JP2005293314A - ファイリング方法、ファイリング装置、ファイリングプログラム - Google Patents

ファイリング方法、ファイリング装置、ファイリングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 時間に基づくファイル同士の関連性や各ファイルの属性を一目見ただけで容易に判別することを可能とするファイリング方法等を提供する。
【解決手段】 現在の日時情報を取得し(S21)、選択したフォルダに含まれるファイルの生成日時が所定期間以内となるファイルを抽出する(S22)。次に、表示する期間を算出して(S23)、ファイルが生成された日時に対応したファイルマークの表示位置を算出する(S24)。その後、ファイルが、静止画、動画、音声の何れに係るものであるかや、その圧縮方法、記録時間長などのファイル属性に基づいて、ファイルマークの表示属性を決定する(S25)。そして、これらの情報に基づいてタイムチャートを表示するためのデータを生成し(S26)、生成したデータに基づきタイムチャートを表示する(S27)。
【選択図】図18

Description

本発明は、電子的なファイルを取り扱うためのファイリング方法、ファイリング装置、ファイリングプログラムに関する。
コンピュータ等の情報処理装置においては、オペレーティングシステムを動作させて、このオペレーティングシステム上で各種のアプリケーションプログラムを実行するのが一般的である。このオペレーティングシステムは、タスク管理やメモリ管理、ディスク管理などを行っており、ディスク管理においては、例えばディレクトリ等を用いた階層構造によるデータ管理方法を採用したものが広く知られている。
しかし、このようなファイル管理方法を用いると、必要な情報を得ようとしても、階層構造をなすディレクトリに複数回アクセスしなければならず、データを得るのに時間を要していた。
このような点に着目してなされた提案の一例として、特開平10−187743号公報(特許文献1)に記載の技術が挙げられる。この特許文献1に記載のデータ表示方法は、時間情報と分類情報とを有する複数のデータを記憶する記憶手段と、画面の奥行き方向の壁面に時間座標、および画面の幅方向の床面に分類座標を生成する座標空間生成手段と、上記データの内容を表す図形を生成する図形生成手段と、を備え、上記壁面と床面とで構成される座標空間に、上記データの時間情報と分類情報とに基づき、上記図形を表示するものとなっている。これにより、操作者は、個々のデータファイルを立体的に一見して把握することができると同時に、データファイルの時間的および分類的な位置付けを直感的に把握することができるようになっている。
特開平10−187743号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、データファイル同士の時系列的な順序を把握することはできるものの、時間的な位置関係を一見して直感的に把握することはできない。つまり、例えば、第1のデータファイルに続いて第2のデータファイルがほとんど同時的に生成され、また、第3のデータファイルに続いて第4のデータファイルが数時間程度の時間をおいて生成されたものである場合に、特許文献1に記載された技術では、生成の順序を把握することはできるが、一方は同時的に、他方は数時間という時間の経過の後に、それぞれ生成されたものであるということを、直感的に把握し易いとはいえない。また、一度に大量のファイルを表示すると、各ファイルの属性を把握することができなくなってしまっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、時間に基づくファイル同士の関連性や各ファイルの属性を一目見ただけで容易に判別することを可能とするファイリング方法、ファイリング装置、ファイリングプログラムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明によるファイリング方法は、電子的なファイルに関して該ファイルの生成日時を示す日時情報と該ファイルの修正日時を示す日時情報と該ファイルに含まれる日時情報との内の少なくとも1つを抽出する日時情報抽出ステップと、上記ファイルを表現するファイルマークを上記日時情報抽出ステップにより抽出された日時情報に対応して直線上または曲線上に時系列的に配置してなるタイムチャートを生成するタイムチャート生成ステップと、上記タイムチャート生成ステップにより生成したタイムチャートを表示するタイムチャート表示ステップと、を含むことを特徴とする。
なお、「日時」は、年、月、日、時、分、秒などの時間的概念を広範に含んでいる。
また、第2の発明によるファイリング方法は、上記第1の発明によるファイリング方法において、上記タイムチャート生成ステップが、上記時系列的に隣接するファイル同士の時間間隔の大小関係が上記タイムチャート上におけるファイルマーク同士の上記直線または曲線に沿った位置間隔においても維持されるように、タイムチャートを生成することを特徴とする。
