JP2005312269A - 振動による発電方法および振動式発電機および振動式発電装置 - Google Patents

振動による発電方法および振動式発電機および振動式発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 微小な振動による運動エネルギを電気エネルギに変換し、電力として取り出す振動による発電方法と発電機およびその発電装置を提供する。
【解決手段】 振動により錘1が下方向に変位すると、接触子13が電極15に接触しながら圧電素子19を加圧して電圧を発生する。錘1が上方向に変位すると、接触子14が電極16に接触しながら圧電素子20を加圧して電圧を発生する。圧電素子19、20の発生する電圧は互いに同極であり、圧電素子19の電力は端子A−B間から、圧電素子20の電力は端子A−B’間から接触子13,14と電極15,16の振動に連動した機械的なスイッチング動作により半周期ごとに連続的に出力される。一対の圧電素子を用いて同極の電力を直接得るため、整流回路が不要となる。このため、ダイオードの最小駆動電圧より低い場合、すなわち極めて小さい微小振動であっても電力を取り出すことが可能となった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運動エネルギを電気エネルギに変換する振動による発電方法と、振動式発電機およびその装置に関するものである。微小振動でも発電できるので、建築物や道路に設置して発電し、LSI、小型電子部品および装置への給電源に適している。特に、IDタグやICカードといったユビキタス系装置の給電源には最適である。
圧電材料を利用し、運動エネルギを電気に変換する技術は従来から知られている。例えば、特許文献1の携帯式電話機、特許文献2の圧電式発電装置などがある。
しかし、これらの技術は弾性支持された錘の振動が圧電材料を加減圧し、圧電材料に振動の周期と連動した圧縮や引張り変形を繰り返して生じさせて交流電力を発生するものである。よって、電源として機能させるためには直流化する整流回路が必要であった。
図31に、これら従来の技術の典型例を示す。外部の振動による慣性力で運動する錘1は、金属板2に設けられ振動運動を起こす。金属板2には圧電材料3が貼付され、圧電材料3は振動による曲げ変形を受けて電極4、5から交流電力を発生する。これを同極に整流するためブリッジダイオードを設け、整流して端子CとDに出力する。図32に従来の技術における端子C−端子D間の出力電圧を示す。又図33には従来の技術における端子A−B間の出力電圧を示す。図32、33を比較すると、従来の構成の場合、ブリッジダイオードのような電気的な整流回路が必ず必要であることがわかる。
しかし、ダイオードには動作するための最小電圧が存在し、微小電圧では電気を取り出すことができない。一般的にダイオードの最小駆動電圧は0.6Vであり、ブリッジを構成するには二つのダイオードを通過するため1.2V以上が必要となる。すなわち、圧電材料の発生した電圧が1.2Vに満たない場合、電力を取り出すことができない致命的な欠点があった。このため微小な振動では発電することができなかった。
特開2002−171341号公報 特開平11−146663号公報
本発明の目的は、窓ガラスや建物が有する微小な振動を利用して発電し、給電が難しい対象(例えば人間や動物、乗り物などの移動物体)や環境(水中、地中、固体物内)で利用する電子装置へ給電することにある。特に、低電力型のLSI、小型の電子部品や装置への給電に適しており、IDタグやICカードといったユビキタス装置への適用に最適である。
本発明は電気的な整流回路を必要とせず、従来発電できなかった微小振動でも発電できる特徴を有している。同時に、ダイオードによる電圧降下もないため、発電効率が高い。また、本発明では振動を利用するため、従来は一般的であった回転式発電機に必須構成なベアリングがない。このため摩擦を軽減するグリスやベアリングの摩耗がなく、動作の信頼性が極めて高い、メンテナンスフリーな発電が実現する。これらの特徴は小型化、コストの面からも重要である。
第1の発明は、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系に、振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、前記の振動の半周期ごとに発生させた電力を半周期ごとに交互に取り出し、同極の電気を連続的に発生する振動による発電方法に関するものである。
第2の発明は、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系に、振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動する構造部材の一部と前記の二つの圧電材料に電極を備え、振動の半周期ごときに接続と非接続を交互に繰り返す機械的なスイッチ手段を備え、振動の半周期ごとに発生させた電力を半周期ごとに交互に同極の連続した電力として取り出すことを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第3の発明は、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系に、振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