JP2005328229A - 音量調整装置 - Google Patents

音量調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005328229A
JP2005328229A JP2004143315A JP2004143315A JP2005328229A JP 2005328229 A JP2005328229 A JP 2005328229A JP 2004143315 A JP2004143315 A JP 2004143315A JP 2004143315 A JP2004143315 A JP 2004143315A JP 2005328229 A JP2005328229 A JP 2005328229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
adjuster
control
control input
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004143315A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Onizuka
一浩 鬼塚
Izumi Matsumoto
泉 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004143315A priority Critical patent/JP2005328229A/ja
Priority to PCT/JP2005/008493 priority patent/WO2005112509A1/ja
Publication of JP2005328229A publication Critical patent/JP2005328229A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0035Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using continuously variable impedance elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S2400/00Details of stereophonic systems covered by H04S but not provided for in its groups
    • H04S2400/13Aspects of volume control, not necessarily automatic, in stereophonic sound systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

【課題】 制御入力端子を使用して外部から操作するときの操作性を向上することのできる音量調整装置を提供する。
【解決手段】 音量調整装置10は、音量調整器12と、外部のアナログ音量操作子30から音量を制御するための制御入力信号を入力する制御入力端子24と、制御入力信号をデジタル信号に変換するADコンバータ22と、デジタル信号に変換された制御入力信号に応じて音量調整器12を制御する制御部20とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部から音量を制御するための制御入力信号を入力する制御入力端子を備えた音量調整装置に関するものである。
従来のミキサ等の音量調整装置は、周知のように複数の入力チャネルおよび出力チャネルを有しており、それらチャネルの音量を調整する複数の音量調整器を備えている(特許文献1参照)。
音量調整装置は、各チャネルの音量調整操作のために、フェーダー等の音量操作子を備えている。そして、音量調整装置は複数の音量操作子を備えているが、これらの音量操作子とは別に、外部の音量操作子を接続する制御入力端子を備えることがある。ここでは、このような制御入力端子に着目する。
図7は、音量調整装置の第1の従来例を概念的に示しており、音量調整装置100は、アナログ式のVCA(Voltage Contorolled Amplifer)であり、音量調整器102、入力端子104および出力端子106を備えており、音信号は、入力端子104から入力され、音量調整器102の処理を受け、出力端子106から出力される。
音量調整装置100は、音量調整器102を制御するために、制御回路108および制御入力端子110を備えている。制御入力端子110には、音量操作子112が接続される。音量操作子112の操作を示す信号が、制御入力端子110を通って制御回路108に入力される。そして、制御回路108は、音量操作子112の操作量に従って音量調整器102を制御し、音量を調整する。例えば、音量操作子112の操作により制御入力端子110の入力電圧が5Vの時は音量調整器102を0dBとし、制御入力端子110の入力電圧が0Vの時は音量調整器102を−100dBとして、出力端子106から出力される音量を調整する。
図8は、音量調整装置の第2の従来例を概念的に示している。音量調整装置200では、音量調整器202がCPU208に制御され、CPU208は、シリアル通信インターフェース210を介してパーソナルコンピュータ212に接続される。パーソナルコンピュータ212からCPU208に音量制御のための信号がシリアル通信で送られる。CPU208は、パーソナルコンピュータ212からの制御信号に応じて、例えば、DSP等により構成される音量調整器202を制御して、出力端子206より出力される音量を調整する。
