JP2005341144A - アンテナ装置 - Google Patents

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弘晃 小林
Koichi Asaka
宏一 淺香
Yutaka Saito
裕 斎藤
Masami Makino
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Abstract

【課題】 生産性を向上させてアンテナ性能のバラツキを抑えることができるとともに、簡単な実装構成で多機種に適用することができるアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】 アンテナ装置7が、筐体2のフロントパネル3に装着されたプリント基板10と、導電性材料から構成され、逆F型素子11および逆F型素子11に対向する接地板12が一体成形されたアンテナ部9とを備え、アンテナ部9が、逆F型素子11がフロントパネル3に対向するとともに、プリント基板10とフロントパネル3との間に挟み込まれて接地板12がプリント基板10に固定される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、オーディオ装置やカーナビゲーション装置等のような車載情報機器に内蔵されるアンテナ部の生産性および多機種展開に適したアンテナ装置に関する。
一般に、オーディオ装置やナビゲーション装置等の車載情報機器と、車室内に持ち込まれた携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ等の携帯情報端末との間で、情報通信を近距離無線システムの1つであるブルートゥースを介して行うことが検討されている。
具体的には、車室内に持ち込んだ携帯電話と車載情報機器を無線接続し、ハンズフリーで通話を行うことや、車外からの情報を携帯電話を介して車載情報機器に取り込むことが挙げられる。
このためには、車載情報機器にブルートゥース用アンテナを搭載する必要があり、この場合には、車載情報機器の外観を損ねないようにするために、ブルートゥース用アンテナは車載情報機器に内蔵されることが望ましい。
このような内蔵に適した小型アンテナとしては、例えば、チップアンテナ、逆Fアンテナ等が考えられる。特に、逆Fアンテナはアンテナへの給電位置を変えるだけで給電線との整合が取れるので、整合回路を必要としないというメリットや、アンテナの有効面積を大きくすることでアンテナの性能を向上することができるというメリットがある。
また、アンテナは生産性を考慮すると簡単な構造であることが望ましい。さらに、同一のアンテナを複数の機種で用いることができれば、開発コストを抑えることができる。また、同一のアンテナで多機種展開を可能とするためには、アンテナ単体でバラツキの無いアンテナ性能を確保して、周りの素子の影響を受けないような実装構造であることが望ましい。
従来のアンテナ実装構造としては、プリント基板上に設けたパターンに、端部を折り曲げた導電性材料の一方の端部を電気的に接続し、導電性材料の他方の端部を開放端とし、プリント基板上のパターンの導電性材料と電気的に接続した端部と反対側の端部をグランドとし、プリント基板上のパターンに導電性材料を電気的に接続した端部とグランドとした端部との中間の位置に、給電線を電気的に接続することにより逆Fアンテナを構成している(例えば、特許文献1参照)。このため、特許文献1に記載されたものは、アンテナの実装が容易になり生産性を向上することができる。
また、従来のその他のアンテナ実装構造は、端部が折り曲げられた導電性材料の一方の端部をプリント基板に固定し、導電性材料が固定されたプリント基板の裏面に対向する部分の導電性筐体をプリント基板に固定した導電性材料と電気的に接続することにより、逆Fアンテナを構成している。また、プリント基板には導電性材料の面積に対応する穴を設けている(例えば、特許文献2参照)。このため、特許文献2に記載されたものは、アンテナの有効面積を大きく確保することができる。
また、その他の従来のアンテナ実装構造は、基板に設けたパターンの一方を開放端とし、もう一方の端部をグランドまたは給電部とし、開放端とグランドまたは給電部との間に給電部またはグランドを設けることにより、逆Fアンテナを構成している(例えば、特許文献3参照)。このため、特許文献3に記載されたものは、アンテナの生産性を向上することができる。
特開平10−41741号公報 特開平11−355022号公報 特開2002−76735号公報
しかしながら、このような従来のアンテナ実装構造にあっては、何れもグランドとして基板上のパターンまたは導電性の筐体を利用しているため、基板上のパターンの形状の変化や筐体の形状の変化によりアンテナのグランドの形状が変化してしまう。