さらに、第3の発明によるファイリング方法は、上記第1の発明によるファイリング方法において、上記タイムチャート生成ステップが、上記時系列的に隣接するファイル同士の時間間隔が所定の時間間隔を超える場合には、これらのファイルに各対応するファイルマーク同士の上記直線または曲線に沿った位置間隔を狭くするとともに、少なくとも時間間隔の一部の表示を省略したことを示すための省略マークを該ファイルマーク同士の間の位置に配置することを特徴とする。
第4の発明によるファイリング方法は、上記第3の発明によるファイリング方法において、上記タイムチャート生成ステップが、さらに、上記省略マークを、省略した時間の長さが表示されるような省略マークとして生成することを特徴とする。
第5の発明によるファイリング方法は、上記第1から第4の発明によるファイリング方法において、上記タイムチャート表示ステップが、上記タイムチャートの少なくとも一部を、時間方向に拡大または縮小して表示し得ることを特徴とする。
第6の発明によるファイリング方法は、上記第1から第5の発明によるファイリング方法において、上記ファイルが、静止画像データファイル、動画像データファイル、音声データファイルの何れかであることを特徴とする。
第7の発明によるファイリング方法は、上記第6の発明によるファイリング方法において、上記静止画像データファイルは撮像装置が撮像することにより生成されたものであり、上記ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、撮像日時であることを特徴とする。
第8の発明によるファイリング方法は、上記第6の発明によるファイリング方法において、上記動画像データファイルは撮像装置が録画することにより生成されたものであり、上記ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、録画開始日時および録画終了日時、または録画開始日時および録画時間、の少なくとも一方を実質的に含んでいることを特徴とする。
第9の発明によるファイリング方法は、上記第6の発明によるファイリング方法において、上記音声データファイルは録音装置が録音することにより生成されたものであり、上記ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、録音開始日時および録音終了日時、または録音開始日時および録音時間、の少なくとも一方を実質的に含んでいることを特徴とする。
第10の発明によるファイリング方法は、上記第1から第9の発明によるファイリング方法において、上記ファイルマークが、上記直線上または曲線上におけるファイルの時間的位置を表すタイムマークと、該ファイルの属性を表すファイルマークと、を含んで構成されていることを特徴とする。
第11の発明によるファイリング方法は、上記第10の発明によるファイリング方法において、上記ファイルマークが、所定の大きさとなるように構成されたファイルに対応するアイコンを含んで構成されていることを特徴とする。
第12の発明によるファイリング方法は、上記第1から第6の発明によるファイリング方法において、上記ファイルマークを1つ以上選択する選択ステップと、上記選択ステップにより選択されたファイルマークに対応するファイルに関する情報と所定の大きさとなるように構成された該ファイルに対応するアイコンとの少なくとも一方を所定の情報エリアに表示する情報表示ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
第13の発明によるファイリング方法は、上記第12の発明によるファイリング方法において、上記選択ステップにより選択されたファイルマークが、静止画像データファイルまたは動画像データファイルに対応するものである場合には、上記情報エリアに表示されるアイコンは、対応する静止画像または動画像に係るインデックス画像により構成されたアイコンであることを特徴とする。
第14の発明によるファイリング方法は、上記第12の発明によるファイリング方法において、上記選択ステップにより選択されたファイルマークが音声データファイルまたは動画像データファイルに対応するものである場合に、上記情報エリアをポインタ操作することにより、該音声データファイルまたは動画像データファイルをプレビュー再生するプレビュー再生ステップをさらに含むことを特徴とする。
第15の発明によるファイリング方法は、上記第1の発明によるファイリング方法において、上記タイムチャート生成ステップが、上記ファイルマークをファイルの種類に対応する複数の直線上または曲線上に配置してなるタイムチャートを生成するステップであり、上記タイムチャート表示ステップは、これら複数のタイムチャートをその時系列方向の位置を一致させるように該時系列方向に垂直な方向の異なる位置にそれぞれ表示するステップであることを特徴とする。