図9は、音量調整装置の第3の従来例を概念的に示している。音量調整装置300では、CPU308が、制御入力端子310、312を介して、UPスイッチ314およびDOWNスイッチ316と接続されている。この構成は、接点信号による制御を行う。UPスイッチ314およびDOWNスイッチ316が操作されると、操作を示す制御入力信号がCPU308に入力され、CPU308が操作に従って音量調整器302を制御する。UPスイッチ314およびDOWNスイッチ316は例えば押しボタン式のスイッチである。
実開平7−42219号公報(第10−12ページ、図1)
しかしながら、従来例で説明した第1の音量調整装置においては、音量調整器102がアナログタイプであり、そして、制御入力端子110と音量調整器102の対応が1対1であったため、固定的な制御システムしか構成できないという問題があった。
上記に関し、現状の音量調整器を見ると、ある機種は、入力の固定2チャンネルだけの制御入力端子を備えており、また、ある機種は、出力の固定2チャンネルだけの制御入力端子を備えており、このように限られた制御入力端子しか備えられていない。そのため、入力系を重視したり、出力系を重視したり、というような要求に応じて柔軟に設定を変更できない。
また、第2の従来例は、シリアル通信制御を採用しており、複数のフェーダを1つのシリアル信号で制御することが可能である。しかし、通信ソフトおよび通信機器を用意する必要があるためにシステムが複雑化するという問題がある。
また、第3の従来例は、接点信号による制御を採用しており、そして、接点と音量調整器との関係を定義することも可能である。しかしながら、UP/DOWNスイッチを備えることが前提になっており、そのため、ボリュウムまたはフェーダーといった従来一般の操作子での制御は不可能である。UP/DOWNスイッチ操作は、従来の操作子の操作と整合せず、そのために操作性が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、音量操作子に対応する音量調整器の設定が可能でありながら、フェーダー等の従来の操作子を使用して外部から操作でき、操作性を向上できる音量調整装置を提供することにある。
本発明の音量調整装置は、音量調整器と、外部のアナログ音量操作子から音量を制御するための制御入力信号を入力する入力端子と、前記制御入力信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、デジタル信号に変換された制御入力信号に応じて前記音量調整器を制御する制御部とを備えている。音量調整器、例えばDSPで構成される。また、制御部は、例えばCPUで構成され、DSPを制御する。
この構成により、音量操作子からの制御入力信号をADコンバータでデジタル信号に変換し、デジタル信号に従って制御部が音量調整器を制御するので、音量操作子がフェーダーまたはボリュウム等の構成であってもよい。
本発明の別態様の音量調整装置は、複数の音量調整器の機能を備えた音量調整手段と、外部のアナログ音量操作子から音量を制御するための制御入力信号を入力する制御入力端子と、前記制御入力信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、前記音量調整手段から少なくとも一の制御対象の音量調整器を選択するセレクタと、デジタル信号に変換された制御入力信号に応じて、前記セレクタにより選択された前記音量調整器を制御する制御部とを備えている。
この構成により、音量操作子からの制御入力信号をADコンバータでデジタル信号に変換し、デジタル信号に従って制御部が音量調整器を制御する。また、制御対象の音量調整器がセレクタにより選択される。したがって、制御対象の音量調整器の割当てを柔軟に設定でき、かつ、音量操作子がフェーダーまたはボリュウム等の構成であってもよい。
また、本発明の音量調整装置は、前記音量調整手段から選択される少なくとも一の制御対象の音量調整器を示す調整器選択パターンを記憶する調整器選択パターン記憶手段を備えており、前記調整器パターンに示される音量調整器が前記セレクタにより選択される。
この構成により、一つの音量操作子で制御できる音量調整器の組合せのパターンを変更できる。パターンでの切替が可能であり、これにより、操作性をさらに向上できる。
また、本発明の音量調整装置は、前記アナログ音量操作子の操作量と音量の関係を示す調整特性を記憶する調整特性記憶手段を備え、前記制御部は、前記調整特性に従って前記音量調整器を制御する。
この構成により、音量操作子を制御したときの音量変化の特性を設定でき、操作性をさらに向上できる。例えば、ユーザの好みに合わせた特性を設定可能である。これにより、調整感のカスタマイズが可能になり、操作性をさらに向上できる。
また、本発明の音量調整装置において、前記調整特性記憶手段には、操作量に応じた音量の変化が異なる複数種類の調整特性が記憶されており、前記複数種類の調整特性のうちで音量調整に適用される調整特性を切り替える特性切替手段が設けられている。
この構成により、複数種類の調整特性を選択的に適用することができ、調整特性を適当に切り替えることができ、操作性をさらに向上できる。
