JP2005316904A - 印刷制御装置及び印刷制御方法並びにプログラム - Google Patents

印刷制御装置及び印刷制御方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 適切なワークフローを効率的に生成する。
【解決手段】 印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数のその印刷用の処理から成る処理手順を生成し制御する印刷サーバは、その印刷情報を読み込む印刷情報読み込みステップ(S1601)と、その印刷情報読み込みステップによって読み込んだ印刷情報に含まれる特性情報に基づいて、印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択ステップ(S1602〜S1611)と、複数の印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶情報(ワークフロー生成ルール)と、その処理順記憶情報に記憶されている処理順と、情報選択ステップによって選択された複数の特定処理の情報とに基づいて、その複数の特定処理の処理順を生成し、生成された処理順を処理手順として表示する処理手順生成ステップ(S1612)とを備える。
【選択図】 図16

Description

本発明は、印刷制御装置及び印刷制御方法並びにプログラムに関する。より詳細には、印刷の依頼に基づいて印刷処理を実行するための印刷制御装置、印刷制御システム、印刷制御方法及びプログラムに関する。
従来、個人ユーザーや企業などの顧客からの依頼により、印刷物を生成する商業印刷業者が存在している。こうした印刷業者では、顧客から印刷用データ(原本)の提供と、印刷体裁や部数、納期などの指示とを受けて、印刷物を作成し、顧客に対して納入する業務を行っている。こうした印刷業者では古くから知られているオフセット製版印刷機などの大規模な装置を用いて業務を行っている。
また、昨今では、電子写真方式の印刷装置(以降、プリンタと呼ぶ)やインクジェット方式のプリンタの高速化、高画質化に伴い、短時間で出力・納品が可能な「コピーサービス」、「プリンティングサービス」、「Print On Demand(POD)センター」などと称されるような商業印刷の業態も存在している。
これらの印刷業に対する印刷の依頼は、ユーザーから上記サービスを提供する業者に対して、紙、あるいはFD(floppy(登録商標)・disk)、MO(magneto-optical・disc)、CD(compact・disk)−ROM(read・only・memory)などの電子媒体に記録した原稿と、その原稿の印刷部数や製本方法、納品期日などを記載した印刷指示書(印刷依頼即ちオーダーを記した指示書)とを、郵送で又は直接印刷会社に持ち込む形態で入稿を行う。
また、インターネット又はイントラネットを介してオンラインで印刷を発注/受注、入稿できるシステムも実用化されている。印刷業者側ではユーザーからの依頼を受け付けて印刷指示書を作成し、印刷処理のスケジューリングを行う。そして、印刷業者は、作成されたスケジュールに従って、作業コンピュータに接続されたプリンタにより印刷や製本作業を行い、作成された印刷物を顧客に納品して業務が完了する。例えば、市場で販売されているシステムの「DotDoc.Web(商標)」では、ユーザーは自社のコンピュータから業者の提供するホームページにアクセスし、印刷依頼用のフォームに発注者情報(受け取り先など)、印刷体裁や部数などの必要事項を記入して、原稿ファイルとともに送信することで、その原稿の印刷を発注することができる。
このような、ユーザーから委託された印刷処理を実行する印刷業者においては、安定した品質で指定された納品期日に確実に間に合うように印刷を完了させなければならない。また、大規模な印刷センターでは、複数のオペレータが多種多様なプリンタや作業コンピュータを用いて、並列的に多数の印刷依頼(オーダー)を逐次処理しなければならない。そのため、人(作業を行うオペレータ)や装置などの資源を可能な限り効率的に活用する必要がある。
そのような中、印刷指示書を受け取り、印刷指示に従い印刷等を行う作業者(以下オペレータとする)は、どのような機器でどのような順序で印刷等を行うかを経験で判断し、その作業手順(ワークフロー)を組み立てるのが一般的であった。つまり、納品期日、コストを踏まえていかに資源を最大限に活用できる計画(スケジュール)を立て運用するか、自動化できるかが重要になる。
しかし、従来は新規オーダー発生時又は既存オーダー変更時に、各オペレータが経験からワークフローを判断し、資源のスケジュール調整、担当者間の通知を行い、手書きの予定表(予約表)などで管理を行っていた。つまり、全て人的な作業で行われていたため、極めて煩雑かつ非効率であり印刷処理を行うオペレータにとって多大な負荷になるとともに自動化がされていないという課題があった。また、オペレータの人為的な設定ミスにより納品不可能な不適合物の印刷物が発生し、コスト(時間、消耗品)増加の課題もあった。
昨今ではこの課題を解決するため、受注品目の納期に基づいて、品目生産の各工程の予定(スケジュール)を機械別に自動的に作成するスケジューリングシステムも考えられている(特許文献1参照)。
一方、印刷ジョブの実行は、そのデータの内容(オーダーとの対応)、そのデータの不備(欠落、変形)、印刷結果(品位、出力設定)を事前に確認することが重要である。印刷設定、印刷品位、印字位置(両面印刷時の表位置と裏位置などのページレイアウト)の確認はホスト上のプレビュー表示では完全に行えない。このため、確認手段として最終的に印刷を行う環境において行うプルーフ(proof)印刷(1部もしくは少ない部数を試しで行う印刷)が最も確実な方法のひとつであり、大量印刷もしくは印字品位を十分に配慮する現場では基本的に必ず行われている作業工程である。尚、プルーフ印刷結果がOKの場合に、それに基づいてその後行われる、最終的に依頼者へ納品する印刷物を作成する印刷ジョブを、本印刷ジョブと呼ぶ。
特開平4−355740号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムは、自動的にスケジュールを作成するシステムではあっても、印刷指示(オーダー特性)に基づくワークフローの生成及びそれに包含されるプルーフ工程を考慮したシステムではない。従って、依然としてオペレータは、どのような機器でどのような順序で印刷等を行うかを経験で判断し、そのワークフローを組み立てなければならないため、オペレータは、オーダーに対する各工程の知識と経験が必要であり、そのことがワークフロー作成上の負担となっていたという解決すべき課題が従来技術にはあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、適切なワークフローを効率的に生成することが可能な印刷制御装置及び印刷制御方法並びにプログラムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の印刷制御装置は、印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数の前記印刷用の処理から成る処理手順を生成し制御する印刷制御装置であって、前記印刷情報を読み込む印刷情報読み込み手段と(S1601)、前記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて、前記印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択手段と(S1602〜S1611)、複数の印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶手段と(図26)、前記処理順記憶手段に記憶されている前記処理順と、前記情報選択手段によって選択された複数の前記特定処理の情報とに基づいて、該複数の前記特定処理の処理順を生成し、当該生成された処理順を前記処理手順として表示する処理手順生成手段と(S1612)を備えたことを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明の印刷制御方法は、印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数の前記印刷用の処理から成る処理手順を生成し制御する印刷制御装置の印刷制御方法であって、前記印刷制御装置は、複数の前記印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶手段を有し、前記印刷情報を読み込む印刷情報読み込みステップと、前記印刷情報読み込みステップにおいて読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて、前記印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択ステップと、前記処理順記憶手段に記憶されている前記処理順と、前記情報選択ステップにおいて選択された複数の前記特定処理の情報とに基づいて、該複数の前記特定処理の処理順を生成し、当該生成された処理順を前記処理手順として表示する処理手順生成ステップとを備えることを特徴とする。
尚、特許請求の範囲の構成要素と対応する実施形態中の図中符号を()で示した。ただし、特許請求の範囲に記載した構成要素は上記()部の実施形態の構成要素に限定されるものではない。
本発明の以上の構成により、印刷制御装置は、入力される印刷オーダーに基づいて、印刷前処理から印刷後処理までの複数の工程のワークフローを自動的に生成し、表示部に視覚的に表示する。
本発明によれば、印刷制御装置は、オペレータに専門知識がなくとも、適切なワークフローを効率的に組み立てることができる効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。尚、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省略する。
(装置構成)
図1は、本実施形態の印刷システムの全体構成を示す図である。尚、以下の説明における印刷システム全体の環境は本実施形態の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1において、クライアント151は、一般ユーザーの自宅でインターネット接続されたノートPC(personal・computer)102や、社内イントラネットに接続された業務用PC101が配置されているクライアントを示している。
サーバ152は、ユーザーに対して印刷依頼や原稿を入稿する入稿コンテンツを提供するコンピュータシステムであるWEBサーバ103や、入稿された印刷依頼を注文書(オーダー票)として格納したり、電子入稿された原稿を格納しておくコンピュータシステムであるDB(database)サーバ104を配備したサーバを示している。ここで、WEBサーバとDBサーバは1つの筐体に混在させることも可能であるが、本発明においては、便宜上2つの筐体に分けて説明する。
印刷センター153は、サーバ152に対して複数存在することができ、印刷センター153に設置されているプリンタの情報を元にサーバ152において振り分けてリンクされる。印刷センター153は、サーバ152に蓄積されたオーダー票と原稿をDBサーバ104から定期的に収集すると共に、本発明に係る印刷システムの各種サービスを提供するコンピュータシステムである印刷サーバ105、印刷サーバ105が提供する各種のサービスを使いやすいGUI(graphical・user・interface)を使って操作する1台以上の作業PC106、実際の出力先となるモノクロプリンタ111、カラープリンタ112、更には印刷後にオフライン製本で使われる製本機141(パンチャ機)、製本機142(くるみ製本機)が配備されている。もちろん、印刷センターの構成や環境は上記に限定されるものではない。
本実施形態の例では、クライアント151とサーバ152、またサーバ152と印刷センター153間は、Internet/Intranet131でネットワーク接続されている。通常、クライアント151とサーバ152間はInternet接続されることが多く、サーバ152と印刷センター153は専用回線を用いたIntranet接続されることが多いが、本実施形態はこうした環境に限らず、印刷センター153内にサーバ152が存在するような環境であっても適用可能である。
クライアント151のノートPC102、PC101には、WEBサーバ103が提供する入稿コンテンツを閲覧するための一般的なブラウザが搭載されている。また、その入稿コンテンツを使って原稿データをアップロードすることが可能である。
WEBサーバ103は、上記入稿コンテンツを提供するWEBサーバであり、その入稿コンテンツには、製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定、及び納品期日、依頼者情報、配送先などを入力するエディットコントロール、原稿データをアップロードするファイル指定コントロールが装備されている。ここで、入力された依頼内容に応じた料金計算、及び入力事項の確定処理などは、WEBサーバ103上で動作するサービスモジュールで実現されるが、一般的なロジックであるため、その詳細は省く。更に、WEBサーバ103は、確定した印刷依頼を記録した注文書(ここには、印刷依頼内容と原稿データのファイル名が記入されている)と原稿データファイルとを、DBサーバ104に格納する。
DBサーバ104には、一般的なデータベース管理システムがインストールされており、後述する印刷サーバ105からのデータ取得要求に応じて、所望の注文書と原稿データを送信することができる。図示しないDBスキーマは、主として印刷センターマスタ(場所、連絡先などの情報と、デバイスマスタ、製本機マスタをメンバに持つ)、デバイスマスタ(カラー/モノクロ、印刷枚数、オプションなどのデバイス構成情報)、製本機マスタ(くるみ製本機、パンチャ機などの情報)等のテーブルで構成されている。DBサーバ104は、このDBスキーマのテーブルを参照することで、印刷センター153にある印刷サーバ105が自印刷センターに割り当てられた注文を受け取ることを可能とする。
印刷サーバ105は、WEBサーバ103からの注文確定の通知を受け、DBサーバ104から注文書と原稿データファイルを収集するとともに、収集した注文書に従い処理を行う、後述する印刷サーバソフトウェアが稼動する。印刷サーバソフトウェアは、後述する
・オーダーマネージャ
・ワークフローマネージャ
・ジョブマネージャ
・デバイススケジューラ
・デバイスマネージャ
等の各機能で構成される。オペレータは、作業PC106で印刷サーバソフトウェアのビューア(データ表示用ソフトウェア)のメニュー画面(不図示)を表示し、ポインティングデバイス等でそのメニュー画面から1つ又は複数の上記機能を選択し、起動可能である。
作業PC106は、印刷サーバ105で提供される各種のサービスをGUIを使って制御するコンソールや、印刷サーバ105に格納されている原稿データファイルを取り出し、所定のアプリケーションを起動し、印刷体裁を整えるともに、指定された印刷設定に基づいて印刷する作業用のコンピュータである。作業PC106は、印刷サーバソフトウェアと通信しその情報に基づいた画面表示を行い、印刷サーバ105の印刷サーバソフトウェアに対して指示を行うためのビューアがインストールされている。
モノクロプリンタ111、カラープリンタ112は、印刷センター153によって設置構成が異なるが、一般的には高速なモノクロプリンタと、高品位なカラープリンタの組み合わせで構成されることが多い。これらは、すべて印刷サーバ105のデバイススケジューラでスケジューリングされる。
製本機141、142は上記プリンタより出力された用紙を製本するためのオフライン製本機であり、各々、パンチャ機、くるみ製本機であるが、他の製本機としてステイプル機、リング製本機等も使用可能である。ネットワークに接続することで、状況ステータスが収集可能である。また、プリンタと同様に印刷センター153によって設置構成が異なる。
図2は、印刷サーバ105に適用可能なコンピュータのハードウェアの概略構成を示すブロック図である。以下、図2を参照し、本実施形態の印刷システムの各種サービスを提供する印刷サーバ105のハードウェア構成を説明する。
CPU(central・ processing・unit)200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS(operating・system)、ネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM(random・access・memory)202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM(read・only・memory)201には、基本I/O(input-output)プログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。RAM202は、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
外部記憶ドライブ203は、メディア204に記憶されたプログラム等を印刷サーバ105にロードすることができる。メディア204は、後述する印刷サーバソフトウェアのプログラム及び関連データを格納しており、その記憶されている内容の構成を図4に示す(後述)。HD205は、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、制御プログラム、及びそれらの関連プログラム等を格納しており、種々のデータを格納可能である。
