JP2005338512A - 光ビーム走査方法及び光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査方法及び光ビーム走査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 走査歪みが発生することなく、マイクロミラーの往復回動(光ビームの往復走査)時に連続して光ビームを利用できる光ビーム走査方法及び装置を提供する。
【解決手段】 1つのマイクロミラーに複数のレーザ光を入射させ、それぞれの反射レーザ光が感光体において、その照射位置(A,B)が副走査方向にずれるようにして、記録時の主走査方向の1ラインの走査中に、使用するレーザ光を時分割的に制御する(B1,A1,B2,A2)。隣り合う主走査ライン端間の距離(d1,d2)はほとんど同じとなって、副走査方向での位置ずれは起こらず、主走査1ラインにおける走査開始位置と走査終了位置との副走査方向のずれもほとんど生じない。よって、マイクロミラーの往復回動(レーザ光の往復走査)時に連続してレーザ光を利用できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回動するマイクロミラーにて反射された光ビームを走査する光ビーム走査方法及び装置に関するものである。
レーザスキャナヘッド方式のレーザプリンタにあっては、レーザ光源からの光をコリメータレンズにて平行光とし、ポリゴンミラーを回転させることで平行レーザ光を感光体上で印刷幅に走査している。このようなレーザプリンタにおける印刷速度は、走査用のポリゴンミラーの回転数,ミラー面数によって規定されるが、機械的な制約から高速化には限界がある。
近年、光ビームの走査機構として、ポリゴンミラーに代えて、小型に構成されたミラーであるマイクロミラー(微小揺動ミラー素子)を使用するレーザプリンタの開発が進んでいる。半導体製造プロセス等における技術を応用して種々の機械要素の小型化を実現するMEMS(Micro Electro Mechanical System)技術により、光を反射する機械要素としてミラーの小型化を図ったものがマイクロミラーであり、このマイクロミラーは、静電力にて駆動され、その回動角によって光の反射経路を変更するため、光ビームの走査機構としては好適であり、マイクロミラーを用いて光ビームの走査を行うシステムの開発が行われている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、マイクロミラーを用いた従来の光ビーム走査装置の構成を示す図である。マイクロミラー21の光入射側には、レーザ光を出射するレーザ光源22、レーザ光源22からのレーザ光を平行光にするコリメータレンズ23が配設されている。また、マイクロミラー21の光反射側には、所定方向に回転する感光体24に結像するための主レンズ25,反射板26が配設されている。そして、コリメータレンズ23を介した平行レーザ光がマイクロミラー21に照射され、マイクロミラー21が回動することにより、この照射レーザ光が感光体24表面上でプリント幅に走査される。
特開平11−305159号公報
図9は、従来の光ビーム走査装置におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡との関係を示す図である。レーザ光は正弦曲線に類似した曲線状に往復動作で走査される。このようなレーザ光走査における両端部分(図中破線部分)を除いた中央部分(図中実線部分)が感光体上で走査される。
光ビーム走査装置をレーザプリンタ等の記録装置に利用する場合、その記録処理の高速化を実現するために、走査処理の効率化を図るべく、つまりミラーの往復回動に応じたレーザ光走査の往復動作の両方を利用して画像データを記録することが考えられる。即ち、一方向のレーザ光走査(図6で左から右へのレーザ光走査)と他方向のレーザ光走査(図6で右から左へのレーザ光走査)との両方でそれぞれ主走査方向の一走査ラインずつの画像データを記録することが考えられる。しかしながら、このようにした場合には、副走査方向に隣り合う主走査ライン端間の距離(d1,d2)が交互に大きくずれてしまい(d1>d2)、走査歪みが生じることになる。
よって、一方向のレーザ光走査のみを記録処理に使用していることが現状である。従来では、このようにレーザ光走査の利用効率が悪いという問題がある。このレーザ光走査の利用効率の悪さに対処するために、駆動クロックを速くして記録処理速度を高めることが考えられるが、そのためには高価格のCPUが必要であってコストアップを招くという弊害があり、また、画像データに応じたレーザ光制御も困難となり、高速化には限界があるので、レーザ光走査の利用効率の向上が望まれている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、1ラインの走査時に複数の光ビームを時分割的に使用することにより、走査歪みが発生することなく、マイクロミラーの往復回動(光ビームの往復走査)時に連続して光ビームを利用できる光ビーム走査方法及び光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、複数の光ビームの時分割制御を容易に行える光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