第16の発明によるファイリング装置は、電子的なファイルに関して該ファイルの生成日時を示す日時情報と該ファイルの修正日時を示す日時情報と該ファイルに含まれる日時情報との内の少なくとも1つを抽出する日時情報抽出手段と、上記ファイルを表現するファイルマークを上記日時情報抽出手段により抽出された日時情報に対応して直線上または曲線上に時系列的に配置してなるタイムチャートを生成するタイムチャート生成手段と、上記タイムチャート生成手段により生成したタイムチャートを表示するタイムチャート表示手段と、を具備したものである。
第17の発明によるファイリングプログラムは、コンピュータに、電子的なファイルに関して該ファイルの生成日時を示す日時情報と該ファイルの修正日時を示す日時情報と該ファイルに含まれる日時情報との内の少なくとも1つを抽出する日時情報抽出ステップと、上記ファイルを表現するファイルマークを上記日時情報抽出ステップにより抽出された日時情報に対応して直線上または曲線上に時系列的に配置してなるタイムチャートを生成するタイムチャート生成ステップと、上記タイムチャート生成ステップにより生成したタイムチャートを表示するタイムチャート表示ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明のファイリング方法、ファイリング装置、ファイリングプログラムによれば、時間に基づくファイル同士の関連性や各ファイルの属性を一目見ただけで容易に判別することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1から図25は本発明の実施例1を示したものであり、図1は情報処理装置の構成の要部を示すブロック図である。
この情報処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータ等の一般的な情報処理装置とほぼ同様に構成されており、該情報処理装置1においてファイリングプログラムを実行することにより、ファイリング装置として機能し、あるいは、ファイリング方法が実施されているということができる。
この情報処理装置1は、タイムチャート表示手段たる表示部3と、情報記憶手段たる情報記憶部4と、操作手段たる操作部5と、プログラム記憶手段たるプログラム記憶部6と、通信手段たる通信部7と、処理手段であり日時情報抽出手段とタイムチャート生成手段とを兼ねた処理部8と、を有して構成されている。
上記表示部3は、この情報処理装置1に係る表示を行うものである。そして、この情報処理装置1においてファイリングプログラムが実行されているときには、該ファイリングプログラムに係るプログラム画面を表示するようになっている。このプログラム画面には、後述するように各種のボタン等が配置されて、操作を行うことができるようになっている。
上記情報記憶部4は、上記通信部7から入力した画像情報を記憶すると共に、上記ファイリングプログラムにより処理を行う際のデータや設定値等も記憶するようになっている。
上記操作部5は、表示部3を観察しながら操作者が各種の操作入力を行うためのものであり、例えばキーボードやマウス等を含んで構成されている。
上記プログラム記憶部6は、オペレーティングシステムやこのオペレーティングシステム上で実行されるファイリングプログラムを記憶するものである。
上記通信部7は、例えば、USB(Universal Serial Bus)や無線LAN等を介して、デジタルカメラから画像データを入力したり、デジタルビデオからビデオデータを入力したり、あるいは、デジタル音声レコーダから音声データを入力したりするためのものである。この通信部7においては、もちろん、入力に限らず出力を行うことも可能となっている。
上記処理部8は、例えばCPU等により構成されていて、上記表示部3、情報記憶部4、操作部5、プログラム記憶部6、通信部7、処理部8を含むこの情報処理装置1を統括的に制御するための制御手段であり、各種の処理を実行するための処理手段でもある。
次に、このような情報処理装置1においてファイリングプログラムが実行されているときの、上記表示部3に表示されたプログラム画面について図2を参照して説明する。図2は、フォルダとタイムチャートとファイル情報とを表示しているときのファイリングプログラムのプログラム画面の例を示す図である。
この画面は、例えばグラフィックユーザインターフェースを備えたマルチウィンドウタイプのオペレーティングシステム上で、1つのウィンドウとして表示される画面を示したものである。
ウィンドウ11には、各種の操作ボタンが配列された操作ボタンエリア11aと、ファイルが格納されているフォルダを表示するためのフォルダエリア11bと、タイムチャート21を表示するためのタイムチャートエリア11cと、このタイムチャートエリア11cにおいて選択されたファイルに係る情報を表示するための情報表示エリア11dと、が表示されている。
