JP2005327257A - マルチメディア応用機器における資産の制御のためのファイル管理方法、ファイル管理装置及び情報保存媒体 - Google Patents

Abstract

【課題】 マルチメディア応用機器で資産の制御のためのファイル管理方法、ファイル管理装置及び情報保存媒体を提供する。
【解決手段】 マルチメディア応用機器で、資産の制御のためのファイル管理方法は、前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルを生成及び管理する段階を含む。本発明によれば、デジタルスチルカメラのようなマルチメディア応用機器で獲得された資産を便利かつ容易にユーザが管理できるようにする。
【選択図】図５

Description

本発明は、マルチメディア応用環境におけるコンテンツなどの資産制御に係り、さらに具体的には、マルチメディア応用機器で資産の制御のためのファイル管理方法、ファイル管理装置及び情報保存媒体に関する。

最近、パソコンを利用してデジタル写真、ビデオ、デジタルオーディオ、テキストなどのメディアを処理して再生してきた。そして、このようなメディアを生成する装置、例えば、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、デジタルオーディオ再生器（ＭＰ３、ＷＭＡ）などの装置使用が多くなるにつれて、多様な種類のコンテンツが量産されている。

しかし、このように量産されているコンテンツ、すなわち、マルチメディアデータを管理するために、ユーザにファイル基盤経験を要求し、このように管理されてデータ再生順序や再生方法のような属性が付与されたデータをＰＣ以外の装置で再生すれば、前記ＰＣで付与された属性データを喪失し、原本データのみが移動してしまう。すなわち、家電製品、ＰＣ及びデジタルコンテンツ生成装置間のデータとデータとの属性に対する相互連動性が現在非常に脆弱である。

相互連動性の脆弱について例を挙げて説明する。
図１は、従来の技術によってＭＰＶ（ＭｕｓｉｃＰｈｏｔｏＶｉｄｅｏ）の概念を説明するための参考図である。

図１を参照すれば、デジタルカメラ１０を利用して、フォトやビデオクリップを生成し、このように生成されたフォトやビデオクリップをＰＣ １１に移して編集などの作業を行い、ＣＤ−Ｒ／Ｖｉｄｅｏ−ＣＤ、ＤＶＤ−Ｒ／＋Ｒなどの光保存媒体に作業した内容を焼く。このように焼かれた光保存媒体は、ＤＶＤプレーヤ１２やＴＶ １３で再生して見られる。また、ＰＣ １１で作業した内容をプリンタ１４に伝送して印刷することもあり、オンライン上の媒体１５に伝送することもある。

このようにデジタルカメラを使用して写真をキャップチャし、キャップチャされた写真をデジタルカメラで確認するために、スライドショー機能を使用しつつ決定されたスライドショー順序や写真間の時間間隔などの属性、パノマラ機能を使用しつつ決定された撮影された写真間の関係などの属性のようなデータが、原本データと共に保存される。このようなデジタルカメラをＡＶ（Ａｕｄｉｏ／Ｖｉｄｅｏ）ケーブルを使用してＴＶに画像を伝送すれば、それぞれの属性が表現されたコンテンツをユーザが見られる。しかし、ＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ）ケーブルを通じてパソコンに連結すれば、原本データのみがコンピュータに伝送され、付与された属性は、いずれも喪失する。これは、デジタルカメラ及びパソコンがそれぞれ異なる情報構造とデータ処理方式とを有するためである。前記例に示されたように、デジタルカメラで保存された属性データ、すなわち、メタデータに対するパソコンの相互連動性がない。このようなデジタル機器間データに対する相互連動性の脆弱を補強するために、ＭＰＶという標準が進められている。すなわち、ＭＰＶは、ＣＥ（Ｃｏｎｓｕｍｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ）機器及びＩＴ機器でデジタルミュージック、フォト、ビデオなどのメタデータの表現、交換、処理、再生をさらに容易にするための標準である。

現在、ＯＳＴＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｓｔｏｒａｇｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）によって進められているＭＰＶ標準は、光学ディスク、メモリカード、コンピュータハードディスクのような保存媒体に保存されるか、またはインターネットプロトコルによって交換されるデジタル写真、ビデオ、オーディオのようなコンテンツの集合を処理しかつ再生するためのマニフェスト、メタデータ及びプラクティスを定義している。マニフェストは、独立的なＸＭＬ（ｅＸｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）文書ファイルであって、全てのＭＰＶ要素をグループ化したものである。
ＭＰＶは、ＭＰＶコアスペック（ＭＰＶ Ｃｏｒｅ Ｓｐｅｃ.）とプロファイル（Ｐｒｏｆｉｌｅ）との２つに大別されるが、コアは、コレクション、メタデータ、識別子の３つの基本要素よりなる。コレクションとしては、ルートメンバーとしてマニフェストを有しており、メタデータ、アルバム、表示資産、資産リストがある。資産は、ＭＰＶが扱うコンテンツの基本単位であって、２種類があるが、デジタル写真、ビデオ、デジタルオーディオ、文書のようなシンプルメディア資産と、デジタル写真＋デジタルオーディオ、連続撮影デジタル写真、パノマラ撮影デジタル写真のような複合メディア資産とがある。

ＭＰＶソフトウェアは、このような構造を有するＭＰＶファイルに記録されている内容を基礎として資産を読出しかつ再生されるように制御する。すなわち、ＭＰＶファイルは、ＭＰＶソフトウェアと資産というデータ間に位置して、連結役割を行う。すなわち、ＭＰＶファイルは、既存のファイルシステムと類似した動作であって、上位レベルのファイルシステムと見なされる。

以下、ＭＰＶが扱うコンテンツの基本単位の資産を、図２及び図３を参照してさらに具体的に説明する。
図２は、従来の技術によるＭＰＶの単純資産の例を示す。
シンプル資産は、物理的な保存エンティティに対応する。
シンプル資産としては、スチル（Ｓｔｉｌｌ）２１、ビデオ（Ｖｉｄｅｏ）２２、オーディオ（Ａｕｄｉｏ）２３、テキスト（Ｔｅｘｔ）２４、プリント（Ｐｒｉｎｔ）２５、ドキュメント（Ｄｏｃｕｍｅｎｔ）２６、マニフェストリンク（ＭａｎｉｆｅｓｔＬｉｎｋ）２７を含む。

