JP2005317639A - 光電変換装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

光電変換素子の暗電流を抑える
【課題】
【解決手段】 p型半導体層102、n型半導体層103、p型の表面層104を有するフォトダイオードと、フォトダイオード上の一部に形成された反射防止膜108と、フォトダイオードと隣接する素子との間に形成された素子分離絶縁膜105と、素子分離絶縁膜105の下に形成されたp型のチャネルストップ層106と、素子分離絶縁膜105上に形成された配線層107とを備えた光電変換装置において、p型の表面層104の端部上に反射防止膜108が設けられておらず、反射防止膜108の設けられていないp型の表面層104の端部は、反射防止膜直下のp型の表面層104より深く形成されている。p型の表面層104の端部により少数キャリアの拡散を防ぐ。
【選択図】 図1

Description

本発明は光電変換装置及びその製造方法、撮像システムに係わり、特に素子領域に表面層を有する光電変換素子を有し、素子分離領域下に高濃度半導体領域を有する光電変換装置及びその製造方法、撮像システムに関する。
光電変換素子を含む固体撮像素子を1次元あるいは2次元に配列したイメージセンサはディジタルカメラ、ビデオカメラ、複写機、ファクシミリなどに数多く搭載されている。固体撮像素子には例えばCCD固体撮像装置や増幅型固体撮像装置などがある。
これらの固体撮像装置は多画素化の傾向に有り、1画素の面積の縮小にともないフォトダイオード面積もまた減少していく傾向にある。したがってより小さな信号電荷量を扱う必要が生じると共にノイズ成分となるフォトダイオードのリーク電流をより小さくしていく必要性が生じてきている。
特許文献1に開示された、従来の増幅型固体撮像装置の一画素分の構造を図8に示す。この固体撮像装置は、信号電荷を受光部13から検出部14に転送してこの検出部で生じる電位変化を出力する方式を採用した固体撮像装置であり、各画素は、受光部13と、転送用トランジスタ(図中12はゲート電極を示す)、増幅用トランジスタ、リセット用トランジスタ(リセット用FET)および選択用トランジスタ(選択用FET)の4個のトランジスタとを含んでいる。転送用トランジスタは、受光部13をソースとするトランジスタであり、そのドレインである拡散領域14aが増幅用トランジスタのゲートと電気的に接続されている。増幅用トランジスタは、ソースが電源電圧と、ドレインが選択用トランジスタのソースと各々電気的に接続されている。また、リセット用トランジスタは、ソースが拡散領域14aと、ドレインが電源電圧と各々電気的に接続されている。また、選択用トランジスタは、ドレインが出力線に接続されている。
p型シリコン基板10内にn型不純物拡散領域である受光部13および検出部14aが形成されており、両領域間の上方には絶縁膜11を介して転送ゲート電極12が形成されている。
また、反射防止膜15aが、受光部13の少なくとも一部を被覆するよう形成されている。このような固体撮像装置において隣接する素子に電荷が漏れこまないように、素子分離領域下にチャネルストップ層を設ける場合がある。
特開2000−12822号
ところが、上記のような固体撮像装置においては、素子分離領域上に形成されている導電体層の電位がハイレベル(例えば+5V)に印加された場合、その下のP型チャネルストップ層の実効的な濃度が低下してしまい、導電体層の下部において少数キャリア濃度が増加してしまう。この少数キャリア(電子)がフォトダイオード中に拡散することによりフォトダイオードの暗電流が増大するという課題が発生する。そして、この暗電流の増加によりノイズが増大しS/Nの劣化が生じるという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明の光電変換装置は、第1導電型の第1の半導体領域、前記第1の半導体領域中に形成された第2導電型の第2の半導体領域及び前記第2の半導体領域上に形成された第1導電型の第3の半導体領域を有する光電変換素子と、
前記光電変換素子上の一部に形成された反射防止膜と、
前記光電変換素子と隣接する素子との間に形成された素子分離絶縁膜と、
前記素子分離絶縁膜の下に形成された前記第1の半導体領域の濃度よりも高濃度の第1導電型の第4の半導体領域と、
前記素子分離絶縁膜上に形成された導電体層とを備えた光電変換装置において、
