JP6209962B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ファイル容量を増加させず簡単な操作で、ユーザーの閲覧権レベルに応じた非公開領域が設定できる情報公開システムを提供することを課題とし、文書読取部で読み取られた文書の画像イメージは、傾きやノイズが補正されて補正画像記憶部に格納され、領域抽出部で文字や図形の領域が抽出され、領域編集部で領域毎の公開レベルが設定され、さらに領域情報作成部で各領域の位置情報と公開レベルを含む領域データが作成され、データ保管部により、領域データと画像イメージは、公開データファイルに格納され、ユーザー側からの公開要求に基づいて、ユーザー認証部でそのユーザーの閲覧権レベルが決定され、画像編集部において、公開データファイルから読み出された画像イメージに、閲覧権レベルに応じた修正が施され、公開画像が編集されて画像公開部から出力されることが開示されている。
特許文献2には、情報を格納する記憶媒体や人の所在の変化を特定し、漏洩につながる操作を未然に防止することを課題とし、情報のカテゴリとレベルの組み合わせをラベルとして、ラベル毎に情報の共有範囲を越える可能性が高い操作を実行する条件をポリシーリストとして定義し、ファイルにラベルを割り当て、さらに、利用者がICカードをセンサにかざして入退室を行うことにより、利用者の所在情報を取得し、これにより、利用者がファイルを操作した場合に、利用者の属性情報や所在情報、ファイルの格納媒体などがポリシーリストに適合していない場合には操作を防止することにより、情報漏洩につながる操作を未然防止でき、さらに、ファイルを組織外に持出しする場合の承認操作時に、持出そうとするファイルの内容、持出し方法などから漏洩リスクを算出し、リスクの高い箇所を承認者に提示することによって、承認者が漏洩リスクを的確に把握し、承認判断できることが開示されている。
特許文献3には、文書管理システムにおいて、ある特定のキーワード(例えば個人名等)のみは一定以上の権利を持った人にしか公開したくないという状況はよくあり、これに対して現在の文書管理システムは文書そのものに対してはアクセス権を設定できるが個別のキーワードに対するアクセス権の設定が行うことができないことを課題とし、キーワードに関するアクセスコントロールテーブルを有し、文書内にキーワードが含まれるときには、アクセスコントロールテーブルをチェックして、文書を開こうとするユーザーがキーワードに対してアクセス権を所有していなければキーワードを見えなくすることをことが開示されている。
特開2002−298122号公報 特開2010−015543号公報 特開2008−083961号公報
本発明は、操作者の操作によって隠蔽処理が施されていない画像に対しても、その画像の属性と合致する属性を有している画像と同じ隠蔽処理を施すようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、属性を有する画像に対して、該画像内の領域を隠蔽する処理を施した履歴を記憶する記憶手段と、画像を受け付ける受付手段と、前記受け付けられた画像の属性である画像の撮影者、画像の撮影場所のいずれかと合致する属性を有する画像に対して施された処理の履歴を前記記憶手段から抽出し、該抽出した処理の履歴に基づいて、前記受け付けられた画像内の隠蔽領域を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された領域を隠蔽する隠蔽手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記決定手段は、前記画像の属性として、画像の撮影者と画像の撮影場所の組み合わせ、画像の撮影者と画像の閲覧者の組み合わせ、画像の撮影場所と画像の閲覧者の組み合わせ、画像の撮影者と画像の撮影場所と画像の閲覧者の組み合わせのいずれかの組み合わせを用いることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記決定手段は、画像内の顔画像の領域、文字が記載されている領域、背景領域のいずれか、又はこれらの組み合わせを、前記隠蔽領域として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記決定手段は、前記画像の属性と合致する画像が複数ある場合は、該複数の画像の履歴に基づいて、隠蔽領域を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、属性を有する画像に対して、該画像内の領域を隠蔽する処理を施した履歴を記憶する記憶手段と、画像を受け付ける受付手段と、前記受け付けられた画像の属性である画像の撮影者、画像の撮影場所のいずれかと合致する属性を有する画像に対して施された処理の履歴を前記記憶手段から抽出し、該抽出した処理の履歴に基づいて、前記受け付けられた画像内の隠蔽領域を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された領域を隠蔽する隠蔽手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、操作者の操作によって隠蔽処理が施されていない画像に対しても、その画像の属性と合致する属性を有している画像と同じ隠蔽処理を施すことができる。
請求項2の情報処理装置によれば、画像の属性として、画像の閲覧者、画像の撮影者、画像の撮影場所、又はこれらの組み合わせを用いることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、画像内の顔画像の領域、文字が記載されている領域、背景領域のいずれか、又はこれらの組み合わせを、隠蔽領域として決定することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、画像の属性と合致する画像が複数ある場合は、その複数の画像の履歴に基づいて、隠蔽領域を決定することができる。
