JP2005295479A - アンテナ切換モジュール - Google Patents

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和弘 山田
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Abstract

【課題】 素子保護用のケースが、その撓みによって脱落しにくい構造のアンテナ切換モジュールを提供する。
【解決手段】 アンテナ切換モジュール10では、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で、最も高さが高い部品であるSAWフィルタ素子122が、シールドキャップ160の裏面161bおよび裏面162b〜165bからなる被覆面を略線対称に区分する軸である線分t−t,線分y−yを積層体100の最上面に向けて投影したときに、線分t−t,線分y−yと重なる位置に実装される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、誘電体セラミック層を積層した積層体にアンテナ切換回路の少なくとも一部を形成する技術に関するものである。
携帯電話等の移動体通信機器には、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムにおいて通信が可能な、いわゆるマルチバンド対応の通信機器が知られている。マルチバンド対応の通信機器は、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応した送信回路および受信回路と、通信電波の送受信を行なうアンテナと、これら複数の送信回路および受信回路とアンテナとの接続を切り換えるアンテナ切換回路を形成するアンテナ切換モジュールとを備える。
アンテナ切換モジュールとしては、小型化・高集積化を図るため、誘電体セラミックス層を積層した積層体にアンテナ切換回路を形成したものが知られている。こうしたアンテナ切換回路には、特定の周波数帯域の信号を通過させるフィルタ回路を含むものがある。こうしたフィルタ回路を含むアンテナ切換モジュールでは、従来、フィルタ回路が形成されたフィルタ素子を、他の素子と共に、積層体の表面に実装し、該実装後の積層体の表面に素子保護用の金属ケースを被せていた。
特開2001−211097号公報
しかしながら、上記の従来のアンテナ切換モジュールでは、フィルタ素子が、積層体の表面を略線対称に区分する軸を挟んで、ダイオード等の他の素子とは反対側に実装されていた。このため、フィルタ素子と他の素子との高さが異なる場合には、アンテナ切換モジュールの落下等によって金属ケースが撓んだ場合に、金属ケースに対してかかる力がフィルタ素子側と他の素子側との間で不均一となり、金属ケースが脱落し易くなるという難点があった。
本発明は、上記の課題を解決し、素子保護用のケースが、その撓みによって脱落しにくい構造のアンテナ切換モジュールを提供することを目的として、以下の構成を採った。
本発明のアンテナ切換モジュールは、誘電体セラミック層を積層した積層体に、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と通信電波の送受信を行なうアンテナとの接続を切り換えるアンテナ切換回路の少なくとも一部を形成したアンテナ切換モジュールであって、
前記アンテナ切換回路は、互いに異なる周波数帯域の信号を通過させる複数のフィルタ回路を含み、
前記積層体の表面には、前記フィルタ回路が内蔵されたフィルタ素子と、前記アンテナ切換回路を構成する各回路素子とが実装されると共に、該実装された複数の素子を覆う被覆面を有するシールドキャップが装着され、
前記フィルタ素子は、前記積層体の表面に実装される素子のうち、最も高さの高い素子であり、
該フィルタ素子は、前記被覆面を略線対称に区分する軸を前記積層体の表面に向けて投影したときに前記軸と重なる位置に実装されたことを要旨とする。
本発明のアンテナ切換モジュールによれば、積層体に形成されたアンテナ切換回路には、互いに異なる周波数帯域の信号を通過させる複数のフィルタ回路が含まれている。こうしたフィルタ回路を含むアンテナ切換モジュールでは、積層体の表面に、フィルタ回路が内蔵されたフィルタ素子を含む複数の素子が実装されると共に、該実装された複数の素子を覆う被覆面を有するシールドキャップが装着されている。上記のフィルタ素子は、積層体の表面に実装される素子のうち、最も高さの高い素子であり、シールドキャップの被覆面を積層体の表面に向けて投影したときに、前記軸と重なる位置となるように実装されている。このため、フィルタ素子と他の素子との高さが異なる場合には、アンテナ切換モジュールの落下等によってシールドキャップが撓んだ場合に、このシールドキャップの撓みを上記投影後の軸と重なる位置に実装されたフィルタ素子が受けるので、シールドキャップと積層体との装着部位の一部のみに偏った応力がかかりにくくなる。従って、撓みによるシールドキャップの脱落を抑止することができる。
