JP2005333897A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】 グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップのずれを抑えることができる釣竿を提供する。
【解決手段】 釣竿は、竿体2とグリップ3とを備える。竿体2の外周面には、凸部5が設けられる。グリップ3は、竿体2が挿入される中空筒状の形状を有し、凸部5と嵌合する凹部41を内周面に有し、竿体2の外周面に着脱自在に装着される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、竿体に着脱自在に装着されるグリップを備える釣竿に関する。
釣竿には、竿体と、竿体の竿元側に配置されリールを装着するためのリールシートと、竿体の周面に軸方向に間隔を隔てて配置される釣糸ガイド等とを有するものがある。釣りを行う際には、釣人は、リールシートにリールを装着した上で、リール脚を指に挟み込みながら一方の手でリールシート付近を把持し、他方の手でリール操作を行いまたは竿体の竿元側端部を把持して釣りを行う。このような場合、滑り止め効果やグリップ感の向上等のために、これらの部分にウレタンゴム等からなるグリップが装着されることがある(特許文献1参照)。このグリップは、釣人の嗜好に合わせて装着されるものであるため、任意に脱着可能である必要がある。このため、このグリップは、竿体の竿元側端部に嵌め込みによって装着され、脱着自在とされる。
特開2004−81067号公報
しかし、上記のように竿体に嵌め込まれて装着されるグリップの場合、グリップがずれる恐れがある。すなわち、上記のようなグリップでは、グリップを着脱自在とするためにグリップが竿体に接着されておらず、グリップの内周面と竿体の外周面との間の摩擦による固定力のみによって固定される。このため、グリップに外力が加わるとグリップが竿体からずれる恐れがある。
本発明の課題は、グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップの竿体からのずれを抑えることができる釣竿を提供することにある。
第1発明にかかる釣竿は、竿体とグリップとを備える。竿体の外周面には、被嵌合部が設けられる。グリップは、竿体が挿入される中空筒状の形状を有し、被嵌合部と嵌合する第1嵌合部を内周面に有し、竿体の外周面に着脱自在に装着される。
この釣竿では、竿体がグリップに挿入されることによって、竿体の被嵌合部とグリップの第1嵌合部とが嵌合する。このため、竿体に嵌め込まれたグリップの動きが、被嵌合部と第1嵌合部との嵌合によって規制される。これにより、この釣竿では、グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップの竿体からのずれを抑えることができる
第2発明にかかる釣竿は、第1発明の釣竿であって、第1嵌合部は、グリップの内周面から径外方向に凹んだ凹状の形状を有する。また、被嵌合部は、竿体の外周面から径外方向に起立する凸状の形状を有する。
この釣竿では、第1嵌合部が凹状の形状を有し、被嵌合部が凸状の形状を有する。このため、第1嵌合部と被嵌合部とは、グリップの移動を規制するように嵌合することができる。
第3発明にかかる釣竿は、第1発明または第2発明の釣竿であって、第1嵌合部は、軸方向に伸びる形状を有する。
この釣竿では、グリップに竿体が挿入されることによって、軸方向に伸びる第1嵌合部と被嵌合部とが嵌合する。このため、竿体に嵌め込まれたグリップの周方向への動きが、第1嵌合部と被嵌合部との嵌合によって規制される。これにより、この釣竿では、グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップの周方向へのずれを抑えることができる。
第4発明にかかる釣竿は、第3発明の釣竿であって、被嵌合部は、軸方向に伸びる形状を有する。
この釣竿では、互いに軸方向に伸びる竿体の被嵌合部とグリップの内周面の第1嵌合部とが嵌合することによって、グリップと竿体とが固定される。このため、この釣竿では、グリップの周方向へのずれをより抑えることができる。
第5発明にかかる釣竿は、第4発明の釣竿であって、被嵌合部は、径外方向に拡径するフランジ形状を有する。
