JP2005350917A - 深礎杭及びその施工方法 - Google Patents

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【課題】 施工専有面積が狭くなり、工期を短くする深礎杭及びその施工方法を提供すること。
【解決手段】地盤を掘削して掘り込んだ杭穴に鉄筋かご11,12を建て込んでコンクリートを打設し、上端からアンカーボルト27を突設させることにより、そのアンカーボルト27に鋼製橋脚基部51を結合させて鋼製橋50脚を立設させるためのものであって、アンカーボルト27が鉄筋かご11を構成する縦筋21に延長して連結された深礎杭1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鋼製橋脚を立設するための地盤中に埋設された深礎杭に関し、特に施工専有面積を狭くして、かつ工期を短くすることが可能な深礎杭及びその施工方法に関する。
従来の鋼製橋脚は、例えば特開平9−195225号公報に示すようにフーチングに結合して立設される。図5は、鋼製橋脚が立設されるフーチング部分を示した図である。鋼製橋脚101は、フーチング103との結合にアンカーフレーム方式が用いられている。アンカーフレーム方式は、フーチング103の中にアンカーフレーム108が埋設され、定着コンクリートを介して基礎と一体化するとともに、フーチング103の上端にベースプレート107が取り付けられる。アンカーフレーム108を埋設する際、アンカーボルト112はアンカーフレーム108にナット114で取り付けられ、ベースプレート107上の鋼製橋脚基部115上部に、ナット113の締め代を確保することができる長さでアンカーボルト112の先端が突き出される。そして、フーチング103の上端に設置されたベースプレート107上には、鋼製橋脚101に取り付けられた鋼製橋脚基部115が設置される。鋼製橋脚101は、その鋼製橋脚基部115がアンカーボルト112とナット113とで締結され、アンカーフレーム108及び定着コンクリートを介してフーチング103に結合させる。
特開平9−195225号公報(第2頁、図3)
しかし、こうした従来のフーチング103を備える基礎杭は、次のような問題があった。すなわち、図示していない下方の杭部分よりも径が大きなフーチング103を構築しなければならないため、鋼製橋脚101の施工に当たっての施工占有面積が大きくなってしまっていた。そして、その他にも径の大きなフーチング103を構築すること、およびそのフーチング103内にアンカーフレーム108を埋設してアンカーボルト112を突設する工程が必要であり、工期が長くなってしまっていた。特に、フーチング103内にアンカーフレーム108及びアンカーボルト112の設置空間を形成し、そこにアンカーフレーム108を入れて定着コンクリートで固めるが、その際アンカーボルト112の鉛直精度を出すために仮固定冶具を製作して固定する必要があり、設置および精度管理に時間がかかってしまっていた。
こうした鋼製橋脚101は、例えば交通量の多い道路の上を立体交差させる高架道路を支えるためのもとして建てられる。その場合、道路の中央分離帯に鋼製橋脚101を立設することになるが、フーチング103の構築に多大な施工占有面積を必要とするため、両側の道路を一部車線規制しなければならなくなり、交通渋滞を引き起こす原因となってしまう。従って、工事を短期に終えることが望ましいが、前述したように従来の構造では工期が長くなってしまうため工事が交通に与える影響は大きかった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、施工専有面積が狭くなり、工期を短くする深礎杭及びその施工方法を提供することを目的とする。