また、シールドキャップの上記投影後の軸と重なる位置に実装されるフィルタ素子として、2以上のフィルタ回路が内蔵された1個のフィルタ素子を採用することも可能である。こうすれば、フィルタ素子は、1のフィルタ回路が形成されたフィルタ素子を距離をおいて2個実装した場合よりも、広い範囲(積層体の表面の範囲)に連続する。従って、フィルタ素子の実装範囲における積層体の強度を高めることができる。
上記のフィルタ素子が、積層体の表面に実装された複数の素子の中で最も広い実装面積を有する素子であることも好適である。こうすれば、シールドキャップの撓みを受ける範囲が広くなり、シールドキャップの脱落の抑止効を高めることができる。
積層体の表面が、互いに対向する2つの辺部として、第1辺部と第2辺部とを備え、第1辺部と前記フィルタ素子との間に形成された間隔が、第2辺部と前記フィルタ素子との間に形成された間隔とは異なる構成を採ることも望ましい。こうすれば、フィルタ素子と辺部との間隔は一方が他方よりも広くなるので、より広い間隔を有する辺部とフィルタ素子との間の領域(積層体の表面の領域)に、他の実装部品(例えば、チップコンデンサやチップインダクタ等)を配置するスペースを確保することができる。
以上説明した本発明の構成および作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用したアンテナ切換モジュールについて、次の順序で説明する。
A.実施例(トリプルバンド)
A−(1).アンテナ切換モジュール10の全体構造
A−(2).アンテナ切換モジュール10の回路構成
A−(3).アンテナ切換モジュール10の細部構造
A−(4).アンテナ切換モジュール10の製造方法
B.その他の実施形態
A.実施例(トリプルバンド):
本発明の実施例であるアンテナ切換モジュール10は、EGSM(Extended Global System for Mobile Communications),DCS(Digital Communication System),PCS(Personal Communication Service)の3つの通信システムに準拠した、いわゆるトリプルバンドの携帯電話に搭載されるモジュールである。
A−(1).アンテナ切換モジュール10の全体構造:
アンテナ切換モジュール10の構造について説明する。図1は、アンテナ切換モジュール10の外観構造を示す斜視図である。アンテナ切換モジュール10は、携帯電話における通信周波数の異なる複数の通信システムと、通信電波の送受信を行なうアンテナとの間に実装されるモジュールである。このアンテナ切換モジュール10は、誘電体セラミックス(ガラスセラミック)層を積層した四角柱状の積層体100を備える。積層体100のガラスセラミック層は、アルミナを基調としたガラスセラミック材料から成る。なお、積層体100の積層面の一辺は、5ミリメートル(以下、mmと表記する)程度である。
積層体100の各層には、その表面に導体パターンが設けられると共に、各層間の導通を図るためのビア電極が設けられている。この導体パターンやビア電極は、銀を主成分とした導体材料から成る。更に、積層体100の最上層表面の導体パターン上には実装部品が実装される。この導体パターン,ビア電極および実装部品によって、積層体100には、携帯電話における複数の通信システムのそれぞれに対応した送信回路および受信回路とアンテナとの接続を切り換えるアンテナ切換回路AC1が形成されている。
積層体100の最上層表面には、実装部品として、アンテナ切換回路AC1を形成するSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ素子121,122、ダイオード131,コイル141,抵抗器151,コンデンサ155などの種々のチップ部品が複数実装されている。これら実装部品の上部は、積層体100の最上面に半田付けによって装着された導体金属製のシールドキャップ160によって覆われている。シールドキャップ160は、積層体100の最上面に装着された際に、積層体100の最上面に設けられたグランドパターン195,196から積層体100内部の各層を介してグランドに接続される(図5を参照)。
図2は、アンテナ切換モジュール10の底面図である。積層体100の最下層表面には種々の接続端子として、アンテナに接続されるアンテナ端子ANTの他、EGSM系に関する接続端子としては、EGSM系の送信回路に接続される送信端子TX2と、EGSM系の受信回路に接続される受信端子RX2a,RX2bと、EGSM系の送受信経路の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC2とが設けられている。これらの端子は、積層体100の底面の互いに対向する2つの長辺に沿って、端子間の間隔をとりながら配置されている。一方の長辺側に配置された端子群と他方の長辺側に配置された端子群の間には、アンテナ切換モジュール10が実装された際にグランドに接続されるグランドパターン191,192,193,194が設けられている。
