JP2005311447A - スイッチ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、待ち受け時の消費電力の低減を図ったスイッチ回路を提供する。
【解決手段】送信回路が接続される送信ポートと、前記送信ポートとアンテナポートとの間に接続された、トランジスタがオン状態になることにより、並列共振回路を構成し、オフ状態になることにより、直列共振回路を構成する内部接続スイッチ回路と、待ち受けポートとアンテナポートとの間に接続された待ち受け回路と制御回路から構成され、制御回路の制御端子から、前記待ち受けポートを前記アンテナポートに接続する場合には、当該制御端子に第1電圧が入力され、前記トランジスタのゲートバイアス電圧が0Vになってオン状態になる、制御端子と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、スイッチ回路に関し、特に、待ち受けポートを有するスイッチ回路に関する。
近年、アクティブな無線タグ・システムが検討されている。このようなシステムに用いられるタグ装置は常時、識別装置からの信号に応答する必要があるため、常に電源が入った状態である必要があり、且つ、内蔵の電池のみで長期間動作する必要がある。そのため、通信を行っていない待機状態である待ち受け時には、低い消費電力で動作する監視回路を用いて高周波信号を監視し、信号を検出するとシステム全体が動作を始める仕組みが用いられる。この用途のため、待ち受けポートを持ち、且つ、待ち受け時の消費電流が数百nA以下であるような送受切り替えスイッチ回路が要求されている。しかし、現在のGaAsFETを使用した一般的な高周波のスイッチ回路における制御電流は、数μA程度である。FETのサイズを小さくすれば制御電流を少なくすることはできるが、高周波のスイッチ回路として必要な特性が得られなくなるという問題がある。
図1に従来の高周波スイッチ回路の例を示す。デプレション型MESFET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)を使用した一般的な高周波スイッチ回路は、送信ポートと受信ポートと待ち受けポートとを備えており、これら各ポートとアンテナポートとの間に、トランジスタQ1、Q2、Q3がそれぞれ挿入されている。
トランジスタQ1、Q2、Q3には、それぞれ、並列に、リアクタンス素子L1、L2、L3が接続されている。また、トランジスタQ1、Q2、Q3のゲートは、それぞれ、抵抗R1、R2、R3を介して、制御端子T1、T2、T3に接続されている。
図2は、図1の高周波スイッチ回路を動作させる場合の真理値表を示す図である。この図2に示すように、トランジスタQ1、Q2、Q2をオフ状態にするためには、ゲートバイアス電圧を逆バイアスにする必要がある。このためには、トランジスタQ1、Q2、Q3のゲートに、ショットキー・ジャンクションの逆方向電流で決まる逆電流(制御電流)を流す必要がある。例えば、トランジスタQ3をオン状態にして待ち受けポートをアンテナポートに接続する場合には、トランジスタQ1、Q2をオフ状態にするために逆バイアスを印加して、逆電流を流す必要がある。この逆電流は一般的な高周波スイッチ回路では数μA程度となる。逆方向電流を減らすにはFETのサイズを小さくすれば良いが、高周波スイッチ回路として必要な特性が得られなくなってしまう。
一方、“A Low-Voltage, High-Power T/R-Switch MMIC Using LC Resonators”(非特許文献1)には、図3に示されるアンテナ送受用の切り替えスイッチ回路が、開示されている。この図3のスイッチ回路は、トランジスタQ11〜Q16と、リアクタンス素子L11、L12と、コンデンサC11〜C14とを備えて構成されている。
図4は、図3のスイッチ回路を動作させる場合の真理値表を示す図である。この図3に示すように、このようなスイッチ回路では、制御端子T11に0Vが印加された場合に、アンテナポートが送信ポートに接続されるが、待ち受けポートは備えておらず、そのままでは待ち受けポートが必要なシステムでは使用できない。また負の制御電圧が必要であるため、システムが複雑になるという問題がある。
T.Tokumitsu, I.Toyoda and M.Aikawa "A Low-Voltage, High-Power T/R-Switch MMIC Using LC Resonators" IEEE Trans. on Microwave Theory and Tech., vol. 43, No.5, May 1995, pp.997-1003.