本発明の深礎杭は、地盤を掘削して掘り込んだ杭穴に鉄筋かごを建て込んでコンクリートを打設し、上端からアンカーボルトを突設させ、そのアンカーボルトに鋼製橋脚基部を結合させて鋼製橋脚を立設させるためのものであって、前記アンカーボルトは、鉄筋かごを構成する縦筋に対して連結されたものであることを特徴とする。
また、本発明の深礎杭は、複数の鉄筋かごがほぼ同軸上に配置され、前記アンカーボルトは外側の鉄筋かごに連結されたものであることを特徴とする。
また、本発明の深礎杭は、同一円周上に貫通孔が形成された環形状のアンカーフレームを有し、そのアンカーフレームは、貫通孔を貫いた前記アンカーボルトに取り付けられ、各アンカーボルトの位置決めを行うようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明の深礎杭は、前記アンカーフレームは貫通孔が複数の円周上に形成され、一の鉄筋かごを構成する前記アンカーボルトと他の鉄筋かごを構成する縦筋とが、その貫通孔をそれぞれ貫いて当該アンカーフレームによって連結されものであることを特徴とする。
本発明に係る深礎杭の施工方法は、チュービング装置によってケーシングチューブを地盤に回転圧入させ、そのケーシングチューブ内を掘削して杭穴を掘り込む工程と、その杭穴内に鉄筋かごを挿入する工程と、鉄筋かごの縦筋に仮固定治具を取り付けて杭穴内にコンクリートを途中まで流し込んで打設する工程と、アンカーフレームで拘束した前記アンカーボルトを前記鉄筋かごの縦筋と連結する工程と、前記アンカーボルトが所定長さ突き出るように杭穴内にコンクリートを再び流し込んで打設する工程とを有することを特徴とする。
本発明の深礎杭およびその施工方法では、杭穴内に建て込んだ鉄筋かごの縦筋にアンカーボルトを連結し、コンクリートを打設するものであるため、従来例のように幅広のフーチングを設ける必要がなくなり、施工専有面積を狭くすることができる。また、従来のようにフーチングに別途アンカフレームを埋設して位置決め後アンカボルトを突設する作業がなくなり、工数を減らして工期を短縮することができる。
次に、本発明に係る深礎杭及びその施工方法について、その一実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。鋼製橋脚は、地盤を掘削した杭穴内に鉄筋かごを建て込み、そこにコンクリートを流し込んで造った基礎となる深礎杭に結合して立設される。そうした鋼製橋脚の結合は、従来と同様に深礎杭から上方に突き出されたアンカーボルトに鋼製橋脚基部がはめ合わされ、ナットによって締め付けられる。図1は、本実施形態の深礎杭と、そこに立設された鋼製橋脚を簡略化して示した断面図である。
深礎杭1は、地盤に掘り込まれた杭穴内に円筒形状に組まれた鉄筋かご11,12が建て込まれ、そこにコンクリートが流し込まれて打設される。図1に示す本実施形態の深礎杭1では、強度を上げるため径の異なる円筒形状の鉄筋かご11,12を二重に設けた複鉄筋になっている。そのうち外側の鉄筋かご11は、太さの異なる縦筋21,23がカップラ24によって連結されている。具体的には、鉄筋かご11,12の縦筋21,22は、その直径が51mmであり、鉄筋かご11の縦筋23はの直径は100mmである。
そして、鉄筋かご11,12は、いずれも縦筋21,23や縦筋22が複数円周上に並べられ、それらが不図示の環状筋によってそれぞれ一体に形成されている。ところで、外側の鉄筋かご11の縦筋21は、内側の鉄筋かご12の縦筋22よりも短く形成され、その上端にはカップラ26によってアンカーボルト27が連結されている。すなわち、本実施形態の深礎杭1では、縦筋21に連結されたアンカーボルト27が鉄筋かご11と一体に構成されている。そのアンカーボルト27は、鉄筋かご11の縦筋23と同じ直径が100mmの太さのものである。
内側の鉄筋かご12では、縦筋22が杭穴の深さに応じた本来の長さで形成されている。従って、鉄筋かご12の縦筋22は深礎杭1の上端から出ない長さであるが、鉄筋かご11を構成するアンカーボルト27は深礎杭1の上端から所定長さだけ突き出されている。すなわち、アンカーボルト27は、その先端が鋼製橋脚基部51上部にナット52の締め代を確保することができる長さで突き出されるようになっている。
