JP2005328202A - デジタルカメラの放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置の放熱効果に優れ、かつ内部の光学系に熱の影響が及ぶおそれの少ないデジタルカメラの放熱構造を提供する。
【解決手段】 結像光学系を収納保持した光学系保持枠;この結像光学系の結像面に位置させて光学系保持枠に固定した撮像素子;光学系保持枠の外側に該光学系保持枠を囲繞して位置する外装;この外装に穿設された貫通穴;この貫通穴に装着された、外装の構成材料よりも熱伝導率が高い材料からなる外観放熱部材;上記撮像素子に一端部が結合され、他端部が外観放熱部材と光学系保持枠との間に延出された金属製の放熱板;及び、この放熱板と外観放熱部材とを接触させる熱伝導部材;を備えたデジタルカメラの放熱構造。
【選択図】 図17

Description

本発明はデジタルカメラの放熱構造に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ(以下、デジタルカメラと総称する)では、撮像装置を構成する固体撮像素子(CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ)が発生する熱の影響で、撮像装置から出力される画像データにノイズが乗ったり、光学ユニットが熱膨張して光学精度が低下したりすることを避けるために、効率的な熱処理が課題とされている。例えば、デジタルスチルカメラの多くは、撮像素子の後方に液晶表示部を備えているため、後方へは放熱させにくいという制約がある。
特開平7-212633号 特開2003-332549号
本発明は、撮像装置の放熱効果に優れ、かつ内部の光学系に熱の影響が及ぶおそれの少ないデジタルカメラの放熱構造を提供することを目的とする。
本発明のデジタルカメラの放熱構造は、結像光学系を収納保持した光学系保持枠と、この結像光学系の結像面に位置させて光学系保持枠に固定した撮像素子と、光学系保持枠の外側に該光学系保持枠を囲繞して位置する外装と、この外装に穿設された貫通穴と、この貫通穴に装着された、外装の構成材料よりも熱伝導率が高い材料からなる外観放熱部材と、撮像素子に一端部が結合され、他端部が外観放熱部材と光学系保持枠との間に延出された金属製の放熱板と、この放熱板と外観放熱部材とを接触させる熱伝導部材とを備えたことを特徴としている。
熱伝導部材は、熱伝導性ゴムや熱伝導性シリコンといった、弾性を有する熱伝導性材料で構成することが好ましい。
また、光学系保持枠と外装との間に別部材としての中間断熱枠を備え、この中間断熱枠と放熱板を断熱スペーサを介して接触させると、放熱板の支持安定性と光学系保持枠への断熱効果が向上し、より好ましい構造となる。
結像光学系の光軸を囲む複数の平面によってカメラの外装が構成され、その外装の平面の一つに回動可能なグリップが支持されている態様では、外観放熱部材は、該グリップを支持する平面とは異なる平面に装着されることが好ましい。
本発明のデジタルカメラの放熱構造はまた、光軸方向の最後部に撮像素子を有する結像光学系を保持した光学系保持枠と、この光学系保持枠の外側に該光学系保持枠を囲繞して位置する囲繞面と、撮像素子の後部に対向して位置する後端面とを有する筒状の外装部と、この外装部内に、囲繞面と撮影光学系の保持部材の間に位置させて設けた中間断熱枠と、一端部が撮像素子に接続し、カメラ外装部の後端面と撮像素子との間の空間と、カメラ外装部の囲繞面と中間断熱枠との間の空間とに亘って設けた金属製の放熱板と、カメラ外装部の囲繞面を貫通して支持され、放熱板に対向しかつカメラ外観に露出する、カメラ外装部よりも熱伝導率の高い材料からなる外観放熱部材と、該外観放熱部材と放熱板を接続する、弾性を有する熱伝導部材とを備えたことを特徴としている。
以上の本発明によれば、撮像装置の放熱効果に優れ、かつ内部の光学系には撮像装置の熱が伝わりにくいデジタルカメラの放熱構造を得ることができる。
以下、図示実施形態に基づき本発明を説明する。デジタルカメラ10は、撮影光学系(結像光学系)PY(図14ないし図16)を内蔵したカメラ本体部11を有している。カメラ本体部11は撮影光学系PYの光軸Oに沿う方向に長い箱型(四角筒)形状をなし、その外面は、光軸Oと略直交するボディ前端面11aとボディ後端面11b、このボディ前端面11aとボディ後端面11bを接続して光軸Oを囲むボディ上面11c、ボディ下面11d、ボディ右側面11e、ボディ左側面11fとにより構成されている。なお本実施形態では、図3、図11及び図12の天地方向をデジタルカメラ10における上下方向、同じく水平方向を左右方向とする。より詳細には、デジタルカメラ10に対してボディ後端面11b側に視点位置をとったとき(図3の状態)での右手方向を右、同左手方向を左と定義する。また、光軸Oと平行な方向(以下、光軸方向とする)をデジタルカメラ10における前後方向とし、ボディ前端面11a側を前方、ボディ後端面11b側を後方と定義する。