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な構成で、待ち受け時の消費電力の低減を図った、高周波スイッチ回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るスイッチ回路は、
送信回路が接続される送信ポートと、
前記送信ポートとアンテナポートとの間に接続された、第1内部接続スイッチ回路であって、第1トランジスタと第2トランジスタを有し、前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとがオン状態になることにより、並列共振回路を構成し、前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとがオフ状態になることにより、直列共振回路を構成する、第1内部接続スイッチ回路と、
受信回路が接続される受信ポートと、
前記受信ポートと前記アンテナポートとの間に接続された、第2内部接続スイッチ回路であって、第3トランジスタと第4トランジスタを有し、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタとがオン状態になることにより、並列共振回路を構成し、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタとがオフ状態になることにより、直列共振回路を構成する、第2内部接続スイッチ回路と、
待ち受け回路が接続される待ち受けポートと、
前記待ち受けポートと前記アンテナポートとの間に接続された、第3内部接続スイッチ回路であって、第5トランジスタを有し、前記第5トランジスタがオン状態になることにより前記待ち受けポートを前記アンテナポートに接続し、前記第5トランジスタがオフ状態になることにより前記待ち受けポートを前記アンテナポートから切り離す、第3内部接続スイッチ回路と、
前記アンテナポートに接続される、制御端子であって、前記待ち受けポートを前記アンテナポートに接続する場合には、当該制御端子に第1電圧が入力され、前記第1乃至前記第5トランジスタのゲートバイアス電圧が0Vになってオン状態になる、制御端子と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、比較的簡単な構成で、待ち受け待機時の消費電力の低減を図った、スイッチ回路を提供することができる。
〔第1実施形態〕
図5は、本実施形態に係る送受信システムの内部構成を示す図であり、図6は、図5の送受信システムの動作を説明する真理値表を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る送受信システムは、アンテナ100と、スイッチ回路SW100と、送信回路101と、受信回路102と、待ち受け回路103と、制御回路110とを備えて構成されている。
スイッチ回路SW100は、第1内部接続スイッチ回路SW101と、第2内部接続スイッチ回路SW102と、第3内部接続スイッチ回路SW103と、を備えて構成されている。第1内部接続スイッチ回路SW101は、アンテナポートと送信ポートとの間に設けられており、第2内部接続スイッチ回路SW102は、アンテナポートと受信ポートとの間に設けられており、第3内部接続スイッチ回路SW103は、アンテナポートと待ち受けポートとの間に設けられている。
アンテナポートにはアンテナ100が接続される。送信ポートには、送信回路101が接続される。この送信回路101で生成された高周波信号は、第1内部接続スイッチ回路SW101を介してアンテナ100に伝達され、アンテナ100から送出される。
受信ポートには、受信回路102が接続される。アンテナ100で受信された高周波信号は、第2内部接続スイッチ回路SW102を介して、受信回路102に伝達され、受信回路102において、増幅、復調などの必要な処理がなされる。
待ち受けポートには、待ち受け回路103が接続される。この送受信システムが待機状態になっている場合、送信回路101や受信回路102は電力をほとんど消費しない待ち受け状態になっている。この待ち受け状態で、アンテナ100から高周波信号が入力された場合、この高周波信号は、第3内部接続スイッチ回路SW103を介して、待ち受け回路103で受信され、他の回路である送信回路101や受信回路102の動作を開始させる。
第1内部接続スイッチ回路SW101は、リアクタンス素子L101と、コンデンサC101、C102と、トランジスタQ101、Q102と、抵抗R101、R102とを備えて構成されている。本実施形態においては、トランジスタQ101、Q102は、デプレッション型MESFETにより構成されている。