DCS/PCS系に関する接続端子としては、DCS/PCS系の送信回路に接続される送信端子TX34と、DCS系の受信回路に接続される受信端子RX3a,RX3bと、PCS系の受信回路に接続される受信端子RX4a,RX4bと、DCS/PCS系の送信経路の入り切り(ON/OFF)の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC34と、PCS系の受信経路の入り切り(ON/OFF)の切換を制御する制御回路に接続される制御端子VC4とが設けられている。
A−(2).アンテナ切換モジュール10の回路構成:
アンテナ切換モジュール10に形成されたアンテナ切換回路AC1について説明する。図3は、アンテナ切換回路AC1を示す回路図である。アンテナ切換回路AC1は、EGSM系の信号経路の切換を行なうスイッチ回路SW2と、DCS/PCS系の信号経路の切換を行なうスイッチ回路SW34と、スイッチ回路SW2,SW34に対して各受信信号および各送信信号の分配を行なうダイプレクサ回路DPとを主要な回路として構成されている。
アンテナ端子ANTとダイプレクサ回路DPとを接続する信号経路には、ローパスフィルタ回路LPF1が配設されている。ローパスフィルタ回路LPF1には、アンテナ端子ANT側から順に、片側がグランドに接続されるコンデンサC11,C13,C15が接続されている。コンデンサC11,C13間には、コンデンサC12とコイルL12とが並行して接続され、コンデンサC13,C15間には、コンデンサC14とコイルL14とが並行して接続され、多段のローパスフィルタ(LCエリピティックフィルタ)として構成されている。このローパスフィルタ回路LPF1は、DCSシステムの通信周波数帯域に対する二次高調波(3.42〜3.57GHz)以上の信号を減衰させる。
ダイプレクサ回路DPには、スイッチ回路SW2に接続する信号経路にローパスフィルタ回路LPF2が配設され、スイッチ回路SW34に接続する信号経路にハイパスフィルタ回路HPFが配設されている。
ローパスフィルタ回路LPF2には、ローパスフィルタ回路LPF1側にコイルL21が接続され、その後段は、コイルL22およびコンデンサC22を介してグランドに接続され、LCフィルタとして構成されている。このローパスフィルタ回路LPF2は、EGSMシステムの通信周波数帯域(0.880〜0.960GHz)の信号を通過させ、それよりも高い周波数の信号を減衰させる。
ハイパスフィルタ回路HPFには、ローパスフィルタ回路LPF1側から順に、コンデンサC25,C27が直列して接続されている。コンデンサC25,C27間は、コイルL26およびコンデンサC26を介してグランドに接続され、LCフィルタとして構成されている。このハイパスフィルタ回路HPFは、DCSシステムおよびPCSシステムの通信周波数帯域(1.710〜1.990GHz)の信号を通過させ、それよりも低い周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW2における受信端子RX2a,RX2b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、片側がグランドに接続されるコンデンサC31と、コイルL32と、カソード側がコンデンサC33を介してグランドに接続されるダイオードD33とが接続されている。ダイオードD33とコンデンサC33との間は、抵抗器R34を介して制御端子VC2が接続されている。スイッチ回路SW2における送信端子TX2側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD35と、片側がグランドに接続されるコイルL36とが接続されている。このスイッチ回路SW2は、制御端子VC2に印加される制御電圧によるダイオードD33,D35のON/OFFによって、受信端子RX2a,RX2b側および送信端子TX2側の信号経路の切換を行なう。
スイッチ回路SW2と受信端子RX2a,RX2bとの間の信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW2が接続され、受信端子RX2a,RX2b間には、コイルL62が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW2は、EGSMシステムの受信周波数帯域(0.925〜0.960GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。なお、SAWフィルタ回路SAW2は、SAWフィルタ素子122に形成されている。