上記操作ボタンエリア11aには、タイムチャートエリア11cに表示されているタイムチャート21を時間方向に拡大して表示するための拡大ボタン13と、該タイムチャート21を時間方向に縮小して表示するための縮小ボタン14と、後述する図8等に示すようなタイムチャートエリア11cにおける表示に関する設定画面を呼び出すための設定ボタン15と、がこの例では表示されている。
上記フォルダエリア11bには、上述したように、ファイルが格納されているフォルダ18が表示されており、例えばファイルシステムに構成されているツリー構造として各フォルダ18が表示されている。また、このフォルダエリア11b内にフォルダを表示しきれない場合に、スクロールバー12bが自動的に表示される。このスクロールバー12bを上記操作部5等を介して操作することにより、表示対象のフォルダがスクロールされて、表示されていないフォルダを表示させることができるようになっている。このように表示された各フォルダ18の内の、目的とするフォルダ18aをマウス等によりクリックして選択することにより、該フォルダ18aに含まれているファイルが、タイムチャートエリア11cに表示されるようになっている。
上記タイムチャートエリア11cには、ファイルの存在を示すファイルマーク23を時間軸22上に時系列的に配列して構成されるタイムチャート21が、タイムスケール25とともに表示されている。ここでは、ファイルマーク23の一例として、縦方向の線分が用いられており、この線分には、ファイルの属性に応じて、異なる長さや異なる線種の線分が用いられている。これらの線種の設定については、後で詳しく説明する。
また、幾つかのファイルマーク23の下側には、重畳指標24が示されている。この重畳指標24は、複数の画像ファイルが時間的に近接し過ぎて分離して表示するのが困難となる場合に、ファイルマーク23を1つだけ表示すると共にその直下に重畳する画像ファイルの数を表示することで、その存在を示すようにしたものである。従って、例えば重畳指標24として「2」が表示されている部分は、そのファイルマーク23の時間的位置に、2つの画像ファイルが存在していることを示している。
このタイムチャート21は、この表示例では時間に比例したものとなっており、時間軸22上の表示の長さが現実の時間の長さと同じ(より正確には、比例する)となるように表示されている。なお、タイムチャート21は、時間に比例するように表示するに限るものではなく、後述するように一部を省略することも可能であり、あるいは時間に比例はしないが時間間隔の大小関係が維持されるような他の表示を行うことも可能となっている。
該タイムチャートエリア11cには、さらに、タイムチャート21の表示を開始している時間を示すチャート開始時間表示26aと、該タイムチャート21の表示を終了している時間を示すチャート終了時間表示26bと、が上記タイムスケール25の下側に表示されている。この図2に示す例においては、上記タイムスケール25が1日の内の何時に当たるかを表示しているために、これらチャート開始時間表示26aおよびチャート終了時間表示26bは、ここでは年月日のみを表示しているが、後述するようにタイムチャート21の拡大が行われて例えば分単位での表示のみとなったときには、年月日に加えて「時」までの表示を行うようになっている。すなわち、タイムスケール25とチャート開始時間表示26aおよびチャート終了時間表示26bとの両方を参照することにより、時間を正確に把握することができるようになっている。
そして、タイムチャート21上に表示するファイルの種類が決められている場合には、そのファイルの種類を示すファイル種表示27が行われており、この図2に示す例では、表示しているファイルが画像ファイルであることが文字として示されている。なお、ファイル種表示27は、文字により行うに限るものではなく、例えば記号やアイコンなどにより行うようにしてももちろん構わない。
加えて、選択されているフォルダ18a内に含まれるファイルをタイムチャート21上に表示しきれない場合には、スクロールバー12cが自動的に表示されるようになっている。このスクロールバー12cを上記操作部5等を介して操作することにより、タイムチャートがスクロールされて、異なる時間帯に生成されたファイルを表示させることができる。
上記情報表示エリア11dは、ファイルに係る情報を表示するためのエリアである。上記タイムチャートエリア11cにおいて、マウス等を用いてポインタ39を操作し、タイムチャート21上に配列されたファイルマーク23の内の1つをポイントする。すると、この情報表示エリア11d内に、ポイントされたファイルマーク23が示すファイルに関する情報が表示されるようになっている。ここでは、ファイルマーク23が画像ファイルを示すものであるために、情報表示エリア11dには、インデックス画像31と、該画像に係る画像情報32と、が表示される。表示される画像情報32の例としては、ファイル名、撮影日、撮影時間、露出、焦点距離、ホワイトバランス(WB)、ストロボ(オン/オフ)などが挙げられる。なお、ここでは1つのファイルをポイントして選択したときの表示例を示したが、複数のファイルを選択することも可能となっており、このときの情報表示エリア11dの表示例については後述する。また、このような情報の表示を、タイムチャートエリア11cの下側において情報表示エリア11dとして行う代わりに、例えばポインタ39でファイルマーク23をポイントしたときにポップアップ表示するようにしても構わない。