キーボード206は、オペレータがコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するためのものである。オペレータは、キーボード206以外に、ポインティングデバイス(不図示)を介して、又はマイクロホンなど他の入力デバイス(不図示)を介して、コンピュータにコマンド及び情報を入力することができる。これらの入力デバイスは、システムバス208に結合されたシリアルポートインタフェース(不図示)を介してCPU200に接続されることが多い。あるいは入力デバイスは、パラレルポート、USB(Universal・Serial・Bus)など、他のインタフェースで接続してもよい。
ディスプレイ207は、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示する。システムバス208は、コンピュータ内のデータの流れを司る。ネットワークインタフェース(以下、I/Fという)209は、ローカルエリアネットワーク(LAN)あるいは、インターネットに接続するための通信インタフェースである。尚、図2に示した構成は、印刷サーバソフトウェアに係る説明以外は、WEBサーバ103、DBサーバ104、作業PC106等他のコンピュータにも適用可能である。
図3は、本実施形態の後述する印刷サーバソフトウェアのプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップ300を表す図である。本実施形態では、メディア204からプログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、メディア204から本実施形態のプログラムを動作させる度に、HD205から必要な関連プログラム等をRAM202にロードするようにしてもよい。また、本実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムを記録するメディア204はFD(floppy(登録商標)・disk)、CD(compact・disk)−ROM、DVD(digital・versatile・disk)、IC(integrated・circuits)メモリーカード等であっても良い。
更に、本実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。図中符号301は基本I/Oプログラムであり、コンピュータの電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等を有するプログラムである。さらにOS302、制御プログラム303、関連データ304がそれぞれRAM202に展開され、CPU200が本実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムを実行するワークエリア305がとられている。
次いで図4において、図中符号400はメディア204のデータ内容であり、符号401はデータの情報を示すボリューム情報、符号402はディレクトリ情報、符号403は本実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラム、符号404はその関連データである。
(動作説明)
以上述べたシステム構成において、本実施形態の印刷システムの動作内容について以下、上述した図1〜4に加え図5〜28を参照し説明する。
図5は、本実施形態のオーダーの情報の流れを示したシーケンス図である。クライアント151から入力された注文内容が確定すると、WEBサーバ103で注文書が作成され、DBサーバ104に格納される。同様に、クライアント151から原稿データがアップロードされたならば、原稿データがDBサーバ104に格納される。それらの格納処理が完了すると、WEBサーバ103から印刷センターにある印刷サーバ105に対して、オーダー受注通知が届く。これを受け印刷サーバ105は、DBサーバ104から注文書を取得し、さらに、原稿データがアップロードされている場合、同様にDBサーバ104から原稿データファイルを取得する。それらの取得が完了すると、印刷サーバ105は、WEBサーバ103に対して、オーダー取得完了通知を送信する。この一連の処理によって、サーバ152と印刷センター153が同期すると同時に、サーバ152では受注処理を行い、印刷センター153では印刷処理行うように、システム全体の負荷分散が可能となる。
前提実施形態の動作説明
図6は、本発明の特徴的な実施形態(特徴実施形態〜後述)に先立って、その前提となる実施形態(前提実施形態)における、印刷サーバ105のCPU200によって実行される印刷サーバソフトウェアの構成を機能モジュール毎に示した構成図である。図中符号601は入稿されたオーダーを管理するモジュールであるオーダーマネージャであり、印刷サーバ105、作業PC106のビューアから起動されると後述する図7に示すようなGUIをディスプレイに表示する。オーダーマネージャ601は、前述のWEBサーバ103、DBサーバ104から注文書(オーダー票)と原稿データファイルの入稿を検知するとそれらを収集し、原稿データファイルを印刷データとして印刷サーバ105のHD205に格納する。オーダーマネージャ601は、注文書から印刷情報を抽出し原稿データファイル(印刷データ)の格納先のパス名と合わせて、それらの情報にオーダーのオーダーIDをアサインした印刷に必要なオーダー情報をオーダー情報テーブルに登録し、そのテーブルを印刷サーバ105のHD205に格納する。図27、28はオーダー情報テーブルの構成例で、図27、28の順に構成されたその格納される内容の一例を示す。図27に示すように、例えばプルーフ印刷の指示の有無もオーダー情報テーブルのオーダー全般情報に登録される。
オーダーマネージャ601の図7に示すようなGUI(後述)には、それらオーダー情報を元にオーダーの概略状況を示すリスト表示画面と、オーダーの詳細情報を示すタグ表示画面が装備されており、オペレータは、このGUIを見ながらオーダーの進捗具合を確認することができる。さらにオーダーマネージャ601は、同じオーダー情報をWEBサーバ103にステータス変更のタイミングで随時アップロードする。これにより、WEBサーバ103は、不図示の処理状況コンテンツ画面にHTML(Hyper・Text・Markup・Language)を使って同様の情報をユーザーに提供することができる。このオーダー情報は機密保持のため、印刷が完了し配送されるまでは保持されるが、配送後は消去される。
図7は、オーダーマネージャ601のGUIであり、便宜上、Microsoft社製の Windows(登録商標)シリーズのOS上で動作するアプリケーションの例として示してあるが、HTMLベースのWEBコンテンツとしてもよい(他の図示されたGUIについても同様)。上部のリスト画面には、オーダーを識別するためのオーダーID(identification)、担当者(オペレータ)等の概略と処理ステータスが表示される。オペレータがポインティングデバイス等で1つのオーダーを選択すると、下部のタブ画面に、オーダー情報の詳細が表示される。表示される内容には、図27、28のオーダー情報における印刷体裁等の印刷設定の項目も含まれる。
図8は、図6中のワークフローエディタ607のGUIを例示した図である。印刷サーバ105のオペレータは、図7に示したオーダーマネージャ601のGUIに表示されるオーダーに一意なオーダー情報に従い、ワークフローエディタ607を使用してそのオーダーに対応するワークフローの作成を行う。ここでいうワークフローとはオーダーに対する印刷処理(本印刷ジョブとその前後の処理)の流れを指し、ワークフローの作成とは、印刷のワークフローを管理する図6中のワークフローマネージャ602で処理するワークフロー情報テーブル(不図示)に、指定したオーダーのワークフローを登録することである。
図8の上段に配置されているアイコン部品(ブロック)は、それぞれ特定の機能を有する印刷処理における工程やデバイスを示している。これらのアイコン部品は、予め印刷センター毎にそのサービス内容に応じてカスタマイズされており、各印刷センターに適応して表示される。例えば、図8の上段に配置されている工程”File・Based”は電子データの入稿を示し、工程”デバイス予約”はプリンタの予約を示し、工程”モノクロデバイスA”はモノクロプリンタAでの印刷を示す。また、デバイス”PC B”は作業に使用するホストマシン(作業PC106)の指定を示し、工程”Pre-Flight”は印刷設定、印刷品位、印字位置の確認のプレビュー表示を示し、工程”プルーフ印刷”は試し刷り(プルーフ印刷)を示す。
オペレータは、ワークフローエディタ607でオーダーのオーダーIDを指定し(不図示)、ワークフローエディタ607のUI(user・interface)上で、図8の上段に配置されている各工程やデバイスを示したブロックをポインティングデバイスで選択し、図8の下段のエリアにおいてその選択したブロックをドラックアンドドロップしワークフローを組み上げる。例えば、図7に示したオーダーマネージャ601のGUIのオーダー情報にプルーフ印刷の指示があれば、オペレータは、図8の上段に配置されている工程”プルーフ印刷”、”プルーフ確認/修正”を示したブロックをポインティングデバイスで選択する。ワークフローが組み上がった後、オペレータが図8における”OK”ボタンをポインティングデバイスでクリックすると、ワークフローエディタ607は、その指定されたオーダーを実現するためのワークフローをワークフロー情報テーブルに登録し、そのテーブルを印刷サーバ105のHD205に格納する。
