JP2005315332A - 回転伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラタイプの2方向クラッチを有する回転伝達装置のポップアウト現象やロールオーバ現象の発生を防止すること、および回転伝達装置の軸方向長さのコンパクト化を図ることである。
【解決手段】外輪2の内周に円筒面11を形成し、内輪1の外周にカム面12を設け、そのカム面12と円筒面11間に組込まれたローラ13を保持器14で保持する。カム面12を第1カム面12aと、その両端に連続する第2カム面12bとで形成し、第2カム面12bおよび円筒面11にローラ13が係合するトルク伝達状態で外輪2に作用する負荷トルクが増大したとき、外輪2が変形し、第2カム面12bおよび円筒面11にローラ13が接触することで、ローラ13を円筒面11に沿って滑らせて2方向クラッチ部にトルクリミッタとしての機能を発揮させるようにして、ポップアウト現象やロールオーバ現象の発生を防止する。
【選択図】図4

Description

この発明は、動力伝達経路上において、動力の伝達と遮断の切り換えに用いられる回転伝達装置に関するものである。
この種の回転伝達装置として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この回転伝達装置は、入力部材とその外側に組込まれた出力部材の相互間に2方向クラッチと、電磁クラッチとを組込み、その電磁クラッチにより2方向クラッチの係合および係合解除を制御し、上記2方向クラッチの係合により入力部材と出力部材とを結合して、入力部材の回転を出力部材に伝えるようにしている。
また、出力部材を、入力部材の外側に設けられた外側出力部材と、その外側出力部材の内側に組込まれて前記入力部材と同軸上に配置された内側出力部材とに分断し、その外側出力部材と内側出力部材間に多板クラッチから成る抵抗手段を設け、この抵抗手段によって前記2方向クラッチの係合時の衝撃を吸収するようにしている。
図6は、上記回転伝達装置に組込まれた2方向クラッチを示す。この2方向クラッチは、入力部材30の外側に設けられた外側出力部材31の内周に円筒面32を形成し、入力部材30の外周に上記円筒面32との間でくさび空間を形成するカム面33を設け、そのカム面33と円筒面32との間にローラ34を組込み、このローラ34を保持器35で保持し、上記入力部材30に対する保持器35の相対回転によって円筒面32およびカム面33にローラ34を係合させるようにしたローラタイプの2方向クラッチから成っている。
上記のような2方向クラッチにおいては、ローラ34が円筒面32およびカム面33に係合するトルクの伝達状態で、円筒面32およびカム面33に同図の矢印で示す比較的大きな法線力Rが作用する。この法線力Rは外側出力部材31に作用する負荷トルクの増大に伴って大きくなり、上記法線力Rが過大になると、円筒面32およびカム面33の上記ローラ34との接触部で変形が生じ、そのエネルギによりローラ34がくさび空間の広幅部に向けてはじき出される現象(ポップアウト)や、変形量過大によりローラ34が隣接するくさび空間内に侵入する現象(ロールオーバ)が発生する。
ここで、前記特許文献1に記載された回転伝達装置のように、外側出力部材と内側出力部材の相互間に多板クラッチから成る抵抗手段を設けておくと、過大トルクの負荷時にその抵抗手段に滑りを生じさせることができ、2方向クラッチの係合ショックを吸収するだけでなく、ポップアウト現象やロールオーバ現象の発生を防止することができる。
特開2001−263375号公報
ところで、上記回転伝達装置においては、多板クラッチから成る抵抗手段を2方向クラッチに対して軸方向に間隔をおいて併設した構成であるため、回転伝達装置の軸方向長さが長くなり、コンパクト化を図るうえにおいて改善すべき点が残されている。
