JP2005303692A - スケジュール管理システム - Google Patents

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善信 深野
Toshifumi Arai
俊史 荒井
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Abstract

【課題】スケジュール管理システムについて、放送番組の視聴予定や録画の要否を他のスケジュールと連動させて管理する場合の使い勝手をよくする。
【解決手段】利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムについて、利用者のスケジュールをその内容で分類して生成させるスケジュール分類に対応した専用のスケジュール登録画面を表示できるようにする。そしてそのスケジュール分類には少なくとも「放送番組視聴」を含ませる。
【選択図】図1

Description

本発明は、個人やグループについて予め立てられた行動予定を記録管理するスケジュール管理システムに関し、特にテレビ局などによって提供される放送番組の視聴予定を他の行動予定と関連させて管理するのに好適なスケジュール管理システムに関する。
昨今は地上波放送の他に、BS放送やCS放送などの新たなメディアが加入し、放送コンテンツがさらに多様化してきている。利用者はこうした多種多様な放送番組の中から自分の嗜好にあった番組を選択して楽しむことができる。しかし放送番組はその放送時間帯が決まっており、利用者の仕事上のスケジュールなどが視聴したい放送番組の放送時間帯に重なる場合も少なくない。このような場合には、例えば電子番組ガイド(EPG)やインターネット上のサイトで提供される放送番組情報などの電子データを取得し、これらに基づいて視聴希望の放送番組をチューナーやハードディスクレコーダなどのAV機器に録画しておき、利用者のスケジュールにおける適当な時間帯にその録画を視聴することになる。このように放送番組の視聴予定や録画の要否は他のスケジュールと適切に連動させて管理をする必要がある。こうしたスケジュール管理については例えば特許文献1に開示の例が知られている。
また放送番組を録画して視聴するについては、その録画を携帯型機器に記録し、この携帯型機器により外出先などでも視聴できるようにすることで、見たい放送番組の視聴機会をより容易に確保することができるようになる。そのようなことを可能とする技術については例えば特許文献2に開示の例が知られている。
特開2001−313926号公報 特開2003−348508号公報
特許文献1に開示の技術は、放送番組の視聴予定や録画の要否を他のスケジュールと連動させて管理できるようにするので、放送番組の視聴も含めたスケジュールの管理をより容易に行えるようにしてくれる。しかしこの従来技術は使い勝手という点で不十分なものがある。またこの従来技術では、録画した放送番組の視聴予定を他のスケジュールと連動させて管理することについての配慮がなされていない。すなわち放送番組を録画する場合には、その録画を視聴する時間帯を確保する必要があるが、この録画放送番組の視聴時間の確保を他のスケジュールと連動させ管理するという点で不十分なものがある。
また放送番組の視聴予定をスケジュール管理するについては以下のような問題もある。すなわち視聴予定の放送番組には例えばスポーツの実況中継のように生放送でこそ楽しめるものである場合がある。このような場合には予定の放送番組を確実に視聴できるようにサポートすることが望まれるが、従来のスケジュール管理技術ではこのことへの対応がなされていない。
また特許文献2に開示の例のように、放送番組の録画を携帯型機器に記録して外出先などでも視聴できるようにする手法は、見たい放送番組の視聴機会を広げるという点で優れているが、未だ不十分な点がある。すなわち携帯型機器における記録媒体の記録容量は比較的小さい。そのため、見たい放送番組を記録しようとしても容量不足でそれができなかったり、またその都度記録可能容量をチェックしなければならなかったりという不便があった。また携帯型機器を外出先で使用するにはバッテリ駆動になるが、そのバッテリ残量の管理についての不便もあった。
また放送番組の視聴については、生番組を視聴している際に来客などがあって放送番組の途中でその視聴を中断され、もっとも見たい場面を見逃してしまうというようなこともままある。このような場合に放送番組を急遽録画するにしても、来客者を待たせてそれをするということになり、なにかと煩わしいものである。
本発明は、以上のような放送番組の視聴にまつわるスケジュール管理上の種々の問題に鑑みてなされたものであり、これらの問題を効果的に解消することを可能とするスケジュール管理システムの提供を目的としている。具体的には、放送番組の視聴予定や録画の要否を他のスケジュールと連動させて管理するについて、より使い勝手のよいスケジュール管理システムの提供を第1の目的とし、また録画放送番組の視聴時間帯の確保についてサポートを可能とするスケジュール管理システムの提供を第2の目的とし、また放送番組の視聴などの予定したスケジュールの実行についてサポートを可能とするスケジュール管理システムの提供を第3の目的とし、さらに録画放送番組を携帯型機器で視聴するについて、その携帯型機器における記録媒体の使用可能容量やバッテリのチェックに関する利用者の負担を軽減することを可能とするスケジュール管理システムの提供を第4の目的とし、また放送番組視聴中断時における録画対応を容易とするスケジュール管理システムの提供を第5の目的としている。
上記第1の目的のために本発明では、利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、利用者のスケジュールをその内容で分類して生成させるスケジュール分類に対応した専用のスケジュール登録画面を表示できるようにされたスケジュール管理手段を有し、前記スケジュール分類には少なくとも「放送番組視聴」が含まれていることを特徴としている。