ところで、鉄筋かご11は太さの異なる縦筋21,23がカップラ24で連結されているが、こうした径の太い縦筋23の長さと径の大きさは、深礎杭1を構築する場所の地盤などを考慮し、十分な耐震強度が得られるように設計される。例えば、高架道路を支える橋脚50に地震による横揺れが生じた場合、その橋脚50が結合した深礎杭1にはモーメントが働く。このとき、地盤に埋設された状態の深礎杭1はモーメントが地盤によってバネ支持状態で受け止められるが、表面近くの軟弱層では地盤自体が塑性化して十分に支持されないため、深礎杭1には地震による高架道路の横揺れにより更に大きなモーメントが作用することになる。そこで、そうした地盤の地層状況を予めボーリング調査によって確認し、横揺れによるモーメントの解析を行うなどして、縦筋23の必要な長さと径の大きさが決められる。
本実施形態では、アンカーフレーム25がアンカーボルト27と縦筋22と一体に固定するように取り付けられる。従って、鉄筋かご11,12は、アンカーフレーム25を介して連結されることにより、地震が起きた際の横揺れによるモーメントを一体になって受けるように構成されている。
コンクリートが打設された深礎杭1からは、鉛直に且つ等間隔にアンカーボルト27が突設され、そこに鋼製橋脚50の鋼製橋脚基部51がはめ合わされる。鋼製橋脚50は、その鋼製橋脚基部51を上方に貫いたアンカーボルト27の先端にナット52が締め付けられて深礎杭1に結合して立設する。
その鋼製橋脚50は、下端に鋼製橋脚基部51が形成され、そこには同一円周上に複数のボルト孔が穿設されている。従って、鋼製橋脚50は、深礎杭1の上端から突き出したアンカーボルト27に対して鋼製橋脚基部51がはめ合わされる。従って、複数のアンカーボルト27が鋼製橋脚基部51のボルト孔と一致するように位置決めする必要がある。そこで、複数のアンカーボルト27は、互いが規制されるアンカーフレーム25によって位置決めするように束ねられている。
そして、本実施形態では内側の鉄筋かご12を構成する縦筋22も同じアンカーフレーム25を貫いて束ねられ、鉄筋かご11,12が一体に連結されている。アンカーフレーム25は、図3に示すようにドーナッツ形状をしたものであり、二重にアンカーボルト27と縦筋21とが貫通する貫通孔31,32が形成されている。
ところで、鉄筋かご11,12が建て込まれ、杭穴内にコンクリートが流し込まれる場合、この時点でアンカーフレーム25は取り付けられていない。そのため、流し込まれるコンクリートの圧力によって鉄筋かご11,12の縦筋21,23や縦筋22の間隔がずれてしまうことがある。従って、コンクリートを流し込む際には、図3に示すアンカーフレームと同じ環形状のプレートであって、貫通孔が形成された固定治具28のその貫通孔に縦筋23と縦筋22とを通し、それらの位置を拘束している。
図1には二重の鉄筋かご11,12で構成する深礎杭1を示して説明したが、図2に示すように一つの鉄筋かご11からなる単鉄筋の深礎杭2の場合もある。
この深礎杭2も、地盤に掘り込まれた杭穴内に円筒形状に組まれた一つの鉄筋かご11が建て込まれ、そこにコンクリートが流し込まれて打設される。鉄筋かご11は、縦筋23の上端にカップラ26を介してアンカーボルト27が連結されている。そして、複数のアンカーボルト27は、アンカーフレーム29をはめ合わして固定することにより位置決めされ、一体的に連結されている。そうした深礎杭2には、突設されたアンカーボルト27に鋼製橋脚基部51がはめ合わされてナット52が締め付けられ、鋼製橋脚50は深礎杭2に結合して立設する。
