界遮蔽部材50は、その表面に冷却手段としてのフィン51が設けられている点が、前記各実施の形態のものとは相違する。
図6に示すように、電子部材としての制御部40の周囲には、磁界遮蔽部材50が設けられている。さらに、磁界遮蔽部材50の外周面上には、放熱部材としての複数のフィン51が設けられている。
このように、磁界遮蔽部材50にフィン51を設置することで、電子部材40に達する交番磁界を減ずるとともに、電子部材40の周囲温度の上昇を防止することができる。すなわち、磁界遮蔽部材50のフィン51によって、磁界遮蔽部材50の表面からの放熱が促進されて、磁界遮蔽部材50内の温度上昇が軽減される。
なお、磁界遮蔽部材50の近傍に送風ファン等を設けることで、その周囲の対流が促されて上述の放熱効果がさらに向上される。また、本実施の形態4では、放熱部材として、フィン51を設置したが、その替わりに、放熱シート等を用いることもできる。
以上説明したように、本実施の形態4においても、電子部材の周囲に磁界遮蔽部材50を設けることで、電磁誘導部24から発生される交番磁界による電子部材の誤作動を確実に防止することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施の形態の中で示唆した以外にも、上記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す構成図である。 図1の画像形成装置における定着部を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における画像形成装置の要部を示す構成図である。 図3の画像形成装置に設置される磁界遮蔽部材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3における磁界遮蔽部材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4における磁界遮蔽部材を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、 3 露光部、
4 プロセスカートリッジ(作像部)、 7 転写部、
8 転写ベルト(像担持体)、 9 バイアスローラ、
18、18BK、18Y、18M、18C 感光体ドラム(像担持体)、
19 現像部、 20 定着部、 21 定着補助ローラ、 22 定着ベルト、
23 加熱ローラ、 24 電磁誘導部、 25 コイル部、
26 コア、 28 内部コア、 30 加圧ローラ、 31 定着ローラ、
39 電子部材、 40 制御部、 41 磁気センサ、 42 電子基板、
43 フォトセンサ、 44 電源部、 45 配線、
50 磁界遮蔽部材、 50a、50b 開口、 51 フィン(放熱部材)。

Claims (19)

  1. 交番磁界を発生する電磁誘導部を画像形成装置本体に備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置本体に設けられた電子部材の周囲の一部又は全部に磁界遮蔽部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記磁界遮蔽部材は、前記電磁誘導部に対向する側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記磁界遮蔽部材は、開口を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記磁界遮蔽部材は、金属材を板状に形成したものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記磁界遮蔽部材は、金属材を格子状に形成したものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記金属材は、パーマロイ又は方向性ケイ素鋼であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記磁界遮蔽部材を冷却する冷却手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記冷却手段は、前記磁界遮蔽部材の表面に設置された放熱部材であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記電磁誘導部は、電磁誘導によって定着部材を加熱するように構成され、
    前記定着部材は、トナー像を加熱して当該トナー像を記録媒体上に定着することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記定着部材は、加熱ローラと定着補助ローラとに張架された定着ベルトであって、
    前記加熱ローラは、前記定着ベルトの外周面に対向する前記電磁誘導部に対して当該定着ベルトを介して対向するように配設され、
    前記定着補助ローラは、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに対して前記定着ベルトを介して当接するように配設されたことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記定着部材は、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接する定着ローラであって、
    前記電磁誘導部は、前記定着ローラの外周面又は内周面に対向することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記電子部材は、前記画像形成装置本体でおこなわれる画像形成に係わる制御をおこなう制御部であることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記電子部材は、前記画像形成装置本体でおこなわれる画像形成に係わる電力供給をおこなう電源部であることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記電子部材は、電子デバイスが搭載された電子基板であることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記電子部材は、通電をおこなうための配線であることを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記電子部材は、現像部に設置された磁気センサであることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記電子部材は、像担持体に対向するフォトセンサであることを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 前記像担持体は、感光体、転写部、中間転写部、記録媒体のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記電子部材は、転写部又は中間転写部に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2004176102A 2004-06-14 2004-06-14 画像形成装置 Pending JP2005352421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004176102A JP2005352421A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004176102A JP2005352421A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005352421A true JP2005352421A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35586920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004176102A Pending JP2005352421A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005352421A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181974A (ja) * 1989-12-11 1991-08-07 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH05199340A (ja) * 1992-01-17 1993-08-06 Ricoh Co Ltd 画像複写装置
JPH0736244A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11186767A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Ricoh Co Ltd 電子機器の冷却装置
JPH11346084A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2002202673A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2002343549A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Sharp Corp 誘導加熱装置
JP2003077645A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JP2003298283A (ja) * 2002-03-28 2003-10-17 Seiko Epson Corp 電磁波シールド部材、記録装置
JP2003338365A (ja) * 2002-03-11 2003-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電磁誘導を用いた発熱装置及び定着装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181974A (ja) * 1989-12-11 1991-08-07 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH05199340A (ja) * 1992-01-17 1993-08-06 Ricoh Co Ltd 画像複写装置
JPH0736244A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11186767A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Ricoh Co Ltd 電子機器の冷却装置
JPH11346084A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2002202673A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2002343549A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Sharp Corp 誘導加熱装置
JP2003077645A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JP2003338365A (ja) * 2002-03-11 2003-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電磁誘導を用いた発熱装置及び定着装置
JP2003298283A (ja) * 2002-03-28 2003-10-17 Seiko Epson Corp 電磁波シールド部材、記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8676078B2 (en) Fixing device, image forming apparatus incorporating same, and method for fixing toner image on recording medium
JP2007310353A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2010066347A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007316540A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012088491A (ja) 定着ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2005251627A (ja) 加熱装置
JP4901343B2 (ja) 定着ローラ、定着装置、及び、画像形成装置
JP2002110336A (ja) 電磁誘導加熱装置及びこれを用いた画像記録装置
CN108333896B (zh) 定影装置以及图像形成装置
JP5158497B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4911683B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5158498B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4868445B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4803799B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007279671A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008009169A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014081473A (ja) 画像形成装置
JP2006030885A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2005352421A (ja) 画像形成装置
JP2006251108A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008015045A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007178477A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012058655A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2008009002A (ja) 定着ローラ、定着装置、及び、画像形成装置
JP2009003048A (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070426

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100518