この発明の課題は、ポップアウト現象やロールオーバ現象を防止することができるようにした軸方向長さのコンパクトな回転伝達装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、第1の発明においては、入力部材と出力部材を内外に配置して相対的に回転自在に支持し、前記入力部材の外周と出力部材の内周における一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間でくさび形空間を形成する複数のカム面を設け、このカム面と円筒面間にローラを組込み、そのローラを入力部材と出力部材間に組込まれた保持器で保持し、前記保持器と前記カム面が形成された部材の相互間にローラが円筒面およびカム面に対して係合解除される中立位置に保持器を弾性保持するスイッチばねと、摩擦抵抗付与手段とを設け、その摩擦抵抗付与手段により保持器に回転抵抗を付与してカム面が形成された部材と保持器の相対回転によりローラを円筒面およびカム面に係合させるようにした回転伝達装置において、前記カム面を、前記円筒面に対する対向間隔が周方向長さの中央部で広く、周方向両端に至るに従って次第に小さくなる第1カム面と、この第1カム面の両端に連続し、その第1カム面に対して傾斜する第2カム面とで形成した構成を採用したのである。
また、第2の発明においては、第1の発明に係る回転伝達装置において、前記ローラと円筒面の接触部間並びにローラと第1カム面および第2カム面の接触部間における摩擦係数をμ、前記円筒面とローラの接触点を通る円筒面の接線と第1カム面とで形成されるくさび角をθ1 、上記接線と第2カム面とで形成されるくさび角をθ2 としたとき、μ>tan(θ1 /2)、μ<tan(θ2 /2)の関係が成立するようにしたのである。
第1の発明のように、第1カム面の周方向両端に、その第1カム面に対して傾斜する第2カム面を設けることによって、ロールオーバ現象が発生するのを防止することができる。
また、第2の発明のように、μ>tan(θ1 /2)、μ<tan(θ2 /2)の関係が成立するようにしておくことにより、ローラを第1カム面と円筒面に係合する状態に保持することができると共に、出力部材の負荷が増大したとき、出力部材の変形に伴い、ローラが第2カム面と接触し、ローラと円筒面もしくは第2カム面の接触部で滑りを生じさせることができ、ポップアウト現象およびロールオーバ現象の発生を防止することができる。
また、2方向クラッチ部において過大トルク負荷時に滑りを生じさせるようにしたので、従来のように多板等の抵抗手段を外部に設ける必要がなくなり、軸方向長さのコンパクトな回転伝達装置を得ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1に示すように、入力部材としての内輪1とその外側に設けられた出力部材としての外輪2は軸受3を介して相対的に回転自在に支持されている。
内輪1は大径のカムリング部4を有し、そのカムリング部4と外輪2間に2方向クラッチ10が組込まれている。
図1および図3に示すように、2方向クラッチ10は外輪2の内周に円筒面11を形成し、カムリング部4の外周には上記円筒面11との間でくさび形空間を形成する複数のカム面12を周方向に等間隔に設け、各カム面12と円筒面11間にローラ13を組込み、各ローラ13を内輪1と外輪2間に組込まれた保持器14によって保持したローラタイプの2方向クラッチから成っている。
図4(I)、(II)に示すように、カム面12は、平坦面から成る第1カム面12aと、その第1カム面12aの周方向両端に連続する第2カム面12bとから成り、第1カム面12aは円筒面11との間で周方向中央から両端に至るに従って対向間隔が次第に小さくなるくさび空間を形成しており、第2カム面12bはその第1カム面12aに対して傾斜する傾斜面とされている。
図2および図3に示すように、カムリング部4の端面にはばね嵌合凹部15が形成され、そのばね嵌合凹部15内にスイッチばね16が組込まれている。スイッチばね16はC形をなし、その両端から外向きに形成された一対の押圧片16aはばね嵌合凹部15の外周壁に形成された切欠部17から保持器14の端部に設けられた切欠き18内に挿入されて、切欠部17および切欠き18の周方向で対向する側面を相反する方向に押圧し、その押圧によってローラ13が円筒面11およカム面12に係合解除される中立位置に保持器14を弾性保持している。
図1および図2に示すように、外輪2の開口端部内には2方向クラッチ10の保持器14に回転抵抗を付与してローラ13を円筒面11およびカム面12に係合させる摩擦抵抗付与手段としての電磁クラッチ20が組込まれている。
電磁クラッチ20は、保持器14の端部開口内に嵌合されてスイッチばね16を抜け止めするコネクティングプレート21と、そのコネクティングプレート21に対して軸方向に対向配置されたアーマチュア22と、そのアーマチュア22に対して軸方向に対向配置されたロータ23と、そのロータ23にアーマチュア22を吸着させる電磁石24とから成っている。