スイッチ回路SW2と送信端子TX2とを接続する信号経路には、ローパスフィルタ回路LPF3が配設されている。ローパスフィルタ回路LPF3には、スイッチ回路SW2側から順に、片側がグランドに接続されるコンデンサC41,C43が接続され、コンデンサC41,C43間には、コンデンサC42とコイルL42とが並列して接続され、ローパスフィルタ(LCエリピティックフィルタ)として構成されている。このローパスフィルタ回路LPF3は、EGSMシステムの送信周波数帯域(0.880〜0.915GHz)の信号を通過させ、それよりも高い周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW34における受信端子RX3a,RX3b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、コイルL51が接続され、その後段は、カソード側がコンデンサC53を介してグランドに接続されるダイオードD52が接続され、ダイオードD52とコンデンサC53との間は、片側がグランドに接続される抵抗器R53が接続されている。スイッチ回路SW34における受信端子RX4a,RX4b側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD54と、コンデンサC54およびコイルL54とが並列に接続され、その後段は、コイルL55を介して制御端子VC4が接続されている。このスイッチ回路SW34は、制御端子VC4に印加される制御電圧によって、受信端子RX4a,RX4b側の信号経路の入り切り(ON/OFF)の切換を行なう。
スイッチ回路SW34における送信端子TX34側の信号経路には、ダイプレクサ回路DP側から順に、カソード側がダイプレクサ回路DP側に接続されたダイオードD57と、コンデンサC57およびコイルL57とが並列に接続され、その後段は、コイルL58を介して制御端子VC34が接続されている。このスイッチ回路SW34は、制御端子VC34に印加される制御電圧によって、送信端子TX34側の信号経路の入り切り(ON/OFF)の切換を行なう。
スイッチ回路SW34と受信端子RX3a,RX3bとを接続する信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW3が接続され、受信端子RX3a,RX3b間には、コイルL63が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW3は、DCSシステムの受信周波数帯域(1.805〜1.880GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。
スイッチ回路SW34と受信端子RX4a,RX4bとを接続する信号経路には、平衡型のSAWフィルタ回路SAW4が接続され、受信端子RX4a,RX4b間には、コイルL64が接続されている。このSAWフィルタ回路SAW4は、PCSシステムの受信周波数帯域(1.930〜1.990GHz)の信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させる。なお、SAWフィルタ回路SAW3はSAWフィルタ素子122に形成され、SAWフィルタ回路SAW4は、SAWフィルタ素子121に形成されている。
これらの回路構成によって、アンテナ切換回路AC1は、制御端子VC2,VC34,VC4の各制御電圧に基づいて、EGSM,DCS,PCSの3つのシステムの各送受信系と1つのアンテナとの間における信号経路の切換を行なうことができる。
A−(3).アンテナ切換モジュール10の細部構造:
図4はシールドキャップ160の構造を示す説明図である。図4(A),図4(B)は、それぞれ、シールドキャップ160の上面、底面を表わしている。図4(C),図4(D)は、図4(A)に示すシールドキャップ160を、それぞれ、4C−4C線,4D−4D線に沿って切断したときの概略断面を表わしている。
図示するように、シールドキャップ160は、1個の天壁161と、この天壁161の周りを囲む4個の側壁162〜165とから構成されている。この4個の側壁162〜165のうち、互いに向かい合う横方向の側壁162,164は、天壁161と略直角に天壁161と一体化されており、互いに向かい合う縦方向の側壁163,165は、天壁161の外側方向に傾斜しつつ、天壁161と一体化されている。これにより、天壁161の裏面161bと側壁162〜165の裏面162b〜165bとで囲まれた範囲には、各実装部品を収納可能な容積の空間である収納部170が形成されている。本実施例では、上記の裏面161bおよび裏面162b〜165bが、特許請求の範囲における「被覆面」に相当する。なお、図4(B)に示した線分t−tおよび線分y−yは、いずれも、裏面161bおよび裏面162b〜165bからなる被覆面を略線対称に区分する軸であり、線分t−t,線分y−yは、それぞれ、縦方向の軸,横方向の軸を表わしている。