図３は、従来の技術によるＭＰＶの複合資産の例を示す。
複合資産は、メディア資産の意味のあるグループである。このような複合資産は、デジタルカメラの一般的なキャップチャモードに対応する。
複合資産としては、ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ（ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ）３１、スチルマルチショットシーケンス（ＳｔｉｌｌＭｕｌｔｉｓｈｏｔＳｅｑｕｅｎｃｅ）３２、スチルパノマラシーケンス（ＳｔｉｌｌＰａｎｏｒａｍａＳｅｑｕｅｎｃｅ）３３、パー（Ｐａｒ）３４、シーク（Ｓｅｑ）３５を含む。

このうち、Ｐａｒ ３４やＳｅｑ ３５は、相異なる種類のメディア資産の任意的な表現を許容する。すなわち、他の複合資産は、その複合資産に含まれる単純資産が定義されていて、固定されているが、ＰａｒやＳｅｑは、その資産に含まれる単純資産が固定されていないので、任意に結合できる。

Ｐａｒは、資産の集合が互いに同期化して発生する場合の複合資産を定義する。図３を参照すれば、Ｐａｒ ３４は、資産の束よりなり、この資産が並列的に羅列されていることが分かる。
Ｓｅｑは、資産の集合が順序を有して発生する場合の複合資産を定義する。図３を参照すれば、Ｓｅｑ ３５は、資産の束よりなり、この資産が順序を有して配列されていることが分かる。

一方、デジタルスチルカメラ（ＤＳＣ：Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｔｉｌｌ Ｃａｍｅｒａ）によって記録保存される静止映像及びオーディオデータは、ＤＣＦ（Ｄｅｓｉｇｎｒｕｌｅ ｆｏｒ Ｃａｍｅｒａ Ｆｉｌｅ ｓｙｓｔｅｍ）方式のディレクトリ及びファイル構造を有するが、このようなＤＣＦディレクトリ及びファイル構造では、図４Ａに示されたように、ルートディレクトリ下に最上位のＤＣＩＭ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｃａｍｅｒａ Ｉｍａｇｅ）ディレクトリを有し、また、このようなＤＣＩＭディレクトリ下には、互いに重複されない３桁数の一連番号、例えば、１００ないし９９９のうち何れか一つと、ユーザによって任意に指定されうる５桁数の文字が組合わせられた全８桁数の名称を有する最大９００個のディレクトリを有する。そして、前記８桁数の名称を有するディレクトリ、例えば、図４Ａに示されたように、１００ＡＢＣＤＥディレクトリには、ユーザによって任意に指定されうる４桁数の文字と互いに重複されない４桁数の一連番号とが組合わせられた全８桁数のファイル名を有する多数のファイルが記録されうる。このようなファイルには、ＪＰＥＧ方式の記録フォーマットを有する静止映像ファイル（＊.ＪＰＧ）、ＴＩＦＦ方式の記録フォーマットを有する静止映像ファイル（＊.ＴＩＦ）、そして、静止映像を所定サイズに縮小した縮小映像ファイル（＊.ＴＨＭ）が含まれて記録され、ＰＣＭ方式の記録フォーマットを有するウェーブオーディオファイル（＊.ＷＡＶ）が記録されうる。

図４Ｂは、従来の技術によって一つのカメラで撮影した写真を他のカメラで再生する場合に発生する問題点を説明するための参考図である。
図４Ｂを参照すれば、カメラ１ ４１でスチル写真を撮って順に写真が保存された目録４２が作られるとしても、従来の技術によれば、いまだにこのようなファイルを管理するシステムがないため、このファイルをカメラ２ ４３で再生する場合には、目録４４で表示されたように、カメラ１ ４１で撮った順序には全く関係なく任意に表示される。

しかし、デジタルスチルカメラの普及が顕著に増大するにつれて、デジタルスチルカメラで撮った写真データ及び記録したオーディオデータを、ユーザをして制御可能ならしめるファイル管理システムが要求される。

本発明は、前記問題点を解決してマルチメディア応用機器で資産の制御を便利かつ容易にできるファイル管理方法、ファイル管理装置及び情報保存媒体を提供することを目的とする。

前記課題を解決するための本発明の一つの特徴は、マルチメディア応用機器で、資産の制御のためのファイル管理方法において、前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルを生成及び管理する段階を含むことである。

前記資産についての情報は、個別資産についての情報と、前記個別資産をグループ化したアルバムについての情報のうち少なくとも一つ以上を含むことが望ましい。
前記個別資産についての情報は、前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことが望ましい。

前記アルバムについての情報は、前記アルバムを識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記アルバムの属性情報を表すメタデータと、前記アルバムが保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことが望ましい。

前記アルバムは、前記アルバムに属する一つ以上の個別資産についての情報を含んでいることが望ましい。
前記インデックスファイルは、ＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリ内に位置することが望ましい。

本発明の他の特徴は、マルチメディア応用機器で、資産の制御のためのファイル管理装置において、前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルを生成及び管理するファイル管理部を含むことである。

本発明のさらに他の特徴は、マルチメディア応用機器で、資産の制御のための情報保存媒体において、前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルが記録されていることである。

