JP2005331503A - 多項目同時測定用バイオセンサおよび該多項目同時測定用バイオセンサの使用方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る多項目同時測定用バイオセンサは、基板と、スペーサー層を介して基板と結合するカバーとを有し、前記基板上に、1つの電極系および1つの試薬層を含む1つの反応検出部と、前記試薬層を含む1つの試料搬送路とを有するバイオセンサ単位を少なくとも1つ含むバイオセンサ単位含有基板を、複数個含み、前記各バイオセンサ単位は、1つの試料搬送路上に1つの試薬層を含み、前記各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線が前記基板または前記カバー表面上に設けられ、前記切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記試料搬送路に試料液を導入する試料導入口が、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に試料搬送路の切断口として開口するように、切断線と試料搬送路とが配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
<多項目同時測定用バイオセンサ>
〔1〕 本発明に係る多項目同時測定用バイオセンサは、
基板と、スペーサー層を介して基板と結合するカバーとを有し、
前記基板上に1つの電極系および1つの試薬層を含む1つの反応検出部と前記試薬層を含む1つの試料搬送路とを有するバイオセンサ単位を少なくとも1つ含むバイオセンサ単位含有基板を、複数個含む多項目同時測定用バイオセンサであって、
前記各バイオセンサ単位は、1つの試料搬送路上に1つの試薬層を含み、
前記各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線が前記基板または前記カバー表面上に設けられ、
前記切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記試料搬送路に試料液を導入する試料導入口が、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に試料搬送路の切断口として開口するように、切断線と試料搬送路とが配置されていることを特徴としている。
それぞれのバイオセンサ単位含有基板は、少なくとも1つのバイオセンサ単位を含んでいる。
ここで、切れ目とは、バイオセンサを形成する基板およびカバーを内側に達しない範囲の深さで外側から切れ目を入れた場合をいう。従って、その切れ目によって基板およびカバーが、切断前に貫通していることはない。
切断方法に特に限定はなく、切断線に沿って、折る、千切る、または引き千切ることにより、切断することができる。
基板
前記基板は、電気絶縁性であれば特に限定はないが、このような基板としては、たとえば、プラスチック、生分解性材料、紙、ガラスのいずれかを好ましく用いることができる。
生分解性材料としては、好ましくはポリ乳酸が挙げられる。
また、前記基板は、紫外線非透過物質からなっていてもよい。
前記カバーは、前記基板と同様の材料を用いることができる。また、カバーの厚さは特に限定されないが、たとえば好ましくは10〜1000μm、さらに100〜500μm程度の範囲にあればよい。
スペーサー層は、基板とカバーとを接着させるとともに、試料搬送路を規定する。
スペーサーの厚さは特に限定されないが、たとえば好ましくは5〜500μm、更に好ましくは10〜100μm程度の範囲にあればよい。
前記電極系は、+電極と−電極とが対向する、1組の電極およびそのリード線である。
このような電極系は、+と−とからなる2本の電極から構成されていてもよいし、2本以上であってもよい。
前記電極は、カーボン、銀、銀/塩化銀、白金、金、ニッケル、銅、パラジウム、チタン、イリジウム、鉛、酸化錫、白金黒のいずれかから構成することができる。また、カーボンはカーボンナノチューブ、カーボンマイクロコイル、カーボンナノホーン、フラーレン、デンドリマーもしくはそれらの誘導体も用いることができる。
こうした電極はスクリーン印刷法、蒸着法、スパッタリング法、箔貼り付け法、メッキ法のいずれかにより基板あるいはカバーに形成することができる。
本発明に係る多項目同時測定用バイオセンサでは、試料導入口から試料搬送路を通して、たとえば毛細管現象により送り込まれる試料液が、反応検出部となる電極系上の試薬層と接触することにより、試薬と試料とが反応する。この反応は電極における電気的な変化としてモニタされる。このような試薬層は、試料搬送路が通過する電極系上に1個存在することができる。
