JP2005321361A - トルク検出装置 - Google Patents

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欣智 徳本
卓範 ▲濱▼田
Takunori Hamada
Naoki Nakane
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Abstract

【課題】 外部磁界による検出誤差を低減でき、しかも、磁気遮蔽面積を少なくすることができるトルク検出装置を提供する。
【解決手段】 回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りにアキシャル方向へ離隔して並置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める2つの集磁環5,5と、各集磁環5,5が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部7とを備えており、集磁環5,5は周方向の1個所からラジアル方向外側へ延出された凸片51,51を有する円筒形をなし、該集磁環5,5の外周側及び端面と、前記凸片51,51の一部とを磁気的に遮蔽する磁気遮蔽層6,6を有する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は回転体に加わるトルクを検出するトルク検出装置に関する。
トルク検出装置としては、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1のトルク検出装置は、トーションバーにより連結された入力軸及び出力軸を有する回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りにアキシャル方向へ離隔して並置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める2つの集磁環と、各集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部とを備えている。
このように構成されたトルク検出装置は車両用の電動パワーステアリング装置に組み込まれている。電動パワーステアリング装置は前記入力軸がステアリングホイールに繋がる前記回転体と、該回転体を収容支持するハウジングと、前記出力軸に減速機構を介して繋がる電動モータと、該電動モータの駆動回路及び前記検出部に接続され、マイクロプロセッサを用いてなる制御部とを備えており、ステアリングホイールを操舵することにより入力軸に加わる回転トルクを前記トーションバーに生じる捩れによって検出部が検出し、検出トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御するように構成されている。
ところで、トルク検出装置は磁気回路形成部材の周りに配置されるため、トルク検出装置の近くに永久磁石を備えた車搭スピーカ等が配設されている場合、車搭スピーカ等の永久磁石から発生する磁界の影響により検出誤差が生ずる可能性があるため、例えばトルク検出装置の全体を磁気遮蔽部材により被覆、又は前記回転体を収容支持したハウジングを磁気遮蔽部材により被覆することにより、外部磁界による検出誤差をなくすることが考えられる。
特開2003−149062号公報
ところが、トルク検出装置の全体を磁気遮蔽部材により被覆、又は前記回転体を収容支持したハウジングを磁気遮蔽部材により被覆した場合、磁気遮蔽部材が被覆する磁気遮蔽面積が比較的多くなり、コスト高になるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は外部磁界による検出誤差を低減でき、しかも、磁気遮蔽面積を少なくすることができるトルク検出装置を提供することにある。また、他の目的は集磁環自体のコストを低減することができるトルク検出装置を提供する点にある。また、他の目的は集磁環及び磁気遮蔽部材の組込作業性を向上することができるトルク検出装置を提供することにある。
第1発明に係るトルク検出装置は、回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りに配置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める集磁環と、該集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部とを備えるトルク検出装置において、前記集磁環は外周側に磁気遮蔽層を有することを特徴とする。
第1発明にあっては、磁気回路形成部材が発生した磁束を集める集磁環の外周側に磁気遮蔽層が設けられているため、集磁環の磁束集めに外部磁界が影響することを低減でき、外部磁界による検出誤差を低減できる。しかも、磁気遮蔽層は集磁環の外周側を被覆しているため、磁気遮蔽層の磁気遮蔽面積を少なくすることができる。
