JP2005338916A - Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム - Google Patents

Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005338916A
JP2005338916A JP2004153148A JP2004153148A JP2005338916A JP 2005338916 A JP2005338916 A JP 2005338916A JP 2004153148 A JP2004153148 A JP 2004153148A JP 2004153148 A JP2004153148 A JP 2004153148A JP 2005338916 A JP2005338916 A JP 2005338916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
layer
circuit
layout
design
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004153148A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Imamura
義彦 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004153148A priority Critical patent/JP2005338916A/ja
Priority to PCT/JP2005/009359 priority patent/WO2005114498A1/ja
Publication of JP2005338916A publication Critical patent/JP2005338916A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 複数の回路デザイン間におけるインクルード処理により、各レイヤが合成されたパターンデータにおいて、それぞれの回路デザインに属する回路レイアウトパターンにおける各レイヤの判別が行えるLSIレイアウト装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、回路レイアウトパターンのパターンデータを記憶するレイアウトデータベースと、読み込まれたパターンデータを記憶するエディティングバッファと、回路デザイン毎に設けられた、パターンデータの記憶されたエディティングバッファを示すデザイン情報が記憶されたデザインテーブルと、表示する回路レイアウトパターンのディスプレイ情報を記憶するディスプレイテーブルと、デザイン情報から回路レイアウトパターンのレイヤをエディティングバッファから読み出し、この各レイヤのパターンデータを表示する表示部とを有し、各レイヤ単位に識別情報を付与するLSIレイアウト装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LSI(大規模集積回路)を設計する際に用いられるLSIレイアウト装置及びそのレイアウト方法並びにレイアウトプログラムに関する。
通常、LSIを製造するとき、LSIの仕様決定から量産に入るまで、仕様に基づく基本設計,ハードウェア記述言語におけるRTL(Register Transfer Level)による回路構成記述、ハードウェア記述言語レベルでの論理合成、合成された回路の論理検証、この合成回路のマスクパターン作成を行うレイアウトパターン設計、作成されたマスクによる試作、試作後の量産、量産品のテスティングなどの順に、複数の処理が行われる。
LSIの製造工程においては、回路機能を構成する複数の素子を、上記マスクを用いてシリコン等の基板上に形成する。
また、LSIの設計において、素子構造を形成するレイアウトパターン設計は、比較的自動化が進んでおり、ほぼ実用レベルに達している。
通常、自動設計ツールにおいては、論理合成された回路に対応するレイアウトパターンが、回路レイアウト情報として、予めレイアウトデータベースとして準備されている。
そして、以下に示す特許文献1〜3には、上述したレイアウトデータベースを作成したり、このレイアウトデータベースを用いてレイアウトパターン設計を行うLSIレイアウト装置が記載されている。
特開平09−237839号公報 特開平11−297836号公報 特開2000−314954号公報
上述したレイアウトデータベースは、所定の機能デバイス、すなわち回路デザインにおける回路レイアウトパターンによるレイヤのセットから構成されている。
ここで、複数の機能デバイスを複数、例えば2種類を組み合わせて1つのLSIを構成しようとする際、両者の接続作業を行うために、2種のレイアウトデータベース(例えば、レイヤセットA及びレイヤセットB)に属する、各々のレイヤのパターンデータを、同時に表示装置に表示する必要がある。
従来のLSIレイアウト装置においては、編集処理において、例えば、レイヤセットAにおけるレイヤのパターンデータが、エディティングバッファに読み込まれ、次に、レイヤセットBにおけるレイヤのパターンデータが読み込まれ、エディティングバッファにおいて、レイヤセットAのパターンデータに対して、レイヤセットBのパターンデータが上書きされ、2つのレイアウトセットのパターンデータが混在したものとなる。
すなわち、エディティングバッファにおいて、レイヤセットAに対して、レイヤセットBのパターンデータがインクルードされた状態となる。
これにより、エディティングバッファにおいて混在したレイアウトパターンが、装置の表示装置に表示されることとなる。
ここで、エディティングバッファとは、表示画面上においてレイアウトパターンの編集を行う際、編集対象のレイアウトデータベースの各レイヤのパターンデータを一時的に保持する記憶部である。
しかしながら、従来のLSIレイアウト装置においては、レイアウトパターンのレイヤが同一のレイヤ番号を有する場合、エディティングバッファにおいて、レイヤセットAとレイヤセットBとの各レイヤのパターンデータが混在してしまうこととなり、混在後のレイアウトパターンがいずれのレイヤセットに属するかを、データ的に区別できなくなる。
したがって、従来のLSIレイアウト装置においては、作業の取り消しを行うアンドゥ機能を有しているが、一端、インクルードが行われたエディティングバッファでのレイアウトデータベースに対して、元に戻すための分離を行うことができない。
