JP2005311016A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 尖端部を有するフローティングゲートを安定的に形成する方法、データ消去性能に優れたフラッシュメモリを安定的に製造する方法およびデータ消去性能に優れたフラッシュメモリが提供される。
【解決手段】 所望のスロープ形状を形成することによりFGポリシリコン膜103に尖端部Aを均一的・安定的に形成し、保護酸化膜116、第1の酸化膜110および選択酸化膜108をマスクとしてエッチングすることにより、FGポリシリコン膜103の斜面の上端部を横断する線を含み、シリコン基板101と実質的に垂直な面を端面として、FGポリシリコン膜103を選択的に除去することができる。このため、フローティングゲートFGの上縁部に尖鋭なエッジを形成することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フローティングゲートの形成方法、フラッシュメモリの製造方法、およびフラッシュメモリに関するものである。
従来のフラッシュメモリの製造方法におけるフローティングゲートの尖端部の基となるスロープ形状の形成方法としては、特許文献1記載の技術に代表されるように様々な技術がある。
しかし、従来の技術は以下のような課題を有していた。
たとえば、図7に示すように、シリコン基板1上に形成された酸化膜2上のポリシリコン膜3を、シリコン窒化膜4の開口部より直接酸化することによって酸化膜5を形成することによりスロープ形状を形成する方法では、フラッシュメモリセルの寸法が大きくなるという点で改善の余地があった。
また、ポリシリコン膜をドライエッチングする際にマスクとなっているシリコン窒化膜や周辺の酸化膜が余分にエッチングされてしまい、選択的にポリシリコン膜をドライエッチングすることが出来ず、所望のスロープ形状を得られないことがあった。さらに、ポリシリコン膜をドライエッチングする際のエッチングガスの異方性エッチング成分が過大になり、所望のスロープ形状を得られないことがあった。
特開平7−135262号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、尖端部を有するフローティングゲートを安定的に形成する方法、データ消去性能に優れたフラッシュメモリを安定的に製造する方法およびデータ消去性能に優れたフラッシュメモリを提供することにある。
本発明によれば、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上に多結晶半導体膜を形成する工程と、多結晶半導体膜を選択的に除去し、傾斜した側面を有する凹部を形成する工程と、凹部が形成された領域の少なくとも一部を残すように多結晶半導体膜を選択的にドライエッチングし、側面とエッチング端面とにより形成される尖端部を備える構造体を得る工程と、少なくとも尖端部を覆うトンネル絶縁膜を形成する工程と、を含むことを特徴とするフローティングゲートの形成方法が提供される。
この発明によれば、傾斜した側面を有する凹部を形成することと、多結晶半導体膜を選択的にドライエッチングすることにより、ドライエッチングした面と上記側面とにより形成される尖端部を有するフローティングゲートを形成することができる。
また、構造体を得る工程において、半導体基板に対しバイアスを印加せずに多結晶半導体膜をドライエッチングしてもよいし、フルオロカーボンとハロゲンとを含むガスを用いて多結晶半導体膜をドライエッチングしてもよい。こうすることにより、上記構造体の尖端部をより安定的に形成することができる。
本発明によれば、上記いずれかの方法によりフローティングゲートを形成した後、トンネル絶縁膜を介してフローティングゲートと隣接するコントロールゲートを形成する工程を実施することを特徴とするフラッシュメモリの製造方法が提供される。
この発明によれば、傾斜した側面を有する凹部を形成することと、多結晶半導体膜を選択的にドライエッチングすることにより、ドライエッチングした面と上記側面とにより形成される尖端部を有するフローティングゲートを備えたデータの消去性能に優れたフラッシュメモリを製造することができる。
