JP2005323459A - 電池用過充電過放電検出回路 - Google Patents

電池用過充電過放電検出回路 Download PDF

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Abstract

【課題】実用性に優れた電池用過充電過放電検出回路を提供すること。
【解決手段】互いに直列接続されて組電池100を構成するセル1〜4の電圧を個別にセルの過充電判定しきい値及び過放電判定しきい値と比較して前記各セルの過充電判定及び過放電の判定をそれぞれ行う合計4つのセル判定回路8をそれぞれもつ判定回路5〜7が配置される。各判定回路5〜7の判定しきい値は異なっており、これにより過充電、過放電の精密な判定と多数決式多重化合冗長回路による回路故障に対する信頼性向上効果とを同時に奏することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は組電池に用いられる電池用過充電過放電検出回路に関する。
複数の単電池(以下、セルとも言う)を直列してなる組み電池、特にリチウム二次電池では、その過充電や過放電の判定が重要となっている。このため、各セル電圧が許容電圧範囲にあるかどうかすなわち各セル電圧が許容最高電圧値を超えていないかどうかを判定する過充電判定と、許容最低電圧値を下回っていないかどうかを検出する過放電判定をとを行う過充電過放電検出回路を設けるのが通常となっている。
また、下記の特許文献1は、上記過充電過放電検出回路において、許容最高電圧値をそれより高い過充電判定しきい値に切り替え、上記許容最低電圧値をそれより低い過放電判定しきい値に切り替えるしきい値変更回路を追設することにより、更に高精度の過充電過放電判定を行うことを提案している。
特許2003−032907号公報
しかしながら、上記した特許文献1の過充電過放電検出回路は、過充電判定のための回路系(以下、過充電判定回路とも言う)と、過放電判定の回路系(以下、過放電判定回路とも言う)とを各セルごとに一対ずつ配置し、かつ、それらのしきい値をそれぞれ変更するためのしきい値変更回路を一対必要となるため、判定精度の改善効果を回路複雑化の欠点が相殺してしまうという問題があった。つまりり、特許文献1は、本質的に過充電検出に2つのしきい値を用い、過放電判定に2つのしきい値を用いる4しきい値判定方式の電池用過充電過放電検出回路であるが、そのために2つのコンパレータとこれら二つのコンパレータのしきい値変更回路とを各セルごとに必要とし、得られる効果に比べて回路規模の増大が看過できないレベルに達していた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、過充電過放電検出回路の複雑化に耐えることが可能な実用性に優れた電池用過充電過放電検出回路を提供することをその目的としている。
第1発明の電池用過充電過放電検出回路は、互いに直列接続されて組電池を構成する多数のセルの電圧を個別に前記セルの過充電判定しきい値及び過放電判定しきい値と比較して前記各セルの過充電判定及び過放電の判定をそれぞれ行う電池用過充電過放電検出回路において、互いに異なる過充電判定用しきい値及び過放電判定用しきい値を有してそれぞれ前記各セルの過充電及び過放電の判定をそれぞれ行う複数の前記判定回路と、前記各判定回路の出力の組み合わせに基づいて組電池の最終的な過充電及び過放電の最終的な判定を行う最終判定回路とを備えることを特徴としている。
すなわち、この発明の電池用過充電過放電検出回路は、過充電判定と過放電判定とを行う判定回路を一つのセルに対して複数設け、これら判定回路の出力の組み合わせに基づいて、組電池の過充電過放電の判定を行っている。このため、たとえば一つの判定回路の動作がなんらかの原因により不調となったとしても、他の判定出力を用いることにより支障無く組電池の過充電過放電の判定を継続することができる。いわゆる判定回路を多重冗長化しているために回路不良に対する信頼性を向上することができる。