このため、従来のLSIレイアウト装置においては、異なったレイアウトセットを間違ってインクルードしてしまったり、任意のレイアウトセットに対してインクルードが複数回実行されたりしたとき、エディティングバッファの内容が次々に更新されてしまい、初期の状態に戻すことができなくなり、容易に、編集の処理をやり直すことができなくなるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の回路デザイン間におけるインクルード処理により、複数の回路デザインのレイヤが合成されたパターンデータにおいて、それぞれの回路デザインに属するレイヤのパターンデータの識別ができるLSIレイアウト装置及びそのレイアウト方法並びにレイアウトプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、異なる回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、LSIのレイアウトパターン設計を行う際、該回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータの表示及び編集を行うLSIレイアウト装置であって、前記回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータが、回路デザイン毎に記憶されるレイアウトデータベース(例えば、一実施形態におけるレイアウトデータベース11)と、表示画面に表示される際、前記レイアウトデータベースから読み込まれる該回路レイアウトパターンを記憶するエディティングバッファ(例えば、一実施形態におけるエディティングバッファ25)と、前記回路デザイン毎に設けられ、回路レイアウトパターンが記憶されている前記エディティングバッファのアドレス情報を含むデザイン情報が記憶されたデザインテーブル(例えば、一実施形態におけるデザインテーブル24)と、前記表示画面に対応し、該表示画面に表示する回路レイアウトパターンを示すディスプレイ情報が記憶されたディスプレイテーブル(例えば、一実施形態におけるディスプレイテーブル22)と、前記ディスプレイ情報を参照して、所定の回路レイアウトパターンのレイヤを各エディティングバッファから、前記デザイン情報により読み出し、この各レイヤのパターンデータを前記表示画面に表示する表示部(例えば、一実施形態における表示部4)とを有し、前記エディティングバッファに、前記回路レイアウトパターンの各レイヤを格納する際、いずれの回路デザインに含まれるかを示す識別情報を、該各レイヤ単位に付与することを特徴とするLSIレイアウト装置である。
本発明は、異なる回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、LSIのレイアウトパターン設計を行う際、該回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータの表示及び編集を行うLSIレイアウト方法であって、前記回路レイアウトパターンを構成するレイヤのパターンデータが回路デザイン毎に対応して、レイアウトデータベースに記憶する記憶過程(例えば、一実施形態におけるステップS0)と、表示画面に表示される際、前記レイアウトデータベースから読み込まれる該回路レイアウトパターンをエディティングバッファに記憶するバッファ過程(例えば、一実施形態におけるステップS7,S8)と、前記回路デザイン毎に設けられ、回路レイアウトパターンが記憶されている前記エディティングバッファのアドレス情報を含むデザイン情報を、デザインテーブルに記憶するデザインテーブル記憶過程(例えば、一実施形態におけるステップS3〜S6)と、前記表示画面に対応し、該表示画面に表示する回路レイアウトパターンを示すディスプレイ情報を、ディスプレイテーブルに記憶するディスプレイテーブル記憶過程(例えば、一実施形態におけるステップS9〜S14)と、前記ディスプレイ情報を参照して、所定の回路レイアウトパターンのレイヤを各エディティングバッファから、前記デザイン情報により読み出し、この各レイヤのパターンデータを前記表示画面に表示する表示過程(例えば、一実施形態におけるステップS17,18)とを有し、前記エディティングバッファに、前記回路レイアウトパターンの各レイヤを格納する際、いずれの回路デザインに含まれるかを示す識別情報を、該各レイヤ単位に付与することを特徴とするLSIレイアウト方法である。
本発明は、異なる回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、LSIのレイアウトパターン設計を行う際、該回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータの表示及び編集を行うLSIレイアウト処理を、コンピュータに実行させるプログラムであって、前記回路レイアウトパターンを構成するレイヤのパターンデータが回路デザイン毎に対応して、レイアウトデータベースに記憶する記憶処理(例えば、一実施形態におけるステップS0)と、表示画面に表示される際、前記レイアウトデータベースから読み込まれる該回路レイアウトパターンをエディティングバッファに記憶するバッファ処理(例えば、一実施形態におけるステップS7,S8)と、前記回路デザイン毎に設けられ、該回路レイアウトパターンが記憶されている前記エディティングバッファのアドレス情報を含むデザイン情報を、デザインテーブルに記憶するデザインテーブル記憶処理(例えば、一実施形態におけるステップS3〜S6)と、前記表示画面に対応し、該表示画面に表示する回路レイアウトパターンを示すディスプレイ情報を、ディスプレイテーブルに記憶するディスプレイテーブル記憶処理(例えば、一実施形態におけるステップS9〜S14)と、前記ディスプレイ情報を参照して、所定の回路レイアウトパターンのレイヤを各エディティングバッファから、前記デザイン情報により読み出し、この各レイヤのパターンデータを前記表示画面に表示する表示処理(例えば、一実施形態におけるステップS17,18)とを有し、前記エディティングバッファに、前記回路レイアウトパターンの各レイヤを格納する際、いずれの回路デザインに含まれるかを示す識別情報を、該各レイヤ単位に付与することを特徴とするコンピュータ実行可能なLSIレイアウトプログラムである。