本発明は、音量操作子からの制御入力信号をADコンバータでデジタル信号に変換し、デジタル信号に従って制御部が音量調整器を制御するように構成されており、これにより、フェーダー等の操作子を使用して外部から操作でき、操作性を向上できるという効果を有する音量調整装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態の音量調整装置について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態の音量調整装置を図1に概念的に示す。図1において、音量調整装置10は、例えばデジタルミキサであり、音量調整器12、入力端子14および出力端子16を備えている。入力端子14にマイク等が接続され、出力端子16にはアンプを介してスピーカが接続され、音声信号を拡声する。
音量調整装置10には、音量調整器12を制御するために、制御部20、ADコンバータ22、制御入力端子24および調整特性テーブル記憶部26が設けられている。制御入力端子24には、音量操作子30が接続される。なお、図1では1系統の部分のみが示されているが、実際には、複数の入力系統および複数の出力系統が備えられている。
図1の構成では、音量調整器12は、DSP(Digital Signal Processor、以下同じ)で構成されている。また、制御部20はCPUで構成されている。図示されないが、音量調整装置10は、通常のミキサと同様に複数の音量調整器12を備えてよい。これら複数の音量調整器12の機能が、DSPにより、CPUの制御下で実現される。
また、本実施の形態では、音量調整装置10が上記のようにデジタル式であり、DSPとCPUで構成されているので、外部の音量操作子30に対応する音量調整器12の割当ての設定を自由に変更可能である。すなわち、DSPは、複数の音量調整器12の機能を実現できるので、適当に設定された割当てに従って調整対象の音量調整器12を変更すればよい。
また、音量操作子30は、DCコントロールのアナログ信号を出すアナログ音量操作子(操作装置)である。音量操作子30は、従来から一般的に使われているものでよい。音量操作子30は、フェーダータイプであり、レバーを備えていてもよい。音量操作子30は、ボリュウムタイプであり、回転つまみを備えていてもよい。音量操作子30は、レバー移動量等の操作量に応じた信号を出力するように構成されている。
調整特性テーブル記憶部26は、RAM等のメモリで構成されており、調整特性のテーブルを記憶している。調整特性は、音量操作子の操作量と音量の関係を規定する。調整特性は、制御部20により読み出され、制御入力信号に応じた音量調整器12の制御に適用される。
図2は、調整特性の例を示している。図2においては、横軸が操作量であり、縦軸が音量であり、調整特性がラインで示されている。
以上のように構成された音量調整装置10の動作を説明する。音量操作子30がユーザにより操作されると、制御入力信号が、制御入力端子24を通ってADコンバータ22に入力され、デジタル信号に変換される。制御入力信号は、操作量を示す信号である。そして、デジタル形式の制御入力信号が制御部20に供給される。
制御部20は、調整特性テーブル記憶部26に記憶された調整特性テーブルを参照して、制御入力信号に対応する音量を求める。ここで制御入力信号は、音量操作子30の操作量を示している。そして、調整特性テーブルでは、操作量と音量が対応している。したがって、制御入力信号から音量が特定される。
制御部20は、調整特性テーブルから得られた音量に従って音量調整器12を制御する。すなわち、目標の音量の音が発生するように、DSPの音量調整機能が制御される。入力端子14から入力された音信号は、音量調整器12の処理を受け、出力端子16から出力される。
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態の音量調整装置10によれば、音量操作子30からの制御入力信号をADコンバータ22でデジタル信号に変換し、デジタル信号に従って制御部20が音量調整器12を制御するので、音量操作子30がフェーダーまたはボリュウム等のアナログタイプの構成であってもよい。これにより、従来型の音量操作子30を使えるので、操作性を向上できる。
また、本実施の形態の音量調整装置10によれば、操作量と音量の関係を示す調整特性を記憶しており、調整特性に従って音量調整器12を制御するので、音量操作子30を制御したときの音量変化の特性を設定できる。これにより、調整感のカスタマイズが可能になり、操作性をさらに向上できる。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る音量調整装置40を示している。以下、第1の実施の形態と重複する事項の説明は省略する。
第2の実施の形態では、調整特性テーブル記憶部42が複数種類の調整特性テーブルA、B、Cを記憶している。これらの調整特性テーブルでは、操作量に応じた音量の変化が異なっている。
図4は、本実施の形態に適用される複数の調整特性の例である。特性ラインLA、LB、LCはそれぞれ調整特性テーブルA、B、Cに対応している。ラインLAは直線である。これに対して、ラインLBは、下方に湾曲している。したがって、調整特性テーブルBが適用されると、音量が小さいときには、制御が鈍感になり、音量が小さいときの微調整が容易になる。一方、ラインLCは、上方に湾曲している。したがって、調整特性テーブルCが適用されると、音量が大きいときの微調整が容易になる。調整特性テーブルCは、大音量をメインに使うときに適している。
