JP2005303396A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データを蓄積可能な印刷装置において、所望の画像データを容易かつ迅速に見つけ出すことを可能にする。
【解決手段】 各画像データに対応付けて記憶させる文字属性情報を入力し(14)、各画像データに対応付けて、ユーザが入力した文字属性情報を記憶し(18b)、文字属性情報が特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出する(S202)。他の構成では、画像データを解析し、解析の結果特定の条件を満たすと判定された像データを抽出する(S402)。例えば画像中の所定の色の部分が占める割合に基いて検索を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 各画像データに対応付けて記憶させる文字属性情報を入力し(14)、各画像データに対応付けて、ユーザが入力した文字属性情報を記憶し(18b)、文字属性情報が特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出する(S202)。他の構成では、画像データを解析し、解析の結果特定の条件を満たすと判定された像データを抽出する(S402)。例えば画像中の所定の色の部分が占める割合に基いて検索を行う。
【選択図】 図1
Description
この発明は、印刷装置に関し、例えば電子カメラで撮影された画像やパソコンで編集された画像を印刷するための印刷装置に関するものである。
従来の印刷装置には、たとえば一枚の用紙にアルバムのように複数コマの画像を配置して印刷するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷装置内に複数コマの画像を所定のレイアウトで構成してアルバム画像として記憶しておき、アルバム印刷の焼き増しが必要となった場合に、迅速に印刷を行うことができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
従来の印刷装置では、記憶手段に記憶されている画像データのうち所望のものを印刷しようとした場合に、画像データを1枚ずつ順番に目視で確認するなどの処理が必要であり検索が困難であった。また、上記の特許文献2には、各コマの画像データに対応付けて識別情報を記憶させることが開示されているが、識別情報としては、フィルムを識別する数字、フィルムの何コマ目かを識別する数字が用いられているため、どのフィルムのどのコマにどのような内容の画像データが記憶されているかを別途記録しておく必要があり不便であった。
本発明は、上記の問題を解決し、所望の画像データを容易かつ迅速に見つけ出すことができる印刷装置を提供することを目的とする。
この発明に係る印刷装置は、
外部から画像データを入力する画像入力手段と、
各画像データに対応付けて記憶させる文字属性情報を入力する操作入力手段と、
入力された画像データと、各画像データに対応付けて入力された文字属性情報を記憶する記憶手段と、
前記文字属性情報を調べ、対応する文字属性情報が特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出する検索手段と、
前記検索手段により抽出された画像を印刷する印刷手段とを有する。
外部から画像データを入力する画像入力手段と、
各画像データに対応付けて記憶させる文字属性情報を入力する操作入力手段と、
入力された画像データと、各画像データに対応付けて入力された文字属性情報を記憶する記憶手段と、
前記文字属性情報を調べ、対応する文字属性情報が特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出する検索手段と、
前記検索手段により抽出された画像を印刷する印刷手段とを有する。
本発明によれば、所望の画像データを容易にかつ迅速に見つけることができ、必要に応じて速やかに印刷画像を得ることができる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1である印刷装置内部の画像処理構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1である印刷装置内部の画像処理構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の印刷装置は、画像データ入力手段12と、ユーザが文字属性情報、その他の操作入力情報を入力するための操作入力手段14と、表示手段16と、画像データ入力手段12により入力された画像データを保存する記憶手段18と、画像を印刷する印刷手段20と、制御手段22とを有する。
