スルホン酸基および/またはカルボキシル基を有する水溶性導電性ポリマーが、下記式(17)〜(25)から選ばれた少なくとも一種以上の繰り返し単位を、ポリマー全体の繰り返し単位の総数中に20〜100%含有する水溶性導電性ポリマーであることを特徴とする
請求項10記載のカーボンナノチューブ含有重合体の製造方法。
(式(17)中、R
101 、R
102 は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
101 、R
102のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基である。)
(式(18)中、R
103 、R
104 は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
103 、R
104のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基である。)
(式(19)中、R
105 〜R
108 は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
105 〜R
108のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基である。)
(式(20)中、R
109 〜R
113は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
109 〜R
113のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基である。)
(式(21)中、R
114は、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
42SO
3 -、−R
42SO
3 H、−COOHおよび−R
42COOHからなる群より選ばれ、ここで、R
42は炭素数1〜24のアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基である。)
(式(22)中、R
152〜R
157は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
152〜R
157のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基であり、Htは、NR
82、S、O、SeおよびTeよりなる群から選ばれたヘテロ原子基であり、R
82は水素および炭素数1〜24の直鎖または分岐のアルキル基、もしくは置換、非置換のアリール基を表し、R
152〜R
157の炭化水素鎖は互いに任意の位置で結合して、かかる基により置換を受けている炭素原子と共に少なくとも1つ以上の3〜7員環の飽和または不飽和炭化水素の環状構造を形成する二価鎖を形成してもよく、このように形成される環状結合鎖にはカルボニル、エーテル、エステル、アミド、スルフィド、スルフィニル、スルホニル、イミノの結合を任意の位置に含んでもよく、nはヘテロ環と置換基R
53〜R
56を有するベンゼン環に挟まれた縮合環の数を表し、0または1〜3の整数である。)
(式(23)中、R
158〜R
166は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
158〜R
166のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基であり、nは置換基R
158およびR
159を有するベンゼン環と置換基R
161〜R
164を有するベンゼン環に挟まれた縮合環の数を表し、0または1〜3の整数である。)
(式(24)中、R
167〜R
176は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
167〜R
176のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基であり、nは置換基R
167〜R
169を有するベンゼン環とベンゾキノン環に挟まれた縮合環の数を表し、0または1〜3の整数である。)
(式(25)中、R
177〜R
181は各々独立に、H、−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−OCH
3 、−CH
3 、−C
2H
5、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R
35)
2 、−NHCOR
35、−OH、−O
-、−SR
35、−OR
35、−OCOR
35、−NO
2 、−COOH、−R
35COOH、−COOR
35、−COR
35、−CHOおよび−CNからなる群より選ばれ、ここで、R
35は炭素数1〜24のアルキル、アリールまたはアラルキル基あるいはアルキレン、アリーレンまたはアラルキレン基であり、かつR
177〜R
181のうち少なくとも一つが−SO
3 -、−SO
3 H、−R
35SO
3 -、−R
35SO
3 H、−COOHおよび−R
35COOHからなる群より選ばれた基であり、X
a-は、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、フッ素イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、リン酸イオン、ほうフッ化イオン、過塩素酸イオン、チオシアン酸イオン、酢酸イオン、プロピオン酸イオン、メタンスルホン酸イオン、p−トルエンスルホン酸イオン、トリフルオロ酢酸イオン、およびトリフルオロメタンスルホン酸イオンよりなる1〜3価の陰イオン群より選ばれた少なくとも一種の陰イオンであり、aはXのイオン価数を表し、1〜3の整数であり、pはドープ率であり、その値はその値は0.001〜1である。)