よって、本実施形態の深礎杭1,2では、鉄筋かご11の縦筋21にアンカーボルト27を連結する構成としたので、アンカーフレーム25,29が位置する部分では多少径が大きくなっているが、図5に示す従来例のように幅広のフーチング103を設ける必要がなくなり、鋼製橋脚50を立設させる際の施工専有面積を大幅に狭めることができた。
また、本実施形態の深礎杭1,2では、アンカーボルト27を鉄筋かご11の縦筋23と連結し、アンカーフレーム25,29を取り付ける簡単な位置決め作業などで連結、コンクリート打設ができるため、従来のようにフーチング103に別途アンカフレーム108を埋設してアンカーボルト112を突設するものに比べて工数を減らして工期を短縮することが可能になった。
次に、こうした構成の深礎杭の施工方法について説明する。図4は、深礎杭の施工方法を示した図である。
先ず、鋼製橋脚50を立設する位置に深礎杭1を構築するめの杭穴の掘り込みが行われる。それにはチュービング装置60によって把持されたケーシングチューブ70が図4(a)に示すように地盤に回転圧入される。すなわち、チュービング装置60は、ケーシングチューブ70をチャック部材で把持し、そのチャック部材が一体に設けられた回転体に駆動モータの回転が与えられ、更にその回転体を昇降シリンダによって下降させる。これによりケーシングチューブ70は、回転とともに下降する。
ケーシングチューブ70は、下端に掘削刃が取り付けられているため、チュービング装置60の駆動によりケーシングチューブ70が地盤を削孔しながら回転圧入される。そして、地盤に回転圧入されたケーシングチューブ70内には、ハンマグラブ80が落とし込まれ、中の土砂がかき出される。深礎杭1を打設する場合、軟弱な表層を通り抜けてその下にある硬い地盤の支持層まで掘削が行われる。ケーシングチューブ70は、例えば直径が3mで、長さが6mのものが順次継ぎ足されてチュービング装置60によって回転圧入され、支持層に達するまで杭穴が掘り込まれる。
杭穴が掘り込まれると、そこには図4(b)に示すように、鉄筋かご11及び、縦筋22のみからなる鉄筋かご12(不図示)が二重に建て込まれる。その後、杭穴内にトレミー管90が挿入され、それによってコンクリートが流し込まれる。
続いて、図4(c)に示すように、チュービング装置60によってケーシングチューブ70に逆回転を与えて引き上げることにより、杭穴からケーシングチューブ70の抜き取りが行われる。このとき、鉄筋かご11,12の共上がりに注意し、コンクリートを打設しながらケーシングチューブ70の引抜き撤去が行われる。
杭穴内にコンクリートが流し込まれる場合、前述したように鉄筋かご11,12の縦筋23や縦筋22の位置決めのため、固定治具28が取り付けられる。そして、コンクリートによる第1打設は、先ず図4(d)に示すように杭穴の途中、すなわち固定治具28から縦筋23上端(カップラ26の連結部分)の間にまで注入される。
こうしてコンクリートの第1打設が行われた後、アンカーフレーム25によって一体になったアンカーボルト27が鉄筋かご11の縦筋23にカップラ26によって連結される。このとき、鉄筋かご12の縦筋22にアンカーフレーム25がはめ合わされる。
鉄器かご11,12は、アンカーボルト27と縦筋22とがアンカーフレーム25によって連結され、鋼製橋脚50からのモーメントを一体になって受けるようになる。また、このアンカーフレーム25は、均等に形成された貫通孔31,32にアンカーボルト27や縦筋22が入れられ、特に複数のアンカーボルト27同士の間隔調整が行われる。これは、鋼製橋脚50の鋼製橋脚基部51に形成された複数の貫通孔がアンカーボルト27に全て正しくはまり込むようにするためである。
ところで、図4にはアンカーフレーム25の他に図1及び図2には示されていないガイド35がアンカーボルト27に固定されている。このガイド35は、鋼製橋脚50の鋼製橋脚基部51を導くためのものである。