本発明の光ビーム走査方法は、マイクロミラーの回動により光ビームを被走査面で走査する光ビーム走査方法において、前記被走査面で走査位置が異なる複数の光ビームを用い、前記被走査面での一回の走査中に前記複数の光ビームを数回時分割して使用することを特徴とする。
本発明の光ビーム走査装置は、マイクロミラーの回動により光ビームを被走査面で走査する光ビーム走査装置において、前記被走査面で走査位置が異なる複数の光ビームを出射する出射手段と、前記被走査面での一回の走査中に前記出射手段での前記複数の光ビーム夫々の出射を時分割に制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、被走査面(感光体)で走査位置が異なる複数の光ビームを用い、被走査面(感光体)での一走査(主走査方向の1ライン)にあって、これらの複数の光ビームを時分割的に使用する。よって、マイクロミラーの往復回動(光ビームの往復走査)時に連続して光ビームを利用するようにしても、従来のような走査歪みは生じない。この結果、被走査面(感光体)への高速な書込み動作が可能となる。
本発明の光ビーム走査装置は、前記出射手段が、夫々が1つの光ビームを出射する複数の光源を含んでおり、前記制御手段は、前記被走査面での一走査中に前記複数の光源夫々での光ビーム出射を時分割に制御するようにしたことを特徴とする。
本発明にあっては、被走査面(感光体)での一走査(主走査方向の1ライン)にあって、夫々が1つの光ビームを出射する複数の光源からの光ビーム出射を時分割的に制御する。よって、複数の光ビームの時分割制御を容易に行える。
本発明では、被走査面で走査位置が異なる複数の光ビームを、被走査面での一走査中に、時分割的に使用するようにしたので、従来のような走査歪みが生じることなく、マイクロミラーの往復回動(光ビームの往復走査)時に連続して光ビームを利用することが可能となり、コストアップを招くことなく被走査面への高速な書込みを行うことができる。
また、本発明では、夫々が1つの光ビームを出射する複数の光源からの光ビーム出射を時分割に制御するようにしたので、複数の光ビームの時分割制御を容易に行うことができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。まず、本発明の概念について説明する。
本発明では、1つのマイクロミラーに複数の光ビーム(レーザ光)を入射させ、夫々の反射レーザ光が感光体(投影面)において、その照射位置が副走査方向にずれるようにして、記録時の主走査方向の1ラインの走査時に、使用するレーザ光を時分割的に制御して、1つのレーザ光を使用する従来例で発生していた副走査方向での位置ずれ(走査歪み)を補正するようにしている。
図1は、本発明におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡との関係を示す図である。図1に示す例では、2つのレーザ光を用いており、第1のレーザ光の走査軌跡をAで表し、第2のレーザ光の走査軌跡をBで表している。図1に示すように、第2のレーザ光の走査位置(感光体への照射位置)は、第1のレーザ光の走査位置(感光体への照射位置)より少し副走査方向下流側(図1の下側)にずれている。なお、レーザ光走査における両端部分を除いた中央部分(マイクロミラーの回動角が−25°から25°の範囲)が感光体上で走査される領域である。
照射位置が副走査方向にずれている2つのレーザ光を、主走査方向の1ラインの走査時に、以下のように時分割制御して使用する。
一方向(左から右へ)の走査開始(左端)(回動角:−25°)からライン中間位置(中央)(回動角:0°)まで:
第2のレーザ光(下側)を使用(図1の実線B1)
一方向(左から右へ)のライン中間位置(中央)(回動角:0°)から走査終了(右端)(回動角:25°)まで:
第1のレーザ光(上側)を使用(図1の実線A1)
他方向(右から左へ)の走査開始(右端)(回動角:25°)からライン中間位置(中央)(回動角:0°)まで:
第2のレーザ光(下側)を使用(図1の実線B2)
他方向(右から左へ)のライン中間位置(中央)(回動角:0°)から走査終了(左端)(回動角:−25°)まで:
第1のレーザ光(上側)を使用(図1の実線A2)
つまり、本発明では、図1の実線で示したような軌跡が感光体でのレーザ光の走査軌跡となる。このようにした場合、副走査方向に隣り合う主走査ライン端間の距離(d1,d2)は差が少なくなり(d1≒d2)、走査歪みは生じない。また、主走査1ラインにおける走査開始位置と走査終了位置との副走査方向のずれもほとんど生じていない。よって、本発明では、マイクロミラーの往復回動(レーザ光の往復走査)時に連続してレーザ光を利用することができ、感光体への高速な書込み動作を実現できる。
(第1実施の形態)
図2は、本発明の第1実施の形態に係る光ビーム走査装置の構成を示す図である。この第1実施の形態は、2つのレーザ光を利用する例である。マイクロミラー1の光入射側には、レーザ光を出射する2個の第1レーザ光源2a,第2レーザ光源2b、第1,第2レーザ光源2a,2bからのレーザ光を平行光にするコリメータレンズ3が配設されている。また、マイクロミラー1の光反射側には、所定方向に回転する感光体4に結像するための主レンズ5,反射板6が配設されている。そして、コリメータレンズ3を介した2つの平行レーザ光がマイクロミラー1に照射され、マイクロミラー1が回動することにより、この2つの照射レーザ光が感光体4表面上でプリント幅に走査される。