カメラ本体部11のボディ前端面11aには、撮影光学系PYのうち最も被写体側に位置する前玉レンズLFが露出している。前玉レンズLFは単レンズでもレンズ群でもよい。前玉レンズLFの周囲は、フィルタなどのアクセサリを取り付けることが可能なフィルタねじ12が設けられている。撮影光学系PYはズームレンズ系であり、前玉レンズLF以外にも複数のレンズ群を備えている(図14ないし図16参照)。また、撮影光学系PYはズーミング時及びフォーカシング時に鏡筒を繰り出さないインナーズーム、インナーフォーカスタイプの撮影光学系であり、前玉レンズLFが図示位置より前方に移動することはない。
カメラ本体部11のボディ上面11cには、ボディ後端面11bに近い領域に、電源ボタン13、モードダイヤル14、再生ボタン15、メニューボタン16、多方向ボタン17といった操作関連のボタンが設けられている。電源ボタン13はデジタルカメラ10のメインスイッチをオンオフさせるための操作部材、モードダイヤル14は各種撮影モードを選択するための操作部材、再生ボタン15は記録された画像を液晶表示部32に表示(再生)させるための操作部材である。また、メニューボタン16を操作すると各種の設定モードに入り、多方向ボタン17を操作して機能を選択、設定することができる。多方向ボタン17はまた、再生される画像の切り換えなどにも使用される。メニューボタン16による設定項目は、記録画面サイズ、画質、ホワイトバランス、感度等であるが、これに限定されるものではない。多方向ボタン17は複数方向へ操作可能なモーメンタリスイッチであり、例えば、直交する2軸方向(4方向)への押圧操作と該2軸の交点位置での押下操作が可能に構成されている。これらボタン類の前方には、ポップアップストロボ18が配設されている。ポップアップストロボ18は、その発光部をカメラ本体部11の上方へ突出させるポップアップ状態と、該発光部をボディ上面11c内に収納させる収納状態とに切換可能であり、各図はポップアップストロボ18の収納状態を示している。また、ボディ上面11cとボディ右側面11eの間の稜線部付近にはメモリカード蓋19が設けられている。メモリカード蓋19を開くと図示しないメモリカードスロットの開口部が露出し、画像データを記録するためのメモリカードをメモリカードスロットに挿脱させることが可能になる。
カメラ本体部11のボディ左側面11fには、ボディ上面11c上の各種ボタンと概ね同様の前後方向位置(すなわち、ボディ後端面11bに近い領域)に、ストロボモードボタン20、セルフ連写ボタン21、フォーカスモードボタン22が光軸方向へ略等間隔で配設されている。ストロボモードボタン20は、ポップアップストロボ18の発光部の制御に用いる操作部材であり、強制発光、発光停止、赤目防止発光モード等のストロボ関連のモードを切り替えることができる。セルフ連写ボタン21は撮影時のドライブモードを選択するための操作部材であり、通常のドライブモード(シャッタレリーズ操作と同時に1枚だけ撮影する)に加えて、セルフタイマ撮影モード、オートブラケットモード等を選択することができる。フォーカスモードボタン22は、フォーカスモードを選択するための操作部材であり、通常のオートフォーカスモードの他に、マクロ撮影モード、無限遠撮影モード、マニュアルフォーカスモード等を選択することができる。また、ボディ左側面11fには、ストロボモードボタン20の若干前方にスピーカー開口部23が形成され、該スピーカー開口部23の下方には外部コネクタカバー24が設けられている。外部コネクタカバー24はボディ左側面11fに対して開閉(または着脱)可能になっている。
カメラ本体部11のボディ後端面11b側には、ボディ後端面11bとボディ上面11cの間の稜線(境界)部に設けたヒンジ部26を介して液晶モニタブロック25が支持されている。ヒンジ部26は、カメラ本体部11側において左右方向に離間させて設けた一対の支持アーム27と、該一対の支持アーム27に挟まれ液晶モニタブロック25を支持する中間支持部28と、中間支持部28から左右方向に突出されて各支持アーム27内の軸孔に回転可能に挿入された一対の軸ピン29を備え、該軸ピン29を介して支持アーム27と中間支持部28は相対回動可能になっている。軸ピン29の軸線X1は光軸Oと直交するカメラの左右方向へ向いており、該軸線X1を中心として液晶モニタブロック25は、光軸Oの後方延長上にあってボディ後端面11bに隣接する収納位置(図4、図9)と、中間支持部28と反対側の縁部をヒンジ部26よりも高い位置に持ち上げる起立位置(図8)との間で回動することができる。収納位置では、液晶モニタブロック25の液晶表示部32は、光軸Oに対して略直交する平面内に位置される。また、図8に二点鎖線で示す位置が液晶モニタブロック25の最大起立位置である。液晶モニタブロック25における収納位置と最大起立位置の間の回動角は180度以上であることが好ましく、本実施形態では約210度に設定されている。