図9は、図6中のワークフローマネージャ602のGUIを例示した図である。ワークフローマネージャ602は、印刷のワークフローを管理するソフトウェアである。作業PC106のオペレータは、ワークフローマネージャ602でオーダーのオーダーIDを指定し(不図示)、上記ワークフローエディタ607で作成したワークフロー情報テーブルから指定オーダーのワークフロー情報をワークフローマネージャ602に読み込ませ、そのワークフローの動作、進捗管理を行う。ワークフローマネージャ602は、現在の工程を強調表示することにより指定オーダーのワークフローの進捗状況を可視的に表示する。工程によっては自動的に処理され、他の工程によってはステータス情報(例えば、操作を促すポップアップ等の表示)に基づきオペレータが工程毎に決められた操作を行う。オペレータはそのステータス情報に基づき、各工程毎決められた操作を行う。工程が終了するとオペレータ自身によって、次の工程を強調表示する変更が行われる。自動的な工程が終了すると、自動的に次の工程を強調表示する変更が行われる。また、必要に応じてワークフローマネージャ602は、ジョブマネージャ603、デバイススケジューラ604、デバイスマネージャ605等と通信を行い、それらからの印刷終了通知などステータスを把握し、次の工程を強調表示する。
例えば、あるオーダーIDのオーダーについてワークフローマネージャ602の工程が“デバイス予約”になった場合、作業PC106のオペレータは、オーダー条件に適応するプリンタの利用スケジュール予約を行う。大量印刷の業務を予定通りに行うためには、オペレータは、共有利用するプリンタを効率的かつ計画的に稼動させなければならない。このため、オペレータはスケジュールシステムなどを用いて、プリンタの競合利用の回避、計画運用を図る必要がある。
図10は、そのためのスケジュールシステムであるデバイススケジューラ604のGUIを例示した図ある。デバイススケジューラ604は、図10に示したGUI1000によって、複数台のプリンタのスケジュールを管理し、プリンタ毎の自動スケジュール状況を同時に表示することが可能なスケジューリングシステムである。オペレータは、作業PC106からデバイススケジューラ604を起動し、図10に示すようなGUIにおいて、ポインティングデバイス等の入力手段によりワークフロー上のモノクロデバイスA相当のプリンタ(例えば高速プリンタ1001)を選択する。そして、ポインティングデバイス等により図10に例示した矩形の形態で利用期間1002を特定し、処理するオーダーIDをキーボード等から入力して(不図示)、オーダー条件に適応するプリンタの利用スケジュールの予約(登録)を行う。予約を受け付けたデバイススケジューラ604は、そのオーダーの本印刷ジョブのスケジュールをスケジュール情報テーブル(不図示)に予約登録し、そのテーブルを印刷サーバ105のHD205に格納する。
また、例えば、ワークフローマネージャ602の工程が印刷処理を行う”モノクロデバイスA”の場合、デバイススケジューラ604はスケジュール情報テーブルを参照し、指定されたオーダーに対応するスケジュールされた日時に至った印刷ジョブを認識し、プリントコンポーネント606を起動し自動印刷を行う。プリントコンポーネント606は、オーダー情報テーブルに登録されている指定されたオーダーに対応するオーダー情報(印刷データ、印刷情報)をオーダーマネージャ601から取得し、該当するオーダーの印刷を自動的に実行する。尚、上述した形態は、印刷データの形式が印刷サーバ105から直接プリンタへ印刷を実行できる場合の印刷処理形態である。印刷データの形式が印刷サーバ105から直接プリンタへ印刷を実行できない場合、プリントコンポーネント606は、印刷データ、印刷情報を作業PC106へダウンロードし、作業PC106に搭載されているアプリケーションを起動し印刷を実行する。
デバイススケジューラ604は、スケジュール情報テーブル上の指定されたオーダーに対応する印刷ジョブを、オーダーIDとプリンタ名によって一意に認識し、その情報を送信してプリントコンポーネント606を起動し該当する印刷ジョブを実行する。
そして、印刷ジョブの管理を行うソフトウェアであるジョブマネージャ603が、プリントコンポーネント606から通知される印刷ジョブのオーダーIDとプリンタ名に基づいて、モノクロプリンタ111、カラープリンタ112等と通信し、そのステータス等印刷ジョブに対応する情報をジョブ情報テーブル(不図示)に登録し、そのテーブルを印刷サーバ105のHD205に格納して、印刷ジョブの管理、監視を行う。
図11は、図6中のジョブマネージャ603のGUIを例示した図である。図11の図中符号1101に示すように、ジョブマネージャ603は、逐次状態が変化する印刷ジョブの情報を表示するとともに、オペレータは任意の印刷ジョブを制御することが可能である。即ち、オペレータは、作業PC106に図11に示すようなジョブマネージャ603のGUIを表示し、印刷データに付与されているドキュメント名、印刷ジョブのステータス(出力中、出力待ち、停止中など)、印刷ジョブが受け付けられた時間等を必要に応じて確認する。また、オペレータは、ポインティングデバイス等により、符号1102のような任意のジョブの選択、ステータス変更(印刷中止、印刷停止、続行等)等を行う。
図12及び図13は、図6のデバイスマネージャ605のGUIを例示した図である。図12は、各プリンタの設置情報を一覧表示するデバイスマネージャ605のGUIの一例である。図13は、任意のプリンタの設定を表示するデバイスマネージャ605のGUIの一例である。オペレータは、作業PC106に図12、13に示すようなデバイスマネージャ605のGUIを表示し、プリンタの情報を必要に応じて確認する。
デバイスマネージャ605は、各プリンタの設置情報(ネットワークアドレス、管理者)を記録したデバイス情報テーブル(不図示)を参照し、各種印刷処理に用いるデバイス(プリンタ)を管理するソフトウェアである。そして、定期的にプリンタと通信を行いステータス(稼動状況、エラー/ワーニング発生状況)を取得し、デバイス情報テーブルを更新し、そのテーブルを印刷サーバ105のHD205に格納する。デバイスマネージャ605は、このデバイス情報テーブルの情報に基づいて、図12及び図13のGUIを表示する。
また、デバイスマネージャ605は、定期的にプリンタと通信を行い、プリンタの能力情報(単位時間当たりの処理速度、製本/ステイプル/パンチ等のフィニッシング機能)、消耗品情報(用紙/トナー/ステイプル針等)のデバイス情報を取得し、デバイス情報テーブルに保持している。図13は、消耗品情報(用紙)を表示する一例である。さらに、デバイスマネージャ605は、オーダーマネージャ601、ワークフローマネージャ602、ジョブマネージャ603からの要求に従い逐次デバイスの情報を通知する機能を有する。
また、ワークフローマネージャ602は、オーダーマネージャ601からの指定されたオーダーに対するステータス取得要求に従い、指定されたオーダーが現在どの工程にあるか等のステータスを返す。それにより、オーダーマネージャ601はそのオーダーに対するステータスをオーダーマネージャ601のGUI上で表示することが可能となる。
特徴実施形態の動作説明
以下、上述した実施形態(前提実施形態)をベースとした、本発明の特徴的な実施形態(特徴実施形態)について説明する。この特徴実施形態は、装置構成及び動作内容共に上述した前提実施形態と基本的にほぼ同様であるが、上記前提実施形態で説明したワークフローエディタの機能をワークフローマネージャに取り込み、ワークフローマネージャ内で上述したワークフローエディタの機能が自動化されていることを特徴とする。
図15は、本特徴実施形態における、印刷サーバ105のCPU200によって実行される印刷サーバソフトウェアの構成を機能モジュール毎に示した構成図である。これは上述の前提実施形態における図6からワークフローエディタを使用しない構成としたものである。
図15に示すワークフローマネージャ1502によって、ワークフローが生成される。図14は、ワークフローマネージャ1502のGUIを例示した図である。以下、図14のようなワークフローを作成、表示する本特徴実施形態について、図14〜28を参照し説明する。本特徴実施形態の動作説明に関わる処理は、図16〜28のフローチャート及びテーブル類に係る処理手順により行われる。各フローチャートの処理手順は、印刷サーバ105のCPU200が実行する印刷サーバソフトウェアのプログラム403の処理の内容を示す。
図16は、ワークフローマネージャ1502のワークフロー生成に係る動作を示すフローチャートである。図16の動作に先だって、上述した前提実施形態と同様に、オーダーマネージャ601によって、注文書(オーダー票)と原稿データファイルが収集され、印刷データが印刷サーバ105のHD205に格納され、印刷に必要なオーダー情報がオーダー情報テーブルに登録されてHD205に格納されている。
