JP2005295015A - 映像会議システム - Google Patents

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志郎 池田
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信朗 藤村
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Abstract

【課題】 従来の会議システムは、撮像した映像データを端末に表示し、入力音声をテキストデータに変換して所定の言語に翻訳し、これをテキストデータにリンクして所定の議事録に記録し、この議事録を複数の端末に表示可能とすることができない。
【解決手段】 音声入力手段と、表示部とを備えた会議端末と、少なくとも1つの撮像手段と、会議端末が通信回線を介して複数接続された映像会議システムにおいて、撮像手段が撮像した映像データを前記会議端末に表示する映像表示手段と、音声入力手段に入力された音声をテキストデータに変換する音声変換手段と、該変換されたテキストデータを所定の言語に翻訳する翻訳手段と、該翻訳された翻訳データと前記テキストデータとリンクして議事録フォーマットに記録する音声テキスト記録手段と、該記録された議事録フォーマットを前記複数の会議端末の表示部に表示可能とする議事録表示手段とより構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像会議システムに関し、特に通信回線を介して接続されるカメラと表示装置を用いた映像会議システムに関するものである。
近年、カメラ映像を用いた会議システムについては、各種のシステムが提案、構築されている。
例えば、特開平10−178624号「テレビ会議システム」には、回線で接続された複数の端末装置間で音声及び画像を含む多重化データを送受信して、一方の端末装置で入力した画像及び音声を他の端末装置で出力するテレビ会議システムが提案されている。
また例えば、特開2003−255979号「データ編集方法、データ編集装置、データ編集プログラム」には、会議中の会議音声及び映像情報を入力する会議音声・映像入力部と、この会議音声・映像入力部から入力された会議音声および映像情報を蓄積する会議音声・映像データベースと、入力された音声情報及び映像情報から音声議事録と、テキスト議事録と、映像インデクシングとを作成する会議録作成部とによって構成したデータ編集装置等が提案されている。
また例えば、特開平10−136327号「ディスクトップ会議システム」には、会議出席者の音声を通信システムを介して受信し、この出席者の音声信号に対応した受信者が理解できる言語の文字データを音声理解装置に得、この文字データを受信者が理解できる言語の文字または音声で受け取るかを切換モード部で設定し、この設定に応じて翻訳変換処理部により文字データを各言語の文字データまたは音声データに翻訳し、翻訳した文字または音声データを各言語の文章又は音声に変換して受信映像と共にディスプレイに字幕表示又はエディタに記録表示、さらには音声合成装置で合成して音声で出力する会議システムが提案されている。
上述したように従来の映像会議システムに関する技術として、例えば特許文献1〜3等がある。
特開平10−178624号公報 特開2003−255979号公報 特開平10−136327号公報
上述した従来の各種会議システムにおいては、カメラが撮像した映像データを通信回線に接続された複数の端末の少なくとも1つに表示し、マイクに入力された音声をテキストデータに変換し、このテキストデータを所定の議事録に記録し、この記録した議事録を通信回線に接続された複数の端末に表示可能とすることができないという問題点があった。
また、上述した従来の各種会議システムにおいては、所定の会議項目と会議時間を設定した議事録フォーマットを有し、カメラが撮像した映像データと共に議事録フォーマットを通信回線に接続された端末の少なくとも1つに表示し、且つ、計時手段に基づいて議事の進行に伴う時間の経過を示すタイマ表示を議事録フォーマットに行うことができないという問題点があった。
さらに、上述した従来の各種会議システムにおいては、カメラが撮像した映像データを通信回線に接続された複数の端末の少なくとも1つに表示し、マイクに入力された音声をテキストデータに変換し、このテキストデータを所定の言語に翻訳し、この翻訳データとテキストデータとをリンクして所定の議事録フォーマットに記録し、この記録された議事録フォーマットを通信回線に接続された複数の端末に表示可能とすることができないという問題点があった。
本発明は上記従来技術に鑑みて為されたもので、上記の問題点を解決することを目的とする。
上記従来の問題点を解決するため請求項1に記載の発明は、音声入力手段と、表示部とを備えた会議端末と、少なくとも1つの撮像手段と、前記会議端末が通信回線を介して複数接続された映像会議システムにおいて、前記撮像手段が撮像した映像データを前記接続された会議端末の少なくとも1つの会議端末の表示部に表示する映像表示手段と、前記音声入力手段に入力された音声をテキストデータに変換する音声変換手段と、該変換されたテキストデータを所定の言語に翻訳する翻訳手段と、該翻訳された翻訳データと前記テキストデータとリンクして議事録フォーマットに記録する音声テキスト記録手段と、該記録された議事録フォーマットを前記接続された複数の会議端末の表示部に表示可能とする議事録表示手段と、より構成されることを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の映像会議システムであって、前記会議端末は音声出力手段を有し、前記音声入力手段に入力された音声、若しくは前記翻訳された翻訳データに基づいて音声変換された翻訳音声の何れかを前記音声出力手段より出力することを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の映像会議システムであって、前記撮像手段が撮像した映像データ及び前記音声入力手段に基づいて音声の発生があったことを検出する動き検出手段を有し、当該動き検出手段の動き出しのタイミングに合致させて前記通信回線に接続された複数の会議端末の表示部及び音声出力手段に各々映像データ及び入力音声若しくは翻訳音声を出力することを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため請求項4に記載の発明は、前記請求項2または請求項3に記載の映像会議システムであって、前記会議端末は、会議参加者の登録を行うことにより当該会議端末の音声入力手段及び撮像手段を有効と判断する参加者登録手段を有し、該参加者登録手段は、少なくとも当該会議端末にて使用する言語を登録する言語登録手段を有し、該言語登録手段により登録された言語を前記所定の言語に翻訳する前記音声変換手段と、前記所定の言語を当該会議端末にて使用する言語に翻訳する前記音声出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の映像会議システムであって、前記音声テキスト記録手段は、当該音声が入力された会議端末の固有情報、若しくは当該会議端末に登録された会議参加者の固有情報と共に記録することを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため請求項6に記載の発明は、前記請求項1乃至請求項5に記載の映像会議システムであって、前記議事録フォーマットを予め設定された情報端末または所定の手続により設定した情報端末に送信する議事録送信手段と、該送信された議事録フォーマットを受信した前記情報端末は、当該議事録フォーマットにアクセスして当該情報端末の固有データを記録することにより当該議事録フォーマットを承認する議事録承認手段とを備えたことを特徴とする。
本発明により、カメラが撮像した映像データを通信回線に接続された複数の会議端末の少なくとも1つに表示し、マイクに入力された音声をテキストデータに変換し、このテキストデータを所定の議事録に記録し、この記録した議事録を通信回線に接続された複数の会議端末に表示可能とする映像会議システムを提供することができる。
また、本発明により、所定の会議項目と会議時間を設定した議事録フォーマットを有し、カメラが撮像した映像データと共に議事録フォーマットを通信回線に接続された複数の会議端末の少なくとも1つに表示し、且つ、計時手段に基づいて議事の進行に伴う時間の経過を示すタイマ表示を議事録フォーマットに行う映像会議システムを提供することができる。
さらに、本発明により、カメラが撮像した映像データを通信回線に接続された複数の会議端末の少なくとも1つに表示し、マイクに入力された音声をテキストデータに変換し、このテキストデータを所定の言語に翻訳し、この翻訳データとテキストデータとをリンクして所定の議事録フォーマットに記録し、この記録された議事録フォーマットを通信回線に接続された複数の会議端末に表示可能とする映像会議システムを提供することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態である映像会議システムのブロック図の第1実施例を示す。
会議室10には、会議室全体を撮影するカメラ13と、このカメラ13で撮影した映像を表示する大型の表示装置12が備えられ、また、会議への参加者毎に会議端末11(11−1、11−2、11−3、・・・、11−n)が備えられる。
そして、これらはネットワーク18としてサーバ14に接続される。
また、ネットワーク18は他のネットワーク19に接続された承認端末15や他の会議端末16に接続することで、これらのネットワーク19に接続された情報端末も映像会議に参加することができる。
サーバ14には、会議のための各種のデータベース(メモリテーブル)が記憶されており、会議が開催されると、議事録の作成、及び、議事進行の時間管理を行う。
会議が開催される場合、会議室10内の各参加者に対して会議端末11がそれぞれ設置され、各参加者全体をカメラ13にて撮影し、この撮影した映像を表示装置12に表示する。
サーバ14は、ネットワーク18を介して会議端末11、カメラ13、表示装置12を制御し、例えば会議に使用する資料を予め記憶しておき、必要に応じて、撮影している会議室の映像から切り替えて、若しくは会議室の映像と共に表示装置12に表示する。
また、ネットワーク18は他のネットワーク19に接続された承認端末15に接続されて会議の内容をメール機能等により送信し、承認端末15より承認データを受信(返信)することで会議の承認を得ることができる。
さらに、他のネットワーク19に接続された他の会議端末16に接続することで、この他の会議端末16も映像会議に参加することができる。
図11は、本発明の実施の形態である会議システムの概略イメージを示す。
この図11は前述した図1のシステムブロック図を実際の会議を行う場合のイメージ図とした場合の実施例を示す。
会議室には、各々の会議参加者毎に会議端末11(11−1、11−2、11−3、・・・、11−n)が備えられており、各会議端末11はモニタを備えたパソコンとカメラやマイクが備えられている。
また、会議室には大型の表示装置12が備えられ、また、会議室全体を撮影するカメラ13が備えられている。
そして、各会議端末11、表示装置12、カメラ13、は、サーバ14にネットワーク接続されており、またサーバ14は他のネットワーク等と接続され、例えば、携帯電話ネットワークと接続されて、所定の携帯電話に当該会議の各種情報をメール送信し、若しくは各種情報をメール受信するシステムである。
ここで、本実施例における表示装置12の表示画面例は、会議室全体を表示しつつ、発言者をポップアップ表示した場合の表示の一例を示すものである。
図8は、本発明の実施の形態である会議端末のブロック図の実施例を示し、図8(a)会議端末の第1実施例、図8(b)会議端末の第2実施例、図8(c)会議端末の第3実施例を示す。
図8(a)会議端末の第1実施例は、パソコンとカメラとスピーカとマイクと翻訳装置を備えた情報表示端末である。
会議に参加する場合は、カメラにて当該会議端末の操作者(すなわち会議の参加者)を撮影し、また、マイクにて当該参加者が発生する音声が入力される。
パソコンの表示部には、通常、サーバ14を介して表示装置12に表示される表示画面と同様の表示が為され、またパソコンのキー操作に応じて、会議のスケジュールや会議参加者の一覧を表示する。
例えば、会議端末11−1の参加者が発言を行う場合、マイクに入力された音声が会議室に備えられたスピーカ(図7参照)や各会議端末のスピーカより出力され、また、当該会議端末11−1の参加者の映像(すなわち会議端末11−1のカメラが撮影している映像)を表示装置12及び他の会議端末11にポップアップ表示する。