上述した構成により、本発明のLSIレイアウト装置、その方法及びそのプログラムは、任意の回路レイアウトパターンに対して、他の回路レイアウトパターンをインクルードしたとき、回路デザイン毎の識別情報が各レイヤに付与されていることにより、上記任意の回路レイアウトパターンの各レイヤが同一のレイヤ番号を有していたとしても、それぞれ異なったエディティングバッファに書き込まれるため、合成された状態で表示されたとしても、実質的に異なる回路レイアウトパターンが一つのエディテイングバッファで合成されているわけではないので、回路デザイン毎に各レイヤのパターンデータを容易に認識することができる。
これにより、本発明のLSIレイアウト装置、その方法及びそのプログラムは、編集の結果をレイアウトデータベースに戻す際、各レイヤに付与されている上記識別情報を参照して、各回路デザインに対応する各レイヤのパターンデータを、エディティングバッファから読み出し、各レイヤのパターンデータを対応するレイアウトデータベースに書き込むことが可能となり、従来のように、複数の回路デザインのパターンデータを合成させてしまい、初期状態に戻すことが出来ないような破壊的な編集操作を、レイアウトデータベースに対して行うことを防止することができる。
また、本発明は、前記デザインテーブル毎に対応して設けられ、前記各レイヤを示すレイヤ番号及びエディティングバッファのアドレスを含むレイヤバッファ情報が記憶されたバッファヘッダテーブル(例えば、一実施形態におけるエディティングバッファヘッダ21)と、前記ディスプレイテーブルに対応して設けられ、前記レイヤ番号を含む、前記各回路レイアウトパターンを表示画面上に表示するために必要な表示情報が記憶されたディスプレイヘッダテーブル(例えば、一実施形態におけるディスプレイヘッダ23)とを有し、ディスプレイテーブルのディスプレイ情報により、表示画面上に各レイヤを表示する際、前記ディスプレイヘッダテーブルに記憶された前記レイヤ番号に対応するレイヤのパターンデータを、前記バッファヘッダテーブルを介して、前記エディティングテーブルから読み出すことを特徴とするLSIレイアウト装置である。
本発明は、前記デザインテーブル毎に対応して設けられ、前記各レイヤを示すレイヤ番号及びエディティングバッファのアドレスを含むレイヤバッファ情報をバッファヘッダテーブルへ記憶するバッファヘッダテーブル記憶過程(例えば、一実施形態におけるステップS5,S6)と、前記ディスプレイテーブルに対応して設けられ、前記レイヤ番号を含む、前記各回路レイアウトパターンを表示画面上に表示するために必要な表示情報を、ディスプレイヘッダテーブルへ記憶するディスプレイヘッダテーブル記憶過程(例えば、一実施形態におけるステップS13,S14)とを有し、ディスプレイテーブルのディスプレイ情報により、表示画面上に各レイヤを表示する際、前記ディスプレイヘッダテーブルに記憶された前記レイヤ番号に対応するレイヤのパターンデータを、前記バッファヘッダテーブルを介して、前記エディティングテーブルから読み出すことを特徴とするLSIレイアウト方法である。
上述した構成により、本発明のLSIレイアウト装置及びその方法は、上述した構成により、回路レイアウトパターン毎にレイヤのエディティングバッファを、各レイアウトデータベース及び表示画面単位で独立に管理することが可能となり、各レイヤが属する回路レイアウトパターンに関係なく、容易に、表示画面に表示するレイヤを選択することができる。
また、本発明は、前記ディスプレイテーブルを複数有し、該ディスプレイテーブル毎に対応してディスプレイヘッダテーブルを設けることを特徴とするLSIレイアウト装置である。
上述した構成により、本発明のLSIレイアウト装置は、装置のディスプレイに、複数の表示画面(ウインドウ)を表示する際、各表示画面を独立に管理することが可能となり、各表示画面に表示する各レイヤの属する回路レイアウトパターンに関係なく、容易に、表示画面に表示するレイヤを選択することができる。
また、本発明は、前記識別情報が各レイヤのレイヤ番号に付加される所定の文字または数字で表されることを特徴とするLSIレイアウト装置である。
上述した構成により、本発明のLSIレイアウト装置は、予め設定された回路デザインを識別する識別情報を、元のレイヤ番号に対するオア演算等により、容易に付加することが可能となり、識別番号の付与を容易に行うことができ、かつエディティングバッファにおいて各レイヤの判別処理を簡易な手段により行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、レイアウトデータベースから読み出した各回路パターンにおける各レイヤのパターンデータを、エディティングバッファに記憶させる際、各レイヤ単位にいずれの回路デザインに含まれるかを示す識別番号を付与するので、編集の結果をレイアウトデータベースに戻す際、各レイヤに付与されている上記識別情報を参照して、各回路デザインに対応する各レイヤのパターンデータを、エディティングバッファから読み出し、各レイヤのパターンデータを対応する回路デザインのレイアウトデータベースに書き込むことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態によるLSIレイアウト装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の一構成例を示すブロック図である。
この図において、LSIレイアウト装置は、主記憶部1とLSIレイアウト部6とから構成されている。主記憶部1には、回路デザイン毎に対応し、各回路デザインに属する回路レイアウトパターンを含む回路レイアウト情報が格納された複数のレイアウトデータベース11が設けられている。
ここで、回路デザインとは、例えば、製造工程において同一の加工寸法で製造可能、すなわちマスクデザインルール等が同様な、メモリ回路やロジック回路のライブラリで別々に設計された、所定の機能を有する回路の設計情報(例えば、ハードマクロやソフト・マクロの各レイアウト階層(レイヤ)におけるレイアウトパターン情報)である。
また、LSIレイアウト部6は、補助記憶部2,制御部3及び表示部4とから構成されている。
記補助記憶部2には、エディティングバッファヘッダ21,ディスプレイヘッダ23,ディスプレイテーブル22,デザインテーブル24,及びエディティングバッファ25等の記憶領域を有している。これらの記憶領域各々には、ユーザが異なる複数の回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、これらを組み合わせて、LSIの回路レイアウトパターンの編集操作を行うとき、この編集操作に基づき、制御部3が各回路レイアウトパターンの編集処理や表示部5への表示処理を行う場合に用いる、各回路レイアウトパターンの管理をする管理データが記憶されている。