具体的には、アンテナポートと送信ポートとの間に、コンデンサC101とトランジスタQ101、Q102とが直列に接続されている。コンデンサC101とトランジスタQ101と並列に、リアクタンス素子L101が接続されており、トランジスタQ102と並列に、コンデンサC102が接続されている。トランジスタQ101のゲートは、抵抗R101を介して、制御端子T102に接続されており、トランジスタQ102のゲートは、抵抗R102を介して、制御端子T102に接続されている。この抵抗R101、R102は、それぞれ、比較的、高い抵抗値(例えば10kΩ)を有している。本実施形態においては、制御端子T102には、制御回路110から、正電圧、又は、0Vが入力される。なお、図6における正電圧は、すべて同電圧(例えば5V)である。ここで、制御回路110から印加される0Vが本実施形態における第1電圧に相当し、正電圧が第2電圧に相当する。
第2内部接続スイッチ回路SW102は、リアクタンス素子L102と、コンデンサC103、C104と、トランジスタQ103、Q104と、抵抗R103、R104とを備えて構成されている。本実施形態においては、トランジスタQ103、Q104は、デプレッション型MESFETにより構成されている。
第2内部接続スイッチ回路SW102におけるこれらの素子の具体的な接続関係は、上述した第1内部接続スイッチ回路SW101と同様である。また、本実施形態においても、制御端子T103には、制御回路110から、正電圧、又は、0Vが入力される。
第3内部接続スイッチ回路SW103は、トランジスタQ105と抵抗R105とを備えて構成されている。本実施形態においては、トランジスタQ105は、デプレッション型MESFETにより構成されている。
具体的には、アンテナポートと待ち受けポートとの間に、トランジスタQ105が設けられている。トランジスタQ105のゲートは、抵抗R105を介して、グランドに接続されている。つまり、本実施形態においては、グランド電圧がトランジスタQ105のゲートに固定的に入力される。この抵抗R105は、比較的、高い抵抗値(例えば10kΩ)を有している。
アンテナポートは、抵抗R106を介して、制御端子T101に接続されている。この抵抗R106は、高周波信号ラインのインピーダンス(例えば50Ω)に対して十分高い抵抗値(例えば10KΩ)を有している。本実施形態においては、この制御端子T101にも、制御回路110から、正電圧、又は、0Vが入力される。
制御端子T102のゲートバイアス電圧が0Vの場合、トランジスタQ101、Q102はオン状態になり、第1内部接続スイッチ回路SW101は、リアクタンス素子L101とコンデンサC101とで構成される並列共振回路となり、高周波信号は遮断される。このため、送信回路101とアンテナポートが切り離される。
一方、制御端子T102のゲートバイアス電圧が逆バイアスの場合、トランジスタQ101、Q102はオフ状態になり、第1内部接続スイッチ回路SW101は、リアクタンス素子L101とコンデンサC102とで構成される直列共振回路となり、高周波信号が通過できる状態になる。このため、送信回路101とアンテナポートが接続された状態になる。
したがって、リアクタンス素子L101、L102や、コンデンサC101〜C104の値は、FETのオフ容量などの浮遊成分も考慮して、使用する周波数で共振するような値に合わせる。このような高周波信号の遮断/通過の状態は、第2内部接続スイッチ回路SW102でも同様である。なお、本実施形態においては、リアクタンス素子L101、L102は、コイルにより構成されている。
次に、このスイッチ回路SW100の具体的な動作について説明する。図6に示したように、送信回路101をアンテナポートに接続する場合には、制御回路110は、制御端子T101と制御端子T103に正電圧を入力し、制御端子T102に0Vを入力する。これにより、トランジスタQ101、Q102のゲートバイアス電圧が逆バイアスとなり、トランジスタQ101、Q102がオフ状態になる。このため、上述したように、第1内部接続スイッチ回路SW101が、リアクタンス素子L101とコンデンサC102から構成される直列共振回路となり、送信回路101からの高周波信号が、アンテナポートに伝達される状態になる。
このとき、トランジスタQ103、Q104のゲートバイアス電圧は0Vであるので、トランジスタQ103、Q104はオン状態となる。このため、上述したように、第2内部接続スイッチ回路SW102が、リアクタンス素子L102とコンデンサC103から構成される並列共振回路となり、アンテナポートからの高周波信号は、遮断された状態になる。また、トランジスタQ105のゲートバイアス電圧も逆バイアスとなり、トランジスタQ105はオフ状態となる。このため、待ち受け回路103は、アンテナポートから切り離される。
受信回路102をアンテナポートに接続する場合には、制御回路110は、制御端子T101と制御端子T102に正電圧を入力し、制御端子T103に0Vを入力する。これにより、上述したのと同様の動作により、受信回路102だけが、アンテナポートに接続されることとなる。