まず、ワークフローマネージャ1502は、オーダー情報読み込み処理(S1601)を行う。これはワークフローマネージャ1502が、先に作成されたオーダー情報から、ワークフローを生成するための要素となる情報(図27、図28における項目とその意味(設定値))を、RAM202に読み込む処理である。図27、図28における項目とその意味(設定値)とから成る組を、オーダー特性と呼ぶこととする。
ワークフローマネージャ1502は、このオーダー特性を元に最初にホストマシン選定処理(S1602)を行う。図17は、ホストマシン選定処理の詳細なフローチャートである。図17において、ワークフローマネージャ1502は、ホストマシンテーブル読み込み処理(S1701)を行う。図18は、ホストマシンテーブルを例示した図である。ホストマシンテーブルは、印刷センター153内の1つ以上のホストマシン(作業PC106)をテーブル上で管理したデータで、予め設定しHD205に格納されている。このテーブルは、フィールドとして、マシン名、OS、搭載アプリ、読み込み可能メディア、優先度等を持っている。S1701は、このテーブルをRAM202に読み込む処理である。
次にワークフローマネージャ1502は、オーダー情報(オーダー特性)を参照しホストマシン選定要素の取得処理(S1702)を行う。これは、上述のオーダー情報(オーダー特性)から、上記の要素(OS、搭載アプリ、読み込み可能メディア)を取得する処理である。ここでは、例としてOS-B、アプリB、FDでの入稿であるとする。そして、ワークフローマネージャ1502は、ホストマシンテーブルを参照し、S1702で取得したそれぞれの要素が一致するマシンがあるか否かの判定処理(S1703)を行う。ここではOS-B、アプリB、FDでの入稿であるので、PC-B及びPC-Cが要素が一致するマシンとして選出される。
そして、ワークフローマネージャ1502は、ホストマシン決定処理(S1705)を行う。これは上述した要素が一致するマシンが複数台ある場合、ホストマシンテーブルの優先度によって、マシンが決定される処理である。この優先度は予め設定してあっても、任意のタイミングで印刷サーバ105のオペレータが入力できるようにしても構わない。ここでは、予め設定してあるものとし、この優先度によりPC-Bが選択される。
一方、S1703において要素が一致するマシンが選出されなかった場合、S1702で取得したそれぞれの要素について、非存在要素として抽出される(S1704)。S1704、S1705の後、ワークフローマネージャ1502は、呼び出し元の処理に戻る。
次に、ワークフローマネージャ1502は、ホストマシン選定可能かの判定処理(S1603)を行う。これは、先のホストマシン選定処理S1602によりホストマシンの選定が行われたか否かの判定処理である。ここで、ホストマシンの選定ができなかった場合、ワークフローマネージャ1502は、ワークフロー非生成処理(S1613)を行う。これは、ワークフローが生成できなかった理由を印刷サーバ105のオペレータに通知する処理であり、ワークフロー非生成となった場合は、要素の不一致理由(S1704における抽出結果)と共にホストマシンが未選択である旨が表示される。ここでは、PC-Bが選択されるため、次の前処理工程選定処理(S1604)が行われる。
図19は、前処理工程選定処理の詳細なフローチャートである。図19において、ワークフローマネージャ1502は、まず、前処理工程ルール情報読み込み処理(S1901)を行う。これは、印刷の前処理工程に関するルールを読み込む処理である。図20は、前処理工程に関するルールを規定した前処理工程ルールテーブルを例示した図である。前処理工程ルールテーブルは、各オーダー特性に対応した工程を規定したデータで、予め設定しHD205に格納されている。このルールは予め設定されているが、後から入力可能、修正可能としてもよい。S1901は、このテーブルをRAM202に読み込む処理である。
そして、ワークフローマネージャ1502は、オーダー情報(オーダー特性)を参照し前処理工程選定要素の取得処理(S1902)を行う。これは、オーダー情報の中から、前処理で行うものに相当する要素を抽出、取得する処理である。ここでは、オーダー情報から、紙原稿による入稿あり、仕上げ方法(紙原稿、アプリBファイルの複数ファイルによる1ドキュメント結合)が抽出されたとする。その後、抽出されたそれぞれの要素に関して、ワークフローマネージャ1502は、それらの要素が処理可能か否かの判定処理(S1903)を行う。まず、S1903において「紙原稿による入稿あり」については、図20の前処理工程ルールテーブルを参照し処理可能と判定され、次の、前処理決定処理(S1905)により、図20の前処理工程ルールテーブルに基づき、「紙原稿あり」に対応した「Scan」が選択される。そして次のS1903→S1905の処理において、「仕上げ方法(紙原稿、アプリBファイルの複数ファイルによる1ドキュメント結合)」については、図20の前処理工程ルールテーブルに基づき、「複数アプリ入稿(紙原稿、アプリB)」に対応した「アプリFによる結合」が選択される。
このようにS1902において抽出されたオーダーに対する全ての要素が処理可能か否かの判定が行われ(S1903〜S1906間のループ)、前処理工程が選定される。また、S1903において処理不可能と判定された要素については、非処理要素として抽出される(S1904)。S1904、S1905、S1906の処理の後、ワークフローマネージャ1502は、呼び出し元の処理に戻る。
次に、図16に戻り、ワークフローマネージャ1502は、前処理工程選定可能か否かの判定(S1605)を行う。これは、先の前処理工程選定処理S1604により前処理の選定が行われたか否かの判定処理である。ここで、前処理の選定ができなかった場合、ホストマシンの非選定同様、ワークフローの非生成処理(S1613)が行われる。これは、ワークフローが生成できなかった理由をオペレータに通知する処理であり、ワークフロー非生成となった場合は、要素の不一致理由(S1904における抽出結果)と共に前処理が未選択である旨が表示される。ここでは、「Scan」、「アプリFによる結合」工程が選択されている。
そして、次にワークフローマネージャ1502は、デバイス情報取得済か否かの判定処理(S1606)を行う。これは、この印刷センター153にあるデバイス(プリンタ)の情報を既に取得済か否かを判定する処理である。ここでは、まだデバイス情報は未取得である場合を例に説明する。この場合、ワークフローマネージャ1502は、デバイス情報取得処理(S1607)を行う。これは、デバイスマネージャ605に依頼して、印刷センター153内で使用可能なデバイスの情報を取得する処理である。デバイスマネージャ605は、定期的若しくは任意のタイミングでデバイスの情報を取得、管理を行っている。ワークフローマネージャ1502は、デバイスマネージャ605へ情報取得要求を出し、デバイスマネージャ605からデバイス情報を取得しHD205に格納する。図21は、ワークフローマネージャ1502がS1607において取得したデバイス情報を例示した図である。図21に示すように、デバイス情報は、カラー/モノクロ、印刷可能用紙サイズ、片面/両面、搭載紙種、優先度等の情報を要素とするテーブルデータである。
そして、ワークフローマネージャ1502は、印刷デバイス選定処理(S1608)を行う。図22は、印刷デバイス選定処理の詳細なフローチャートである。図22において、ワークフローマネージャ1502は、まず、デバイス情報テーブル読み込み処理(S2201)を行う。これは先に取得した図21に示すデバイス情報テーブルをRAM202に読み込む処理である。次にワークフローマネージャ1502は、オーダー情報(オーダー特性)を参照しデバイス選定要素の取得処理(S2202)を行う。これは、オーダー情報の中から、上記のデバイス選定要素(カラー/モノクロ、印刷可能用紙サイズ、片面/両面、搭載紙種)を取得する処理である。ここでは、例としてカラー印刷、用紙サイズA3、両面、普通紙であるとする。そして、ワークフローマネージャ1502は、デバイス情報テーブルを参照し、S2202で取得したそれぞれの要素が一致するデバイスがあるか否かの判定処理(S2203)を行う。ここではカラー印刷、用紙サイズA3、両面、普通紙であるので、デバイスDが要素が一致するデバイスとして選出される。そして、ワークフローマネージャ1502は、デバイス決定処理(S2205)を行う。これは、一致するデバイスが複数台ある場合、図21に示す優先度によって、デバイスを決定する処理である。この優先度は、予め設定してあっても、任意のタイミングでオペレータが入力できるようにしても構わない。ここでは、予め設定してあるものとし、要素が一致するデバイスがデバイスDのみであるため、デバイスDが選出される。
一方、S2203において要素が一致するデバイスが選出されなかった場合、S2202で取得したそれぞれの要素について、非存在要素として抽出される(S2204)。S2204、S2205の後、ワークフローマネージャ1502は、呼び出し元の処理に戻る。