翻訳装置は、例えば英和の機能を有する翻訳装置であり、参加者が英語により発言した場合に当該英語の音声を日本語の音声に翻訳した上で他の会議端末のスピーカなどより音声出力する装置である。
図8(b)会議端末の第2実施例は、パソコンとマイクとを備えた情報表示端末である。
会議に参加する場合は、マイクにて当該会議端末の参加者が発生する音声が入力される。
パソコンの表示部には、通常、サーバ14を介して表示装置12に表示される表示画面と同様の表示が為され、またパソコンのキー操作に応じて、会議のスケジュールや会議参加者の一覧を表示する。
例えば、会議端末71−1の参加者が発言を行う場合、マイクに入力された音声が会議室に備えられたスピーカ(図7参照)より出力され、また、当該会議端末71−1の参加者の映像を表示装置12及び他の会議端末11にポップアップ表示する。
この場合、図7のカメラ732に示すような可動カメラが撮影している映像を、当該会議端末71−1を使用する参加者の方にその撮影方向を可動させた上で撮影する。
なお、図8(b)の会議端末には必要に応じて、図8(a)に示す、カメラやスピーカ、翻訳装置、若しくは後述する図8(c)に示す、ICカード読取部、を組み込んだ会議端末としても良い。
図8(c)会議端末の第3実施例は、パソコンとマイクとICカード読取部を備えた情報表示端末である。
この図8(c)会議端末の第3実施例は、前述した図8(b)の各機能の他、例えば図9の参加者92に示すような参加者固有の情報を予めICカードに記憶しておき、会議に参加する際に記憶している情報をダウンロードするものである。
なお、この図8(c)の会議端末には必要に応じて、図8(a)に示す、カメラやスピーカ、翻訳装置、を組み込んだ会議端末としても良い。
図7は、本発明の実施の形態である映像会議システムのブロック図の第2実施例を示す。
会議室70には、会議室全体を撮影するカメラ731と、会議室内の所望の場所を撮影するカメラ732と、これらのカメラ731、732で撮影した映像を表示する大型の表示装置72が備えられ、また、会議への参加者毎に会議端末71(71−1、71−2、71−3、・・・、71−n)が備えられる。
そして、これらはネットワーク78としてサーバ74に接続される。
また、ネットワーク78は他のネットワーク79に接続された承認端末75や他の会議端末76に接続することで、これら他のネットワーク79に接続された情報端末も映像会議に参加することができる。
サーバ74には、会議のための各種のデータベース(メモリテーブル)が記憶されており、会議が開催されると、議事録の作成、及び、議事進行の時間管理を行う。
また、任意の会議端末71のマイクより音声入力がされて、この音声を所定の言語に翻訳する場合の翻訳機能を備える。
会議が開催される場合、会議室70内の各参加者に対して会議端末71がそれぞれ設置され、各参加者全体をカメラ731にて撮影し、この撮影した映像を表示装置72に表示する。
また、カメラ732は、任意の会議端末71の参加者が発言を行う場合に当該参加者の方向を撮影するように可動して撮影し、この撮影した映像を表示装置72に表示する。
なおカメラ732の可動は可動手段である雲台とカメラのズーム焦点機能等と組み合わせて可動する。
サーバ74は、ネットワーク78を介して会議端末71、カメラ731、カメラ732、表示装置72を制御し、例えば会議に使用する資料を予め記憶しておき、必要に応じて、撮影している会議室の映像から切り替えて、若しくは会議室の映像と共に表示装置72に表示する。
また、ネットワーク78は他のネットワーク79に接続された承認端末75に接続されて会議の内容をメール機能等により送信し、承認端末75より承認データを受信(返信)することで会議の承認を得ることができる。
さらに、他のネットワーク79に接続された他の会議端末76に接続することで、この他の会議端末76も映像会議に参加することができる。
図4は、本発明の実施の形態であるサーバに記憶された議事録設定データベースの実施例を示す。
議事録No(ナンバー)41、会議名42、日時43、場所44、参加者一覧コード45、承認者46、より構成され、さらに、会議名42は議題421と内容422、承認者46は承認者アドレス461と承認者名前462と承認日時463、とより構成される。
図5は、本発明の実施の形態であるサーバに記憶されたアジェンダデータベースの実施例を示す。
議事録No(ナンバー)51、スケジュール52、時間管理53、承認54、より構成され、さらに、スケジュール52はスケジュールNo(ナンバー)521とスケジュール内容522、時間管理53は設定時間531と実時間532と進捗533と警告有無534、承認54は承認者アドレス541と承認日時542、とより構成される。
図6は、本発明の実施の形態であるサーバに記憶された議事録内容データベースの実施例を示す。
議事録No(ナンバー)61、スケジュールNo(ナンバー)62、議事内容コメント63、発言者64、責任者65、期限66、より構成され、さらに、発言者64は参加者コード641とその要否642、責任者65は参加者コード651とその要否652、とより構成される。
任意の議事内容コメント63に対して、発言者64は発言した参加者の参加者コード641とその発言者が発言したことを議事録に記載するか否かを要否642にて設定し、当該責任者65は決定された責任者の参加者コード651とその責任そのものを要否652にて設定する。
図9は、本発明の実施の形態であるサーバに記憶された参加者データベースの実施例を示す。
参加者一覧91、参加者92、出欠席93、より構成され、さらに、参加者一覧91は参加者一覧コード911と議事録No(ナンバー)912、参加者92は参加者コード921と参加者名前922と言語(国名)923と、出欠席93は参加アドレス931と出欠席予定932と出欠席結果933と、とより構成される。
図4、図5、図6、図9の各データベースにおいて、会議までに少なくとも議事録No(41、51、61、912)を予め設定(登録)しておく必要があり、設定の際には何れかのデータベースに対して設定を行うことで、各データベースにリンクされて各データベースのデータテーブルとして成立する。
またこれら各データベースにおいて、承認者アドレス461と承認者541と参加アドレス931はリンクしており、例えば、図4の承認者46に設定する情報は図9の参加アドレス931のデータに基づいて、承認者462を参加者名前922より登録し、またその登録する際の時間をタイマ機能(図示せず)より取得して承認日時463を登録する。