この釣竿では、被嵌合部は径外方向に拡径するフランジ形状を有する。このため、被嵌合部と第1嵌合部との接触面積が増大し、被嵌合部と第1嵌合部との嵌合をより堅固にすることができる。これにより、この釣竿では、グリップと竿体とをより堅固に固定することができる。
第6発明にかかる釣竿は、第4発明または第5発明の釣竿であって、グリップは、第2嵌合部をさらに有する。第2嵌合部は、第1嵌合部から径内方向に突出し、被嵌合部の軸方向端部に嵌合する。
この釣竿では、竿体がグリップに挿入されることによって、被嵌合部に第1嵌合部と第2嵌合部とが嵌合する。これにより、竿体に嵌め込まれたグリップの周方向の動きが被嵌合部と第1嵌合部との嵌合によって規制され、グリップの軸方向の動きが被嵌合部と第2嵌合部との嵌合によって規制される。これにより、この釣竿では、グリップの周方向へのずれと軸方向へのずれとを抑えることができる。
第7発明にかかる釣竿は、第1発明の釣竿であって、第1嵌合部は、グリップの内周面から径内方向に突出する凸状の形状を有する。また、被嵌合部は、竿体の外周面から径内方向に凹んだ凹状の形状を有する。
この釣竿では、第1嵌合部が凸状の形状を有し、被嵌合部が凹状の形状を有する。このため、第1嵌合部と被嵌合部とは、グリップの移動を規制するように嵌合することができる。
第8発明にかかる釣竿は、第1発明から第7発明の釣竿であって、グリップは弾性体から形成される。
この釣竿では、グリップの装着時にグリップを弾性変形させて竿体を挿入することができる。また、グリップの取り外し時にグリップを弾性変形させて竿体を抜き出すことができる。このため、グリップに第1嵌合部が設けられていても、グリップの脱着を容易に行うことができる。
第9発明にかかる釣竿は、第8発明の釣竿であって、第1嵌合部が被嵌合部から受ける内圧は、グリップの内周面が竿体の外周面から受ける内圧よりも大きい。
従来、竿体に嵌め込まれて脱着自在に装着されるグリップでは、グリップの内周面全体と、グリップの内周面に当接する竿体の外周面全体との嵌合によって、グリップと竿体とが固定される。このため、グリップと竿体とを堅固に固定するためには、グリップの内周面の径寸法を竿体の外周面の径寸法に対して小さく設計して、グリップの内周面が竿体の外周面から受ける内圧を大きくする必要となる。しかし、この場合、グリップと竿体との固定は堅固になるが、グリップと竿体との摩擦力の増大によってグリップの脱着が困難になってしまう。
この釣竿では、第1嵌合部が被嵌合部から受ける内圧は、グリップの内周面が竿体の外周面から受ける内圧よりも大きいため、グリップと竿体との固定は、主に第1嵌合部と被嵌合部との嵌合によって行うことができる。従って、グリップと竿体とを堅固に固定することができると共に、グリップの内周面と竿体の外周面との摩擦力を低減させることができる。これにより、このグリップでは、小さな力でグリップの脱着を行うことができる。
第10発明にかかる釣竿は、第8発明または第9発明の釣竿であって、軸に垂直な断面視において、第1嵌合部は被嵌合部よりも小さく形成され、グリップの内周面は竿体よりも小さく又は竿体と同寸法に形成される。また、第1嵌合部と被嵌合部との寸法差は、グリップ部材の内周面と竿体との寸法差よりも大きい。
この釣竿では、第1嵌合部と被嵌合部との寸法差は、グリップの内周面と竿体との寸法差よりも大きい。このため、竿体および被嵌合部がグリップに圧入されると、第1嵌合部と被嵌合部との間には、グリップの内周面が竿体の外周面から受ける内圧よりも大きい内圧が生じる。このため、グリップと竿体との軸方向の固定は、主に第1嵌合部と被嵌合部との嵌合によって行うことができ、より小さな力でグリップの脱着を行うことができる。
第1発明にかかる釣竿では、竿体に嵌め込まれたグリップの動きが被嵌合部と第1嵌合部との嵌合によって規制されるため、グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップの竿体からのずれを抑えることができる
第2発明にかかる釣竿では、第1嵌合部が凹状の形状を有し被嵌合部が凸状の形状を有するため、第1嵌合部と被嵌合部とはグリップの移動を規制するように嵌合することができる。
第3発明にかかる釣竿では、竿体に嵌め込まれたグリップの周方向への動きが第1嵌合部と被嵌合部との嵌合によって規制されるため、グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップの周方向へのずれを抑えることができる。