待ち受け回路103をアンテナポートに接続する場合には、制御回路110は、制御端子T101〜T103に0Vを入力する。これにより、すべてのトランジスタQ101〜Q103のゲートバイアス電圧は、0Vになり、このため、トランジスタQ101〜Q103はすべてオン状態となる。したがって、第1内部接続スイッチ回路SW101はリアクタンス素子L101とコンデンサC101とから構成される並列共振回路となり、高周波信号は遮断される。第2内部接続スイッチ回路SW102はリアクタンス素子L102とコンデンサC103とから構成される並列共振回路となり、高周波信号は遮断される。第3内部接続スイッチ回路SW103は、トランジスタQ105がオン状態になり、低インピーダンス状態になるので、アンテナポートと待ち受けポートとが接続された状態になる。
以上のように、本実施形態に係るスイッチ回路では、制御端子T101〜T103を全て0Vにした時に、アンテナポートが待ち受けポートに接続されるため、待ち受け状態の際に、電力を極力消費しないようにすることができる。このため、電池で駆動するシステムの使用時間を長くすることができる。また、これら制御端子T101〜T103に印加する電圧を、正電圧又は0Vにすることできるため、負の制御電圧を必要とせず、この送受信システム全体の構成を簡単にすることができる。
〔第2実施形態〕
図7は、第2実施形態に係る送受信システムの内部構成を説明する図である。本実施形態においては、スイッチ回路SW200の構成が、上述した第1実施形態と異なる。
この図7に示すように、本実施形態に係るスイッチ回路SW200においては、第3内部接続スイッチ回路SW103のトランジスタQ105と並列に、リアクタンス素子L203が追加接続されている。このリアクタンス素子L203は、このスイッチ回路が使用される周波数で、トランジスタQ105のオフ容量と共振するインダクタンスを有している。なお、本実施形態においては、リアクタンス素子L203は、コイルにより構成されている。
これにより、トランジスタQ105をオフ状態にしたときのアンテナポートと待ち受けポートとのアイソレーションを、リアクタンス素子L203が設けられていない場合と比べて、高くすることができる。すなわち、トランジスタQ105のオフ容量と、リアクタンス素子L203とにより、並列共振回路が構成され、高周波信号をより確実に遮断することができるようになる。
なお、本実施形態におけるスイッチ回路の動作は、上述した第1実施形態と同様である。すなわち、図7のスイッチ回路を動作させるための真理値表は、図6と同様になる。
〔第3実施形態〕
図8は、本実施形態に係る送受信システムの構成を示す図である。この図8に示すように、本実施形態に係る送受信システムのスイッチ回路SW300においては、第2実施形態における送信ポート、受信ポート、待ち受けポートのそれぞれに、シャント回路SH301、SH302、SH303が追加接続されている。すなわち、送信ポートとグランドとの間に、シャント回路SH301が接続されており、受信ポートとグランドとの間に、シャント回路SH302が接続されており、待ち受けポートとグランドとの間に、シャント回路SH303が接続されている。また、コンデンサC102と並列に抵抗R302が接続されており、コンデンサC104と並列に抵抗R304が接続されている。
シャント回路SH301は、トランジスタQ301と、コンデンサC301と、抵抗R301を備えて構成されている。本実施形態では、トランジスタQ301はデプレッション型のMESFETにより構成されている。トランジスタQ301とコンデンサC301は、送信ポートとグランドとの間に直列に接続されている。トランジスタQ301のゲートは、抵抗R301を介して、制御端子T102に接続されている。
シャント回路SH302は、トランジスタQ302と、コンデンサC303と、抵抗R303を備えて構成されている。本実施形態では、トランジスタQ302はデプレッション型のMESFETにより構成されている。トランジスタQ302とコンデンサC302は、受信ポートとグランドとの間に直列に接続されている。トランジスタQ302のゲートは、抵抗R303を介して、制御端子T103に接続されている。
シャント回路SH303は、リアクタンス素子L303と、コンデンサC303〜C305と、トランジスタQ303、Q304と、抵抗R305、R306とを備えて構成されている。待ち受けポートとグランドとの間には、順に、コンデンサC303、トランジスタQ303、トランジスタQ304、コンデンサC305が、直列に接続されている。コンデンサC303とトランジスタQ303と並列に、リアクタンス素子L303が接続されている。トランジスタQ304と並列に、コンデンサC304が接続されている。トランジスタQ303のゲートは抵抗R305を介してグランドに接続されており、トランジスタQ304のゲートは抵抗R306を介してグランドに接続されている。つまり、本実施形態においては、トランジスタQ303、Q304のゲートには、グランド電圧が固定的に入力される。なお、本実施形態においては、リアクタンス素子L303は、コイルにより構成されている。