上記第2の目的のために本発明では、利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、前記スケジュールとして放送番組視聴の録画が登録された場合に、それにより録画された放送番組を視聴するための時間帯の候補を検索して利用者に提示できるようにされたスケジュール管理手段を有していることを特徴としている。
上記第3の目的のために本発明では、利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、前記スケジュールとして放送番組視聴が登録された場合に、その放送番組視聴の放送時間が開始する時刻の所定時間前に、当該スケジュールについて利用者に通知するようにされたスケジュール管理手段を有していることを特徴としている。
上記第4の目的のために本発明では、利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、一定の場所に据置きされて前記スケジュールの登録・管理に用いられる個人活動データ管理装置と、前記個人活動データ管理装置との間で前記データのやりとりをなせるようにされるとともに利用者が携行できるようにされ、さらに録画放送番組を記録可能な記録媒体を有した携帯端末装置とから構成され、前記携帯端末装置におけるバッテリの残量と前記携帯端末装置における前記記録媒体の使用可能容量についてチェックし、その結果を利用者に通知できるようにされたスケジュール管理手段を有していることを特徴としている。
上記第5の目的のために本発明では、利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、利用者が放送番組を視聴している際にその視聴を中断する状態を生じた場合に、それをセンサにより検知し、この検知に応じて前記視聴中の放送番組を前記中断時点から自動的に録画できるようにされたスケジュール管理手段有していることを特徴としている。
本発明では、スケジュールを内容で分類し、そのスケジュール分類に対応した専用のスケジュール登録画面を設けるようにし、そのスケジュール分類に「放送番組視聴」を少なくともが含ませるようにしている。このため、スケジュールの登録をより容易に行えるようになり、何かと手間のかかる放送番組の視聴予定や録画の要否を他のスケジュールと連動させて管理するについて、使い勝手をよりよくすることができる。
また本発明では、スケジュールとして放送番組視聴の録画が登録された場合に、それにより録画された放送番組を視聴するための時間帯の候補を検索して利用者に提示できるようにしている。このため本発明によれば、録画放送番組を視聴する時間帯の確保のサポートをできるようになり、スケジュール管理システムの機能性を高めることができる。
また本発明では、スケジュールとして放送番組視聴が登録された場合に、その放送番組視聴の放送時間が開始する時刻の所定時間前に利用者に通知するようにしている。このため本発明によれば、視聴を予定した放送番組、例えばスポーツ番組のように生放送で楽しみたい番組を見逃すようなことを防止するサポートをでき、スケジュール管理システムの機能性を高めることができる。
また本発明では、据置きのデータ管理装置と録画放送番組を記録可能な携帯端末装置を連携させてスケジュール管理を行うについて、携帯端末装置におけるバッテリの残量と記録媒体の使用可能容量をチェックし、その結果を利用者に通知するようにしている。このため、携帯端末装置の使用可能記録容量やバッテリのチェックに関する利用者の負担を軽減することができる。
また本発明では、利用者が放送番組を視聴している際にその視聴を中断する状態を生じた場合に、その中断時点から自動的に録画できるようにしている。このため、本発明によれば、放送番組の視聴中に来客などでそれを中断しなければならない事態を生じた場合に見たい場面を見逃してしまうというようなことを確実に防げることができるようになる。
以下、本発明を実施する上で好ましい形態について説明する。図1に一実施形態によるスケジュール管理システムの構成を示す。本実施形態におけるスケジュール管理システムは、例えば利用者の家庭内のような特定の場所に据置きされる個人活動データ管理装置1と携帯端末装置21を主な要素としてなり、個人活動データ管理装置1にはセンサネット7が接続されている。
個人活動データ管理装置1は、利用者のスケジュール管理に関するデータの他に、利用者の行動に関する種々の記録データ、例えば、利用者が参加した会議の様子を後述するようにして記録した画像や音声データ、利用者に係わる電子メール、利用者がインターネット上で閲覧したウェブページのテキスト等々を電子データとして登録・管理し、利用者の要求に応じてこれらを利用者が参照できるようにする。そのために個人活動データ管理装置1は、データ処理装置(コンピュータ)を用いて構成されており、データベース管理プログラム11などのコンピュータプログラムが搭載されたデータ処理部1aと入出力部1bを備えている。データベース管理プログラム11は、スケジュール管理手段として機能などを有しており、上記のような利用者に関する種々のデータの登録・管理や参照処理をなし、またセンサネット7で得られる後述のような検知データや後述のようにして外部の公共サービスサイトから得られるデータについても処理をなす。入出力部1bは、例えばキーボードやマウスで構成される入力手段と出力表示を行うディスプレイのような出力手段で構成されている。