試薬層は、+電極上および−電極上のいずれか一方、または両方の表面上に存在することが好ましい。
これらは1種単独でまたは複数を組み合わせて用いることができる。
本発明で、多項目同時測定用バイオセンサを切断後、各バイオセンサ単位含有基板中には、少なくとも1つのバイオセンサ単位が含まれる。異なる試薬層を多数採用する場合、バイオセンサ単位含有基板に複数のバイオセンサ単位を含むことができる。
たとえば、本発明の他の好ましい態様として、多項目同時測定用バイオセンサは、
前記試料搬送路が密閉されており、
前記各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線(第1の切断線)、および、基板およびカバーの一部を切断することにより空気排出口を露出するための、前記第1の切断線と異なる第2の切断線が前記基板と前記カバー表面上に設けられ、
前記第1の切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記試料導入口が前記第1の切断面上に切断口として開口し、
前記第2の切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記空気排出口が前記第2の切断面上に切断口として開口するように、
前記第1および第2の切断線と試料搬送路とが配置されている。
〔4〕ここで、前記基板又はカバー表面に、前記第1の切断線に沿った基板およびカバーの折り曲げに連動して、前記第2の切断線に沿って基板およびカバーを折り曲げるように備えられた補助具を有していてもよい。
本発明の多項目同時測定用バイオセンサから電気化学的な信号を捉えるには、専用のコネクターが必要となる。
該コネクターは、試料導入口の開口のためにバイオセンサ単位含有基板を折り曲げた状態の形状を固定する、センサの形状固定部(フォルダー)、および
バイオセンサ上の電気的な信号を前記バイオセンサの電極における電気的な信号を捉える、電気接続部および配線を有する、バイオセンサ用コネクターであることが望ましい。
前記脱酸素剤としては、たとえば、鉄等の金属及びハロゲン化金属からなる粉末状のものや、ハイドロサルファイト、活性化マグネシウム(たとえば、特開2001−37457号公報)、アスコルビン酸(たとえば、特開平05−7772号公報)、カテコール系化合物(たとえば、特開平09−75724号公報)、多価アルコール類(たとえば、特開2003−144113号公報)などの有機系化合物等が挙げられる。これらの脱酸素剤は、たとえば、公知の担体に担持されていてもよい(たとえば、特開2001−37457号公報)。脱酸素剤の市販のものとしては、たとえば「エージレス」(商標、三菱瓦斯化学社製)、「バイタロン」(商標、東亜合成化学社製)等が挙げられる。
湿度表示剤としては本発明の包装体に使用が可能であれば特に限定はされない。
酸素検知剤の市販のものとしては、たとえば、「エージレスアイ」(商標、三菱瓦斯化学社製)、「バイタロン-酸素検知材」(商標、東亜合成化学社製)等が挙げられる。
このようにすることにより、切断後、使用直前に、湿度表示剤および/または酸素検知剤の示す内部の状態を、切断面あるいは切断面の近傍の内部で確認できる。
紫外線吸収剤としては特に限定されないが、たとえば、アルミニウムなどの金属、塩化銀などのハロゲン化金属、蛍光剤、ベンゾトリアゾール系等の有機化合物などが挙げられる。
紫外線非透過物質としては特に限定されないが、たとえば、アルミニウムなどの金属または塩化銀などのハロゲン化金属などの蒸着膜及び、ベンゾトリアゾール系等の有機化合物系フィルムなどが挙げられる。
光としては、紫外線および/または可視光線が挙げられる。紫外線および/または可視光線の入射によって、多項目同時測定用バイオセンサ表面で光触媒作用が起こり、それにより、滅菌やタンパク質でできたキャプシドやエンベロープをもつウィルスの分解、表面に付着した汚れの分解などの自浄作用を得ることができ、常に衛生的な状態で保存が可能である。このため、この形態のバイオセンサであれば、たとえば医療の現場などで直接生体試料と接触させる必要がある場合や食品などを扱う現場での使用に特に有効である。
前記露出する試料導入口の近傍、または試料導入口と空気排出口の近傍に存在するスペーサー層に、蛍光剤または発光剤が含まれていてもよい。特に試料導入口の近傍付近に蛍光剤又は発光剤が含まれていることが好ましい。
ここで、発光剤としては、空気中の酸素との接触によって発光反応が開始する公知のものが使用できる。