コネクティングプレート21は一対のL形の係合爪25を外周対向位置に有し、各係合爪25は保持器14の端部に形成された前記切欠き18に挿入されている。その挿入によってコネクティングプレート21は保持器14に対して回り止めされている。また、係合爪25はアーマチュア22に形成された係合孔26内に挿入されている。
アーマチュア22は、係合孔26に対する係合爪25の挿入により、保持器14に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動可能とされている。このアーマチュア22とロータ23との間に離反ばね28が組込まれ、その離反ばね28によってアーマチュア22はロータ23から離反する方向に付勢されている。
ロータ23は断面形状をコの字形とされている。このロータ23は外輪2の開口端部内に取付けられた非磁性体から成るロータガイド29内に圧入されて外輪2に対して回り止めされている。
電磁石24は固定部材Aに支持されてロータ23内に配置され、その電磁石24の電磁コイル24aに対する通電によりアーマチュア22はロータ23に吸着されるようになっている。
実施形態で示す回転伝達装置は上記の構造から成り、電磁石24の電磁コイル24aに対する通電の遮断状態では、2方向クラッチ10のローラ13はスイッチばね16によって円筒面11およびカム面12に対して係合解除された中立位置に保持されている。
このため、内輪1が回転しても、その回転は外輪2に伝達されない。このとき、内輪1と保持器14の相互間にはスイッチばね16が組込まれているため、内輪1と共に保持器14が回転する。また、保持器14に回り止めされたコネクティングプレート21を介して保持器14の回転はアーマチュア22に伝達され、アーマチュア22も回転する。
内輪1の回転状態において、電磁クラッチ20の電磁コイル24aに通電すると、アーマチュア22に吸引力が付与され、アーマチュア22はロータ23に向けて移動してロータ23に吸着される。その吸着面に作用する摩擦抵抗はアーマチュア22の回転抵抗となるため、保持器14にスイッチトルクが作用して内輪1と保持器14とが相対回転する。その回転によってローラ13が円筒面11およびカム面12に係合し、内輪1の回転が外輪2に伝達される。
また、内輪1と保持器14の相対回転により、図3に示すスイッチばね16が弾性変形する。
このため、電磁コイル24aに対する通電を遮断すると、スイッチばね16のばね力により保持器14が回転され、ローラ13は円筒面11およびカム面12に対して係合解除される中立位置に戻され、内輪1から外輪2への回転伝達が遮断される。
ここで、保持器14に対するスイッチトルクの負荷によって2方向クラッチ10のローラ13が円筒面11およびカム面12に係合するとき、上記ローラ13は図4(I)に示すように、カム面12の第1カム面12aと円筒面11に係合して、内輪1の回転を外輪2に伝達する。
外輪2に作用する負荷が次第に大きくなると、ローラ13は円筒面11とカム面12とで形成されるくさび空間の狭小部に押し込まれて、図4(II)に示すように、円筒面11と第2カム面12bに係合する。
図4(I)に示すローラ13の係合状態でローラ13と円筒面11の接触点を通る円筒面11の接線と第1カム面12aとで形成されるくさび角をθ1 、図4(II)に示すローラ13の係合状態でローラ13と円筒面11の接触点を通る円筒面11の接線と第2カム面12bとで形成されるくさび角をθ2 、ローラ13とカム面12の接触部およびローラ13と円筒面11の接触部の摩擦係数をμとした場合、摩擦係数μとくさび角θ1 、θ2 とは、
μ>tan(θ1 /2) ・・・ 式1
μ<tan(θ2 /2) ・・・ 式2
の関係とされている。
図6に示すような一般的な2方向クラッチにおいて、ローラ34と円筒面32およびカム面33の接触部の摩擦係数をμ、円筒面32とカム面33で形成されるくさび角をθ、円筒面32に付与される法線力をR、ローラ34をくさび空間から押し出そうとする力をfとした場合に、円筒面32とカム面33で形成されるくさび空間にローラ34を自己保持させるには、2・μR>2fの関係が必要である。
ここで、円筒面32とカム面33がローラ34を挟持する挟持力をFとすると、法線力Rは、R=Fcos(θ/2)であり、また、挟持力Fがローラ34をくさび空間から押し出そうとする力fはf=Fsin(θ/2)で表される。