またこれら各データベースにおいて、参加者コード641と921、参加者コード651と921、はそれぞれリンクしており、例えば任意の参加者が発言を行った場合に、当該参加者が使用する会議端末に設定されている図9の参加者コード921のデータに基づいて、図6の参加者コード641登録され、これを表示する場合には当該参加者コードに基づく参加者の名前922を表示させる。
なお、この参加者コード641と921、参加者コード651と921、でのそれぞれリンクは参加アドレス931に基づいてリンクされても良い。
またこれら各データベースにおいて、スケジュールNo521と62はリンクしている。
またこれら各データベースにおいて、参加者一覧コード45と91はリンクしている。
また、図4、図5、図6、図9の各データベースは、各々のメモリテーブル形式のリンクデータに基づいて、1つ、または、複数のデータベースとして各データを記憶することができる。
図2は、本発明の実施の形態である議事録の表示画面の実施例を示す。
領域21は、会議の基本的事項が表示される領域であり、議題、日時、場所、出席者、内容、について、図4の当該会議の議事録Noに基づいて各々、議題421、日時43、場所44、参加者一覧コード45、内容422、より取得(図2の領域21のアンダライン部分)して表示する。
領域23は、会議のスケジュールの項目が表示される領域であり、図5のスケジュール52より取得して、現在会議が進行中の該当するスケジュールNoとスケジュール内容を表示する。
領域24(24−1、24−2、・・・、24−n)は、会議での発言がされた場合の音声データをテキストデータに変換して図6の議事内容コメント63に記憶し、この記憶されたテキストデータを取得して表示する。
ここで、議事内容コメント63は、会議の議長や書記を行う会議端末からの操作により必要に応じてテキストデータの修正や変更等を行う。
領域25(25−1、25−2、・・・、25−n)は、領域24(24−1、24−2、・・・、24−n)と対を為しており、発言者を特定する表示を図6の参加者コード641に基づいて行う。
なお、図2では発言者の名前を表示するように、図6の参加者コード641にリンクした図9の参加者コード921に基づいて、参加者名前922を取得して表示している。
ここで領域25は、会議の議長や書記を行う会議端末からの操作により発言者25の表示を行うか否かを図6の要否642により設定することができる。
これは例えば、「鈴木二郎」が「では、中国進出について検討しましょう。」といった発言を行った場合、図6のスケジュールNo62「2.」に対応する議事内容コメント63に発言した音声データをテキストデータに変換した「では、中国進出について検討しましょう」が記憶され、また発言した会議端末の特定により当該発言者の参加者コード64「abc0055」が記憶される。
そして、会議の議長や書記を行う参加者による会議端末からの操作により、記憶したテキストデータを「中国進出について検討する。」と修正し、さらに、当該発言者64の要否642欄を「否」と設定する。
したがって、図2においては、領域24−2「中国進出について検討する。」、領域25−2は表示無し(図2ではカッコ書きにて「(鈴木)」と記載)とすることができる。
領域26は、会議の議長や書記を行う参加者による会議端末からの操作により、当該領域24(すなわち、議事内容コメント63)に対して、必要に応じて責任者や期限を入力することで、図6の責任者65や期限66を設定する。
領域24−x、及び、領域25−xについては、前述した領域24、及び、領域25とほぼ同様に記憶登録や表示がされるが、領域25−xの発言者欄に当該領域24−xが「結論」であることを示す予め設定した所定のコードを入力することで、その所定のコードが図6の参加者コード641に登録されて、予め設定されたフォーマットである「結論:」と共に議事の内容の表示を行いつつ、図6の議事内容コメント63にその内容が登録される。
領域27は、会議の議事進行のスケジュールを簡易的に示す表示領域であり、図5のアジェンダデータベースより必要なデータを取得して表示する。
本実施例(図2の領域27)による表示の場合、図5のスケジュールNo521とスケジュール内容522と進捗533が表示されている場合を示す。
なお、現状の会議進行がスケジュールNo521「2.」である場合は、その表示の行について、反転表示や点滅表示等の強調表示を行うことができる。
領域29は、会議の議事進行の時間的な状況を簡易的に示す表示領域であり、図5のアジェンダデータベースの時間管理53に基づいて表示される。
なお、領域27や領域29は、詳細な表示については図3に示すアジェンダの表示画面にて表示されるものであり、図2の議事録の表示画面においては必要に応じて表示されるようにしても良い。
領域28−1は、承認者が承認端末15(75)より会議の途中にメール機能などによって指示内容(アドバイス)を送信した場合に、これをサーバ14(74)が受信し、図6の議事録内容データベースに記憶して、これを表示する。
この記憶を行う場合、図9の参加者アドレス931と送信された(受信した)メールのアドレスとを比較して、承認端末からの送信であることを認識し、図6の参加者コード651に当該参加アドレス931に対応する参加者コード921を記憶し、スケジュールNo62にはメール受信である旨を示すデータを記憶し、送信されたメールの内容を議事内容コメント63に記憶する。
領域28−2は、他のネットワーク19(79)に接続された会議端末16(76)より会議に参加している参加者が、会議の途中にメール機能などによってコメント等(アドバイス)を送信した場合に、これをサーバ14(74)が受信し、図6の議事録内容データベースに記憶して、これを表示する。
この記憶を行う場合、図9の参加者アドレス931と送信された(受信した)メールのアドレスとを比較して、他のネットワークを介した会議端末からの送信であることを認識し、図6の参加者コード641に当該参加アドレス931に対応する参加者コード921を記憶し、スケジュールNo62にはメール受信である旨を示すデータを記憶し、送信されたメールの内容を議事内容コメント63に記憶する。
領域22は、承認者が承認端末15(75)より会議終了後にメール機能などによって指示や承認の旨を示すデータを送信した場合に、これをサーバ14(74)が受信し、図4の議事録設定データベースの承認者46に記憶する。
