JP2005349755A - カラープリンタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 ホストコンピュータ等の情報処理装置からカラープリンタに、各記録色成分のデータを圧縮符号化して送信する場合、カラープリンタが有する受信バッファメモリを有効に機能させることができるカラープリンタを提供することを目的とするものである。

【解決手段】 シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に圧縮符号化されたイメージデータを一時的に格納する受信バッファを、第1〜第5領域に予め分割し、上記第1、2、3、4領域を、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエローのイメージデータに割り当て、上記第5領域を、印刷データ受信開始後に任意の色に割り当てるメモリ分割手段と、受信した符号化データを、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に、独立して、イメージデータに復号するカラープリンタである。

【選択図】 図1

Description

本発明は、カラー画像を印刷するカラープリンタに関する。
ホストコンピュータからの印刷データを受信して印刷を行うカラープリンタにおいて、色成分毎に、同一サイズのバッファメモリを予め確保し、それらをリングバッファとして使用する技術が知られている。
この技術によれば、少ないメモリ容量を有効活用して印刷することができるので、カラープリンタをコストダウンすることができる。
従来、プリンタのバッファ制御に関する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8−25754号公報
しかし、現在、ユーザのプリンタへの解像度要求は高まり、また、ホストコンピュータからプリンタに転送するデータ量も膨大なサイズになっている。これに対応するためには、印刷すべきイメージデータを圧縮し、データ量を減らすことが必要であり、これによって、データ転送を効率良く行いつつ、必要なメモリ量を削減し、コストダウンを実現することができる。
ここで、各色成分の圧縮されたデータ量は、概して同じ比率ではない。
したがって、上記従来例では、記録色成分毎に同サイズで、リングバッファを確保した場合、メモリの利用効率が高いとは言えず、受信バッファメモリを有効に機能させることができないという問題がある。
つまり、上記従来例では、圧縮率の違いによって特定の色成分の画像データが大きい場合、記録スピードに対してデータ転送が間に合わなくなる可能性があるという問題がある。
また、上記従来例では、確実に間に合わせるようにメモリ量を設定した場合、必要なメモリサイズが大きくなるという問題がある。
本発明は、ホストコンピュータ等の情報処理装置からカラープリンタに、各記録色成分のデータを圧縮符号化して送信する場合、カラープリンタが有する受信バッファメモリを有効に機能させることができるカラープリンタを提供することを目的とするものである。
本発明は、印刷データを受信し、カラー画像を所定の記憶媒体上に記録するカラープリンタにおいて、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に圧縮符号化されたイメージデータを受信し、一時的に格納する受信バッファと、上記受信バッファを、第1〜第5領域に予め分割し、上記第1領域を、シアンのイメージデータに割り当て、上記第2領域を、マゼンタのイメージデータに割り当て、上記第3領域を、イエローのイメージデータに割り当て、上記第4領域を、ブラックのイメージデータに割り当て、上記第5領域を、印刷データ受信開始後に任意の色に割り当てるメモリ分割手段と、受信した符号化データを、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に、独立して、イメージデータに復号する複数の復号手段とを有するカラープリンタである。
本発明によれば、ホストコンピュータ等の情報処理装置からカラープリンタに各記録色成分のデータを圧縮符号化して送信する場合、カラープリンタが有する受信バッファメモリを有効に機能させることができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるカラープリンタ10とホストコンピュータ1とを示すブロック図である。
ホストコンピュータ1は、オペレーティングシステム(OS)2と、アプリケーション3と、プリンタドライバ4と、ランゲージモニタ5と、USBポートドライバ6とを有する。
ホストコンピュータ1は、印刷データを生成するパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、CPU、メモリ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、モニタ、USBポート等のハードウェア(不図示)を具備する。
オペレーティングシステム(OS)2は、ホストコンピュータ1が具備するハードウェアと、アプリケーション3、プリンタドライバ4、ランゲージモニタ5、USBポートドライバ6等のソフトウェアを管理する。