したがって、ローラ34を自己保持させる関係式2・μR>2fは2μFcos(θ/2)>2Fsin(θ/2)で表され、μ>Fsin(θ/2)/Fcos(θ/2)となり、μ>tan(θ/2)の関係を成立させることによって、ローラ34をくさび空間に自己保持させることができる一方で、逆にμ<tan(θ/2)とすることによって、過大トルク負荷時に、ローラ34を円筒面32に沿って滑らせることができる。
このため、前述の式1で表されるように、μ>tan(θ1 /2)とすることによってローラ13を第1カム面12aと円筒面11に係合する状態に保持することができる。
また、式2で表されるように、μ<tan(θ2 /2)とすることによって、内輪1から外輪2へのトルク伝達状態で、外輪2に作用する負荷を増大していくと、外輪2の変形に伴い、ローラ13が第2カム面12bと接触し、図5のグラフで示すように、A点から回転ねじり量に関係なく負荷トルクの値が一定になる。つまり、この部分ではローラ13が円筒面11に沿って滑り、2方向クラッチ10がトルクリミッタとしての機能を発揮する。したがって、ポップアウト現象およびロールオーバ現象の発生を防止し、2方向クラッチ10の破損を防止することができる。また、2方向クラッチ10部にトルクリミッタとしての滑り機能を付加したことによって、従来のように、多板等の抵抗手段を外部に設ける必要がなくなり、軸方向長さのコンパクトな回転伝達装置を得ることができる。
実施形態では、外輪2の内周に円筒面11を形成し、内輪1の外周にカム面12を形成したが、上記とは逆に、内輪1の外周に円筒面を形成し、外輪2の内周にカム面を形成してもよい。この場合、外輪2と保持器14の相互間にスイッチばねを組込むと共に、ロータ23を内輪1もしくはその内輪1に接続される軸に取付けるようにする。
また、実施の形態では、保持器14に回転抵抗を付与する摩擦抵抗付与手段として電磁クラッチ20から成るものを示したが、摩擦抵抗付与手段はこれに限定されない。例えば、油圧や空気圧の流体圧、あるいは遠心力を利用したものであってもよい。
この発明に係る回転伝達装置の実施形態を示す縦断正面図 図1の一部分を拡大して示す断面図 図1のIII−III線に沿った断面図 (I)は2方向クラッチの係合初期の状態を示す断面図、(II)は負荷トルク増大時の2方向クラッチの係合状態を示す断面図 図1に示す回転伝達装置のねじり角と負荷トルクとの関係を示すグラフ 従来の2方向クラッチの係合状態を示す断面図
符号の説明
1 内輪(入力部材)
2 外輪(出力部材)
10 2方向クラッチ
11 円筒面
12 カム面
12a 第1カム面
12b 第2カム面
13 ローラ
14 保持器
15 スイッチばね
20 電磁クラッチ(摩擦抵抗付与手段)

Claims (2)

  1. 入力部材と出力部材を内外に配置して相対的に回転自在に支持し、前記入力部材の外周と出力部材の内周における一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間でくさび形空間を形成する複数のカム面を設け、このカム面と円筒面間にローラを組込み、そのローラを入力部材と出力部材間に組込まれた保持器で保持し、前記保持器と前記カム面が形成された部材の相互間にローラが円筒面およびカム面に対して係合解除される中立位置に保持器を弾性保持するスイッチばねと、摩擦抵抗付与手段とを設け、その摩擦抵抗付与手段により保持器に回転抵抗を付与してカム面が形成された部材と保持器の相対回転によりローラを円筒面およびカム面に係合させるようにした回転伝達装置において、前記カム面を、前記円筒面に対する対向間隔が周方向長さの中央部で広く、周方向両端に至るに従って次第に小さくなる第1カム面と、この第1カム面の両端に連続し、その第1カム面に対して傾斜する第2カム面とで形成したことを特徴とする回転伝達装置。
  2. 前記ローラと円筒面の接触部間並びにローラと第1カム面および第2カム面の接触部間における摩擦係数をμ、前記円筒面とローラの接触点を通る円筒面の接線と第1カム面とで形成されるくさび角をθ1 、上記接線と第2カム面とで形成されるくさび角をθ2 としたとき、μ>tan(θ1 /2)、μ<tan(θ2 /2)の関係が成立するようにした請求項1に記載の回転伝達装置。
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