図3は、タイムチャート21およびタイムスケール25の表示の一例を示す図である。
ファイルマーク23を示す線分は、ファイルに係る第1の属性に応じて、短い線分と長い線分との2種類がこの例では用いられている。さらに、ファイルマーク23を示す線分として、ファイルに係る第2の属性に応じて、実線と点線との2種類の線種が用いられている。ファイルに係る第1の属性と第2の属性との例については、後で説明する。
また、図4は、上記タイムチャート21およびタイムスケール25の一部を省略する表示の一例を示す図である。
タイムチャート21を表示する際に、長い時間間隔をおいて生成されたファイル群を表示することになる場合がある。例えば、ある日の昼頃に数個のファイルが比較的短い時間間隔の中で作成されて、次のファイルはまた翌日に作成された等の場合である。
このような場合に、実時間に沿ってタイムチャートを表示しようとすると、時間軸22上においてファイルマーク23が存在しない部分が多くを占める一方で、ファイルマーク23が存在するところでは局所的に集中してしまうことになり、あまり見易い表示であるとはいえなくなる。このときには、図4に示すような省略表示を行うことが可能となっている。
図4に示す例では、省略マーク28が時間軸22上に表示されて、該省略マーク28の部分において省略が行われていることを示すようになっている。この省略マーク28は、図示のように、省略した時間間隔を数字で示すようになっており、例えば「18H」と記載された部分は、18時間の時間間隔を省略したことを示している。なお、ここでは1時間を単位として「H」の文字により表しているが、1分を単位とする場合には「M」、1日を単位とする場合には「D」の文字などにより表すことが可能である。もちろん、その他の単位を省略した場合にも同様である。
このように、タイムチャート21は必ずしも実時間に沿って表示するに限るものではなく、タイムスケールを省略したり関数的に圧縮したりして表示時間とすることが可能である。例えば、表示時間間隔を実時間間隔の1/2乗として表示したり、あるいは対数等を用いて表示したりすることなどが考えられ、これに限らず、さらにその他の柔軟な時間表示を行うことも可能である。このような、短い時間間隔を実際よりも長く、長い時間間隔を実際よりも短く、するような表示を行えば、限られた時間軸の長さの中で、ファイルマーク23をより分離して表示することができ、画像がどのように分布して存在しているかをより把握し易くなる。なお、このときには、隣接するファイルマーク23同士の間隔の大小関係は保持されるようなタイムスケールの変更が望ましく、上述した1/2乗などの対応関係はこれを満たすものとなっている。
図5は、タイムチャート21およびタイムスケール25の表示の他の例を示す図である。
この図5に示す例においては、ファイルマーク23を、タイムマーク23aと属性マークたるファイルアイコン23bとに分割して表示するようになっている。
タイムマーク23aは、時間軸22上に、該時間軸22に直交する線分として表示されており、上述したようなファイルマーク23と異なって、線分の長さや線種は単一となっている。これは、タイムマーク23aが、ファイルが生成された時間的な位置のみを示すためのものであるためである。
ファイルアイコン23bは、上記タイムマーク23aから引き出し線等を介して、上下何れかに離れた位置に表示されており、ファイルが静止画に係る画像ファイルである場合には、例えば該画像のサムネール画像に相当する縮小された画像であるインデックス画像をアイコンとして表示するようになっている。また、ファイルが動画に係るビデオファイルである場合には、動画となっているアイコンを表示するようにしても良い。一方、上記タイムマーク23aを本来は複数表示すべきであるが、時間的に近接しているために分離して表示するのが困難な場合には、引き出し線等を介して複数のファイルアイコン23bを表示することにより、複数の画像が存在することを示すようになっている。
図6は、複数種類のファイルに係るタイムチャート21およびタイムスケール25の表示の一例を示す図である。
この図6に示す例では、画像ファイル(静止画像データファイル)と、ビデオファイル(動画像データファイル)と、音声ファイル(音声データファイル)と、がそれぞれファイル種類毎に別のタイムチャート上に表示されるようになっていて、これらのファイル種類に各対応して、文字によりファイル種表示27,27v,27sが行われている。
上記静止画像データファイルは、撮像装置としての例えばデジタルカメラにより撮像して生成されたものであり、該ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、撮像日時である。