エディティングバッファ25は、各回路レイアウトパターンに対応し、レイヤ毎に設けられ、各レイヤのパターンデータが記憶されている。
ここで、デザインテーブル24の示す回路レイアウトパターンにおける各レイヤのパターンデータと、各エディティングバッファ25内のレイヤのパターンデータとは、図2に示すように、エディティングバッファヘッダ21により対応付けられている。
すなわち、デザインテーブル24は、図2に示すように、上述したエディティングバッファヘッダアドレスを含めて、この回路デザインのデザイン名、初期作成者名、最終変更者名、初期作成日、最終変更日、最大レイヤ層数、全体のメモリ使用領域などのデザイン情報を有している。
ここで、デザインテーブル24に記載されているエディティングバッファヘッダアドレスが、このデザインテーブル24に記載された回路デザインの回路レイアウトパターンにおける各レイヤに対応するエディティングバッファヘッダ21のアドレスを示している。
また、エディティングバッファヘッダ21には、エディティングバッファ25に読み込まれた回路レイアウトパターンの各レイヤに対して、1対1に対応するレイヤバッファ情報がエントリー単位に記憶されている。
ここで、回路レイアウトパターンが「poly」,「n-well」,「p-well」,「contact」,「diff p+」,「diff n+」,「via-1」,「via-2」,「metal-2」及び「metal-3」の名称の各レイヤのパターンデータから構成されている場合、上記エントリーはこれらの各レイヤ(製造工程においてフォトリソグラフィに用いられる各マスクに対応するマスクレイヤ)に1対1で対応し、かつレイヤ番号も上記レイヤ名にリンクされている(関連づけられている)。
このエントリーは、図2に示すように、エントリーフィールドにおいて、いずれの回路デザインに属するかを示すデザイン番号,レイヤの名称,レイヤ番号,及びこのエントリーに対応するレイヤのパターンデータが記憶されるエディティングバッファ25の先頭アドレス等のレイヤバッファ情報を有している。
制御部3は、主記憶部1から読み出した回路レイアウトパターンを、エディティングバッファ25へ各回路レイアウトパターンににおけるレイヤ毎に対応して書き込むとき、デザインテーブル24及びエディティングバッファヘッダ21を形成する。
また、制御部3は、エディティングバッファヘッダ21の各エントリーフィールドにおいて、レイヤ番号を書き込むとき、このレイヤがいずれの回路デザインに属するかの識別情報として、所定の数値または文字の識別子を、レイヤ番号に付与する。
すなわち、図3に示す回路デザインA及びBように、回路デザインの回路レイアウトパターンにおいて、レイアウト装置は慣習的に、レイアウトパターンにおける各レイヤ番号を割り当てており、同様のレイヤの種類に対して同一の数字が用いられる場合が多い。
例えば、レイヤ名「poly」のレイヤ番号は回路デザインA及びBともに「101」の同一のレイヤ番号が用いられているとき、回路デザインAとBとを用いてレイアウトパターンの編集を行う場合、回路デザインAの回路レイアウトパターンを先に読み込み、後に、この回路レイアウトパターンに対して、回路デザインBの回路レイアウトパターンをインクルード処理する。
これにより、表示画面においては、回路デザインAの回路レイアウトパターンにおけるレイヤ番号「101」と、回路デザインBの回路レイアウトパターンにおけるレイヤ番号「101」との、同一のレイヤ番号同士のパターンデータが混在した状態となる。
このとき、制御部3は、エディティングバッファヘッダ21におけるエントリーフィールドに各レイヤ番号を書き込む際、このレイヤ番号に対して、上述したように識別子として、所定の数値または文字を論理和演算(オア演算)し、新たにレイヤ識別番号を生成し、このレイヤ識別番号をエントリーフィールドへ書き込む。ここで、論理和演算される所定の数値または文字が回路デザインを識別する識別子となる。
識別子としての所定の数値は、主記憶部1におけるレイアウトデータベース11で用いられている本来のレイヤ番号より桁数の大きい数値を用い、オア演算を行った場合に、本来のレイヤ番号の各桁の数値を変化させないものが管理を容易とする。
また、識別子としての所定の文字も、オア演算により、レイヤ番号の最下位桁の後ろに付加(「101A」)し、またはレイヤ番号の最上位桁の上に付加(「A101」)しても良い。
また、制御部3は、回路デザインのデザイン名またはデザイン番号と、この回路デザインに付加した識別子との対応関係を、補助記憶部2に設けられた対応テーブル5に書き込む。
図1に戻り、表示部4は、ディスプレイテーブル22毎に表示画面(ウィンドウ)を生成し、この各表示画面において、このディスプレイテーブル22に示されたディスプレイヘッダ23を参照し、このディスプレイヘッダ23に記載されている単数または複数のエディティングバッファ25に格納されているパターンデータを表示する。
上記ディスプレイテーブル22は、表示部4における表示画面毎に作成され、図4に示すように、上述したディスプレイヘッダアドレスを含めて、表示画面の名称(例えば、図5における表示画面4−1)であるディスプレイ名、この表示画面の初期作成者、初期作成日、最終変更日、最大レイヤ数、全体のメモリ使用領域などのディスプレイ情報を有している。ここで、ディスプレイテーブル22の示す回路レイアウトパターンの各レイヤと、この表示部4における表示画面単位におけるレイヤとは、図4に示すように、ディスプレイヘッダ23により1対1に対応付けられている。
すなわち、ディスプレイテーブル22に記載されているディスプレイヘッダアドレスが、対応する表示画面単位に表示されるレイヤを管理するディスプレイヘッダ23のアドレスを示している。このディスプレイヘッダ23には、表示対象の表示画面に表示される各レイヤに1対1に対応して、表示情報を示すエントリーが記憶されている。
このエントリーは、図4に示すように、各エントリーフィールドにおいて、上述したディスプレイヘッダアドレスだけでなく、いずれのレイヤかを示すレイヤ番号,このレイヤを表示するときの色を示す表示の色、レイアウトパターンの柄を示す表示のパターン、表示の優先順位を示す表示順、表示を行うか否かを示す表示のイネーブル、このレイアウトパターンの表示位置を示す表示の座標、及び表示するときの回転角度を示す表示の回転等の情報を有している。