この個人活動データ管理装置1は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルやLAN(Local Area Network)ケーブル、あるいは無線LANなどによるワイヤレス通信で映像レコーダ3と接続されている。映像レコーダ3は、テレビジョン装置4のチューナー5に接続されており、アンテナ6によって受信される放送局61からの放送番組の中から利用者が選局したチャンネルの番組を録画する。また個人活動データ管理装置1は、上記のようにセンサネット7と接続している。センサネット7は、個人活動データ管理装置1が設置される場所で屋内に設置されており、複数のセンサ72a〜72fで構成される。そしてこれらのセンサ72a〜72fは、通信アダプタ71に接続され、この通信アダプタ71を介して個人活動データ管理装置1に接続されている。さらに個人活動データ管理装置1は、インターネット8を通じて外部の公共サービスサイトに接続されている。図1の例では、電子メール配信サイト91、放送番組情報提供サイト92、および情報検索サイト93に接続された構成を示している。
携帯端末装置21は、個人活動データ管理装置1と連携し、個人活動データ管理装置1によるスケジュール管理を利用者が外出先で活用する場合などに用いられる。個人活動データ管理装置1と連携する携帯端末装置21の機能構成の具体的例を図2に示す。携帯端末装置21は、例えば超小型磁気ディスク装置のような、1〜4GB程度の記憶容量を有する携帯型の記録媒体(記録メディア)211が装着できるようになっている。また携帯端末装置21は、電子カメラ213と音声レコーダ214が行動記録手段として内蔵されるとともに、必要時に利用者の行動などをこれらの行動記録手段で記録する際の制御をなす行動記録用プログラムが搭載されている。このような携帯端末装置1は、クレードル212を介して個人活動データ管理装置1に接続できるようにされ、この接続において個人活動データ管理装置1との間でデータのアップロードやダウンロードをすることができる。
図3に、個人活動データ管理装置1へのスケジュールデータの登録の際にデータベース管理プログラム11でなされる処理の手順を示す。スケジュール管理手段であるデータベース管理プログラム11が大きな特徴とするところは、利用者のスケジュールをその内容によって分類し、そのスケジュール分類に対応した専用のスケジュール登録画面を表示できるようにされていることである。スケジュール分類の例としては、放送番組の視聴予定や録画の要否を他のスケジュールと連動させて管理することを主眼におくとすると、まず基本的に放送番組の視聴に関するスケジュールである「放送番組視聴」とその他のスケジュールである「行動予定」に分ける例を挙げることができ、「行動予定」をさらに細分するスケジュール分類例としては、「会議」、「出張」、「打合せ」、「会食」などを挙げることができる。このようにスケジュールを内容で分類し、そのスケジュール分類に対応した専用のスケジュール登録画面を設けるようにすることにより、スケジュールの入力をより容易に行えるようになり、使い勝手をよくすることができる。
個人活動データ管理装置1へのスケジュールの入力では、まず入出力部1bにおける入力手段の操作を通じてデータベース管理プログラム11を起動させる(ステップ101)。データベース管理プログラム11が起動したらスケジュールの入力(ステップ102)に進む。スケジュールの入力ではまずスケジュールの分類の選択を行う((ステップ103)。具体的には、図4にその例を示すような入力ウィンドウ内の一番上にある「分類」の項目で、登録するスケジュールの分類を選択する。スケジュール分類の選択がなされると、その選択されたスケジュール分類に応じたウィンドウが表示される。例えば「行動予定」として「会議」を選択すると、図4(a)のように「会議」に関する入力項目を含んだウィンドウ201aが表示される。スケジュール分類「会議」用のウィンドウ201aには、「件名」、「日付」、「開始及び終了時刻」、「場所」、「備考」などの各入力項目があり、これらに情報を入力する。
「会議」などのように行動内容を後に確認することが有用な行動の場合には、その様子を記録しておくと便利である。そこで本発明では携帯端末装置21と連携する個人活動データ管理装置1に行動記録機能を持たせるようにしている。このためにウィンドウ201aには、「記録の要否」の選択項目を設けてあり、「要」にチェックを付けると、会議の予定時間帯に携帯端末装置21が会議の様子を記録する。具体的には、携帯端末装置21に組み込まれている行動記録用プログラムが会議の予定時間帯に自動的に起動し、会議の様子を連続した静止画像データと音声データにより記録メディア211に記録する。その詳細についてはさらに後述する。
以上のような入力項目の全てについて入力を終えたらウィンドウ201aの下部にある登録ボタンをクリックする。これにより入力情報が個人活動データ管理装置1に登録される(ステップ104)。一方、キャンセンルのボタンをクリックすると、入力した情報が破棄されて、ウィンドウが閉じる。
分類選択で「放送番組視聴」が選択された場合には、図4(b)のように「放送番組視聴」に関する入力項目を含んだウィンドウ201bが表示される。スケジュール分類「放送番組視聴」用のウィンドウ201bには、「番組名」、「日付」、「(放送)開始及び終了時刻」、「放送局名」などの各入力項目があり、これらに情報を入力する。またウィンドウ201bには、視聴予定として入力した放送番組の録画の要否を選択する項目を設けてあるので、これにより録画の要否を選択する。そして最後にウィンドウ201aの下部にある登録ボタンをクリックして入力情報を個人活動データ管理装置1に登録する(ステップ105)。一方、キャンセンルする場合にはキャンセンルボタンをクリックする