前記アレイを形成しているバイオセンサは、該切断線に沿って切断したときに、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の断面上に、少なくとも1つの試料導入口が開口し、試料導入口と連通する1つの試料搬送路の先には1つの電極系と1つの試薬層を含む反応検出部が存在することとなる。
このうち、1つの試料導入口から1つの試料搬送路に連通することが好ましい。この場合、試薬層における試料液の混合をより確実に防止できる。
たとえば、具体的には、予め切断線を外側面に形成させた前記基板の内側にスクリーン印刷などにより電極パターンを形成する。一方、同様に、必要に応じ予め切断線を外側面に形成させた前記カバーにもその内側にスクリーン印刷などによりスペーサーとしての粘着剤層のパターンを形成する。
本発明に係る多項目同時測定用バイオセンサの使用方法は、前記多項目同時測定用バイオセンサを用いる、以下の工程を含む方法である。
(1)各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線に沿って基板またはカバーを切断して、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に、試料搬送路の切断口(試料導入口)を開口させる工程、および
(2)開口した試料導入口を、測定対象を含有する溶液に接触させる工程、および
(3)測定対象を含有する溶液を試料搬送路へ導入する工程。
(1)バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線に沿って基板およびカバーを折り曲げて、基板またはカバーを切断し、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に、試料搬送路の切断口(試料導入口)を開口させる工程、
(2)試料導入口の開口状態を維持するため、折り曲げたバイオセンサ単位含有基板の形状を固定する工程、
(3)開口した試料導入口を、測定対象を含有する溶液に接触させる工程、および
(4)測定対象を含有する溶液を試料搬送路へ導入する工程。
(1)各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線に沿って基板またはカバーを切断して、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に、試料搬送路の切断口(試料導入口)を開口させる工程、
(2)開口した試料導入口を、測定対象を含有する溶液に接触させる工程、
(3)測定対象を含有する溶液を試料搬送路へ導入する工程、および
(4)測定対象をそれぞれのバイオセンサで測定する工程。
(1)バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線に沿って基板およびカバーを折り曲げて、基板またはカバーを切断し、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に、試料搬送路の切断口(試料導入口)を開口させる工程、
(2)試料導入口の開口状態を維持するため、折り曲げたバイオセンサ単位含有基板の形状を固定する工程、
(3)開口した試料導入口を、測定対象を含有する溶液に接触させる工程、
(4)測定対象を含有する溶液を試料搬送路へ導入する工程、および
(5)測定対象をそれぞれのバイオセンサで測定する工程。
本発明に係るバイオセンサ装置は、前記多項目同時測定用バイオセンサと、
前記バイオセンサの電極における電気的な値を計測する計測部と、
前記計測部における計測値を表示する表示部と、
前記計測値を保存するメモリ部とを備えたことを特徴としている。
前記多項目同時測定用バイオセンサと、
前記バイオセンサの電極における電気的な信号を捉えるコネクター部と、
前記コネクター部を介して電気的な値を計測する計測部と、
前記計測部における計測値を表示する表示部と、
前記計測値を保存するメモリ部とを備えたバイオセンサ装置。
前記ポテンシャルステップクロノアンペロメトリー法とは、外部から一定の電位を電極に印加し、電解によって流れる電流変化を測定する方法をいう。
前記クーロメトリー法とは、目的物質を完全電解するまでに流れた電気量を測定し、ファラデーの法則に基づいて、その物質量あるいは反応電子数を決定する方法をいう。
前記サイクリックボルタンメトリー法とは、電極電位をある範囲で一定の速度で正負に走査したときの電流-電圧曲線を求める方法で、電位走査法とも呼ばれる。
<用途>
<製造方法>