また、逆Fアンテナは不平衡給電型のアンテナであるため、アンテナのグランドはその性能に影響を与え、機種によっては個別にアンテナの性能を確保するための調整が必要となり、多機種展開が困難である。
また、逆F型素子とグランドとを別体にしているため、逆Fアンテナの性能にバラツキが発生してしまい、生産性が低い。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、生産性を向上させてアンテナ性能のバラツキを抑えることができるとともに、簡単な実装構成で多機種に適用することができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、筐体のパネルに装着されたプリント基板と、導電性材料から構成され、アンテナ素子および前記アンテナ素子に対向する接地板が一体成形されたアンテナ部とを備え、前記アンテナ部は、前記アンテナ素子が前記パネルに対向するとともに、前記プリント基板と前記パネルとの間に挟み込まれて前記接地板が前記プリント基板に固定される。
この構成により、アンテナ素子および接地板とを導電性材料から一体成形したので、アンテナ部の生産性を向上することができるとともに、アンテナ性能のバラツキを抑制することができる。
また、アンテナ素子がパネルに対向するとともに、プリント基板とパネルとの間に挟み込まれるようにして前記接地板がプリント基板に固定されるので、アンテナ部の実装を容易に行うことができ、簡単な実装構成で多機種に適用することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、筐体のパネルに装着されたプリント基板と、導電性材料から構成され、アンテナ素子および前記アンテナ素子に対向する接地板が一体成形されたアンテナ部とを備え、前記プリント基板が貫通孔を有し、前記アンテナ部は、前記アンテナ素子がパネルに対向するように前記貫通孔を通して前記プリント基板と前記パネルとの間に挟み込まれ、前記接地板が前記プリント基板の前記パネル側に対向する面と反対の面に固定される。
この構成により、アンテナ素子および接地板とを導電性材料から一体成形したので、アンテナ部の生産性を向上することができるとともに、アンテナ性能のバラツキを抑制することができる。
また、プリント基板に貫通孔を設け、アンテナ素子がパネルに対向するように貫通孔を通してプリント基板とパネルとの間にアンテナ素子を挟み込み、接地板をプリント基板のパネル側に対向する面と反対の面に固定したので、アンテナ部の実装を容易に行うことができ、簡単な実装構成で多機種に適用することができる。
また、プリント基板のパネル側に対向する面と反対の面にアンテナ部を固定したので、プリント基板上に配線パターンや素子があってもアンテナ部の接地板の面積を拡大することができ、アンテナ部の有効面積を拡大することができる。さらに、パネルの板厚が等しいときに、アンテナ部をプリント基板とパネルとの間に挟み込んだ実装構成よりもアンテナ素子とパネルとの間隔を確保することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記アンテナ素子が、一端が開放端を構成するとともに他端が前記接地板に連続する接地端を構成する逆F型素子である。
この構成により、開放端から接地端までに至るアンテナ素子上で給電位置を移動させたり、アンテナ素子の長さを変えることにより、入力インピーダンスを容易に調整することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記プリント基板は配線パターンを有し、前記接地板と前記プリント基板の前記配線パターンとを絶縁して前記接地板を前記プリント基板に固定したものから構成される。
この構成により、アンテナ部が固定されるプリント基板上の配線パターンによってアンテナ部の性能が影響を受けないため、アンテナ部を個別に設計することなしにアンテナ装置を多機種に適用することができる。
以上説明したように、本発明は、生産性を向上させてアンテナ性能のバラツキを抑えることができるとともに、簡単な実装構成で多機種に適用することができるアンテナ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図4は本発明に係るアンテナ装置の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、車両に搭載されたオーディオ装置やナビゲーション装置等の車載情報機器1は、導電性の筐体2と、この筐体2の前面に設けられ、樹脂性材料等からなるフロントパネル(パネル)3と、フロントパネル3に設けられ、車載情報機器1を操作する複数のスイッチ4と、フロントパネル3に設けられ、車載情報機器1に関する種々の表示を行う表示部5とを備えている。