ここで、視聴予定として入力した放送番組の録画要を自動的に選択させるような構成とすることもできる。すなわち放送番組を視聴する時間帯が他のスケジュールと重複しているか否かを判定する機能と、重複していると判定された場合にはその放送番組は録画要であると判定する機能をデータベース管理プログラム11に含ませる構成である。
放送番組の視聴予定が個人活動データ管理装置1に登録されると、データベース管理プログラム11は、インターネット8に接続し、登録された放送番組に関する情報を提供するサイト92にアクセスする(ステップ106)。そして、該当する放送番組に関する情報を取得した後、その番組情報を登録済みの視聴予定放送番組と関連付けて個人活動データ管理装置1に記録する(ステップ107)。この際には、スケジュール項目として関連サイトへのリンクラベルの貼り付けも行う(ステップ108)。
ここで、利用者が、後から視聴予定の放送番組に関する登録を参照する場合には、図5に示す例のような登録内容参照用のウィンドウ202aを入出力部1bあるいは携帯端末装置21の表示画面上に表示させる。ウィンドウ202aには、番組情報に関して番組情報リンク先がリンクラベルとして書き込まれており、このラベルをクリックまたはタップすれば、番組情報提供サイト92に自動的にアクセスして、関連情報を参照することができる。またウィンドウ202aには、「変更」ボタンが設けられており、これをクリックすると図4(b)におけるスケジュール分類「放送番組視聴」についての登録用のウィンドウ201bが開かれ、スケジュールの内容を変更することができる。変更されたスケジュールの内容は、個人活動データ管理装置1に登録されている変更前のスケジュールに上書きされる。ウィンドウ202aで必要な参照を終えたら「閉じる」ボタンをクリックしてウィンドウ202aを閉じる。
以上のようにして個人活動データ管理装置1に登録されたスケジュールデータは、入出力部1bの表示画面あるいは携帯端末装置21の表示画面にスケジュール表の形態、つまり時間順に行動予定を一覧表として記録した形態などにして表示させることができる。このスケジュール内容の一覧表示(スケジュール表)では、放送番組の視聴予定を他のスケジュールと視覚的に識別し易くするために異なる色またはコントラストで表示するのが好ましい。また、放送番組の視聴予定であることを示すアイコンを表示するような形態も好ましい。この場合、そのアイコンに特定のコマンドを割り当てるようにすると機能性が高まる。例えば、そのアイコンをマウスやタッチペンなどのポインティングデバイスでクリックすることで録画指定を登録または解除できるようにするコマンドが好ましい例として挙げられる。このようにすることで、スケジュール登録画面を起動する手間をかけずに録画の要否を変更でき、利便性が高まる。また、携帯端末装置21が放送番組の受信機能を有している場合には、視聴予定放送番組の受信操作のコマンドをアイコンに割り付けるような例も挙げられる。このようなアイコンを用いる他に、スケジュール内容の一覧表示における特定の文字列に上記のようなコマンドの起動を割り付ける形態も可能である。
「放送番組視聴」の登録については、視聴予定の放送番組に関連する情報をさらに拡張する形態とすることも可能である。その場合にデータベース管理プログラム11でなされる処理の手順の例を図6に示す。これは図3の処理手順に拡張関連情報の取得処理を付加した構成となっている。
まず、図3の処理手順と同様に、番組情報提供サイト92から関連情報を取得して、個人活動データ管理装置1に登録する(ステップ106〜108)。それから、関連情報に含まれている「出演者」、「サブタイトル」などのキーワードを抽出した後、インターネット8を介して検索サイト93にアクセスし、抽出キーワードを使って検索サイト93上で見出された関連情報サイトのURLを取得する(ステップ119〜110)。このように関連情報を拡張する場合、スケジュール登録内容の参照に際しては図7に示す例のようなウィンドウ202bが表示される。このウィンドウ202bには、番組情報のリンク先に加えて、番組情報に含まれるキーワードに関する情報提供サイトへのリンク先が書き込まれている。
データベース管理プログラム11は、以上のようなスケジュールの登録・管理や参照処理機能に加えて、個人活動データ管理装置1に登録されたスケジュールの実行管理をサポートする機能手段も有している。以下ではその機能にについて説明する。
実行管理サポートは、個人活動データ管理装置1に登録されたスケジュールについてその実行予定時間帯の所定時間前に利用者にメールなどで通知することによりなされる。図8に、データベース管理プログラム11により利用者へ送信されるスケジュール通知メールの記録内容の例を示す。メール画面217aはスケジュール分類が「行動予定」の場合の例で、メール画面217bは「放送番組視聴」の場合の例である。これらのメールは、例えばスケジュールの開始時刻の数時間前にインターネット8を介してメールサーバー91から外出先の利用者が所持する携帯端末装置21へ向けて送信される。
このようにメールによってスケジュールの実行を通知することにより、登録済みスケジュールを利用者に再確認させることができ、その実行をうっかり忘れるようなことを効果的に防止することができ、より確度の高いスケジュール管理が可能となる。例えば、その様子を記録する予定になっている会議の場合であれば、メール通知を受けて携帯端末装置21を作動状態にしておくことにより、会議の時間帯に行動記録用プログラムが自動的に起動して会議の様子を確実に記録することができる。また、スポーツ番組など、生放送で楽しみたい番組を視聴する場合にも、メール通知によって放送時間帯を再確認できるので、見逃すことがなくなる。このようなメール通知は、テキスト情報だけで構成するのが好ましく、そのようにすることで、携帯端末装置21として、ノート型パソコンやPDA(Personal Data Assistance)だけでなく、携帯電話なども利用できようになる。また放送番組の視聴予定の登録時に録画を指定しておいた場合に、映像レコーダ3による録画の完了を個人活動データ管理装置1が確認したことの通知をメール通知に含めるようにするのも好ましい形態である。以上ではメールを用いてスケジュールを電子データで通知する例について説明したが、その他に電子的に合成された音などを携帯端末装置21や個人活動データ管理装置1に発生させて物理的に通知する形態も可能である。