本発明によれば、デジタルスチルカメラのようなマルチメディア応用機器で獲得された資産を、ユーザが便利かつ容易に管理できるようにする。

以下、添付された図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
図５は、本発明によるファイル管理方法を説明するための参考図である。
本発明は、デジタルスチルカメラで撮った写真を、ユーザを便利かつ容易に管理可能ならしめるために、ＤＣＦディレクトリ及びファイル構造５２にＭＰＶデータを利用したインデックスファイルｉｎｄｅｘ.ｐｖｍを生成しかつ管理する。インデックスファイルは、ＤＣＦディレクトリに保存された資産についての情報を含んでおり、このようなインデックスファイルは、容易に探索できるようにルートディレクトリ内に保存することが望ましい。また、ＤＣＦディレクトリ規則を従い、このようなＤＣＦディレクトリ下に資産を管理するため、ＤＣＦフォーマットを利用する既存の装置と互換性をなすことができる。このように、本発明によってＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリ内に資産についての情報を含んでいるインデックスファイルを管理することによって、デジタルカメラ１ ５１で再生される資産の順序と同一にデジタルカメラ２ ５３でも再生されかつ管理されうる。

図６は、本発明によるファイル管理装置のブロック図である。
図６を参照すれば、ファイル管理装置６００は、インデックスファイルを生成するインデックスファイル生成部６１０、アルバムファイルを生成するアルバムファイル生成部６２０、前記生成されたインデックスファイルをメモリ６５０に保存するインデックスファイル保存部６３０、前記生成されたファイルをメモリ６５０に保存するアルバムファイル保存部６４０を含む。メモリ６５０は、デジタルスチルカメラによって撮影されたイメージまたはビデオデータと記録されたオーディオデータとについてのファイル、写真が生成される度に変更されるＤＣＦディレクトリ構造についてのデータ及び本発明によるインデックスファイルとアルバムファイルとを保存する。

“アルバム”とは、デジタルスチルカメラによって撮った写真をグループ化したものを称す。例えば、ユーザが遊園地に行って撮った写真を一つのアルバムに含めて構成したい時に利用されうる。アルバムに含まれる資産が生成された場合には、インデックスファイル生成部６１０によってアルバム情報を有するインデックスファイルが生成されて保存されると共に、アルバムファイル生成部６２０によって資産情報を有するアルバムファイルが生成されて保存される。アルバムに含まれていない資産が生成された場合には、インデックスファイル生成部６１０によって資産情報を有するインデックスファイルのみが生成されて保存される。

インデックスファイル生成部６１０は、アルバム資産識別部６１１、資産／アルバム情報生成部６１２、資産／アルバム情報挿入部６１３を含む。
アルバム資産識別部６１１は、新たに生成された資産がアルバムに含まれねばならない資産であるか、あるいはアルバムに含まれていない資産であるかを識別する。
資産／アルバム情報生成部６１２は、新たに生成された資産がアルバムに含まれる資産である場合には、アルバム情報を生成し、新たに生成された資産がアルバムに含まれていない資産である場合には、資産情報を生成する。
資産／アルバム情報挿入部６１３は、資産／アルバム情報生成部６１２によって生成されたアルバム情報または資産情報をインデックスファイルに追加する。

まず、新たに生成された資産がアルバムに含まれていない資産である場合の動作を説明する。アルバム資産識別部６１１によって新たに生成された資産が、アルバムに含まれていない資産と識別された場合には、アルバムファイル生成部６２０は、動作せず、資産／アルバム情報生成部６１２は、資産情報を生成する。そして、資産／アルバム情報挿入部６１３は、生成された資産情報をメモリ６５０から読込んだインデックスファイルに挿入する。もし、生成された資産が第１資産であるので、メモリに保存されたインデックスファイルがない場合には、ＭＰＶファイル規則によるヘッダ情報が含まれ、生成された資産についての情報を含むインデックスファイルを新たに生成する。

インデックスファイル保存部６３０は、新たに生成されたインデックスファイルまたは資産情報が追加されたインデックスファイルをメモリ６５０に保存する。ここで、“保存”の意味は、このインデックスファイルがＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリに入るようにＤＣＦディレクトリを構成することを含む。

アルバム資産識別部６１１によって新たに生成された資産がアルバムに含まれる資産と識別された場合に、資産／アルバム情報生成部６１２は、アルバム情報を生成し、アルバムファイル生成部６２０もアルバムファイルを生成せねばならない。

資産／アルバム情報生成部６１２は、資産が含まれるアルバム情報を生成する。資産／アルバム情報挿入部６１３は、生成されたアルバム情報をメモリ６５０から読込んだインデックスファイルに挿入するか、または新たなインデックスファイルを作って、そこに挿入する。インデックスファイル保存部６３０は、アルバム情報が含められたインデックスファイルをメモリ６５０に保存する。
アルバムファイル生成部６２０は、資産情報生成部６２１と資産情報挿入部６２２とを含む。

資産情報生成部６２１は、アルバムに含まれる資産についての情報を生成し、資産情報挿入部６２２は、メモリ６５０からアルバムファイルを読込んで、生成された資産についての情報を挿入するか、または新たにアルバムファイルを作って、そこに資産についての情報を挿入する。アルバムファイル保存部６４０は、新たに生成されるか、または資産情報が追加されたアルバムファイルをメモリ６５０に保存する。ここで、“保存”の意味は、このアルバムファイルがＤＣＦディレクトリ構造で、例えば、ルートディレクトリ下にあるＭＩＳＣディレクトリに入るようにＤＣＦディレクトリを構成することを含む。

図７は、本発明によるインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。
図７を参照すれば、インデックスファイル７００は、資産についての情報、資産＃１情報７１０、資産＃２情報７２０，．．．資産＃ｎ情報７３０、アルバムについての情報、アルバム＃１情報７４０，．．．アルバム＃ｍ情報７５０を含む。
図７に示された資産情報のデータ構造図が図９に示されている。

図９を参照すれば、資産＃ｉについての情報９００は、資産識別子９１０、メタデータ９２０、資産位置情報９３０を含む。
資産識別子９１０は、資産を識別するためのＩＤのようなものであって、ＭＰＶデータでｍｐｖ：ｉｄを利用できる。

