JP2005303063A - ヒートシンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 周りの自然対流熱伝達が向上し、また通流特性が良くなり、設置姿勢に関する熱特性の効率が向上し、低コストな自然空冷のヒートシンクを提供する。
【解決手段】 一方の面上が発熱体1に熱的に接続可能にて成るベース板2と、ベース板2の発熱体1が接続されない他方の面上に方向の異なる空気の流れる流路を形成する第1の流路部51および第2の流路部61を備え、第1の流路部51と第2の流路部61とは連通する箇所を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品などで構成される発熱体を冷却するための放熱構造に係り、特に、自然対流のみを利用して冷却を行うことができるヒートシンクに関するものである。
近年、電子素子のコンパクト化および電子部品の高密度実装化に伴い、発熱密度が急激に増大する傾向にある。電子素子の寿命は、温度依存性が高く、電子素子または電子部品の温度上昇を防止するために、例えば、電子部品に受熱ブロックが熱的に接続され、この受熱ブロックに複数のヒートパイプが設けられ、これらヒートパイプの他方側に複数のフィンを所定の間隔で取付けることにより、熱特性を向上させたヒートパイプ式自然空冷ヒートシンクなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−54680号公報(第9頁、図2)
現在、メンテナンスフリー、静音性、低コストの観点から、自然空冷式のヒートシンクが注目されているが、上記のような従来のヒートパイプ式自然空冷ヒートシンクでは、ヒートパイプを備える必要性から部品点数が増大し、また、ヒートパイプを利用することから高コストになり、また、設置姿勢が制限されるという問題があった。一方、従来のベース板に直接フィンを取付けた典型的な自然空冷ヒートシンクでは、低コストではあるが、熱特性が悪いという問題があった。特に、この自然空冷ヒートシンクは、ベース板に沿って鉛直方向に空気が流出する姿勢(垂直姿勢)になるように設置する場合が最も熱特性が高く、ベース板が傾斜するに従って、熱特性が悪化するという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、熱特性の効率が優れ、低コストにて形成可能なヒートシンクを提供することを目的とする。
この発明は、一方の面上が発熱体に熱的に接続可能にて成るベース板と、ベース板の発熱体が接続されない他方の面上に方向の異なる空気の流れる流路を形成する第1の流路部および第2の流路部を備え、第1の流路部と第2の流路部とは連通する箇所を有するものである。
この発明のヒートシンクは、一方の面上が発熱体に熱的に接続可能にて成るベース板と、ベース板の発熱体が接続されない他方の面上に方向の異なる空気の流れる流路を形成する第1の流路部および第2の流路部を備え、第1の流路部と第2の流路部とは連通する箇所を有するので、ヒートシンク周りの自然対流熱伝達が向上し、また通流特性が良くなり、設置姿勢に関する熱特性の効率が向上し、低コストな自然空冷のヒートシンクを得ることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるヒートシンクの構成を示す斜視図、図2ないし図5はこの発明の実施の形態1による他の例のヒートシンクの構成を示す斜視図である。各図において同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。図1に示すように、一方の面上が発熱体1に熱的に接続可能にて成るベース板3と、ベース板3の発熱体1が接続されない他方の面上に方向の異なる空気の流れる流路を形成する第1の流路部51および第2の流路部61を備える。そして、第1の流路部51と第2の流路部61とは連結されている。
ここではベース板3の他方の面上の長手方向の両端に厚板にて成るリブ21を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ21とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部51を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ21上を跨ぐようにフィン41をそれぞれ載置して、複数のフィン41にてベース板3の長手方向に第2の流路部61を複数形成する。よって、第1の流路部51と第2の流路部61とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部51および第2の流路部61は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部51と第2の流路部61とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ21、およびフィン41からヒートシンク71が構成される。
次に、上記のように構成された実施の形態1のヒートシンクの自然空冷の動作について説明する。まず、発熱体1に設けられたベース板3は、発熱体1からの受熱により温度が上昇する。そしてその熱は、ベース板3に設けられたリブ21、さらに、リブ21上に設けられたフィン41へと順次伝導していく。そして、リブ2およびフィン41の温度が上昇する。従って、第1の流路部51および第2の流路部61内の空気と第1の流路部51および第2の流路部61自体(リブ21、ベース板3、フィン41)との間に温度差が生じる。このため、ヒートシンク71から空気へ熱が伝えられ、空気は高温に昇温し、ヒートシンク71の周りの低温の空気との密度差により、第1の流路部51および第2の流路部61内の高温の空気は上方へ送出される。
また、この高温空気の送出に伴い、下方または側方より周囲低温空気が主に第1の流路部51から送入される。従って、周囲の低温空気が第1の流路部51から、第2の流路部61へ順次流入し、これらの流路を通過する間に、高温に昇温し、高温の空気が第2の流路部6から連続的に送出される。ヒートシンク71の周りのこの一連の空気の対流による、自然対流熱伝達および空気の顕熱変化、さらに高温空気の送出により、発熱体1から周囲空気へ効率良く放熱される。尚、この空気の流れは以下の実施の形態においても同様のことが言えるためその説明は適宜省略する。
図1の実施の形態1のヒートシンクでは、リブ21を厚板にて形成する例を示したがこれに限られることはなく、リブを板材にて形成する例も考えられる。そのような場合、例えば図2(a)に示すように、リブ22とフィン42とを1つの板材から形成することも考えられる。このように形成すれば、リブ22とフィン42とを1つの部材から一度に成型し一体構造物にて形成することができるため、製作コストを低減することができる。