次に、ワークフローマネージャ1502は、印刷デバイス選定可能か否かの判定処理(S1609)を行う。これは先の印刷デバイス選定処理1608により印刷デバイスの選定が行われたか否かの判定処理である。ここで、印刷デバイスの選定ができなかった場合、ワークフローマネージャ1502は、前述した処理と同様なワークフローの非生成処理1613を行う。ここでは、デバイスDが選択されるため、次の後処理工程選定処理(S1610)が行われる。
図23は、前処理工程選定処理の詳細なフローチャートである。図23において、ワークフローマネージャ1502は、まず、後処理工程ルール情報読み込み処理(S2301)を行う。これは前処理同様、印刷の後処理工程に関するルールを読み込む処理である。図24は、後処理工程に関するルールを規定した後処理工程ルールテーブルを例示した図である。後処理工程ルールテーブルは、各オーダー特性に対応した工程を規定したデータで、予め設定しHD205に格納されている。このルールは予め設定されているが、後から入力可能、修正可能としてもよい。S2301は、このテーブルをRAM202に読み込む処理である。
そして、ワークフローマネージャ1502は、オーダー情報(オーダー特性)を参照し後処理工程選定要素の取得処理(S2302)を行う。これは、オーダー情報の中から、後処理で行うものに相当する要素を抽出、取得する処理である。ここでは、オーダー情報から、くるみ製本が抽出されたとする。その後、抽出されたそれぞれの要素に関して、ワークフローマネージャ1502は、それらの要素が処理可能か否かの判定処理(S2303)を行う。ここでは、くるみ製本については、図24の後処理工程ルールテーブルの情報により、処理可能と判定され、次の、後処理決定処理2305により、図24の後処理工程ルールテーブルに基づき、「くるみ製本及び断裁工程」が選択される。この例では1つの要素であるが、S2302において抽出されたオーダーに対する全ての要素が処理可能か否かの判定が行われ(S2303〜S2306間のループ)、後処理工程が選定される。また、S2303において処理不可能と判定された要素については、非処理要素として抽出される(S2304)。S2304、S2305、S2306の処理の後、ワークフローマネージャ1502は、呼び出し元の処理に戻る。
次に、図16に戻り、ワークフローマネージャ1502は、後処理工程選定可能か否かの判定処理(S1611)を行う。これは、先の後処理工程選定処理S1610により後処理工程の選定が行われたか否かの判定処理である。ここで、後処理工程の選定ができなかった場合、前述と同様なワークフローの非生成処理(S1613)が行われる。これは、ワークフローが生成できなかった理由をオペレータに通知する処理であり、ワークフロー非生成となった場合は、要素の不一致理由(S2304における抽出結果)と共に前処理が未選択である旨が表示される。ここでは、「くるみ製本」、「断裁」工程が選択されている。
このようにして、ホストマシン、前処理、印刷デバイス、後処理の全ての工程やデバイスが選択されたら、ワークフローマネージャ1502は、次のワークフロー生成処理(S1612)を行う。
図25は、ワークフロー生成処理の詳細なフローチャートである。図25において、ワークフローマネージャ1502は、まず、ワークフロー生成ルール情報読み込み処理(S2501)を行う。これは、ワークフローの生成のための上記以外のその他のルールを読み込む処理である。図26は、ワークフロー生成に関するルールを規定したワークフロー生成ルールテーブルを例示した図である。ワークフロー生成ルールテーブルは、レイアウト変更後にPre-flightを行う、デバイスへの印刷前にデバイス予約を行う等、ワークフロー生成における条件と動作のルールを規定したデータでる。より詳細には、ワークフロー生成ルールテーブルは、工程やデバイスの前後関係(条件)とそれに見合った選択すべき工程やデバイス(動作)を規定したデータでる。ワークフロー生成ルールテーブルは、予めプログラム上で設定され、例えば図26で示すルールが予め設定されてHD205に格納されている。しかし、ワークフロー生成ルールテーブルは、ワークフローマネージャ1502上で所定のUIを出し、オペレータの入力を可能としてもよい。S2501は、このテーブルをRAM202に読み込む処理である。
その後、ワークフローマネージャ1502は、ホストマシン選定結果取得処理(S2502)を行う。これは、前述したホストマシン選定処理S1602により選定されたホストマシン情報を取得する処理である。ここでは前述したようにPC-Bの情報が取得される。同様にして、ワークフローマネージャ1502は、前処理選定結果取得処理(S2503)において前述した前処理工程選定処理S1604により選定された「Scan」、「アプリFによる結合」工程の情報を取得し、印刷デバイス理選定結果取得処理(S2504)において前述した印刷デバイス選定処理S1608により選定されたデバイスDの情報を取得し、後理選定結果取得処理(S2505)において前述した後処理工程選定処理S1610により選定された「くるみ製本」、「断裁」工程の情報を取得する。
そして、ワークフローマネージャ1502は、ワークフローファイル生成処理(S2506)を行う。これは、ワークフロー生成ルール及び上記取得したそれぞれの工程やデバイスの情報(PC-Bの情報、「Scan」及び「アプリFによる結合」工程の情報、デバイスDの情報、「くるみ製本」及び「断裁」工程の情報)に基づいて、ワークフローを生成する処理である。
具体的には、ワークフローマネージャ1502は、図14に例示したワークフローマネージャ1502のGUIのデータを作成する。ワークフローマネージャ1502は、ワークフロー生成ルールを参照しながら、上記取得した「Scan」工程の情報に基づいて、図14に示すように工程”File・Based”、工程”紙原稿”、工程”Scan”を配置するGUIデータを作成し、上記取得したPC-Bの情報の情報に基づいて、図14に示すようにデバイス”PC B”を配置するGUIデータを作成し、上記取得した「アプリFによる結合」工程の情報に基づいて、図14に示すように工程”結合(アプリF)”を配置するGUIデータを作成する。
さらに、ワークフローマネージャ1502は、上記取得したワークフロー生成ルールに基づいて、図14に示すように工程”Pre-Flight”、工程”デバイス予約”を配置するGUIデータを作成する。より詳細には、ワークフローマネージャ1502は、図26に示したワークフロー生成ルールテーブルにおける「条件;デバイスへの印刷前=>動作;デバイス予約」のワークフロー生成ルールに基づいて、図14に示すように工程”デバイス予約”を配置するGUIデータを作成する。
特に工程”Pre-Flight”の配置については、ワークフローマネージャ1502は、図27に示したオーダー情報における項目「プルーフ」について、その設定値が「印刷前処理完了時にPre-flightチェックを行う」となっている場合に、図26に示したワークフロー生成ルールテーブルにおける「条件;アプリ結合後=>動作;Pre-flight」のワークフロー生成ルールを有効と判断し、図14に示すように工程”Pre-Flight”を配置するGUIデータを作成する。一方、オーダー情報における項目「プルーフ」について、その設定値が「試し刷り(プルーフ印刷)を行う」となっている場合には、図26に示したワークフロー生成ルールテーブルにおける「条件;デバイス予約後=>動作;プルーフ印刷」のワークフロー生成ルールを有効と判断し、図14に示すGUIに工程”プルーフ印刷”を配置するGUIデータを作成する。
同様にして、ワークフローマネージャ1502は、他のワークフロー生成ルール及び上記取得した他の工程やデバイスの情報(デバイスDの情報、「くるみ製本」及び「断裁」工程の情報)に基づいて、図14に示すように工程”デバイスD”、工程”くるみ製本”、工程”裁断”、工程”配送”及び工程”Email”を配置するGUIデータを作成する。
そして、ワークフローマネージャ1502は、上述のように作成されたワークフローの情報(図14に示すように配置するGUIデータ)をワークフローマネージャ1502の読み込み可能形式(例えば、ファイルの拡張子が.wkf等の形)に変換し、ワークフローのファイルを生成することになる。ここでは、印刷前処理完了時(アプリ結合後)にPre-flightを行う、デバイス印刷前にデバイス予約を行う、後処理後に配送を行う、配送前にmail送信を行う等が適用され、ワークフローが生成される。その後、ワークフローマネージャ1502は、ワークフロー表示処理(S2507)を行い、生成したワークフローをディスプレイ207に表示する。それを例示した図が図14である。オペレータはその内容に従い、ワークフローを動作させることが可能となる。
オペレータは、図14のように表示されたワークフローをチェックし、ポインティングデバイス等でGUI上の例えば”MODE”ボタンを選択して、採用、修正等のポップアップメニューを表示する(S2508)。チェックOKの場合、オペレータはメニューの”採用”ボタンを選択し、それを検知したワークフローマネージャ1502は、処理を呼び出し元の処理へ戻す(S2508→リターン)。チェックNGの場合、オペレータはメニューの”修正”ボタンを選択し、それを検知したワークフローマネージャ1502は、ワークフロー修正処理(S2509)を行う。