本発明によれば、半導体基板と、半導体基板上に設けられたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に設けられ、尖端部を有するフローティングゲートと、少なくとも尖端部を覆うトンネル絶縁膜と、少なくともトンネル絶縁膜の一部を覆うコントロールゲートと、を備えることを特徴とするフラッシュメモリが提供される。
この発明によれば、尖端部を有するフローティングゲートを備えることにより、データの消去性能に優れたフラッシュメモリを提供することができる。
また、尖端部の角度が20度〜40度であってもよい。こうすることにより、データの消去性能により優れたフラッシュメモリを提供することができる。
本発明によれば、尖端部を有するフローティングゲートを安定的に形成する方法、データ消去性能に優れたフラッシュメモリを安定的に製造する方法およびデータ消去性能に優れたフラッシュメモリが提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
実施の形態
図1〜図5は、本実施形態に係るスプリットゲート型フラッシュメモリのフローティングゲートの形成方法およびスプリットゲート型フラッシュメモリの製造方法を説明するための工程断面図である。
まず、半導体基板であるシリコン基板101上に、ゲート絶縁膜であるカップリング酸化膜102、多結晶半導体膜であるFGポリシリコン膜103、第1のシリコン窒化膜104を順次形成する(図1(a))。FGポリシリコン膜103は、後の工程でフローティングゲートFGとなる。
カップリング酸化膜102を形成する方法としては、シリコン基板101の表面を熱酸化する方法などが用いられる。また、FGポリシリコン膜103および第1のシリコン窒化膜104を形成する方法としては、CVD法などが用いられる。
次に、第1のシリコン窒化膜104の上に、レジスト膜を形成し、ついで、フォトリソグラフィー技術を用いて、マスクとなるフォトレジストパターンを形成する。続いて、フォトレジストパターンをマスクとして、第1のシリコン窒化膜104をドライエッチングにより選択的に除去する。第1のシリコン窒化膜104を選択的に除去することにより、FGポリシリコン膜103のうち後述する凹部106を形成したい部分を露出させることができる。また、FGポリシリコン膜103にAsイオンを注入した後、Pウェル107を形成する。(図1(b))
次に、シリコンエッチング装置などを用いて、たとえば、バイアスパワーを印加せずに、10mmTorr程度の圧力のもとで、CFなどのフルオロカーボンとClなどのハロゲンとを含む混合ガスなどのエッチングガスを用いて、FGポリシリコン膜103のドライエッチングを行い、傾斜した側面であるスロープ形状を有する凹部106を形成する。こうすることにより、FGポリシリコン膜103の被エッチング領域の境界部は、スロープ形状に均一的・安定的に形成される(図1(c))。これにより、後の工程でフローティングゲートFGに尖鋭なエッジを均一的・安定的に形成することができ、フラッシュメモリのデータの消去効率を向上させることができる。なお、凹部106の上端部近傍の接線と、上端部を含みシリコン基板101と垂直な線とがなす角の角度θ(図6)は任意であるが、20度〜40度の間がより好ましい。こうすることにより、後の工程でフローティングゲートFGに、より尖鋭なエッジを均一的・安定的に形成することができ、フラッシュメモリのデータの消去効率をより向上させることができる。
ここで、CFなどのフルオロカーボンとClなどのハロゲンとを含む混合ガスをエッチングガスとして用いる場合におけるフルオロカーボンとハロゲンとの混合比率は任意であるが、たとえば、フルオロカーボンとしてCF、ハロゲンとしてClを用いた場合には、CF/Clが1/8〜1/10程度の混合比率が、より好ましい。こうすることにより、所望のスロープ形状をより均一的・安定的に形成することができ、後の工程でフローティングゲートFGに尖鋭なエッジを、より均一的・安定的に形成することができる。
また、CFなどのフルオロカーボンとClなどのハロゲンとを含む混合ガスなどのエッチングガスを用いてドライエッチングすることにより形成された凹部106のスロープ形状には、第1のシリコン窒化膜104の下に、ごく小さな窪みが生じてしまうことがあるが、この後の工程で形成される選択酸化膜108および第1の酸化膜110によって、窪みを埋め込むことが可能であるため、後述するフローティングゲートFGの上縁部のエッジの形状にはほとんど影響を与えない。ここで、第1の酸化膜としては、熱酸化膜やHTO膜(High Temperature Oxide膜)などを用いることができる。ここで、HTO膜とは高温酸化膜のことである。