そして、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ22とフィン42との一体構造物を等間隔にて複数個並べて形成する。そして、この長手方向の両端のリブ22とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部52を形成する。また、複数のフィン42にてベース板3の長手方向に第2の流路部62を複数形成する。よって、第1の流路部52と第2の流路部62とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部52および第2の流路部62は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部52と第2の流路部62とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ22、およびフィン42からヒートシンク72が構成される。
また、図1の実施の形態1ではフィン41を平板にて形成する例を示したがこれに限られることはなく、図3に示すように、例えば板厚が変化する板、例えば断面形状が楕円形状の板やフィン効率が高くなるようにリブに隣接する部分の板厚を厚くした凹状板にてフィン43を形成する例も考えられる。また、他の形状としては凸状板、波状板、円管、棒材、細線郡でも良い。これらの具体例は以下に図を用いて説明する。
そして上記場合と同様に、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ23とフィン43との一体構造物を等間隔にて複数個並べて形成する。そして、この長手方向の両端のリブ23とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部53を形成する。また、複数のフィン43にてベース板3の長手方向に第2の流路部63を複数形成する。よって、第1の流路部53と第2の流路部63とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部53および第2の流路部63は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部53と第2の流路部63とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ23、およびフィン43からヒートシンク73が構成される。
他の具体例として例えば、図4に示すように、ヒートシンク715は、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端に薄板にて成るリブ215を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ215とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部515を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ215上を跨ぐように凸状板にて成るフィン415をそれぞれ載置して、複数のフィン415にてベース板3の長手方向に第2の流路部615を複数形成する。よって、第1の流路部515と第2の流路部615とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部515および第2の流路部615は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部515と第2の流路部615とは直交して成るように形成されている。
また、図5に示すように、ヒートシンク716は、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端に薄板にて成るリブ216を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ216とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部516を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ216上を跨ぐように波状板にて成るフィン416をそれぞれ載置して、複数のフィン416にてベース板3の長手方向に第2の流路部616を複数形成する。よって、第1の流路部516と第2の流路部616とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部516および第2の流路部616は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部516と第2の流路部616とは直交して成るように形成されている。
また、図6に示すように、ヒートシンク717は、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端に薄板にて成るリブ217を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ217とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部517を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ217上を跨ぐようにパイプ状にて成るフィン417をそれぞれ載置して、複数のフィン417にてベース板3の長手方向に第2の流路部617を複数形成する。また、ここではパイプ状にて成るフィン417内の空間も第2の流路部617として一部機能する。よって、第1の流路部517と第2の流路部617とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部517および第2の流路部617は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部517と第2の流路部617とは直交して成るように形成されている。