ここで、放送番組視聴を登録する場合の処理に関する他の形態について説明する。この形態では、予めデータベース管理プログラム11に、特定のキーワードを指定し、外部の番組情報提供サイト92からキーワードに関連する番組のデータを自動的に個人活動データ管理装置1に取り込む。データベース管理プログラム11は、取得した番組情報を利用者のスケジュールデータの中に書き込む。利用者は、スケジュールに自動的に取り込まれている番組情報を好きなときに確認し、その中から視聴したい番組だけを選択して視聴予定や録画予約を登録する。この方法を使用すると、例えば、指定するキーワードとして「生放送でスポーツ中継を見たい」をデータベース管理プログラムに登録しておくと、生放送で中継されるスポーツ番組が抽出されて自動的にスケジュールデータに組み込まれるので、利用者が番組を検索する手間を省けて便利である。
以下では、個人活動データ管理装置1に登録されているスケジュールの実行としてなされる利用者の行動を携帯端末装置21により記録する処理について説明する。携帯端末装置21のオペレーティングシステムは、予め記録要と指定したスケジュール(例えば会議)の開始時刻になると、行動記録用プログラムを呼び出して、音声と画像データを記録メディア211に記録する。ここで、携帯端末装置21へのスケジュール内容の入力は、個人活動データ管理装置1に登録したスケジュールデータを携帯端末装置21にダウンロードする他に、前述のメール通知からそのタイトルを取り込むなどによってもなすことができる。例えば、タイトルを「行動記録予定のお知らせ」というキーフレーズと照合させた結果、一致したときに、メールの内容からスケジュールデータを取り込むという方法がその例である。いずれの方法でも、携帯型端末のオペレーティングシステムが、取り込んだスケジュール開始日時と現在の日付、時刻を照らし合わせて、両者が一致したときに、行動記録用プログラムを起動させる。
図9は、携帯端末装置21に組み込まれた行動記録用プログラムによる音声と連続静止画像データの記録における制御のフローチャートである。ステップ301で記録動作が始まると、行動記録用プログラムは、記録メディア211上に音声データと画像データを格納するためのフォルダを作成する(ステップ302)。そして、音声レコーダ214が取り込んだ音声をディジタル信号に変換して、記録メディア211のフォルダにファイルとして記録する(ステップ303)。また、音声をサンプリングする間に、カメラ213で取り込んだ静止画像を一定の時間間隔で音声ファイルと同じフォルダにファイルとして記録する(ステップ304〜305)。静止画像を取り込む時間間隔は、予め行動記録用プログラムの中で設定されている。音声と画像データの記録を開始して1分が経過すると、音声と画像の取り込みをいったん停止する(ステップ306〜307)。そして、登録したスケジュールの終了時刻に達しているか否かを判断し(ステップ308)、否の場合には記録メディア211に新規のフォルダを作成し(ステップ309)、再び音声と連続する静止画像を新規作成のフォルダに記録する。この記録動作を、登録したスケジュールの終了時刻に達するまで1分毎に繰り返し、スケジュール実行の様子を記録メディア211に記録する。
図10は、上述した記録処理で記録メディア211に記録される行動記録のデータ構造を示している。記録メディア211には、行動記録要としてスケジュールの開始時刻から終了時刻まで1分毎に作成されたフォルダが置かれている。各フォルダの中には、1分間の音声データファイルと一定の時間間隔毎の連続する静止画像データファイルが格納されている。したがって、スケジュールの開始時刻から記録された順に静止画像を読み出しながら、音声を再生することにより、行動記録を擬似的なムービー形式で参照することができる。このデータ形式での記録方法は、動画像ファイルによる行動記録と比べて、記録容量が少なくできるので、便利である。行動記録の再生には、個人活動データ管理装置1や携帯端末装置21に予めインストールされている専用再生プログラムを使用する。ここで、上記の例のように1分毎といった所定の時間単位でフォルダを作成して記録する手法は、その行動記録を再生して参照する場合に、フォルダの指定により特定の場面を検索して再生させることが可能となり、利便性に優れる。
以上のように携帯端末装置21の記録メディア211にスケジュールデータに加えて、行動記録を記録したり、あるいは録画放送番組を記録したりする場合には携帯型である記録メディア211の記録容量の問題が伴う。すなわち新たなスケジュールデータや行動記録あるいは録画放送番組などを記録しようとしても記録容量が不足してそれを行えなくなる事態を招く場合があるということである。また携帯端末装置21はバッテリ駆動であるのが通常で、使用頻度が高くなると、バッテリの残量が不足して使用途中で作動しなくなる事態が生じ易くなるという問題もある。本発明では、記録容量やバッテリ残量をチェックしてそれらが一定量以下になったら警告するようにすることで、必要時の記録容量やバッテリの不足という事態を未然に防止できるようにし、これにより、スケジュール管理システムの主要要素である携帯端末装置21の使い勝手を高めるようにしている。これについての説明は、録画放送番組などの携帯端末装置21へのダウンロードなどに関連させて後述する。