、前記二つの圧電材料が振動の半周期ごとに交互に発生する電力の同極同士を電気的に接続し、連続した電力として取り出すことを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第4の発明は、前記第2あるいは第3の発明において、振動する構造部材の一部と二つの圧電材料に備えた電極部分に振動の中立位置において予め応力をかけていることを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第5の発明は、前記第2ないし第4のいずれかの発明において、二つの圧電材料と電極を介して接触する振動する構造部材の一部の構造は、振動時の変形に対して変形できる板形状であることを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第6の発明は、前記第2ないし第5のいずれかの発明において、振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料は金属板に貼付した板状焼結体または板状薄膜成型体であり、曲げ変形により電力を発生することを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第7の発明は、前記第2ないし第6のいずれかの発明において、振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料は焼結体または薄膜体からなる積層型の圧電素子であり、圧縮または引張変形により電力を発生することを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第8の発明は、前記第2ないし第7のいずれかの発明において、周期的に振動する弾性体は板ばねまたはコイルばねであることを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第9の発明は、前記第2ないし第8のいずれかの発明において、振動の中立位置を挟んで対向して配置した一対の圧電材料の外側に、過大な振動変位を抑制する一対のガイドを備えることを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第10の発明は、前記第2ないし第9のいずれかの発明において、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系を、外部強制振動の周波数に一致するよう設計したことを特徴とする振動式発電機に関するものである。
第11の発明は、前記第2ないし第4のいずれかの振動発電機を複数個備えることを特徴とする振動式発電装置に関するものである。
以上の発明において、振動の変位による位置変化と圧電材料が発生する電力の波形との位相に差異が生じる場合には圧電材料の出力端子に位相調整回路を設けると発電効率が上昇する。例えば具体的な手段としてアナログ電子部品を用いたLC回路を構築する方法が考えられる。これにより、出力のスイッチング効果を奏するポイントを修正することができる。
<作用>
第1の発明によれば、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系により、外部から受ける衝撃や周期的な運動エネルギを内部の振動エネルギとして取り込むことができる。一方、取り込んだ振動エネルギは、振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させる。前記の振動の半周期ごとに発生させた電力を半周期ごとに交互に取り出し、同極の電気を連続的に発生することができる振動による発電方法である。
これら一連の動作が半周期ごとに同極の電力を発生させることができるのは、振動の中立位置を挟んで対向して配置した一対の圧電材料の効果である。すなわち、振動の中立位置を基準とする半周期分の二つの振動は方向が反対であるが、圧電素子を振動の中立位置に対して対向して配置しているため、圧電素子が受ける外力の変化は振動の中立位置を基準に対象となる。結果、二つの圧電素子には常に半周期ごとに同じ変形が起こり、同極の電力を発生することができる。
第2の発明によれば、第1の発明である振動による発電方法を具現化するための装置を構成する。部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系により、外部から受ける衝撃や周期的な運動エネルギを内部の振動エネルギとして取り込むことができる。一方、取り込んだ振動エネルギは、振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させる。また、振動する構造部材の一部と前記の二つの圧電材料に電極を備え、振動の半周期ごときに接続と非接続を交互に繰り返す機械的なスイッチ手段を備えることによって、振動の半周期ごとに発生させた電力を半周期ごとに交互に同極の連続した電力として取り出すことができる。
つまり、振動の中立位置から錘が動き出すと同時に動き出す側に配置した圧電素子の電極がスイッチONとなり、圧電素子への加減圧が開始され電力が発生する。一方、振動の中立位置から錘が反対側に動き出すときは前記のスイッチがOFFとなり、同時に動き出す側に配置した圧電素子の電極がスイッチONとなり、圧電素子への加減圧が開始され電力が発生する。半周期ごとにこれら一連の動作が連続的に起こり、連続的に同極の電力を取り出すことができる。