請求項5の情報処理プログラムによれば、操作者の操作によって隠蔽処理が施されていない画像に対しても、その画像の属性と合致する属性を有している画像と同じ隠蔽処理を施すことができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 写真属性テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 プロフィール情報読み出し権テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 マスク処理対象テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 グループテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 マスク履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、画像に対して隠蔽処理を施すものであって、図1の例に示すように、文書コンテンツ記憶モジュール105、メタデータ記憶モジュール110、マスク加工履歴記憶モジュール115、オブジェクト処理モジュール120、マスク加工手動操作モジュール125、マスク加工処理モジュール130、通信モジュール135を有している。また、情報処理装置100は、通信回線を介して携帯端末170と接続されている。情報処理装置100は、携帯端末170から画像を受け取って、その画像に対して隠蔽処理を施す。ここで、隠蔽処理とは、画像内の表示させたくない領域を他の画像に置き換えることをいう。置き換える画像として、例えば、白、黒等の一色の画像、隠蔽した箇所の一般名称を示す画像(例えば、顔であることを示すイラスト等)、無関係の画像に置き換えること、又はその領域の画像をぼかすモザイク処理等がある。表示させたくない領域として、例えば、機密情報の保護、個人情報の保護、撮影場所を特定されなくする等のため、顔、店の看板、車のナンバープレート、背景等がある。
文書コンテンツ記憶モジュール105は、オブジェクト処理モジュール120と接続されている。文書コンテンツ記憶モジュール105は、隠蔽処理(以下、マスク処理ともいう)の対象となる画像、隠蔽処理が行われた画像を記憶する。
メタデータ記憶モジュール110は、オブジェクト処理モジュール120と接続されている。メタデータ記憶モジュール110は、画像のコンテンツ以外のオブジェクトデータ(メタデータ)を記憶する。例えば、画像の属性(アクセス権の設定を含む)を記憶する。また、フォルダデータを記憶してもよいし、ユーザー・グループデータを記憶してもよい。例えば、写真属性テーブル300、プロフィール情報読み出し権テーブル400、マスク処理対象テーブル500、グループテーブル600を記憶する。
図3は、写真属性テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。写真属性テーブル300は、文書ID欄310、撮影日時欄320、撮影場所欄330、撮影者欄340、閲覧者欄350を有している。文書ID欄310は、本実施の形態において、文書である画像を一意に識別するための情報(文書ID:IDentification)を記憶している。撮影日時欄320は、その画像の撮影が行われた日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。撮影場所欄330は、その画像の撮影が行われた場所を記憶している。地名であってもよいし、経度、緯度等の情報を記憶してもよい。撮影者欄340は、その画像を撮影したユーザーのユーザーID(本実施の形態において一意に識別する情報)を記憶している。閲覧者欄350は、その画像を閲覧するユーザーを記憶している。例えば、掲載されるメディア(例えば、社内のみに公開されるWebページ、閲覧者を制限しない(一般に公開される)Webページ等)によって定められる。より具体的には、社員、グループ、一般等の指定が行われている。
図4は、プロフィール情報読み出し権テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。プロフィール情報読み出し権テーブル400は、ユーザー名欄410、プロフィール情報の読み出し権欄420を有している。ユーザー名欄410は、ユーザー名(ユーザーID)を記憶している。ユーザー名には、複数人のユーザーが含まれているグループ名(グループID)も含む。プロフィール情報の読み出し権欄420は、そのユーザーのプロフィール情報に対する読み出し権を記憶している。図4の例に示すような権限の場合、社員Bと社員CとグループDのプロフィール情報に対して、顧客Aの読み出し権が無い。このようなケースの場合、画像内に社員Bと社員CとグループDに含まれているメンバーの顔があった場合、顧客Aが閲覧者である場合には、社員Bと社員CとグループDに含まれているメンバーの顔がマスクされる。逆に、顧客Aのプロフィール情報に対しては、顧客A、社員B、社員C、グループDの読み出し権がある。したがって、画像内に顧客Aの顔があった場合、顧客A、社員B、社員C、グループDに含まれているメンバーが閲覧者である場合には、顧客Aの顔はマスクされない。
図5は、マスク処理対象テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。マスク処理対象テーブル500は、プロフィール情報読み出し権テーブル400と同等のことを表しているデータ構造であるが、閲覧者に対して、マスク処理対象を示しているものである。マスク処理対象テーブル500は、閲覧者欄510、マスク処理対象欄520を有している。閲覧者欄510は、閲覧者のユーザーIDを記憶している。マスク処理対象欄520は、その閲覧者である場合のマスク処理対象を記憶している。例えば、顧客Aが閲覧する場合は、その写真内の社員B、社員Cの顔がマスク処理されることとなる。社員Bが閲覧する場合は、マスク処理は行われず、原画の写真を閲覧することができる。社員Cが閲覧する場合は、その写真内の社員Bの顔がマスク処理されることとなる。