第2発明に係るトルク検出装置は、前記磁気遮蔽層は、前記集磁環に外嵌され、周方向の1個所が開放された円環状をなし、周方向の途中からラジアル方向外側へ延出された延出部を有する非磁性板からなることを特徴とする。
第2発明にあっては帯板状の非磁性板から2つの磁気遮蔽層を得ることが可能であるため、非磁性板から円環状に成形される場合に比べて非磁性板の取り除き面積を少なくすることができる。
第3発明に係るトルク検出装置は、回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りにアキシャル方向へ離隔して並置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める2つの集磁環と、各集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部とを備えるトルク検出装置において、前記集磁環は周方向の1個所からラジアル方向外側へ延出された凸片を有する円筒形をなし、該集磁環の外周側及び端面と、前記凸片の一部とを磁気的に遮蔽する磁気遮蔽層を有することを特徴とする。
第3発明にあっては、磁気回路形成部材が発生した磁束を集める集磁環の外周側及びアキシャル方向の外側となる端面と、凸片の一部(検出部が配置されない側のアキシャル方向の外側となる面)とに磁気遮蔽層が設けられているため、集磁環の磁束集めに外部磁界が影響することを低減でき、外部磁界による検出誤差を低減できる。しかも、磁気遮蔽層は集磁環の外周側及びアキシャル方向の外側となる端面と、凸片の一部(検出部が配置されない側のアキシャル方向の外側となる面)とを被覆しているため、磁気遮蔽層の磁気遮蔽面積を少なくすることができる。
第4発明に係るトルク検出装置は、前記集磁環及び前記磁気遮蔽層が合成樹脂材料によってモールドされていることを特徴とする。
第4発明にあっては、集磁環及び磁気遮蔽層がモールドされているため、部品点数を削減でき、組込作業工程数を削減できる。
第1発明及び第3発明によれば、集磁環の磁束集めに外部磁界が影響することを低減でき、外部磁界による検出誤差を低減でき、しかも、磁気遮蔽層の磁気遮蔽面積を少なくすることができ、トルク検出装置のコストを低減できる。
第2発明によれば、帯板状の非磁性板から2つの磁気遮蔽層を得ることが可能であるため、非磁性板から円環状に成形される場合に比べて非磁性板の取り除き面積を少なくすることができ、磁気遮蔽層自体のコスト、ひいてはトルク検出装置のコストを低減できる。
第4発明によれば、集磁環及び磁気遮蔽層がモールドされているため、部品点数を削減でき、組込作業工程数を削減できる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るトルク検出装置の構成を示す断面図、図2は模式的分解斜視図、図3は回転体が一方向に回転した場合に発生する磁気回路の説明図である。
トルク検出装置Aは、トーションバー1により同軸的に連結された第1の回転体2及び第2の回転体3が有する磁気回路形成部材4の外周りにアキシャル方向へ離隔して配置され、該磁気回路形成部材4が発生した磁束を集める2つの集磁環5,5と、各集磁環5,5を外部磁界と磁気的に遮蔽する磁気遮蔽層6,6と、各集磁環5,5が集めた磁束の密度に基づいて第1の回転体2に加わったトルクを検出する検出部7と、該検出部7に導線8により接続された検出回路基板9とを備えている。尚、磁気回路形成部材4は、第1の回転体2の外周部に取着された複数の永久磁石41と、該永久磁石41の外周りに配置され、第2の回転体3に外嵌固定された2つの磁性環42,42とからなる。
永久磁石41は複数の周方向位置にN極とS極とが交互に着磁された多極着磁のリングになっており、第1の回転体2の外周部に外嵌固定されている。
磁性環42,42は第2の回転体3の軸線方向に離隔して向き合う2つの環板部42a,42a及び環板部42a,42aの内周部から互いに接近する方向へ延出された複数の櫛歯42b,42bを有しており、永久磁石41と相対回転することにより磁性環42,42間の磁束密度が変化するように構成されている。また、櫛歯42b,42bは周方向に交互に噛み合うように等間隔に配置されており、櫛歯42b,42bが交互に噛み合う状態で磁性環42,42が合成樹脂材料によりモールドされ、モールド体43になっている。
図4は集磁環部分の拡大断面図、図5は集磁環部分の側面図、図6は集磁環部分の分解斜視図である。
集磁環5,5は周方向の1個所からラジアル方向外側へ延出され、前記検出部7の両側に配置された凸片51,51を有する円筒形をなしており、凸片51,51に磁束が集まるように構成されている。また、集磁環5,5は鉄板等の磁性板を成形してなる。