アプリケーション3は、たとえばワードプロセッサのようなアプリケーションソフトウェアであり、操作者の指示に従って文書の作成・印刷等を行う。
プリンタドライバ4は、アプリケーション3が発行した印刷指令をオペレーティングシステム2経由で受け取り、該印刷指令を、ランゲージモニタ5とカラープリンタ10とが解釈可能なプリンタコマンドに変換する。
ランゲージモニタ5は、プリンタドライバ4が出力したプリンタコマンドを受け取り、USBポートドライバ6を経由し、カラープリンタ10に送信する。
USBポートドライバ6は、ランゲージモニタ5が出力したプリンタコマンドを、USBポートを経て、カラープリンタ10に送信し、また、カラープリンタ10からステータスを受信すると、ランゲージモニタ5に出力する。
カラープリンタ10は、USBポートドライバ6から受信したプリンタコマンドに従って、印刷する。なお、実施例1は、カラープリンタ10とホストコンピュータ1とは、USBインタフェースを介して接続する例であるが、他のインタフェース、たとえばネットワークを介して接続するようにしてもよい。
図2は、実施例1におけるカラープリンタ10の構成を示すブロック図である。
カラープリンタ10は、USBポート11と、DMAコントローラ12と、メモリ13と、復号回路14Y、14M、14C、14Kと、プリンタエンジン15と、制御回路16とを有する。
USBポート11は、コンピュータ1からプリンタコマンドを含む印刷データを受信する。なお、上記のように、ホストコンピュータ1と接続するインタフェースとして、USBに限らず、ネットワークインタフェースを使用するようにしてもよい。
DMAコントローラ12は、USBポート11を介して受信した画像データを、メモリ13に格納し、また、メモリ13から読み出した画像データを構成するイエロー(以下Y)、マゼンタ(以下M)、シアン(以下C)、ブラック(以下K)成分のそれぞれに対応して用意されている復号回路14Y、14M、14C、14Kに出力する。
メモリ13は、たとえば16Mバイトの容量を有し、DMAコントローラ12の制御のもとに、画像データを格納し、リングバッファとして機能し、メモリ13は、5つの論理チャネル、たとえば4つの3.8Mバイトメモリと、1つの0.8Mバイトメモリとの容量を有し、FIFO(ファーストインファーストアウト)メモリとして動作する。
復号回路14Y、14M、14C、14Kは、メモリ13に記憶されている圧縮画像データを、それぞれ復号し、プリンタエンジン15に出力する。復号回路14Y、14M、14C、14Kのそれぞれは、互いに独立した回路であり、各チャネルの画像データを同時に復号することができる。
プリンタエンジン15は、レーザビームプリンタエンジンであり、制御回路16の指示によって、復号回路14Y、14M、14C、14Kが出力する画像データに従って、印刷する。プリンタエンジン15は、4つのドラムを有し、各チャネルの画像データを、Y、M、C、Kの4色の画像データとして同時に印刷する。
制御回路16は、たとえば1チップCPUで構成され、USBポート11、DMAコントローラ12、メモリ13、復号回路14、プリンタエンジン15等のカラープリンタ10の全体を制御する。
次に、実施例1におけるプリンタエンジン15の構成について説明する。
図3は、実施例1におけるプリンタエンジン15を示す概念図である。
図4は、実施例1におけるプリンタエンジン15内のスキャナ部301を示す概念図である。
プリンタエンジン15は、電子写真プロセスによってY、M、C、Kの各画像データを可視像化し、転写材上に転写する。画像生成部は、Y、M、C、Kそれぞれに対応した4つの同様なブロックによって構成されている。以下、イエロー(Y)を例にとって詳細に説明する。
スキャナ部301は、レーザドライバ312と、レーザ発光部313Yと、コリメータレンズ314Yと、ポリゴンモータ315Yと、多面体ミラー316Yと、結像レンズ317Yと、ミラー318Yと、感光ドラム319Yと、固定ミラー320Yと、受光素子321Yとを有する。なお、スキャナ部301は、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)についても、イエロー(Y)における上記構成と同様の構成を有する。
イエロー(Y)に着目した場合、レーザドライバ312は、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じて、レーザ発光部313Yを駆動する。ここで、プリンタ画像処理部352は、図2に示す各復号回路14Y、14M、14C、14Kを含み、画像データは、各復号回路14Y、14M、14C、14Kによって出力される。レーザ発光部313Yは、プリンタ画像処理部352から出力された画像データに応じて、レーザビームを変調し、出力する。変調されたレーザビームは、コリメータレンズ314Yによって平行光に変換された後に、ポリゴンモータ315Yの回転によって、一定速度で回転する多面体ミラー316Yに入射される。