図示の例の画像データ入力手段12は、カードインターフェース24と、外部インターフェース26とを含む。
カードインターフェース24は、カードスロット28に接続されており、カードスロット28に装着されたメモリカード30から読み出された画像データを入力し、記憶手段18に記憶させる。
メモリカード30は、カードスロット28に着脱可能であり、さらに図示しない電子カメラに装着可能であり、電子カメラでの撮影の結果得られた画像(撮影画像)のデータを記録可能なものである。メモリカード30に記録された画像データは、メモリカード30がカードスロット28に装着された状態で、カードインターフェース24により取り込まれて、記憶手段18に記憶される。
カードインターフェース24は、カードスロット28に接続されており、カードスロット28に装着されたメモリカード30から読み出された画像データを入力し、記憶手段18に記憶させる。
メモリカード30は、カードスロット28に着脱可能であり、さらに図示しない電子カメラに装着可能であり、電子カメラでの撮影の結果得られた画像(撮影画像)のデータを記録可能なものである。メモリカード30に記録された画像データは、メモリカード30がカードスロット28に装着された状態で、カードインターフェース24により取り込まれて、記憶手段18に記憶される。
外部インターフェース26は、コネクタ32を介して図示しないパソコンなどのディジタル機器との間での画像データを伝送するために用いられる。例えば、外部ディジタル機器から画像データを受信して記憶手段18に記憶させることもでき、また記憶手段18に記憶されている画像データを外部のディジタル機器に送信して、そこで表示させたり、加工させたりすることもできる。
このように、図示の例では、カードインターフェース24及びカードスロット28と外部インターフェース26とコネクタ32が、電子カメラで撮影された画像やパソコンで編集された画像を入力する画像データ入力手段12を構成しているが、画像データ入力手段12が、カードインターフェース24と外部インターフェース26の一方のみを備えるようにしても良く、また他の形態の画像入力手段を備えるようにしても良い。
操作入力手段14は、各画像データのファイル名や、各画像データに対応付け記憶すべき、各画像データの属性を表す文字属性情報の入力に用いられる。この文字属性情報(以下、単に「属性情報」と言うことがある)には、撮影日時、撮影場所、撮影イベント(対象となった出来事、例えば「北海道旅行」、「一郎の誕生日」など)、注釈(撮影時の条件、特記事項)などが含まれ、ユーザが自由に選択できる。
また、検索により抽出され、相互に関係のある画像データの組に名前(フォルダ名)を定め、これを入力する場合にも操作入力手段14が用いられる。
また、検索により抽出され、相互に関係のある画像データの組に名前(フォルダ名)を定め、これを入力する場合にも操作入力手段14が用いられる。
表示手段16は、操作入力手段14による操作の案内を表示したり、入力されている文字を表示したりする。表示手段16はさらに、選択された画像データを表示する。
記憶手段18は例えばハードディスクで構成されている。記憶手段18は、図2に示すように、画像データを記憶する領域(画像データ記憶領域)18aのほか、各画像データのファイル名と、各画像データに対応付してユーザが操作入力手段14を操作することにより入力された各画像データの属性情報を記憶する領域(属性情報記憶領域)18bを有する。なお、この領域18bに、印刷履歴などを、印刷装置(特にその制御手段22)が自動的に情報を追加させて記憶させるようにしても良い。また、ファイル名は、ユーザが入力することにより定められる場合のほか、(ユーザが格別の入力をしない場合など)自動的に定められる場合もある。
記憶手段18はさらに、一旦検索より抽出され、相互に関連があるものと認められた画像を組の名(フォルダ名)と、その組を構成する画像データの一覧を記憶する領域(抽出画像一覧記憶領域)18cを有している。
記憶手段18はさらに、一旦検索より抽出され、相互に関連があるものと認められた画像を組の名(フォルダ名)と、その組を構成する画像データの一覧を記憶する領域(抽出画像一覧記憶領域)18cを有している。
印刷手段20は、画像の印刷に用いられる。例えば、検索により抽出された画像データを組にして、例えばユーザが指定したレイアウトで印刷する際に用いられる。
制御手段22は、例えばプログラムメモリ及びデータメモリを備えたマイクロプロセッサで構成され、プログラムメモリに格納されたプログラムに従って動作し、記憶手段18に対するデータの書き込み、読み出しの制御、記憶手段18に記憶されている画像データの検索、印刷手段20における印刷の制御、表示手段16における表示の制御などを行う。即ち、制御手段は、検索手段としての役割をも果たすものである。