また、図7に示すように、ヒートシンク718は、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端に棒状にて成るリブ218を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ218とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部518を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ218上を跨ぐように棒状にて成るフィン418をそれぞれ載置して、複数のフィン418にてベース板3の長手方向に第2の流路部618を複数形成する。尚、ここではリブ218とフィン418とは同一の棒材を適宜曲げてそれぞれの部分が形成されているものである。よって、第1の流路部518と第2の流路部618とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部518および第2の流路部618は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部518と第2の流路部618とは直交して成るように形成されている。
また、図8に示すように、ヒートシンク719は、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端に棒状にて成るリブ219を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ219とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部519を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ219上を跨ぐように細線群にて成るフィン419をそれぞれ配設して、複数のフィン419にてベース板3の長手方向に第2の流路部619を複数形成する。尚、ここではリブ219に細線群を巻き付けるようにフィン419形成してもよいし、また、リブ219に溝を形成し、その溝に細線群を差し込むようにしてフィン419を形成してもよい。よって、第1の流路部519と第2の流路部619とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部519および第2の流路部619は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部519と第2の流路部619とは直交して成るように形成されている。
また、通流を良くするために、図9に示すように、フィン44の表面に複数の切欠き84を形成するようにしてもよい(他の例としては、フィンに対して一つまたは複数の突起、貫通穴を形成するものが考えられる)。そして、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ24を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ24とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部54を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ24上を跨ぐようにフィン44をそれぞれ載置して、複数のフィン44にてベース板3の長手方向に第2の流路部64を複数形成する。よって、第1の流路部54と第2の流路部64とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部54および第2の流路部64は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部54と第2の流路部64とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ24、およびフィン44からヒートシンク74が構成される。
また、図10に示すように、ヒートシンク720は、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端に棒状にて成るリブ229を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ220とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部520を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ220上を跨ぐようにL字状にて成るフィン420をそれぞれ配設して、複数のフィン420にてベース板3の長手方向に第2の流路部620を複数形成する。尚、ここではリブ220とフィン420とは同一の板材を適宜曲げてそれぞれの部分が形成されているものである。よって、第1の流路部520と第2の流路部620とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部520および第2の流路部620は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部520と第2の流路部620とは直交して成るように形成されている。さらに、フィン420に貫通穴820を開口してもよい。
また、リブをベース板の長手方向の両端に配設する例を示したが、これに限られることはなく、例えば図11に示すように、ベース板3の他方の面上の長手方向の端部から少し離反した箇所にリブ25を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向のリブ25とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部およびその両端部に第1の流路部54をそれぞれ形成する。また、ベース板3の同一長手方向の2つのリブ25上を跨ぐようにフィン45をそれぞれ載置して、複数のフィン45にてベース板3の長手方向に第2の流路部65を複数形成する。よって、第1の流路部55と第2の流路部65とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部55および第2の流路部65は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部55と第2の流路部65とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ25、およびフィン45からヒートシンク75が構成される。
また、図12に示すように、ヒートシンク721は、ベース板3の他方の面上の長手方向に棒状にて成るリブ221を間隔を隔てて2個並べて形成し、この長手方向のリブ221とベース板3とにてベース板3の長手方向の中央部に第1の流路部521を形成する。また、ベース板3の長手方向の2つのリブ221上を跨ぐように間隔を隔てて複数のフィン421をそれぞれ配設して、複数のフィン421にてベース板3の短手方向に第2の流路部621を複数形成する。よって、第1の流路部521と第2の流路部621とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部521および第2の流路部621は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部521と第2の流路部621とは直交して成るように形成されている。