そして当該議事録を発行する際にこれを表示記録した議事録データとして各参加者へ配信し、若しくは、プリントアウトを行う。
なお、会議進行の区切り、例えば、図5のスケジュールNo521毎に承認することもできる。
なお、図2の各領域は、議事録が表示された状態にて、表示画面上のデータを会議の議長や書記を行う参加者による会議端末からの操作により、修正や変更、追加等を行うことで、各領域に該当する各データベースの記憶部分に記憶、設定が為される。
図3は、本発明の実施の形態であるアジェンダの表示画面の実施例を示す。
領域31は、会議の基本的事項が表示される領域であり、議題、日時、場所、出席者、内容、について、図4の当該会議の議事録Noに基づいて各々、議題421、日時43、場所44、参加者一覧コード45、内容422、より取得(図3の領域31のアンダライン部分)して表示する。
領域34(34−1、34−2、・・・、34−n)は、会議の議事進行のスケジュールを示す表示領域であり、図5のアジェンダデータベースより必要なデータを取得して表示し、本実施例ではスケジュールNo521とスケジュール内容522が表示されている。
また、領域35(35−1、35−2、・・・、35−n)と領域33(33−1、33−2、・・・、33−n)は、領域34(34−1、34−2、・・・、34−n)と対を為しており、それぞれ図5のアジェンダデータベースの設定時間531、進捗533よりデータを取得して表示される。
なお、領域33については、会議の議長や書記を行う参加者による会議端末からの操作により、当該スケジュールの開始時にその旨を示す入力を行うことで、本実施例に示す「進行中」が表示され、また図5の進捗533に記憶される。
また、当該スケジュールの終了時にその旨を示す入力を行うことで、本実施例に示す「終了」が表示され、また図5の進捗533に記憶される。
また、議事を行っていないスケジュールについては、図5の進捗533に「未着手」が予め初期設定されており、当該領域33にその旨が表示される。
領域36は、時計手段により現在の時刻を表示している。
ここで時計手段は、サーバ14(74)または任意の会議端末11(71)に備えられた時計機能、若しくは、ネットワーク18(78)に接続された時計機能等より現在の時刻を取得している。
なお、現状の会議進行のスケジュールNo521に関する図5のデータベースの各データを表示する各領域、例えば、スケジュールNo521「2.」である場合の各表示の領域34−2、33−2、35−2について、反転表示や点滅表示等の強調表示を行うことができる。
領域37−1、領域37−2は設定した予定時間(すなわち図5の設定時間531)と、時計機能による実際の経過時間とに基づいて表示する。
本実施例においては、領域37−1は時刻の表示、領域37−2は進行状況をバー形式により表示している。
また、これら領域37−1、37−2は、会議全体の時間についての表示、若しくは、各スケジュール毎の時間についての表示、を切り替えて、または共に表示する。
会議全体の時間についての表示は、図5における当該会議の議事録No51の各設定時間531の中より、開始時刻が一番早い時刻と終了時刻が一番遅い時刻を取得して、当該会議全体の予定された開始時刻及び終了時刻とする。
また、スケジュール毎の時間についての表示は、領域34の中の該当するスケジュールを選択して所定の操作がされると、図5の該当する設定時間531の開始時刻と終了時刻が取得されて表示される。
なお、領域37−1は、時刻の表示の他、設定時間帯を100としたパーセント形式の表示やこれらを組合せ、または切り替えて表示しても良い。
なお、領域37−2は、本実施例ではバー形式の表示により進行状況の視認性を良くしているが、さらに例えば、通常は灰色のバーにて表示し、終了予定5分前は青色のバー表示、終了予定5分経過後は黄色、終了予定10分経過後は赤色の表示、というようにしても良い。
領域39は、会議の議事進行の時間的な状況を簡易的に示す表示領域であり、図5のアジェンダデータベースの時間管理53に基づいて表示される。
そして、領域33、領域35、領域37、領域39は、領域36に表示される現在の時刻に基づいて、それぞれ必要な処理が為される。
例えば、領域34−2「2.特定地域促販について」が現在議事進行中である場合、領域35−2「14:00〜15:00」の設定時間と、領域36の現在の時刻「15:10」が比較され、設定時間より10分超過していることを認識し、領域39にその旨として「警告:10分超過、・・・」という表示が為される。
また、領域33−2「進行中」や領域35−2の設定時間(すなわち、予め設定した設定時間531、領域37について、反転表示や点滅表示等の強調表示をすることができる。
また、領域35は、アジェンダが表示された状態にて、表示画面上の設定時間を会議の議長や書記を行う参加者による会議端末からの操作により変更等を行うことで、会議時間の設定を変更することができ、その際、変更した設定時間が図5の設定時間531に更新登録される。
またこのような設定時間の変更を行ったことを示すデータを表示し、若しくは図5の時間管理53に記憶することができる(図示せず)。
領域32は、承認者が承認端末15(75)よりメール機能などによって指示や承認の旨を示すデータを送信した場合に、これをサーバ14(74)が受信し、図4の議事録設定データベースの承認者46に記憶し、これを表示している。
また、会議進行の区切りである領域34毎(すなわち、図5のスケジュールNo521毎)に対応する当該領域33の「終了」の旨について承認することもできる。
これは例えば、当該スケジュールについての会議は終了した旨を当該スケジュールの議事録の内容(図6の該当するスケジュールNo62、議事内容コメント63、発言者64、責任者65、期限66)と共に承認端末15(75)へ送信し、これを承認者が承認する旨の返信を行うことで、図5の承認54に承認した承認者アドレス541と承認日時542として記憶される。
領域38−1は、承認者が承認端末15(75)より予め会議の前までにメール機能などによって指示内容(アドバイス)を送信した場合に、これをサーバ14(74)が受信し、図5のアジェンダデータベースに記憶して、これを表示する。
この記憶を行う場合、図9の参加者アドレス931と送信された(受信した)メールのアドレスとを比較して、承認端末からの送信であることを認識し、図5の承認者アドレス541に記憶し、スケジュールNo521にはメール受信である旨を示すデータを記憶し、送信されたメールの内容をスケジュール内容522に記憶する。