第1実施の形態では、第1レーザ光源2aから出射されたレーザ光の感光体4での照射位置と、第2レーザ光源2bから出射されたレーザ光の感光体4での照射位置とが、副走査方向にずれるように、具体的には後者のレーザ光が前者のレーザ光より少し副走査方向下流側に照射されるように、第1,第2レーザ光源2a,2bは位置決めされている。
また、これらの光学部材以外に、光ビーム走査装置は、第1,第2レーザ光源2a,2b夫々のレーザ光の出射タイミングを制御するレーザ光出射制御部7と、マイクロミラー1の回動を制御する回動制御部8と、レーザ光出射制御部7及び回動制御部8の両制御動作の同期をとる同期回路9とを有している。
図3は、マイクロミラー1の構成の一例を示す斜視図である。マイクロミラー1は、シリコンの異方性エッチングを用いた微細加工技術によって作製されたものであり、シリコン基板1aの上には、ヒンジ台1b,1cが形成され、更にヒンジ台1b,1cの上にヨーク1dを揺動可能に支持するヒンジ1e,1fが延設されている。駆動電極(図示せず)への電圧印加によって、反射面となるヨーク1dをヒンジ1e,1fに支持された状態で回動させることにより、レーザ光の反射経路を変更して、レーザ光を走査する。
そして、第1実施の形態では、第1,第2レーザ光源2a,2b夫々からのレーザ光を、主走査方向の1ラインの走査中に、前述の図1に示すように、時分割制御して使用する。第1レーザ光源2aからのレーザ光が図1の第1のレーザ光(上側)に該当し、第2レーザ光源2bからのレーザ光が図1の第2のレーザ光(下側)に該当する。同期回路9にてマイクロミラー1の回動動作と同期を取りながら、レーザ光出射制御部7にて各第1,第2レーザ光源2a,2bからのレーザ光出射を制御することにより、このような2つのレーザ光の時分割制御がなされる。
図4は、2つのレーザ光を使用した第1実施の形態におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡とのシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果における条件は、走査領域:297mm、感光体幅:210mm(A4サイズ)、紙送り速度:290mm/秒であり、結果として、副走査方向に隣り合う主走査ライン端間の距離が、最大:52.39μm、最小:31.61μm、平均:42μmとなっている。印刷密度を600dpiとした場合、感光体へのレーザ光のスポットサイズは60μm程度であるため、±10μm程度のライン間距離は、記録処理には問題がなく許容範囲と言える。
(第2実施の形態)
図5は、本発明の第2実施の形態に係る光ビーム走査装置の構成を示す図である。この第2実施の形態は、3つのレーザ光を利用する例である。マイクロミラー1の光入射側には、レーザ光を出射する3個の第1レーザ光源2a,第2レーザ光源2b,第3レーザ光源2cが配設されている。なお、他の構成は前述した第1実施の形態と同様であり、同一または同様な部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
第2実施の形態では、第1レーザ光源2aから出射されたレーザ光(第1のレーザ光)の感光体4での照射位置と、第2レーザ光源2bから出射されたレーザ光(第2のレーザ光)の感光体4での照射位置と、第3レーザ光源2cから出射されたレーザ光(第3のレーザ光)の感光体4での照射位置とが、副走査方向にずれるように、具体的には第1のレーザ光,第2のレーザ光,第3のレーザ光がこの順に副走査方向上流側から下流側に少しずつずれて照射されるように、第1,第2,第3レーザ光源2a,2b,2cは位置決めされている。また、レーザ光出射制御部7は、同期回路9にてマイクロミラー1の回動動作と同期を取りながら、第1,第2,第3レーザ光源2a,2b,2c夫々のレーザ光の出射タイミングを制御する。
そして、第2実施の形態では、第1,第2,第3レーザ光源2a,2b,2c夫々からのレーザ光を、主走査方向の1ラインの走査時に、時分割制御して使用する。図6は第2実施の形態におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡との関係を示す図である。図6において、第1のレーザ光の走査軌跡をA、第2のレーザ光の走査軌跡をB、第3のレーザ光の走査軌跡をCで表している。図6に示すように、第1のレーザ光の走査位置(感光体への照射位置)、第2のレーザ光の走査位置(感光体への照射位置)、第3のレーザ光の走査位置(感光体への照射位置)がこの順に副走査方向上流側から下流側に少しずつずれている。なお、図1と同様に、レーザ光走査における中央部分(マイクロミラーの回動角が−25°から25°の範囲)が感光体上で走査される領域である。
照射位置が副走査方向にずれている3つのレーザ光を、主走査方向の1ラインの走査中に、以下のように時分割制御して使用する。