図3に戻ると、制御部20には、特性選択ボタン44、46、48が接続されている。そして、各ボタンの押下げを示す信号が、制御部20に入力される。調整特性テーブル42では、複数の調整特性テーブルA、B、Cが、特性選択ボタン44、46、48とそれぞれ関連づけられている。また、本特性選択ボタン44、46、48は、例えば、LCD画面に表示して、グラフィカルユーザインターフェースによっても実現できる。
以上のように構成された音量調整装置40の動作を説明する。本実施の形態では、特性選択ボタン44、46、48のいずれかが押されると、押されたボタンを示す信号が、制御部20に供給される。これにより、制御部20は、調整特性の選択を受け付ける。制御部20は、押されたボタンに対応する調整特性テーブルを調整特性テーブル記憶部42から読み出し、音量調整器12の制御に適用する。このとき、制御部20は、調整特性を切り替える手段として機能する。
その他の動作は、第1の実施の形態と同様である。概略的には、音量操作子30が操作されると、制御入力信号が制御入力端子24を通ってADコンバータ22に供給され、デジタル信号に変換される。制御部20は、ADコンバータ22から供給される制御入力信号に従って音量調整器12を制御する。このとき、制御部20は、ボタン操作で選択された調整特性テーブルを参照して、制御入力信号に対応する音量目標値を求める。
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態の音量調整装置40によれば、複数種類の調整特性を記憶しておき、選択的に音量制御に適用するので、調整特性を適当に切り替えることができ、操作性をさらに向上できる。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る音量調整装置60を示している。以下、前出の実施の形態と重複する事項の説明は省略する。
図5において、音量調整装置60は音量調整部62を備えており、音量調整部62は、n本の入力チャネルと2本の出力チャネルを備えている。そして、n本の入力チャネルには、入力側の音声調整器641〜64nが設けられており、2本の出力チャネルには、出力側の音量調整器661、662が設けられており、入力側の音声調整器641〜64nと出力側の音量調整器661、662の間に加算器68が設けられている。
上記の音量調整部62は、DSP(Digital Signal Processor、以下同じ)で構成されている。したがって、実際には、複数の音量調整器の回路機能が、DSPの信号処理によって実現される。また、図5の例では、n本の入力チャネルと2本の出力チャネルが示されているが、本発明の範囲内でチャンネル数は任意である。
また、音量調整装置60には、n本の入力チャネルにn個の入力端子701〜70nが設けられ、また、2本の出力チャネルに2個の出力端子721、722が設けられている。
音量調整装置60は、上記の音量調整部62の複数の音量調整器を制御するために、制御部74、セレクタ76および選択情報記憶部78を有する。制御部74は、図示のように、制御対象を切り換えるセレクタ76を介して、音量調整部62の各構成を個別に制御する。また、音量調整装置60は、上述の実施の形態と同様にADコンバータ22、制御入力端子24および調整特性記憶部26を備えており、制御入力端子24には音量操作子30が接続される。
セレクタ76は、制御部74による制御対象の音量調整器を選択する手段であり、音量調整器の切替手段として機能する。セレクタ76は、制御部74によって制御され、そして、制御部74と共にCPUで構成されている。すなわち、CPUが、制御部74およびセレクタ76として機能し、複数の音量調整器として機能するDSPを制御し、音量調整器の切替処理を行う。
制御部74には、複数の調整器選択ボタン801〜80mが接続されており、押されたボタンを示す信号が制御部74に入力される。調整器選択ボタン801〜80mは、音量調整部62の音量調整器641〜64n、661、662とそれぞれ対応している。この対応関係は、テーブル形式で選択情報記憶部78に記憶されている。選択情報記憶部78は、RAM等のメモリで構成される。ボタンと調整器の対応関係の情報は、制御部74に読み出され、ボタン群からの信号と共にセレクタ76の制御に使用される。
以上のように構成された音量調整装置60の動作を説明する。本実施の形態では、調整器選択ボタン801〜80nのいずれかが押されると、押されたボタンを示す信号が、制御部74に供給される。これにより、制御部74は、音量調整器の選択を受け付ける。
制御部74は、選択情報記憶部78の情報を参照して、押されたボタンに対応する音量調整器を特定する。制御部74は、特定された音量調整器の音量が調整されるように、セレクタ76の切替を制御する。セレクタ76は、制御部74に制御されて、制御部74から送られる音量制御信号による制御対象の音量調整器を切り替える。
その他の動作は、前出の実施の形態と同様である。概略的には、音量操作子30が操作されると、制御入力信号が制御入力端子24を通ってADコンバータ22に供給され、デジタル信号に変換される。制御部74は、ADコンバータ22から供給される制御入力信号に従って音量調整器を制御する。このとき、調整特性記憶部26の情報が参照され、制御入力信号から目標音量が求められる。また、このとき、調整器選択ボタンの操作で選択された音量調整器が制御されるように、セレクタ76が制御対象の音量調整器を選択する処理を行う。