次に、図1,図5及び図6を参照して、本発明の一実施形態によるLSIレイアウト装置の一動作例を説明する。図5は、2つの異なる表示画面を表示部4に表示する場合において、各表示画面毎のエディティングバッファヘッダ21とディスプレイヘッダ23との関連を説明する概念図である。図6は、上記LSIレイアウト装置の画面処理の流れを示すシーケンス図である。
ここで、主記憶部1における異なったデバイスのレイアウトデータベース11から、各々回路デザインA及びBの回路レイアウトパターンを読み出し、表示部4に表示される2つの表示画面において、回路デザインA及びB各々のレイヤを、それぞれの表示画面毎に合成して表示する場合を、動作例として説明する。また、回路デザインAをメモリデバイスとし、回路デザインBをロジックデバイスとする。
予め主記憶部1には、所望のLSIのレイアウト設計に必要な回路デザインが、ユーザにより外部から入力されて予め格納される(ステップS0)。
ユーザが回路デザインAの配線を、回路デザインBの配線に対応させ、両者を複合して新たなデバイス設計を行うために、回路レイアウトパターンを読み出す処理を行う読出命令を入力する。
これにより、制御部3は、編集対象の回路デザインAと、この回路デザインAに対してインクルード処理を行う回路デザインBとを、主記憶部1のそれぞれのレイアウトデータベース11から読み出す(ステップS1,S2)。
そして、制御部3は、上記読出命令により、レイアウトデータベース11から、回路デザインA及びB各々のデザイン名、初期作成者名、最終変更者名、初期作成日、最終変更日、最大レイヤ層数、全体のメモリ使用領域を含むデザイン情報を読み出し、デザイン回路Aのデザインテーブル24−1と、デザイン回路Bのデザインテーブル24−2とを、補助記憶部2に生成する(ステップS3,S4)。
次に、制御部3は、補助記憶部2において、回路デザインAに対応して、回路デザインAの回路レイアウトパターンを記憶させるエディティングバッファ25−1に対応したエディティングバッファヘッダ21−1を生成し(ステップS5)、同様に、回路デザインBに対応して、回路デザインAの回路レイアウトパターンを記憶させるエディティングバッファ25−2に対応したエディティングバッファヘッダ21−2を生成する(ステップS6)。
この時点において、制御部3は、生成したエディティングバッファヘッダ21−1及び21−2各々のエディティングバッファヘッダアドレスを、デザインテーブル24−1,24−2それぞれへ書き込む。
エディティングバッファヘッダ21−1は、エディティングバッファ25−1の各レイヤに対応した領域毎のエントリーに回路デザインAのレイヤバッファ情報が記憶されており、回路デザインAの回路レイアウトパターンにおける各レイヤ番号と、このレイヤのパターンデータが記憶されているエディティングバッファ25−1の領域とを関連づけている。
同様に、エディティングバッファヘッダ21−2は、エディティングバッファ25−2の各レイヤに対応した領域毎のエントリーに回路デザインBのレイヤバッファ情報が記憶されており、回路デザインBの回路レイアウトパターンにおける各レイヤ番号と、このレイヤのパターンデータが記憶されているエディティングバッファ25−2の領域とを関連づけている。
ここで、制御部3は、各レイヤ番号に対して、識別子として所定の数値を付与する。
すなわち、制御部3は、そのレイアウトデータベース11内の回路レイアウトパターンにおける各レイヤを編集する際、エディティングバッファヘッダ21を生成する時点において、本来持つレイヤ番号に識別子としての数値を加算して、新たにレイヤ識別番号として管理する。
この結果、このレイヤ識別番号は、レイヤ番号としての本来の意義はなくなり、LSIレイアウト装置が内部的に、レイヤのパターンデータを管理する管理番号としての意味を有することになる。
このとき、例えば、レイアウトデータベース11における回路デザインが本来特つレイヤ番号を1000の桁の範囲内で設定しておき、識別する識別子としての数値を10000の桁以上の範囲で設定しておく。
これにより、回路デザインAに対応するエディティングバッファヘッダ21−1を生成する際、図3に示すように、回路デザインAの回路レイアウトパターンが元来持つレイヤ番号に対し、回路デザインAを示す識別子として、50000を論理和演算(または加算)し、50101から始まるレイヤ識別番号に変換している。
同様に、制御部3は、回路デザインBに対応するエディティングバッファヘッダ21−2を生成する際、図3に示すように、回路デザインBの回路レイアウトパターンが元来持つレイヤ番号に対し、回路デザインBを示す識別子として、60000を論理和演算し、60101から始まるレイヤ識別番号に変換している。
このとき、制御部3は、対応テーブル5に、回路デザインAと識別子50000との対応関係、及び回路デザインBと識別子60000との対応関係を書き込む。
従来の場合、同一番号のレイヤが上書きされたものは、同一のエディティングバッファにおいて混合されてしまうため、回路デザインAのものか、回路デザインBのものかの区別はつかなくなる。
そのため、上述したように、LSIレイアウト装置が異なる回路デザインを複数用いて編集作業を行う場合、もともとのレイヤ番号を管理するのではなく、一旦、回路デザインを識別できる別のレイヤ識別番号に変換し、異なるエディティングバッファに記憶させて管理するようにする。
これにより、異なる回路デザインにおける同様のレイヤを、同一のレイヤ番号により管理することがなくなるので、上述したように同一のエディティングバッファに記憶されず、破壊的な編集がなされることが無くなる。
そして、編集される回路デザインA及びBの回路レイアウトパターンが、表示部4の表示画面において合成されて表示された後にも、異なる回路レイアウトパターンにおける各々のレイヤのパターンデータの区別を付けることが可能となる。
次に、制御部3は、主記憶部11の回路デザインAのレイアウトデータベース11から、回路デザインAの回路レイアウトパターンにおける各レイヤのパターンデータを読み出し、エディティングバッファヘッダ21−1の各エントリーのエディティングバッファアドレスに対応させて、エディティングバッファ25−1の所定の領域に、読み出したレイヤのデータを書き込む(ステップS7)。