メタデータ９２０は、この資産についての属性情報を示すものであって、例えば、資産生成装置を表すための資産生成装置識別子９２１と、資産が生成された日付を表す資産生成日９２２とを含む。
資産位置情報９３０は、この資産が保存されたＤＣＦディレクトリ上の位置を表すものであって、ＭＰＶデータでＬａｓｔＵＲＬを利用できる。
また、図７に示されたアルバム情報のデータ構造図が図１０に示されている。

図１０を参照すれば、アルバム＃ｉについての情報１０００は、資産識別子１０１０と、メタデータ１０２０、アルバム位置情報１０３０を含む。
アルバム識別子１０１０は、アルバムを識別するためのＩＤのようなものであって、ＭＰＶデータでｍｐｖ：ｉｄを利用できる。
メタデータ１０２０は、このアルバムについての属性情報を表すものであって、例えば、アルバムの題目を表すタイトル１０２１と、アルバムを生成したアルバム生成装置を表すためのアルバム生成装置識別子１０２２とを含む。
アルバム位置情報１０３０は、このアルバムファイルが保存されたＤＣＦディレクトリ上の位置を表すものであって、ＭＰＶデータでＬａｓｔＵＲＬを利用できる。

図８は、本発明によるアルバムファイル（ａｌｂｕｍ.ｐｖｍ）の構造図である。
図８を参照すれば、アルバムファイル８００は、資産についての情報、資産＃１情報８１０、資産＃２情報８２０，．．．資産＃ｎ情報８３０を含む。資産情報の具体的な内容は、前述したように、図９に示された通りである。

本発明によるＭＰＶデータは、多様な形態に設計されうる。デジタルスチルカメラが支援できる資産タイプによって、ＭＰＶデータが設計されうる。デジタルスチルカメラが単純なスチルイメージのみ生成できれば、＜ｍｐｖ：ｓｔｉｌｌ＞タイプを利用できる。また、デジタルスチルカメラがマルチショットスチルイメージまたはパノマライメージを支援できれば、＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＭｕｌｔｉｓｈｏｔＳｅｑｕｅｎｃｅ＞または＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＰａｎｏｒａｍａＳｅｑｕｅｎｃｅ＞を利用できる。または、デジタルスチルカメラが音声やオーディオを記録することを支援すれば、＜ｍｐｖ：Ａｕｄｉｏ＞、＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ＞タイプを利用できる。

以下、具体的な実施例を通じて本発明によるファイル管理方法を説明する。
図１１は、本発明による第１実施例及び第２実施例を説明するためのカメラモデル仕様を示す。
二つのデジタルスチルカメラモデルを仮定する。カメラモデル“Ｆｏｏ”は、本発明による第１実施例を説明するためのモデルであり、カメラモデル“Ｂａｒ”は、本発明による第２実施例を説明するためのモデルである。

モデル“Ｆｏｏ”は、主に写真を撮るためのカメラモードのためのものであって、スチル写真を撮影できるが、マルチショットやパノマラ機能はなく、オーディオまたは音声データをｍｐ３形態で記録できる。また、主保存装置は、メモリカードである。

モデル“Ｂａｒ”は、主に取った写真をプリビューするための再生モードのためのものであって、スチル写真を撮影でき、マルチショットやパノマラ機能も支援する。しかし、オーディオ支援はなされず、主保存装置は、メモリカードである。

図１２は、本発明の第１実施例による写真撮影動作の過程を示すフローチャートである。
カメラのパワーをオンにし（１２１０）、カメラの写真撮影の準備ができれば（１２２０）、ユーザは、シャッタをクリックすることによって（１２３０）、写真を撮る（１２４０）。写真を撮った後に、イメージを保存し（１２５０）、このとき、ユーザによってオーディオボタンがクリックされれば（１２６０）、オーディオがレコーディングされる（１２７０）。そして、オーディオボタンが解除されれば（１２８０）、オーディオレコーディングは終了し、また、カメラ準備（１２２０）状態となる。

このとき、モデル“Ｆｏｏ”は、ＤＣＦネーミング規則によってスチルイメージを保存する。そして、モデル“Ｆｏｏ”は、スチルイメージとオーディオとを支援するため、モデル“Ｆｏｏ”では、＜ｍｐｖ：Ｓｔｉｌｌ＞、＜ｍｐｖ：Ａｕｄｉｏ＞、ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ＞タイプの資産が利用されうる。何にも保存されずにフォーマットされたメモリカードを、モデル“Ｆｏｏ”デジタルスチルカメラに挿入して、前記のように１枚のスチル写真を撮った場合に、本発明によって、図１３に示されたようなディレクトリが生成される。

図１３は、本発明の第１実施例によって一つのスチル資産を生成する時に生成されるディレクトリ構造図である。
図１３を参照すれば、ルートディレクトリ下にＤＣＩＭディレクトリが生成され、ＤＣＩＭディレクトリ下に１００ＡＢＣＤＥというディレクトリが生成され、ここに、スチルイメージＳＦＯＯ０００１.ＪＰＧファイルが保存される。これは、通常のＤＣＦによるものと同一である。そして、本発明によるインデックスファイルである“ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ”がルートディレクトリに生成される。

図１４は、図１３に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。
図１４を参照すれば、インデックスファイルの四角ボックス１４００上の部分は、ＭＰＶファイルの基本的なヘッダ情報についての内容であって、ここで詳細な説明は省略する。四角ボックス１４００に該当する部分が生成された資産の情報についてのものである。
生成されたスチルイメージ資産の情報は、図９でも説明したように、資産識別子と、メタデータ及び資産位置情報を含む。

スチル資産の識別子のｍｐｖ：ｉｄ １４０１は、スチルイメージが保存されたディレクトリ名とスチルイメージのファイル名とを利用して生成される。
資産のメタデータは、二つの属性ｃｒｅａｔｏｒとｃｒｅａｔｅｄとを含む。
“ｃｒｅａｔｏｒ”１４０２は、資産生成装置を表すものであって、このスチルイメージを生成したデジタルスチルカメラのモデル名を利用し、“ｃｒｅａｔｅｄ”１４０３は、資産生成日を表すものであって、ファイルシステムのファイル属性を参照することによって容易に得られる。メタデータ情報としては、例と挙げた資産生成装置や資産生成日だけでなく、その他の資産の属性情報を表すものであれば、いずれも利用できる。