図6は、グループテーブル600のデータ構造例を示す説明図である。グループテーブル600は、グループに含まれているメンバーを示すデータである。グループテーブル600は、グループ名欄610、所属メンバー名欄620を有している。グループ名欄610は、グループ名を記憶している。所属メンバー名欄620は、そのグループの所属メンバー名を記憶している。グループ名からユーザー名を抽出する場合に用いる。
マスク加工履歴記憶モジュール115は、マスク加工手動操作モジュール125、マスク加工処理モジュール130と接続されている。マスク加工履歴記憶モジュール115は、属性を有する画像に対して、その画像内の領域を隠蔽する処理を施した履歴を記憶する。つまり、操作者の操作に応じて、マスク加工手動操作モジュール125の画像マスク機能でマスクした過去の履歴情報を保持する。例えば、マスク履歴テーブル700を記憶する。
図7は、マスク履歴テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。マスク履歴テーブル700は、実行ユーザー欄710、日時欄720、場所欄730、撮影者欄740、マスク方法欄750、マスク処理対象欄760、閲覧者欄770を有している。実行ユーザー欄710は、隠蔽処理の指示を行ったユーザー(実行ユーザー)のユーザーIDを記憶している。日時欄720は、その隠蔽処理が実行された日時を記憶している。場所欄730は、隠蔽処理の対象となった画像が撮影された場所を記憶している。地名であってもよいし、経度、緯度等の情報を記憶してもよい。撮影者欄740は、その画像の撮影者のユーザーIDを記憶している。マスク方法欄750は、マスク方法を記憶している。例えば、顔の領域をマスクする顔加工、背景の領域をマスクする背景加工、文字の領域をマスクする文字加工等がある。マスク処理対象欄760は、マスク処理対象を記憶している。例えば、顔を対象とした場合は「社員以外の顔」、「画像内の全員の顔」等があり、背景と対象とした場合は「画像の80%領域」等があり、文字を対象とした場合は「矩形で囲まれた領域」、「文字列のパターン」等がある。文字列のパターンとして、正規化表現があり、例えば、電話番号、自動車のナンバープレート等を指定できる。閲覧者欄770は、隠蔽処理が行われた画像を閲覧可能な閲覧者のユーザーIDを記憶している。例えば、後述するように、隠蔽処理された画像がフォルダに格納された際に、閲覧者欄770に閲覧者のユーザーIDを記憶する。
オブジェクト処理モジュール120は、文書コンテンツ記憶モジュール105、メタデータ記憶モジュール110、マスク加工手動操作モジュール125、マスク加工処理モジュール130、通信モジュール135と接続されている。オブジェクト処理モジュール120は、オブジェクト(写真、フォルダ、ユーザー、グループ等)への処理(参照、登録、編集、削除等を含む)を行う。例えば、閲覧者とフォルダとを予め対応付けておく。具体的には、フォルダ(フォルダ内の写真)に対して、アクセス権(特に、読み出し権)を設定する。したがって、フォルダに写真が格納された場合、その写真はそのフォルダに対応付けられた閲覧者(読み出し権のあるユーザー)によって閲覧され得るようになる。もちろんのことながら、そのフォルダに対応付けられていないユーザー(読み出し権のないユーザー)は閲覧できない。したがって、この場合、写真をフォルダに格納することと、写真に閲覧者の属性を付与することとは同義である。
マスク加工手動操作モジュール125は、マスク加工履歴記憶モジュール115、オブジェクト処理モジュール120、通信モジュール135と接続されている。マスク加工手動操作モジュール125は、操作者の操作に応じて、写真に対して隠蔽処理を施す。そして、その隠蔽処理の履歴は、マスク加工履歴記憶モジュール115に記憶される。マスク加工処理モジュール130が処理を行う前に、予めマスク加工手動操作モジュール125による隠蔽処理が行われている。
マスク加工処理モジュール130は、マスク加工履歴記憶モジュール115、オブジェクト処理モジュール120と接続されている。マスク加工処理モジュール130は、通信モジュール135から画像を受け付ける。そして、受け付けた画像の属性と合致する属性を有する画像に対して施された処理の履歴をマスク加工履歴記憶モジュール115から抽出し、その抽出した履歴に基づいて、受け付けた画像内の隠蔽領域(以下、マスク領域ともいう)を決定する。次に、画像内のその決定された領域を隠蔽(以下、マスクともいう)する。
また、マスク加工処理モジュール130は、画像の属性として、画像の閲覧者、画像の撮影者、画像の撮影場所、又はこれらの組み合わせを用いるようにしてもよい。具体的には、画像の属性として画像の閲覧者を用いる場合は、対象としている画像の閲覧者とマスク履歴テーブル700の閲覧者欄770とを比較して、一致する履歴を抽出して、その履歴におけるマスク方法欄750、マスク処理対象欄760の情報を抽出して、隠蔽領域を決定する。さらに、プロフィール情報読み出し権テーブル400(又はマスク処理対象テーブル500)を用いて、閲覧者に対応した隠蔽領域を決定するようにしてもよい。なお、この場合、マスク方法欄750、マスク処理対象欄760の情報以外に、マスク処理対象テーブル500のマスク処理対象欄520の情報を付加してもよいし(隠蔽領域が増える方向)、マスク方法欄750、マスク処理対象欄760の情報と合致するマスク処理対象テーブル500のマスク処理対象欄520の情報に限定してもよい(隠蔽領域が減る方向)。また、画像の属性として画像の撮影者を用いる場合は、対象としている画像の撮影者とマスク履歴テーブル700の撮影者欄740とを比較して、一致する履歴を抽出して、その履歴におけるマスク方法欄750、マスク処理対象欄760の情報を抽出して、隠蔽領域を決定する。また、画像の属性として画像の撮影場所を用いる場合は、対象としている画像の閲覧者とマスク履歴テーブル700の場所欄730とを比較して、一致する履歴を抽出して、その履歴におけるマスク方法欄750、マスク処理対象欄760の情報を抽出して、隠蔽領域を決定する。