次に、上記のように構成された実施の形態1の製造方法について説明する。まず、「フィン、リブ、およびベース板をそれぞれ独立の部品にて形成する場合」。リブを取付けるベース板面、およびフィンを取付けるリブ先端に、溝または穴を加工する。加工方法としては、ダイカスト、鍛造、機械加工(フライス加工、ボール盤加工など)および放電加工などが考えられる。なお、単純な溝加工であれば、押出し成形によっても製作できる。その後、各部を装着させ、カシメ(溝部に板材を挿入後、接合部を両側から押圧する)またはハンダ・ロウ付により接合して形成することができる。
また、「フィンとリブとを一体構造物にて形成する場合」。上記と同様に、ベース板面に溝または穴を加工する。フィンとリブとを一体構造物にて成る部品とする場合、板材から切り出す、またはダイカストまたは鍛造により成形する。それら二つの部品を、上記に示した同様の手法により接合して形成することができる。
また、「リブとベース板とを一体構造物にて形成する場合」。リブとベース板とが一体構造物である部品を、ダイカストまたは鍛造により成形する。その際、リブ先端の溝または穴を同時に成形しても良く、また成形後機械加工しても良い。そして、上記に示した同様の手法により接合して形成することができる。
また、「一体成形後、後加工により第1の流路部を形成する場合」。ダイカスト、鍛造、押出し成形により一体成形したヒートシンクに、機械加工または放電加工などにより後加工することによりリブを形成し、ベース板およびリブにて形成される第1の流路部を形成することができる。尚、これら示した製造方法は以下の実施の形態においても適宜利用することができることは言うまでもなく、その説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態1のヒートシンクは、従来の典型的な自然空冷のヒートシンクでは、垂直姿勢の場合、下方から空気が流入し、上方へ流出するが、フィン根元に隣接する空気は、2枚のフィンとベース板との3面に接することから通流特性が悪く、ベース板およびフィン根元部分の放熱特性が悪い。これに対し、本発明では、リブによりフィンとベース板を離反させていることから、ベース板上の空気の通流特性が改善され、ベース板の放熱特性が向上する。また、下方および側方からの空気流入に加え、フィン面法線方向から第1の流路部を通って周囲の低温空気が流入することから、周囲空気の流入量が増大し、ヒートシンクの放熱特性が向上する。さらに、フィンのベース板側先端周りの通流特性が改善されることにより、フィン全面において良好な自然対流熱伝達が生じ、ヒートシンクの熱伝達特性が向上する。
上記に示した改善効果は、フィンが取付けられたベース板が上向き(上向き姿勢)の場合、下向き(下向き姿勢)の場合、およびベース板が垂直に設置されフィンが水平に取付けられた状態(水平姿勢)の場合に顕著な効果を示し、これらの姿勢において、最も空気の通流特性の悪い(空気が淀み易い)ヒートシンク中央部の通流特性が改善され、また、上記したように、フィン通流方向長さが短くなることから、フィン周りの自然対流熱伝達が大きくなり、従来の典型的な自然空冷ヒートシンクに比べ特に本発明のヒートシンクの放熱特性は向上する。
そして、通流特性の改善効果により、ヒートシンクの熱伝達特性が向上し、発熱体から周囲空気へ熱を効率良く輸送(放熱)することができる。さらに、ヒートパイプ等の高価な熱デバイスを伴わないことから低コストであり、熱伝導体のみから構成されることから高い信頼性を有し、また、設置姿勢に関する熱特性の劣化が小さく、設置の自由度が向上する。
ベース板の役割は、空気への放熱、およびリブと発熱体を熱的に接続する役割を有し、またベース板中の熱伝導(熱拡散)を利用した均熱化およびベース板の熱容量を利用した温度変化の緩和を行う役割を有する。さらに、発熱体を取付ける台座(支持板)または筐体壁の役割を有することもある。
リブの役割は、空気への放熱、およびベースとフィンを熱的に接続する役割を有している。また、ベース板とフィンとを離反し、かつ、第1の流路部を形成する。リブの断面形状は楕円形状の突起で構成する例を示したが、リブの断面形状は特に楕円形状に限定されず、例えば円形、矩形、多角形、あるいはそれらを組合せた任意の形状でも良く、また、台形状の矩形突起、円錐・多角錐状の突起など断面形状が変化する突起でも良い。但しリブは、リブ中の熱通過断面積が大きく、また、リブにて形成される第1の流路部を空気が通過する断面積が大きくなり、かつ通流抵抗の小さな突起形状であるほど、放熱特性が向上することから、断面形状が楕円形状の突起、または、ベース面側に末広がりな突起である方が望ましい。
フィンの役割は、リブから受熱し、フィン全体に熱拡散させ、空気へ放熱する役割を有している。そして、第1の流路部と連通する第2の流路部を形成する。
第1の流路部の役割は、周囲空気を第1の流路部内に送入し、第2の流路部内へ主に送出する役割を有する。なお、空気の一部は直接周囲へ送出する場合もある。第2の流路部の役割は、主に第1の流路部内の空気を第2の流路部内に送入し、周囲へ送出する役割を有する。なお、直接周囲から一部送入する場合もある。
尚、発熱体は、図では模式的に示しているが、発熱体としては例えば加熱ヒータ、電子機器、電子部品等の発熱源、またそれらの発熱源から熱輸送する機器の放熱部、熱交換器等であり、上記ベース板にロー付け、圧接等により直接取付けても良く、またサーマルグリースなどの接触熱抵抗低減構造体を介して熱的に接続しても良い。
ヒートシンクを構成する、ベース板、リブ、フィンは、熱伝導率の高い材料からなることが望ましく、従って、例えばアルミニウム、銅、あるいはそれらの複合材料など伝熱性の良好な金属材料でなる。また、ヒートシンク表面は、輻射により放熱する役割を有することから、放射率を高くするために、塗装やアルマイト処理などの表面処理を行う方が望ましい。
また、ベース板、リブ、フィンは、それぞれ別々の部材から構成しても良いが、低コスト化のために、ベース板とリブとが一体成形されても良く、またリブとフィンが一体成形されても良く、さらに全てを一体成形しても良い。なお、全てを一体成形する場合は、ダイカストまたは押出し成形などにより成形後、第1の流路部は、穴加工または放電加工などにより、リブを形成するという後加工により形成しても良い。
実施の形態2.