4個の側壁162〜165は、天壁161とは反対側に、各側壁162,163,164,165の厚みによって形成された端部167p,167q,167r,167sを備える。以下、この4つの端部167p〜sをまとめて、端部167とも呼ぶ。端部167q,167sの近傍における収納部170の高さは、側壁163,165に付与された傾斜により、端部167q,167sに近づくにつれて漸減されている。
シールドキャップ160の端部167が積層体100の最上面に装着されると、図1に示したように、積層体100の最上層表面に実装された実装部品が収納部170内に収納され、天壁161の表面161aおよび側壁162〜165の表面162a〜165aが外部に露出した状態となる。これにより、積層体100の最上層表面に実装された実装部品がシールドキャップ160によって覆われる。よって、こうしたシールドキャップ160によれば、積層体100の最上層表面に形成された回路を外部からの衝撃から保護すると共に、外部からの電磁波が回路に侵入することを抑制することができる。
なお、本実施例では、天壁161の形状を略矩形としているため、横方向の側壁162,164の幅が縦方向の側壁163,165よりも長くなっている。この天壁161の形状としては、略矩形のほか、略正方形、矩形や正方形以外の四角形、四角形以外の多角形、略円形、略楕円形等を採用することができ、この場合には、採用した形状の天壁の周りを囲むように側壁を設ければよい。
図5は上記のシールドキャップ160が装着される積層体100の最上面の様子を示す説明図である。図5(A),図5(B)は、それぞれ、シールドキャップ160の装着前,装着後の積層体100の最上面を表わしている。この図5(B)では、シールドキャップ160で覆われた部位を破線で表わすと共に、図4(B)に示した線分t−t,線分y−yを付記している。図5(C)は、シールドキャップ160装着後の積層体100を図5(B)に示す線分t−tに沿って切断したときの概略断面を表わしている。
図示するように、積層体100の最上面は、互いに対向する2つの辺部として、第1長辺部101と第2長辺部102、第1短辺部103と第2短辺部104とを備える。この積層体100の最上面における上記の4つの辺部101〜104付近の領域(以下、周縁という)に、シールドキャップ160の端部167が装着される。積層体100の最上面の周縁の一部(短辺側)には、グランドに接続されるグランドパターン195,196が設けられている。このグランドパターン195,196には、それぞれ、シールドキャップ160の端部167s,167qが接続される。
一方、積層体100の最上面の周縁よりも内側の領域には、既述したように、2つのフィルタ回路(SAWフィルタ回路SAW2,SAW3)が内蔵された1個のSAWフィルタ素子122,1つのフィルタ回路(SAWフィルタ回路SAW4)が形成された1個のSAWフィルタ素子121,ダイオード131,コイル141,抵抗器151,コンデンサ155などの実装部品が実装されている。図5(A)では、ダイオード131,コイル141,抵抗器151,コンデンサ155を、それぞれ、D,L,R,Cという英字で表わしている。SAWフィルタ素子122は、ダイオード131,コイル141,抵抗器151,コンデンサ155とは高さおよび実装面積が異なっており、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で、最も高さが高く、最も広い実装面積を有する。このため、ダイオード131、コイル141、抵抗器151、コンデンサ155は、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で、相対的に高さが低く、相対的に実装面積が狭い素子となっている。なお、SAWフィルタ素子121,122の積層体100に装着される側の面とは反対側の面(以下、頂上面という)には、図示しない接地ラインが設けられている。
SAWフィルタ素子122は、実装後に第1長辺部101との間に形成される間隔P1が第2長辺部102との間に形成される間隔P2と異なるように、かつ、実装後に第1短辺部103との間に形成される間隔P3が第2短辺部104との間に形成される間隔P4と異なるように、矩形形状の積層体100の最上面の重心を覆う位置に実装されている。
このように実装部品が実装された積層体100にシールドキャップ160が装着されると、図5(C)に示すように、積層体100の最上面に実装された実装部品が収納部170に収納される。これにより、シールドキャップ160の天壁161の裏面161bは、SAWフィルタ素子121,122の頂上面の接地ラインに接する。また、このようにシールドキャップ160を装着した状態で、線分t−t,線分y−yを積層体100の最上面に向けて投影すると、図5(B)に示すように、SAWフィルタ素子122は、投影した線分t−t,線分y−yと重なる。