第3の発明によれば、第1の発明である振動による発電方法を具現化するための装置を構成したものであり、第2の発明である振動による発電装置において、振動の半周期ごときにONとOFFを交互に繰り返す機械的なスイッチ手段を除去したものである。部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系により、外部から受ける衝撃や周期的な運動エネルギを内部の振動エネルギとして取り込むことができる。一方、取り込んだ振動エネルギは、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系に、振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させる。
前記二つの圧電材料が振動の半周期ごとに交互に発生する電力の同極同士を電気的に接続することによって、連続した電力を取り出している。もちろんスイッチングせず同極同士を電気的に常時接続しているため、一方が振動による外力で圧電素子を変形させ発電しているときに、他方の圧電素子へ電力がもれ、その発電効果は第2の発明によるスイッチング方式に比べて若干低下することになるが、機械的なスイッチ手段を設けていないため動作の信頼性は大きく向上する。
第4の発明によれば、前記請求項2あるいは3のいずれかにおいて、振動する構造部材の一部と二つの圧電材料に備えた電極部分に振動の中立位置において予め応力をかけることによって、振動する構造部材の一部と前記の二つの圧電材料に備えた電極の接続を確実にすることができる。これらの電極は振動の半周期ごときにONとOFFを交互に繰り返す機械的なスイッチであり、応力をかけない遊びを有した隙間が発生すると振動によるスイッチング動作や発電動作に不連続を生じるからである。
第5の発明によれば、前記請求項2ないし4のいずれかにおいて、二つの圧電材料と電極を介して接触する振動する構造部材の一部の構造は、振動時の変形に対して変形できる板形状とすることによって、振動のエネルギを板の曲げ変形に変えて蓄積して保持し、消滅させない効果をもたらす。すなわち電極を有する本構造が変形しない形状であった場合、振動する構造部材と圧電素子とが接触する電極部において摩擦が発生し、電極部を摩耗すると同時に振動のエネルギの一部を消失してしまう。電極部が接触状態にあるとき、相対運動が発生しないよう板形状とすることで振動のエネルギを一時的に蓄積、その後開放する効果をもたらす。
第6の発明によれば、前記請求項2ないし5のいずれかにおいて、振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料を金属板に貼付した板状焼結体または板状薄膜成型体とすることによって、曲げ変形により電力を発生することができる。金属板に貼付するのは、曲げ変形時に圧電材料に大きな変形を生じさせるためである(図28)。金属材料を貼付しない場合、圧電材料内で起こる曲げ変形の圧縮と引っ張り位置の中立面は圧電材料の厚み方向の中央となる(図29)。つまり圧電材料内では圧縮と引っ張り変形が同時に発生し、電力を効果的に発生できない。一方、圧電材料に比べ剛性の高い金属材料を貼付させた場合、前記の中立面は圧電材料の外部すなわち金属板内部に移動(図30)し、効率的に電力を発生することができる。
第7の発明によれば、前記請求項2ないし6のいずれかにおいて、振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料は焼結体または薄膜成型体からなる積層型の圧電素子とすることによって、圧縮または引張変形により電力を発生することができる。圧電素子は積層型にすることにより大きな電位を発生することができる。本発明でも圧電素子に積層型を用いて振動運動から圧縮または引張変形を生じさせればより微小な振動で発電が可能となる。
第8の発明によれば、前記請求項2ないし7のいずれかにおいて、周期的に振動する弾性体を板ばねにすることにより、簡単な構造で弾性効果を得ることができる。圧電素子が第6の発明による板形状であるときには同形状のため一体性も良好である。また、コイルばねすることによって板ばねより複雑な構造になるが、実質のばね長さを大きくとることが可能なため剛性をより小さくすることができる。
第9の発明によれば、前記請求項2ないし8のいずれかにおいて、振動の中立位置を挟んで対向して配置した一対の圧電材料の外側に、過大な振動変位を抑制する一対のガイドを備えることによって、外部の振動が過大な場合でも振動変位を強制的に抑制し、圧電素子を含める振動部の破壊を防ぎとともに、発電量の出力を抑制できる。振動部の破壊の回避は信頼性の向上、発電量の抑制は外部負荷の劣化や破壊を防止し、システムとしての安定性をもたらす。さらに、錘を備えた振動板が振動の中心を通過するとき電極と圧電素子の接触が解除されるが、本ガイドはこの動作を確実なものとし、圧電素子が振動板とともに反対側に振動するのを防ぐ役割も果たす。
第10の発明によれば、前記請求項2ないし9のいずれかにおいて、部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系を、外部強制振動の周波数に一致させることによって、外部の運動エネルギを効果的に内部の振動に利用することが可能となる。外部の振動周波数に一致させた振動系において、一般的にその応答倍率は数倍から数十倍に拡大する。結果、圧電材料による発電量も比例して拡大する。