領域38−2は、当該会議に参加することのできない参加者の会議端末11(71)や16(76)より、予め会議の前までにメール機能などによってコメント等(アドバイス)を送信した場合に、これをサーバ14(74)が受信し、図5のアジェンダデータベースに記憶して、これを表示する。
この記憶を行う場合、送信された(受信した)メールのアドレスを図5の承認者アドレス541に記憶し、スケジュールNo521にはメール受信である旨を示すデータを記憶し、送信されたメールの内容をスケジュール内容522に記憶する。
図10は、本発明の実施の形態である各種の表示画面の実施例を示し、図10(a)は全体映像の表示例、図10(b)は発言者のポップアップ映像の表示例、図10(c)は全体映像と議事録の表示例、図10(d)は参加者一覧の表示例、図10(e)はアジェンダと議事録の表示例、図10(f)は各種資料や映像を組み合わせて表示する場合の表示例、を示す。
例えば、会議中の通常は、図10(a)全体映像を表示装置または会議端末11またはこれらの両方に表示しておき、発言者があった場合には図10(b)の発言者のポップアップ映像を会議室の全体映像に重ねて表示する。
このポップアップ映像の場合、発言者の映像と共に発言者の情報として予め登録している図9の参加者91の情報を表示する。
また各表示画面の下欄にある「F1」〜「F6」はファンクションキーを示す例であり、例えば「F1」には議事録をポップアップ表示する「議事録」が対応して設定してあり、「F1」キーを押下することで図10(c)に示すような議事録の表示が全体映像と共に表示される。
ここで、ファンクションキー「F1」〜「F6」については、例えば現状表示している表示の形式により予め異なる機能を設定しておくことができ、さらに機能を示す名称(例えば「議事録」)をそのまま表示することができる。
これは例えば図10(a)全体映像の場合には、「F1」を「議事録」(すなわち図10(c))、「F2」を「アジェンダ」、「F3」を「参加者一覧のサムネイル」(すなわち図10(d))、「F4」を「登録資料」、「F5」を「アジェンダと議事録」(すなわち図10(e))、「F6」を「リセット画面」というように設定する。
また、例えば図10(d)は参加者一覧の場合には、「F1」を「議事録」(すなわち図10(c))、「F2」を「アジェンダ」、「F3」を「参加者一覧の表」、「F4」を「サムネイルの拡大表示」、「F5」を「アジェンダと議事録」(すなわち図10(e))、「F6」を「リセット画面」というように設定する。
なお、ファンクションキーの表示は、各参加者個々に使用する会議端末11の表示部には表示し、会議参加者全体に対する表示を行う表示装置12には表示しなくとも良い。
この場合の表示装置12は、例えば表示装置12と連動した会議端末により、会議の議長や書記を担当する者が表示装置12の表示切り替えを行うようにする。
また、各参加者個々に使用する会議端末11は、各参加者の操作により各表示画面を適宜切り替えて各々表示し、前述した「F6」に対応する「リセット画面」によって、表示装置12が現状表示している表示画面を表示する。
図10(b)や図10(f)に示すような発言者のポップアップ映像を表示する場合には幾つかの手段がある。
例えば、図8(a)のマイクの入力(オンオフ)スイッチ(図示せず)を、当該会議端末11を使用する参加者がオンすることにより、当該会議端末11のカメラが撮影する映像すなわち当該参加者をポップアップ表示するものである。
また例えば、図8(a)のマイクへの音声入力による音声レベルを検知することで、当該会議端末11を使用する参加者が発言を行ったことを認識して、当該会議端末11のカメラが撮影する映像をポップアップ表示するものである。
また例えば、図8(a)の各会議端末のカメラが撮影する画像データを解析する画像認識により、発言を行ったことを撮影している参加者の口の動きに応じて判断し、当該会議端末11のカメラが撮影する映像をポップアップ表示するものである。
またこれらのマイクへの音声入力と画像認識とを組み合わせることで、参加者が発言したことをより正確に判断することができる。
ここで、図8(b)の会議端末71の場合には、前述したマイクの入力(オンオフ)スイッチ、若しくは、マイクへの音声入力による音声レベルを検知することで、図9に示す予め登録してある参加者92のデータがポップアップ表示される。
この場合、当該参加者の映像データが図9の参加者コード921とリンクして予め登録されている場合には、当該参加者の映像データを表示することができる。
図12は、本発明の実施の形態である議事進行の動作フローチャートの実施例を示す。
会議の議長や書記等、所定の権限を持つ会議参加者が任意の会議端末からの入力、または、会議に参加する者の各会議端末からの入力により、会議への参加者の登録を行う。(ステップs401)。
これは、所定の権限を持つ会議参加者が図4の参加者一覧コード45に参加者に関するデータを入力するか、若しくは、この入力の際、図9の参加者データベースを参照すべき旨のデータを入力し、または、会議に参加する者が図9の参加者データベースに登録したデータを取得することによる。
次に、所定の権限を持つ会議参加者が任意の会議端末より、図2の議事録や図3のアジェンダを表示し、若しくは、表示できるように設定し、図3の領域33により会議を開始する(ステップs402)。
その際、会議の議題または議題の詳細である領域34のスケジュールの項目を表示する(ステップs403)。
会議が開催されると、図6の議事録内容データベースに基づく議事録の作成を行う機能が動作して発言内容を記録し(ステップs404〜ステップs409)、また発言内容を各会議端末にサーバ14(74)を介して配信し表示させる(ステップs410)。
ここで、ステップs404〜ステップs409については、まず任意の会議端末より発言がされると(ステップs404)、当該会議端末のマイク入力等に基づいて発言した旨を認識し(ステップs405)、当該発言の音声データをテキストデータに変換して(ステップs406)、変換したテキストデータを図6の議事内容コメント63に記録する(ステップs407)。
そして、記録した議事内容コメントに翻訳が必要な場合は翻訳動作を行い(ステップs408)、翻訳後の議事内容コメントを当該議事内容コメント63に上書き、若しくは追加して記録する(ステップs409)。