第4発明にかかる釣竿では、互いに軸方向に伸びる竿体の被嵌合部とグリップの内周面の第1嵌合部とが嵌合することによってグリップと竿体とが固定されるため、グリップの周方向へのずれをより抑えることができる。
第5発明にかかる釣竿では、被嵌合部は径外方向に拡径するフランジ形状を有するため、グリップと竿体とをより堅固に固定することができる。
第6発明にかかる釣竿では、竿体に嵌め込まれたグリップの周方向の動きが被嵌合部と第1嵌合部との嵌合によって規制され、グリップの軸方向の動きが被嵌合部と第2嵌合部との嵌合によって規制される。これにより、この釣竿では、グリップの周方向へのずれと軸方向へのずれとを抑えることができる。
第7発明にかかる釣竿では、第1嵌合部が凸状の形状を有し被嵌合部が凹状の形状を有するため、第1嵌合部と被嵌合部とはグリップの移動を規制するように嵌合することができる。
第8発明にかかる釣竿では、グリップに第1嵌合部が設けられても、グリップを弾性変形させることによって、グリップの脱着を容易に行うことができる。
第9発明にかかる釣竿では、グリップと竿体とを堅固に固定することができると共に、グリップの内周面と竿体の外周面との摩擦力を低減させることができる。これにより、このグリップでは、小さな力でグリップの脱着を行うことができる。
第10発明にかかる釣竿では、グリップと竿体との固定は、主に第1嵌合部と被嵌合部との嵌合によって行うことができ、より小さな力でグリップの脱着を行うことができる。
<第1実施形態>
[構成]
本発明の第1実施形態にかかる釣竿1を図1に示す。
この釣竿1は、竿体2と、竿体2の外周面に着脱自在に装着されるグリップ3とを備えている。なお、図1(a)では、釣竿1の竿元側即端部の近傍のみを図示しており他は省略している。また、図1(b)は、図1(a)におけるA−A断面図である。
グリップ3は、釣竿1を使用する釣人が把持する部分であるグリップ部材4と、グリップ部材4を竿体2に固定するための凸部5とを有している。
グリップ部材4は、図2に示すように、中空円筒状の形状を有しており、ウレタンゴム等の弾性体から一体的に形成されている。なお、図2(a)は、グリップ部材の側面図であり、図2(b)は、図2(a)におけるB−B断面図である。グリップ部材4は、略円柱型の外形を有すると共に、軸方向に貫通するように略円柱型に貫通孔40が形成されている。この貫通孔40の内面すなわちグリップ部材4の内周面の一部には、軸方向に伸びる凹部41が設けられている。凹部41は、グリップ部材4の内周面から径外方向へと穿設されている。凹部41は、内径方向には貫通孔40と連通しているが、径外方向には閉塞されている。また、凹部41は、貫通孔40と同様に、軸方向にグリップ部材4の一方の端部から他方の端部に亘ってグリップ部材4を貫通して設けられている。さらに、凹部41は、後述する凸部5のフランジ形状に沿った形状となっている。グリップ部材4は、竿体2との嵌め込みによって竿体2に固定される。
凸部5は、図3に示すように、竿体2の竿元側端部の近傍の外周面に固定される。なお、図3(a)は、凸部5が設けられた竿体2の側面図であり、図3(b)は。図3(a)におけるC−C断面図である。凸部5は、凹部41(図2参照)と嵌合してグリップ部材4を竿体2に固定するための部分であり、竿体2の外周面から径外方向に起立し軸方向に伸びる凸状の形状を有する。凸部5は、径外方向に拡径するフランジ形状を有しており、凹部41に嵌合する。凸部5は、竿体2の外周面に固定された状態で、竿体2の外周面から径外方向へと突出した状態となる。凸部5は、軸方向に細長く伸びた形状を有しており、前述したグリップ部材4の軸方向の長さよりも僅かに短くなっている。なお、凸部5は、竿体2と一体に形成されてもよく、また、釣竿1と別体に形成されて釣竿1に固定されてもよい。