第11の発明によれば、前記請求項2ないし10のいずれかに記載の振動式発電機を複数個備えることによって、外部の強制振動の周波数が混在する場合でも共振の効果を得ることができる。また、周波数が単一であっても変化したり切り替わる場合では、予め強制振動の周波数が既知であれば共振の効果を得ることができる。
従来、これらの出力を得ようとすれば、ブリッジダイオードのような整流回路が必要であり、ダイオードの最小駆動電圧が1個あたり0.6Vであることから、1.2V以上の出力がなければ出力がでず、また損失による電圧降下さえあった。本発明では整流回路を要しないため、0.6V以下であっても電力を取り出すことが可能となる。すなわち本発明は、微小な振動であっても発電できる発電方法であり、その発電装置を提供している。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の発明の第1実施例および第2の発明の第1の実施例である。銅板12の先端部に錘1を設け、その短部は支持台6に固定されている。中間部には接触子13、14を設け、その頂点は圧電素子19,20の電極と接触する構造となっている。圧電素子19,20はステンレス版17,18に貼付されており、端部は銅板12と同様に支持台6に固定されている。圧電素子18,19の他方の電極は支持台6側に電極21,22として外部配線24,26により接続され、配線24と26は端子Cに接続されている。一方、銅板12の支持台6側端部には電極22を設け、外部配線により端子Dに接続されている。
なお、これらの構造は精密機械加工による部品製造と組立により完成するが、小型化や更なる低価格化を望む場合には、全体または一部の構造を従来の一般的なMEMS技術を利用して製造することも十分可能である。また、LSI製造と同一のプロセス若しくは類似プロセスを用いることによって、LSIとの一体化システムも構築できる。
図2、図3は、第2の発明の第1の実施例の動作を特定の時間に対して示したものであり、図4、図5は、本発明の動作による効果を横軸を時間、縦軸を出力電圧として示したものである。これらを用いて本発明である第1の発明の発電方法について説明するとともに、第2の発明の第1の実施例の動作を説明する。
図2は、振動により錘1が下方向に最大変位した時間t1の状態を示している。錘1は振動の中立位置を基準とする四分の1周期後の状態であり、t1に至るにつれて接触子13が圧電素子19を電極15を介して加圧している。このとき出力電圧は0から徐々に大きくなり、t1で最大電圧となる。さらに時間が経過し、最大変位を通過すると圧電素子の加圧は減圧へと変わり出力も徐々に小さくなる。
図3は、振動により錘1が上方向に最大変位した時間t2の状態を示している。錘1が振動の中立位置を経過し上方向へ移動すると、接触子13と電極15は接続を離れ(スイッチはOFF)接触子14と電極16が接続する(スイッチON)錘1の上方向への移動とともに圧電素子20が加圧される。このとき出力電圧は0から徐々に大きくなりt2で最大電圧となる。さらに時間が経過し、最大変位を通過すると圧電素子の加圧は減圧へと変わり、出力も徐々に小さくなる。
図4は、電極A−B間の出力電圧と電極A−B’間の出力電圧を横軸を時間として示している。実線が電極A−B間の出力電圧、点線が電極A−B’間の出力電圧である。電極A−B間の出力電圧は接触子13による圧電素子19への変形により発生し、最初から振動の半周期までは正弦波状の電圧を出力する。さらに次の半周期ではほぼ0となるが、このときは反対側の圧電素子20が接触子14による変形で同様の出力を発生する。各々の電極で半周期ごとに正弦波状の電圧が出力される。
図5は、電極21,22,23に配線24,25,26を実施した場合に端子C−D間で観測される出力電圧である。振動に同期する接触子13,14と圧電素子19,20の電極15,16とのスイッチング動作により、同極の電圧が連続的に出力される。本発電の特徴は、振動の中心に対して対向して配置した圧電素子の発生する半周期ごとの電力を、交互に連続して取り出すことにより連続的な同極の電力を発電するものである。
図6は、本発明による発電機を給電源として利用するときの一般的な利用形態を示したものである。正弦波状に変化する電力は電源として利用するには好ましくなく、コンデンサ27で平滑し、外部負荷28へと供給する。
図7は、コンデンサ27によって正弦波状の出力電圧が平滑化され、直流に近い状態となっている。この実施例ではコンデンサ27を用いて平滑化した(電気回路による平滑)が、本発電器を複数個接続することによっても類似の効果を得ることができる。すなわち複数個の振動発電器の振動の位相をずらし、加算することで平滑と同じ効果を得る。振動の位相をずらす方法としては本発電器にダッシュポットを設けて機械的に位相を遅らせる方法と、回路の一部にコイルを設ける方法が考えられる。
図8は、第4の発明の第1の実施例である。圧電素子19,20間を狭くし、電極15,16において圧電素子19,20と接触子13,14に予め応力を与えたものである。この応力によって接触子13,14と電極15,16との接続を確実にし、接触子13,14のどちらもが電極15,16のどちらにも接触していない状態を回避することができる。また、接触子と電極に隙間が発生しないため、発生する電力に不連続が生じない。これらの動作と効果を次に説明する。