多面体ミラー316Yの前に配置されている結像レンズ317Yによって、また、ミラー318Yを介して、感光ドラム319Y上に焦点を結ぶ。多面体ミラー316Yが一定速度で回転すると、レーザビームは、一定速度で感光ドラム319Y上を走査する。感光ドラム319Yが一定速度で回転し、かつレーザビームが、一定速度で感光ドラム319Y上を走査すると、感光ドラム319Y上には静電潜像が形成される。
レーザビームの光路中に、固定ミラー320Yが配置され、走査開始位置に到達したレーザビームは、固定ミラー320Yによって反射され、受光素子321Yに入射される。受光素子321Yに入射された光を、受光素子321Yが電流に変換し、さらに電流−電圧変換し、水平同期信号の生成に用いられる。
感光体ドラム319Yは、導電ドラムと光導電層とによって構成され、その周りに、一次帯電器322Y、現像器323Y、転写帯電器324Y、ブレード方式のクリーニング器325Y(不図示)、除電器326Y(不図示)が構成されている。
さて、感光体ドラム319Y、一次帯電器322Y、現像器323Y内の現像スリーブ323Ya(不図示)、転写帯電器324Yは、モータ327によって駆動される。駆動された感光ドラム319Yは、一次帯電器322Yが通過することによって、その表面が、均一にマイナスに直接帯電され、その後に、レーザ発光部313Yからレーザ光を受け、露光される。このレーザ光の照射によって、明部のマイナス電荷が中和され、静電潜像が形成される。
そして、上記静電潜像は、現像器323Y中のイエロー現像剤YTに近接すると、マイナス帯電した現像剤YTが、潜像の電位と現像器323Yの電位との電位差によって、感光ドラム319Yの表面に、ジャンプし、可視像化される。
そして、転写帯電器324Yによってプラス電荷をかけ、感光体ドラム319Y上のトナー像を転写材P上に転写する。また、転写が終了した感光体ドラム319Yの表面は、クリーニング器325Yが、残留トナーを除去した後に、一次帯電器322Yがドラム電位を均一にし、次の静電潜像の形成に備える。ドラム表面上から除去された残留トナーは、図示しない現像剤回収容器に回収される。
さて、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)においても、それぞれマゼンタ現像剤MT、シアン現像剤CT、ブラック現像剤KTを用いて、感光体ドラム319M、319C、319K上に、上記と同様のプロセスで、画像が生成される。そして、転写剤P上に転写され、フルカラーのプリントアウトが行われる。
ここで、色成分毎の感光ドラム319Y、319M、319C、319Kは、それぞれ所定間隔dを置いて配置されている。このために、その距離dと記録紙の搬送速度とに見合ったタイミングだけ、図2に示す復号回路14Y、14M、14C、14Kをずらして駆動することによって、転写材P上の所定位置に画像を重ね合わせている。すなわち、同一タイミングに着目した場合、復号回路14Y、14M、14C、14Kは、印刷位置のイメージデータを同時に復号している。
さて、転写材Pは、用紙カセット360にセットされ、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで給紙され、レジストローラ333を経て、図3に示す矢印方向に搬送される。そして、転写材Pは、感光ドラム319Y、319M、319C、319Kに付着された現像剤YT、MT、CT、KT転写された後に、定着部335に搬送される。定着部335に運ばれた転写材Pに転写された現像剤YT、MT、CT、KTが、熱と圧力とによって、転写材Pに定着される。定着部335を通過した転写材Pは、排出ローラ338によって排出される。
なお、実施例1では、ホストコンピュータ側において、ディザ処理を行い、1画素2ビットの画像データを生成することができる。また、プリンタエンジン15において、レーザビームを、PWMパルス変調することによって、色成分毎に、1画素2ビット(すなわち4階調)の画像を記録することができる。
次に、実施例1の特徴となる点を説明する。
図5は、カラープリンタ10に設けられているリングバッファを示すブロック図である。
リングバッファは、DMAコントローラ12とメモリ13とによって構成されている。
また、メモリ13は、メモリブロックMB1(第1領域)、メモリブロックMB2(第2領域)、メモリブロックMB3(第3領域)、メモリブロックMB4(第4領域)、メモリブロックMB5(第5領域)の5つのメモリブロック(領域)に分割されている。
ここで、メモリブロックMB1は、Yに予め割り当てられ、メモリブロックMB2は、Mに予め割り当てられ、メモリブロックMB3は、Cに予め割り当てられ、メモリブロックMB4は、Kに予め割り当てられている。
境界データ200〜205は、DMAコントローラ12に内蔵されている境界データである。すなわち、境界データ200は、メモリブロックMB1の先頭位置を示し、境界データ201は、メモリブロックMB1の末尾位置とメモリブロックMB2の先頭位置とを示し、境界データ202は、メモリブロックMB2の末尾位置とメモリブロックMB3との先頭位置とを示し、境界データ203は、メモリブロックMB3の末尾位置とメモリブロックMB4の先頭位置とを示し、境界データ204は、メモリブロックMB4の末尾位置とメモリブロックMB5との先頭位置を示し、境界データ205は、メモリブロックMB5の末尾位置を示す。