本実施形態におけるスイッチ回路の動作は、上述した第1実施形態と同様である。すなわち、図8のスイッチ回路SW300を動作させるための真理値表は、図6と同様になる。
送信ポートをアンテナポートに接続する場合には、制御端子T101、T103に正電圧を入力し、制御端子T102に0Vを入力する。この場合、第1実施形態で説明したように、送信回路101からの高周波信号がアンテナポートに伝達され、アンテナポートから受信回路102や待ち受け回路103への高周波信号が遮断される。
さらに、本実施形態においては、トランジスタQ301のゲートバイアス電圧が逆バイアスになるので、トランジスタQ301がオフ状態になる。すなわち、制御端子T101に入力された正電圧が、リアクタンス素子L101と抵抗R302を介して、トランジスタQ301のドレインに印加される。制御端子T102は0Vであるので、トランジスタQ301のゲートバイアス電圧は逆バイアスになり、トランジスタQ301がオフ状態になる。トランジスタQ301がオフ状態になると、送信ポートがグランドから切り離され、送信回路101から出力された高周波信号は、アンテナポートに伝達される。
このとき、シャント回路SH302では、制御端子T101、T103に正電圧が入力されるので、トランジスタQ302のゲートバイアス電圧が0Vになり、トランジスタQ302がオン状態となる。このため、受信ポートがグランドに接続され、アンテナポートから漏れてくる高周波信号が、グランドに落とされる。
シャント回路SH303では、制御端子T101の正電圧がリアクタンス素子L203、L303を介して、トランジスタQ303のソースとトランジスタQ304のドレインに印加される。このため、トランジスタQ303、Q304は逆バイアスとなりオフ状態となる。このため、シャント回路SH303はリアクタンス素子L303とコンデンサC304から構成された直列共振回路となり、高周波信号が通過できる状態となる。したがって、アンテナポートから漏れてくる高周波信号が、グランドに落とされる。
受信ポートをアンテナポートに接続する場合には、制御端子T101、T102に正電圧を入力し、制御端子T103に0Vを入力する。この場合、第1実施形態で説明したように、受信回路102がアンテナポートに接続され、送信回路101と待ち受け回路103はアンテナポートから切り離される。さらに、本実施形態においては、上述と同様の動作により、シャント回路SH301がオン状態になり、アンテナポートから漏れてくる高周波信号がグランドに落とされるようになり、シャント回路SH303もオン状態となり、アンテナポートから漏れてくる高周波信号がグランドに落とされるようになる。シャント回路SH302はオフ状態であるので、アンテナポートからの高周波信号は、受信回路102に伝達される。
待ち受けポートをアンテナポートに接続する場合には、制御端子T101、T102、T103のすべてに0Vを入力する。この場合、第1実施形態で説明したように、待ち受け回路103がアンテナポートに接続され、送信回路101と受信回路102はアンテナポートから切り離される。さらに、本実施形態においては、上述と同様の動作により、シャント回路SH301がオン状態になり、アンテナポートから漏れてくる高周波信号がグランドに落とされるようになり、シャント回路SH302もオン状態となり、アンテナポートから漏れてくる高周波信号がグランドに落とされるようになる。
シャント回路SH303におては、トランジスタQ303、Q304のゲートバイアス電圧が0Vになるので、トランジスタQ303、Q304がオン状態になり、コンデンサC303とリアクタンス素子L303から構成される並列共振回路となる。このため、シャント回路SH303では、アンテナポートからの高周波信号は遮断されることとなり、待ち受け回路103に伝達される。
以上のように、本実施形態に係るスイッチ回路によれば、送信ポート、受信ポート、待ち受けポートにシャント回路SH301〜SH303を設け、アンテナポートに接続されるポート以外は、グランドに接続するようにしたので、漏れてくる高周波信号をグランドに落とすことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した各実施形態では、トランジスタを化合物半導体を用いて構成されたMESFETにより形成したが、化合物半導体を用いて構成されたHEMT(High Electron Mobility Transistor)や、J−FET(Junction FET)により形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、スイッチ回路SW100、SW200、SW300を1つの半導体チップで構成することとしたが、送信回路101、受信回路102、待ち受け回路103及び制御回路110を含めて、1つの半導体チップで構成してもよい。
