JP2005313259A - 工作機械のカバー装置 - Google Patents

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【課題】ベッドのリブの機械加工を不要にして、製造コストを低減することができるとともに、ワークの加工中に飛散するクーラントがカバー本体の外部に漏れるのを防止することができる工作機械のカバー装置を提供する。
【解決手段】ベッド11を構成するリブ11bの上端部に対し、第1シール部材33を介して、取付アダプタ32を上下方向及び水平方向の変位可能に装着する。この取付アダプタ32の上面に対し、第2シール部材41を介して外部カバー22の下端部に形成した被支持板部22bを支持する。リブ11bの製造上の寸法誤差があっても、第1シール部材33の弾性変形及び取付アダプタ32の上下方向及び水平方向の位置調整により寸法誤差を吸収する。このため、リブ11bを機械加工することなく外部カバー22の被支持板部22bを装着することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機械のカバー装置に係わり、詳しくはベッドの外周上端部に一体に形成されたリブとカバー本体の下端部との取付構造に関する。
一般に、工作機械はベッドの上面に設けられた支持テーブルにワークを支持した状態で、主軸装置を備えた加工機構によって、ワークの加工を行うようになっている。ワークの加工作業中に、ワーク及び工具に対し、冷却と潤滑を行うためのクーラントを供給するようになっている。ワークの加工作業中においては、クーラントがワークの加工部から側方に飛散するので、これを防止するため、ベッドの外周に一体に上向きに形成されたリブに対して、クーラントの飛散を防止するためのカバー装置が装着されている。
上記のカバー装置のカバー本体とベッドのリブとの取付構造として、従来、図7に示すようなものが提案されている。この取付構造は、カバー本体60の下端寄り外側面に対し複数箇所にブラケット61を取り付け、カバー本体60の下端部と、ブラケット61の間に前記ベッド11のリブ11bが係合される凹部62を設け、ブラケット61のネジ孔61aに螺合されたボルト63の先端をリブ11bの側面に押し付けることで、ブラケット61をリブ11bに固定するようになっていた。
上記従来のカバー装置の取付構造は、前記ブラケット61がリブ11bの全域に設けられておらず、かつカバー本体60の下端外側面と、リブ11bの内側面との間に、ベッド11の製造上の寸法誤差により隙間gが生じ、又、ブラケット61とリブ11bの上端面にも隙間g部分を生じてしまうものであった。このため、前記隙間gからワークの加工中に飛散するクーラントが外部に漏出する可能性があるという問題があった。又、リブ11bの形状誤差により、その上部に位置するカバー本体60にも、傾き、ゆがみ等が生じ、取付状態が悪化するという問題があった。前記リブ11bはベッド本体に対し一体的に鋳物材によって鋳造されているので、製造工程において所定の寸法誤差が生じる。これを解消して前記隙間gを小さくるためには、鋳造工程の後に、リブ11bの内外両側面及び上端面を機械により機械加工すれば良いが、この作業は非常に面倒でコストの低減を図ることができないという別の問題を生じる。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、ベッドのリブの機械加工を不要にして、製造コストを低減することができるとともに、ワークの加工中に飛散するクーラントがカバー本体の外部に漏れるのを防止し、カバーをより正確に装着することができる工作機械のカバー装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ベッドの外側上端部に一体に形成されたリブの上端縁に対し第1シール部材を介して取付アダプタを上下方向及び水平方向の変位可能に装着し、該取付アダプタに対し第2シール部材を介してカバー本体の下端部を支持したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記取付アダプタは、帯状の天板とその左右両側に一体に下方に折り曲げ形成された垂直板部とによって横断面が逆U字状に形成され、前記天板は該天板に形成されたネジ孔に螺合され、かつ前記リブの上端面に当接された縦向きの第1ボルトによって上下方向の位置調節可能に支持され、取付アダプタの外側の前記垂直板部は、前記リブに形成されたネジ孔に螺合された横向きの第2ボルトの頭部によって水平方向への位置が規制されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記カバー本体の下端部には、被支持板部が水平に形成され、該被支持板部にはボルト挿通孔が形成され、このボルト挿通孔に下向きに挿通された第3ボルトを取付アダプタに形成したネジ孔に螺合することによって、被支持板部を取付アダプタに取り付けるように構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記カバー本体の被支持板部の先端部には、下向きに取付板部が一体に折り曲げ形成され、この取付板部には、カバー本体の被支持板部より上方に傾斜状に配置され、かつその下端で前記取付アダプタの側面を内方より覆うように下向きに折曲げ形成された遮蔽板が取り付けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記取付アダプタは、コーナー部用取付アダプタと、辺部用取付アダプタとに分割形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、ベッドのリブに対して、第1シール部材を介して、取付アダプタが上下方向及び水平方向の変位可能に装着され、前記取付アダプタに第2シール部材を介して、カバー本体の下端部を取り付けるようにした。