本実施の形態では、画像データの検索は、画像データに対応付けられた、画像データのファイル名及び属性情報を調べ、ファイル名及び属性情報が特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出することによって行う。検索の際に用いられる上記の「特定の条件」を満たすかどうかの判定には、ファイル名又は属性情報の中に指定された文字列が含まれるかどうかの判定とが含まれる。
以下、(a)画像データを記憶手段18に記憶させる処理、(b)記憶手段18に記憶された画像データを検索し、検索により抽出された画像データを印刷し、検索により抽出された画像データのファイル名を組にして記憶させ、組にして記憶されている画像データを再度読み出して印刷する処理を順に説明する。
画像データを記憶手段18に記憶させる(書き込む)処理の手順は図3に示されている。
最初に操作入力手段14を用いて「読み込み」の操作を行うと、画像データ入力手段12により例えばメモリカード30から1コマの画像データを読み込む(S101)。
読み込まれた画像データは表示手段16に表示される(S102)。
ユーザは表示されている画像データに対して、そのファイル名と属性情報を、操作入力手段14を用いて入力する(S103)。属性情報として、例えば、撮影場所、撮影イベント、撮影対象(被写体)、注釈などを入力する。例えばファイル名として「VA101」と入力し、撮影イベントとして、「北海道旅行」と入力し、撮影対象として「太郎と次郎」と入力し、注釈として「笑い顔」と入力したものとする。
最初に操作入力手段14を用いて「読み込み」の操作を行うと、画像データ入力手段12により例えばメモリカード30から1コマの画像データを読み込む(S101)。
読み込まれた画像データは表示手段16に表示される(S102)。
ユーザは表示されている画像データに対して、そのファイル名と属性情報を、操作入力手段14を用いて入力する(S103)。属性情報として、例えば、撮影場所、撮影イベント、撮影対象(被写体)、注釈などを入力する。例えばファイル名として「VA101」と入力し、撮影イベントとして、「北海道旅行」と入力し、撮影対象として「太郎と次郎」と入力し、注釈として「笑い顔」と入力したものとする。
そして、「書き込み」の操作をする(S104)。すると、その画像データが記憶手段18の画像データ記憶領域18aに書込まれ、対応する属性情報が領域18bに書込まれる。
次に操作入力手段14を用いて再び「読み込み」の操作を行うと、画像データ入力手段12により例えばメモリカード30から次のコマの画像データが読み込まれる(S101)。
そして、読み込まれた画像データが表示手段16に表示される(S102)。
次のコマの画像データに対しても上記と同様の処理をする。この場合、例えば、ファイル名として「VA102」と入力し、撮影イベントとして「北海道旅行」と入力し、撮影対象として「次郎と三郎」と入力し、注釈として「疲れた様子」と入力したものとする(S103)。
そして、読み込まれた画像データが表示手段16に表示される(S102)。
次のコマの画像データに対しても上記と同様の処理をする。この場合、例えば、ファイル名として「VA102」と入力し、撮影イベントとして「北海道旅行」と入力し、撮影対象として「次郎と三郎」と入力し、注釈として「疲れた様子」と入力したものとする(S103)。
以下他のコマの画像データを順次読み込んで対応する属性情報を入力し、記憶手段18に書込む。すべてのコマに対して上記の処理が終わったら(S105)、書き込み終了の操作を行う(S106)。
このような書き込みは、一連の撮影が終わったときに、例えばイベントの終了時に行われる。また、メモリカードからの転写のほかに、パソコンから画像を転送する場合もある。このような書き込み(転写)を繰り返すことで、記憶手段18には異なる時期に書込まれた種々の画像データが蓄積されていく。種々の画像データが蓄積された状態で、次にその中から、所望の画像データを検索により抽出する処理が行われる。
検索処理の手順は図4に示されている。検索に当たっては、まず、検索条件を設定する。そのため、操作入力手段14の操作によりキーワードを入力する(S201)。例えば「北海道」、「次郎」をキーワードとして入力したものとする。次にこの設定された検索条件で、操作入力手段14を操作することにより、検索を実行させる(S202)。
図5は、検索の手順を示す。先ず、記憶手段18の属性情報記憶領域18bに記憶されている、1コマの画像データに対応するファイル名及び属性情報を取出す(S301)。そして、検索条件を満たすかどうかの判定、即ちファイル名又は属性情報の中に、キーワード(指定された文字列、例えば「北海道」と「次郎」という文字列)が含まれているかどうかの判定を行う(S302)。