A−(4).アンテナ切換モジュール10の製造方法:
アンテナ切換モジュール10の製造方法について説明する。図6は、アンテナ切換モジュール10の製造工程の概略を示す説明図である。アンテナ切換モジュール10を製造する際には、始めに、誘電体材料の一つである低温焼成可能なガラスセラミックス材料から成るグリーンシートを複数用意する(工程S110)。グリーンシートの大きさは、複数個分の積層体100の大きさである。
その後、各グリーンシートに、積層体100の隣接する各層を導通させるスルーホールと、アンテナ切換回路AC1を形成する導体パターンとを、積層体100の各層に対応させて形成する(工程S120)。スルーホールについては、スルーホールを形成する箇所に穴を開けた後、その穴に導体ペーストを充填させることによってビア電極を形成する。導体パターンについては、グリーンシートの表面に導体ペーストを印刷することによって形成する。なお、本実施例の導体ペーストの材料は、銀を主体とする材料を用いる。この工程において、積層体100の最下層表面や最上層表面に対応するグリーンシートには、既述した種々の接続端子やグランドパターン191〜196となる導体パターンが形成される。
導体パターンおよびビア電極を形成した後(工程S120)、積層体100の各層の導体パターンおよびビア電極が形成されたグリーンシートを、積層体100における各層の並びの順で積層する(工程S130)。この工程において、最上層に対応するグリーンシートには、最上層と同様のアルミナを基調としたガラスセラミック材料から成るオーバコートガラスが、導体パターンのうちの実装部品が装着される部位(以下、パッドという)以外の領域に、コーティングされる。
こうしてグリーンシートを積層した後(工程S130)、積層したグリーンシートを焼成する(工程S140)。その後、焼成したグリーンシートにおける各積層体100の表面に現れている導体パターンにニッケル−金メッキを施し(工程S150)、各積層体100の最上層表面に、SAWフィルタ素子122やダイオード131等の実装部品やシールドキャップ160を半田付けする(工程S160)。この工程において、SAWフィルタ素子122は、シールドキャップ160の線分t−t,線分y−yを積層体100の最上層表面に向けて投影したときに、線分t−t,線分y−yと重なる位置に半田付けされる。その後、各積層体100を形成する個片毎に分割することで(工程S170)、アンテナ切換モジュール10が完成する。
以上説明した本実施例のアンテナ切換モジュール10によれば、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で最も高さが高い部品であるSAWフィルタ素子122は、シールドキャップ160の裏面161bおよび裏面162b〜165bからなる被覆面を略線対称に区分する軸である線分t−t,線分y−yを積層体100の最上面に向けて投影したときに、線分t−t,線分y−yと重なる位置に実装される。このため、アンテナ切換モジュール10の落下等によってシールドキャップ160が撓んだ場合に、このシールドキャップ160の撓みを上記投影後の線分t−t,線分y−yと重なる位置においてSAWフィルタ素子122が受けるので、シールドキャップ160と積層体100との装着部位(周状の端部167が積層体100の最上面に接している範囲)の一部のみに偏った応力がかかりにくくなる。従って、撓みによるシールドキャップ160の脱落を抑止することができる。
また、シールドキャップ160の上記投影後の線分t−t,線分y−yと重なる位置に実装されているのは、2つのフィルタ回路が内蔵された1個のSAWフィルタ素子122である。このため、SAWフィルタ素子122は、1つのフィルタ回路が形成されたSAWフィルタ素子を距離をおいて2個実装した場合よりも、積層体100の最上面の広い範囲に亘って連続する。従って、SAWフィルタ素子の実装範囲における積層体100の強度を高めることができる。例えば、1つのフィルタ回路が形成されたSAWフィルタ素子を、2個、離間させて実装した場合には、2個のSAWフィルタ素子の間では、積層体100の実装部品を含む全体厚が薄くなるため、衝撃等によって積層体100に亀裂が入るおそれがあるが、積層体100の最上面の広い範囲に亘って連続するSAWフィルタ素子122を用いることで、このような亀裂が生じにくくなる。
加えて、SAWフィルタ素子122は、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で、最も広い実装面積を有する。従って、シールドキャップ160の撓みを受ける範囲が広くなり、シールドキャップ160の脱落の抑止効を高めることができる。