たとえば、より具体的には、下記のように製造することができる。予め切断線を外側面に形成させた前記基板の内側にスクリーン印刷などにより電極パターンを形成する。一方、同様に予め切断線を外側面に形成させた前記カバーにもその内側にスクリーン印刷などによりスペーサーとしての粘着剤層のパターンを形成する。このとき、前記カバー上の粘着剤層が存在しない部分は試料搬送路、調整剤および指示薬などを置くスペースとなる。
このようにして製造したバイオセンサは、試料導入口および空気排出口となる試料搬送路を該バイオセンサ内部に内包することができ、密閉型のバイオセンサの場合、内部を気密性が高い状態に保持できる。
以上の本発明に共通した多項目同時測定用バイオセンサの特徴のほかに、本発明で提案する多項目同時測定用バイオセンサの特徴について、以下に説明する。
図3に例示した多項目同時測定用バイオセンサの場合、包装が不要な完全密閉型の構造をとることができる。
図5iは2つのバイオセンサ単位含有基板が基板を2分してV字の形状を取ったときの正面図を示している。
図5に例示した多項目同時測定用バイオセンサの場合、包装が不要で、内部に調整剤を保持した完全密閉型の構造をとることができる。
図9のアレイ型の多項目同時測定用バイオセンサでは複数のバイオセンサ単位を規則的に配列させることで、多数の試料液を同時に測定できるだけではなく、1つの試料液を対向配置された2つのバイオセンサ単位含有基板によって、さらに多数項目の測定が可能となる。
図10のアレイ型の多項目同時測定用バイオセンサでは図9で示したよりも複数のバイオセンサを規則的に配列させることで、多数の試料液を同時に測定できるだけではなく、1つの試料液を対向配置された2個のバイオセンサ単位含有基板によって、さらに多数の項目(試薬層)の測定を可能としている。実際の使用では、試料液11を予め平面基板上に、ある程度の接触角を持つように配列させたものを測定に使用することができる。また、試料導入口9を上に向けることで、スポッタなどの試料分注機を使用して直接試料液を導入することもできる。
図12のアレイ型の多項目同時測定用バイオセンサでは図11で示したよりも複数のバイオセンサを規則的に配列させることで、多数の試料液を同時に測定できるだけではなく、1つの試料液を対向配置された2組のバイオセンサ単位含有基板によってより多数項目(試薬層)の測定を可能としている。
このように多項目同時測定用バイオセンサの端子部分8までカバー2で覆うことで、端子8を使用時まで保護することが可能となる。
〔式1〕
GOD
グルコース+フェリシアンイオン → グルコノラクトン+フェロシアンイオン
〔式2〕
電極
フェロシアンイオン → フェリシアンイオン+e-
センサ基板は長さ35mm,幅12mm、厚さ188μm、カバーは30mm,幅12mm、厚さ188μmのPETを使用した。センサ基板上には2組バイオセンサ単位27が溝7を境に配置されている。前記溝は深さが基板およびカバーの厚さの半分以上になるように形成した。各センサ単位27のセンサ基板上には幅1.3mmのカーボン電極が0.5mmの間隔を置いて2本,スクリーン印刷装置により形成された。レジストおよび接着剤もスクリーン印刷によりスペーサー層として形成した。
酵素およびメディエータの試薬層は左右2つのバイオセンサで異なる。片側のバイオセンサの試薬層には1.65単位グルコースオキシダーゼ(GOD)および0.1mgフェリシアン化カリウム(メディエータ)となるよう蒸留水に溶解して各センサの電極表面に塗布し、真空乾燥して両電極上に形成した。もう一方の側のバイオセンサの試薬層には3.7単位乳酸オキシダーゼ(LOD)および0.1mgフェリシアン化カリウム(メディエータ)となるよう蒸留水に溶解して各センサの電極表面に塗布し、真空乾燥して両電極上に形成した。
センサ基板は長さ35mm,幅15mm、厚さ188μm、カバーは30mm,幅15mm、厚さ188μmのPETを使用した。センサ基板上には2組バイオセンサ単位27が溝7を境に配置されている。また、空気排出口開口部31も同様に溝7により各センサ単位の外側上部に形成されている。前記溝は深さが基板およびカバーの厚さの半分以上になるように形成した。各センサ単位27のセンサ基板上には幅1.3mmのカーボン電極が0.8mmの間隔を置いて2本、スクリーン印刷装置により形成された。レジストおよび接着剤もスクリーン印刷によりスペーサー層として形成した。
以上より、本センサでは血中グルコース濃度と出力電流値との間の相関関係においては良好な結果が得られた。本センサは密閉型のセンサであり、包装が不要な状態で少なくとも3ヶ月間は測定が可能であることがわかった。