上記実施の形態1ではベース板3に複数のリブを設け、フィンを複数のリブを連結する例を示したが、例えば、図13に示すように、ベース板3中央に一つのリブ26を形成し、そのリブ26上に複数のフィン46を配設しても良い。ここではベース板3の他方の面上の長手方向の中央部に形成されたリブ26とベース板3とにて、ベース板3の長手方向の両端に第1の流路部56が形成される。また、リブ26上に複数のフィン46が等間隔にて載置され、これら複数のフィン46にてベース板3の短手方向に第2の流路部66が複数形成される。よって、第1の流路部56と第2の流路部66とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部56および第2の流路部66は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部56と第2の流路部66とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ26、およびフィン46からヒートシンク76が構成される。
また、図14に示すように、ベース板3中央に一つのリブ27を形成し、その両側面上に複数のフィン47を配設しても良い。ここではベース板3の他方の面上の長手方向の中央部に形成されたリブ27とベース板3とにて、ベース板3の長手方向の両端に第1の流路部57が形成される。また、リブ27両側面上に複数のフィン47が等間隔にて載置され、これら複数のフィン47にてベース板3の短手方向に第2の流路部67が複数形成される。よって、第1の流路部57と第2の流路部67とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部57および第2の流路部67は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部57と第2の流路部67とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ27、およびフィン47からヒートシンク77が構成される。
また、図15に示すように、ベース板3の一端に複数のリブ222を形成し、それらリブ222上にフィン422を配設しても良い。ここではベース板3の他方の面上の長手方向の一端に形成されたリブ222とベース板3とにて、ベース板3の短手方向の第1の流路部522が形成される。また、複数のフィン422が等間隔にて載置され、これら複数のフィン422にてベース板3の長手方向に第2の流路部622が複数形成される。よって、第1の流路部522と第2の流路部622とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部522および第2の流路部622は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部522と第2の流路部622とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ222、およびフィン422からヒートシンク722が構成される。
上記のように構成された実施の形態2のヒートシンクは上記実施の形態1と同様に冷却を行うことができ、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態3.
また、上記各実施の形態ではフィンをベース板に対して垂直に形成する例を示したがこれに限られることはなく、フィンをベース板に対し傾斜して配設されている例も考えられる。例えば図16に示すように、ここではベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ28を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ28とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部58を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ28上を跨ぐようにフィン48をそれぞれ載置し、そのフィン48がベース板3に対して一定方向に傾斜して配設されている。そして、複数のフィン48にてベース板3の長手方向に第2の流路部68を複数形成する。よって、第1の流路部58と第2の流路部68とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部58および第2の流路部68は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部58と第2の流路部68とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ28、およびフィン48からヒートシンク78が構成される。
また、図17に示すように、ここではベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ29を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ29とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部59を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ29上を跨ぐようにフィン49をそれぞれ載置し、そのフィン49がベース板3に対して放射状に傾斜して配設されている(尚、ベース板3の中央部のフィン49は傾斜せず垂直に形成されている)。そして、複数のフィン49にてベース板3の長手方向に第2の流路部69を複数形成する。よって、第1の流路部59と第2の流路部69とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部59および第2の流路部69は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部59と第2の流路部69とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ29、およびフィン49からヒートシンク79が構成される。
また、図18に示すように、ここではベース板3の他方の面上の長手方向の中央部に形成されたリブ210とベース板3とにて、ベース板3の長手方向の両端に第1の流路部510が形成される。また、リブ210上に複数のフィン410が等間隔に、かつ、一定方向に傾斜して載置され、これら複数のフィン410にてベース板3の短手方向に第2の流路部610が複数形成される。よって、第1の流路部510と第2の流路部610とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部510および第2の流路部610は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部510と第2の流路部610とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ210、およびフィン410からヒートシンク710が構成される。なおこの場合、ベース板3とフィン410がなす角(平行である場合を0°とする)が15°から65°までの範囲である方が望ましい。
上記のように構成された実施の形態3のヒートシンクは上記各実施の形態と同様に冷却を行うことができ、上記各実施の形態と同様の効果を奏することができるのはもちろんのこと、特に、上向きまたは下向き方向へベース板が傾斜して設置された場合でも、重力方向に沿ってフィンを設けることにより、フィン間の重力方向長さが増大し浮力が大きくなるため通流特性が向上し、またフィン間を通流する空気流れの偏流(一方のフィン面だけに沿って空気が通流し、もう一方のフィン面近傍空気が淀むこと)が無くなり、熱伝達が向上する。このように、さらに設置姿勢に適した自然空冷のヒートシンクを提供することができる。また、図17に示すように、放射状にフィンを配設することにより、フィン間の空気通流断面積をより大きくすることができ、通流特性が改善され、熱伝達がより一層向上する。
実施の形態4.