データベース管理プログラム11によるスケジュールの実行管理サポートには、携帯端末装置21で記録した行動記録を閲覧したり、また録画放送番組を視聴したりするための時間帯を確保するための支援機能も含まれている。以下ではこれについて説明する。図11に示すのは、データベース管理プログラム11が行動記録の閲覧や録画放送番組の視聴の時間帯確保をサポートする手順のフローチャートである。
録画放送番組視聴の場合、個人活動データ管理装置1が映像レコーダ3による録画の終了信号をネットワーク経由で受信すると、データベース管理プログラム11は、利用者のスケジュールデータの中から録画放送番組を視聴できる空き時間帯の候補を検索する(ステップ401、402)。一方、行動記録の閲覧については、行動記録がなされたスケジュールの終了時点でデータベース管理プログラム11が利用者のスケジュールデータの中から行動記録を閲覧できる空き時間帯の候補を検索する(ステップ407、402)。そしてデータベース管理プログラム11は、空き時間帯候補の中からいくつかを暫定的に確保し、これを表示画面に表示して利用者に確認させる(ステップ403)。これを確認した利用者は候補の中によしとする時間帯があればそれを登録する指示を入力し、スケジュールとして登録する(ステップ404、405)。ステップ404で利用者がよしとする候補時間帯がなかった場合には、再びステップ403に戻って空き時間帯候補の中から残りを表示画面に表示して利用者に確認させる。
図12と図13に示すのは、上記のステップ403でなされる候補時間帯の表示ウィンドウの例である。利用者は、ウィンドウ218aあるいはウィンドウ218bで表示される候補時間帯の中から都合のよい時間帯があればそれを選択する。もし都合のよい時間帯がなかった場合には、データベース管理プログラム11に他の候補時間帯を表示させる。なおウィンドウ218bは、録画放送番組の視聴などを外出先でなすのか否かの選択をなせるようにした例である。
ここで、録画放送番組の視聴などのための時間を確保するについては、利用者の行動状況(行動履歴)に関するデータを活用することで、それをより適切に行えるようになる。そこで個人活動データ管理装置1に利用者の行動状況に関するデータを記録できるようにする。利用者の行動状況に関するデータは、例えば利用者が外出時に常に身に付けている加速度センサモジュールの信号を利用する。図14は、データベース管理プログラム11が利用者の行動状況に関するデータを活用して、録画放送番組の視聴予定などの時間帯を確保するための装置構成を示している。携帯端末装置21には、加速度センサモジュール215とメモリ216が内蔵されている。利用者が外出先で持ち歩いているときに、携帯端末装置21のオペレーティングシステムは、加速度センサモジュール215の出力データをメモリ216に一時保管しておく。利用者が自宅に戻ったとき、携帯端末装置21をクレードル212に挿入すると、データベース管理プログラム11が、携帯端末装置21にアクセスして、メモリ216に蓄積された加速度データを個人活動データ管理装置1に取り込む。データベース管理プログラム11は、個人活動データ管理装置1に組み込まれている動作解析プログラムを起動し、加速度データを基に利用者がどの時間帯にどのような行動をしているかの傾向を分析する。
図15は、(a)静止状態、(b)歩いている時、(c)走っている時、(d)乗り物に乗っている時それぞれにおける加速度センサの出力信号の例である。動作解析プログラムは、加速度センサの出力信号が1G付近でほぼ一定のときには、(a)の静止状態と判別する。同様に、加速度センサの出力信号が1G前後で振動している場合を歩行状態、振動パターンで0G以下の箇所が現れる場合を走行状態、1G付近で微弱に振動する場合を乗り物に乗っている状態とそれぞれ判別する。そして、判別した結果の中から乗り物に乗っている時間帯を抽出する。すなわち、利用者が乗り物に乗っているときは移動中で、特に何もしていないと考えられるので、データベース管理プログラム11は、乗り物に乗っている時間帯を録画放送番組の視聴予定などの時間帯として優先的に割り当てる。このようにスケジュールを管理することにより、利用者が時間をより有効に使えるようになり、スケジュール管理の効用をさらに高めることができる。
録画放送番組の視聴予定などの時間帯確保は、以上のようにして行う他に、例えば利用者がデータベース管理プログラム11に対して、録画放送番組の視聴などに適する時間帯の候補を予め指定しておき、上記ステップ402におけるデータベース管理プログラム11による検索の際にこの指定時間帯を優先させるようにしておくと、検索効率を向上させることができ、使い勝手がさらに高まる。
以上は録画放送番組の視聴予定などの時間帯確保をデータベース管理プログラム11により支援する方法であるが、この他に個人活動データ管理装置1に登録されているスケジュール表(スケジュール内容の一覧表示)に基づいて利用者が選択する方法を用いることも可能である。具体的には、個人活動データ管理装置1や携帯端末装置21に表示させるスケジュール表に視聴予定の録画放送番組や閲覧予定の行動記録の表示も含ませる。そして、これらの表示をマウスやタッチペンなどのポインティングデバイスなどによるドラッグ・アンド・ドロップ操作あるいはコピー・アンド・ペースト操作でスケジュール表の中の希望時間帯に登録したり貼り付けたりすることにより、時間帯の確保をなすようにする。
以上のようにしてスケジュールを組んだ録画放送番組の視聴予定などについても、上述したメール通知などにより適切な時間に利用者に通知するようにする。