このフロントパネル3は、図2に示すようにスイッチ4および表示部5が上方に向くようにして筐体2から引き出されるようになっており、このときに、筐体2内に設けられたディスク装置に図示しないCD、MD、DVD等の記憶媒体が出し入れ自在になっている。
また、表示部5の下方の丸印で囲むフロントパネル3部分にはアンテナの実装領域6が設けられており、このアンテナ実装領域6にはアンテナ装置7が内蔵されている。図3、図4はアンテナ装置を示す図である。なお、図3はアンテナ実装領域6の内部構造を示す図であり、図4は図1のZ軸方向上方から見た図である。
図3、図4において、フロントパネル3の背面には2つの突出部3a、3bが設けられており、この突出部3a、3bにはネジ8によってアンテナ部9およびプリント基板10が固定されている。
アンテナ部9は逆F型素子(アンテナ素子)11および逆F型素子11に対向する接地板12が板金等の導電性材料から一体形成されたものから構成されており、逆F型素子11は一端が開放端11aを構成するとともに他端が接地板12に連続する接地端11bを構成している。
なお、突出部3a、3bにはネジ8が螺合するネジ穴が形成されているとともに、プリント基板10および接地板12にはネジ8が貫通する貫通孔が形成されており、貫通孔を通してネジ穴にネジ8を螺合することにより、プリント基板10および接地板12がフロントパネル3に強固に固定される。
このため、アンテナ部9の位置ずれや振動を防止することができ、アンテナ特性が変化するのを防止して安定した無線通信を行うことができる。
また、プリント基板10の表面には配線パターンとしての信号パターン13が設けられており、この信号パターン13は接地板12に対して所定の間隔Dだけ離隔している。なお、本実施の形態のプリント基板10は、表示部5の周辺に実装されるスイッチ4を制御するスイッチ素子が設けられたものである。
また、間隔Dは例えば3mmに設定されており、この間隔Dを設けることにより接地板12とプリント基板10の信号パターン13とが高周波的に繋がるのを防止することができる。この場合、プリント基板10の信号パターン13が変化したり、プリント基板10にスイッチ素子等が実装されても、アンテナ装置7の特性が影響を受けることはない。
また、本実施の形態のアンテナ部9は、逆F型素子11がフロントパネル3に対向するとともに、プリント基板10とフロントパネル3との間に挟み込まれてプリント基板10に固定されている。
一方、アンテナ部9は同軸ケーブル14によって送受信機15に接続されており、同軸ケーブル14の外導体16はハンダ18によってアンテナ部9の接地板12に電気的に接続されている。
また、アンテナ部9は同軸ケーブル14の内導体17によって給電されるようになっており、この内導体17による逆F型素子11に対する給電位置を任意に設定したり、逆F型素子11の長さを変えることにより、入力インピーダンスを容易に調整することができる。
ここで、アンテナ装置7のアンテナ性能について説明する。なお、アンテナ部9の動作周波数を例えば2.45GHz(波長122mm)として説明する。
逆F型素子11の長さLを例えば約31mm(0.25波長)、接地板12の長さWを例えば約50mm(0.4波長)、逆F型素子11の接地板12からの高さHを例えば約2mmとする。
この場合には、図1のようにフロントパネル3によって筐体2を閉塞した状態においては、アンテナ装置7の車室内方向への最大利得は−3.5dBiであり、図2のように筐体2をフロントパネル3によって筐体2を開放した状態においては、アンテナ装置7の車室内方向への最大利得は−4.0dBiとなる。
図2おいては、アンテナ装置7の実装領域6をフロントパネル3の下方に設定することにより、フロントパネル3が開放した状態であっても、背面の筐体2がアンテナ装置7に近接することがないので、図1に示すものと略同程度の利得を得ることができる。
このように本実施の形態では、アンテナ部9の逆F型素子11と接地板12とを一体成形したので、アンテナ部9の生産性を向上することができるとともに、アンテナ装置7のアンテナ性能のバラツキを抑えることができる。特に、アンテナ部9を板金から構成したので、アンテナ装置7の製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態のアンテナ部9は、逆F型素子11がフロントパネル3に対向するとともに、プリント基板10とフロントパネル3との間に挟み込まれてプリント基板10に固定されているので、アンテナ部9の実装を容易に行うことができ、簡単な実装構成でアンテナ部9を多機種に適用することができるとともに、アンテナ装置7が実装される車載情報機器1の生産性を向上することができる。