また、前述のステップs404により任意の会議端末より発言がされると、ステップs405により当該会議端末のマイク入力等に基づいて発言した者を認識して特定し、翻訳が必要な場合には音声データの翻訳動作を行い(ステップs408)、翻訳後の音声データを配信して(ステップs410)スピーカ等より出力する。
なお、前述のステップs408の翻訳動作については、音声データの翻訳(図14)とテキストデータの翻訳(図13)があり、それぞれ後述する。
一方、前述したステップs409により記録している議事録の内容について、必要がある場合や予め設定した時間がある場合(ステップs421)、承認端末15(75)や他の会議端末16(76)に対して当該議事録の内容を送信する(ステップs422)。
承認端末15(75)や他の会議端末16(76)からの送信による受信、または、返信による受信がある場合は、その受信した内容を議事録へ記録する(ステップs423)。
このような動作により図2の領域28に示すような表示を行うことができる。
図14は、本発明の実施の形態である音声データを翻訳する動作フローチャートの実施例を示す。
前述したステップs404の発言がされ、前述したステップs405により翻訳が必要な場合、当該会議端末またはサーバ14(74)に接続若しくは備えられた翻訳装置に音声入力が為される(ステップs611)。
翻訳装置では、予め記憶された音声パターンの候補を抽出し(ステップs612)、入力された音声データと比較する(ステップs621)。
比較した結果入力された音声データとその候補の音声データのパターンが一致すると(ステップs622のOK)、当該候補データを所定の言語のテキストデータに変換し(ステップs630)、変換後のテキストデータを音声データに変換する(ステップs631)。
また、前述のステップs622によるパターンの一致でない場合(ステップs622のNG)、前述したステップs612にて抽出しステップs621にて比較を行わなかった他の候補(すなわち、2番目以降の候補となったデータ)と比較し(ステップs623)、パターンが一致する場合(ステップs624のOK)は前述のステップs630へ移行し、また、パターンが一致しない場合(ステップs624のNG)は一致比率の最も高い語句を候補として選択する(ステップs625)。
前述のステップs630による当該候補データを所定の言語のテキストデータに変換したデータについては、前述した図12のステップs409により議事録に登録されるが、その変換されて登録されたデータを当該発言者若しくは任意の会議参加者がチェックして正しくない場合にはその旨を入力する(ステップs632のNG)。
また、正しい場合には(ステップs632のOK)、パターンライブラリに当該候補データが登録されていなければ(ステップs633のN)登録される(ステップs651)。
また、前述したステップs632のNGの場合、修正方法を選択する(ステップs634)。
修正方法には前述したステップs612やステップs623やステップs625の各候補の全体のテキストデータか(ステップs641)、若しくは一部か(ステップs635)の何れかを選択し、前記各候補のテキストデータを会議端末のキーボード等によって修正等の入力を行う(ステップs643)。
なお、ステップs635により一部のテキストデータの場合は該当する部分を選択する(ステップs636)。
また、ステップs643によるテキストデータによる入力ではなく、マイクによる音声入力により修正等を行うこともできる(ステップs637)。
その場合、音声入力をパターンライブラリに登録し(ステップs651)、そして対応する翻訳データを当該音声入力の特徴としてパターン登録し(ステップs601)、登録したパターンが候補データとなるように設定される(ステップs602)。
図13は、本発明の実施の形態であるテキストデータを翻訳する動作フローチャートの実施例を示す。
前述したステップs630により候補データを所定の言語に翻訳する場合、前述のステップs405により認識した発言者が登録している言語が選択される(ステップs501〜ステップs502)。
予め登録している所定の言語による音声データの認識(ステップs502のY〜ステップs503)による場合は前述した図14の動作に従って言語ライブラリが選択され(ステップs505)、予め登録している所定の言語以外の言語の場合(ステップs502のN)は該当する言語を入力し(ステップs504)、言語ライブラリを選択する(ステップs505)。
また、例えば、前述したステップs643のように、テキストデータの入力により言語ライブラリの選択を行うこともできる(ステップs506)。
選択した言語ライブラリから、音声入力された音声データに対する候補データを絞り込み(すなわち抽出し)(ステップs507)、当該音声データとその候補データのパターンが一致すると(ステップs508のY)、当該候補データを所定の言語のテキストデータに変換する(ステップs512)。
また、ステップs508によるパターンの一致でない場合(ステップs508のN)、前述したステップs507にて抽出した他の候補(すなわち、2番目以降の候補となったデータ)と比較し(ステップs509)、パターンが一致する場合(ステップs510のY)はステップs512へ移行し、また、パターンが一致しない場合(ステップs510のN)は一致比率の最も高い語句を候補として選択する(ステップs511)。
前述のステップs512による当該候補データを所定の言語のテキストデータに変換したデータについては、前述した図12のステップs409により議事録に登録されるが、その変換されて登録されたデータを当該発言者若しくは任意の会議参加者がチェックして正しくない場合にはその旨を入力する(ステップs514のNG)。
また、正しい場合には(ステップs514のY)、パターンライブラリに当該候補データが登録されていなければ(ステップs515のN)登録される(ステップs551)。
また、前述したステップs514のNの場合、修正方法を選択する(ステップs516)。
修正方法には各候補データの全体のテキストデータか(ステップs541)、若しくは一部か(ステップs531)の何れかを選択し、前記各候補データを会議端末のキーボード等によって修正等の入力を行う(ステップs543)。
なお、ステップs531により一部の候補データの場合は該当する任意の部分を選択する(ステップs532)。