前記第3の半導体領域の端部上に前記反射防止膜が設けられておらず、前記反射防止膜の設けられていない第3の半導体領域の端部は、前記反射防止膜直下の第3の半導体領域より深く形成されていることを特徴とする。
また本発明の光電変換装置は、第1導電型の第1の半導体領域、前記第1の半導体領域中に形成された第2導電型の第2の半導体領域及び前記第2の半導体領域上に形成された第1導電型の第3の半導体領域を有する光電変換素子と、
前記光電変換素子と隣接する素子との間に形成された素子分離絶縁膜と、
前記素子分離絶縁膜の下に形成された前記第1の半導体領域の濃度よりも高濃度の第1導電型の第4の半導体領域と、
前記素子分離絶縁膜上に形成された導電体層とを備えた光電変換装置において、
前記第3の半導体領域の端部は、前記端部以外の第3の半導体領域より深く形成されていることを特徴とする。
本発明の光電変換装置の製造方法は、第1導電型の第1の半導体領域に、素子分離絶縁膜と、該素子分離絶縁膜下に設けられる、前記第1の半導体領域の濃度よりも高濃度の第1導電型の第4の半導体領域とを形成する工程と、
前記素子分離絶縁膜で区分される素子領域の前記第1の半導体領域中に第2導電型の第2の半導体領域を形成する工程と、
前記第2の半導体領域上に反射防止膜を形成する工程と、
前記素子領域へのイオン注入により、端部が反射防止膜直下よりも深く形成される第3の半導体領域を形成する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明において、反射防止膜は光電変換素子と反射防止膜との屈折率の差により生ずる光電変換素子面での反射を抑制する膜である。
本発明によれば、光電変換素子の暗電流をより抑えることができ、よりS/Nの良い光電変換装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光電変換装置の断面を示した図である。
図1において、101はn型半導体基板、102はn型半導体基板101に形成される第1の半導体領域となるp型半導体層、103はp型半導体層102中に形成される第2の半導体領域となるn型半導体層、104はn型半導体層103上に形成される第3の半導体領域となるp型の表面層であり、p型半導体層102とn型半導体層103と表面層104とで光電変換素子となるフォトダイオードを形成している。105は素子分離絶縁膜となる素子分離領域、106は第4の半導体領域となるp型のチャネルストップ層、107は導電体層となる配線層である。このように、表面に濃いp型層(表面層)を形成したフォトダイオードは、表面の暗電流を抑えることができ、埋め込み型のフォトダイオードと呼ばれる。またフォトダイオード上には反射防止膜108がSiO膜とSiN膜との2層により形成されている。なお、ここでは第1の半導体領域をn型半導体基板101に設けたp型半導体層としているが、p型半導体基板とし、p型半導体基板に第2の半導体領域となるn型半導体層103を設けてもよい。
本実施形態では、フォトダイオードの表面層上には反射防止膜が存在しない領域があり、反射防止膜直下の表面層よりも反射防止膜が存在しない表面層の端部の方が深く形成されている。
図8に示した構成で素子分離領域下にチャネルストップ層を設けた構成においては、フォトダイオードから電荷を読み出す場合、素子分離領域上に形成されている配線層の電位がハイレベル(例えば+5V)に印加され、その下のP型チャネルストップ層の実効的な濃度が低下してしまい、配線層の下部のチャネルストップ層において少数キャリア濃度が増加してしまうことになる。
しかし本実施形態では図2に示すように、導電体層となる配線層107の下部のチャネルストップ層で少数キャリアが増加しても、フォトダイオードとチャネルストップ層106との間に濃いp層である表面層104の端部が存在する為、少数キャリアのフォトダイオードへの拡散を低減することが可能となる。
このことにより、フォトダイオードの暗電流を抑制することができS/Nの良い光電変換装置を提供することができる。
図3(a)、(b)、(c)は図1の光電変換装置を形成する工程を示す図である。
図3(a)に示すように、n型の半導体基板101の表面にp型の半導体層102を形成し、その表面に犠牲酸化膜301をたとえば200Å成長させる。その後窒化シリコン(Si)膜302を1500Å堆積後、素子分離用のマスクを用いて窒化シリコン膜302を通常のフォトリソグラフィ技術でパターンニングし、そのパターンに対して自己整合的にP型のチャネルストップ層106になる不純物、例えばホウ素イオン(B)を1.5E13(1.5×1013)cm−2 60keVで領域303に注入する。