杭穴は、こうしてアンカーフレーム25などを取り付けるため、地表近くの径が多少大きくなっており、次にこの部分にコンクリートが流し込まれて第2打設が行われる。すなわち、アンカーボルト27が縦筋23に連結された後、図4(e)に示すように、アンカーボルト27やガイド35が所定の長さだけ突き出る高さまで再びコンクリートが注入される。そして、コンクリートが固まって深礎杭1が造られると、突設されたアンカーボルト27に鋼製橋脚基部51がはめ合わされてナット52が締め付けられ、鋼製橋脚50は深礎杭2に結合して立設する。
よって、本実施形態の深礎杭の施工方法では、鉄筋かご11,12を杭穴内へ建て込んでコンクリートで打設し、カップラ26を用いてアンカーボルト27を簡単に連結することができるようになり、またアンカーフレーム25による位置決めも簡単な作業であるため、従来のようにフーチング103に別途アンカフレーム108を埋設してアンカーボルト112を突設するものに比べて工数を減らして工期を短縮することが可能になった。
また、アンカーフレーム25が位置する部分では多少径が大きくなっているが、図5に示す従来例のように幅広のフーチング103を設ける必要がなくなり、鋼製橋脚50を立設させる際の施工専有面積を大幅に狭めることができた。
以上、本発明に係る深礎杭及びその施工方法について、その一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
一実施形態の深礎杭と、そこに立設された鋼製橋脚を簡略化して示した断面図である。 他の実施形態の深礎杭と、そこに立設された鋼製橋脚を簡略化して示した断面図である。 アンカーボルトに取り付けられるアンカーフレームを示した平面図である。 一実施形態の深礎杭の施工方法を示した図である。 鋼製橋脚が立設されるフーチング部分を示した図である。
符号の説明
1 深礎杭
11,12 鉄筋かご
21,22 縦筋
23 アンカーボルト
24 カップラ
25 アンカーフレーム
50 鋼製橋脚
51 鋼製橋脚基部

Claims (5)

  1. 地盤を掘削して掘り込んだ杭穴に鉄筋かごを建て込んでコンクリートを打設し、上端からアンカーボルトを突設させ、そのアンカーボルトに鋼製橋脚基部を結合させて鋼製橋脚を立設させるための深礎杭において、
    前記アンカーボルトは、鉄筋かごを構成する縦筋に対して連結されたものであることを特徴とする深礎杭。
  2. 請求項1に記載する深礎杭において、
    複数の鉄筋かごがほぼ同軸上に配置され、前記アンカーボルトは外側の鉄筋かごに連結されたものであることを特徴とする深礎杭。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する深礎杭において、
    同一円周上に貫通孔が形成された環形状のアンカーフレームを有し、そのアンカーフレームは、貫通孔を貫いた前記アンカーボルトに取り付けられ、各アンカーボルトの位置決めを行うようにしたものであることを特徴とする深礎杭。
  4. 請求項3に記載する深礎杭において、
    前記アンカーフレームは貫通孔が複数の円周上に形成され、一の鉄筋かごを構成する前記アンカーボルトと他の鉄筋かごを構成する縦筋とが、その貫通孔をそれぞれ貫いて当該アンカーフレームによって連結されものであることを特徴とする深礎杭。
  5. チュービング装置によってケーシングチューブを地盤に回転圧入させ、そのケーシングチューブ内を掘削して杭穴を掘り込む工程と、
    その杭穴内に鉄筋かごを挿入する工程と、
    鉄筋かごの縦筋に仮固定治具を取り付けて杭穴内にコンクリートを途中まで流し込んで打設する工程と、
    アンカーフレームで拘束した前記アンカーボルトを前記鉄筋かごの縦筋と連結する工程と、
    前記アンカーボルトが所定長さ突き出るように杭穴内にコンクリートを再び流し込んで打設する工程とを有することを特徴とする深礎杭の施工方法。
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