資産が保存された位置を表す資産位置情報であるＬａｓｔＵＲＬ １４０４は、ルートディレクトリ以下から表示して、このスチルイメージが保存された位置を利用して生成される。

次いで、ユーザが、音声データが追加されたさらに他の写真を撮ると仮定する。オーディオデータが追加されたスチルイメージは、＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ＞タイプのＭＰＶデータを利用できる。

図１５は、図１３のディレクトリ状態で、一つのＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産を追加する時のディレクトリ構造図である。
図１５を参照すれば、１００ＡＢＣＤＥディレクトリにＳＦＯＯ０００２.ＪＰＧとＡＦＯＯ０００２.ｍｐ３ファイルとが追加されていることが分かる。このように、ＳＦＯＯ０００２.ＪＰＧとＡＦＯＯ０００２.ｍｐ３ファイルとの追加によってｉｎｄｅｘ.ｐｖｍにＳＦＯＯ０００２.ＪＰＧ及びＡＦＯＯ０００２.ｍｐ３資産についての情報が追加される。

図１６は、図１５に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。
図１６を参照すれば、四角ボックス１４００下にＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産の情報を表す四角ボックス１６００が追加されている。
ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産の識別子であるｍｐｖ：ｉｄ １６０１は、“ＳＡ：１００ＡＢＣＤＥ：ＳＦＯＯ０００２”で表示されており、“ｃｒｅａｔｏｒ”１６０２と、“ｃｒｅａｔｅｄ”１６０３とがメタデータの属性として含まれている。

そして、ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産に含まれたスチル資産を参照するためのＳｔｉｌｌＲｅｆ １６０４とオーディオ資産を参照するためのＡｕｄｉｏＲｅｆ １６０５とが入っている。

ＳｔｉｌｌＲｅｆ １６０４による資産を探して見れば、ｍｐｖ：ｉｄが“ＳＴＩＬＬ：１００ＡＢＣＤＥ：ＳＦＯＯ０００２”であり、ラストＵＲＬが“ＤＣＩＭ／１００ＡＢＣＤＥ／ＳＦＯＯ０００２.ＪＰＧ”の資産情報１６０６が表示されている。

ＡｕｄｉｏＲｅｆ １６０５による資産を探して見れば、ｍｐｖ：ｉｄが“ＡＵＤＩＯ：１００ＡＢＣＤＥ：ＡＦＯＯ０００２”であり、ラストＵＲＬが“ＤＣＩＭ／１００ＡＢＣＤＥ／ＡＦＯＯ０００２.ＭＰ３”の資産情報１６０７が表示されている。

このようにマスター資産と言えるＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産には、二つの従属資産であるスチル資産とオーディオ資産とが従属される。マスター資産にメタデータが含まれるため、マスター資産の従属資産には、別途にメタデータを提供する必要がない。
次いで、最後に一つの音声データよりなる資産を追加すると仮定する。

図１７は、図１５のディレクトリ状態で、一つのオーディオ資産を追加する時のディレクトリ構造図である。
図１７を参照すれば、１００ＡＢＣＤＥディレクトリにＳＦＯＯ０００１.ＪＰＧ、ＳＦＯＯ０００２.ＪＰＧ、ＡＦＯＯ０００２.ｍｐ３以外に、ＡＦＯＯ０００３.ｍｐ３ファイルがさらに追加されていることが分かる。このように、ＡＦＯＯ０００３.ｍｐ３ファイルの追加によって、ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍにＡＦＯＯ０００３.ｍｐ３資産についての情報が追加される。

図１８は、図１７に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。
図１８を参照すれば、ｍｐｖ：ｉｄが“ＳＴＩＬＬ：１００ＡＢＣＤＥ：ＳＦＯＯ０００１”であるスチル資産についての情報１４００及びｍｐｖ：ｉｄが“ＳＡ：１００ＡＢＣＤＥ：ＳＦＯＯ０００２”であるＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産についての情報１６００以外に、ｍｐｖ：ｉｄが“ＡＵＤＩＯ：１００ＡＢＣＤＥ：ＡＦＯＯ０００３”であるオーディオ資産についての情報１８００がさらに追加されている。

オーディオ資産の識別子であるｍｐｖ：ｉｄ １８０１は、“ＡＵＤＩＯ：１００ＡＢＣＤＥ：ＡＦＯＯ０００３”で表示されている。
メタデータは、“ｃｒｅａｔｏｒ”１８０２及び“ｃｒｅａｔｅｄ”１８０３以外に、再生時間を表すＰｌａｙｉｎｇＴｉｍｅ １８０４をさらに含む。
そして、このオーディオ資産のラストＵＲＬ １８０５は、“ＤＣＩＭ／１００ＡＢＣＤＥ／ＡＦＯＯ０００３.ｍｐ３”で表示されている。

以下、本発明の第２実施例を説明する。本発明の第２実施例を説明するためのカメラモデルＢａｒは、モデルＦＯＯと若干異なる。モデルＢａｒは、オーディオ支援機能がなく、その代りに、マルチショット及びパノマラ支援機能がある。したがって、モデルＦＯＯで利用された＜ｍｐｖ：Ａｕｄｉｏ＞や＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ＞は不要であり、その代りに＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＭｕｌｔｉＳｈｏｔＳｅｑｕｅｎｃｅ＞と＜ｍｐｖ：ＳｔｉｌｌＰａｎｏｒａｍａＳｅｑｕｅｎｃｅ＞とが要求される。