図19ないし図21はこの発明による実施の形態4による自然空冷のヒートシンクの構成を示す斜視図である。ここではフィンの断面形状を略L字形状にて成る場合について説明する。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。図19に示すように、ここではベース板3の他方の面上の長手方向の両端に厚板にて成るリブ211を等間隔にて複数個並べて形成し、この長手方向の両端のリブ211とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部511を形成する。また、ベース板3の長手方向の両端の2つのリブ211上を跨ぐように断面形状が略L字形状にて成るフィン411をそれぞれ載置する。そして、複数のフィン411にてベース板3の長手方向に第2の流路部611を複数形成する。よって、第1の流路部511と第2の流路部611とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部511および第2の流路部611は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部511と第2の流路部611とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ211、およびフィン411からヒートシンク711が構成される。
また、図20(a)に示すように、リブ212と断面形状が略L字形状のフィン412とを1つの板材から形成することも考えられる。このように形成すれば、リブ212と断面形状が略L字形状のフィン412とを1つの部材から一度に成型し一体構造物にて形成することができるため、製作コストを低減することができる。
そして、図20(b)に示すように、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ212とフィン412との一体構造物を等間隔にて複数個並べ、フィン412の中央下端部を折り曲げてフィン412の断面形状が略L字形状と成るように形成する。そして、この長手方向の両端のリブ212とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部512を形成する。また、複数のフィン412にてベース板3の長手方向に第2の流路部612を複数形成する。よって、第1の流路部512と第2の流路部612とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部512および第2の流路部612は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部512と第2の流路部612とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ212、およびフィン412からヒートシンク712が構成される。
また、図21(a)に示すように、リブ213と断面形状が略L字形状のフィン413とを1つの板材から形成することも考えられる。このように形成すれば、リブ213と断面形状が略L字形状のフィン413とを1つの部材から一度に成型し一体構造物にて形成することができるため、製作コストを低減することができる。
そして、図21(b)に示すように、ベース板3の他方の面上の長手方向の両端にリブ213とフィン413との一体構造物を等間隔にて複数個並べ、フィン413の中央上端部を折り曲げてフィン413の断面形状が略L字形状と成るように形成する。そして、この長手方向の両端のリブ213とベース板3とにてベース板3の短手方向の中央部に第1の流路部513を形成する。また、複数のフィン413にてベース板3の長手方向に第2の流路部613を複数形成する。よって、第1の流路部513と第2の流路部613とは、ベース板3の他方の面上において方向の異なる空気の流れる流路を形成し、かつ、連結されている。さらに、第1の流路部512および第2の流路部612は、ベース板3に対して平行にそれぞれ形成され、第1の流路部513と第2の流路部613とは直交して成るように形成されている。これら、ベース板3、リブ213、およびフィン413からヒートシンク713が構成される。
上記のように構成された実施の形態4のヒートシンクは上記各実施の形態と同様に冷却を行うことができ、上記各実施の形態と同様の効果を奏することができるのはもちろんのこと、フィン面積が増大するので、熱伝達特性がさらに向上する。また、フィンとリブとを一体構造物にて形成する場合、一枚の板材から断面形状が略L字形状のフィンとリブとを同時に作成でき製造効率が向上し、低コスト化を図ることができる。
尚、上記各実施の形態では短手方向と長手方向とを限定的に用いて説明したが、これに限られることはなく、ベース板が正方形でも良く、また、上記説明と逆方方向にフィンおよびリブを配設しても良い。
実施の形態5.
