JP2005321116A - 加湿装置および空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストでかつコンパクトな加湿装置および空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】大気中の水分を吸着する吸湿部材13と、前記吸湿部材13へ大気が流入する吸入部16と、前記吸湿部材13にて吸着された水分を室内へ搬送する搬送部5と、前記吸湿部材13を通過後の空気を大気へ放出する連通部18とを備え、前記吸湿部材13を通過後の空気の排出方向を、前記搬送部5側と前記連通部18側とに切り換える切換手段20を設けた加湿装置で、低コストでかつコンパクトな加湿装置を提供できる。
【選択図】図2
【解決手段】大気中の水分を吸着する吸湿部材13と、前記吸湿部材13へ大気が流入する吸入部16と、前記吸湿部材13にて吸着された水分を室内へ搬送する搬送部5と、前記吸湿部材13を通過後の空気を大気へ放出する連通部18とを備え、前記吸湿部材13を通過後の空気の排出方向を、前記搬送部5側と前記連通部18側とに切り換える切換手段20を設けた加湿装置で、低コストでかつコンパクトな加湿装置を提供できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、加湿装置およびそれを搭載した空気調和機に関するものである。
従来、加湿機能を具備した空気調和機は、吸着側送風機が設けられた吸着側空間と、前記吸着側空間とは区画分離され、脱離側送風機とヒータとが設けられた脱離側空間が形成されている。
吸湿材を担持したハニカム構造かつ円板形状の回転素子(以後ロータと記述)は、前記吸着側空間と前記脱離側空間にわたり設けられており、前記ロータに吸着側送風機により室外側空気を取り込み、その中に含まれている水分を吸着した後、前記ロータを回転にさせて脱離側空間に配置させ、前記脱離側送風機からの空気をヒータにより過熱したのち、前記ロータを通過させて吸湿材の水分を水蒸気として脱離させ、前記水蒸気を含む高温高湿空気を室内側空間へ搬送し、室内側の空間を加湿していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−317970号公報
しかしながら、前記従来の構成では、前記吸着側空間と前記脱離側空間とを区画する必要があるとともに、前記ロータを回転させるための機構も必要なため、さらには、吸着側送風機と脱離側送風機をそれぞれ設ける必要もあるため、構成が複雑になりコンパクトが実現できないという課題を有していた。
また、ロータが中心軸に対して回転するために円板形状の構成が不可欠であり、吸着材において自由な形状が選択できずコンパクトな構成を実現できないという課題も有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、低コストでかつコンパクトな加湿装置および空気調和機を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために本発明は、大気中の水分を吸着する吸湿部材と、前記吸湿部材へ大気が流入する吸入部と、前記吸湿部材にて吸着された水分を室内へ搬送する搬送部と、前記吸湿部材を通過後の空気を大気へ放出する連通部とを備え、前記吸湿部材を通過後の空気の排出方向を、前記搬送部側と前記連通部側とに切り換える切換手段を設けた加湿装置で、低コストでかつコンパクトな加湿装置を提供できる。
本発明によれば、低コストでかつコンパクトな加湿装置および空気調和機を提供できる。
第1の発明は、大気中の水分を吸着する吸湿部材と、前記吸湿部材へ大気が流入する吸入部と、前記吸湿部材にて吸着された水分を室内へ搬送する搬送部と、前記吸湿部材を通過後の空気を大気へ放出する連通部とを備え、前記吸湿部材を通過後の空気の排出方向を、前記搬送部側と前記連通部側とに切り換える切換手段を設けた加湿装置で、低コストで
かつコンパクトな加湿装置を提供できる。
かつコンパクトな加湿装置を提供できる。
第2の発明は、室外熱交換器と前記室外熱交換器に大気を通過させる室外ファンとを備え、請求項1記載の吸湿部材を通過後の空気を、前記室外ファンの吸引力にて大気へ排出する構成とした空気調和機で、加湿装置の吸湿部材に室外空気中の水分を吸着させるために必要な吸着用の送風機に、加湿装置と共にある空気調和機の室外機の送風機を用いることにより、簡素化を図ることができるような構成を可能としたものである。
これにより、吸湿材を担持したハニカム吸湿部材に室外側空気中の水分を搬送するための吸着側送風機に空気調和機の室外機に具備されている室外機の送風機を用いているために、加湿装置に新たな吸着側送風機を付加する必要がない。したがって、構成の簡略化、省スペース化、省資源化を図ることができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態における加湿装置を具備してなる空気調和機の概略図を示すものである。
図1は、本発明の第1の実施形態における加湿装置を具備してなる空気調和機の概略図を示すものである。
図1において、空気調和機は、室外に配置された加湿装置1を具備してなる室外機2と、室内に配置された室内機3とを備えている。室内機3には、室内熱交換器4と室内ファン(図示せず)とが配置されている。また、加湿装置1と室内機3とは加湿空気を室内空間に送るために加湿空気の搬送管5により接続されている。室外機2には、圧縮機6と室外熱交換器7と膨張弁8と四方弁9が配設され、室外ファン10は室外熱交換器7と室外ファン10とで構成される室外ファン設置空間11に配置されている。圧縮機6と四方弁9と室内熱交換器4と膨張弁8と室外熱交換器7とは冷媒配管12により接続され、周知のごとく冷媒が循環する冷凍サイクルが形成されており、四方弁9の切り換えにより冷房運転と暖房運転とが切り換わる。暖房運転時には、圧縮機6より吐出された高温ガス冷媒が四方弁9を介して室内熱交換器4に送られ、凝縮された高圧液冷媒は膨張弁8を介して減圧されて室外熱交換器7に送られ、四方弁9を介して圧縮機6に戻される。