従来のスイッチ回路の構成の一例を示す図。 図1のスイッチ回路の動作を説明する真理値表を示す図。 従来の別のスイッチ回路の構成の一例を示す図。 図3のスイッチ回路の動作を説明する真理値表を示す図。 第1実施形態に係る送受信システムの構成の一例を示す図。 図5の送受信システムにおけるスイッチ回路の動作を説明する真理値表を示す図。 第2実施形態に係る送受信システムの構成の一例を示す図。 第3実施形態に係る送受信システムの構成の一例を示す図。
符号の説明
100 アンテナ
101 送信回路
102 受信回路
103 待ち受け回路
110 制御回路
SW100 スイッチ回路
SW101 第1内部接続スイッチ回路
SW102 第2内部接続スイッチ回路
SW103 第3内部接続スイッチ回路
L101、L102 リアクタンス素子
C101〜C104 コンデンサ
Q101〜Q105 トランジスタ
R101〜R106 抵抗
T101〜T103 制御端子

Claims (5)

  1. 送信回路が接続される送信ポートと、
    前記送信ポートとアンテナポートとの間に接続された、第1内部接続スイッチ回路であって、デプレッション型の第1トランジスタとデプレッション型の第2トランジスタを有し、前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとがオン状態になることにより、並列共振回路を構成し、前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとがオフ状態になることにより、直列共振回路を構成する、第1内部接続スイッチ回路と、
    受信回路が接続される受信ポートと、
    前記受信ポートと前記アンテナポートとの間に接続された、第2内部接続スイッチ回路であって、デプレッション型の第3トランジスタとデプレッション型の第4トランジスタを有し、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタとがオン状態になることにより、並列共振回路を構成し、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタとがオフ状態になることにより、直列共振回路を構成する、第2内部接続スイッチ回路と、
    待ち受け回路が接続される待ち受けポートと、
    前記待ち受けポートと前記アンテナポートとの間に接続された、第3内部接続スイッチ回路であって、デプレッション型の第5トランジスタを有し、前記第5トランジスタがオン状態になることにより前記待ち受けポートを前記アンテナポートに接続し、前記第5トランジスタがオフ状態になることにより前記待ち受けポートを前記アンテナポートから切り離す、第3内部接続スイッチ回路と、
    前記アンテナポートに接続される、制御端子であって、前記待ち受けポートを前記アンテナポートに接続する場合には、当該制御端子に第1電圧が入力され、前記第1乃至前記第5トランジスタのゲートバイアス電圧が0Vになってオン状態になる、制御端子と、
    を備えることを特徴とするスイッチ回路。
  2. 前記第1内部接続スイッチ回路は、
    前記アンテナポートと前記送信ポートとの間に直列に接続された第1リアクタンス素子及び第1コンデンサと、
    前記第1リアクタンス素子に並列に接続された第2コンデンサと、
    を備え、
    前記第1トランジスタは前記第1リアクタンス素子と並列に、且つ、前記2コンデンサと直列に接続され、
    前記第2トランジスタは、前記第1コンデンサと並列に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ回路。
  3. 前記第2内部接続スイッチ回路は、
    前記アンテナポートと前記受信ポートとの間に直列に接続された第2リアクタンス素子及び第3コンデンサと、
    前記第2リアクタンス素子に並列に接続された第4コンデンサと、
    を備え、
    前記第3トランジスタは前記第2リアクタンス素子と並列に、且つ、前記4コンデンサと直列に接続され、
    前記第4トランジスタは、前記第3コンデンサと並列に接続されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ回路。
  4. 前記第3内部接続スイッチ回路は、前記第5トランジスタに並列に接続された第3リアクタンス素子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスイッチ回路。
  5. 前記第1乃至第5トランジスタは、ゲートバイアス電圧を逆バイアスにすると、ゲートからソース又はドレインに逆電流が流れるFETであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のスイッチ回路。
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