録画放送番組の視聴や行動記録の閲覧を個人活動データ管理装置1や携帯端末装置21で行うについては、スケジュール表に組み込まれたアイコンや文字列をマウスやタッチペンなどのポインティングデバイスでクリックすることで録画放送番組や行動記録の再生プログラムが起動するように設定しておくのが便利である。携帯端末装置21で録画放送番組の視聴や行動記録の閲覧を行うには、録画放送番組や行動記録を個人活動データ管理装置1から記録メディア211にダウンロードし、これを携帯端末装置21にインストールの再生用プログラムで再生させる。もっとも、行動記録が記録メディア211に記録されたまま残っている場合には、それを再生プログラムでそのまま閲覧すればよい。
以下では、個人活動データ管理装置1と携帯端末装置21でのデータのやりとりと携帯端末装置21のバッテリ状態や記録メディア211の記憶容量のチェックについて説明する。携帯端末装置21で記録した行動記録は、携帯端末装置21がクレードル212に挿入されて個人活動データ管理装置1とリンクした際に個人活動データ管理装置1に自動的にアップロードされる。一方、携帯端末装置21で録画放送番組を視聴したり行動記録を閲覧したりする場合には、個人活動データ管理装置1から録画放送番組や行動記録を携帯端末装置21にダウンロードして記録メディア211に記録する。
このダウンロードの際には、データベース管理プログラム11に組み込まれているチェック機能により、図16に示す手順で携帯端末装置21のバッテリ状態と記録メディア211の記憶容量の状態をチェックする。図13のウィンドウ218bで利用者が視聴予定などの時間帯候補の中から一つを選択し、その時間帯での視聴などを外出先で行うことを選択すると、データベース管理プログラム11は、携帯端末装置21がクレードル212に挿入されている時に、視聴予定や閲覧予定として指定された録画放送番組や行動記録を個人活動データ管理装置1の中から検索して、記録メディア211にダウンロードする準備に入る(ステップ501、502)。それからデータベース管理プログラム11は、ダウンロードに先立って記録メディア211の使用可能容量をチェックし(ステップ503)、また携帯端末装置21のオペレーティングシステムに対してバッテリ残量を問い合わせる(ステップ504)。記録メディア211の使用可能容量が、ダウンロードしようとする録画放送番組などのデータ量よりも多く、かつ、視聴などを行う予定の時間帯に必要なバッテリ容量が確保されていれば、該当するデータを記録メディア211にダウンロードする(ステップ505)。
一方、記録メディア211の使用可能容量が、ダウンロードしようとする録画放送番組などのデータ量よりも少ない場合には、利用者に記憶容量の不足を通知し(ステップ506)、それから記録メディア211の使用可能容量を確保する処理(例えば記録メディア211に残っているデータを適宜に個人活動データ管理装置1に退避させるなど)をしてから、該当する録画放送番組や行動記録を記録メディア211にダウンロードする(ステップ507)。また携帯端末装置21のバッテリ残量が視聴などの予定時間帯に不足している場合には、利用者にバッテリ残量の不足を通知し(ステップ506)、それから携帯端末装置21は、例えばUSBケーブルのパワーバスから供給される電力でバッテリを充電する(ステップ507)。バッテリの充電が完了すると、携帯端末装置21はデータベース管理プログラム11に充電完了を通知する。
以上は個人活動データ管理装置1から携帯端末装置21へのデータのダウンロードに際して行うバッテリ残量や記録メディア211の容量のチェックである。この他にも、適切な時間にバッテリ残量や記録容量のチェックを行う。例えば行動記録の開始時間あるいは録画放送番組などの再生開始時間の所定時間前がチェックに適切な時間である。この場合にもバッテリ残量や記録容量が不足していれば、そのことを画面表示やメールあるいは電子音の発生などで利用者に通知する。この通知を受けた利用者は記録メディア211の使用可能容量確保やバッテリの充電のために適切な対応をすることになる。
以上のような携帯端末装置21に対するバッテリ残量や記録容量のチェックとその結果の通知をなすようにすることで、必要時のバッテリ不足や記録容量不足で携帯端末装置21の機能を妨げられるようなことを有効に防止でき、スケジュール管理システムの使い勝手を高めることができる。
ここで、記録メディア211の使用可能容量を確保するためには以下のような処理を適宜に選択して行うことになる。携帯端末装置21での行動記録の閲覧や録画放送番組の視聴予定が重複しているか否かを調べ、重複がある場合には、その分を削除したり個人活動データ管理装置1に退避させたりする。また記録メディア211に残っている行動記録や録画放送番組のデータがすでに閲覧や視聴が済んでいるものである場合に、それらを削除または個人活動データ管理装置1に退避させる。また、閲覧または視聴の予定の順序が早いデータだけを優先的に記録メディア211に残すようする。すなわち、順序の遅いデータについては優先度が低いと判定して、削除または個人活動データ管理装置1に退避させる。
以下では、データベース管理プログラム11に組み込まれている放送番組視聴中断時自動録画機能がセンサネット7を利用してなす処理について説明する。図1のスケジューリング管理システムの環境下において、利用者がテレビ4で放送番組を視聴しているときに、例えば、来客の応対などで、放送番組の途中で席を離れなければならない場合がある。ここで、例えばセンサ72aが玄関に取り付けられた人感知センサだとすると、玄関で来客の応対をしている間、センサ72aはON状態になる。この信号は、通信アダプタ71に送信され、通信アダプタ71からの出力信号は、図17のセンサネット出力信号のような状態になる。通信アダプタ71の信号出力は、ネットワークを介して個人活動データ管理装置1に送信される。これに応じてデータベース管理プログラム11は、利用者がテレビ4の前から離れたと認識し、映像レコーダ3に対して録画のコマンドを送信する。