次いで選択酸化を行い選択酸化膜(LOCOS)を例えば4000Å形成し、犠牲酸化膜301と窒化シリコン膜302を除去する。次いでフォトダイオードのn型層にあたるn型半導体層103を形成した後、反射防止膜108をSiN/SiOで600Å程度堆積し(例えばSiN/SiO=500Å/80Åとする。SiOはゲート酸化膜の残膜を用いてもよい。)、パターンニングすると図3(b)に示す構成となる。
なお反射防止膜108のパターンニングは図3(b)ではn型半導体層103より小さくなっているが、n型半導体層103よりも大きくパターンニングされる場合もある。この場合、素子分離領域105の端とn型半導体層103の間になるようにパターンニングする。
レジスト塗布後、パターンニングして、図3(c)のレジストパターン304を形成した後、フォトダイオードの表面層104を反射防止膜108を突き抜ける条件、例えば3〜7E13(3〜7×1013)cm−2 30〜80keVで注入する。この実施形態では6E13(6×1013)cm−2 35keVとした。その結果、反射防止膜直下の表面層領域よりも反射防止膜が存在しない表面層領域の端部の方が深く形成されている構造を形成することができる。
(実施形態2)
図4は本発明の第2の実施形態に係る光電変換装置の断面を示した図である。図4において図1と同一構成部材に関しては同一符号を付する。
図4において、501はSiN膜のみにより形成されている反射防止膜である。このように反射防止膜をSiN膜のみで形成することができ、本実施形態においても、本発明の第1の実施形態と同様の効果が得られる。反射防止膜の膜厚は例えば、400Åとする。
(実施形態3)
図5は本発明の第3の実施形態に係る光電変換装置の断面を示した図である。図5において図1と同一構成部材に関しては同一符号を付する。
図5において、502はいわゆるリセス選択酸化分離により形成された素子分離絶縁膜(リセス選択酸化膜)である。リセス選択酸化分離とは選択酸化時のせり上がりを抑制するために分離領域となる部分をエッチング等により基板を削ってから選択酸化を行うことをいう。
リセス選択酸化分離を用いると、表面段差が小さくなるので微細な配線を加工するのに適している。しかしながら、基板を削ってから選択酸化膜を形成する為ダメージが大きく暗電流が大きくなることが知られている。そのため、本実施形態の表面p層は実施形態1より若干深く濃く形成するのが好ましい。本実施形態においても、本発明の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(実施形態4)
図6は本発明の第4の実施形態に係る光電変換装置の断面を示した図である。図6において図1と同一構成部材に関しては同一符号を付する。
図6において、601はいわゆるトレンチ分離により形成されている素子分離絶縁膜である。トレンチ分離とは分離領域となる部分を溝状に除去し、表面を酸化し更にその中に酸化材料や多結晶材料で溝を埋め込むものである。
トレンチ分離の場合このような深いp層を形成しても素子分離領域が広がらずフォトダイオードのn層があまり小さくならずにすむというメリットがあり、より多くの電子をフォトダイオードに蓄積することができる。本実施形態においても、本発明の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
以上説明した各実施形態では、反射防止膜を設けない領域の方が反射防止膜を設けた領域よりも深い領域にまでイオン注入されることを利用して、表面層領域の端部を深く形成したが、反射防止膜が形成されない光電変換装置においても表面層領域の端部を深く形成することができ、図2に示したような少数キャリアのフォトダイオードへの拡散を防止することができる。反射防止膜が形成されない光電変換装置において表面層領域の端部を深く形成するには、図3(b)に示すフォトダイオードのn型層にあたるn型半導体層103を形成した後、表面層領域の形成のためのイオン注入を行い、さらに表面層領域の端部を開口したフォトレジストを形成し、注入エネルギーを高くして表面層領域の端部のみにイオン注入すればよい。また、上記プロセスを用いて光電変換領域の全面に反射防止膜を設けても良い。
また各実施形態では、光電変換素子と素子分離絶縁膜とを有する光電変換装置の構成を説明したが、かかる光電変換装置と、図8に示す転送用トランジスタ、増幅用トランジスタ、リセット用トランジスタ(リセット用FET)および選択用トランジスタ(選択用FET)の4個のトランジスタとを組み合わせて、図8に示すような増幅型の固体撮像装置を構成することができる。