本発明の第２実施例では、また、マルチプルアルバム支援を行う。例えば、各アルバムは、写真が撮られた場所を分類する。これは、モデルＢａｒで“Ｎｅｗ Ａｌｂｕｍ”というメニューをさらに有するということを意味する。ユーザが“Ｎｅｗ Ａｌｂｕｍ”メニューを選択する度に、デジタルスチルカメラは、新たなアルバムを生成し、以後に撮られた写真は、この新たなアルバムに保存される。
具体的に、どのように本発明によるＭＰＶファイル管理方法が具現されたデジタルスチルカメラが保存されたスチルイメージをＬＣＤディスプレーに表示できるかを説明する。

図１９は、本発明の第２実施例によるファイル管理方法によって提供されうるカメラのＬＣＤに出力される画面の再生モードシナリオの一例である。
スクリーンＡ １９００は、アルバム“Ａｍｕｓｍｅｎｔ Ｐａｒｋ”１９０１とアルバム“ＤｏｗｎＴｏｗｎ”１９０２とを選択するためのメニューを表す。ユーザが第１アルバム１９０１を選択した場合には、スクリーンＢ １９１０が表示され、ユーザが第２アルバム１９０２を選択した場合には、スクリーンＤ １９３０が表示される。

スクリーンＢ １９１０は、アルバム“Ａｍｕｓｍｅｎｔ Ｐａｒｋ”に入っている７個の資産イメージに対するサムネイルビューを表す。このうち、第１サムネイルＭは、マルチショット資産を表す。ユーザが第１サムネイルを選択すれば、スクリーンＣ １９２０が現れ、スクリーンＣ １９２０は、マルチショットに属するスチルイメージを示す。

スクリーンＣは、アルバム“ＤｏｗｎＴｏｗｎ”に入っているイメージのサムネイルビューを表す。スクリーンＤの第２サムネイルＰは、パノマラ資産を表す。ユーザが、このパノマラ資産を選択すれば、スクリーンＥ １９４０が現れ、スクリーンＥ １９４０は、パノマラに属するスチルイメージを示す。

このようなシナリオのようなマルチプルアルバムを支援するために、アルバム当り一つ以上のＭＰＶファイルを生成する必要がある。ユーザが何にも保存されていないフォーマットされたメモリカードをデジタルスチルカメラに挿入して写真を撮る時、モデルＢａｒデジタルスチルカメラは、図２０に示されたようなディレクトリ構造を生成する。

図２０は、本発明の第２実施例によって一つのスチル資産を生成してアルバムより構成する時に生成されるディレクトリ構造図である。
図２０を参照すれば、ルートディレクトリ下にＤＣＩＭディレクトリが生成され、ＤＣＩＭディレクトリ下に１００ＡＢＣＤＥディレクトリが生成され、ここに新たに撮ったスチルイメージであるＳＦＯＯ０００１.ＪＰＧが保存されることは、一般的なＤＣＦルールと同じである。本発明によってルートディレクトリ内にインデックスファイルであるｉｎｄｅｘ.ｐｖｍが生成され、ルートディレクトリ下にＭＩＳＣディレクトリが新たに生成され、このＭＩＳＣディレクトリ内にアルバムファイルであるａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍが保存される。

インデックスファイルであるｉｎｄｅｘ.ｐｖｍは、アルバムファイルを参照するための情報であるアルバム情報を有しており、アルバムファイルであるａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍは、スチルイメージ資産ＳＦＯＯ０００１.ＪＰＧを参照するための情報の資産情報を有している。

図２１は、図２０に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。
図２１を参照すれば、インデックスファイルは、ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍを参照するためのアルバム情報２１００を有している。
生成されたアルバムについての情報は、図１０でも説明したように、資産識別子と、メタデータ及び資産位置情報を含む。
アルバム資産の識別子であるｍｐｖ：ｉｄ ２１０１は、“ＡＬＢＵＭ：ＡＬＢＵＭ００１”と表示される。

アルバム資産のメタデータは、二つの属性ｔｉｔｌｅとｃｒｅａｔｏｒとを含む。
“ｔｉｔｌｅ”２１０２は、テキストである“Ａｍｕｓｅｍｅｎｔ Ｐａｒｋ”と表示されるが、もしデジタルスチルカメラのユーザ入力装置の性能がよくなければ、ユーザ入力装置を通じてテキストである“Ａｍｕｓｅｍｅｎｔ Ｐａｒｋ”を入力され得ないこともある。このような場合には、例えば、デジタルスチルカメラの内部で定めた任意の名称、すなわち、アルバム１ほどで表示されることもある。

“ｃｒｅａｔｏｒ”２１０３は、アルバム生成装置を表すものであって、“ＤＳＣＭｏｄｅｌＢａｒ”が表示される。メタデータ情報としては、例と挙げたタイトルやアルバム生成装置以外にも、アルバムの属性情報を表すものであれば、いずれも利用できる。これは、デジタルスチルカメラの設計による。

アルバムが保存された位置を表すアルバム位置情報であるＬａｓｔＵＲＬ ２１０４は、ルートディレクトリ以下から表示して、このアルバムが保存された位置を利用して生成される。

図２２は、図２０に示されたアルバムファイル（ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍ）の構造図である。
図２２を参照すれば、アルバムファイルは、資産ＳＦＯＯ０００１.ＪＰＧを参照するための資産情報２２００を有している。
生成された資産についての情報は、図１０でも説明しように、資産識別子と、メタデータ及び資産位置情報を含む。

スチルイメージ資産の識別子であるｍｐｖ：ｉｄ ２２０１は、“１００ＡＢＣＤＥ：ＳＦＯＯ０００１”と表示される。
スチルイメージ資産のメタデータは、３つの属性ｔｉｔｌｅ、ｃｒｅａｔｏｒ、ｃｒｅａｔｅｄを含む。

“ｔｉｔｌｅ”２２０２は、テキストである“Ａｍｕｓｅｍｅｎｔ Ｐａｒｋ Ｓｔｉｌｌ−１”と表示され、“ｃｒｅａｔｏｒ”２２０３は、資産生成装置を表す“ＤＳＣＭｏｄｅｌＢａｒ”が表示され、“ｃｒｅａｔｅｄ”２２０４は、資産生成日を表す。