なお、上記特許文献1も二つの比較手段を有しているが、特許文献1の一つの比較手段は過充電判定と許容最高電圧判定を行い、もう一つの比較手段は過放電判定と許容最低電圧値判定を行うために、どちらか一つの比較手段が不調となると必須である過充電判定用と過放電判定とのどちらかができなくなり、電池用過充電過放電検出回路としての最小限必要な回路機能を失ってしまう。これに対して、この発明の各判定回路はそれぞれ過充電判定と過放電判定とを行うとこができるので、たとえ一つの判定回路が不調となったとしてもこのような問題の発生を防止することができる。
更に、この発明では、各判定回路のしきい値として互い異なる値を与えているため各判定回路が正常である場合には、各判定回路の出力の組み合わせを利用して高精度の過充電過放電の判定も行うことができるという効果を奏することができる。結局、この発明は、特許文献1の発明同様にセルごとに複数の比較手段を必要とするが、この回路構成の複雑化を回路の多重冗長化による動作信頼性の向上により補うため、特許文献1のものに対して実用性を向上することができる。
好適な態様では、前記判定回路を2つ有し、前記最終判定回路は、前記2つの判定回路の出力の論理信号にもとづいて前記最終的な判定を行う構成を採用している。これによりどちらかの判定回路が不調となったとしても、判定動作を継続することができる。
好適な態様では、前記最終判定回路は、前記3つの判定回路の出力の多数決論理信号に基づいて前記最終的な判定を行う構成を採用している。これにより、一つの判定回路が不調でも不調な判定回路の決定などの処理を経ること無しに判定を遂行することができる。
第2発明の電池用過充電過放電検出回路は、互いに直列接続されて組電池を構成する多数のセルの電圧を個別に前記セルの過充電判定しきい値及び過放電判定しきい値と比較して前記各セルの過充電判定及び過放電の判定をそれぞれ行う電池用過充電過放電検出回路において、互いに直列接続される第1、第2の抵抗素子を有して前記セルの電圧の分圧を出力する抵抗分圧回路と、前記抵抗分圧回路から入力される分圧と所定のしきい値電圧とを比較する比較回路と、互いに直列接続されるスイッチ及び抵抗素子とをそれぞれ有するとともに前記第1又は第2の抵抗素子と並列に接続される複数のしきい値変更回路とを備えることを特徴としている。
このようにすれば、二つのスイッチと二つの抵抗素子の追加により、合計4つのしきい値を発生することができ、たとえば特許文献1に記載される過放電判定用しきい値、許容最低電圧値、許容最高電圧値及び過充電判定用しきい値を簡素な構成にて発生することができる。なお、入力電圧を分圧する抵抗分圧回路の分圧比の変更は、比較回路からみてしきい値電圧の変更に相当し、かつ、高価な基準電圧源の使用数を削減できるためしきい値変更回路としては実用性において特に優れている。
本発明の好適な態様を以下の実施例により具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を種々の公知技術やそれに相当する技術の組み合わせにより実施できることはもちろんである。
実施例1の電池用過充電過放電検出回路を図1を参照して説明する。図1において、100は組電池であり、リチウム二次電池からなるセル1〜4を直列接続して構成されている。5〜7は判定回路であり、セル1〜4にたいして個別にセルの電圧を判定する合計4つのセル判定回路8を有している。各セル判定回路8は、抵抗分圧回路9とツェナダイオードZdとコンパレータ10とバッファを兼ねるNOT回路11とからなる。
抵抗分圧回路9は互いに直列接続された抵抗素子r1、r2と、互いに直列接続されたスイッチsと抵抗素子r3とかなり抵抗素子r2と並列接続されるしきい値変更回路12とからなる。抵抗分圧回路9は、入力されるセル電圧を分圧し、たとえばエミッタ接地のトランジスタからなるスイッチsのオンにより抵抗分圧比を変更することにより等価的にしきい値を変更している。