液晶モニタブロック25はまた、中間支持部28に対して、軸線X1と直交する軸線X2を中心として回動可能に支持されている。詳細には、液晶モニタブロック25のフレーム部25aには、該軸線X2方向に向けて軸ピン30が設けられ、中間支持部28には該軸ピン30が回転可能に挿入される軸孔が形成されている。したがって、カメラ本体部11に対して液晶モニタブロック25は、軸線X1を中心とする回動と、軸線X2を中心とする回動を行うことができる。なお、ヒンジ部26における軸ピンと軸孔の関係は、以上の説明とは逆の関係にすることもできる。すなわち、支持アーム27(カメラ本体部11)と中間支持部28の関係においては、支持アーム27側に軸ピンを設け中間支持部28側に軸孔を形成してもよいし、液晶モニタブロック25と中間支持部28の関係においては、中間支持部28側に軸ピンを設け液晶モニタブロック25側に軸孔を形成してもよい。
液晶モニタブロック25のフレーム部25aは、矩形の液晶表示部32を囲む4辺の縁部を有しており、図4及び図9のように液晶モニタブロック25をボディ後端面11bに隣接させた収納位置では、中間支持部28に接する縁部を除く3辺の縁部がそれぞれボディ下面11d、ボディ右側面11e、ボディ左側面11fと略面一になるようなサイズ及び形状となっている(図3ないし図9参照)。
液晶表示部32がボディ後端面11bに対向する図4の状態から軸線X1を中心として液晶モニタブロック25を回動させて図8のように起立させると、液晶表示部32が撮影者の方を向き、該液晶表示部32をモニタとして使用(視認)することが可能になる。図8では液晶モニタブロック25を約180度起こした状態と前述の最大起立位置を示しているが、ヒンジ部26は、これ以外の任意の角度位置で液晶モニタブロック25を停止させることができるようなフリクション(あるいはクリック)機構を備えている。
また、図10に示すように、起立状態の液晶モニタブロック25を軸線X2中心で回動させて液晶表示部32を前方に向けることもできる。液晶表示部32を前方に向けた状態は、撮影者が自らを被写体とする対面撮影に適している。また、この対面撮影状態のまま液晶モニタブロック25を軸線X1中心で収納方向へ回動させ、液晶表示部32がカメラ本体部11のボディ上面11cと概ね平行になる角度にすると、ウエストレベル撮影に適した状態になる。さらに、この状態から液晶モニタブロック25を軸線X1中心でボディ後端面11bに接近する方向に回動させると、図4とは逆に、液晶表示部32がボディ後端面11bに対向せずにカメラの後端部に露出する図9の状態となり、カメラ本体部11から液晶モニタブロック25を突出(起立)させなくても液晶表示部32の視認が可能になる。なお、図8の状態と図9の状態では液晶表示部32の表示画面上における天地方向が逆になるが、デジタルカメラ10は、液晶モニタブロック25の位置状態の変化を検知する検知手段と、該検知手段に基づいて液晶表示部32に適切な状態(撮影者から見て上下方向の正しい)の画像を表示させる画像制御手段とを備えている。なお、デジタルカメラ10の運搬時などでは、図4のように液晶表示部32をボディ後端面11bに対向させて該液晶表示部32の保護を図ることが好ましい。
カメラ本体部11のボディ右側面11e側には、把持用のグリップ40が設けられている。グリップ40はカメラ本体部11と同様に細長の箱型(四角筒)形状をなしており、その外面は、長手方向に離間する両グリップ端面40a、40bと、該グリップ端面40a及び40bと略直交させて長手方向へ延出された4つの長手方向面40c、40d、40e、40fを備えている。これらの各面のうち、両グリップ端面40a、40bのセット、長手方向面40c、40dのセット、長手方向面40e、40fのセットはそれぞれ略平行な関係にある。グリップ40内にはデジタルカメラ10の駆動電源であるバッテリ42(図1)の収納室(電池収納室)が形成されており、該電池収納室を開閉可能な電池蓋43がグリップ端面40a側に該けられている。
グリップ40は、カメラ本体部11に対してグリップ回動軸41を介して回動可能に支持されている。グリップ回動軸41は、カメラ本体部11とグリップ40の互いの対向面であるボディ右側面11eと長手方向面40fを接続するように設けられており、その軸線X3はヒンジ部26の軸ピン29における軸線X1と略平行である。グリップ40の長手方向におけるグリップ回動軸41(軸線X3)の位置はグリップ端面40bの近傍に偏心して設定されており、したがってグリップ40は、図4ないし図7に示すように、グリップ端面40a(電池蓋43)側の端部が軸線X3を中心とする円弧状の軌跡を描くように回動される。
図4と図5はグリップ40の回動端の一方(収納端)と他方(突出端)を示しており、いずれもグリップ40の長手方向とカメラ本体部11の長手方向(光軸方向)が略平行になっているが、グリップ端面40a、40bの向きが反転した関係にある。図4の収納端ではグリップ端面40a(電池蓋43)が前方を向いており、グリップ40の外形は、カメラの前後方向及び上下方向においてボディ右側面11eの輪郭内に収まっている。換言すれば、図4の状態では、グリップ40の長手方向の全長がカメラ本体部11の長手方向幅(光軸方向位置)内に収まり、かつグリップ40の短手方向幅(長手方向面40c、40dを結ぶ距離)がカメラ本体部11の上下方向幅内に収まっており、グリップ40はカメラ本体部11に対して前後方向及び上下方向には突出しない。つまり、グリップ40とカメラ本体部11が概ね一続きの箱状体をなしており、持ち運びやすい収納状態となっている。また、グリップ40が下方に突出しないので、カメラを安定して床や机上に載置することができ、このような載置状態での撮影にも適している。特にこの収納端では、グリップ40の長手方向面40d(下面)がカメラ本体部11のボディ下面11dと略面一になっており(図3、図11参照)、ボディ下面11dを下方に向けてデジタルカメラ10を載置した際の安定性が良くなっている。