また、信号パターン13と接地板12を間隔Dだけ離隔することにより、接地板12と信号パターン13を高周波的に絶縁して接地板12をプリント基板10に固定したので、信号パターン13の変化に応じてアンテナ部9の性能が影響を受けない。このため、アンテナ部9を個別に設計することなしにアンテナ部9を多機種に適用することができる。
なお、接地板12は平面状に構成されているが、これに限らず、端部が折り曲げられた形状等であっても良い。また、アンテナ部9の接地板12は、プリント基板10上に信号パターン13または図示しない裏面のグランドと電気的に接続した構成であっても良い。
また、ネジ8はアンテナ部9をフロントパネル3とプリント基板10に固定できるようなものであれば、材質や形状はどのようなものでも良い。また、ネジ8を用いずに、アンテナ部9をフロントパネル3とプリント基板10に挟み込んで固定したり、アンテナ部9をフロントパネル3とプリント基板10に接着したり、アンテナ部9に固定ガイドを設けてプリント基板10に固定するようにしても良い。
また、アンテナ装置7をフロントパネル3の下方の実装領域6に設けたが、これに限らず、表示部5を挟んでフロントパネル3の上方に設けても良い。要は、本発明のアンテナ装置7の特性を満足させられる位置であれば良いのである。
また、本実施の形態では、アンテナ部9の接地板12とプリント基板10の信号パターン13とを3mmの間隔Dを隔てて高周波的に接続しないようにしているが、高周波的に接続しないような構成であればその間隔、その方法は問わない。また、アンテナ部9への給電は同軸ケーブル14以外の方法を採用しても良いことは言うまでもない。
(第2の実施の形態)
図5、図6は本発明に係るアンテナ装置の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図5において、プリント基板21には貫通孔21aが形成されており、アンテナ部9は、逆F型素子11がフロントパネル3に対向するように貫通孔21aを通してプリント基板10とフロントパネル3との間に挟み込まれ、接地板12はプリント基板21の背面、すなわち、フロントパネル3側に対向するプリント基板21の面と反対の面にネジ8によって固定されている。
また、プリント基板21とプリント基板21の背面に密着された接地板12との間には図示しない絶縁体が挿入されており、プリント基板21の配線パターンとしての信号パターン22と接地板12とを絶縁してショートしないようにしている。
ここで、アンテナ装置7のアンテナ性能について説明する。なお、アンテナ部9の動作周波数を例えば2.45GHz(波長122mm)として説明する。
図5において、逆F型素子11の長さLを例えば約31mm(0.25波長)、接地板12の長さWを例えば約50mm(0.4波長)、逆F型素子11の接地板12からの高さHを例えば約2mmとする。
この場合には、図1のようにフロントパネル3によって筐体2を閉塞した状態においては、アンテナ装置7の車室内方向への最大利得は−4.5dBiであり、図2のように筐体2をフロントパネル3によって筐体2を開放した状態においては、アンテナ装置7の車室内方向への最大利得は−5.0dBiとなる。
このように本実施の形態では、逆F型素子11および接地板12を導電性材料から一体成形したので、アンテナ部9の生産性を向上することができ、アンテナ性能のバラツキを抑制することができる。
また、プリント基板21に貫通孔21aを設け、逆F型素子11がフロントパネル3に対向するように貫通孔21aを通してプリント基板21とフロントパネル3との間に逆F型素子11を挟み込み、接地板12をプリント基板21の背面に固定したので、アンテナ部9の実装を容易に行うことができ、簡単な実装構成で多機種に適用することができるとともに、実装における車載情報機器1の生産性を向上させことができる。
また、プリント基板21の背面に接地板12を配置しているため、フロントパネル3の板厚が第1の実施の形態のフロントパネル3の板厚と同じ場合には、第1の実施の形態のアンテナ装置に比べてフロントパネル3と逆F型素子11との間隔を広くすることができる。
換言すれば、本実施の形態では、プリント基板21の背面に接地板12を配置しているため、第1の実施の形態のアンテナ装置に比べ、フロントパネル3と逆F型素子11との間隔が等しいときにフロントパネル3を薄型にすることができる。