次に、凹部106表面のFGポリシリコン膜103を選択的に酸化して、シリコン酸化物よりなる選択酸化膜108を形成する。ついで、選択酸化膜108および第1のシリコン窒化膜104の上に、CVD法などを用いて第1の酸化膜110を形成する。続いて、第1の酸化膜110をエッチバックすることにより、第1の酸化膜110を選択的に除去し、選択酸化膜108を部分的に露出させる(図2(a))。ここで、選択酸化膜108の膜厚は10nm程度と非常に薄いため、後述するフローティングゲートFGの上縁部のエッジの形状にはほとんど影響を与えない。
次に、残存した第1の酸化膜110をマスクとして、選択酸化膜108、FGポリシリコン膜103およびカップリング酸化膜102を垂直方向に異方性エッチングし、一部を残存させる(図2(b))。
次に、CVD法などを用いて、Pウェル107、第1の酸化膜110および第1のシリコン窒化膜104の上に第2の酸化膜112を形成する。ここで、第2の酸化膜112としては、熱酸化膜やHTO膜などを用いることができる。ついで、第2の酸化膜112をエッチバックすることにより、第2の酸化膜112をサイドウォール状に残し、Pウェル107の表面を部分的に露出させる。次に、ヒ素およびリンを順に注入してソース109を形成する(図2(c))。
次に、CVD法などを用いて、開口部にソースポリシリコン膜114を形成し、エッチバックして不要な部分を除去する。ついで、ソースポリシリコン膜114の表面を熱酸化する方法などにより、ソースポリシリコン膜114の表面に保護酸化膜116を形成する(図3(a))。
次に、ウェットエッチングにより、第1のシリコン窒化膜104を選択的に除去する(図3(b))。ついで、保護酸化膜116、第1の酸化膜110および選択酸化膜108をマスクとしてドライエッチングすることにより、FGポリシリコン膜103を選択的に除去する(図3(c))。こうすることによりフローティングゲートFGが形成される。ここで、保護酸化膜116、第1の酸化膜110および選択酸化膜108をマスクとしてエッチングすることにより、FGポリシリコン膜103の斜面の上端部を横断する線を含み、シリコン基板101と実質的に垂直な面を端面として、FGポリシリコン膜103を選択的に除去することができる。このため、フローティングゲートFGの上縁部に尖端部である尖鋭なエッジを形成することができる。
次に、CVD法などを用いて、フローティングゲートFGの上面の一部と側面とを覆い、フローティングゲートFGの上縁部に形成された尖鋭なエッジを覆うように、トンネル絶縁膜であるトンネル酸化膜118を形成する(図4(a))。次に、CVD法などを用いて、トンネル酸化膜118を覆うようにCGポリシリコン膜120を形成し、CGポリシリコン膜120上に第2のシリコン窒化膜122を形成し、第2のシリコン窒化膜122上にゲートポリシリコン膜124を順に形成する(図4(b))。ここで、CGポリシリコン膜120は後にコントロールゲートCGとなる。
次に、レジスト膜を形成し、フォトリソグラフィー技術を用いて、マスクとなるフォトレジストパターンを形成する。ついで、フォトレジストパターンをマスクとして、ドライエッチングすることにより、ゲートポリシリコン膜124を所定の形状に形成する(図4(c))。続いて、不要な第2のシリコン窒化膜122、CGポリシリコン膜120およびトンネル酸化膜118を選択的に除去する。これにより、コントロールゲートCGが形成される。その後、ヒ素などのN型不純物を注入してドレイン126を形成する(図5(a))。
つづいて、ドレイン電極128、CoSix(コバルトシリサイド)130を形成した後にWプラグ132、およびビットライン134を形成してフラッシュメモリ150を完成する(図5(b))。
以上のプロセスにより、所望の尖鋭なエッジが形成されたフローティングゲートFGを形成するとともに、データ消去性能が向上されたフローティングゲートFGを備えるフラッシュメモリ150を製造することができる。
以上のように構成されたフラッシュメモリ150の動作を、図6を参照して説明する。図6は、図5(b)に示したフラッシュメモリ150を部分的に示す図である。