次に上記各実施形態の光電変換装置を用いて図8の固体撮像装置を作製し、この固体撮像装置を用いた撮像システムについて説明する。かかる固体撮像装置を用いた撮像システムとしては、スチルカメラ、ビデオカメラ、複写機、ファクシミリなどが挙げられる。ここでは図7に基づいて、かかる固体撮像装置をスチルカメラに適用した場合の一実施例について詳述する。
図7は本発明による光電変換装置を含む固体撮像装置を“スチルビデオカメラ”に適用した場合を示すブロック図である。
図7において、1はレンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリア、2は被写体の光学像を固体撮像素子4に結像させるレンズ、3はレンズ2を通った光量を可変するための絞り、4はレンズ2で結像された被写体を画像信号として取り込むための固体撮像素子(固体撮像装置)、6は固体撮像素子4より出力される画像信号のアナログ−ディジタル変換を行うA/D変換器、7はA/D変換器6より出力された画像データに各種の補正を行ったりデータを圧縮する信号処理部、8は固体撮像素子4、撮像信号処理回路5、A/D変換器6、信号処理部7に、各種タイミング信号を出力するタイミング発生部、9は各種演算とスチルビデオカメラ全体を制御する全体制御・演算部、10は画像データを一時的に記憶するためのメモリ部、11は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース部、12は画像データの記録または読み出しを行うための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、13は外部コンピュータ等と通信するためのインターフェース部である。
次に、前述の構成における撮影時のスチルビデオカメラの動作について、説明する。
バリア1がオープンされるとメイン電源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、さらに、A/D変換器6などの撮像系回路の電源がオンされる。
それから、露光量を制御するために、全体制御・演算部9は絞り3を開放にし、固体撮像素子4から出力された信号はA/D変換器6で変換された後、信号処理部7に入力される。そのデータを基に露出の演算を全体制御・演算部9で行う。
この測光を行った結果により明るさを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部9は絞りを制御する。
次に、固体撮像素子4から出力された信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を全体制御・演算部9で行う。その後、レンズを駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断したときは、再びレンズを駆動し測距を行う。
そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。露光が終了すると、固体撮像素子4から出力された画像信号はA/D変換器6でA−D変換され、信号処理部7を通り全体制御・演算9によりメモリ部に書き込まれる。その後、メモリ部10に蓄積されたデータは、全体制御・演算部9の制御により記録媒体制御I/F部を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体12に記録される。又外部I/F部13を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
本発明は素子領域に表面層を有する光電変換素子を有し、素子分離領域下に高濃度半導体領域を有する光電変換装置に用いられ、光電変換素子の暗電流の低下が求められる光電変換装置に適用される。
本発明の第1の実施形態に係る光電変換装置の断面を示する図である。 本発明の第1の実施形態の効果を説明する図である。 本発明の第1の実施形態のプロセスフローを説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る光電変換装置の断面を示する図である。 本発明の第3の実施形態に係る光電変換装置の断面を示する図である。 本発明の第4の実施形態に係る光電変換装置の断面を示する図である。 本発明による光電変換装置を含む固体撮像装置を“スチルビデオカメラ”に適用した場合を示すブロック図である。 従来の増幅型固体撮像装置の一画素分の構造を説明する図である。