また、マスク加工処理モジュール130は、画像内の顔画像の領域、文字が記載されている領域、背景領域のいずれか、又はこれらの組み合わせを、隠蔽領域として決定するようにしてもよい。画像の属性が一致する画像に対して行われた隠蔽処理(マスク加工履歴記憶モジュール115内に履歴として記憶されている隠蔽処理)における領域と同じものである。
また、マスク加工処理モジュール130は、画像の属性と合致する画像が複数ある場合は、その複数の画像の履歴に基づいて、隠蔽領域を決定するようにしてもよい。例えば、対象としている画像の属性がマスク履歴テーブル700における複数の履歴と合致している場合は、その複数の履歴のマスク方法欄750、マスク処理対象欄760を抽出することとなる。
また、文字を対象とした場合であって、マスク処理対象欄760が「文字列のパターン」であるときは、対象としている画像内の文字認識を行い、その文字列のパターンと合致する領域(文字画像の領域)を隠蔽領域として隠蔽処理を行う。
通信モジュール135は、オブジェクト処理モジュール120、マスク加工手動操作モジュール125と接続されており、通信回線を介して携帯端末170の通信モジュール190と接続されている。なお、ここでの通信回線は、無線、有線、その混合であってもよい。通信モジュール135は、携帯端末170の通信モジュール190から送信されてきた画像を受信する。なお、受信する画像には、その属性として、画像の閲覧者、画像の撮影者、画像の撮影場所、又はこれらの組み合わせが含まれていてもよい。なお、画像の撮影者には、画像の撮影機器(例えば、携帯端末170を本実施の形態において一意に識別するための情報(ID:IDentification))を含めてもよい。また、画像の閲覧者は、その画像が閲覧される際に決定されてもよい。また、属性は、画像内のデータに含まれていてもよいし、画像内のデータではなく、外部から与えられるものであってもよい。
なお、情報処理装置100は、通信回線を介して通信モジュール135が画像を受け付けているが、この他に、例えば、スキャナ等で画像を読み込むこと、ファックス等で通信回線を介して外部機器から画像を受信すること、ハードディスク(コンピュータに内蔵されているものの他に、ネットワークを介して接続されているもの等を含む)等に記憶されている画像を読み出すこと等によって画像を受け付けるようにしてもよい。画像は、一般的に多値画像(カラー画像を含む)であるが、2値画像であってもよい。受け付ける画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。
携帯端末170は、写真撮影モジュール175、位置情報取得モジュール180、位置情報設定モジュール185、通信モジュール190を有している。携帯端末170は、画像を撮影する機器であって、例えば、デジタルカメラ、デジタルカメラ付き携帯電話(スマートフォンを含む)等がある。
写真撮影モジュール175は、写真を撮影する。
位置情報取得モジュール180は、携帯端末170の撮影位置を示す撮影位置情報を取得する。撮影時の位置の検出として、例えば、GPS(Global Positioning System(汎地球測位システム))が出力する位置情報、又は携帯電話網に用いられている基地局の位置情報等を用いればよい。
位置情報設定モジュール185は、写真撮影モジュール175が撮影した写真(画像)に、位置情報取得モジュール180が取得した撮影場所情報を属性として設定する。つまり、写真内のデータを解析することによって、その撮影場所が判明する写真を生成する。また、撮影場所情報の他に、画像の閲覧者、画像の撮影者を含めてもよい。そして、それらのいずれか、又はこれらの組み合わせを写真の属性として設定してもよい。
通信モジュール190は、情報処理装置100の通信モジュール135と通信回線を介して接続されており、属性が設定された写真を情報処理装置100へ送信する。
図2は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、オブジェクト処理モジュール120は、写真へのアクセス権が、マスク処理条件に合致するか否かを判断し、合致する場合はステップS204へ進み、それ以外の場合はステップS214へ進む。例えば、マスク処理条件として、隠蔽処理が必要となる閲覧者を規定している。そして、前述したように閲覧者とフォルダとが対応付けられており、フォルダに写真を格納しようとした場合に、ステップS202の処理を行う。具体的には、その閲覧者としてグループDであると規定しており、フォルダに対応付けられた閲覧者がグループDの所属メンバーである場合は、マスク処理条件に合致することになる。
ステップS204では、オブジェクト処理モジュール120は、写真の撮影場所が、過去にマスク処理された写真の撮影場所に一致するか否かを判断し、一致する場合はステップS206へ進み、それ以外の場合はステップS214へ進む。ここで、判断対象として写真の撮影場所以外に、写真の閲覧者、写真の撮影者を用いるようにしてもよい。
ステップS206では、オブジェクト処理モジュール120は、ステップS204で一致するものが複数あるか否かを判断し、複数ある場合はステップS208へ進み、それ以外の場合はステップS210へ進む。
ステップS208では、オブジェクト処理モジュール120は、ステップS204で一致する過去のマスク処理方法を、マスク処理する方法として特定する。
ステップS210では、マスク加工処理モジュール130は、過去のマスク処理方法で、対象としている写真をマスク処理する。
ステップS212では、マスク加工処理モジュール130は、写真を文書コンテンツ記憶モジュール105内の予め定められたフォルダに記憶させる(アップロード完了)。
ステップS214では、マスク加工手動操作モジュール125は、操作者の操作に応じて写真をマスク処理する。ここでのマスク処理の履歴が記憶される。