検索条件を満たす場合には、その画像のファイル名を抽出結果の一覧(ファイル名の一覧)に加える(S303)。このとき、対応する属性情報を属性情報記憶領域18bから読み出して、一覧に加えられるファイル名と関係付けて記憶させても良い。次に、属性情報記録領域18bに記憶されている、すべての画像データに対応したファイル名及び属性情報についてステップS302の判定が行われたかどうかの判定を行う(S304)。なお、ステップS302で検索条件を満たさないと判定された場合には、ステップS303を経ずにステップS304に進む。
ステップS304で、判定結果が「否」であれば、ステップS301に戻り、記録領域18b内の別の画像データに対応するファイル名及び属性情報を取出して上記の同様に判定(S302)を行う。ステップS304ですべての画像データに対応するファイル名及び属性情報についての判定が終わったと判定された場合には、図4のステップS203の処理に進む。
検索条件を満たす場合には、その画像のファイル名を抽出結果の一覧(ファイル名の一覧)に加える(S303)。このとき、対応する属性情報を属性情報記憶領域18bから読み出して、一覧に加えられるファイル名と関係付けて記憶させても良い。次に、属性情報記録領域18bに記憶されている、すべての画像データに対応したファイル名及び属性情報についてステップS302の判定が行われたかどうかの判定を行う(S304)。なお、ステップS302で検索条件を満たさないと判定された場合には、ステップS303を経ずにステップS304に進む。
ステップS304で、判定結果が「否」であれば、ステップS301に戻り、記録領域18b内の別の画像データに対応するファイル名及び属性情報を取出して上記の同様に判定(S302)を行う。ステップS304ですべての画像データに対応するファイル名及び属性情報についての判定が終わったと判定された場合には、図4のステップS203の処理に進む。
ステップS203では、上記のようにして作成された画像データの一覧、即ち、検索条件を満たす画像データのファイル名の一覧及び属性情報が表示される。ユーザは、表示されている一覧の属性情報を見て、所望の画像データかどうかの判断をする。この判断のため、必要に応じて、画像データを表示させることもできる。そして、一覧の中から、所望の画像データのみを選択して(S205)、画像データの組を形成する。
なお、上記の選択(S205)に先立って、一覧の中から、さらに絞り込みを行うようにしても良い(S204)。この場合、例えば絞り込みのための検索条件を設定し、条件を満たすものを抽出する。
選択(S205)により選択された画像のみで画像データの組を形成する。そして、このようにして形成された画像データの組を構成する画像データを印刷させる(S206)。この際、複数コマの画像データを1枚の印刷紙の上に組合せ、レイアウトを指定して印刷することもできる。
選択(S205)により選択された画像のみで画像データの組を形成する。そして、このようにして形成された画像データの組を構成する画像データを印刷させる(S206)。この際、複数コマの画像データを1枚の印刷紙の上に組合せ、レイアウトを指定して印刷することもできる。
印刷が終わると、或いは印刷処理と平行して、画像データの組を構成する画像データのファイル名などが互いに組にして、記憶手段18の領域18cに記憶される(S207)。この場合、画像データの組に名前(フォルダ名)を付けることができる。例えば「北海道の次郎」とフォルダ名を付け、これを操作入力手段14により入力したものとする。するとこの画像データの組に対してこのフォルダ名が付けられ、それ以降このフォルダ名で、組に属する画像データの一覧を表示させることができる。即ち、一旦、画像データの組ができてしまうと、それ以降、検索を行わなくても、フォルダ名を入力することで直ちに組を構成する画像データの一覧を表示させることができる(S208)。そして、一覧に含まれる画像データを組にして纏めて印刷し、あるいは組の中から画像を選択して個別に印刷することができる(S209)。なお、ステップS207とステップS208を結ぶ線が破線になっているが、これはこれらの処理が時間を隔てて行われることを意味する。
なお、上記の実施の形態では、検索の際、ファイル名及び属性情報のいずれかにキーワード(指定した文字列)が含まれているかどうかの判定を行っているが、ファイル名にキーワードが含まれているかどうかの判定を行ってもよく、属性情報にキーワードが含まれているかどうかの判定を行ってもよい。また、属性情報のうち特定の項目、例えば撮影日時、撮影場所、撮影イベント、注釈などのうちの一つ又は二つ以上を指定し、指定された項目にキーワードが含まれているかどうかの判定を行ってもよい。