上記動画像データファイルは、撮像装置としての例えばデジタルビデオカメラにより録画して生成されたものであり、該ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、録画開始日時および録画終了日時、または録画開始日時および録画時間、の少なくとも一方を実質的に含んでいる。
上記音声データファイルは、録音装置としての例えばデジタル録音装置により録音して生成されたものであり、該ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、録音開始日時および録音終了日時、または録音開始日時および録音時間、の少なくとも一方を実質的に含んでいる。
まず、画像ファイルに係るタイムチャートは、上記図3等を参照して説明したものと同様である。
ビデオファイルに係るタイムチャートは、時間軸22v(ここでは、一例として2点鎖線で示している。)上に、帯状のボックスでなるファイルマーク41を配置して構成されており、このファイルマーク41の時間軸22vに沿った長さが録画開始時から録画終了時までの時間を示している。各ファイルマーク41は、模様のパターンや、色や、時間軸22vに垂直な方向の帯の幅を、ファイルの属性に応じて変更することができるようになっているが、これについては後で図7等を参照して説明する。
音声ファイルに係るタイムチャートも、上述したビデオファイルに係るタイムチャートとほぼ同様であり、時間軸22s(ここでは、一例として1点鎖線で示している。)上に、帯状のボックスでなるファイルマーク42を配置して構成されていて、このファイルマーク42の時間軸22sに沿った長さが録音開始時から録音終了時までの時間を示している。各ファイルマーク42は、模様のパターンや、色や、時間軸22sに垂直な方向の帯の幅を、ファイルの属性に応じて変更することができるのも上述と同様である。
また、タイムスケール25は、画像ファイル、ビデオファイル、音声ファイルの全てに対して共通に1つだけ設けられており、すなわち、タイムチャートが複数表示されていても、同一座標は同一時間に対応するものとなっている。チャート開始時間表示26aおよびチャート終了時間表示26bも、タイムスケール25と同様に、複数のタイムチャートに共通して各1つだけ表示されるようになっている。
そして、表示対象となっているタイムチャートの数が多く、タイムチャートエリア11cに表示しきれない場合には、スクロールバー12c’が該タイムチャートエリア11cの右側に自動的に表示されるようになっている。このスクロールバー12c’を上記操作部5等を介して操作することにより、タイムチャートエリア11c内の表示が上下方向にスクロールされて、異なるタイムチャートを表示させることができる。
図7は、複数種類のファイルに係るタイムチャート21およびタイムスケール25の表示の他の例を示す図である。
上記図6に示した例では、ファイルの種類毎に独立してタイムチャートを設けて表示したが、この図7に示す例は、1つのタイムチャート上に異なる種類のファイルを表示するようにしたものである。
画像ファイルは線分でなるファイルマーク23により、ビデオファイルや音声ファイルはボックスでなるファイルマーク41,42により、それぞれ表示されるのは上述と同様であるが、時間的な長さを有するビデオファイルや音声ファイルは、そのままでは重なってしまい、見分けが付かない可能性がある。そこで、重畳している部分があるファイルマーク41,42については、表示位置を上下方向にずらすことにより、その存在を示すようになっている。また、画像ファイルとビデオファイル、あるいは画像ファイルと音声ファイルについては、そのまま重畳させるように表示する。このときには、時間的な長さが基本的に0となる画像ファイルを示すファイルマーク23が上側になるように、重畳を行う。なお、画像ファイルに係るファイルマーク23同士が重なるときには、重畳指標24を表示するようにするのは上述と同様である。
図8は、上記図2に示したウィンドウ11において、設定ボタン15を押したときの画面の様子を示す図である。
このときには、上記情報表示エリア11dに代えて、表示属性設定エリア11eが表示されるようになっている。また、上記操作ボタンエリア11aには、上記図2における設定ボタン15に代えて、該図2に示すような表示に戻るための情報表示ボタン16が表示される。
上記表示属性設定エリア11eは、ファイルの属性を、どのような表示として表すかを設定するためのエリアである。この図8に示す例は、ファイルが画像ファイルであるときに、表示属性を設定する例となっている。
該表示属性設定エリア11e内の上部には、タイムライン(時間軸)の本数を設定するための選択ボックス51と、表示形態を設定するための選択ボックス52と、属性を設定しようとするラインを指定するための選択ボックス53と、設定対象のラインにファイルマークとして表示するファイルの種類を設定するための選択ボックス54と、が表示されている。