抵抗分圧回路9が出力する分圧はコンパレータ10の−入力端に入力され、コンパレータ10の+入力端はツェナダイオードZdを通じてセルの低電位端子(負極端子)に接続されている。コンパレータ10の電源電圧はセル電圧を利用している。コンパレータ10の出力はNOT回路11で反転されてマルチ入力のANDゲート13及びORゲート14に入力される。ANDゲート13は各セル判定回路8の論理積信号を出力し、ORゲート14は各セル判定回路8の論理和信号を出力する。CLはスイッチsを開閉するしきい値変更信号である。したがって、判定回路5〜7はANDゲート13から論理積信号を、ORゲート14から論理和信号をそれぞれ出力する。各判定回路5〜7から出力される各ANDゲート13及びORゲート14は、6ビットの6ビット判定信号合成回路15の各ビットに保持されてから最終判定回路としてのマイコン16に出力される。
次に、セル判定回路8の動作を説明する。スイッチsを開いた状態では分圧は高くなり、等価的にしきい値電圧は低くなり、コンパレータ10は過放電判定用しきい値と入力分圧との比較結果を出力する。スイッチsを閉じると分圧は低くなり、等価的にしきい値電圧は高くなり、コンパレータ10は過充電判定用しきい値と入力分圧との比較結果を出力する。
したがって、スイッチsを開きコンパレータ10が過放電判定をおこなっている時のコンパレータ10の出力がハイレベルであり、NOT回路11の出力がローレベルであるということは過放電と判定したことを意味する。同じく、スイッチsを閉じコンパレータ10が過充電判定をおこなっている時のコンパレータ10の出力がローレベルであり、NOT回路11の出力がハイレベルであるということは過充電と判定したことを意味する。なお、NOT回路11を省略することは可能であり、たとえば分圧をコンパレータ10の+入力端に入力し、ツェナダイオードZdを−入力端に接続することにより同等の回路を構成することができる。その他、ANDゲート13やORゲート14側にてNOT回路11省略補償する論理回路処理を行ってもよい。
判定回路5〜7の動作を更に詳しく説明する。
最初のステージでなされるスイッチsオフ時(過放電判定時)について説明する。どれか一つのNOT回路11の出力がローレベルであるときそのセルが過放電であるので、スイッチsオフ時にANDゲート13がローレベルを出力するということは、判定回路5が、少なくとも一つのセルが過放電であると判定したことを意味する。この時、ORゲート14はすべてのセルが過放電とならない限り、ローレベルを出力せず、通常はハイレベルを出力する。
次のステージでなされるスイッチsオン時(過充電判定時)について説明する。どれか一つのNOT回路11の出力がハイレベルあるときそのセルが過充電であるので、スイッチsオン時にORゲート14がハイレベルを出力するということは、判定回路5が、少なくとも一つのセルが過充電であると判定したことを意味する。この時、ANDゲート13はすべてのセルが過充電とならない限り、ハイレベルを出力せず、通常はローレベルを出力する。
これらの出力は、6ビット判定信号合成回路15に入力され、6ビット判定信号合成回路は、判定回路5〜7から過放電判定ステージにて入力される各ANDゲート13の出力をラッチし、次の過充電判定ステージにて入力される各ORゲート14の出力をラッチし、それらを6ビットのパルス信号である6ビット判定信号としてマイコン16に出力する。この実施例では、この6ビット判定信号の各ビットは各判定回路5〜7の過充電状態又は過放電状態を示すものとする。すなわち、6ビット判定信号の最上位ビットb5のレベル1は判定回路5の過放電状態を示し、次のビットb4のレベル1は判定回路5の過充電判定を示し、次のビットb3のレベル1は判定回路6の過放電判定を示し、次のビットb2のレベル1は判定回路6の過充電判定を示し、次のビットb1のレベル1は判定回路7の過放電判定を示し、最下位のビットb0のレベル1は判定回路7の過充電判定を示すものとする。
この実施例にて重要な点は、判定回路5〜7の過放電判定用しきい値及び過充電判定用しきい値がそれぞれ異なることである。すなわち、この実施例では、判定回路5の過放電判定用しきい値は2.5V、判定回路5の過充電判定用しきい値は4.25Vに設定され、判定回路6の過放電判定用しきい値は2.75V、判定回路6の過充電判定用しきい値は4.0Vに設定され、判定回路7の過放電判定用しきい値は3.0V、判定回路7の過充電判定用しきい値は3.75Vに設定されている。