なお、図2の例に示すフローチャートにおいて、ステップS202又はステップS204のいずれか一方だけを行うようにしてもよい。つまり、ステップS202又はステップS204のいずれか一方の処理は行わないということになる。
本実施の形態が行う処理について、具体的な例を用いて説明する。
情報処理装置100は、ユーザーが誤って写真内の機密情報等を登録又は公開することを防止することに用いることができる。
ユーザーが携帯端末170を用いて外出先で写真をとり、情報処理装置100に登録するケースがある。このケースの際に、写真の登録前に指定した画像にマスク処理ができる画像マスク機能付きの情報処理装置100であっても、ユーザーが写真を登録する際に、大量に登録する画像がある場合などに、マスク処理をし忘れてしまったり、マスク処理が不十分な画像を登録してしまうことがある。
情報処理装置100は、写真登録時又は写真表示時に、写真に対して表示させたくない領域に対してマスク処理する。アクセス権情報が予め定められたユーザー(グループを含む)に公開される条件があり、写真の撮影場所情報と、過去の履歴からマスク処理された写真の撮影場所情報と一致している場合、写真をその過去の履歴に基づき、マスク処理した写真を登録又は表示する。
図8は、本実施の形態による顔領域のマスク処理例を示す説明図である。
携帯端末170が、写真画像800を情報処理装置100に送信する。写真画像800は、図8(a)の例に示すように、3人の人間が撮影されている。マスク加工処理モジュール130は、3人の顔の領域であるマスク領域852、マスク領域854、マスク領域856を抽出する(図8(b)の例参照)。ここで、マスク領域の特定方法としては、顔認識技術を用いればよい。そして、マスク加工履歴記憶モジュール115内の履歴であって、写真画像800の属性(例えば、撮影場所)と一致する履歴を抽出し、その履歴と同じマスク処理を施す。なお、マスク処理として、全員の顔をマスク処理する場合は、マスク領域の全てをマスク処理すればよい。また、マスク処理として、特定されたユーザーをマスク処理する場合は、その3人が誰であるかについても、顔認識技術を用いて特定する。そして、履歴と一致するユーザーの顔領域をマスク処理する。そして、マスク処理画像850を文書コンテンツ記憶モジュール105に登録する、又は表示する。
図9は、本実施の形態による文字領域のマスク処理例を示す説明図である。
携帯端末170が、写真画像900を情報処理装置100に送信する。写真画像900は、図9(a)の例に示すように、店舗の看板が撮影されている。マスク加工処理モジュール130は、文字領域であるマスク領域952を抽出する(図9(b)の例参照)。ここで、マスク領域の特定方法としては、文字認識技術を用いればよい。また、撮影された画像内には限られた文字であること(例えば、自動車のナンバープレート等)が予め判明している場合は、パターンマッチング技術を用いるようにしてもよい。そして、マスク加工履歴記憶モジュール115内の履歴であって、写真画像900の属性(例えば、撮影場所)と一致する履歴を抽出し、その履歴と同じマスク処理を施す。なお、マスク処理として、全ての文字領域をマスク処理する場合は、マスク領域の全てをマスク処理すればよい。また、マスク処理として、特定された文字列のパターンをマスク処理する場合は、文字列のパターンに合致する文字認識結果である文字列の文字領域を特定する。そして、履歴と一致する文字領域をマスク処理する。そして、マスク処理画像950を文書コンテンツ記憶モジュール105に登録する、又は表示する。
図10は、本実施の形態による背景領域のマスク処理例を示す説明図である。
携帯端末170が、写真画像1000を情報処理装置100に送信する。写真画像1000は、図10(a)の例に示すように、家とその背景が撮影されている。マスク加工処理モジュール130は、家を認識する画像認識技術を用いる。そして、家以外の背景領域をマスク領域1052として抽出する(図10(b)の例参照)。また、過去の履歴と同じ領域を背景領域としてもよい。その場合、ユーザーがマスク領域を調整できるようにする。そして、マスク加工履歴記憶モジュール115内の履歴であって、写真画像1000の属性(例えば、撮影場所)と一致する履歴を抽出し、その履歴と同じマスク処理を施す。そして、マスク処理画像1050を文書コンテンツ記憶モジュール105に登録する、又は表示する。
図11は、本実施の形態による特定領域のマスク処理例を示す説明図である。
携帯端末170が、写真画像1100を情報処理装置100に送信する。写真画像1100は、図11(a)の例に示すように、ある物体(お菓子等であってもよい)が撮影されている。マスク加工処理モジュール130は、物体を認識する画像認識技術を用いる。そして、ある物体の領域をマスク領域1152として抽出する(図11(b)の例参照)。また、過去の履歴と同じ領域をマスク領域としてもよい。その場合、ユーザーがマスク領域を調整できるようにする。そして、マスク加工履歴記憶モジュール115内の履歴であって、写真画像1100の属性(例えば、撮影場所)と一致する履歴を抽出し、その履歴と同じマスク処理を施す。そして、マスク処理画像1150を文書コンテンツ記憶モジュール105に登録する、又は表示する。
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
原写真画像1210をフォルダAに登録しようとした場合に、図12の例に示すようなマスク処理事前確認画面1200を表示する。例えば、フォルダAは、顧客Aが閲覧可能な画像が格納される。したがって、前述のプロフィール情報読み出し権テーブル400(又はマスク処理対象テーブル500)にしたがって、原写真画像1210内の社員B、社員C、グループDの所属メンバーの顔領域がマスク処理されたマスク処理済画像1220が生成される。