リードポインタ制御回路211〜214は、DMAコントローラ12に内蔵されているリードポインタ制御回路であり、各メモリブロックMBから、復号回路14Y、M、C、Kにデータを読み出すアドレスを保持し、また、DMAコントローラ12によって、読み出されたデータサイズに応じて、次に読み出すデータのアドレスを保持するように更新する。
ライトポインタ制御回路221〜224は、DMAコントローラ12に内蔵されているライトポインタ制御回路であり、各メモリブロックMBに、ホストコンピュータ1からのY、M、C、K印刷データを書き込むアドレスを保持し、また、DMAコントローラ12によって、書き込まれたデータサイズに応じて、次に書き込むデータのアドレスを保持するように更新する。
比較アドレス設定レジスタ231〜234は、DMAコントローラ12に内蔵されているデータレジスタである。
比較器241〜244は、DMAコントローラ12に内蔵され、境界データ200、201、202、203からスタートするライトポインタ221〜224が、比較データレジスタ231〜234が設定した比較アドレスに達したか否かを検出する。
ここで、DMAコントローラ12は、1ページプリントの中で最も早く、上記比較アドレスに達したライトポインタの示す色成分に、メモリブロックMB5を割り当てる。すなわち、最も早く比較アドレスに達したライトポインタが、Y用のライトポインタであれば、Yのアドレス空間は、境界データ200〜201と、境界データ204〜205とになる。
この場合、DMAコントローラ12は、ライトポインタ制御回路221、222、223、224と、リードポインタ制御回路211、212、213、214と、比較器241、242、243、244と、比較アドレス設定レジスタ231、232、233、234とを有する。
DMAコントローラ12において、ライトポインタ制御回路221またはリードポインタ制御回路211が、境界データ201に達したときに、ネクストアドレスが204になるように制御し、リングメモリを更新する。ライトポインタ制御回路221またはリードポインタ制御回路211が、末尾アドレス205に達すると、ネクストアドレスが先頭アドレス200になるように更新する。
上記と同様に、最も早く比較アドレスに達したライトポインタが、M用のライトポインタであれば、Mのアドレス空間は、境界データ201〜202と、境界データ204〜205とになる。
この場合、DMAコントローラ12において、ライトポインタ制御回路222またはリードポインタ制御回路212が、境界データ202に達したときに、ネクストアドレスが204になるように制御し、リングメモリを更新する。ライトポインタ制御回路222またはリードポインタ制御回路212が、末尾アドレス205に達すると、ネクストアドレスが、先頭アドレス201になるように更新する。
上記と同様に、最も早く比較アドレスに達したライトポインタが、C用のライトポインタであれば、Cのアドレス空間は、境界データ202〜203と、境界データ204〜205になる。
この場合、DMAコントローラ12において、ライトポインタ制御回路223またはリードポインタ制御回路213が、境界データ203に達したときに、ネクストアドレスが204になるように制御し、リングメモリを更新する。ライトポインタ制御回路223またはリードポインタ制御回路213が、末尾アドレス205に達すると、ネクストアドレスが先頭アドレス202になるように更新する。
上記と同様に、最も早く比較アドレスに達したライトポインタが、K用のライトポインタであれば、Kのアドレス空間は、境界データ203〜204と、境界データ204〜205になる。
この場合、DMAコントローラ12において、ライトポインタ制御回路224またはリードポインタ制御回路214が、境界データ204に達すると、ネクストアドレスが204になるように制御し、リングメモリを更新する。ライトポインタ制御回路224またはリードポインタ制御回路214が、末尾アドレス205に達すると、ネクストアドレスが、先頭アドレス203になるように更新する。
以下、実施例1における印刷動作について説明する。
操作者が、ホストコンピュータ1上で動作しているアプリケーション3を操作し、印刷データを生成し、これを印刷指示すると、アプリケーション3からオペレーティングシステム2を経由して、プリンタドライバ4に印刷指令が渡される。
プリンタドライバ4は、アプリケーション3から発行された印刷指令に基づいて、画像データに変換し、圧縮し、圧縮した画像データを、用紙サイズ、ビットマップデータのラインの長さとライン数等を指定する印刷条件指定コマンド、ページ終了を示すページ終了コマンドとともに出力する。
出力されたプリンタコマンドは、オペレーティングシステム2を経由し、ランゲージモニタ5に渡される。ランゲージモニタ5は、受け取ったプリンタコマンドを、カラープリンタ10に転送する。カラープリンタ10は、印刷条件指定コマンドを受信すると、プリンタエンジン15に対して、印刷の開始を指示する。また、カラープリンタ10は、画像データコマンドを受信すると、記録色成分毎の画像データを、メモリ13中の該当するメモリブロックMBに、ライトポインタに従って、格納し、そのライトポインタを更新する。