更に、本実施例のアンテナ切換モジュール10では、SAWフィルタ素子122は、縦方向の間隔P1と間隔P2とが異なるように実装されるので、実装後にSAWフィルタ素子122と第1長辺部101との間に形成される領域面積と、実装されたSAWフィルタ素子122と第2長辺部102との間に形成される領域面積とがアンバランスになる。こうすれば、積層体100の最上面の領域面積が広い方の側に、ダイオード131,コイル141,抵抗器151,コンデンサ155等の他の実装部品を配置するスペースを確保することができる。また、SAWフィルタ素子122は、横方向についても、間隔P3と間隔P4とが異なるように実装されるので、実装部品が配置される領域面積をより広く確保することができる。例えば、図5(A)に示す例で言えば、縦方向に間隔P2が取られた広い領域と横方向に間隔P3が取られた広い領域とが連続したスペースが形成されるので、より実装面積の大きな部品を実装することができる。
B.その他の実施形態:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、アンテナ切換モジュールが対応する通信システムは、トリプルバンドに限るものではなく、デュアルバンドやクワッドバンド、更に5つ以上の通信方式に対応するものに適用できることは勿論である。また、各接続端子の並設の順序は、実施例の順序に限定したものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。また、並設された送信端子と受信端子との間のグランドパターンや各接続端子の形状・大きさは、実施例のものに限定するものではなく、円形や多角形など種々の態様を採ることができる。また、各接続端子やグランドパターンを、積層工程前のグリーンシートに形成するのではなく、焼成後に形成することとしても良い。また、本実施例では、ダイオードを用いて構成されたスイッチ回路を用いたが、GaAs(ガリウム・ヒ素)スイッチを用いて構成されたスイッチ回路を採用することも可能である。
上記実施例では、SAWフィルタ素子122を、シールドキャップ160の線分t−t,線分y−yの双方と重なる位置に実装したが、図7に示すように、線分t−t,線分y−yのいずれかと重なる位置に実装してもよい。図7は、第1変形例としてのアンテナ切換モジュール10A,10Bにおけるシールドキャップ160装着後の積層体100の最上面を、図5(B)に対応する図で表わしたものである。図7に示すSAWフィルタ素子122A,122Bは、上記実施例のSAWフィルタ素子122と同様に、2つのフィルタ回路が内蔵された1個の実装部品であり、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で最も高さが高く、最も広い実装面積を有する実装部品である。こうした場合にも、シールドキャップ160の撓みを、投影後の線分t−t,線分y−yのいずれかと重なる位置において、最も高さの高い実装部品であるSAWフィルタ素子122A,122Bが受けるので、SAWフィルタ素子122A,122Bが上記投影後の線分t−t,線分y−yのいずれとも重ならない位置に実装された場合と比べて、シールドキャップ160と積層体100との装着部位の一部のみに偏った応力がかかりにくくなる。従って、撓みによるシールドキャップ160の脱落を、従来よりも抑止することができる。
上記実施例や変形例では、シールドキャップ160の撓みを、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で最も広い実装面積を有するSAWフィルタ素子122,122A,122Bを、シールドキャップ160の線分t−tや線分y−yと重なる位置に実装したが、こうした位置に実装されるSAWフィルタ素子は、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で最も広い実装面積を有するものでなくても差し支えない。こうした具体例を第2変形例として図8に示した。図8は、第2変形例としてのアンテナ切換モジュール10Cの構成を示す説明図である。図8(A)は、シールドキャップ160装着後の積層体100の最上面を、図5(B)に対応する図で表わしたものである。図8(B)は、シールドキャップ160装着後の積層体100を、図8(A)に示す8B−8B線に沿って切断したときの概略断面を表わしている。図8に示すSAWフィルタ素子122C,122Dは、上記実施例のSAWフィルタ素子122と同様に、2つのフィルタ回路が内蔵された1個の実装部品である。シールドキャップ160の線分y−yと重なる位置に実装されたSAWフィルタ素子122Cは、積層体100の最上面に実装される実装部品の中で最も高さの高い実装部品であるが、その実装面積は、SAWフィルタ素子122Dよりも小さい。こうした場合にも、シールドキャップ160の撓みを、投影後の線分y−yと重なる位置において、最も高さの高い実装部品であるSAWフィルタ素子122Cが受けるので、上記実施例や変形例と同様に、撓みによるシールドキャップ160の脱落を抑止することができる。