同様に、制御部3は、主記憶部11の回路デザインBのレイアウトデータベース11から、回路デザインBの回路レイアウトパターン各々のレイヤのデータを読み出し、エディティングバッファヘッダ21−2の各エントリーのエディティングバッファアドレスに対応させて、エディティングバッファ25−2の所定の領域に、読み出したレイヤのデータを書き込む(ステップS8)。
次に、ユーザが、表示画面4−1と、表示画面4−2とを、表示部4に表示する表示命令を、LSIレイアウト装置に入力する(ステップS9,S10)。
これにより、制御部3は、上記表示命令により、ユーザが入力する、表示画面の名称であるディスプレイ名,初期作成者名,最終変更者名,初期作成日,最終変更日,最大レイヤ層数,全体のメモリ使用領域等に基づき、また、画面1のディスプレイテーブル22−1と、画面2のディスプレイテーブル22−2とを、補助記憶部2に生成する(ステップS11,S12)。
そして、制御部3は、補助記憶部2において、表示画面4−1に表示させるレイヤの情報を記憶するディスプレイヘッダ23−1を生成し、同様に、表示画面4−2に表示させるレイヤの情報を記憶させるディスプレイヘッダ23−2を生成する。
また、制御部3は、生成したディスプレイヘッダ23−1及び23−2のディスプレイヘッダアドレスを、ディスプレイテーブル22−1,22−2各々へ書き込む。
ここで、ユーザにより、表示部4に表示された回路デザインA及びB各々の回路レイアウトにおけるレイヤ一覧表から、表示画面4−1及び表示画面4−2に表示するレイヤが選択される。
これにより、制御部3は、ユーザが入力する表示画面4−1及び表示画面4−2に各々表示するレイヤの表示情報を、それぞれディスプレイヘッダ23−1及び23−2における各エントリーの領域に書き込む。
ここで、回路デザインAの回路レイアウトパターンにはレイヤA1〜A7があり、回路デザインBの回路レイアウトパターンにはレイヤB1〜B7があるとする。
そして、ユーザが、回路デザインAのメモリデバイスと回路デザインBのロジックデバイスとの各配線層の接続位置を編集するため、回路デザインAにおけるレイヤA2,A3,A4,A5,A6及び回路デザインBにおけるレイヤB2,B7を表示画面4−1に表示し、一方、回路デザインAにおけるレイヤA1,A7,A6,A3及び回路デザインBにおけるレイヤB1,B3,B6を表示画面4−2に表示するように、表示部4の選択画面において、各回路レイアウトパターンにおけるレイヤの選択処理を行う。
これにより、制御部3は、図5に示すように、ディスプレイヘッダ23−1において、レイヤA2,A3,A4,A5,A6,B2,B7に対応するエントリーを作成して、各々のエントリーフィールドにレイヤの表示情報を書き込む(ステップS13)。
また、同様に、制御部3は、ディスプレイヘッダ23−2において、レイヤA1,A7,A6,A3,B1,B3,B6に対応するエントリーを作成して、各々のエントリーフィールドにレイヤの表示情報を書き込む(ステップS14)。
ここで、表示情報における表示の色,表示のパターン,表示順,表示のイネーブル,表示の座標,表示の回転は、ユーザの入力により設定される。
次に、制御部3は、ディスプレイテーブル22−1を参照し、対応するディスプレイヘッダ23−1の各エントリーに記載されている各レイヤ識別番号により、エディティングバッファヘッダ21−1,21−2を介し、上記各レイヤそれぞれのレイアウトパターンである画像データをエディティングバッファ25−1,25−2から読み出す。
そして、制御部3は、エディティングバッファ25−1,25−2から読み出した各レイヤの画像データを、表示部4の表示画面4−1に対応する表示バッファの領域に書き込む(ステップS15)。
また、同様に、制御部3は、ディスプレイテーブル22−2を参照し、対応するディスプレイヘッダ23−2に基づき、エディティングバッファヘッダ21−1,21−2を介し、エディティングバッファ25−1,25−2から読み出した各レイヤの画像データを表示部4の表示画面4−1に対応する表示バッファの領域に書き込む(ステップS16)。
そして、制御部3は、上記各々の表示バッファに書き込まれた画面1及び画面2の画像データを表示部4へ表示する(ステップS17,S18)。
上述したように、編集対象のデザイン回路Aと、このデザイン回路Aにインクルードされる回路デザインBとは、各同一のレイヤにおけるパターンデータとして区別が無いが、本実施形態のように、レイヤ番号に対して識別子を設けることにより、レイアウトパターンにおいて同一のレイヤであっても、格納されるエディティングバッファが異なるため、レイヤが合成されて混在してしまうことがなく、回路デザインA及びBのいずれの回路レイアウトパターンに属したものかを明確に判定できる。
そして、制御部3は、ユーザの編集終了の命令が入力されると、回路デザインA及びBの各レイヤの編集を終了し、この編集結果をレイアウトデータベース11へ戻す。
このとき、制御部3は、エディティングバッファ23−1に記載されているレイヤ識別番号を読み込み、対応テーブル5を参照して、回路デザインと識別子との関係から、エディティングバッファ25−1に記憶されているレイヤが回路デザインAに対応していると判定し、レイヤ番号から識別子を選択的に除去し、得られたレイヤ番号に基づいて、エディティングバッファ25−1の各レイヤを、回路デザインAのレイアウトデータベース11の各レイヤに対応する領域に上書きする。
同様に、制御部3は、エディティングバッファ23−2に記載されているレイヤ識別番号を読み込み、対応テーブル5を参照して、回路デザインと識別子との関係から、エディティングバッファ25−2に記憶されているレイヤが回路デザインBに対応していると判定し、レイヤ識別番号から識別子を選択的に除去し、得られたレイヤ番号に基づいて、エディティングバッファ25−2の各レイヤを、回路デザインBのレイアウトデータベース11の各レイヤに対応する領域に上書きする。
なお、図1におけるLSIレイアウト部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりLSIのレイアウト処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態によるLSIレイアウト装置の構成例を示すブロック図である。 図1におけるデザインテーブル,エディティングバッファヘッダ及びエディティングバッファの関係を示す概念図である。 回路デザインA及び回路デザインBの各レイヤの元のレイヤ番号と、識別子を付加した新たなレイヤ番号との関係を示す図である。 ディスプレイテーブルとディスプレイヘッダとの関係を示す概念図である。 回路デザインAと回路デザインBとの回路レイアウトパターンにおける各レイヤの表示処理を説明する概念図である。 回路デザインAと回路デザインBとの回路レイアウトパターンにおける各レイヤの表示処理を説明するシーケンス図である。