マイコン16は定期的にこの6ビット判定信号を読み込み、組電池100の最終判定ルーチンを行う。このマイコンの最終判定ルーチンを図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、6ビット判定信号を判定して異常(過充電又は過放電)の判定が生じているかどうかを調べ(S100)、生じていれば、判定回路5が異常(過充電又は過放電)を出力しているかどうかを調べ(S102)、そうであればフラグF5を立てる(S104)。次に、判定回路6が異常(過充電又は過放電)を出力しているかどうかを調べ(S106)、そうであればフラグF6を立てる(S108)。次に判定回路7が異常(過充電又は過放電)を出力しているかどうかを調べ(S110)、そうであればフラグF7を立てる(S112)。
次に、判定回路5〜7の複数が異常を出力しているかどうかを調べ(S116)、複数出力であればシステム停止処理を行い(S118)、複数出力でなければ多数決のみで制御を行うモードへ移行する(S120)。
ステップS100にて異常がなければ、ステップS116にて異常がなければ状態判定値Aかどうかを調べ(S120)、そうであれば過放電に対する処理を行う(S122)。状態判定値AでなければステップS124に進んで状態判定値B又はFかどうかを調べ(S124)、そうであれば劣化セルに対する所定の処理1を行う(S126)。状態判定値B又はFでなければステップS128に進んで状態判定値C又はEかどうかを調べ(S130)、そうであれば劣化セルに対する所定の処理2を行う(S132)。状態判定値C又はEでなければステップS134に進んで状態判定値Gかどうかを調べ(S134)、そうであれば過充電に対する処理を行い(S136)、ステップS100にリターンする。
なお、状態判定値Aは、セル電圧が2.5V以下の場合であり、過放電セルが確実に存在する場合である。状態判定値Bは、セル電圧が2.5V超、2.75V以下の場合であり、中度に過放電状態のセルが存在する場合である。状態判定値Cは、セル電圧が2.75V超、3.0V以下の場合であり、少し過放電状態のセルが存在する場合である。状態判定値Dは、セル電圧が3.0V超、3.75V以下の場合であり、すべてのセルが正常である場合である。状態判定値Eは、セル電圧が3.75V超、4.0V以下の場合であり、少し過充電状態のセルが確実に存在する場合である。状態判定値Fは、セル電圧が4.0V超、4.25V以下の場合であり、中度に過充電セルが確実に存在する場合である。状態判定値Gは、セル電圧が4.25V超、5.0V以下の場合であり、過充電セルが確実に存在する場合である。
すなわち、この実施例では、回路全体として、判定回路を三重化するとともに、各判定回路が異なるしきい値をもつため、たとえ一つの判定回路が不良となっても多数決処理により問題なく過充電過放電判定を行うことができる。更に、過充電判定に対して3つの異なるしきい値を与え、過放電判定に対しても3つの異なるしきい値を与えることができるため、過充電や過放電それぞれに対してその程度までも判定して過充電や過放電のレベルに対してそれぞれ最適な処理を行うことができる。
更に、この実施例では、最も高い過充電しきい値をもつ判定回路5は最も低い過放電しきい値をもち、最も低い過充電しきい値をもつ判定回路7は最も高い過充電しきい値をもつ。このようにすれば、どれかの判定回路が故障した場合、許容電圧範囲が上方又は下方にシフトすることがないという効果を奏することができる。
(変形態様)
上記実施例では、三重化回路を説明したが、二重化回路としてもよい。ただし、二重化回路では、二つの判定回路のうちどちらが不良化を判定することが必要となる。しかし、判定回路の不良は、たとえばセル判定回路8が複数動作不良となるなどの状態判定により判別が不可能ではないため、これを利用して不良となった判定回路の動作をオフするなどの処理を行うことができる。
複数の判定しきい値を利用する他の実施例を図3を用いて以下に説明する。図3は実施例1における一つのセル判定回路8に相当するセル判定回路を示す。