撮影を行う際にはグリップ40を図4の収納端から時計方向に回動させればよい。グリップ回動軸41は、グリップ端面40a(電池蓋43)が後方を向く図5の突出端までの任意の角度でグリップ40を停めることが可能な保持機構を備えており、グリップ40の角度位置を撮影者の好みで決めることができる。前述の通り、液晶モニタブロック25は軸線X1及び軸線X2を中心にして角度調整可能であり、これと独立して軸線X3を中心にしてグリップ40も角度調整可能とさせることにより、自由度の高い撮影姿勢を得ることができる。特に、液晶モニタブロック25の回転中心(軸線X1)とグリップ40の回転中心(軸線X3)を、カメラ左右方向に向けて平行にさせたことにより、ホールディング性やモニタの視認性を損なうことなく、カメラの高さ位置及びカメラの仰角(縦方向の角度)を自在に変えることが可能である。
グリップ回動軸41はさらに、図11及び図12に示すように、カメラ本体部11に対してグリップ40を軸線X3に沿う方向(左右方向)に接離させることが可能に構成されている。この接離動作は、軸線X3を中心とした上記の回動とは独立して行わせることが可能であり、例えば、グリップ40が図4の収納端にあるときに該グリップ40をカメラ本体部11に接近させると(図11の状態)、カメラ本体部11からのグリップ40の突出量が最も少ないコンパクトな状態にすることができる。一方、グリップ40を把持する撮影時等では、図12のようにグリップ40をスライドさせてカメラ本体部11から所定量離間させることにより、グリップ40を把持する手とカメラ本体部11(特にボディ右側面11e)の干渉が回避されてホールディング性が向上する。図12ではグリップ40の長手方向がカメラ本体部11の長手方向と略平行な状態を示しているが、この状態から軸線X3を中心としてグリップ40を回動させて任意の角度に設定することができる。
前述のように、グリップ40は、それぞれのセットが略平行をなす3対の平面部(両グリップ端面40a、40bと、長手方向面40c、40d、40e、40f)を外面に有する箱状体である。このグリップ40において、グリップ回動軸41に近い側のグリップ端面40b付近の外面にはさらに、該グリップ端面40bと長手方向面40cを接続する傾斜面40gが形成され、またグリップ端面40bのうち長手方向面40cに接する稜線部が面取りされて弧状面40hが形成されている。この傾斜面40g、グリップ端面40a、40b(弧状面40h)、そして長手方向面40c、40dは、グリップ回動軸41の軸線X3と略平行でかつ該軸線X3を囲む囲繞面を構成している。傾斜面40gは、グリップ40の他の外面のいずれに対しても非平行な平面である。傾斜面40g上にはシャッタボタン45が設けられ、該シャッタボタン45を囲む環状のズーム操作レバー46が設けられている。また、弧状面40hはグリップ40の外側に向けて正の曲率を持つ曲面であり、該弧状面40h上には録画ボタン47が設けられている。シャッタボタン45は静止画撮影用の操作部材であり、ボタンの半押しで測光や測距を行い、全押しでシャッタレリーズ(静止画の撮影)を行わせることができる。このときの撮影モード等は、前述した各操作部材によって適宜設定される。一方、録画ボタン47は動画撮影用の操作部材であり、押圧されると動画の記録が開始され、押圧解除すると該記録が停止される。静止画と動画のいずれも、画像処理手段による処理を経て電子画像データとしてメモリカードに記録される。
傾斜面40gは、図4に示すように長手方向面40c、40dの中間を通るグリップ40の長手方向線Sに関して、非平行かつ非直交となるように形成されている。この長手方向線Sに対する傾斜面40gの傾斜角K1は、15度から75度の間、より好ましくは30度から60度の間であるとよい。そして、この傾斜面40g上に設けられたシャッタボタン45は、グリップ40のグリップ端面40a(電池蓋43)が斜め下後方を向く図6の角度位置でカメラの正面(前方)を向く。デジタルカメラ10を撮影者のアイレベルまたはその近傍に保持する一般的な撮影姿勢では、この図6の角度位置を中心とした正逆の所定角度範囲内にグリップ40が位置することが想定される。そして、人間の手の形状を考慮すると、グリップ40が斜め下後方を向く状態においてシャッタボタン45がカメラの略正面に向いていると、人差し指による押圧操作を行い易くなる。