プリンタエンジン15は、印刷の指示を受けると、給紙を開始し、給紙した用紙が所定の位置に達すると、画像データの出力を要求する。画像データの出力が要求されると、各復号回路14は、DMAコントローラ12を経て、メモリ13のメモリブロックMBの1つに格納されている画像データの読み取りを要求する。
DMAコントローラ12は、この読取要求を受け付け、該当するメモリブロックMBのリードポインタで示されるデータから読出し、この読み出されたデータを、要求元の復号回路に出力する。このときに、リードポインタを更新することになるが、既に読み出されたデータを格納していたアドレス空間は、後続する画像データを格納することができる空き領域になる。復号回路14は、DMAコントローラ12によって転送されたデータを復号し、プリンタエンジン15に出力する。
次に、ホストコンピュータ1におけるプリンタドライバ4の処理の詳細について説明する。
図6は、プリンタドライバ4がオペレーティングシステム2から1描画単位のデータを受信した場合の動作を示すフローチャートである。
なお、1ページのプリントを行う際に、図6に示すフローチャートの動作が複数回、実行される。
まず、S6では、オペレーティングシステム2から渡されたデータ種類がページ開始指令であるか否かを判定する。ページ開始指令でなければ、S7に示すように、データの種類に応じたその他の処理(たとえばプリンタ能力問い合わせ指令等に対応する処理)を実行し、S6に戻る。
S6では、データ種類がページ開始指令であれば、S1に示すように、データの種類が描画指令であるか否かを判定する。描画指令であれば、S2に示すように、描画処理を行う。
ここで、描画データは、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色8ビットによって生成される。たとえば、フォント種別やフォントサイズ、文字コードを受信した場合、それに応じた文字パターンを生成し、そのイメージデータの描画データを作成し、中間調画像の場合、指定された位置に、受信したイメージデータの描画データを作成する。
次いで、S9では、S2に示す描画したイメージの領域位置と、その領域の属性(すなわち文字・線画の描画であるか、中間調イメージであるかを示す領域属性)とを示す領域属性テーブルを作成する。この領域属性テーブルは、1ページの開始時にリセットされる。また、1ページの終了を示す情報を、オペレーティングシステム2が受信したときに、上記領域属性テーブルを参照することによって、どの領域が文字線画であるのか、どの領域が中間調画像領域であるのかを認識することができる。上記領域属性テーブルを作成した後に、S1に戻る。
さて、S1において、データの種類が描画指令でなければ、S3では、データの種類がページ終了指令であるか否かを判定する。データの種類が、ページ終了指令であれば、S4において、色変換処理と量子化数削減処理とを実行する。
具体的には、先に生成されたRGB3色の各色8ビットの画像を、公知の変換処理によって、記録色成分シアン(C)、マゼンタ(M)、黄(Y)、黒(K)(各色成分とも8ビット/画素)とし、各記録色成分の画像データを、2ビット(4値化)に変換する。4値化は、たとえばディザ処理を行うことによって生成する。なお、色変換処理と量子化処理とを高速なものにするためのLUT(ルックアップテーブル)による処理で実現してもよい。このときに、用いるディザマトリクステーブルは、ユーザが印刷時に指定したモードに応じて決定される。
各テーブルの相違は、主に文章用、写真印刷用、図形等のグラフィック用のものであり、さらに、画質を優先するもの、圧縮率を優先させるもの等がある。
さて、S4では、記録色空間への変換と、4値化とが行われると、S5では、たとえば用紙サイズ、給紙元の選択、解像度、階調数、1ラインのバイト数、1ページのライン数等、印刷に必要な条件を指定する印刷条件指定コマンドを出力する。
続いて、S10では、色毎の比較アドレスを設定するための比較アドレス設定コマンドを出力する。これによって、画像データ量の多い色に対して、メモリブロックMBを多く割り当てることができる。
次に、S11、S12、S13において、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色毎に、圧縮符号化した画像データをコマンドとともに出力する。まず、S11では、所定の圧縮手順に従い、画像データを圧縮符号化する。S12では、S11において符号化された画像データの色とサイズとを指定する画像データコマンドヘッダを出力する。
次に、S13では、S11において符号化された画像データを出力し、S14では、シアン、マゼンタ、黄、黒の各プレーンの処理が全て終了したかどうかを判定する。全色成分のプレーンの処理の全ては終了していないと判断した場合、S11に戻り、色を変えて、次のプレーンを処理する。このようにして、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各プレーンの処理が全て終了すると、S15では、ページの終了を指定するページ終了コマンドを出力し、処理を終了する。