上記選択ボックス51は、タイムチャートエリア11cに表示するタイムチャート21における時間軸22の本数を設定するためのものであり、1本以上の本数を選択することができるようになっている。
上記選択ボックス52は、複数種類のファイルを表示する場合に、上記図6に示したようにそれぞれ独立したタイムチャートとして「分離」して示すか、あるいは上記図7に示したように1つのタイムチャート上に少しずらした状態で「重畳」して示すか、を表示形態として選択するためのものとなっている。この図8に示す例においては、分離して示す表示形態が選択されている。
上記選択ボックス53は、上記選択ボックス51により複数のタイムチャート21の表示が選択されたときに、どのタイムチャートについての表示属性の設定を行うかを選択するためのものであり、この図8に示す例においては、ラインナンバーが1となっていて、1番目のタイムチャート21が選択されている。
上記選択ボックス54は、上記選択ボックス53により選択しているタイムチャートに対して、どのような種類のファイルを割り当てるかを設定するためのものであり、この図8に示す例においては、画像ファイルが選択されている。
この表示属性設定エリア11eには、さらに、ファイルマークである線分の属性と、画像ファイルに係る画像の属性と、をどのように関連付けるかを設定するための選択ボックスが表示されている。
まず、選択ボックス55は、ファイルマークの属性である線長に対して、画像の属性を選択するための選択ボックスであり、この図8では画像種が選択されている。
線長としては、長線、中線、短線の3種類があり、長線に関する選択を行う選択ボックス55aにおいて、RAWデータが選択され、中線に関する選択を行う選択ボックス55bにおいて、Exif,JPEGが選択され、短線に関する選択を行う選択ボックス55cにおいて、その他の画像種が割り当てられるようになっている。
次に、選択ボックス56は、ファイルマークの属性である線種に対して、画像の属性を選択するための選択ボックスであり、この図8では画像サイズが選択されている。
線種としては、実線、点線の2種類があり、実線に関する選択を行う選択ボックス56aにおいて、大きい画像サイズが選択され、点線に関する選択を行う選択ボックス56bにおいて、小さい画像サイズが選択されている。
さらに、選択ボックス57は、ファイルマークの属性である線幅に対して、画像の属性を選択するための選択ボックスであり、この図8ではストロボが選択されている。
線幅としては、太線、中線、細線の3種類があり、太線に関する選択を行う選択ボックス57aは未設定となっており、中線に関する選択を行う選択ボックス57bはストロボオフが選択され、細線に関する選択を行う選択ボックス57cはストロボオンが選択されている。
なお、ファイルマークとして用いられている線分に関する、視覚的に区別可能な属性としては、これらの他にも、例えばカラーが挙げられ、該カラーに対して画像ファイルの属性を割り当てるようにしても良い。
図9は、ビデオファイルに対応する表示属性設定エリア11eの例を示す図である。
ビデオファイルや音声ファイルは、ファイルマークを線分ではなくボックスとして表示するようになっているために、この図9に示すように設定される。
表示属性設定エリア11e内の上部に、選択ボックス51〜54が表示されているのは、図8に示した例と同様である。この図9に示す例においては、タイムラインが選択ボックス51により「2本」、表示形態が選択ボックス52により「重畳」、ラインナンバーが選択ボックス53により「2」、ファイルの種類が選択ボックス54により「ビデオファイル」、としてそれぞれ選択されている。
ここでは、ファイルの種類をビデオファイルとしたために、この図9に示す表示となっているが、ファイルの種類として画像ファイルを選ぶことにより、上記図8に示す表示に戻るようになっている。
すなわち、ビデオファイルが選択されているときには、ファイルマークとしてボックスを用いているために、表示属性設定エリア11eには、ボックスの模様のパターンを選択するための選択ボックス61と、ボックスのタイムスケール25に垂直な方向の幅を選択するための選択ボックス62と、ボックスの色を選択するための選択ボックス63と、が表示されている。
選択ボックス61は、ボックスの属性であるパターンに対して、ビデオファイルの属性を選択するための選択ボックスであり、この図9では撮影モードが選択されている。
パターンとしては、例えば、斜線ハッチング、クロスハッチング、横線ハッチングの3種類があり、斜線ハッチングに関する選択を行う選択ボックス61aにおいて、高画質が選択され、クロスハッチングに関する選択を行う選択ボックス61bにおいて、標準画質が選択され、横線ハッチングに関する選択を行う選択ボックス61cにおいて、ロングプレイが割り当てられるようになっている。