スチルイメージ資産が保存された位置を表す資産位置情報であるＬａｓｔＵＲＬ２２０５は、ルートディレクトリ以下から表示して、このアルバムが保存された位置を利用して生成される。

図２３は、図２０に示されたディレクトリ状態で２つのスチル資産をさらに生成してアルバムに構成する時に表示されるアルバムファイル（ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍ）の構造図である。２つのスチル資産がいずれも同じアルバムに保存される場合に、アルバム情報には、変化がないので、インデックスファイルは変更されない。

図２３を参照すれば、アルバムファイルには、資産ＳＦＯＯ０００１についての情報２２００以外に、資産ＳＦＯＯ０００２についての情報２３１０と資産ＳＦＯＯ０００３についての情報２３２０とがさらに追加されたことが分かる。

図２４は、図２０に示されたディレクトリ状態で、一つのスチル資産をさらに生成し、一つのアルバムファイルをさらに生成した場合のディレクトリ構造図である。
図２４を参照すれば、１００ＡＢＣＤＥディレクトリ内には、ＳＦＯＯ０００４.ＪＰＧ資産がさらに保存されており、ＭＩＳＣディレクトリ内には、第２アルバムファイルａｌｂｕｍ００２.ｐｖｍがさらに生成されている。

このようなディレクトリ構造で、インデックスファイルであるｉｎｄｅｘ.ｐｖｍは、ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍとａｌｂｕｍ００２.ｐｖｍとについての情報を有し、アルバムファイルであるａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍは、資産ＳＦＯＯ０００１.ＪＰＧ、ＳＦＯＯ０００２.ＪＰＧ、ＳＦＯＯ０００３.ＪＰＧについての情報を有し、ａｌｂｕｍ００２.ｐｖｍは、資産ＳＦＯＯ０００４.ＪＰＧについての情報を有する。

図２５は、図２４に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。
図２５を参照すれば、インデックスファイルは、ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍを参照するためのアルバム情報２１００以外に、ａｌｂｕｍ００２.ｐｖｍを参照するためのアルバム情報２５００をさらに有している。

アルバム情報２５００で、アルバム資産の識別子であるｍｐｖ：ｉｄ ２５０１は、“ＡＬＢＵＭ：ＡＬＢＵＭ００２”で表示され、“ｔｉｔｌｅ”２５０２は、テキストである“Ｄｏｗｎｔｏｗｎ”で表示され、“ｃｒｅａｔｏｒ”２５０３は、アルバム生成装置を表す“ＤＳＣ Ｍｏｄｅｌ Ｂａｒ”が表示される。また、アルバムが保存された位置を表すアルバム位置情報であるＬａｓｔＵＲＬ ２５０４は、ルートディレクトリ以下から表示して、このアルバムが保存された位置を利用して生成される。

図２６は、図２４に示されたアルバムファイル（ａｌｂｕｍ００２.ｐｖｍ）の構造図である。
図２６を参照すれば、アルバムファイルは、資産ＳＦＯＯ０００４.ＪＰＧを参照するための資産情報２６００を有している。
スチルイメージ資産の識別子であるｍｐｖ：ｉｄ ２６０１は、“１００ＡＢＣＤＥ：ＳＦＯＯ０００４”で表示される。

スチルイメージ資産であるメタデータは、３つの属性ｔｉｔｌｅ、ｃｒｅａｔｏｒ、ｃｒｅａｔｅｄを含む。“ｔｉｔｌｅ”２６０２は、テキストである“Ｄｏｗｎｔｏｗｎ Ｓｔｉｌｌ−１”で表示され、“ｃｒｅａｔｏｒ”２６０３は、資産生成装置を表す“ＤＳＣ Ｍｏｄｅｌ Ｂａｒ”が表示され、“ｃｒｅａｔｅｄ”２６０４は、資産生成日を表す。

スチルイメージ資産が保存された位置を表す資産位置情報であるＬａｓｔＵＲＬ２６０５は、ルートディレクトリ以下から表示して、このアルバムが保存された位置を利用して生成される。

以上のような実施例では、本発明によるファイル管理方法を主にデジタルスチルカメラに適用されると説明したが、本発明は、これに限定されない。本発明は、マルチメディア資産情報を獲得する手段を有するいかなるマルチメディア応用機器でもＭＰＶフォーマットを利用したインデックスファイルに資産についての情報を入れて資産を管理できるということは、当業者ならば十分に理解できる。また、以上のような本発明では、マルチメディア資産についての情報をどのように管理するかについての関心があり、このように、本発明によるファイル管理システムを実際デジタルスチルカメラや他のマルチメディア応用機器でどのように利用するかは多様に具現されうる。

前述したようなファイル管理方法は、また、コンピュータ可読記録媒体にコンピュータ可読コードとして具現することが可能である。コンピュータ可読記録媒体は、コンピュータシステムによって読出されるデータが保存される全ての種類の記録装置を含む。コンピュータ可読記録媒体の例としては、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置があり、また、キャリアウェーブ（例えば、インターネットを通じた伝送）の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータ可読記録媒体は、ネットワークに連結したコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータ可読コードが保存されかつ実行されうる。そして、前記ファイル管理方法を具現するための機能的なプログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマーによって容易に推論されうる。

以上、本発明についてその望ましい実施例を中心に説明した。当業者は、本発明が、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現されうることが分かる。したがって、開示された実施例は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、特許請求の範囲に現れており、それと同等な範囲内にある全ての差異点は、本発明に含まれたと解釈されねばならない。

本発明は、マルチメディア応用環境でマルチメディアを生成する装置、例えば、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、デジタルオーディオ再生器（ＭＰ３，ＷＭＡ）などのマルチメディア応用機器に利用されうる。