さて、S3において、データの種類がページ終了指令でなければ、S8のように、データの種類に応じたその他の処理(たとえばプリンタ能力問い合わせ指令等に対応する処理)を実行し、終了する。
上記のようにして作成された一連のコマンドは、オペレーティングシステム2を経て、ランゲージモニタ5に渡される。ランゲージモニタ5からカラープリンタ10に至る通信路は、論理的に1つのコマンドチャネルと、シアン、マゼンタ、黄、黒の各色に対応する4つのデータチャネルによって構成される。
各チャネルでデータ転送が可能であるかどうかは、ステータス取得コマンドのレスポンスであるステータスによって示されている。ランゲージモニタ5は、コマンドを受け取ると、USBポートドライバ6を経て、カラープリンタ10にステータス要求コマンドを送信する。カラープリンタ10は、ステータス要求コマンドを受信するとステータスを送信する。送信されたステータスは、USBポートドライバ6を経て、ランゲージモニタ5に渡される。
ランゲージモニタ5は、渡されたステータスを調べ、送信が許可されているチャネルで送信すべきコマンド(データ)を送信する。たとえば、コマンドチャネルでの送信が許可され、印刷条件指定コマンド等、画像データコマンド以外のコマンドで、未送信のものがあれば、それを送信する。また、ブラックの画像に対応するデータチャネルでの送信が許可され、ブラックの画像データコマンドで、未送信のものがあれば、それを送信する。このようにして、ランゲージモニタ5は、ステータスを確認しながら、コマンドを送信し、渡された一連のコマンドを全て送信し終えるまで、送信を続ける。
ここで、送信の方法は、ある1つの色成分について全て出力してから、次の色成分に移るのではなく、複数の色成分のデータを、適当なデータ量単位に順次送信する。
次に、実施例1におけるランゲージモニタ5の処理手順の具体例について説明する。
図7は、実施例1におけるランゲージモニタ5の処理手順の具体例を示すフローチャートである。
まず、S31では、1ページを構成する一連のコマンド(圧縮イメージデータを含む)全体を受信したかどうかを判定する。1ページを構成する一連のコマンド全体を受信していなければ、S32では、ジョブが終了したか(すなわちそのジョブのコマンドを全て受信し終えたか)どうかを判定する。このジョブのコマンドを全て受信し終えた場合、処理を終了し、ジョブのコマンドを全て受信し終えていなければ、S31に戻り、1ページを構成する一連のコマンド全体の受信を待つ。
S31において、1ページを構成する一連のコマンド全体を受信したと判断すれば、S33では、カラープリンタ10のステータスを要求し、取得する。プリンタのステータスには、各メモリブロックMBに格納されている画像データのサイズが含まれている。
次に、S34では、各メモリブロックMBに全色データを格納可能であるかどうかを判断する。各メモリブロックMBに全色データを格納可能であれば、S39では、各色成分の圧縮符号化データをコマンドとして送信する。
S34において、全色データを格納可能ではないと判断すると、S35では、カラープリンタ10のステータスを要求し、取得する。そして、S36では、未処理の印刷データの有無を判断する。未処理のデータがあれば、S35に戻る。S36において、未処理の印刷データがなくなったと判断すると、S39では、各色成分の圧縮符号化データを送信する。このS39内では、各色成分について送信できる圧縮データについては送信し、バッファーフルになった後には、空きエリアができ次第、各色成分のデータを細切れにし、平均的に送信する。
次に、実施例1におけるカラープリンタ10による印刷処理について説明する。
図8は、カラープリンタ10に設けられている制御回路16の処理手順(主に受信処理)を示すフローチャートである。
先ず、S21では、コマンドを受信したか否かを判定し、コマンド受信を待つ。コマンドを受信したと判断すれば、S22では、受信したコマンドがステータス要求コマンドであるか否かを判定する。受信したコマンドがステータス要求コマンドであれば、S23では、ステータスを送信し、S21に戻る。
また、S22において、受信したコマンドがステータス要求コマンドでなければ、S24では、受信したコマンドが印刷条件指定コマンドであるかどうかを判定する。受信したコマンドが、印刷条件指定コマンドであれば、S25において、指定された印刷条件に従って、プリンタエンジン15に印刷の開始を指示し、S21に戻る。この印刷条件には、記録解像度や給紙元を指定する等が含まれている。
S24では、受信したコマンドが、印刷条件指定コマンドでもないと判断すれば、S26では、受信したコマンドが、比較アドレス設定コマンドであるか否かを判定する。受信したコマンドが、比較アドレス設定コマンドであれば、S27では、受信したメモリ比率指定コマンドに従って、比較アドレス設定レジスタを設定し、S21に戻る。4つのリードポインタ制御回路211〜214と、4つのライトポインタ制御回路221〜224とを、初期化する。