加湿装置1は、静止式の吸湿部材13と、吸湿部材13の上側に脱離側空間14、下部には加熱手段であるヒータ15が設けられ、室外空気を吸い込むための吸入口16が設置されている。さらに、前記脱離側空間14には高温、高湿の空気を吸い込み、前記室内側の空間へ搬送するための脱離側送風機17が設けられ、脱離側空間14は連通口18を介して吸着側空間19と連通している。また、吸着側空間19と前記室外機2の室外ファン設置空間11との間にはそれらの空間を仕切り、かつ必要に応じて開閉できる切換手段であるダンパー20が設けられている。
以上のように構成された加湿装置について、以下その動作、作用を説明する。
加湿装置1において、吸着動作時は前記室外ファン10を回転させている状態で、ヒータ15には通電せずにダンパー20を開く。
加湿装置1において、吸着動作時は前記室外ファン10を回転させている状態で、ヒータ15には通電せずにダンパー20を開く。
そのときに室外ファン設置空間11は大気圧に対して負圧になるため、前期吸入口16から室外の空気が取り込まれ、前記吸着部材13、脱離側空間14、連通口18、吸着側空間19、ダンパー20を順次通って室外ファン設置空間11に達し、室外熱交換器7から吸い込まれた空気と一緒に室外ファン10により大気中に吐き出される。このとき、前記吸湿部材13にはゼオライト等の吸湿材が担持されているために、取り込まれる空気中の水分が吸湿部材13にトラップされる。
また、脱離動作時は前記ダンパー20を閉じ、ヒータ15に通電し、脱離側送風機17を運転する。このときは、前記吸入口16から取り込まれた空気がヒータ15により加熱
されて高温になった状態で前記吸湿部材13を通り、吸着部材13が加熱されて吸着部材13中にトラップされている水分が脱離して、高温、高湿の空気になって脱離側空間14に達し、その空気は脱離側送風機17により搬送部である搬送管5に送り込まれ室内空間に吐き出される。この吸着動作と脱離動作とを交互に行うことにより、所定の量の加湿空気を室内空間に送り込み室内空間を加湿する構成としたものである。
されて高温になった状態で前記吸湿部材13を通り、吸着部材13が加熱されて吸着部材13中にトラップされている水分が脱離して、高温、高湿の空気になって脱離側空間14に達し、その空気は脱離側送風機17により搬送部である搬送管5に送り込まれ室内空間に吐き出される。この吸着動作と脱離動作とを交互に行うことにより、所定の量の加湿空気を室内空間に送り込み室内空間を加湿する構成としたものである。
以上のように、本実施の形態においては、室外ファン設置空間11と吸着側空間19とをダンパー20により必要に応じて開閉し、吸着動作時において室外ファン設置空間11に室外ファンを利用して室外の空気を取り込めるようにすることで、専用の吸着用送風機を設けることなく加湿装置1の簡略化された構成を可能とするものである。
1 加湿装置
2 室外機
3 室内機
4 室内熱交換器
5 搬送管
6 圧縮機
7 室外熱交換器
8 膨張弁
9 四方弁
10 室外ファン
11 室外ファン設置空間
12 冷媒配管
13 吸湿部材
14 脱離側空間
15 ヒータ
16 吸入口
17 脱離側送風機
18 連通口
19 吸着側空間
20 ダンパー(切換手段)
2 室外機
3 室内機
4 室内熱交換器
5 搬送管
6 圧縮機
7 室外熱交換器
8 膨張弁
9 四方弁
10 室外ファン
11 室外ファン設置空間
12 冷媒配管
13 吸湿部材
14 脱離側空間
15 ヒータ
16 吸入口
17 脱離側送風機
18 連通口
19 吸着側空間
20 ダンパー(切換手段)
Claims (2)
- 大気中の水分を吸着する吸湿部材と、前記吸湿部材へ大気が流入する吸入部と、前記吸湿部材にて吸着された水分を室内へ搬送する搬送部と、前記吸湿部材を通過後の空気を大気へ放出する連通部とを備え、前記吸湿部材を通過後の空気の排出方向を、前記搬送部側と前記連通部側とに切り換える切換手段を設けた加湿装置。
- 室外熱交換器と前記室外熱交換器に大気を通過させる室外ファンとを備え、請求項1記載の吸湿部材を通過後の空気を、前記室外ファンの吸引力にて大気へ排出する構成とした空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004137086A JP2005321116A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | 加湿装置および空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004137086A JP2005321116A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | 加湿装置および空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005321116A true JP2005321116A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35468529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004137086A Pending JP2005321116A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | 加湿装置および空気調和機 |
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JP (1) | JP2005321116A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-05-06 JP JP2004137086A patent/JP2005321116A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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