以上に説明したように、本発明の第3の実施の形態の音量調整装置40によれば、前述の実施の形態と同様に、音量操作子30からの制御入力信号をADコンバータ22でデジタル信号に変換し、デジタル信号に従って制御部74が音量調整器を制御する。また、制御対象の音量調整器がセレクタ76により選択される。したがって、制御対象の音量調整器の割当てを柔軟に設定でき、かつ、音量操作子30がフェーダーまたはボリュウム等の構成であってもよい。
なお、本実施の形態でも、第2の実施の形態と同様に、複数種類の調整特性テーブルが記憶されており、それらが切り替えられてもよい。また、調整特性テーブルは、音量調整器によって異なっていてもよい。
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る音量調整装置90を示している。以下、前出の実施の形態と重複する事項の説明は省略する。
本実施の形態では、選択パターン情報記憶部92が追加されている。また、制御部74には、選択パターン設定ボタン941〜943が接続されている。
選択パターン情報記憶部92は、RAM等のメモリで構成されており、複数種類の調整器選択パターンの情報を記憶している。調整器選択パターンは、セレクタ76による音量調整器の選択状態を示す情報であり、セレクタ76によって選択されるべき音量調整器の組合せを示している。
より詳細には、調整器選択パターンは、一つの制御操作子から複数の音量調整器を制御可能にするための情報であり、複数の音量調整器のパターン連動を可能にする。各選択パターンには、複数の音量調整器を示す識別情報が含まれており、操作子の操作に応じた各音量調整器の調整動作も規定されている。音量調整器の識別情報は、チャネル番号(識別子)で表されてもよい。例えば、入力側の複数のチャネルの音量調整器の組合せが選択パターンで規定されてもよい。また、選択パターンは、出力側の複数のチャネルの音量調整器の組合せを規定してもよい。また、選択パターンは、入力チャネルと出力チャネルの音量調整器の組合せを規定してもよい。このように、任意の音量調整器の組合せが選択パターンで規定されてよい。
本実施の形態では、3つの選択パターンa、b、cが記憶されている。3つの選択パターン設定ボタン941〜943は、制御部74に接続されている。そして、各ボタンの押下げを示す信号が、制御部74に入力される。選択パターン情報記憶部92では、3つの選択パターンa、b、cが、3つの選択パターン設定ボタン941〜943とそれぞれ関連づけられている。
以上のように構成された音量調整装置90の動作を説明する。本実施の形態では、選択パターン設定ボタン941〜943のいずれかが押されると、押されたボタンを示す信号が、制御部74に供給される。これにより、制御部74は、選択パターンの指定を受け付ける。制御部74は、選択パターン情報記憶部92の情報を参照して、押されたボタンに対応する選択パターンを読みとる。制御部74は、指定された選択パターンに従ってセレクタ76に音量調整器を選択させ、選択された音量調整器を制御する。
セレクタ76は、制御部74に制御されて、制御対象の音量調整器を選択パターンに従って切り替える。これにより、選択パターンが示す複数の音量調整器の音量が、選択パターンに従って調整される。既に説明したように、実際には、一つのCPUのソフトウエア処理で、上記の制御部74とセレクタ76の動作が実現される。
その他の動作は、前出の実施の形態と同様である。概略的には、音量操作子30が操作されると、制御入力信号が制御入力端子24を通ってADコンバータ22に供給され、デジタル信号に変換される。制御部74は、ADコンバータ22から供給される制御入力信号に従って音量調整器を制御する。このとき、選択パターン設定ボタンの操作で選択された選択パターンに従ってセレクタ76が制御され、音量調整器が制御され、パターン連動制御が実現される。
ここで、上記のパターン連動制御の好適な応用例を説明する。ここでは、出力系統が、(1)L(フロント左)スピーカ、(2)R(フロント右)スピーカ、(3)C(中央)スピーカ、(4)サブスピーカ、(5)SL(リア左)スピーカ、(6)SR(リア右)スピーカ、(7)天井L(左)スピーカ、(8)天井R(右)スピーカの8系統であるとする。
そして、音量調整器選択パターンとしては、(A)サラウンド拡声パターン、(B)ステレオ(LR)拡声パターン、(C)天井拡声パターンが設定されているとする。
(A)のサラウンド拡声パターンでは、天井スピーカ(L、R)のボリュウム(音量)が絞られ、5.1チャンネルでバランス調整された6個のボリュウムが制御される。天井スピーカ以外の6個の出力系統の組合せが選択される。
(B)のステレオ拡声パターンでは、LスピーカおよびRスピーカ以外の出力系統のボリュウムが絞られる。そして、LスピーカおよびRスピーカの2個のボリュウムが、同じ操作子で同じ操作感が得られるように制御される。ここでは、前出の調整特性テーブルに関して、LスピーカおよびRスピーカで共通のテーブルが使用され、一つの操作子が操作されたときに両スピーカの音量が同じように調整される。
(C)の天井拡声パターンでは、天井スピーカ以外の6つの出力系統のボリュウムが絞られ、天井スピーカ(L、R)の2個のボリュウムが制御される。ここでも、同じ操作子で同じ操作感が得られるように、ボリュウムが制御される。
なお、本実施の形態でも、調整器選択ボタン801〜80mが設けられている。これらのボタンが押されたときは、前述の実施の形態と同様に、押されたボタンに対応する音量調整器が制御される。