この実施例では、抵抗分圧回路90が、抵抗素子r1、r2、r3、r4とスイッチS1、S2からなる。抵抗素子r1、r2は直列接続されて接続点がコンパレータ10の−入力端に接続されている。抵抗素子r3とスイッチS1とは直列接続されて抵抗素子r2と並列に接続されている。抵抗素子r4とスイッチS2とは直列接続されて抵抗素子r1と並列に接続されている。
このようにすれば、スイッチS1、S2をオフすることによるしきい値、スイッチS1、S2をオンすることによるしきい値、スイッチS1がオン、スイッチS2がオフすることによるしきい値、スイッチS1がオフ、スイッチS2がオンすることによるしきい値という4つのしきい値を設定することができる。
すなわち、簡単な回路により、二種類の過充電判定用のしきい値と、二種類の過放電判定用のしきい値を実現することができる。もちろん、この場合、これら二つのスイッチS1、S2の4つの状態組み合わせを示す4つのステージを時間順次に実施して、各しきい値に対する判定を行う必要がある。このようにすれば、簡素な回路で特許文献1で示される4しきい値判定を実現することができる。したがって、この実施例によれば、多重化を行わなくても多数のしきい値を用いた判定を行うことができる。
(変形態様)
変形態様を図4に示す。この変形態様は、図3の抵抗素子r4とスイッチS2との直列回路を抵抗素子r2と並列接続したものであり、同様の効果を奏することができる。
実施例1の過充電過放電検出回路を示す回路図である。 実施例1における過充電過放電判定処理を示すフローチャートである。 実施例2の過充電過放電検出回路のセル判定回路を示す回路図である。 実施例2の変形態様を示すセル判定回路の回路図である。
符号の説明
S1 スイッチ
S2 スイッチ
Zd ツェナダイオード
r1 抵抗素子
r2 抵抗素子
r3 抵抗素子
r4 抵抗素子
1〜4 セル
5〜7 判定回路
8 セル判定回路
9 抵抗分圧回路
10 コンパレータ
11 NOT回路
12 しきい値変更回路
13 ANDゲート
14 ORゲート
16 マイコン
90 抵抗分圧回路
100 組電池

Claims (4)

  1. 互いに直列接続されて組電池を構成する多数のセルの電圧を個別に前記セルの過充電判定しきい値及び過放電判定しきい値と比較して前記各セルの過充電判定及び過放電の判定をそれぞれ行う電池用過充電過放電検出回路において、
    互いに異なる過充電判定用しきい値及び過放電判定用しきい値を有してそれぞれ前記各セルの過充電及び過放電の判定をそれぞれ行う複数の前記判定回路と、
    前記各判定回路の出力の組み合わせに基づいて組電池の最終的な過充電及び過放電の最終的な判定を行う最終判定回路と、
    を備えることを特徴とする電池用過充電過放電検出回路。
  2. 請求項1記載の電池用過充電過放電検出回路において、
    前記判定回路を2つ有し、
    前記最終判定回路は、前記2つの判定回路の出力の論理信号にもとづいて前記最終的な判定を行うことを特徴とする電池用過充電過放電検出回路。
  3. 請求項1記載の電池用過充電過放電検出回路において、
    前記最終判定回路は、前記3つの判定回路の出力の多数決論理信号に基づいて前記最終的な判定を行うことを特徴とする電池用過充電過放電検出回路。
  4. 互いに直列接続されて組電池を構成する多数のセルの電圧を個別に前記セルの過充電判定しきい値及び過放電判定しきい値と比較して前記各セルの過充電判定及び過放電の判定をそれぞれ行う電池用過充電過放電検出回路において、
    互いに直列接続される第1、第2の抵抗素子を有して前記セルの電圧の分圧を出力する抵抗分圧回路と、
    前記抵抗分圧回路から入力される分圧と所定のしきい値電圧とを比較する比較回路と、
    互いに直列接続されるスイッチ及び抵抗素子とをそれぞれ有するとともに前記第1又は第2の抵抗素子と並列に接続される複数のしきい値変更回路と、
    を備えることを特徴とする電池用過充電過放電検出回路。
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