図9、図10は、第4の発明の第1の実施例の動作を特定の時間に対して示したものであり、図11は、第2の発明の第1の実施例の効果を横軸を時間、縦軸を出力電圧として示したものであるが、図12は図11のE部を拡大したものである。さらに図13は、第4の発明の第1の実施例の効果を、同様の場所について拡大したものである。最初に、図11と図12(第2の発明の第1の実施例の効果)について説明する。
第2の発明の第1の実施例において、接触子13,14と圧電素子19,20の電極15,16を応力のない軽い状態においた場合には接触が不確実で出力電圧に不連続が生じる。このとき同時に、接触が解除された側の圧電素子19は慣性力により反対側に揺れて逆極性の電圧を発生する(A−B間)。この電圧は効率を下げるとともに、反対側の圧電素子20への接触子14の接続を遅らせるため好ましくない。
一方、本発明では接触子13,14と圧電素子19,20との間に予め応力を与えておくため、接触解除による圧電素子19の反対側への揺れは抑制され、また他方の圧電素子20と接触子14との接触が遅れることもない。図13は、A−B間、A−B’間と配線時の端子電圧C−D間で観測される合成出力の三つを示している。出力電圧が負になることなく、二つの出力電圧の山も互いに近づき効率が向上する。
図14は、第5の発明の第1の実施例である。圧電材料19,20と電極15,16を介する接触子13,14が、板形状であり振動時の変形に対して変形できる構造となっている。板形状として変形できる構造としたのは、振動のエネルギを板の曲げ変形に変えて蓄積して保持し、消滅させない効果をもたらす。すなわち電極を有する本構造が変形しない形状であった場合、振動する構造部材と圧電素子とが接触する電極部において摩擦が発生し、電極部を摩耗すると同時に振動のエネルギの一部を消失してしまう。電極部が接触状態にあるとき、相対運動が発生しないよう板形状とすることで振動のエネルギを一時的に蓄積、その後開放する効果をもたらす。
図15,図16は、第5の発明の第1の実施例の動作を特定の時間に対して示したものである。図15は、錘1が振動の中立位置より下方、図16は上方に向かって運動している時である。どちらの方向への運動でも接触子29、30に曲げ変形が発生し、圧電素子19,20の表面上の電極15、16に接触している接触子29、30の位置に変化はない。さらに、接触子29,30で発生した曲げ変形には振動エネルギが曲げ部に蓄えられ、再び銅板12が振動するエネルギとして放出される。本発明のように変形しない構造では、接触点が移動して摩擦によって振動エネルギが消失し、銅板12の振動エネルギを吸収する。結果、錘1の運動エネルギを電気に変換する効率が低下する。
図17は、第9の発明の第1の実施例である。振動の中立位置を挟んで対向して配置した一対の圧電材料の外側に、さらに一対の変形抑制ガイドを設けている。本ガイドにより、銅板12の過大な振動を抑制し、圧電素子19、20の変形または圧電素子貼付面の剥がれの限界を超えることを防止し、同時に端子C−D間の出力をも抑制し、端子C−D間に接続する回路を保護する役割を果たす。さらに、錘1を備える銅板12が振動の中心を通過するとき電極と圧電素子19、20の接触が解除されるが、本ガイドはこの動作を確実なものとし、圧電素子が銅板12とともに反対側に振動するのを防ぐ役割も果たしている。
図18は、第1の発明の第2の実施例および第3の発明の第1の実施例である。基本構造は第2の発明の第1実施例と同様であるが、振動の半周期ごとに連動してONとOFFを交互に繰り返す機械的なスイッチがない。二つの圧電材料19、20が振動の半周期ごとに交互に発生する電力の同極同士を電気的に接続し、連続した電力を取り出すことができる。
スイッチせず同極同士を電気的に常時接続しているため、一方が振動による外力で圧電素子を変形させ発電しているときに、他方の圧電素子へ電力がもれるため、発電効果は第2の発明によるスイッチング方式に比べて若干低下するが動作の信頼性は著しく向上している。また、接触子は第5の発明のように板構造を有している。
図19は、第7の発明の第1の実施例である。振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料を焼結体からなる積層型の圧電素子としており、上下方向の厚みは厚くなる反面、少ない変形で大きな出力電圧を得ることができる。この構成は、より小さな振動変位からでも出力電圧を確保できるので、より微小な振動に有利である。また、圧縮変形を利用しているため圧電素子の破壊に強い利点がある。このため変形抑制ガイドは不要である。電極によるスイッチ動作は図2に示した第2の発明の第1の実施例と同様である。
図20、図21は、第7の発明の第1の実施例の動作を特定の時間に対して示したものであり、その効果として得られる時間に対する出力電圧は図4,図5に示した第2の発明の第1の実施例とほぼ同様である。ここではこれらを利用し、本発明である第1の発明の発電方法について説明するとともに、第7の発明の第1の実施例の動作を説明する。