また、すべての選択パターンが、複数の音量調整器の組合せでなくてもよい。一部の選択パターンが、一つの音量調整器を指定してもよい。
また、本実施の形態でも、第2の実施の形態と同様に、複数種類の調整特性テーブルが記憶されており、それらが切り替えられてもよい。また、調整特性テーブルは、音量調整器によって異なっていてもよい。
以上に説明したように、本発明の第4の実施の形態の音量調整装置90によれば、音量調整器の選択パターンを記憶しておき、選択パターンが示す音量調整器を制御するように構成されている。一つの音量操作子30で制御できる音量調整器の組合せのパターンを変更できる。パターンでの切替が可能であり、これにより、操作性をさらに向上できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる音量調整装置は、フェーダー等の操作子を使用して外部から操作でき、操作性を向上できるという効果を有し、ミキサ等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における音量調整装置を示す図 本発明の第1の実施の形態における調整特性を示す図 本発明の第2の実施の形態における音量調整装置を示す図 本発明の第2の実施の形態における調整特性を示す図 本発明の第3の実施の形態における音量調整装置を示す図 本発明の第4の実施の形態における音量調整装置を示す図 従来の音量調整装置を示す図 従来の音量調整装置を示す図 従来の音量調整装置を示す図
符号の説明
10 音量調整装置
12 音量調整器
14 入力端子
16 出力端子
20 制御部
22 ADコンバータ
24 制御入力端子
26 調整特性テーブル記憶部
30 音量操作子

Claims (5)

  1. 音量調整器と、
    外部のアナログ音量操作子から音量を制御するための制御入力信号を入力する制御入力端子と、
    前記制御入力信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、
    デジタル信号に変換された制御入力信号に応じて前記音量調整器を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする音量調整装置。
  2. 複数の音量調整器の機能を備えた音量調整手段と、
    外部のアナログ音量操作子から音量を制御するための制御入力信号を入力する制御入力端子と、
    前記制御入力信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、
    前記音量調整手段から少なくとも一の制御対象の音量調整器を選択するセレクタと、
    デジタル信号に変換された制御入力信号に応じて、前記セレクタにより選択された前記音量調整器を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする音量調整装置。
  3. 前記音量調整手段から選択される少なくとも一の制御対象の音量調整器を示す調整器選択パターンを記憶する調整器選択パターン記憶手段を備えており、前記調整器パターンに示される音量調整器が前記セレクタにより選択されることを特徴とする請求項2に記載の音量調整装置。
  4. 前記アナログ音量操作子の操作量と音量の関係を示す調整特性を記憶する調整特性記憶手段を備え、前記制御部は、前記調整特性に従って前記音量調整器を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の音量調整装置。
  5. 前記調整特性記憶手段には、操作量に応じた音量の変化が異なる複数種類の調整特性が記憶されており、
    前記複数種類の調整特性のうちで音量調整に適用される調整特性を切り替える特性切替手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の音量調整装置。
JP2004143315A 2004-05-13 2004-05-13 音量調整装置 Withdrawn JP2005328229A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004143315A JP2005328229A (ja) 2004-05-13 2004-05-13 音量調整装置
PCT/JP2005/008493 WO2005112509A1 (ja) 2004-05-13 2005-05-10 音量調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004143315A JP2005328229A (ja) 2004-05-13 2004-05-13 音量調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005328229A true JP2005328229A (ja) 2005-11-24

Family

ID=35394544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004143315A Withdrawn JP2005328229A (ja) 2004-05-13 2004-05-13 音量調整装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2005328229A (ja)