磁気遮蔽層6,6は集磁環5,5の外周側を被覆する筒形被覆部61,61と、集磁環5,5の一方の端面を被覆する環形被覆部62,62と、凸片51,51の外面部を被覆する板形被覆部63とを有する環体64,64からなり、該環体64,64が集磁環5,5に外嵌されている。環体64,64が外嵌された集磁環5,5は支持部材としの合成樹脂製のケース10に支持されている。また、磁気遮蔽層6,6は珪素鋼板等の非磁性材により形成されているが、その材料は特に制限されない。
ケース10は集磁環5,5の内周面に対応する貫通孔10aを有する環部10bと、該環部10bの外周部からラジアル方向外方へ延出され、収容部10cを有する有底の角筒部10dとを有しており、環部10b及び収容部10cが連通孔10eにより連通している。環部10bには集磁環5,5が内嵌固定され、該集磁環5,5の凸片51,51が連通孔10eに配置されている。また、収容部10cに検出回路基板9が小ねじにより取付けられている。また、角筒部10dの外部への開口端には蓋体11が小ねじ等により取付けられる。
検出部7は磁界の作用により電気的特性(抵抗)が変化するホール素子からなり、集磁環5,5の凸片51,51間に発生する磁束密度の変化に応じて検出信号が変わるように構成されており、検出信号は検出回路基板9に与えられる。尚、検出部7はホール素子である他、磁気抵抗効果素子(MR素子)等、磁界の作用により電気的特性(抵抗)が変化する感磁素子であればよく、ホール素子に制限されない。
以上のように構成されたトルク検出装置は、磁気回路形成部材4が発生した磁束を集める集磁環5,5の外周側を被覆する筒形被覆部61,61と、集磁環5,5の一方の端面を被覆する環形被覆部62,62と、凸片51,51の一部(検出部が配置されない側のアキシャル方向の外側となる面)を被覆する板形被覆部63とを有する磁気遮蔽層6,6が設けられているため、外部磁界が集磁環5,5の磁束集めに影響することを低減でき、外部磁界による検出誤差を低減できる。また、磁気遮蔽層6,6は集磁環5,5の全面を被覆することなく、集磁環5,5の一部を被覆しているため、磁気遮蔽層6,6の磁気遮蔽面積を少なくすることができ、磁気遮蔽層6,6のコスト、ひいてはトルク検出装置のコストを低減できる。
図7はトルク検出装置の磁気遮蔽層の成形工程を示す説明図である。磁気遮蔽層6,6は珪素鋼板等の非磁性板が成形される。この成形は例えば図7の(a) と図7の(b) とがある。(a) は四角形の非磁性板の中央部を環板状に打抜き(c) 、1つの打抜環板6aを成形し(d) 、この打抜環板6aを円筒状に成形してある(e) 。
(b) は帯板状の非磁性板の幅方向両側を帯板状に打抜き(f) 、2つの打抜帯板6b,6bを成形し(g) 、各打抜帯板6b,6bを湾曲させることにより周方向の1個所が開放された円環状(筒形被覆部61)をなし、周方向の途中からラジアル方向外側へ延出された延出部(板形被覆部63)を有する形状に成形してある(h) 。このように(b) は帯板状の非磁性板により2つの磁気遮蔽層6,6を成形することができるため、(a) のように四角形の非磁性板から円環状に成形される場合に比べて非磁性板の取り除き面積を少なくすることができ、しかも、非磁性板の曲げ成形を簡易に行うことができ、磁気遮蔽層6,6自体のコストを低減できる。
また、図7の(b) のように帯板状の非磁性板により磁気遮蔽層6,6を成形する場合、打抜帯板6b,6bは扁平状とする他、(i) のように凹凸条をなす波板状としてもよい。
このように打抜帯板6b,6bを波板状とすることにより、外部磁界の吸収性を高めることができる。即ち、磁束は凸部に集まる性質があるため、磁気遮蔽効果を高めることができる。
図8はトルク検出装置の集磁環5,5及び磁気遮蔽層6,6が合成樹脂材料によってモールドされた例を示す拡大断面図である。集磁環5,5には図4〜図6に示す磁気遮蔽層6,6が外嵌により保持されており、この磁気遮蔽層6,6が設けられた集磁環5,5を成形用型のキヤビテイに配置した状態でケースの合成樹脂と同系統の合成樹脂材料を前記キヤビテイに注入することにより集磁環5,5及び磁気遮蔽層6,6をモールド層20でモールドする。このモールドにより集磁環5,5及び磁気遮蔽層6,6は1つの部品となるため、組立て作業時の組立て工数を削減でき、組立て作業性を向上でき、しかも、組込みもれ等の作業ミスを低減でき、ひいてはトルク検出装置のコストを低減できる。