また、録画ボタン47は、傾斜面40gと非直交関係にあって隣接するグリップ端面40b上に設けられているので、グリップ40が図6の角度位置にあるとき録画ボタン47はカメラの略上方に向き、シャッタボタン45に人差し指をかけると録画ボタン47は自然に親指の位置に対応する。ここで録画ボタン47は、グリップ端面40bにおいてもさらに凸状に面取りされた(正の曲率を有する)弧状面40h上に設けられており、図4に示すように、長手方向面40c、40dの中間を通るグリップ40の長手方向線Sに関して、シャッタボタン45と概ね反対方向に傾けて突出されている。このように録画ボタン47に傾斜をつけることで、撮影者の親指が録画ボタン47に対してさらに自然に接触するようになり、操作性が一層向上する。長手方向線Sに対する録画ボタン47の傾斜角K2は、シャッタボタン45(傾斜面40g)の傾斜角K1と同程度であると好ましい。
したがって、グリップ40が斜め下方を向く図6の角度位置、あるいはその前後の所定範囲の角度位置にあるとき、シャッタボタン45はカメラの略前方を向き、かつ録画ボタン47はカメラの略上方に向き、シャッタボタン45に人差し指をかけると録画ボタン47は自然に親指の位置に対応する。つまり、グリップ40では、撮影状態での使用位置に回転させたときに押圧操作を行い易い位置にシャッタボタン45と録画ボタン47が設けられている。
なお、撮影状態でのグリップ40の角度は図5や図6に限られない。例えば、カメラを頭上に差し上げた撮影姿勢では、図7のようにグリップ端面40a(電池蓋43)を略鉛直方向に向けた角度にグリップ40を位置させることもある。この場合、撮影者の腕はグリップ40の長手方向と概ね平行に延ばされるため、図6の場合と同様に人差し指と親指がそれぞれシャッタボタン45と録画ボタン47に自然にかかり、各ボタンの操作を無理なく行うことができる。
また、グリップ40は、長手方向において一方の端部40b側に偏心した位置でグリップ回動軸41に支持されている。これに対し、シャッタボタン45と録画ボタン47は、グリップ回動軸41(軸線X3)を中心とする放射方向において該グリップ回動軸41に比較的近い位置に偏心させて配置されているので、グリップ40を回動させたときのカメラ本体部11に対する位置変位が小さく、操作性が損なわれにくい。また、シャッタボタン45と録画ボタン47は、グリップ回動軸41(軸線X3)を中心とする略同一円周面に位置しており、グリップ40を回動させてもグリップ回動軸41からのそれぞれの距離が変化しない。これによっても操作性が損なわれにくくなっている。
以上のように、シャッタボタン45と録画ボタン47は、グリップ40のいずれの角度位置であっても操作しやすい配置になっている。
カメラ本体部11のボディ下面11dには下方に向けて開口された三脚ねじ穴48が形成されている(図4参照)。液晶モニタブロック25とグリップ40はそれぞれボディ後端面11bとボディ右側面11e側に支持されているため、該液晶モニタブロック25とグリップ40はそれぞれ回動を行ってもボディ下面11dと重ならず、三脚ねじ穴48が塞がれることがない。よって回動するタイプのグリップ40や液晶モニタブロック25を備えつつ、三脚を用いた撮影を支障なく行うことができる。また、前述の通り、グリップ40を収納端に回転させれば、三脚なしでもカメラを安定して自立させることができる。つまり、本実施形態のデジタルカメラ10は、手持ち以外の各種撮影形態にも対応している。
以上のような回動可能なグリップ40を有するデジタルカメラ10で手持ち撮影を行う場合、右手で該グリップ40を把持し、左手でカメラ本体部11を保持するのが一般的な撮影姿勢となる。このとき左手は、掌でボディ下面11dを支え、親指をボディ左側面11fに沿わせることになる。ここで左手との接触面積が最も広いボディ下面11dには操作部材が設けられていないので、誤操作が生じるおそれがない。また、左手親指が沿うボディ左側面11fには、ストロボモードボタン20、セルフ連写ボタン21、フォーカスモードボタン22といった、撮影状態での使用頻度の高い画像記録設定用の操作部材が設けられており、撮影姿勢を崩さずに画像記録の設定を行うことができる。
また、記録した静止画像や動画を液晶表示部32に再生するときは、主にカメラ本体部11のボディ上面11cに指がかかる使用姿勢が想定される。これに対応して、再生ボタン15や多方向ボタン17といった画像再生用の操作部材は、該ボディ上面11cに設けられており、カメラ本体部11を上記姿勢で把持したまま操作することが容易になっている。なお、画像再生時には、グリップ40を収納端に位置させて、右手もカメラ本体部11を保持するようにしてもよい。
図13ないし図16は、カメラ本体部11内における電装系の配置を示している。カメラ本体部11内には撮影光学系PYを支持する光学系保持枠50が設けられている。光学系保持枠50は光軸方向に軸線を向けた筒状体からなり、前端部に前玉レンズLFを支持する前端開口50aが形成され、後端部側にCCD固定板52を介してCCD(撮像素子)51が保持されている。なお、本実施形態では撮影光学系PYの位置を分かりやすくするために光学系保持枠50という一体形状部材を用いているが、撮影光学系PYの支持部材は、このような一体形状部材でなくてもよい。