このため、鋳物材よりなるリブの製造上の寸法誤差があっても、前記第1シール部材の変形と取付アダプタの位置調整によって吸収することができ、リブの機械加工を不要にして、製造コストを低減することができる。
又、前記取付アダプタはリブの製造上の寸法誤差を吸収した状態で適正位置に装着することができるので、取付アダプタに対するカバー本体の取付作業を正確かつ容易に行い、カバー本体を適正位置に装着することができる。
以下、本発明を具体化した工作機械のカバー装置の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図6に示すように、鋳物材よりなるベッド11の上面には、加工機構12が装設されている。この加工機構12には、工具13を有する主軸装置14がX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の数値制御移動可能に装着されている。前記ベッド11の上面には、ワークテーブル15が装着され、このワークテーブル15に支持されたワークWが前記加工機構12の工具13によって加工されるようになっている。前記ベッド11の外側上部には、傾斜部11aが一体に形成されるとともに、その傾斜部11aの上端部にはリブ11bが上下方向に一体に形成されている。前記リブ11bには前記加工機構12及び加工中の切屑やクーラントが機外へ飛散するのを防止するためのカバー装置21が装着されている。このカバー装置21のカバー本体としての外部カバー22の内部には内部カバー23が装設されている。この内部カバー23によって外部カバー22の内部が加工機構12を保護する機械室24と、加工室25とに区画形成されている。
この実施形態のカバー装置21は、加工室25の外部カバー22の下端部と、ベッド11のリブ11bとの取付構造を対象とするものである。
図1に示すように、カバー装置21の外部カバー22の垂立側板22aの下端部は、連結機構31によって前記リブ11bに連結されている。図3に示すように、前記リブ11bは、平面視U字状に形成され、そのリブ11bの上端部には全域にわたって、横断面が逆U字状をなすチャンネル状の取付アダプタ32が取り付けられている。この取付アダプタ32は、図1に示すように天板32aと、その天板32aの左右両端部に一体に下方に折曲げ形成された垂直板部32b,32cとによって構成されている。この取付アダプタ32の天板32aの下面と、前記リブ11bの上端面との間及び垂直板部32b,32cの上端内側面と、リブ11bの上端部左右両側面との間には、ゴム製の第1シール部材33が介在されている。
前記天板32aにはネジ孔32dが形成され、第1シール部材33には、ボルト挿通孔33aが形成されている。前記第1ボルト34は六角レンチを係合する六角穴34aを有している。そして、第1ボルト34を六角レンチにより天板32aのネジ孔32dに上方より螺合し、挿通孔33aに挿通して、該第1ボルト34の先端(下端)部をリブ11bの上端面に接合させることによって、取付アダプタ32の上下方向の高さ位置を調節可能にしている。そして、高さ位置の調節が終了した状態で第1ボルト34の上部にはナット35が螺合され、このナット35が天板32aの上面に座金36を介して閉め込まれて、取付アダプタ32の上下方向の取付位置が固定されている。
前記リブ11bには、ネジ孔11dが水平方向に複数カ所に貫通形成されている。前記アダプタ32の垂直板部32bには前記ネジ孔11dと対応するようにボルト挿通孔32eが形成され、このボルト挿通孔32eから横向きに挿通された第2ボルト37が前記ネジ孔11dに螺合されている。この第2ボルト37の頭部37aと、前記垂直板部32bの右側面との間には座金38及びバネ座金39が介在されている。そして、前記第2ボルト37の頭部37aによって、取付アダプタ32の外側の垂直板部32bが図1において右方向に移動するのを規制するようにしている。前記ネジ孔11dの左側の部分には、六角穴40aを有するロックボルト40が螺合されている。そして、前記第2ボルト37の先端面に、ロックボルト40の内端面を押圧することによって、第2ボルト37の螺合位置をロックするようになっている。図1において左側の前記垂直板部32cには、六角レンチによる前記ロックボルト40の回動操作を行うための開口32fが形成されている。
次に、図2に基づいて、前記取付アダプタ32に対し、カバー装置21の外部カバー22の垂立側板22aを連結する構造について説明する。