(i)消去動作
ソース109とドレイン126に接地電位を印加し、コントロールゲートCGに所定の正電位(約13〜14V)を印加すると、フローティングゲートFGの電子は、F−Nトンネル現象によって励起され、コントロールゲートCGに移動する。ここで、フローティングゲートFGに、その角度がθである尖鋭なエッジ(図6中Aと記載)が形成されているため、電界を集中させることができ、トンネル効果を促進して、データの消去効率を向上させることができる。これにより、フローティングゲートFGに電子が捕獲されていない状態となる。
(ii)書込み動作
ドレイン126に所定の正電位(約1〜2V)を印加すると、チャネル付近の電子が活性化される(ホットエレクトロン)。つづいて、コントロールゲートCGに所定の正電位(約0.1V)を印加し、ソース109にも所定の電位(約7〜9V)を印加する。これにより、ドレイン126で発生した電子がドレイン126からチャネル領域を経てソース109へ流れる。このとき、ホットエレクトロンがフローティングゲートFGへ取り込まれる。
(iii)読み出し動作
ソース109に接地電位を印加し、ドレイン126に所定の正電位(約0.5V)を印加する。また、コントロールゲートCGにも所定の正電位(約2〜3V)を印加する。ドレイン126とソース109間を流れる電流の有無をデータとして読み出す。
以下、本実施形態におけるフローティングゲートFGおよび上記フローティングゲートFGを備えるスプリットゲート型のフラッシュメモリ150の効果を説明する。
特許文献1記載の技術に代表される従来の技術において用いられる方法では、ポリシリコン膜に所望のスロープ形状を形成することが困難であり、図7などに示すような形状になってしまうことがあった。そのため、フローティングゲートFGに所望の尖鋭なエッジを形成することが困難であり、データの消去効率に優れるフラッシュメモリを実現することが困難であった。これに対して、フローティングゲートFGおよびフラッシュメモリ150においては、凹部106の端部と第1のシリコン窒化膜104との接点近傍において所望のスロープ形状を形成することによりFGポリシリコン膜103に尖端部を均一的・安定的に形成し、保護酸化膜116、第1の酸化膜110および選択酸化膜108をマスクとしてエッチングすることにより、FGポリシリコン膜103の斜面の上端部を横断する線を含み、シリコン基板101と実質的に垂直な面を端面として、FGポリシリコン膜103を選択的に除去することができる。このため、フローティングゲートFGの上縁部に尖鋭なエッジAを形成することができる。ここで、フローティングゲートFGの上縁部に尖鋭なエッジが備えられていることにより、電界を集中させることができ、トンネル効果を促進してデータ消去効率を向上させることができる。このため、上記特徴を有するフローティングゲートFGを有し、データの消去性能に優れたフラッシュメモリ150を実現することができる。
また、CFなどのフルオロカーボンとClなどのハロゲンとを含むエッチングガスを用いてFGポリシリコン膜103をドライエッチングすることにより、効率的にFGポリシリコン膜103を選択的に除去し、凹部106の上端部と第1のシリコン窒化膜104との接点近傍において所望のスロープ形状を、より均一的・安定的に形成することができる。そのため、より均一的・安定的にフローティングゲートFGの上縁部に尖鋭なエッジAを形成することができ、データの消去性能に優れたフラッシュメモリ150を実現することができる。
また、シリコン基板101にバイアスを印加せずに、CFなどのフルオロカーボンとClなどのハロゲンとを含む混合ガスなどのエッチングガスを用いてドライエッチングすることにより、効率的にFGポリシリコン膜103を選択的に除去し、凹部106の上端部と第1のシリコン窒化膜104との接点近傍において、所望のスロープ形状を、より均一的・安定的に形成することができる。そのため、より均一的・安定的にフローティングゲートFGの上縁部に尖鋭なエッジAを形成することができ、データの消去性能に優れたフラッシュメモリ150を実現することができる。