また、S26において、受信したコマンドが比較アドレス設定コマンドでなければ、S28では、受信したコマンドが画像データコマンドのヘッダ部分であるかどうかを判定する。受信したコマンドが画像データコマンドのヘッダ部分であれば、S29において、画像データコマンドのヘッダ部分に、引き続く画像データを、画像データコマンドのヘッダ部分が示す画像の色に応じたメモリブロックMBに格納するように、DMAコントローラ12を設定し、転送させ、S21に戻る。
DMAコントローラ12は、画像データコマンドのヘッダ部分に続く画像データを、読み込むと、指定されたメモリブロックMBに格納する。一回の転送が完了した場合、ライトポインタを更新する。
なお、S28において、受信したコマンドが、画像データコマンドのヘッダ部分でなければ、S30では、その他のコマンドの処理を行い、S21に戻る。
上記のようにして、各記録色成分のデータの転送が終わると、制御回路16は、所定のタイミング(記録紙が所定位置まで搬送されるタイミング)で、各復号回路14Y、14M、14C、14Kについて、記録順とドラムの間隔dとに見合った時間だけずれたタイミングで、復号処理を開始させる。これによって、処理済みとなった空きエリアが、各色成分のメモリブロックMBに発生するので、ホストコンピュータ1は、未転送のデータが存在すれば、そのデータを転送することができる。
実施例1によれば、プリンタ内部のメモリ13を、データ量が多い色成分に、多く割り当てることができるので、限られたメモリを有効利用することができる。したがって、圧縮率の違いによって、特定の色成分の画像データが大きくなった場合、少ないメモリ量であっても、記録スピードに対してデータ転送が間に合わなくなることを防止できる。
また、特定の色に多くのメモリを再割り当てする場合、予め比較アドレスを設定しておくことによって、ハードウェアのみで実現されるので、ホストにおいて全ての記録データが生成されていなくても、データ転送を開始することができる。これによって、プリントのスループットをあげることができる。
また、ホストコンピュータ側で、各記録色成分8ビットを、より少ないビット数にする際に、ディザ法を利用する例を示したが、ディザに限らず、誤差拡散法を利用してもよく、誤差拡散する場合には、誤差拡散に利用する誤差拡散係数とマトリクスサイズとを変更することによって、ディザマトリクスと同等に扱うことができる。
また、実施例におけるカラープリンタ10は、4階調(1画素2ビット)の階調画像を記録すると説明したが、印刷可能な階調数は、これに限らず、如何なる階調数でもよい。また、ホストコンピュータ1側で量子化する4値化も、同様であり、必ずしも少ビット化を必要とするものではない。ただし、最近のプリンタの記録解像度は非常に高いので、1ドットを多段階の濃度で再現するよりも、複数のドットで面積階調で、再現することが効率よく、しかもデータ量を削減できるので、望ましくは、上記実施例のように、1記録色成分のビット数を減らすことが望ましい。
また、実施例1では、プリンタエンジンとして、レーザビームプリンタを使用しているが、インク液滴を吐出するタイプのプリンタにも、実施例1を適用することができる。たとえば、1走査ライン分の吐出ノズルが並んだフルラインヘッドを、記録色成分の数だけ用意した装置にも適用できる。
また、ランゲージモニタ5に相当するコンピュータプログラムは、広義のプリンタドライバの一部でもあるので、プリンタドライバ4とランゲージモニタ5との両方から構成されるコンピュータプログラムを、プリンタドライバプログラムとして見ることもできる。
また、プリンタドライバは、通常、CDROM等の可搬性のコンピュータ記憶媒体をコンピュータにセットし、システムにコピーまたはインストールして機能するものであるので、実施例1を、コンピュータ可読記憶媒体として把握することができる。
本発明の実施例1であるカラープリンタ10とホストコンピュータ1とを示すブロック図である。 実施例1におけるカラープリンタ10の構成を示すブロック図である。 実施例1におけるプリンタエンジン15を示す概念図である。 実施例1におけるプリンタエンジン15内のスキャナ部301を示す概念図である。 カラープリンタ10に設けられているリングバッファを示すブロック図である。 プリンタドライバ4がオペレーティングシステム2から1描画単位のデータを受信した場合の動作を示すフローチャートである。 実施例1におけるランゲージモニタ5の処理手順の具体例を示すフローチャートである。 カラープリンタ10に設けられている制御回路16の処理手順(主に受信処理)を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ホストコンピュータ、
10…カラープリンタ、
12…DMAコントローラ、
13…メモリ、
MB1、MB2、MB3、MB4、MB5…メモリブロック、
15…プリンタエンジン。

Claims (9)

  1. 印刷データを受信し、カラー画像を所定の記憶媒体上に記録するカラープリンタにおいて、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に圧縮符号化されたイメージデータを受信し、一時的に格納する受信バッファと;