以上のように、上記の実施の形態によれば、ファイル名やユーザが入力した属性情報によって検索を行うことができるので、検索を容易に行うことができる。また、検索により抽出した画像データのファイル名などを組にして記憶手段18に記憶させるので、再度同じ画像データの組を表示させたり、印刷させたりしたい場合には、例えばフォルダ名を入力することにより、その組を構成する画像データの一覧を表示させることができ、表示や印刷を迅速に行うことができる。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、ファイル名や属性情報によって検索を行うこととしているが、本実施の形態2では、画像の特徴を利用した検索条件により検索を行うものであり、画像を解析して、解析の結果特定の条件を満たすかどうかの判定を行い、特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出することとしている。
上記の実施の形態1では、ファイル名や属性情報によって検索を行うこととしているが、本実施の形態2では、画像の特徴を利用した検索条件により検索を行うものであり、画像を解析して、解析の結果特定の条件を満たすかどうかの判定を行い、特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出することとしている。
ここで言う特定の条件を満たすかどうかの判定には、例えば以下のものが含まれる。
(1) 画像データ中に、例えば画像データの所定の位置(例えば右下隅に)日付を表す部分を含む場合、その日付が特定の日付又は特定の期間中の日付のものであるかどうかの判定。
例えば、画像データ中の日付を表す部分から、文字認識を行ない、特定の日付の画像データを抽出する。
(2) 画像中に特定の色を所定の割合(所定値以上、又は所定の範囲)で含むかどうかの判定。
(1) 画像データ中に、例えば画像データの所定の位置(例えば右下隅に)日付を表す部分を含む場合、その日付が特定の日付又は特定の期間中の日付のものであるかどうかの判定。
例えば、画像データ中の日付を表す部分から、文字認識を行ない、特定の日付の画像データを抽出する。
(2) 画像中に特定の色を所定の割合(所定値以上、又は所定の範囲)で含むかどうかの判定。
例えば海を撮影することにより得られた画像データの場合、画像中の多く部分が青で占められることが多い。そこで、このことを利用し、青の部分が所定割合、例えば50%以上の画像を抽出することで、海を撮影することにより得られた画像データを抽出することができる。同様に、雪景色を撮影することにより得られた画像データの場合、白の占める割合が多くなるので、このことを利用し、白の部分が所定割合以上の画像を抽出することで、雪景色を撮影することにより得られた画像データを抽出することができる。同様に、人物を撮影することにより得られた画像データの場合は肌色の部分が多くなるので、このことを利用し、肌色の部分が所定割合以上の画像データを抽出することで、人物を撮影することにより得られた画像データを抽出することができる。
また、2つ以上の色の組合せで検索を行うこともできる。例えば人物を撮影することにより得られた画像データで、赤の衣服を着ていたことが分っている場合、肌色の部分が所定の割合以上で、かつ赤色の部分が所定の割合以上という検索条件を設定することもできる。
また、2つ以上の色の組合せで検索を行うこともできる。例えば人物を撮影することにより得られた画像データで、赤の衣服を着ていたことが分っている場合、肌色の部分が所定の割合以上で、かつ赤色の部分が所定の割合以上という検索条件を設定することもできる。
また、所定の割合は、50%に限らず、ユーザが条件を厳しく制限するか緩やかにするかの選択をすることができるようになっている。緩やかにすれば、海以外を撮影することにより得られた画像データが入る可能性が高くなるが、海を撮影することにより得られた画像データが漏れる可能性を低くすることができる。厳しくすれば、海以外を撮影することにより得られた画像データが入る可能性が低くなるが、海を撮影することにより得られた画像データが漏れる可能性が高くなる。
また、同じく海と言っても、天候によって色合いが変わる。快晴のもとで撮影した海は濃い青(階調の高い青)になるし、悪天候のもとで撮影した場合は薄いどんよりした感じ(階調の低い青)になる。そこで、検索条件の設定の際、階調の指定も行えるようにする。そして、同じ青でも所定値以上の階調に限定するとか、所定の範囲の階調に限定すると言った指定ができるようにする。どのレベル以上或いは以下のものを抽出するかどうかや、抽出の範囲を広くするか狭くするかどうかをユーザが選択できるようにする。