符号の説明
1…主記憶部
2…補助記憶部
3…制御部
4…表示部
5…対応テーブル
6…LSI設計部
4−1,4−2…表示画面
11…レイアウトデータベース
21,21−1,21−2…エディティングバッファヘッダ
22,22−1,22−2…ディスプレイテーブル
23,23−1,23−2…ディスプレイヘッダ
24,24−1,24−2…デザインテーブル
25,25−1,25−2…エディティングバッファ

Claims (7)

  1. 異なる回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、LSIのレイアウトパターン設計を行う際、該回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータの表示及び編集を行うLSIレイアウト装置であって、
    前記回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータが、回路デザイン毎に記憶されるレイアウトデータベースと、
    表示画面に表示される際、前記レイアウトデータベースから読み込まれる該回路レイアウトパターンを記憶するエディティングバッファと、
    前記回路デザイン毎に設けられ、回路レイアウトパターンが記憶されている前記エディティングバッファのアドレス情報を含むデザイン情報が記憶されたデザインテーブルと、
    前記表示画面に対応し、該表示画面に表示する回路レイアウトパターンを示すディスプレイ情報が記憶されたディスプレイテーブルと、
    前記ディスプレイ情報を参照して、所定の回路レイアウトパターンのレイヤを各エディティングバッファから、前記デザイン情報により読み出し、この各レイヤのパターンデータを前記表示画面に表示する表示部と
    を有し、
    いずれの回路デザインに含まれるかを示す識別情報を、該各レイヤ単位に付与することを特徴とするLSIレイアウト装置。
  2. 前記デザインテーブル毎に対応して設けられ、前記各レイヤを示すレイヤ番号及びエディティングバッファのアドレスを含むレイヤバッファ情報が記憶されたバッファヘッダテーブルと、
    前記ディスプレイテーブルに対応して設けられ、前記レイヤ番号を含む、前記各回路レイアウトパターンを表示画面上に表示するために必要な表示情報が記憶されたディスプレイヘッダテーブルと
    を有し、
    ディスプレイテーブルのディスプレイ情報により、表示画面上に各レイヤを表示する際、前記ディスプレイヘッダテーブルに記憶された前記レイヤ番号に対応するレイヤのパターンデータを、前記バッファヘッダテーブルを介して、前記エディティングテーブルから読み出すことを特徴とする請求項1に記載のLSIレイアウト装置。
  3. 前記ディスプレイテーブルを複数有し、該ディスプレイテーブル毎に対応してディスプレイヘッダテーブルを設けることを特徴とする請求項2記載のLSIレイアウト装置。
  4. 前記識別情報が各レイヤのレイヤ番号に付加される所定の文字または数字で表されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のLSIレイアウト装置。
  5. 異なる回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、LSIのレイアウトパターン設計を行う際、該回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータの表示及び編集を行うLSIレイアウト方法であって、
    前記回路レイアウトパターンを構成するレイヤのパターンデータが回路デザイン毎に対応して、レイアウトデータベースに記憶する記憶過程と、
    表示画面に表示される際、前記レイアウトデータベースから読み込まれる該回路レイアウトパターンをエディティングバッファに記憶するバッファ過程と、
    前記回路デザイン毎に設けられ、回路レイアウトパターンが記憶されている前記エディティングバッファのアドレス情報を含むデザイン情報を、デザインテーブルに記憶するデザインテーブル記憶過程と、
    前記表示画面に対応し、該表示画面に表示する回路レイアウトパターンを示すディスプレイ情報を、ディスプレイテーブルに記憶するディスプレイテーブル記憶過程と、
    前記ディスプレイ情報を参照して、所定の回路レイアウトパターンのレイヤを各エディティングバッファから、前記デザイン情報により読み出し、この各レイヤのパターンデータを前記表示画面に表示する表示過程と
    を有し、
    いずれの回路デザインに含まれるかを示す識別情報を、該各レイヤ単位に付与することを特徴とするLSIレイアウト方法。
  6. 前記デザインテーブル毎に対応して設けられ、前記各レイヤを示すレイヤ番号及びエディティングバッファのアドレスを含むレイヤバッファ情報をバッファヘッダテーブルへ記憶するバッファヘッダテーブル記憶過程と、
    前記ディスプレイテーブルに対応して設けられ、前記レイヤ番号を含む、前記各回路レイアウトパターンを表示画面上に表示するために必要な表示情報を、ディスプレイヘッダテーブルへ記憶するディスプレイヘッダテーブル記憶過程と
    を有し、
    ディスプレイテーブルのディスプレイ情報により、表示画面上に各レイヤを表示する際、前記ディスプレイヘッダテーブルに記憶された前記レイヤ番号に対応するレイヤのパターンデータを、前記バッファヘッダテーブルを介して、前記エディティングテーブルから読み出すことを特徴とする請求項5に記載のLSIレイアウト方法。
  7. 異なる回路デザインに属する回路レイアウトパターンを用い、LSIのレイアウトパターン設計を行う際、該回路レイアウトパターンを構成する各レイヤのパターンデータの表示及び編集を行うLSIレイアウト処理を、コンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記回路レイアウトパターンを構成するレイヤのパターンデータが回路デザイン毎に対応して、レイアウトデータベースに記憶する記憶処理と、