グリップ部材4は、貫通孔40に竿体2の竿元側端部が挿入され、凸部5と凹部41とが嵌合した状態で、竿体2に装着される(図1参照)。グリップ部材4は、主としてグリップ部材4と、竿体2および凸部5との摩擦によって固定されている。すなわち、グリップ部材4は、接着剤などによらない嵌め込み式によって竿体2に固定されており、グリップ部材4は竿体2へ着脱自在に装着される。ここで、グリップ部材4と竿体2とを固定する力は、主にグリップ部材4の凹部41と、凸部5との嵌合によって設定される。すなわち、凹部41が凸部5から受ける内圧は、グリップ部材4の内周面が竿体2の外周面から受ける内圧よりも大きくなっている。そして、このようにするためには、例えば、凹部41の形状を凸部5よりも僅かに小さい形状として、凸部5を凹部41に圧入することによって内圧を発生させる。また、グリップ部材4の貫通孔40の形状も竿体2より僅かに小さい形状とするが、凹部41と凸部5との寸法差がグリップ部材4の内周面と竿体2との寸法差よりも大きくなるように、貫通孔40の形状を設計するとよい。或いは、凹部41は上記のように内圧を受けるようにすると共に、グリップ部材4の貫通孔40と竿体2とを略同じ寸法として、グリップ部材4の内周面が内圧を殆ど受けないように設計されてもよい。
[効果]
(1)
この釣竿1では、グリップ部材4に竿体2が挿入されることによって、凹部41と凸部5とが嵌合する。凹部41と凸部5とは、軸方向に伸びる形状であるため、竿体2に嵌め込まれたグリップ部材4の周方向への動きは、凹部41と凸部5との嵌合によって規制される。これにより、この釣竿1では、グリップ部材4を任意に竿体2に着脱可能であると共に、グリップ部材4の周方向へのずれを抑えて周方向の固定を強化することができる。
(2)
この釣竿1では、凹部41が凸部5から受ける内圧は、グリップ部材4の内周面が竿体2の外周面から受ける内圧よりも大きいため、グリップ部材4と竿体2との固定は、主に凹部41と凸部5との嵌合によって行われる。従って、凹部41が凸部5から受ける内圧を大きくして、グリップ部材4の内周面が竿体2の外周面から受ける内圧を小さくすることによって、グリップ部材4と竿体2とを堅固に固定すると共に、グリップ部材4の内周面と竿体2の外周面との間の摩擦力を小さくすることができる。これにより、この釣竿1では、比較的小さな力でグリップ部材4の脱着を行うことができ、グリップ部材4の着脱性を向上させることができる。
<第2実施形態>
[構成]
本発明の第2実施形態にかかる釣竿が備えるグリップ部材6を図4に示す。図4(a)はグリップ部材6の側面断面図であり、図4(b)は図4(a)におけるD−D断面図である。
グリップ部材6には、凹部61の軸方向の端部に突起部62,63が設けられている。突起部62,63は、凹部61から径内方向へ突出しており、竿体2(図1参照)がグリップ部材6に挿入された状態で凸部5(図1参照)の軸方向の端部に嵌合する。突起部62,63は、グリップ部材6の竿先側の端部に設けられる第1突起部62と、グリップ部材6の竿元側の端部に設けられる第1突起部63とを有する。第1突起部62は、凸部5の竿先側端部に嵌合する。第1突起部63は、凸部5の竿元側端部に嵌合する。
他の構成については、第1実施形態にかかる釣竿1と同様である。
[効果]
この釣竿では、突起部62,63が凸部5の軸方向の端部に嵌合する。このため、竿体2に嵌め込まれたグリップ部材6の軸方向の動きが、突起部62,63と凸部5との嵌合によって規制される。これにより、この釣竿では、グリップ部材6の周方向のずれと軸方向のずれとが防止される。
なお、グリップ部材6を竿体2に装着するときには、グリップ部材6を竿体2に押し込むことによってグリップ部材6を弾性変形させて装着することができる。このため、突起部62,63がグリップ部材6の装着の障害とならず、容易にグリップ部材6を竿体2に装着することができる。
<他の実施形態>
(1)
上記の実施形態では、凹部41および凸部5は軸方向に伸びる形状であるが、図5に示すグリップ部材7と凸部8のように、軸方向にグリップ部材の一端から他端に渡って貫通するのではなく、その間に設けられる凹部71が設けられてもよい。凹部71は、グリップ部材7が竿体2に装着された状態で、軸方向、周方向および径外方向において凸部8と嵌合する。グリップ部材7は複数の凹部71(本実施形態では2つの凹部71)を有しており、複数の凹部71は軸方向に距離を隔てて並んでいる。凸部8は、竿体2の外周面から径外方向に起立する四角柱形状を有している。竿体2には複数の凸部8が設けられており、複数の凸部8は軸方向に距離を隔てて並んでいる。なお、図5(a)は釣竿の側面断面図であるが、理解の容易のため、グリップ部材7のみ断面として示している。また、図5(b)は図5(a)におけるE−E断面図である。
このような凹部71および凸部8によってもグリップ部材7の周方向および軸方向の動きが規制され、グリップ部材7の周方向および軸方向のずれを防止することができる。