また、プリント基板21は信号パターン22を有し、接地板12とプリント基板21の信号パターン22とを絶縁して接地板12をプリント基板21に固定したので、アンテナ部9が固定されるプリント基板21上の信号パターン22によってアンテナ部9の性能が影響を受けるのを防止することができ、アンテナ部9を個別に設計することなしにアンテナ部9を多機種に適用することができる。
なお、貫通穴21aはプリント基板21を切断することにより分割されたプリント基板21によって形成しても良く、プリント基板21に開口するようにしても良い。
また、本実施の形態では、プリント基板21の背面と接地板12との間に絶縁体を挿入することでプリント基板21の信号パターンと信号パターンとがショートしないようにしたが、例えばプリント基板21と信号パターンの間に間隔を設けるだけでも良い。
また、本実施の形態では、プリント基板21の表面に信号パターンやスイッチ素子等があっても、プリント基板21の背面にはスイッチ素子等が実装されていないため、図6に示すように接地板23の長さを延長するようにしても良い。
このようにした場合には、プリント基板上12の信号パターン22と接地板23とは電気的には接続されないが、プリント基板21を挟んで重なりアンテナ性能に影響を与えてしまう。ところが、アンテナ部9の接地板23の有効面積を大きくすることができるため、アンテナ性能を向上することができる。
ここで、図6のアンテナ装置7のアンテナ性能について説明する。なお、アンテナ部9の動作周波数を例えば2.45GHz(波長122mm)として説明する。
図6において、逆F型素子11の長さLを例えば約31mm(0.25波長)、接地板12の長さWを例えば約155mm(1.3波長)、逆F型素子11の接地板12からの高さHを例えば約2mmとする。
この場合には、図1のようにフロントパネル3によって筐体2を閉塞した状態においては、アンテナ装置7の車室内方向への最大利得は1.5dBiであり、図2のように筐体2をフロントパネル3によって筐体2を開放した状態においては、アンテナ装置7の車室内方向への最大利得は0dBiとなる。
以上のように、本発明に係るアンテナ装置は、生産性を向上させてアンテナ性能のバラツキを抑えることができるとともに、簡単な実装構成で多機種に適用することができるという効果を有し、オーディオ装置やカーナビゲーション装置等のような車載情報機器に内蔵されるアンテナ装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ装置を備えた車載情報機器の構成図 第1の実施の形態のフロントパネルを開放したときの車載情報機器の構成図 第1の実施の形態のアンテナの実装領域におけるアンテナ装置の拡大図 第1の実施の形態のアンテナ装置の断面図 本発明の第2の実施の形態に係るアンテナ装置の断面図 第2の実施の形態の他のアンテナ装置の断面図
符号の説明
2 筐体
3 フロントパネル(パネル)
7 アンテナ装置
9 アンテナ部
10、21 プリント基板
11 逆F型素子(アンテナ素子)
11a 開放端
11b 接地端
12、23 接地板
21a 貫通孔

Claims (4)

  1. 筐体のパネルに装着されたプリント基板と、導電性材料から構成され、アンテナ素子および前記アンテナ素子に対向する接地板が一体成形されたアンテナ部とを備え、
    前記アンテナ部は、前記アンテナ素子が前記パネルに対向するとともに、前記プリント基板と前記パネルとの間に挟み込まれて前記接地板が前記プリント基板に固定されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 筐体のパネルに装着されたプリント基板と、導電性材料から構成され、アンテナ素子および前記アンテナ素子に対向する接地板が一体成形されたアンテナ部とを備え、
    前記プリント基板が貫通孔を有し、
    前記アンテナ部は、前記アンテナ素子がパネルに対向するように前記貫通孔を通して前記プリント基板と前記パネルとの間に挟み込まれ、前記接地板が前記プリント基板の前記パネル側に対向する面と反対の面に固定されることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 前記アンテナ素子が、一端が開放端を構成するとともに他端が前記接地板に連続する接地端を構成する逆F型素子であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記プリント基板は配線パターンを有し、前記接地板と前記プリント基板の前記配線パターンとを絶縁して前記接地板を前記プリント基板に固定したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のアンテナ装置。
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