WO (1) WO2005112509A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142601A (ja) * 2009-12-11 2011-07-21 Onkyo Corp 音量調整装置およびそのプログラム
JP2013176122A (ja) * 2013-04-16 2013-09-05 Yamaha Corp 音響処理装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4961788B2 (ja) * 2006-03-20 2012-06-27 ヤマハ株式会社 半導体集積回路、音響信号処理装置及び操作装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756575A (ja) * 1993-08-19 1995-03-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の音量調節装置
JP2985632B2 (ja) * 1993-12-28 1999-12-06 ヤマハ株式会社 パラメータ設定装置
JPH0832382A (ja) * 1994-07-15 1996-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル音量調整装置
JP3114587B2 (ja) * 1995-10-23 2000-12-04 ヤマハ株式会社 カラオケアンプ
JP3713710B2 (ja) * 2002-06-07 2005-11-09 ヤマハ株式会社 パラメータ設定装置
JP4215151B2 (ja) * 2002-07-11 2009-01-28 パナソニック株式会社 音量調整装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142601A (ja) * 2009-12-11 2011-07-21 Onkyo Corp 音量調整装置およびそのプログラム
US8526637B2 (en) 2009-12-11 2013-09-03 Onkyo Corporation Volume control apparatus and program of volume control apparatus
JP2013176122A (ja) * 2013-04-16 2013-09-05 Yamaha Corp 音響処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005112509A1 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6904012B2 (ja) 音信号処理装置の制御方法、音信号処理装置及びプログラム
JP2010252295A (ja) オーディオミキサ
JP6946811B2 (ja) 音処理装置及びパラメータ割り当て方法
JP2011199684A (ja) デジタルオーディオミキサ
JP5565045B2 (ja) ミキシング装置
JP2009232301A (ja) モニタコントロールシステム
JP4765494B2 (ja) 音響信号処理装置
JP2005328229A (ja) 音量調整装置
JP3918676B2 (ja) オーディオミキシング用信号経路設定装置およびオーディオミキシング用信号経路設定プログラム
US10181318B2 (en) Audio device and program
CN107682588B (zh) 模拟音视频信号输入输出的切换***、方法及信号测量仪
JP2003100066A (ja) 音声信号編集装置の制御方法、音声信号編集装置およびプログラム
WO2018074364A1 (ja) 音処理装置及び方法
US10887688B2 (en) Audio signal processing apparatus, audio signal processing method, and storage medium that update currently used parameter upon receiving change operation instruction
JP6341047B2 (ja) オーディオ装置
JP3842473B2 (ja) オーディオシステム
JP5233886B2 (ja) デジタルミキサ
JP2008219817A (ja) ミキシング装置
JP2007124263A (ja) 音声入力切替装置、その制御方法及び制御用プログラム
CN110992918B (zh) 声音信号处理装置、声音信号处理方法以及存储介质
JP2009232302A (ja) パラメータコントロールシステム及びモニタコントロールシステム
JP2011109554A (ja) ミキシングコンソールおよびプログラム
GB2551605A (en) Audio signal processor
US20210235211A1 (en) Audio signal processing apparatus and audio signal processing method
US10255026B2 (en) Audio apparatus and audio system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070423

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761