センサ基板は長さ35mm,幅12mm、厚さ188μm、カバーは30mm,幅12mm、厚さ188μmのPETを使用した。センサ基板上には2組バイオセンサ単位27が溝7を境に配置されている。前記溝は深さが基板およびカバーの厚さの半分以上になるように形成した。各センサ単位27のセンサ基板上には幅1.3mmのカーボン電極を0.5mmの間隔を置いて2本、スクリーン印刷装置により形成した。レジストおよび接着剤もスクリーン印刷によりスペーサー層として形成した。
以上より、本センサでは血中グルコース濃度と出力電流値との間の相関関係においては比較的良好な結果が得られた。本センサは密閉型のセンサであり、包装が不要な状態で少なくとも3ヶ月間は測定が可能であることがわかった。
酵素およびメディエータの試薬層は左右2つのバイオセンサで異なる。片側のバイオセンサの試薬層には9単位グルコースオキシダーゼ(GOD)および0.1mgフェリシアン化カリウム(メディエータ)となるよう蒸留水に溶解して各センサの電極表面に塗布し、真空乾燥して両電極上に形成した。もう一方の側のバイオセンサの試薬層には20単位乳酸オキシダーゼ(LOD)および0.1mgフェリシアン化カリウム(メディエータ)となるよう蒸留水に溶解して各センサの電極表面に塗布し、真空乾燥して両電極上に形成した。
2 カバー
3 スペーサー(接着剤層)
4 電極を含むパターン
5 スペーサーの空き部分(試料搬送路)
6 試薬層(反応層)
7 溝
8 端子
9 試料導入口
10 空気排出口部
11 試料液
12 折部分を示す破線
13 レジスト
14 乾燥剤
15 多項目同時測定用バイオセンサ
16 測定器(コネクター)
17 導入部
18 水平移動部
19 ガイド
20 折部上
21 折部下
22 配線
23 電極
24 空気排出口
25 ミシン目
26 連接用軟質シート
27 バイオセンサ単位
28 バイオセンサ単位含有基板
29 補助具
30 補助具固着部
31 上部外側折部(空気排出口開口部)
32 2項目同時測定用コネクター
33 土台
34 蓋
35 フォルダー
36 押さえ具
37 配線
Claims (17)
- 基板と、スペーサー層を介して基板と結合するカバーとを有し、
前記基板上に1つの電極系および1つの試薬層を含む1つの反応検出部と前記試薬層を含む1つの試料搬送路とを有するバイオセンサ単位を少なくとも1つ含むバイオセンサ単位含有基板を複数個含む多項目同時測定用バイオセンサであって、
前記各バイオセンサ単位は、1つの試料搬送路上に1つの試薬層を含み、
前記各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線が前記基板または前記カバー表面上に設けられ、
前記切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記試料搬送路に試料液を導入する試料導入口が、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に試料搬送路の切断口として開口するように、切断線と試料搬送路とが配置されていることを特徴とする前記多項目同時測定用バイオセンサ。 - 試料導入口が前記切断面上に開口するよう試料搬送路が設けられ、空気排出口が、前記基板もしくはカバー表面に、または前記切断面と異なるバイオセンサ単位含有基板の側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の多項目同時測定用バイオセンサ。
- 前記試料搬送路が密閉されており、
前記各バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線(第1の切断線)、および、基板およびカバーの一部を切断することにより空気排出口を露出するための、前記第1の切断線と異なる第2の切断線が前記基板と前記カバー表面上に設けられ、
前記第1の切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記試料導入口が前記第1の切断面上に切断口として開口し、
前記第2の切断線に沿って基板またはカバーを切断したときに、前記空気排出口が前記第2の切断面上に切断口として開口するように、
前記第1および第2の切断線と試料搬送路とが配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のバイオセンサ。 - 前記基板又はカバー表面に、前記第1の切断線に沿った基板およびカバーの折り曲げに連動して、前記第2の切断線に沿って基板およびカバーを折り曲げるように備えられた補助具を有する、請求項3に記載のバイオセンサ。
- 試料導入口と空気排出口とが、いずれも、前記各バイオセンサ単位含有基板の切断面上に開口するように試料搬送路が設けられ、切断前、試料搬送路は密閉された状態で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の多項目同時測定用バイオセンサ。