図20は、振動により錘1が下方向に最大変位した時間t1の状態を示している。錘1は振動の中立位置を基準とする四分の1周期後の状態であり、t1に至るにつれて接触子39が圧電素子37を電極41を介して加圧している。このとき出力電圧は0から徐々に大きくなり、t1で最大電圧となる。さらに時間が経過し、最大変位を通過すると圧電素子の加圧は減圧へと変わり出力も徐々に小さくなる。
図21は、振動により錘1が上方向に最大変位した時間t2の状態を示している。錘1が振動の中立位置を経過し上方向へ移動すると、接触子39と電極41は接続を離れ(スイッチはOFF)接触子40と電極42が接続する(スイッチON)錘1の上方向への移動とともに圧電素子38が加圧される。このとき出力電圧は0から徐々に大きくなりt2で最大電圧となる。さらに時間が経過し、最大変位を通過すると圧電素子の加圧は減圧へと変わり、出力も徐々に小さくなる。
図22は、第6の発明の第1の実施例である。圧電素子37,38間を狭くし、電極41,42において圧電素子37,38と接触子39,40に予め応力を与えたものである。この応力によって接触子39,40と電極41,42との接続を確実にし、接触子39,40のどちらもが電極41,42のどちらにも接触していない状態を回避することができる。また、接触子と電極に隙間が発生しないため、発生する電力に不連続が生じない。
図23、図24は、第3の発明の第1の実施例の動作を特定の時間に対して示したものである。錘1が振動の中立面のどちらの場合にあっても、銅板12と電極41,42は離れることなく接触を継続する。これらの動作による効果は、図13に示した第4の発明の第1の実施例とほぼ同様である。
図25は、第8の発明の第1の実施例である。図19の第7の発明の第1の実施例における積層型の圧電素子37,38を用い、図22の第7の発明の第2の実施例のように予め圧電素子に応力をかけ、電極の配線は機械的なスイッチを設けず圧電素子37,38の同極同士を接続したものである。
図26、図27は、第8の発明の第1の実施例の動作を特定の時間に対して示したものである。錘1が振動の中立面のどちらの場合にあっても、銅板12と電極41,42は離れることなく接触を継続する。これらの動作による効果は、図13に示した第4の発明の第1の実施例とほぼ同様である。
本発明のその他の適用分野として、給電困難な場所かつ大きな振動が存在する海上のブイや微小振動でありながら常時振動が存在する建築物や道路に設置される電子機器への給電にも適する。また微小振動で電気を発生する特徴を有するため、高性能な振動センサとして稼働させることもできる。
第1の発明の第1実施例および第2の発明の第1実施例である。 第2の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第2の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が上部に移動したときの状態である。 第2の発明の第1実施例の効果を示すA−B間およびA−B’間の出力電圧である。 第2の発明の第1実施例の効果を示す図であり、端子C−D間の出力電圧である。 第2の発明の第1実施例を給電源とするときの一般的な利用形態である。 第2の発明の第1実施例を給電源とするときの一般的な利用形態における端子C−D間の出力電圧である。 第4の発明の第1実施例である。 第4の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第4の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が上部に移動したときの状態である。 第4の発明の第1実施例の効果を示すA−B間およびA−B’間の出力電圧である。 第2の発明の第1実施例の効果を示す図であり、図11におけるE部に相当する箇所の拡大図である。 第4の発明の第1実施例の効果を示す図であり、図11におけるE部に相当する箇所の拡大図である。 第5の発明の第1の実施例である。 第5の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第5の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が上部に移動したときの状態である。 第9の発明の第1実施例である。 第1の発明の第2実施例および第3の発明の第1実施例である。 第7の発明の第1実施例である。 第7の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第7の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第6の発明の第1実施例である。 第6の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第6の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が上部に移動したときの状態である。 第8の発明の第1実施例である。 第8の発明の第1実施例の動作説明図であり、錘が下部に移動したときの状態である。 第8の発明の第1実施例の動作説明図である。錘が上部に移動したときの状態である。 金属板に貼付された圧電材料が曲げ変形を受けた状態である。 板状の圧電材料に曲げ変形を起こしたときの垂直断面における応力状態である。 金属板に貼付された圧電材料が曲げ変形を受けたときの垂直断面における応力状態である。 従来の技術を示す。 従来の技術における端子C−D間の出力電圧である。 従来の技術における端子A−B間の出力電圧である。