マスク処理事前確認画面1200には、マスク処理の確認文(例えば、「登録しようとしている写真は、マスク処理が必要な可能性があります。以下の加工方法で登録しますか?」)とともに、原写真画像1210とそのマスク処理済画像1220、そして、登録ボタン1230、編集ボタン1240、加工前画像を登録ボタン1250を表示する。登録ボタン1230が選択された場合は、マスク処理済画像1220を文書コンテンツ記憶モジュール105のフォルダAに登録する。編集ボタン1240が選択された場合は、マスク処理済画像1220を編集可能な表示として、マスク加工処理モジュール130による処理を行わせる。また、その際のマスク処理の履歴をマスク加工履歴記憶モジュール115に記憶し、マスク処理後の画像を文書コンテンツ記憶モジュール105のフォルダAに登録する。加工前画像を登録ボタン1250が選択された場合は、原写真画像1210を文書コンテンツ記憶モジュール105のフォルダAに登録する。
以下に、具体的な使用例を示す。
不動産会社において、物件に関する最新情報をWebサイトにアップするために、営業が現地の最新の写真を撮影し、建物や周辺の写真を情報処理装置100に定期的にアップロードする。商店街の写真に写り込んでいる人の顔は個人情報の問題でマスクが必要であるが、不動産会社の社員はマスクが不要である。過去のマスク処理の位置・加工方法の履歴に基づき、商店街の人の顔はマスク処理を行う。
この例では、社員B(社員Cの上司)が社員Cに写真の取得とアップロードを指示する例を用いる。社員Cが異動した場合でも、過去の履歴に基づいてマスク処理されるので、引き継ぎがしっかりできていない場合でも、過去の履歴と同程度のマスク処理を行うことができる。
■社員Cによる登録前チェック不足防止(社員Bのチェック無し)
(1)社員Bが「ある特定のフォルダ以下に登録される写真のうち、過去に同一場所で取られた写真がマスク処理されているのにもかかわらず、マスク処理されていないのであれば、自動的にマスク処理されたものを作成する」という指示を情報処理装置100に設定する。
(2)社員Cが、写真を登録する。
(3)情報処理装置100が、登録された写真に対して、履歴に基づいてマスク処理を実施する。
(4)社員Cが、登録された写真のオリジナル画像か、マスク処理された写真のどちらの写真を、顧客Aに表示させるものとするか決定する(図12の例参照)。
(5)社員Cによって、マスク処理された写真が選ばれた場合、顧客Aはマスク処理したものしか参照できない。
■社員Bのチェック漏れ防止
(1)社員Bが「ある特定のフォルダ以下に登録される写真のうち、過去に同一場所で取られた写真がマスク処理されているのにもかかわらず、マスク処理されていないのであれば、自動的にマスク処理されたものを作成する」という指示を情報処理装置100に設定する。
(2)社員Cが写真を登録する。
(3)情報処理装置100が、登録された写真に対して、履歴に基づいてマスク処理を実施する。
(4)社員Bが、登録された写真のオリジナル画像か、マスク処理された写真のどちらの写真を、顧客Aに表示させるものとするか決定する(図12の例参照)。
(5)社員Bによってマスク処理された写真が選ばれた場合、顧客Aはマスク処理したものしか参照できない。
■社員Bが後でまとめてマスク処理漏れチェックする場合
(1)社員Cが写真を登録する。なお、情報処理装置100には、マスク処理機能があるが、実施は任意とすることも可能であるため、マスク処理されている写真が登録されている場合もあるが、マスク処理されていない写真が登録される場合もある。
(2)社員Bが、「過去に同一場所で取られた写真がマスク処理されているのにもかかわらず、マスク処理されていない場合は、自動的にマスク処理された写真を作成する操作」を指示する。
(3)情報処理装置100が、登録された写真に対して、履歴に基づいてマスク処理を実施する。
(4)社員Bが登録された写真のオリジナル画像か、マスク処理された写真のどちらの写真を、顧客Aに表示させるものとするか決定する(図12の例参照)。
(5)社員Bによってマスク処理された写真が選ばれた場合、顧客Aはマスク処理したものしか参照できない。
■他人が勝手にアクセス権限を変えてしまうことを防止したい場合
(1)社員Cが写真を登録する。なお、情報処理装置100には、マスク処理機能があるが、実施は任意とすることも可能であるため、マスク処理されている写真が登録されている場合もあるが、マスク処理されていない写真が登録される場合もある。
(2)他のユーザーがアクセス権の公開操作を実施する。なお、この操作は、即時には反映されない。
(3)情報処理装置100が、登録された写真に対して、履歴を元にした自動マスク処理を実施する。
(4)社員Bが登録された写真のオリジナル画像か、マスク処理された写真のどちらの写真を、顧客Aに表示させるものとするか決定する(図12の例参照)。そして、決定後、アクセス権の変更が反映される。
(5)社員Bによってマスク処理された写真が選ばれた場合、顧客Aはマスク処理したものしか参照できない。
■顧客A以外はマスク処理していないものを見たい場合
(1)社員Bが「ある特定のフォルダ以下に登録される写真のうち、過去に同一場所で取られた写真がマスク処理されているのにもかかわらず、マスク処理されていないのであれば、自動的にマスク処理されたものを作成する」という指示を情報処理装置100に設定する。
(2)社員Cが、写真を登録する。
(3)情報処理装置100が、登録された写真に対して、履歴に基づいてマスク処理を実施する。情報処理装置100は、オリジナル画像と、マスク処理された写真の双方を1つの文書として、保持する。
(4)社員Cが、登録された写真のオリジナル画像か、マスク処理された写真のどちらの写真を、顧客Aに表示させるものとするか決定する(図12の例参照)。
(5)社員Cによって、マスク処理された写真が選ばれた場合、顧客Aはマスク処理したものしか参照できないが、同一文書に対して、顧客A以外の社員からアクセスされた場合は、オリジナルの写真を表示する。
■過去の履歴のフィルター
(1)グループ毎に異なる業務を行っている場合、他のグループの社員が別の業務で、写真をマスク処理する可能性がある。
そのような場合、本来は顔領域のマスク加工をしなくてもいい写真であるにもかかわらず、自動的に顔領域にマスク処理がされてしまう場合がある。