前記垂立側板22aの下端部には、水平方向内側に向けて、被支持板部22bが一体に折曲げ形成されている。前記被支持板部22bの内端部には、取付板部22cが下向きに一体に形成されている。前記被支持板部22bには図1に示すように、前記第1ボルト34を被支持板部22bの上方に突出するための逃し孔22dが形成されている。又、前記被支持板部22bには図2に示すようにボルト挿通孔22eが形成され、このボルト挿通孔22eと対応するように前記取付アダプタ32の天板32aにはネジ孔32gが形成されている。前記天板32aの上面と、被支持板部22bの下面との間には、ゴム製の第2シール部材41が介在されている。この第2シール部材41には前記ボルト挿通孔22e及びネジ孔32gと対応するように、透孔41aが形成され、この透孔41aには座金42が嵌入されている。そして、前記ボルト挿通孔22eから座金42を貫通して、前記取付アダプタ32のネジ孔32gに第3ボルト43を螺合することによって、被支持板部22bを天板32aの上面に第2シール部材41及び座金42を介して締め付け固定している。
前記取付板部22cには遮蔽板45がボルト46によって取り付けられている。前記遮蔽板45には、ボルト46の挿通孔45aが形成されるとともに、取付板部22cには前記ボルト46用のネジ孔22fが形成されている。前記遮蔽板45は、外部カバー22の被支持板部22bより上方に傾斜状に配置され、かつその下端で前記取付アダプタ32の側面を内方より覆うように下向きに折曲げ形成されている。
図3及び図4に基づいて、前記取付アダプタ32、第1シール部材33及び第2シール部材41の全体構成について説明する。
図3に示すように、取付アダプタ32は、リブ11bのコーナー部に用いるコーナー部用取付アダプタ32Aと、リブ11bの辺部に用いる辺部用取付アダプタ32Bとを互いに連結することによって、平面U字状に構成されるようになっている。前記コーナー部用取付アダプタ32Aの両端内側には、連結片51が溶接によって連結され、その上面には係止ピン52が上向きに立設されている。この係止ピン52は隣接する辺部用取付アダプタ32Bの端部に設けた係止孔32hに嵌入されて、コーナー部用取付アダプタ32Aと辺部用取付アダプタ32Bを互いに連結するようになっている。前記第1シール部材33も、コーナー部用第1シール部材33Aと、辺部用第1シール部材33Bとに分割構成されている。さらに、第2シール部材41も、コーナー部用第2シール部材41Aと、辺部用第2シール部材41Bとに分割構成されている。
次に、前記のように構成された工作機械のカバー装置の組み付け方法を説明する。
最初に、ベッド11の単体のリブ11b上端部に対し、コーナー部用第1シール部材33A及び直線用第1シール部材33Bを支持する。次に、コーナー部用第1シール部材33Aの上面にコーナー部用取付アダプタ32Aを嵌合する。このとき、シール部材33のボルト挿通孔33aに取付アダプタ32のネジ孔32dを対応させる。次に、コーナー部用取付アダプタ32Aの両端部の連結片51に対して、辺部用取付アダプタ32Bの端部を嵌合し、係止孔32hに係止ピン52を係合する。さらに、ネジ孔32dに第1ボルト34を螺合し、取付アダプタ32の上下方向の高さを調節しながら位置決めした後、第1ボルト34にナット35を螺合して位置を固定する。そして、垂直板部32bのボルト挿通孔32e側から第2ボルト37をネジ孔11dに螺合する。又、垂直板部32cの開口32f側からロックボルト40を螺合する。その後、コーナー部用取付アダプタ32A、辺部用取付アダプタ32Bの上面にコーナー部用第2シール部材41A及び直線用第2シール部材41Bを配置するとともに、第2シール部材41の上面に外部カバー22の被支持板部22bを支持する。さらに、図2に示すように、第3ボルト43によって被支持板部22bを取付アダプタ32に固定する。最後に、遮蔽板45をボルト46によって外部カバー22の取付板部22cに取り付け、取付アダプタ32の垂直板部32cを内側から覆うとともに、被支持板部22bの上方を傾斜状態で覆う。
上記実施形態の工作機械のカバー装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記ベッド11のリブ11bに対して、第1シール部材33を介して取付アダプタ32を装着し、この取付アダプタ32に対し、第2シール部材41を介して、外部カバー22の被支持板部22bを装着するようにした。このため、鋳物材よりなるリブ11bの製造上の寸法誤差があっても、この寸法誤差を第1シール部材33の変形と取付アダプタ32の縦方向及び横方向の位置調整によって吸収することができ、リブ11bの機械加工を不要にして、製造コストを低減することができる。又、カバー22外部へのクーラント漏れも確実に防止できる。
図5に示すように、リブ11bの製造誤差寸法が大きい場合にも、前記取付アダプタ32の取付位置を縦方向及び横方向に調整することにより、取付アダプタ32を適正位置に容易に変更することができる。