なお、凹部71および凸部8は直線的な形状に限らず、図6に示すグリップ部材10の凹部72および凸部9のように曲線的な形状であってもよい。この凸部9は径外方向の端部が円弧状に湾曲する曲面によって構成されており、凹部72も凸部9に嵌合するように円弧状に湾曲した曲面を有している。このような凹部72および凸部9によってもグリップ部材10の周方向および軸方向の動きが規制され、グリップ部材10の周方向および軸方向のずれを防止することができる。なお、図6(a)は、釣竿の側面断面図であるが、理解の容易のため、グリップ部材10のみ断面として示している。また、図6(b)は図6(a)におけるF−F断面図である。
(2)
上記の実施形態では、グリップ部材4の内周面に凹部41が設けられ、竿体2の外周面に凸部5が設けられているが、逆にグリップ部材4の内周面に凸部が設けられ、竿体2の外周面に凹部が設けられてもよい。この場合も上記と同様に、凹部と凸部との嵌合によってグリップ部材4のずれを防止することができる。
(3)
上記の実施形態では、グリップ部材4の外形は円柱型の形状となっているが、円柱型に限らず、三角柱などの多角柱型あるいは楕円柱型などであってもよい。
(4)
グリップ部材4は、釣竿1の中でもっとも竿元側に位置する元竿の竿元側端部付近に装着されるのが一般的であるが、竿元側端部に限らず他の位置に装着されてもよい。
本発明は、グリップを竿体に任意に着脱可能であると共にグリップの竿体からのずれを抑えることができる効果を有し、釣竿として有用である。
(a)釣竿の側面図。(b)釣竿の軸断面図。 (a)グリップ部材の側面図。(b)グリップ部材の軸断面図。 (a)竿体および凸部の側面図。(b)竿体および凸部の軸断面図。 (a)第2実施形態にかかるグリップ部材の側面断面図。(b)グリップ部材の軸断面図。 (a)他の実施形態にかかる釣竿の側面断面図。(b)釣竿の軸断面図。 (a)他の実施形態にかかる釣竿の側面断面図。(b)釣竿の軸断面図。
符号の説明
1 釣竿
2 竿体
3 グリップ
5,8,9 凸部(被嵌合部)
41,61,71,72 凹部(第1嵌合部)
62,63 突起部(第2嵌合部)

Claims (10)

  1. 外周面に被嵌合部が設けられた竿体と、
    前記竿体が挿入される中空筒状の形状を有し、前記被嵌合部と嵌合する第1嵌合部を内周面に有し、前記竿体の外周面に着脱自在に装着されるグリップと、
    を備える釣竿。
  2. 前記第1嵌合部は、前記グリップの前記内周面から径外方向に凹んだ凹状の形状を有し、
    前記被嵌合部は、前記竿体の前記外周面から径外方向に起立する凸状の形状を有する。
    請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記第1嵌合部は、軸方向に伸びる形状を有する、
    請求項1または2に記載の釣竿。
  4. 前記被嵌合部は、軸方向に伸びる形状を有する、
    請求項3に記載の釣竿。
  5. 前記被嵌合部は、径外方向に拡径するフランジ形状を有する、
    請求項4に記載の釣竿。
  6. 前記グリップは、前記第1嵌合部から径内方向に突出し前記被嵌合部の軸方向端部に嵌合する第2嵌合部をさらに有する、
    請求項4または5に記載の釣竿。
  7. 前記第1嵌合部は、前記グリップの前記内周面から径内方向に突出する凸状の形状を有し、
    前記被嵌合部は、前記竿体の前記外周面から径内方向に凹んだ凹状の形状を有する、
    請求項1に記載の釣竿。
  8. 前記グリップは弾性体から形成される、
    請求項1から7のいずれかに記載の釣竿。
  9. 前記第1嵌合部が前記被嵌合部から受ける内圧は、前記グリップの前記内周面が前記竿体の前記外周面から受ける内圧よりも大きい、
    請求項8に記載の釣竿。
  10. 軸に垂直な断面視において、前記第1嵌合部は前記被嵌合部よりも小さく形成され、前記グリップの前記内周面は前記竿体よりも小さく又は前記竿体と同寸法に形成され、
    前記第1嵌合部と前記被嵌合部との寸法差は、前記グリップの前記内周面と前記竿体との寸法差よりも大きい、
    請求項8または9に記載の釣竿。
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