(2)そこで、過去の履歴は特定のグループが実施したものに限定する。
例えば、社員Cが属しているグループの履歴のみを抽出する。そして、その場合は、別の社員が別の業務でマスク処理したものは、マスク処理をしない。又は、他のグループにおけるマスク処理を実施させるか否かを選択できるようにしてもよい。
■顔領域マスク処理方法の精度
顔領域マスク処理方法は、顔画像認識技術を利用する。
精度をさらに上げる方法として、人物の特定までできる顔画像認識技術とアクセス権を利用する。
例えば、顔領域にマスクすべき一般の人ではなく、マスク処理が必要ない社員の画像が入っている場合は、撮影場所にかかわらず、マスク処理をしない。画像が社員であるか否かは、事前に社員の顔をデータとして保持しておき、画像の照合をする。また、すでに顧客Aに公開をしてはいけない社員が特定できている場合(要人や重要人物など)は、逆にマスク処理を必ず行うようにしてもよい。
■非公開にすべき対象を指定する方法
前述の例では、非公開にしたい対象を一般顧客グループ、A社社員グループ等のグループで、手作業で指定する方法を記載したが、これをさらに簡便化するために、顔に対して加工処理をかける際に、情報処理装置100の人に対するアクセス権を利用してもよい。例えば、社員Bや社員C等の顔は、サイト運営者の顔を非公開にしたいため、顧客Aに知られてはいけないケースもある。そのようなケースの場合、情報処理装置100において、一般顧客ユーザーは、社員Bや社員Cのユーザー情報を見ることができないことが一般的である。顔画像認識によって写真に写っているユーザーを特定し、プロフィール情報読み出し権テーブル400を用いてそのユーザーへのアクセス権が無い場合は、マスク処理の対象とすることで、権限の無いユーザーが閲覧時に非公開にすべきユーザーの顔写真が見られなくする。
■写真内の文字の加工
写真を文字認識処理し、抜き出した文字列のパターンが過去に抜き出した文字列のパターンに近い場合、マスク処理を実施する。例えば、「あ 46−49」などのナンバープレートを処理した場合は、この処理した文字列を正規表現にして、一致するパターンの場合は、マスク処理の対象とする。つまり、文字列のパターンを学習する。また、このようなナンバープレートのパターンは予め情報処理装置100に登録しておいて、履歴が無くてもマスク処理を適用する方法をとってもよい。
■撮影場所が一致しているか否かの判断
GPSなどの位置検出技術で、写真の撮影場所は取得されるが、その撮影場所が一致しているか否かは、半径Xkm内などの範囲を用いて判断してもよい。
■顔マスク、文字マスク以外のマスク処理
他のマスク処理としては、背景加工、特定の物加工がある。この場合のマスク処理では、操作者の操作に応じて任意の場所をマスク処理する(マスク処理をしない)こともできる。そして、そのマスク領域を、過去の履歴から、「対象としている写真と最も撮影場所が近い写真」、「対象としている写真とマスク処理される前のオリジナル写真とを比較して、類似している写真」等の条件を用いて、履歴を特定する。そして、その履歴におけるマスク領域(又はマスク処理しない領域)を表示して、操作者にその領域の調整を行わせるようにしてもよい。これによって、操作者がマスク処理する領域(又はマスク処理しない領域)を編集する工数を減少させる。
■過去の履歴に複数の加工方法がある場合の判断
過去の履歴に、同一の地点で撮影された写真に、複数の加工方法がある場合、以下のような処理のいずれかを行ってもよい。
1.全てのマスク処理を実施する。
2.最も多いマスク処理のみ実施する。
3.同じグループに属しているユーザーの履歴を優先する。
例えば、1の処理を行う場合、商店街の写真に、履歴では、人の顔領域をマスク処理した履歴と、車のナンバープレートの領域をマスク処理した履歴があった場合に、アップロードする写真が車と人と双方が移りこんでいる場合には、人と車と双方をマスク処理する。
■オリジナル画像とマスク処理した画像の保持方法
以下の2つが処理のいずれかを行うようにしてもよい。
1.オリジナル画像とマスク処理した画像の双方を記憶する。
2.オリジナル画像を保持し、マスク処理した写真しか閲覧できないユーザーが閲覧する場合に、表示の都度マスク処理を行う。
1の処理は情報処理装置100が記憶するファイル容量が2倍になってしまうデメリットがあるが、2は閲覧操作から表示までの時間がかかるデメリットがある。エンドユーザーの利用環境に応じてどちらを選択してもよい。
図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図2に例示したフローチャートは、登録する際にマスク処理を施すものであったが、図13に例示したフローチャートは、写真を表示する際にマスク処理を施すものである。
ステップS1302からステップS1310までの処理は、図2に例示したフローチャートにおけるステップS202からステップS210までの処理と同等である。ステップS1312では、写真を表示する。なお、ステップS214の処理は有しない。つまり、ステップS1302とステップS1304の判断処理で「No」の場合は、マスク処理が施されていないオリジナル写真を表示することになる。
図14を参照して、本実施の形態の情報処理装置(情報処理装置100の他に、携帯端末170を含めてもよい)のハードウェア構成例について説明する。図14に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1417と、プリンタなどのデータ出力部1418を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1401は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、オブジェクト処理モジュール120、マスク加工手動操作モジュール125、マスク加工処理モジュール130、通信モジュール135、写真撮影モジュール175、位置情報取得モジュール180、位置情報設定モジュール185、通信モジュール190等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1402は、CPU1401が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1403は、CPU1401の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス1404により相互に接続されている。