(2)上記実施形態では、取付アダプタ32を構成する帯状の天板32aは、天板32aのネジ孔32dに螺合され、かつ、前記リブ11bの上端面に形成されたネジ孔11cに当接された縦向きの第1ボルト34によって上下方向の位置が調整され、取付アダプタ32の外側の前記垂直板部32bは、前記リブに11bに形成されたネジ孔11dに螺合された横向きの第2ボルト37の頭部37aによって水平方向への位置が調整されるようにしている。このため、取付アダプタ32の上下方向及び水平方向の位置調整を簡単な構成により容易に行うことができる。
(3)上記実施形態では、被支持板部22bにボルト挿通孔22eを形成し、このボルト挿通孔22eに上方から下向きに挿通された第3ボルト43を取付アダプタ32の天板32aに形成したネジ孔32gに螺合するようにした。このため、被支持板部22bを取付アダプタ32に確実に取り付けることができる。
(4)上記実施形態では、前記外部カバー22の被支持板部22bの先端部に下向きに取付板部22cが一体に折り曲げ形成され、この取付板部22cには、遮蔽板45がボルト46によって取り付けられている。このため、第1ボルト34及びナット35、前記被支持板部22bの逃し孔22d、ボルト挿通孔22eを遮蔽することができ、カバー内側面に水平部分が存在しなくなるため、第1ボルト34及びナット35、逃し孔22d、ボルト挿通孔22eへの切屑の侵入を防止することができる。
(5)上記実施形態では、取付アダプタ32がコーナー部用取付アダプタ32Aと、辺部用取付アダプタ32Bとに分割形成されているので、取付アダプタ32の製造及び組み付け作業を容易に行うことができる。同様に、第1シール部材33及び第2シール部材41もコーナー部用と辺部用に分割形成されているので、それらの製造及び組み付け作業を容易に行うことができる。又、取付アダプタ32の分割構造は、図3に示すように平面視U字形のベッド11に限らず、様々な平面形状のベッド11に対応が可能である。
なお、上記実器施形態は以下のように変更してもよい。
○前記取付アダプタ32の垂直板部32cを省略してもよい。
○前記ロックボルト40に代えて、第2ボルト37と同様のボルトにより垂直板部32cの左方向への位置規制を行うようにしてもよい。
○取付アダプタ32、第1シール部材33、第2シール部材41を分割構造としないで、それぞれ一体的に形成してもよい。
この発明の工作機械のカバー装置の要部構成を示す横断面図。 同じく要部構成を示す横断面図。 取付アダプタ、第1シール部材及び第2シール部材の分解斜視図。 コーナー部用取付アダプタと辺部用取付アダプタの連結構造を示す断面図。 カバー装置の取付構造の変形例を示す縦断面図。 工作機械の略体縦断面図。 従来のカバー装置のカバー本体とベッドのリブとの連結構造を示す断面図。
符号の説明
11…ベッド、11b…リブ、11d,32d,32g…ネジ孔、22…カバー本体としての外部カバー、22b…被支持板部、22c…取付板部、22e,32e,33a…ボルト挿通孔、32…取付アダプタ、32A…コーナー部用取付アダプタ、32B…辺部用取付アダプタ、32a…天板、32b,32c…垂直板部、33…第1シール部材、34…第1ボルト、35…ナット、37…第2ボルト、37a…頭部、41…第2シール部材、43…第3ボルト、45…遮蔽板。

Claims (5)

  1. ベッドの外側上端部に一体に形成されたリブの上端縁に対し第1シール部材を介して取付アダプタを上下方向及び水平方向の変位可能に装着し、該取付アダプタに対し第2シール部材を介してカバー本体の下端部を支持したことを特徴とする工作機械のカバー装置。
  2. 請求項1において、前記取付アダプタは、帯状の天板とその左右両側に一体に下方に折り曲げ形成された垂直板部とによって横断面が逆U字状に形成され、前記天板は該天板に形成されたネジ孔に螺合され、かつ前記リブの上端面に当接された縦向きの第1ボルトによって上下方向の位置調節可能に支持され、取付アダプタの外側の前記垂直板部は、前記リブに形成されたネジ孔に螺合された横向きの第2ボルトの頭部によって水平方向への位置が規制されていることを特徴とする工作機械のカバー装置。
  3. 請求項1又は2において、前記カバー本体の下端部には、被支持板部が水平に形成され、該被支持板部にはボルト挿通孔が形成され、このボルト挿通孔に下向きに挿通された第3ボルトを取付アダプタに形成したネジ孔に螺合することによって、被支持板部を取付アダプタに取り付けるように構成されていることを特徴とする工作機械のカバー装置。
  4. 請求項3において、前記カバー本体の被支持板部の先端部には、下向きに取付板部が一体に折り曲げ形成され、この取付板部には、カバー本体の被支持板部より上方に傾斜状に配置され、かつその下端で前記取付アダプタの側面を内方より覆うように下向きに折曲げ形成された遮蔽板が取り付けられていることを特徴とする工作機械のカバー装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、前記取付アダプタは、コーナー部用取付アダプタと、辺部用取付アダプタとに分割形成されていることを特徴とする工作機械のカバー装置。
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