ワークフロー修正処理S2509において、オペレータがワークフローマネージャ1502上で所定のUIを使用して上記各ルールを修正すると、ワークフローマネージャ1502は、それら新たな各ルールの情報をHD205に格納し、処理をオーダー情報読み込み処理S1601へ戻す。これにより、ワークフローマネージャ1502は、修正されたワークフローを生成するために、ワークフロー生成の処理を最初からやり直すことができる。
(実施形態の効果)
以上説明したように本実施形態によれば、印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数の上記印刷用の処理から成る処理手順を生成し制御する印刷制御装置は、上記印刷情報を読み込む印刷情報読み込み手段と、上記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ上記印刷情報に含まれる上記特性情報に基づいて、上記印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択手段と、複数の印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶手段と、上記処理順記憶手段に記憶されている上記処理順と、上記情報選択手段によって選択された複数の上記特定処理の情報とに基づいて、その複数の上記特定処理の処理順を生成し、その生成された処理順を上記処理手順として表示する処理手順生成手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、印刷制御装置は、入力される印刷オーダーに基づいて、印刷前処理から印刷後処理までの複数の工程のワークフローを自動的に生成し、表示部に視覚的に表示する。
ここで、上記情報選択手段は、上記特定処理の情報の1つとして、上記印刷制御装置と協働する印刷の作業用装置の情報を、上記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ上記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する作業用装置選択手段と(S1601)、上記特定処理の情報の1つとして、上記印刷の前処理の情報を、上記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ上記印刷情報に含まれる上記特性情報に基づいて選択する前処理選択手段と(S1604)、上記特定処理の情報の1つとして、上記印刷を行うデバイスの情報を、上記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ上記印刷情報に含まれる上記特性情報に基づいて選択するデバイス選択手段と(S1608)、上記特定処理の情報の1つとして、上記印刷の後処理の情報を、上記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ上記印刷情報に含まれる上記特性情報に基づいて選択する後処理選択手段と(S1610)を備えたことを特徴とすることができる。
これにより、印刷制御装置は、ホストマシン、印刷前処理、印刷処理を行う印刷装置、印刷後処理の選択を行い、ワークフローを生成する。
また、上記処理手順生成手段は、上記情報選択手段によって選択された上記特定処理の情報が上記印刷に先立つ確認処理の情報である場合、上記確認処理の処理順を上記処理手順に含めて表示する(S2506、図26、27)ことを特徴とすることができる。
これにより、印刷制御装置は、プルーフ工程のタイミングを含めたワークフローを生成する。
また、上記処理手順生成手段は、上記処理順記憶手段に記憶されている上記処理順と、上記情報選択手段によって選択された複数の上記特定処理の情報とに基づいて、その複数の上記特定処理の処理順を生成する処理順生成手段と(S2506)、上記処理順生成手段によって生成された上記処理順を上記処理手順として表示する処理手順表示手段と(S2507)、上記処理手順表示手段によって表示された上記処理手順に対するチェック結果を判定する判定手段と(S2508)を備えたことを特徴とすることができる。
これにより、表示されたワークフローがチェックされた結果を判定する。
以上の構成により、本実施形態によれば、オーダー特性により、ワークフローを自動的に生成することを可能とし、オペレータに専門知識がなくとも、適切なワークフローを組み立てることができる。また、オペレータは組み立てられたワークフローを可視的に認識し、プルーフ工程(Pre-Flight等)のタイミングを事前に認識することが可能である。
(他の実施形態)
本発明の上述した実施形態は、その変形例として、上記形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU(micro・processing・unit))が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上記実施形態の機能が実現される場合も、本発明の構成に含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる記憶媒体に書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明の構成に含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW(CD-ReWritable)、CD−R(CD・recordable)等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)がそれら記憶手段や記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
本発明を適用できる実施形態の印刷システムの全体構成を示す図である。 本発明を適用できる実施形態のコンピュータのハードウェアの概略構成を示すブロック図である。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムがRAMにロードされ実行可能となった状態のメモリマップを表す図である。 本発明を適用できる実施形態のメディアの記憶されている内容の構成図である。 本発明を適用できる実施形態のオーダーの情報の流れを示したシーケンス図である。 本発明を適用できる実施形態の前提の形態の、印刷サーバソフトウェアの構成を機能モジュール毎に示した構成図である。 本発明を適用できる実施形態のオーダーマネージャのGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態のワークフローエディタのGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態のワークフローマネージャのGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態のデバイススケジューラのGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態のジョブマネージャのGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態のデバイスマネージャ605のGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態のデバイスマネージャ605のGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態の特徴的な形態の、ワークフローマネージャのGUIを例示した図である。 本発明を適用できる実施形態の特徴的な形態の、印刷サーバソフトウェアの構成を機能モジュール毎に示した構成図である。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムの処理の内容を示すフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムの処理の内容を示すフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態のホストマシンテーブルに格納される内容の一例を示す図である。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムの処理の内容を示すフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態の前処理工程ルールテーブルに格納される内容の一例を示す図である。 本発明を適用できる実施形態のデバイス情報テーブルに格納される内容の一例を示す図である。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムの処理の内容を示すフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムの処理の内容を示すフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態の後処理工程ルールテーブルに格納される内容の一例を示す図である。 本発明を適用できる実施形態の印刷サーバソフトウェアのプログラムの処理の内容を示すフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態のワークフロー生成ルールテーブルに格納される内容の一例を示す図である。 本発明を適用できる実施形態のオーダー情報テーブルの構成例を示した概略図である。 本発明を適用できる実施形態のオーダー情報テーブルの構成例を示した概略図である。