CCD51は撮影光学系PYの結像位置に設けられている。CCD固定板52は、光学系保持枠50の後端部とボディ後端面11bの間に位置しており、光軸Oと略直交する平面状に配されている。光学系保持枠50とボディ上面11cの間には、ボディ上面11cと略平行な平面状をなす第1スイッチ基板53が配置されている。第1スイッチ基板53には、電源ボタン13、モードダイヤル14、再生ボタン15、メニューボタン16、多方向ボタン17の各接点が設けられている。光学系保持枠50とボディ左側面11fの間には、ボディ左側面11fと略平行な平面状をなす第2スイッチ基板54が配置されている。第2スイッチ基板54には、ストロボモードボタン20、セルフ連写ボタン21、フォーカスモードボタン22の接点が設けられている。光学系保持枠50とボディ下面11dの間には、ボディ下面11dと略平行な平面状をなすジャック基板55が配置されている。ジャック基板55には、パソコンとの接続に用いるPCジャック56、電源アダプタが接続されるアダプタジャック57が設けられている。PCジャック56とアダプタジャック57は、カメラ本体部11のボディ左側面11fに面しており、外部コネクタカバー24を開くことでデジタルカメラ10の外面側に露出する。また、光学系保持枠50とボディ右側面11eの間には、ボディ右側面11eと略平行な平面状をなすメイン基板58が配置されている。メイン基板58にはデジタルカメラ10全体の制御を司るマイコンや画像処理用の回路などが設けられており、第1スイッチ基板53、第2スイッチ基板54、ジャック基板55に比べて光軸方向に長い部材となっている。CCD固定板52と第1スイッチ基板53はそれぞれFPC59a、59bを介してメイン基板58に接続されている。第2スイッチ基板54はFPC59cで第1スイッチ基板53に接続されており、第1スイッチ基板53経由でメイン基板58に信号を送る。ジャック基板55はコネクタ55aを介してメイン基板58に接続されている。
図13ないし図16から分かるように、デジタルカメラ10の撮影光学系PY(光学系保持枠50)は、CCD固定板52、第1スイッチ基板53、ジャック基板55及びメイン基板58からなる回路基板によって囲まれる空間に配置されている。より詳細には、本実施形態の撮影光学系PYはズーミング時及びフォーカシング時に鏡筒を繰り出さないタイプであって、カメラ本体11から前方に突出することなく常にその内部に収まっている。そして、このカメラ本体11の内側に、撮影光学系PYを囲むように上記各基板が配置されている。この回路配置により電装系のスペース効率が向上し、カメラの小型化やデザイン自由度の向上に寄与する。特に本実施形態はカメラ本体部11が光軸方向に長い箱形(角筒)をなしており、その長手方向の内面に沿って第1スイッチ基板53、第2スイッチ基板54、ジャック基板55、メイン基板58を配することが有効である。
また、本実施形態ではカメラ本体部11のボディ右側面11e側に回動可能なグリップ40が配されている。グリップ40のような可動部材を設けた側の面には、該可動部材に覆われたり干渉されたりすることを避けるため、カメラ外面に露出するスイッチ類や端子(ジャック)類は配置しないことが好ましい。そのため、スイッチ接点を備えた第1スイッチ基板53、第2スイッチ基板54や、端子を備えたジャック基板55は、ボディ右側面11e以外のボディ上面11c、ボディ下面11d、ボディ左側面11fの内面に沿って配置されている。そして、ボディ右側面11e側にスイッチ類や端子類が配置されない(できない)ことを逆に利用して、カメラ外面側との接続が不要なメイン基板58をこのボディ右側面11eの内面側に配置するようにしている。図14や図15から分かるように、ボディ右側面11eの内面側スペースを全面的にメイン基板58に割り振って、光軸方向において光学系保持枠50の全長にほぼ匹敵する形状のメイン基板58を採用することが可能になっている。
また、グリップ40と同様の可動部材である液晶モニタブロック25を支持するボディ後端面11b側にもスイッチ類や端子類が設けられておらず、該ボディ後端面11bの内面側には、メイン基板58と同様にカメラ外面側との接続を考慮する必要のないCCD固定板52が配置されている。ボディ後端面11bの内面側スペースは撮影光学系PYの最後端部に対向しているので、CCD固定板52を当該スペースに配することがスペースや回路効率の面から最も好ましい。
図17と図18はCCD51周辺の放熱構造を示している。前述の通り、撮影光学系PYは光学系保持枠50に収納保持されており、光学系保持枠50の外側には、該光学系保持枠50を囲繞してカメラ本体部11のボディ上面11c、ボディ下面11d、ボディ右側面11e、ボディ左側面11fが位置されている。また、光学系保持枠50の光軸方向後端部に対向してカメラ本体部11のボディ後端面11bが位置されている。さらに、光軸Oを中心とする放射方向において、カメラ本体部11の外装部(ボディ上面11c、ボディ下面11d、ボディ右側面11e、ボディ左側面11f)と光学系保持枠50の間には、該光学系保持枠50の外側を囲んで中間断熱枠63が設けられている。中間断熱枠63は、光学系保持枠50をカメラ本体部11内に固定させるための固定部材である。