ホストバス1404は、ブリッジ1405を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス1406に接続されている。
キーボード1408、マウス等のポインティングデバイス1409は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1410は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1411は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1401によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、写真(オリジナル写真、マスク処理された写真)、操作者の操作に応じて行われた過去のマスク処理の履歴(マスク履歴テーブル700)、写真属性テーブル300、プロフィール情報読み出し権テーブル400、マスク処理対象テーブル500、グループテーブル600等が格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1412は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1413に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1407、外部バス1406、ブリッジ1405、及びホストバス1404を介して接続されているRAM1403に供給する。リムーバブル記録媒体1413も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1414は、外部接続機器1415を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1414は、インタフェース1407、及び外部バス1406、ブリッジ1405、ホストバス1404等を介してCPU1401等に接続されている。通信部1416は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1417は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1418は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図14に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…文書コンテンツ記憶モジュール
110…メタデータ記憶モジュール
115…マスク加工履歴記憶モジュール
120…オブジェクト処理モジュール
125…マスク加工手動操作モジュール
130…マスク加工処理モジュール
135…通信モジュール
170…携帯端末
175…写真撮影モジュール
180…位置情報取得モジュール
185…位置情報設定モジュール
190…通信モジュール

Claims (5)

  1. 属性を有する画像に対して、該画像内の領域を隠蔽する処理を施した履歴を記憶する記憶手段と、
    画像を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けられた画像の属性である画像の撮影者、画像の撮影場所のいずれかと合致する属性を有する画像に対して施された処理の履歴を前記記憶手段から抽出し、該抽出した処理の履歴に基づいて、前記受け付けられた画像内の隠蔽領域を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された領域を隠蔽する隠蔽手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記画像の属性として、画像の撮影者と画像の撮影場所の組み合わせ、画像の撮影者と画像の閲覧者の組み合わせ、画像の撮影場所と画像の閲覧者の組み合わせ、画像の撮影者と画像の撮影場所と画像の閲覧者の組み合わせのいずれかの組み合わせを用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段は、画像内の顔画像の領域、文字が記載されている領域、背景領域のいずれか、又はこれらの組み合わせを、前記隠蔽領域として決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記画像の属性と合致する画像が複数ある場合は、該複数の画像の履歴に基づいて、隠蔽領域を決定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    属性を有する画像に対して、該画像内の領域を隠蔽する処理を施した履歴を記憶する記憶手段と、
    画像を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けられた画像の属性である画像の撮影者、画像の撮影場所のいずれかと合致する属性を有する画像に対して施された処理の履歴を前記記憶手段から抽出し、該抽出した処理の履歴に基づいて、前記受け付けられた画像内の隠蔽領域を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された領域を隠蔽する隠蔽手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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