また、ステップs543による候補データの入力ではなく、マイクによる音声入力により修正等を行うこともできる(ステップs533)。
その場合、音声入力をパターンライブラリに登録し、前述したステップs637、ステップs601、ステップs602、の動作を行う(ステップs534)。
以上、本発明の実施の形態により、カメラが撮像した映像データを通信回線に接続された複数の会議端末の少なくとも1つに表示し、マイクに入力された音声をテキストデータに変換し、このテキストデータを所定の議事録に記録し、この記録した議事録を通信回線に接続された複数の会議端末に表示可能とする映像会議システムを提供することができる。
また、本発明の実施の形態により、所定の会議項目と会議時間を設定した議事録フォーマットを有し、カメラが撮像した映像データと共に議事録フォーマットを通信回線に接続された複数の会議端末の少なくとも1つに表示し、且つ、計時手段に基づいて議事の進行に伴う時間の経過を示すタイマ表示を議事録フォーマットに行う映像会議システムを提供することができる。
さらに、本発明の実施の形態により、カメラが撮像した映像データを通信回線に接続された複数の会議端末の少なくとも1つに表示し、マイクに入力された音声をテキストデータに変換し、このテキストデータを所定の言語に翻訳し、この翻訳データとテキストデータとをリンクして所定の議事録フォーマットに記録し、この記録された議事録フォーマットを通信回線に接続された複数の会議端末に表示可能とする映像会議システムを提供することができる。
本発明の実施の形態である映像会議システムのブロック図の第1実施例を示す。 本発明の実施の形態である議事録の表示画面の実施例を示す。 本発明の実施の形態であるアジェンダの表示画面の実施例を示す。 本発明の実施の形態であるサーバに記憶された議事録設定データベースの実施例を示す。 本発明の実施の形態であるサーバに記憶されたアジェンダデータベースの実施例を示す。 本発明の実施の形態であるサーバに記憶された議事録内容データベースの実施例を示す。 本発明の実施の形態である映像会議システムのブロック図の第2実施例を示す。 本発明の実施の形態である会議端末のブロック図の実施例を示し、(a)会議端末の第1実施例、(b)会議端末の第2実施例、(c)会議端末の第3実施例を示す。 本発明の実施の形態であるサーバに記憶された参加者データベースの実施例を示す。 本発明の実施の形態である各種の表示画面の実施例を示し、(a)は全体映像の表示例、(b)は発言者のポップアップ映像の表示例、(c)は全体映像と議事録の表示例、(d)は参加者一覧の表示例、(e)はアジェンダと議事録の表示例、(f)は各種資料や映像を組み合わせて表示する場合の表示例、を示す。 本発明の実施の形態である会議システムの概略イメージを示す。 本発明の実施の形態である議事進行の動作フローチャートの実施例を示す。 本発明の実施の形態であるテキストデータを翻訳する動作フローチャートの実施例を示す。 本発明の実施の形態である音声データを翻訳する動作フローチャートの実施例を示す。
符号の説明
10、70:会議室、19、79:他ネットワーク、
11(11−1、11−2、・・・、11−n)、71(71−1、71−2、・・・、71−n):会議端末、
12、72:表示装置、 13、73:カメラ、 731:カメラ(全体)、 732:カメラ(可動)、 14、74:サーバ、 77:スピーカ、
15、75:承認端末、 16、76:会議端末(他ネットワーク接続)。

Claims (6)

  1. 音声入力手段と、表示部とを備えた会議端末と、少なくとも1つの撮像手段と、
    前記会議端末が通信回線を介して複数接続された映像会議システムにおいて、
    前記撮像手段が撮像した映像データを前記接続された会議端末の少なくとも1つの会議端末の表示部に表示する映像表示手段と、
    前記音声入力手段に入力された音声をテキストデータに変換する音声変換手段と、
    該変換されたテキストデータを所定の言語に翻訳する翻訳手段と、
    該翻訳された翻訳データと前記テキストデータとリンクして議事録フォーマットに記録する音声テキスト記録手段と、
    該記録された議事録フォーマットを前記接続された複数の会議端末の表示部に表示可能とする議事録表示手段と、
    より構成されることを特徴とする映像会議システム。
  2. 前記会議端末は音声出力手段を有し、
    前記音声入力手段に入力された音声、若しくは前記翻訳された翻訳データに基づいて音声変換された翻訳音声の何れかを前記音声出力手段より出力することを特徴とする前記請求項1に記載の映像会議システム。
  3. 前記撮像手段が撮像した映像データ及び前記音声入力手段に基づいて音声の発生があったことを検出する動き検出手段を有し、
    当該動き検出手段の動き出しのタイミングに合致させて前記通信回線に接続された複数の会議端末の表示部及び音声出力手段に各々映像データ及び入力音声若しくは翻訳音声を出力することを特徴とする前記請求項2に記載の映像会議システム。
  4. 前記会議端末は、会議参加者の登録を行うことにより当該会議端末の音声入力手段及び撮像手段を有効と判断する参加者登録手段を有し、
    該参加者登録手段は、少なくとも当該会議端末にて使用する言語を登録する言語登録手段を有し、
    該言語登録手段により登録された言語を前記所定の言語に翻訳する前記音声変換手段と、
    前記所定の言語を当該会議端末にて使用する言語に翻訳する前記音声出力手段と、
    を備えたことを特徴とする前記請求項2または請求項3に記載の映像会議システム。
  5. 前記音声テキスト記録手段は、当該音声が入力された会議端末の固有情報、若しくは当該会議端末に登録された会議参加者の固有情報と共に記録することを特徴とする前記請求項4に記載の映像会議システム。
  6. 前記議事録フォーマットを予め設定された情報端末または所定の手続により設定した情報端末に送信する議事録送信手段と、
    該送信された議事録フォーマットを受信した前記情報端末は、当該議事録フォーマットにアクセスして当該情報端末の固有データを記録することにより当該議事録フォーマットを承認する議事録承認手段とを備えたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項5に記載の映像会議システム。


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