符号の説明
101 PC
102 ノートPC
103 WEBサーバ
104 DBサーバ
105 印刷サーバ
106 作業PC
111 モノクロプリンタ
112 カラープリンタ
121〜123 LAN
131〜132 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチャ機)
142 製本機(くるみ製本機)
151 クライアント
152 サーバ
153 印刷センター
601 オーダーマネージャ
1502 ワークフローマネージャ
603 ジョブマネージャ
604 デバイススケジューラ
605 デバイスマネージャ
606 プリントコンポーネント
607 ワークフローエディタ

Claims (10)

  1. 印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数の前記印刷用の処理から成る処理手順を生成し制御する印刷制御装置であって、
    前記印刷情報を読み込む印刷情報読み込み手段と、
    前記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて、前記印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択手段と、
    複数の前記印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶手段と、
    前記処理順記憶手段に記憶されている前記処理順と、前記情報選択手段によって選択された複数の前記特定処理の情報とに基づいて、該複数の前記特定処理の処理順を生成し、当該生成された処理順を前記処理手順として表示する処理手順生成手段と
    を備えたことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記情報選択手段は、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷制御装置と協働する印刷の作業用装置の情報を、前記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する作業用装置選択手段と、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷の前処理の情報を、前記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する前処理選択手段と、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷を行うデバイスの情報を、前記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択するデバイス選択手段と、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷の後処理の情報を、前記印刷情報読み込み手段によって読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する後処理選択手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記処理手順生成手段は、
    前記情報選択手段によって選択された前記特定処理の情報が前記印刷に先立つ確認処理の情報である場合、前記確認処理の処理順を前記処理手順に含めて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記処理手順生成手段は、
    前記処理順記憶手段に記憶されている前記処理順と、前記情報選択手段によって選択された複数の前記特定処理の情報とに基づいて、該複数の前記特定処理の処理順を生成する処理順生成手段と、
    前記処理順生成手段によって生成された前記処理順を前記処理手順として表示する処理手順表示手段と、
    前記処理手順表示手段によって表示された前記処理手順に対するチェック結果を判定する判定手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置と、前記印刷制御装置へ前記印刷情報を送信するコンピュータシステムと、該コンピュータシステムから送信された前記印刷情報に基づく前記印刷を前記印刷制御装置の指示で行う1つ以上の印刷を行うデバイスとが、通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とする印刷制御システム。
  6. 印刷の特性情報を含む印刷情報に基づいて、複数の前記印刷用の処理から成る処理手順を生成し制御する印刷制御装置の印刷制御方法であって、
    前記印刷制御装置は、複数の前記印刷用の処理の間における処理順を記憶した処理順記憶手段を有し、
    前記印刷情報を読み込む印刷情報読み込みステップと、
    前記印刷情報読み込みステップにおいて読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて、前記印刷用の特定処理の情報を複数選択する情報選択ステップと、
    前記処理順記憶手段に記憶されている前記処理順と、前記情報選択ステップにおいて選択された複数の前記特定処理の情報とに基づいて、該複数の前記特定処理の処理順を生成し、当該生成された処理順を前記処理手順として表示する処理手順生成ステップと
    を備えることを特徴とする印刷制御方法。
  7. 前記情報選択ステップは、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷制御装置と協働する印刷の作業用装置の情報を、前記印刷情報読み込みステップにおいて読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する作業用装置選択ステップと、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷の前処理の情報を、前記印刷情報読み込みステップにおいて読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する前処理選択ステップと、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷を行うデバイスの情報を、前記印刷情報読み込みステップにおいて読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択するデバイス選択ステップと、
    前記特定処理の情報の1つとして、前記印刷の後処理の情報を、前記印刷情報読み込みステップにおいて読み込んだ前記印刷情報に含まれる前記特性情報に基づいて選択する後処理選択ステップとを備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷制御方法。
  8. 前記処理手順生成ステップは、
    前記情報選択ステップにおいて選択された前記特定処理の情報が前記印刷に先立つ確認処理の情報である場合、前記確認処理の処理順を前記処理手順に含めて表示する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷制御方法。
  9. 前記処理手順生成ステップは、
    前記処理順記憶手段に記憶されている前記処理順と、前記情報選択手段によって選択された複数の前記特定処理の情報とに基づいて、該複数の前記特定処理の処理順を生成する処理順生成ステップと、
    前記処理順生成ステップにおいて生成された前記処理順を前記処理手順として表示する処理手順表示ステップと、
    前記処理手順表示ステップにおいて表示された前記処理手順に対するチェック結果を判定する判定ステップとを備える
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の印刷制御方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれかに記載の印刷制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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