- 1つのバイオセンサ単位に対して、1つの試料導入口が形成されるように、試料搬送路が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多項目同時測定用バイオセンサ。
- 前記基板およびカバーの少なくとも1つが2層以上の多層構造を有し、前記切断線が、該多層構造の最内層を除くいずれかの層に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多項目同時測定用バイオセンサ。
- 前記電極がアレイを形成していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の多項目同時測定用バイオセンサ。
- 以下の工程を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の多項目同時測定用バイオセンサの使用方法;
(1)バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線に沿って基板およびカバーを折り曲げて、基板またはカバーを切断し、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に、試料搬送路の切断口(試料導入口)を開口させる工程、
(2)試料導入口の開口状態を維持するため、折り曲げたバイオセンサ単位含有基板の形状を固定する工程、
(3)開口した試料導入口を、測定対象を含有する溶液に接触させる工程、および
(4)測定対象を含有する溶液を試料搬送路へ導入する工程。 - 前記工程1において、一方の基板を切断し、他方の基板を接続したままの状態で折り曲げて、切断面を露出させ、
前記多項目同時測定用バイオセンサを折り曲げたままの状態で前記工程3を実施することを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 前記工程3において、2以上のバイオセンサ単位含有基板の試料導入口を、一度に前記溶液に接触させることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
- 前記バイオセンサ単位含有基板が2以上のバイオセンサ単位を含み、前記工程3において、1のバイオセンサ単位含有基板の試料導入口を、一度に前記溶液に接触させることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の多項目同時測定用バイオセンサを用いる、以下の工程を含む、測定対象の測定方法;
(1)バイオセンサ単位含有基板を区分する切断線に沿って基板およびカバーを折り曲げて、基板またはカバーを切断し、それぞれのバイオセンサ単位含有基板の切断面上に、試料搬送路の切断口(試料導入口)を開口させる工程、
(2)試料導入口の開口状態を維持するため、折り曲げたバイオセンサ単位含有基板の形状を固定する工程、
(3)開口した試料導入口を、測定対象を含有する溶液に接触させる工程、
(4)測定対象を含有する溶液を試料搬送路へ導入する工程、および
(5)測定対象をそれぞれのバイオセンサで測定する工程。 - 請求項1〜8のいずれかに記載のバイオセンサと、
前記バイオセンサの電極における電気的な信号を捉えるコネクター部と、
前記コネクター部を介して電気的な値を計測する計測部と、
前記計測部における計測値を表示する表示部と、
前記計測値を保存するメモリ部とを備えたバイオセンサ装置。 - 前記コネクター部は、試料導入口の開口のためにバイオセンサ単位含有基板の形状を変形した後、その形状でバイオセンサ単位含有基板を固定して、前記バイオセンサの電極における電気的な信号を捉える構造である、請求項14に記載のバイオセンサ装置。
- 前記計測部における計測方法が、ポテンシャルステップクロノアンペロメトリー法、クーロメトリー法またはサイクリックボルタンメトリー法である、請求項14または15に記載のバイオセンサ装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のバイオセンサを固定して電気的な信号を捉えるコネクターであって、
該コネクターは、試料導入口の開口のためにバイオセンサ単位含有基板を折り曲げた状態の形状を固定するセンサの形状固定部、
バイオセンサ上の電気的な信号を前記バイオセンサの電極における電気的な信号を捉える、電気接続部、および配線を有する、バイオセンサ用コネクター。
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