CCD固定板52上に設けたCCD51は、光学系保持枠50に形成した後端開口50bに臨んで位置している。CCD固定板52は固定ねじ60を介して光学系保持枠50の後端部に固定されており、CCD固定板52には固定ねじ61を介して放熱板62が固定されている。放熱板62は、ボディ後端面11bと光学系保持枠50の後端部との間の空間SP1を通ってボディ左側面11fに近づく方向に延出される熱伝導面62aと、該熱伝導面62aに対してカメラ前方に向けて折り曲げられてボディ左側面11fと中間断熱枠63との間の空間SP2内に延設される放熱面62bとからなり、放熱面62bの方が熱伝導面62aよりも幅広に形成されている(図18参照)。放熱板62の放熱面62bの先端部付近は、断熱スペーサ66を介して中間断熱枠63に接触支持されている。
カメラ本体部11のボディ左側面11fには、外面側と内面側を貫通させて放熱窓(貫通穴)11f1が形成されており、この放熱窓11f1にモール65(外観放熱部材、図2参照)が嵌っている。モール65はデジタルカメラ10の外観を構成しており、カメラ本体部11の長手方向へ所定の長さを有している。このモール65と放熱板62の放熱面62bとは、弾性熱伝導材64を介して接触している。
以上のCCD51周辺構造において、カメラ本体部11、中間断熱枠63及び断熱スペーサ66は、熱伝導率の低い材料、例えば合成樹脂で構成されている。一方、固定ねじ60、固定ねじ61、CCD固定板52、放熱板62、弾性熱伝導材64、モール65はそれぞれ熱伝導率の高い材質で形成されている。具体的には、固定ねじ60と固定ねじ61は銅などの金属、CCD固定板52は銅やアルミなどの金属、弾性熱伝導材64は熱伝導性ゴムや熱伝導性シリコンで形成することが好ましい。また、モール65は、少なくともカメラ本体部11よりも熱伝導率の高い材料で形成されており、例えば、モール65全体を金属材料で形成するか、少なくともモール65の外面を金属メッキで構成することが望ましい。
以上の放熱構造によれば、CCD51から発生する熱が、CCD固定板52、放熱板62、弾性熱伝導材64、モール65と伝達されてカメラの外側に放熱される。そして、放熱板62の放熱面62bと光学系保持枠50との間に熱伝導率が低い中間断熱枠63を位置させたため、放熱板62からの熱が光学系保持枠50へ伝わりにくくなっている。特に、熱伝導率の低い断熱スペーサ66を介して放熱板62の放熱面62bを中間断熱枠63に支持させるようにしたので、放熱板62の支持安定性を高めつつ中間断熱枠63及びその内側の光学系保持枠50への熱伝導を抑えることができる。
なお、図中には表れていないが、光学系保持枠50やその内部の撮影光学系PYに対する断熱効果をさらに向上させるために、放熱板62と中間断熱枠63との間、あるいは中間断熱枠63と光学系保持枠50との間に別途断熱材を設けてもよい。
一方、放熱面62bの外面側には、熱伝導率の高い弾性熱伝導材64を接触させ、モール65側へ積極的に放熱させている。モール65は、デジタルカメラ10の外観に露出し、かつ少なくともその外表面が金属材料で形成されているので高い放熱効果を有している。そして、このような外観放熱部材への放熱経路として、カメラ本体部11の内外を貫通する放熱窓11f1を形成し、最短距離で放熱板62とモール65を接続させたので、放熱効果が一層高くなっている。なお、モール65は、可動のグリップ40を支持するボディ右側面11eとは反対側のボディ左側面11fに装着されているので、グリップ40によって放熱効果が妨げられるおそれがない。
また、弾性熱伝導材64は、放熱板62とモール65のそれぞれに対して弾性的に接触するので密着度が高く、熱伝導率と放熱効果がより一層向上している。
また、本実施形態のデジタルカメラ10は、カメラ本体部11が光軸方向に長い細長筒状をなしており、光学系保持枠50と該光学系保持枠50を囲むカメラの外装部(ボディ上面11c、ボディ下面11d、ボディ右側面11e、ボディ左側面11f)との距離が近い。そのため、CCD51からカメラ外部までの放熱経路を短くすることが可能になっており、これも放熱効果の向上に寄与している。なお、ボディ後端面11bはボディ左側面11fなどよりもさらにCCD51に近接しているが、該ボディ後端面11b側には液晶モニタブロック25が支持されているので、ボディ後端面11b側よりもボディ左側面11f側へ放熱させることが好ましい。
本実施形態のデジタルカメラ10は、以上の放熱構造によって、CCD51から発生する熱を効率よくカメラの外側に逃がすと共に、その熱を撮影光学系PY(光学系保持枠50)へは伝わりにくくできる。よって、CCD51から出力された画像データに関して、熱を起因とするノイズ成分を抑えることができる。また、熱膨張による撮影ユニット(撮影光学系PY、光学系保持枠50)の精度低下も効率的に抑えることができる。