    上記受信バッファを、第1〜第5領域に予め分割し、上記第1領域を、シアンのイメージデータに割り当て、上記第2領域を、マゼンタのイメージデータに割り当て、上記第3領域を、イエローのイメージデータに割り当て、上記第4領域を、ブラックのイメージデータに割り当て、上記第5領域を、印刷データ受信開始後に任意の色に割り当てるメモリ分割手段と;
    受信した符号化データを、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に、独立して、イメージデータに復号する複数の復号手段と;
    を有することを特徴とするカラープリンタ。
  2. 請求項1において、
    色毎の受信データ量を、計測する受信データ量計測手段と;
    色毎に、データ量比較用基準値を予め設定するデータ量比較用基準値設定手段と;
    上記設定されたデータ量比較用基準値と、上記受信データ量計測手段が計測した計測値とを比較する比較手段と;
    を有し、
    上記メモリ分割手段は、受信データを開始した後に、上記比較手段による比較結果に基づいて、上記データ量比較用基準値を最も早く越えた領域に対応した色に対して、第5領域を受信バッファとして割り当てることを特徴とするカラープリンタ。
  3. 請求項1または請求項2において、
    各色成分に割り当てられた上記受信バッファの各領域は、リングバッファとして機能することを特徴とするカラープリンタ。
  4. 印刷データを受信し、カラー画像を所定の記憶媒体上に記録するカラープリンタの制御方法において、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に圧縮符号化されたイメージデータを受信し、受信バッファへ一時的に格納する受信工程と;
    上記受信バッファを、第1〜第5領域に予め分割し、上記第1領域を、シアンのイメージデータに割り当て、上記第2領域を、マゼンタのイメージデータに割り当て、上記第3領域を、イエローのイメージデータに割り当て、上記第4領域を、ブラックのイメージデータに割り当て、上記第5領域を、印刷データ受信開始後に任意の色に割り当てるメモリ分割工程と;
    受信した符号化データを、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に、独立して、イメージデータに復号する複数の復号工程と;
    を有することを特徴とするカラープリンタの制御方法。
  5. 請求項4において、
    色毎の受信データ量を、計測する受信データ量計測工程と;
    色毎に、データ量比較用基準値を予め設定するデータ量比較用基準値設定工程と;
    上記設定されたデータ量比較用基準値と、上記受信データ量計測手段が計測した計測値とを比較する比較工程と;
    を有し、
    上記メモリ分割工程は、受信データを開始した後に、上記比較工程による比較結果に基づいて、上記データ量比較用基準値を最も早く越えた領域に対応した色に対して、第5領域を受信バッファとして割り当てることを特徴とするカラープリンタの制御方法。
  6. 請求項4または請求項5において、
    各色成分に割り当てられた上記受信バッファの各領域をリングバッファとして使用することを特徴とするカラープリンタの制御方法。
  7. 印刷データを受信し、カラー画像を所定の記憶媒体上に記録するカラープリンタの制御プログラムにおいて、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に圧縮符号化されたイメージデータを受信し、受信バッファへ一時的に格納する受信工程と;
    上記受信バッファを、第1〜第5領域に予め分割し、上記第1領域を、シアンのイメージデータに割り当て、上記第2領域を、マゼンタのイメージデータに割り当て、上記第3領域を、イエローのイメージデータに割り当て、上記第4領域を、ブラックのイメージデータに割り当て、上記第5領域を、印刷データ受信開始後に任意の色に割り当てるメモリ分割工程と;
    受信した符号化データを、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色成分毎に、独立して、イメージデータに復号する複数の復号工程と;
    を有することを特徴とするカラープリンタの制御プログラム。
  8. 請求項7において、
    色毎の受信データ量を、計測する受信データ量計測工程と;
    色毎に、データ量比較用基準値を予め設定するデータ量比較用基準値設定工程と;
    上記設定されたデータ量比較用基準値と、上記受信データ量計測手段が計測した計測値とを比較する比較工程と;
    を有し、
    上記メモリ分割工程は、受信データを開始した後に、上記比較工程による比較結果に基づいて、上記データ量比較用基準値を最も早く越えた領域に対応した色に対して、第5領域を受信バッファとして割り当てることを特徴とするカラープリンタの制御プログラム。
  9. 請求項7または請求項8において、
    各色成分に割り当てられた上記受信バッファの各領域をリングバッファとして使用することを特徴とするカラープリンタの制御プログラム。
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