図22は、この発明による実施の形態5による自然空冷のヒートシンクの構成を示す斜視図である。図において、一方の面上が発熱体10に熱的に接続可能にて成るベース板30で、このベース板30は垂直方向に配設される。ベース板30の発熱体1が接続されない他方の面上に熱的に接続し、垂直方向に対して斜め方向に複数のフィン414が配設されたものである。そして、フィン414とベース板3とにてベース板3に対して傾斜する流路部614が形成される。これら、ベース板30、フィン414からヒートシンク713が構成される。
上記のように構成された実施の形態4による自然空冷のヒートシンクは、通常鉛直方向に沿ってフィンを配設するところを、斜めになるように配設したもので、フィン間を通過する距離(自然空冷熱伝達の平均長さ)を短くすることにより、自然対流熱伝達を向上し(上記平均長さが短いほど熱伝達特性が向上する)、また、下方および右側方から空気が流入し、左側方および上方へ空気が流出することから、通流特性が良くなり、ヒートシンクの放熱特性が向上する。
尚、本実施の形態5では、図22にて示したようにフィンが設けられたベース板の横に対する縦の長さが大きな場合に、上記放熱特性の改善効果がある。また、フィンの通流方向長さが短いほど自然空冷のヒートシンクの放熱特性は向上することから、フィンの通流方向長さを小さくした放熱特性の高い自然空冷のヒートシンクを提供する。
なお、上記実施の形態1ないし実施の形態5を複合的に組合せても良いことは言うまでもない。
この発明の実施の形態1によるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2の自然空冷ヒートシンクの構成を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態2の他の変形例である自然空冷ヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2の他の変形例である自然空冷ヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3によるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3の他の変形例であるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4によるヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4の変形例である自然空冷ヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4の他の変形例である自然空冷ヒートシンクの構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5による自然空冷ヒートシンクの構成を示す斜視図である。
符号の説明
1,10 発熱体、3,30 ベース板、
21,22,23,24,25,26,27,28,29,210,211,212,213,215,216,217,218,219,220,221,222 リブ、
41,42,43,44,45,46,47,48,49,410、411,413,414,415,416,417,418,419,420,421,422 フィン、
51,52,53,54,55,56,57,58,59,510,511,512,513,515,516,517,518,519,520,521,522 第1の流路部、
61,62,63,64,65,66,67,68,69,610,612,613,615,616,617,618,619,620,621,622 第2の流路部、
71,72,73,74,75,76,77,78,79,710,711,712,713,714,715,716,717,718,719,720,721,722 ヒートシンク、
614 流路。

Claims (8)

  1. 一方の面上が発熱体に熱的に接続可能にて成るベース板と、上記ベース板の上記発熱体が接続されない他方の面上に方向の異なる空気の流れる流路を形成する第1の流路部および第2の流路部を備え、上記第1の流路部と上記第2の流路部とは連通する箇所を有することを特徴とするヒートシンク。
  2. 上記第1の流路部および上記第2の流路部は、上記ベース板に対して平行にそれぞれ形成され、上記第1の流路部と上記第2の流路部とは直交して成ることを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 上記ベース板の他方の面上に上記ベース板と熱的に接続された複数のリブと、任意の複数の上記リブ上に跨るように配設され上記各リブと熱的に接続されたフィンを複数備え、上記各リブおよび上記ベース板にて上記第1の流路部が、上記各フィンにて上記第2の流路部がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒートシンク。
  4. 上記リブと上記リブ上の上記フィンとが一体構造物にて成ることを特徴とする請求項3に記載のヒートシンク。
  5. 上記ベース板の他方の面上に上記ベース板と熱的に接続されたリブと、上記リブ上に配設され上記リブと熱的に接続された複数のフィンとを備え、上記リブおよび上記ベース板にて上記第1の流路部が、上記各フィンにて上記第2の流路部がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒートシンク。
  6. 上記フィンは上記ベース板に対し傾斜して配設されていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のヒートシンク。
  7. 上記フィンは断面形状が略L字形状にて成ることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれかに記載のヒートシンク。
  8. 一方の面上が発熱体に熱的に接続可能にて成り垂直方向に設置されるベース板と、上記ベース板の上記発熱体が接続されない他方の面上に上記垂直方向に対して斜め方向に複数配設されたフィンとを備えたことを特徴とするヒートシンク。
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