一方向(左から右へ)の走査開始(左端)(回動角:−25°)からライン長の略1/3の位置(回動角:−10°)まで:
第3のレーザ光(最下側)を使用(図6の実線C1)
一方向(左から右へ)のライン長の略1/3の位置(回動角:−10°)から略2/3の位置(回動角:10°)まで:
第2のレーザ光(中央)を使用(図6の実線B1)
一方向(左から右へ)のライン長の略2/3の位置(回動角:10°)から走査終了(右端)(回動角:25°)まで:
第1のレーザ光(最上側)を使用(図6の実線A1)
他方向(右から左へ)の走査開始(右端)(回動角:25°)からライン長の略1/3の位置(回動角:10°)まで:
第3のレーザ光(最下側)を使用(図6の実線C2)
他方向(右から左へ)のライン長の略1/3の位置(回動角:10°)から略2/3の位置(回動角:−10°)まで:
第2のレーザ光(中央)を使用(図6の実線B2)
他方向(右から左へ)のライン長の略2/3の位置(回動角:−10°)から走査終了(左端)(回動角:−25°)まで:
第1のレーザ光(最上側)を使用(図6の実線A2)
第2実施の形態では、このように3つのレーザ光を時分割制御することにより、第1実施の形態と同様に、副走査方向に隣り合う主走査ライン端間の距離(d1,d2)の差が小さくなり(d1≒d2)、走査歪みは生じない。また、主走査1ラインにおける走査開始位置と走査終了位置との副走査方向のずれもほとんど生じていない。よって、第2実施の形態でも、マイクロミラーの往復回動(レーザ光の往復走査)時に連続してレーザ光を利用することができ、感光体への高速な書込み動作を実現できる。
図7は、3つのレーザ光を使用した第2実施の形態におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡とのシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果における条件は、走査領域:297mm、感光体幅:210mm(A4サイズ)、紙送り速度:290mm/秒であり、結果として、副走査方向に隣り合う主走査ライン端間の距離が、最大:48.89μm、最小:35.11μm、平均:42μmとなっている。第1実施の形態に比べて、走査歪みを更に小さくできている。
なお、2つのレーザ光を使用する例と3つのレーザ光を使用する例とについて説明したが、4つ以上のレーザ光を使用して、主走査方向の1ラインの走査中に、それらの複数のレーザ光を時分割制御すれば、同様の効果が得られることは勿論である。使用するレーザ光の数を多くする場合には、走査歪みのより一層の低減を図れる。
また、各別にレーザ光を出射する別体の複数のレーザ光源を設けるようにしたが、複数のレーザ素子を一体化させた構成のアレイ型レーザ光源を使用するようにしても良い。更に、1つの光源から出射されるレーザ光を、ビームスプリッタ等の光分離部材によって複数のレーザ光に分離し、分離した複数のレーザ光を用いるようにしても良い。
本発明(第1実施の形態)におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡との関係を示す図である。 第1実施の形態に係る光ビーム走査装置の構成を示す図である。 マイクロミラーの構成の一例を示す斜視図である。 第1実施の形態におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡とのシミュレーション結果を示す図である。 第2実施の形態に係る光ビーム走査装置の構成を示す図である。 第2実施の形態におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡との関係を示す図である。 第2実施の形態におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡とのシミュレーション結果を示す図である。 従来の光ビーム走査装置の構成を示す図である。 従来の光ビーム走査装置におけるマイクロミラーの回動角とレーザ光の走査軌跡との関係を示す図である。
符号の説明
1 マイクロミラー
2a 第1レーザ光源
2b 第2レーザ光源
2c 第3レーザ光源
4 感光体
7 レーザ光出射制御部
8 回動制御部
9 同期回路

Claims (3)

  1. マイクロミラーの回動により光ビームを被走査面で走査する光ビーム走査方法において、前記被走査面で走査位置が異なる複数の光ビームを用い、前記被走査面での一回の走査中に前記複数の光ビームを数回時分割して使用することを特徴とする光ビーム走査方法。
  2. マイクロミラーの回動により光ビームを被走査面で走査する光ビーム走査装置において、前記被走査面で走査位置が異なる複数の光ビームを出射する出射手段と、前記被走査面での一回の走査中に前記出射手段での前記複数の光ビーム夫々の出射を時分割に制御する制御手段とを備えることを特徴とする光ビーム走査装置。
  3. 前記出射手段は、夫々が1つの光ビームを出射する複数の光源を含んでおり、前記制御手段は、前記被走査面での一走査中に前記複数の光源夫々での光ビーム出射を時分割に制御するようにしたことを特徴とする請求項2記載の光ビーム走査装置。
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