上記実施例や変形例では、1個のSAWフィルタ素子122,122A,122Bに2つのフィルタ回路(SAWフィルタ回路SAW2,SAW3)を内蔵したが、シールドキャップ160の線分t−tや線分y−yと重なる位置に実装されるSAWフィルタ素子は、1つのフィルタ回路のみが形成されたものであってもよく、3つ以上のフィルタ回路を内蔵するものであってもよい。また、上記実施例や変形例では、縦方向の間隔P1と間隔P2とが異なり,かつ、横方向の間隔P3と間隔P4とが異なるように、SAWフィルタ素子122,122Bを実装したが、縦方向の間隔P1と間隔P2,横方向の間隔P3と間隔P4のいずれかが異なるようにSAWフィルタ素子を実装してもよく、縦方向の間隔P1と間隔P2とがほぼ同じで,かつ、横方向の間隔P3と間隔P4とがほぼ同じになるように、SAWフィルタ素子を実装してもよい。
更に、上記実施例では、ローパスフィルタ回路LPF1、ダイプレクサ回路DP、スイッチ回路SW2、SAWフィルタ回路SAW2、ローパスフィルタ回路LPF3、スイッチ回路SW34、SAWフィルタ回路SAW3、SAWフィルタ回路SAW4から構成されるアンテナ切換回路AC1を1つの積層体100に形成したが、上記のアンテナ切換回路AC1を構成する一部の回路のみを1つの積層体に形成することとしても差し支えない。この場合には、上記の各回路を複数の積層体に分けて形成しておき、積層体同士を導通可能に接続すれば、上記実施例のアンテナ切換モジュール10と同様の機能を実現することができる。
本発明の実施例であるアンテナ切換モジュール10の外観構造を示す斜視図である。 アンテナ切換モジュール10の底面図である。 アンテナ切換回路AC1を示す回路図である。 シールドキャップ160の構造を示す説明図である。 積層体100の最上面の様子を示す説明図である。 アンテナ切換モジュール10の製造工程の概略を示す説明図である。 第1変形例としてのアンテナ切換モジュール10A,10Bの構成を示す説明図である。 第2変形例としてのアンテナ切換モジュール10Cの構成を示す説明図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C...アンテナ切換モジュール
100...積層体
101...第1長辺部
102...第2長辺部
103...第1短辺部
104...第2短辺部
121,122,122A〜D...SAWフィルタ素子
131...ダイオード
141...コイル
151...抵抗器
155...コンデンサ
160...シールドキャップ
161...天壁
161a...表面
161b...裏面
162〜165...側壁
162a〜165a...表面
162b〜165b...裏面
167、167p〜s...端部
170...収納部
191,192,193,194,195,196...グランドパターン
AC1,AC2...アンテナ切換回路
ANT...アンテナ端子
TX12,TX2,TX34...送信端子
VC12,VC2,VC34,VC4...制御端子
RX1〜4a,RX1〜4b...受信端子
GND...グランド端子
DP...ダイプレクサ回路
SW12,SW2,SW34...スイッチ回路
HPF...ハイパスフィルタ回路
LPF1,LPF2,LPF3...ローパスフィルタ回路
SAW2,SAW3,SAW4...SAWフィルタ回路

Claims (3)

  1. 誘電体セラミック層を積層した積層体に、通信周波数帯域の異なる複数の通信システムのそれぞれに対応する送信回路および受信回路と通信電波の送受信を行なうアンテナとの接続を切り換えるアンテナ切換回路の少なくとも一部を形成したアンテナ切換モジュールであって、
    前記アンテナ切換回路は、互いに異なる周波数帯域の信号を通過させる複数のフィルタ回路を含み、
    前記積層体の表面には、前記フィルタ回路が内蔵されたフィルタ素子と、前記アンテナ切換回路を構成する各回路素子とが実装されると共に、該実装された複数の素子を覆う被覆面を有するシールドキャップが装着され、
    前記フィルタ素子は、前記積層体の表面に実装される素子のうち、最も高さの高い素子であり、
    該フィルタ素子は、前記被覆面を略線対称に区分する軸を前記積層体の表面に向けて投影したときに前記軸と重なる位置に実装された
    アンテナ切換モジュール。
  2. 前記フィルタ素子は、前記積層体の表面に実装された複数の素子の中で最も広い実装面積を有する素子である請求項1に記載のアンテナ切換モジュール。
  3. 請求項1または2に記載のアンテナ切換モジュールであって、
    前記積層体の表面は、互いに対向する2つの辺部として、第1辺部と第2辺部とを備え、
    前記第1辺部と前記フィルタ素子との間に形成された間隔が、前記第2辺部と前記フィルタ素子との間に形成された間隔とは異なる
    アンテナ切換モジュール。
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