従来の技術によってＭＰＶの概念を説明するための参考図である。 従来の技術によってＭＰＶの単純資産の例を示す図面である。 従来の技術によってＭＰＶの複合資産の例を示す図面である。 従来の技術によって、一つのカメラで撮影した写真を他のカメラで再生する場合に発生する問題点を説明するための参考図である。 従来の技術によって、一つのカメラで撮影した写真を他のカメラで再生する場合に発生する問題点を説明するための参考図である。 本発明による資産管理方法を説明するための参考図である。 本発明によるファイル管理装置のブロック図である。 本発明によるインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。 本発明によるアルバムファイル（ａｌｂｕｍ.ｐｖｍ）の構造図である。 図７に示された資産情報のデータ構造図である。 図７に示されたアルバム情報のデータ構造図である。 本発明による第１実施例及び第２実施例を説明するためのカメラモデル仕様を示す図面である。 本発明の第１実施例による写真撮影動作の過程を表すフローチャートである。 本発明の第１実施例によって一つのスチル資産を生成する時に生成されるディレクトリ構造図である。 図１３に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。 図１３のディレクトリ状態で、一つのＳｔｉｌｌＷｉｔｈＡｕｄｉｏ資産を追加する時のディレクトリ構造図である。 図１５に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。 図１５のディレクトリ状態で、一つのオーディオ資産を追加する時のディレクトリ構造図である。 図１７に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。 本発明の第２実施例によるファイル管理方法によって提供されうるカメラのＬＣＤに出力される画面の例である。 本発明の第２実施例によって、一つのスチル資産を生成してアルバムに構成する時に生成されるディレクトリ構造図である。 図２０に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。 図２０に示されたアルバムファイル（ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍ）の構造図である。 図２０に示されたディレクトリ状態で、二つのスチル資産をさらに生成してアルバムに構成する時に示されるアルバムファイル（ａｌｂｕｍ００１.ｐｖｍ）の構造図である。 図２０に示されたディレクトリ状態で、三つのスチル資産をさらに生成して、二つのアルバムファイルをさらに生成した場合のディレクトリ構造図である。 図２４に示されたインデックスファイル（ｉｎｄｅｘ.ｐｖｍ）の構造図である。 図２４に示されたアルバムファイル（ａｌｂｕｍ００２.ｐｖｍ）の構造図である。

符号の説明

５１ デジタルカメラ１
５２ ＤＣＦディレクトリ及びファイル
５３ デジタルカメラ２

Claims (23)

1. マルチメディア応用機器で資産の制御のためのファイル管理方法において、
   前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルを生成及び管理する段階を含むことを特徴とするファイル管理方法。
2. 前記資産についての情報は、
   個別資産についての情報と、前記個別資産をグループ化したアルバムについての情報のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項１に記載のファイル管理方法。
3. 前記個別資産についての情報は、
   前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項２に記載のファイル管理方法。
4. 前記アルバムについての情報は、
   前記アルバムを識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記アルバムの属性情報を表すメタデータと、前記アルバムが保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項２に記載のファイル管理方法。
5. 前記アルバムは、前記アルバムに属する一つ以上の個別資産についての情報を含んでいることを特徴とする請求項４に記載のファイル管理方法。
6. 前記個別資産についての情報は、
   前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項５に記載のファイル管理方法。
7. 前記インデックスファイルは、ＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリ内に位置することを特徴とする請求項１に記載のファイル管理方法。
8. マルチメディア応用機器で資産の制御のためのファイル管理装置において、
   前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルを生成及び管理するファイル管理部を含むことを特徴とするファイル管理装置。
9. 前記資産についての情報は、
   個別資産についての情報と、前記個別資産をグループ化したアルバムについての情報のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項８に記載のファイル管理装置。
10. 前記個別資産についての情報は、
    前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項９に記載のファイル管理装置。
11. 前記アルバムについての情報は、
    前記アルバムを識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記アルバムの属性情報を表すメタデータと、前記アルバムが保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項９に記載のファイル管理装置。
12. 前記アルバムは、前記アルバムに属する一つ以上の個別資産についての情報を含んでいることを特徴とする請求項９に記載のファイル管理装置。
13. 前記個別資産についての情報は、
    前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項１２に記載のファイル管理装置。
14. 前記インデックスファイルは、ＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリ内に位置することを特徴とする請求項８に記載のファイル管理装置。
15. マルチメディア応用機器で資産の制御のための情報保存媒体において、
    前記応用機器によって獲得された資産についての情報を含んでおり、ＭＰＶに基づいたインデックスファイルが記録されていることを特徴とする情報保存媒体。
16. 前記資産についての情報は、
    個別資産についての情報と、前記個別資産をグループ化したアルバムについての情報のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項１５に記載の情報保存媒体。
17. 前記個別資産についての情報は、
    前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項１６に記載の情報保存媒体。
18. 前記アルバムについての情報は、
    前記アルバムを識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記アルバムの属性情報を表すメタデータと、前記アルバムが保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項１６に記載の情報保存媒体。
19. 前記アルバムは、前記アルバムに属する一つ以上の個別資産についての情報を含んでいることを特徴とする請求項１８に記載の情報保存媒体。
20. 前記個別資産についての情報は、
    前記資産を識別するための識別子（ｍｐｖ：ｉｄ）と、前記資産の属性情報を表すメタデータと、前記資産が保存された位置を表す位置情報（ＬａｓｔＵＲＬ）のうち少なくとも一つ以上を含むことを特徴とする請求項１９に記載の情報保存媒体。
21. 前記インデックスファイルは、ＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリ内に位置することを特徴とする請求項１５に記載の情報保存媒体。
22. マルチメディア応用機器でマルチメディアファイルを制御する方法において、
    前記マルチメディアファイルを獲得する段階と、
    前記マルチメディアファイルを管理するための別途のインデックスファイルに前記マルチメディアファイルについての情報を記録する段階と、を含むことを特徴とするマルチメディアファイルの制御方法。
23. 前記インデックスファイルは、前記応用機器保存媒体のＤＣＦディレクトリ構造のルートディレクトリに存在するか、またはＤＣＩＭディレクトリ内に存在することを特徴とする請求項２２に記載のマルチメディアファイルの制御方法。

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