来客が帰り、利用者がテレビ4の前に戻ろうとすると、センサ72aの出力はOFFになり、通信アダプタ71の出力もOFFになる。通信アダプタ71からの信号がOFFになった後も、映像レコーダ3は番組の録画を継続する。データベース管理プログラム11は、当該放送番組視に関する番組情報をインターネット8経由で取得し、その番組情報から得られる放送終了時刻に録画を終了させるように映像レコーダ3に対してコマンドを発する。以上のようにして放送番組を録画すると、放送開始時刻以降で、利用者が初めてテレビ4の前を離れた時点から放送終了時刻まで、放送番組が映像レコーダ3に録画されることになる。このため、利用者が初めてテレビ4の前を離れた後で、何度か離れることがあっても、視聴できなかった箇所を全て、後から視聴しなおすことができるので便利である。同様にして、テレビ4に人感知センサを取り付けてもよい。その場合、図18に示すように、利用者がテレビ4の前を離れている間は、センサの信号がOFFになる。個人活動データ管理装置1は、センサがOFFになったことで利用者がいなくなったと認識し、映像レコーダ3に録画の開始コマンドを送信する。その後、映像レコーダ3は、放送が終了するまで番組を録画する。この手順によっても、利用者は、放送の途中で番組を視聴できなかった部分を後から視聴しなおすことができる。
本発明は、用いたスケジュール管理、特に放送番組の視聴を含むスケジュール管理の機能性を高めることができるものであり、データ処理装置を用いたスケジュール管理の分野で広く利用することができる。
一実施形態によるスケジュール管理システムの構成を模式化して示す図である。 個人活動データ管理装置と連携する携帯端末装置の機能構成の具体的例を示す図である。 個人活動データ管理装置へのスケジュールデータ登録でなされる処理の手順を示す図である。 スケジュールデータの入力ウィンドウの例を示す図である。 登録内容参照用のウィンドウの例を示す図である。 視聴予定放送番組に関連する拡張情報を取得する処理の手順の例を示す図である。 放送番組関連情報を拡張した場合おける登録内容参照用のウィンドウの例を示す図である。 利用者へのスケジュール通知メールの記録内容の例を示す図である。 行動記録用プログラムによる音声と連続静止画像データの記録における制御手順を示す図である。 記録メディアに記録される行動記録のデータ構造を示す図である。 録画放送番組の視聴などの時間帯確保をサポートする処理の手順を示す図である。 録画放送番組視聴などの候補時間帯を表示する表示ウィンドウの例を示す図である。 録画放送番組視聴などの候補時間帯を表示する表示ウィンドウの他の例を示す図である。 利用者の行動状況に関するデータを活用して録画放送番組の視聴予定などの時間帯を確保するための装置構成の例を示す図である。 加速度センサの出力信号の例を示す図である。 携帯端末装置のバッテリ状態と記憶容量の状態をチェックする処理の手順を示す図である。 放送番組の自動録画における制御のタイミングチャートの例を示す図である。 放送番組の自動録画における制御のタイミングチャートの他の例を示す図である。
符号の説明
1 個人活動データ管理装置
21 携帯端末装置
201a、201b スケジュール入力用ウィンドウ(スケジュール登録画面)
202a、202b 登録内容参照用ウィンドウ
211 記録媒体
217a、217b 通知用メール画面

Claims (5)

  1. 利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、
    利用者のスケジュールをその内容で分類して生成させるスケジュール分類に対応した専用のスケジュール登録画面を表示できるようにされたスケジュール管理手段を有し、前記スケジュール分類には少なくとも「放送番組視聴」が含まれていることを特徴とするスケジュール管理システム。
  2. 利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、
    前記スケジュールとして放送番組視聴の録画が登録された場合に、それにより録画された放送番組を視聴するための時間帯の候補を検索して利用者に提示できるようにされたスケジュール管理手段を有していることを特徴とするスケジュール管理システム。
  3. 利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、
    前記スケジュールとして放送番組視聴が登録された場合に、その放送番組視聴の放送時間が開始する時刻の所定時間前に、当該スケジュールについて利用者に通知するようにされたスケジュール管理手段を有していることを特徴とするスケジュール管理システム。
  4. 利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、
    一定の場所に据置きされて前記スケジュールの登録・管理に用いられる個人活動データ管理装置と、前記個人活動データ管理装置との間で前記データのやりとりをなせるようにされるとともに利用者が携行できるようにされ、さらに録画放送番組を記録可能な記録媒体を有した携帯端末装置とから構成され、前記携帯端末装置におけるバッテリの残量と前記携帯端末装置における前記記録媒体の使用可能容量についてチェックし、その結果を利用者に通知できるようにされたスケジュール管理手段を有していることを特徴とするスケジュール管理システム。
  5. 利用者のスケジュールを電子データとして登録して管理できるようにされているスケジュール管理システムにおいて、
    利用者が放送番組を視聴している際にその視聴を中断する状態を生じた場合に、それをセンサにより検知し、この検知に応じて前記視聴中の放送番組を前記中断時点から自動的に録画できるようにされたスケジュール管理手段有していることを特徴とするスケジュール管理システム。
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