また、同じく海と言っても、天候によって色合いが変わる。快晴のもとで撮影した海は濃い青(階調の高い青)になるし、悪天候のもとで撮影した場合は薄いどんよりした感じ(階調の低い青)になる。そこで、検索条件の設定の際、階調の指定も行えるようにする。そして、同じ青でも所定値以上の階調に限定するとか、所定の範囲の階調に限定すると言った指定ができるようにする。どのレベル以上或いは以下のものを抽出するかどうかや、抽出の範囲を広くするか狭くするかどうかをユーザが選択できるようにする。
さらに、この場合、ユーザが「青」が「50%以上」で「階調が60%以上」と言うように画像の特徴を直接入力することも可能であり、「海」、「厳しく」、「晴天」と言うように、所望の結果を指定し、これを装置(例えば情報処理部)が「青」が「50%以上」で「階調が60%以上」と変換乃至翻訳することも可能である。
画像データの蓄積は、実施の形態1と同様に行われる。但し、実施の形態1で説明した属性情報の入力は必須ではない。但し、ファイル名は操作入力により又は自動的に付けられる。
検索の手順は図6に示されている。検索に当たり、まず、検索条件を設定する(S401)。例えば、検索条件として画像データに含まれる日付を設定しても良い。この場合、特定の日付を設定しても良く、期間(特定の日から別の特定の日まで)を設定しても良い。また、特定の色(範囲)、特定の階調(範囲)、占める割合(範囲)を設定しても良い。例えば、青の部分が50%以上、階調度が60%以上と設定する。次に、この設定された条件で、操作入力手段14を操作することにより、検索を実行させる(S402)。
図7は、検索の手順を示す。先ず、記憶手段18の画像データ記憶領域18aに記憶されている画像データの中から1コマを取出す(S501)。そして、画像の分析を行い、検索条件を満たすかどうかの判定を行う(S502)。
検索条件を満たす場合には、その画像のファイル名を抽出結果の一覧(ファイル名の一覧)に加える(S503)。このとき、対応する属性情報が記憶されているときは、それを属性情報記憶領域18bから読み出して、一覧に加えられるファイル名と関係付けて記憶させても良い。
次に、画像データ記憶領域18aに記憶されている、すべての画像データについてステップS502の解析及び判定が行われたかどうかの判定を行う(S504)。
なお、ステップS502で検索条件を満たさないと判定された場合には、ステップS503を経ずにステップS504に進む。
ステップS504で、判定結果が「否」であれば、ステップS501に戻り、記録領域18a内の別の画像データを取出して上記の同様に解析及び判定の処理(S502)を行う。ステップS504ですべての画像データに対する判定が終わったと判定された場合には、図6のステップS403の処理に進む。
検索条件を満たす場合には、その画像のファイル名を抽出結果の一覧(ファイル名の一覧)に加える(S503)。このとき、対応する属性情報が記憶されているときは、それを属性情報記憶領域18bから読み出して、一覧に加えられるファイル名と関係付けて記憶させても良い。
次に、画像データ記憶領域18aに記憶されている、すべての画像データについてステップS502の解析及び判定が行われたかどうかの判定を行う(S504)。
なお、ステップS502で検索条件を満たさないと判定された場合には、ステップS503を経ずにステップS504に進む。
ステップS504で、判定結果が「否」であれば、ステップS501に戻り、記録領域18a内の別の画像データを取出して上記の同様に解析及び判定の処理(S502)を行う。ステップS504ですべての画像データに対する判定が終わったと判定された場合には、図6のステップS403の処理に進む。
ステップS403では、上記のようにして作成された画像データの一覧、即ち、検索条件を満たす画像データのファイル名の一覧が表示される。なお、対応する属性情報が記憶されている場合に、これを併せて表示しても良い。ユーザは、表示されている一覧のファイル名を見て(さらに、属性情報が表示されている場合には属性情報をも見て)、所望の画像データかどうかの判断をする。この判断のため、必要に応じて、画像データを表示させることもできる。そして、一覧の中から、所望の画像データのみを選択して、画像データの組を形成する(S405)。
なお、上記の選択(S405)に先立って、一覧の中から、さらに絞り込みを行うようにしても良い(S404)。この場合、例えば絞り込みのための検索条件を設定し、条件を満たすものを抽出する。
選択(S405)により選択された画像のみで画像データの組を形成する。そして、このようにして形成された画像データの組を構成する画像データを印刷させる(S406)。この際、複数コマの画像データを1枚の印刷紙の上に組合せ、レイアウトを指定して印刷することもできる。
選択(S405)により選択された画像のみで画像データの組を形成する。そして、このようにして形成された画像データの組を構成する画像データを印刷させる(S406)。この際、複数コマの画像データを1枚の印刷紙の上に組合せ、レイアウトを指定して印刷することもできる。