図9はトルク検出装置を電動パワーステアリング装置に用いた例を示す拡大断面図である。以上のように製造されたトルク検出装置Aは例えば車両用の電動パワーステアリング装置に用いられる。この電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールに繋がる入力軸20(第1の回転体2)及び該入力軸20にトーションバー1により同軸的に連結された出力軸21(第2の回転体3)と、入力軸20及び出力軸21を取り囲み、3つの軸受22,23,24により入力軸20及び出力軸21を回転自在に支持するハウジング25と、該ハウジング25に取着された操舵補助用の電動モータ26と、該電動モータ26の駆動軸の回転力を出力軸21に伝動する減速機構27と、トルク検出装置Aと、該トルク検出装置Aの検出回路基板9及び電動モータ26の駆動回路に接続されるマイクロプロセッサを用いてなる制御部(図示せず)とを備えている。そして、ステアリングホイールを操舵することにより入力軸20に加わる回転トルクをトーションバー1に生じる捩れによって検出部7が検出し、検出トルクを検出回路基板9で電圧信号に変換した後、前記制御部に加えられ、該制御部から出力される指示信号により電動モータ26が駆動制御され、減速機構27を介して出力軸21が回転する。
ハウジング25は入力軸20及び出力軸21を取り囲む筒部25aと、該筒部25aの外周部一個所に突設され、ケース10を取着するための取着座25bと、該取着座25bをラジアル方向へ貫通し、集磁環5,5を筒部25a内に配置するための貫通孔25cと、該貫通孔25cに連なり、ケース10の環部10bに対応して湾曲する嵌合溝25dとを有しており、取着座25bにケース10が取着されている。
このケース10はハウジング25のラジアル方向に開口する貫通孔25cから筒部25a内に環部10bを挿入し、該環部10bを嵌合溝25dに係合させることにより、集磁環5,5の筒部25a内での位置を決め、ケース10の角筒部10dが取着座25bに取着される。このケース10を取着した後、入力軸20及び出力軸21がハウジング25のアキシャル方向から筒部25a内に挿入され、永久磁石41及び磁性環42が集磁環5,5の内側に配置される。
尚、以上説明した実施の形態では磁気遮蔽層6,6を珪素鋼板等の非磁性板により成形したが、その他、磁気遮蔽層6,6は非磁性材を集磁環5,5にコーティングすることにより形成してもよいし、また、集磁環5,5に対応した形状に形成された非磁性板を集磁環5,5に貼付ることにより形成してもよい。
また、本発明に係るトルク検出装置Aは、電動パワーステアリング装置に使用する他、電動パワーステアリング装置以外の装置に使用してもよい。
本発明に係るトルク検出装置の構成を示す断面図である。 本発明に係るトルク検出装置の模式的分解斜視図である。 回転体が一方向に回転した場合に発生する磁気回路の説明図である。 本発明に係るトルク検出装置の集磁環部分の拡大断面図である。 本発明に係るトルク検出装置の集磁環部分の側面図である。 本発明に係るトルク検出装置の集磁環部分の分解斜視図である。 本発明に係るトルク検出装置の磁気遮蔽層の成形工程を示す説明図である。 本発明に係るトルク検出装置の集磁環及び磁気遮蔽層が合成樹脂材料によってモールドされた例を示す拡大断面図である。 本発明に係るトルク検出装置を電動パワーステアリング装置に用いた例を示す拡大断面図である。
符号の説明
A トルク検出装置
2 第1の回転体(回転体)
3 第2の回転体(回転体)
4 磁気回路形成部材
5 集磁環
51 凸片
6 磁気遮蔽層
7 検出部
63 延出部(板形被覆部)

Claims (4)

  1. 回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りに配置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める集磁環と、該集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部とを備えるトルク検出装置において、前記集磁環は外周側に磁気遮蔽層を有することを特徴とするトルク検出装置。
  2. 前記磁気遮蔽層は、前記集磁環に外嵌され、周方向の1個所が開放された円環状をなし、周方向の途中からラジアル方向外側へ延出された延出部を有する非磁性板からなる請求項1記載のトルク検出装置。
  3. 回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りにアキシャル方向へ離隔して並置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める2つの集磁環と、各集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部とを備えるトルク検出装置において、前記集磁環は周方向の1個所からラジアル方向外側へ延出された凸片を有する円筒形をなし、該集磁環の外周側及び端面と、前記凸片の一部とを磁気的に遮蔽する磁気遮蔽層を有することを特徴とするトルク検出装置。
  4. 前記集磁環及び前記磁気遮蔽層が合成樹脂材料によってモールドされている請求項1乃至3のいずれか一つに記載のトルク検出装置。
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