符号の説明
1 錘
2 金属板
3 圧電素子
4、5 電極
6 支持台
7、8、10、11 配線
12 銅板
13、14 接触子
15、16 電極
17、18 ステンレス板
19、20 圧電素子
21、22、23 電極
24、25、26 配線
27 コンデンサ
28 負荷
29、30 接触子
31、32 圧電素子
33、34 変形抑制ガイド
35、36 支持台
37、38 圧電素子
39、40 接触子
41、42 電極

Claims (11)

  1. 部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系に、
    振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、
    振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、
    振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、
    振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、
    振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、
    前記の振動の半周期ごとに発生させた電力を半周期ごとに交互に取り出し、同極の電気を連続的に発生する振動による発電方法。
  2. 部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系に、
    振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、
    振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、
    振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、
    振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、
    振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、
    振動する構造部材の一部と前記の二つの圧電材料に電極を備え、
    振動の半周期ごときに接続と非接続を交互に繰り返す機械的なスイッチ手段を備え、
    振動の半周期ごとに発生させた電力を半周期ごとに交互に同極の連続した電力として取り出すことを特徴とする振動式発電機。
  3. 部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系において、
    振動の中立位置を挟んで対向して一対の圧電材料を配置し、
    振動の中立位置を基準とする振動の半周期において、
    振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、
    振動の中立位置を基準とする振動の残りの半周期においても同様に、
    振動する構造部材の一部が圧電材料を加減圧して圧縮変形により電力を発生させ、
    前記二つの圧電材料が振動の半周期ごとに交互に発生する電力の同極同士を電気的に接続し、連続した電力として取り出すことを特徴とする振動式発電機。
  4. 前記請求項2あるいは3において、
    振動する構造部材の一部と二つの圧電材料に備えた電極部分に振動の中立位置において予め応力をかけていることを特徴とする振動式発電機。
  5. 前記請求項2ないし4のいずれかにおいて、
    二つの圧電材料と電極を介して接触する振動する構造部材の一部の構造は、振動時の変形に対して変形できる板形状であることを特徴とする振動式発電機。
  6. 前記請求項2ないし5のいずれかにおいて、
    振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料は金属板に貼付した板状焼結体または板状薄膜成型体であり、曲げ変形により電力を発生することを特徴とする振動式発電機。
  7. 前記請求項2ないし6のいずれかにおいて、
    振動の中立位置を挟んで対向して配置する一対の圧電材料は焼結体または薄膜体からなる積層型の圧電素子であり、圧縮または引張変形により電力を発生することを特徴とする振動式発電機。
  8. 前記請求項2ないし7のいずれかにおいて、
    前記弾性体が板ばねまたはコイルばねであることを特徴とする振動式発電機。
  9. 前記請求項2ないし8のいすれかにおいて、
    振動の中立位置を挟んで対向して配置した一対の圧電材料の外側に、過大な振動変位を抑制する一対のガイドを備えることを特徴とする振動式発電機。
  10. 前記請求項2ないし9のいずれかにおいて、
    部分的に支持された弾性体と錘から構成される機械的な振動系を、外部強制振動の周波数に一致するよう設計したことを特徴とする振動による振動式発電機。
  11. 前記請求項2ないし10のいずれかに記載の振動式発電機を複数個備えることを特徴とする振動式発電装置。
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