本発明の放熱構造を適用したデジタルカメラの一実施形態を示す前方斜視図である。 同デジタルカメラを図1と異なる方向から見た前方斜視図である。 同デジタルカメラの背面図である。 同デジタルカメラをグリップ側から見た側面図である。 同デジタルカメラにおいてグリップを回動させた状態を示す側面図である。 同デジタルカメラにおいてグリップの異なる角度位置を示す側面図である。 同デジタルカメラにおいてグリップのさらに異なる角度位置を示す側面図である。 同デジタルカメラにおける液晶モニタブロックの起立状態を示す側面図である。 同デジタルカメラにおいて、液晶モニタブロックを図4とは反転させた状態を示す側面図である。 同デジタルカメラにおける液晶モニタブロックの起立状態を示す前方斜視図である。 同デジタルカメラにおいて、カメラ本体部に対してグリップが近接した状態の正面図である。 同デジタルカメラにおいて、カメラ本体部に対してグリップが離間した状態の正面図である。 同デジタルカメラの内部の回路構成の概略を示す正面図である。 同回路構成の概略を示す平面図である。 同回路構成の概略を示す側面図である。 同回路構成の概略を示す、図15とは反対側からみた側面図である。 カメラ本体部内のCCD付近を、図2のQ1断面線に沿って示した断面図である。 カメラ本体部内のCCD付近を、図17のQ2断面線に沿って示した断面図である。
符号の説明
O 光軸
PY 撮影光学系(結像光学系)
S グリップの長手方向線
X1 X2 液晶モニタブロックの回動軸線
X3 グリップの回動軸線
10 デジタルカメラ
11 カメラ本体部
11a ボディ前端面
11b ボディ後端面
11c ボディ上面(囲繞面)
11d ボディ下面(囲繞面)
11e ボディ右側面(囲繞面)
11f ボディ左側面(囲繞面)
11f1 放熱窓(貫通穴)
13 電源ボタン
14 モードダイヤル
15 再生ボタン
16 メニューボタン
17 多方向ボタン
18 ポップアップストロボ
19 メモリカード蓋
20 ストロボモードボタン
21 セルフ連写ボタン
22 フォーカスモードボタン
23 スピーカー開口部
24 外部コネクタカバー
25 液晶モニタブロック(画像表示部)
26 ヒンジ部
32 液晶表示部(画像表示面)
40 グリップ
40a 40b グリップ端面
40c 40d 40e 40f 長手方向面
40g 傾斜面
40h 弧状面
41 グリップ回動軸
42 バッテリ
43 電池蓋
45 シャッタボタン
46 ズーム操作レバー
47 録画ボタン
48 三脚ねじ穴
50 光学系保持枠
50a 前端開口
50b 後端開口
51 CCD(撮像素子)
52 CCD固定板
53 第1スイッチ基板
54 第2スイッチ基板
55 ジャック基板
56 PCジャック
57 アダプタジャック
58 メイン基板
60 61 固定ねじ
62 放熱板
62a 熱伝導面
62b 放熱面
63 中間断熱枠
64 弾性熱伝導材
65 モール(外観放熱部材)
66 断熱スペーサ

Claims (5)

  1. 結像光学系を収納保持した光学系保持枠;
    この結像光学系の結像面に位置させて上記光学系保持枠に固定した撮像素子;
    上記光学系保持枠の外側に該光学系保持枠を囲繞して位置する外装;
    この外装に穿設された貫通穴;
    この貫通穴に装着された、上記外装の構成材料よりも熱伝導率が高い材料からなる外観放熱部材;
    上記撮像素子に一端部が結合され、他端部が外観放熱部材と光学系保持枠との間に延出された金属製の放熱板;及び
    この放熱板と外観放熱部材とを接触させる熱伝導部材;
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラの放熱構造。
  2. 請求項1記載のデジタルカメラの放熱構造において、上記熱伝導部材が弾性を有する熱伝導性材料からなるデジタルカメラの放熱構造。
  3. 請求項1または2記載のデジタルカメラの放熱構造において、
    上記光学系保持枠と外装との間に、別部材としての中間断熱枠を備え、上記放熱板とこの中間断熱枠が断熱スペーサを介して接触しているデジタルカメラの放熱構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデジタルカメラの放熱構造において、上記外装は結像光学系の光軸を囲む複数の平面からなり、該複数の平面の一つに回動可能なグリップが支持され、上記外観放熱部材は、該グリップを支持する平面とは異なる平面に装着されているデジタルカメラの放熱構造。
  5. 光軸方向の最後部に撮像素子を有する結像光学系を保持した光学系保持枠;
    この光学系保持枠の外側に該光学系保持枠を囲繞して位置する囲繞面と、上記撮像素子の後部に対向して位置する後端面とを有する筒状の外装部;
    この外装部内に、上記囲繞面と上記撮影光学系の保持部材の間に位置させて設けた中間断熱枠;
    一端部が撮像素子に接続し、カメラ外装部の後端面と撮像素子との間の空間と、カメラ外装部の囲繞面と中間断熱枠との間の空間とに亘って設けた金属製の放熱板;
    カメラ外装部の囲繞面を貫通させて装着した、上記放熱板に対向しかつカメラ外観に露出する、カメラ外装部よりも熱伝導率の高い材料からなる外観放熱部材;及び
    該外観放熱部材と放熱板を接続する、弾性を有する熱伝導部材;
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラの放熱構造。

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