符号の説明
101 n型半導体基板
102 p型半導体層
103 n型半導体層
104 p型の表面層
105,502 素子分離領域
106 p型のチャネルストップ層
107 配線層
108,501 反射防止膜
502,601 素子分離絶縁膜

Claims (11)

  1. 第1導電型の第1の半導体領域、前記第1の半導体領域中に形成された第2導電型の第2の半導体領域及び前記第2の半導体領域上に形成された第1導電型の第3の半導体領域を有する光電変換素子と、
    前記光電変換素子上の一部に形成された反射防止膜と、
    前記光電変換素子と隣接する素子との間に形成された素子分離絶縁膜と、
    前記素子分離絶縁膜の下に形成された前記第1の半導体領域の濃度よりも高濃度の第1導電型の第4の半導体領域と、
    前記素子分離絶縁膜上に形成された導電体層とを備えた光電変換装置において、
    前記第3の半導体領域の端部上に前記反射防止膜が設けられておらず、前記反射防止膜の設けられていない第3の半導体領域の端部は、前記反射防止膜直下の第3の半導体領域より深く形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  2. 第1導電型の第1の半導体領域、前記第1の半導体領域中に形成された第2導電型の第2の半導体領域及び前記第2の半導体領域上に形成された第1導電型の第3の半導体領域を有する光電変換素子と、
    前記光電変換素子と隣接する素子との間に形成された素子分離絶縁膜と、
    前記素子分離絶縁膜の下に形成された前記第1の半導体領域の濃度よりも高濃度の第1導電型の第4の半導体領域と、
    前記素子分離絶縁膜上に形成された導電体層とを備えた光電変換装置において、
    前記第3の半導体領域の端部は、前記端部以外の第3の半導体領域より深く形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  3. 請求項1に記載の光電変換装置において、前記反射防止膜がSiN/SiOの2層構造で形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  4. 請求項1に記載の光電変換装置において、前記反射防止膜がSiN膜によって形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  5. 請求項1又は2に記載の光電変換装置において、前記素子分離絶縁膜が選択酸化膜であることを特徴とする光電変換装置。
  6. 請求項1又は2に記載の光電変換装置において、前記素子分離絶縁膜がリセス選択酸化膜であることを特徴とする光電変換装置。
  7. 請求項1又は2に記載の光電変換装置において、前記素子分離絶縁膜がトレンチ分離により形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  8. 請求項1又は2に記載の光電変換装置において、前記第3の半導体領域の端部は前記第4の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に挟まれるように形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  9. 請求項1に記載の光電変換装置において、前記第3の半導体領域は、前記反射防止膜の形成後のイオン注入によって形成されることを特徴とする光電変換装置。
  10. 第1導電型の第1の半導体領域に、素子分離絶縁膜と、該素子分離絶縁膜下に設けられる、前記第1の半導体領域の濃度よりも高濃度の第1導電型の第4の半導体領域とを形成する工程と、
    前記素子分離絶縁膜で区分される素子領域の前記第1の半導体領域中に第2導電型の第2の半導体領域を形成する工程と、
    前記第2の半導体領域上に反射防止膜を形成する工程と、
    前記素子領域へのイオン注入により、端部が反射防止膜直下よりも深く形成される第3の半導体領域を形成する工程と、
    を有する光電変換装置の製造方法
  11. 請求項1〜9のいずれかの請求項に記載の光電変換装置と、該光電変換装置へ光を結像する光学系と、該光電変換装置からの出力信号を処理する信号処理回路とを有することを特徴とする撮像システム。
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