また、フローティングゲートFGの備える尖端部の角度θを20度〜40度の範囲とすることにより、電界をより適度に集中させることができ、トンネル効果の促進によってデータの消去効率をより向上させることができる。そのため、上記特徴を有するフローティングゲートFGを有し、データの消去性能により優れたフラッシュメモリ150を実現することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態においては、FGポリシリコン膜103の斜面の上端部を横断する線を含み、シリコン基板101と実質的に垂直な面を端面として、FGポリシリコン膜103を選択的に除去することによりフローティングゲートFGに尖鋭なエッジAを形成する形態について説明したが、異なる面を端面としてFGポリシリコン膜103を選択的に除去したとしても、フローティングゲートFGに尖鋭なエッジが形成され、データの消去性能に優れたフラッシュメモリを実現できればよい。たとえば、FGポリシリコン膜103の斜面において、斜面の上端部以外の部分を横断する線を含み、シリコン基板101と実質的に垂直な面を端面として、FGポリシリコン膜103を選択的に除去することによりフローティングゲートFGに尖鋭なエッジを形成する形態などが挙げられる。
また、上記実施形態においては、半導体基板としてシリコン基板101を用いた形態について説明したが、化合物半導体基板を用いてもよい。
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の構造を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
符号の説明
101 シリコン基板
102 カップリング酸化膜
103 FGポリシリコン膜
104 第1のシリコン窒化膜
106 凹部
107 Pウェル
109 ソース
110 第1の酸化膜
112 第2の酸化膜
114 ソースポリシリコン膜
116 保護酸化膜
118 トンネル酸化膜
120 CGポリシリコン膜
122 第2のシリコン窒化膜
124 ゲートポリシリコン膜
126 ドレイン
128 ドレイン電極
130 CoSiX
132 Wプラグ
134 ビットライン
150 フラッシュメモリ

Claims (6)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に多結晶半導体膜を形成する工程と、
    前記多結晶半導体膜を選択的に除去し、傾斜した側面を有する凹部を形成する工程と、
    前記凹部が形成された領域の少なくとも一部を残すように前記多結晶半導体膜を選択的にドライエッチングし、前記側面とエッチング端面とにより形成される尖端部を備える構造体を得る工程と、
    少なくとも前記尖端部を覆うトンネル絶縁膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とするフローティングゲートの形成方法。
  2. 請求項1に記載のフローティングゲートの形成方法において、
    前記構造体を得る前記工程において、前記半導体基板に対しバイアスを印加せずに前記多結晶半導体膜をドライエッチングすることを特徴とするフローティングゲートの形成方法。
  3. 請求項1または2に記載のフローティングゲートの形成方法において、
    前記構造体を得る前記工程において、フルオロカーボンとハロゲンとを含むガスを用いて前記多結晶半導体膜をドライエッチングすることを特徴とするフローティングゲートの形成方法。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の方法によりフローティングゲートを形成した後、前記トンネル絶縁膜を介してフローティングゲートと隣接するコントロールゲートを形成する工程を実施することを特徴とするフラッシュメモリの製造方法。
  5. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に設けられ、尖端部を有するフローティングゲートと、
    少なくとも前記尖端部を覆うトンネル絶縁膜と、
    少なくとも前記トンネル絶縁膜の一部を覆うコントロールゲートと、
    を備えることを特徴とするフラッシュメモリ。
  6. 請求項5に記載のフラッシュメモリにおいて、
    前記尖端部の角度が20度〜40度であることを特徴とするフラッシュメモリ。
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