    表示画面に表示される際、前記レイアウトデータベースから読み込まれる該回路レイアウトパターンをエディティングバッファに記憶するバッファ処理と、
    前記回路デザイン毎に設けられ、回路レイアウトパターンが記憶されている前記エディティングバッファのアドレス情報を含むデザイン情報を、デザインテーブルに記憶するデザインテーブル記憶処理と、
    前記表示画面に対応し、該表示画面に表示する回路レイアウトパターンを示すディスプレイ情報を、ディスプレイテーブルに記憶するディスプレイテーブル記憶処理と、
    前記ディスプレイ情報を参照して、所定の回路レイアウトパターンのレイヤを各エディティングバッファから、前記デザイン情報により読み出し、この各レイヤのパターンデータを前記表示画面に表示する表示処理と
    を有し、
    いずれの回路デザインに含まれるかを示す識別情報を、該各レイヤ単位に付与することを特徴とするコンピュータ実行可能なLSIレイアウトプログラム。
JP2004153148A 2004-05-24 2004-05-24 Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム Withdrawn JP2005338916A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153148A JP2005338916A (ja) 2004-05-24 2004-05-24 Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム
PCT/JP2005/009359 WO2005114498A1 (ja) 2004-05-24 2005-05-23 Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153148A JP2005338916A (ja) 2004-05-24 2004-05-24 Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005338916A true JP2005338916A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35428559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004153148A Withdrawn JP2005338916A (ja) 2004-05-24 2004-05-24 Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005338916A (ja)
WO (1) WO2005114498A1 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09101982A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 New Japan Radio Co Ltd 半導体集積回路のcadシステム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005114498A1 (ja) 2005-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8799849B2 (en) System and method for design, procurement and manufacturing collaboration
US8516399B2 (en) Collaborative environment for physical verification of microdevice designs
TW201007548A (en) Communication between a document editor in-space user interface and a document editor out-space user interface
US20040107214A1 (en) Customized document portfolio system integrating IP libraries and technology documents
KR101132080B1 (ko) Cad 장치 및 cad 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
JP2008217651A (ja) 設計支援装置、設計支援方法、およびプログラム
JP2008140303A (ja) Cad装置およびcadプログラム
CN107436591A (zh) 显示控制方法、显示控制装置和记录介质
CN108140059A (zh) 用于基于布局的检查的分析过程参数的可视化
JP4648194B2 (ja) プリント基板設計指示支援方法およびその装置
JP2005338916A (ja) Lsiレイアウト装置及びその方法並びにプログラム
JP2006318057A (ja) Cadモデル情報管理装置
CN107491466A (zh) 客户端设备、信息处理***、以及信息处理方法
JP2008140301A (ja) Cad装置およびcadプログラム
JP5292956B2 (ja) テストデータ生成プログラム
JP6670076B2 (ja) 電子カルテ装置および電子カルテ制御方法
JP2002287964A (ja) 画面入出力仕様設計システムと方法およびプログラム
JPS63153673A (ja) 論理回路構造の自動合成の手順およびデータベース構造
JPH04107783A (ja) 回路図入力方法
JPH06309392A (ja) 新規図面の管理方法
JP2009245215A (ja) Cadシステム、cadプログラム
JPH0778195A (ja) 回路設計cadにおけるデータ更新方式
JPH11259541A (ja) 設計制約を考慮した階層間同時配線方法
JPH0744359A (ja) ケース・ツールにおけるメモドキュメント作成方法及びメモドキュメントの選択方法
JPH09190460A (ja) 設計工程管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807