印刷が終わると、或いは印刷処理と平行して、画像データの組を構成する画像データのファイル名などが互いに組にして、記憶手段18の領域18cに記憶される(S407)。この場合、画像データの組に名前(フォルダ名)を付けることができる。例えば「松島湾遊覧」とフォルダ名を付け、これを操作入力手段14により入力したものとする。するとこの画像データの組に対してこのフォルダ名が付けられ、それ以降このフォルダ名で、組に属する画像データの一覧を表示させることができる。即ち、一旦、画像データの組ができてしまうと、それ以降、検索を行わなくても、フォルダ名を入力することで直ちに組を構成する画像データの一覧を表示させることができる(S408)。そして、一覧に含まれる画像データを組にして、あるいは組の中から選択された画像を個別に印刷することができる(S409)。なお、ステップS407とステップS408を結ぶ線が破線になっているが、これはこれらの処理が時間を隔てて行われることを意味する。
なお、上記の実施の形態において、指定された色(及び階調)の部分が画像の指定された割合以上を占めるかどうかの判定を行う際、画像の一部(例えば上半分、左下4分の1、中央部、周辺部など)に限定してそのような判定を行っても良い。
さらに第1の所定の部分(例えば中央部)に第1の色(例えば肌色)の部分が所定の割合以上を占め、かつ第2の所定の部分(例えば周辺部)に第2の色(例えば青)の部分を所定の割合以上を占めるといった条件で検索を行っても良い。このような検索は、2つの条件を満たす画像(海を背景にした人物画像)の抽出を行う上で有効である。
さらに第1の所定の部分(例えば中央部)に第1の色(例えば肌色)の部分が所定の割合以上を占め、かつ第2の所定の部分(例えば周辺部)に第2の色(例えば青)の部分を所定の割合以上を占めるといった条件で検索を行っても良い。このような検索は、2つの条件を満たす画像(海を背景にした人物画像)の抽出を行う上で有効である。
以上のように、上記の実施の形態によれば、ユーザが設定した、画像の特徴を利用した検索条件によって検索を行うことができるので、検索を容易に行うことができる。また、検索により抽出した画像データのファイル名などを組にして記憶手段18に記憶させるので、再度同じ画像データの組を表示させたり、印刷させたりしたい場合には、例えばフォルダ名を入力することにより、その組を構成する画像データの一覧を表示させることができ、表示や印刷を迅速に行うことができる。
なお、上記の実施の形態では、印刷装置の表示手段で検索結果などの表示を行ったが、印刷装置に接続されたパソコンのモニタで表示しても良い。また検索条件の入力操作をパソコンで行うようにしても良い。
12 画像入力手段、 14 操作入力手段、 16 表示手段、 18 記憶手段、 18a 画像データ記憶領域、 18b 属性情報記憶領域、 18c 抽出画像一覧記憶領域、 20 印刷手段、 22 制御手段、 24 カードインターフェース、 26 外部インターフェース、 28 カードスロット、 30 メモリカード、 32 コネクタ。
Claims (4)
- 外部から画像データを入力する画像入力手段と、
各画像データに対応付けて記憶させる文字属性情報を入力する操作入力手段と、
入力された画像データと、各画像データに対応付けて入力された文字属性情報を記憶する記憶手段と、
前記文字属性情報を調べ、対応する文字属性情報が特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出する検索手段と、
前記検索手段により抽出された画像を印刷する印刷手段とを有する
印刷装置。 - 外部から画像データを入力する画像入力手段と、
入力された画像データを保存する記憶手段と、
前記記憶手段に保存された画像データを検索する検索手段と、
前記検索手段により抽出された画像を印刷する印刷手段とを有し、
前記検索手段が、前記画像データを解析し、前記解析の結果特定の条件を満たすと判定された画像データを抽出することを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷手段は、前記検索手段により抽出された画像データを組にして印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
- 前記記憶手段は、前記検索手段により抽出された画像データを組にして記憶する領域を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-04-07 JP JP2004112618A patent/JP2005303396A/ja active Pending
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