次に、選択ボックス62は、ボックスの属性である幅に対して、ビデオファイルの属性を選択するための選択ボックスであり、この図9ではフレームレートが選択されている。
フレームレートとしては、「広」、「狭」の2種類があり、「広」に関する選択を行う選択ボックス62aにおいて、毎秒30コマのフレームレートが選択され、「狭」に関する選択を行う選択ボックス62bにおいて、毎秒24コマのフレームレートが選択されている。
さらに、選択ボックス63は、ボックスの属性である色に対して、ビデオファイルの属性を選択するための選択ボックスであり、この図9では未使用となっている。
色としては、黒、青、緑の3種類があり、各色に対応して選択ボックス63a〜63cが設けられているが、ここでは色が未使用となっているために、ビデオファイルの属性としては何も選択されていない。
図10は、表示を行う時間軸を拡大/縮小するときのタイムチャートエリア11cの一例を示す図である。
図10(A)に示すようなタイムチャート21上において、マウス等により選択領域65を設定すると、この選択領域65がタイムチャートエリア11c内における新たな表示範囲となるように、拡大して表示され、図10(B)に示すようになる。これにより、図10(A)では重畳指標34により5つが重なっていることが示されたファイルが、図10(B)においては2つの別々なファイルと、3つが重なっているファイルと、に分離して表示されている。
同様に、図10(B)に示すようなタイムチャート21上において、マウス等により選択領域65を再度設定すると、この選択領域65がタイムチャートエリア11c内における新たな表示範囲となるように、拡大して表示され、図10(C)に示すようになる。このときには、図10(B)においても重畳指標34により3つが重なっていることが示されたファイルが、別々のファイルとして分離して表示される。
このような表示例において、図10(B)の状態から図10(A)の状態に移行することは時間軸の縮小に該当し、図10(B)の状態から図10(C)の状態に移行することは時間軸の拡大に該当している。
なお、時間軸の拡大は、上記図2等に示したような拡大ボタン13を操作することによっても行うことができ、同様に、時間軸の縮小は縮小ボタン14を操作することにより行うことができる。
図11は、表示を行う時間軸を拡大/縮小するときのタイムチャートエリア11cの他の例を示す図である。
この図11に示すタイムスケールは、伸縮可能なタイムストレッチスケール25Aとなっており、マウス等を用いたドラッグ操作が可能となるように、やや幅広に構成されている。また、該タイムストレッチスケール25Aの左右には、該タイムストレッチスケール25Aの縮小を行うためのシュリンクボタン66が設けられている。
まず、図11(B)に示すような表示状態において、シュリンクボタン66を操作することにより、中央の位置を維持するようにタイムストレッチスケール25Aとタイムチャート21の時間軸22との縮小が行われ、図11(A)に示すような状態に移行する。
また、図11(B)に示すような表示状態において、タイムストレッチスケール25A上の所望の位置をポインタ39でポイントした状態でマウス等によりクリック押下し、該押下した状態を維持しながら例えば右側に移動させて右端でマウスボタンを離すことにより、タイムストレッチスケール25Aとタイムチャート21の時間軸22との拡大が行われ、図11(C)に示すような状態に移行する。
図12はタイムストレッチスケールを右方向にドラッグして拡大するときの操作前後の時間軸の関係を示す図、図13はタイムストレッチスケールを左方向にドラッグして拡大するときの操作前後の時間軸の関係を示す図である。
これら図12、図13において、Tsは操作前のタイムチャートにおける表示開始日時、Teは操作前のタイムチャートにおける表示終了日時、Tfは図12による操作後のタイムチャートにおける表示終了日時、Ttは図13による操作後のタイムチャートにおける表示開始日時、Txは注目ファイルの生成日時、Oは表示開始座標、Eは表示終了座標、Aはドラッグ開始座標、Bはドラッグ終了座標、Xは注目ファイルの操作前の時間軸における表示座標、Yは注目ファイルの操作後の時間軸における表示座標、をそれぞれ示している。
まず、図12に示す例においては、右方向へのドラッグ操作によりOを基点としてタイムチャートが拡大され、その拡大率Rは、次の数式1に示すようになる。
[数1]
R=B/A
この拡大率Rから、注目ファイルの操作前後の時間軸における表示座標X,Yの関係は、次の数式2に示すようになる。
[数2]
Y=X・R
そして、操作後のタイムチャートにおける表示終了日時Tfは、次の数式3に示すように算出することができる。
[数3]
Tf={(R−1)・Ts+Te}/R
次に、図13に示す例においては、左方向へのドラッグ操作によりEを基点としてタイムチャートが拡大され、その拡大率Rは、次の数式4に示すようになる。
[数4]
R=(E−B)/(E−A)
この拡大率Rから、注目ファイルの操作前後の時間軸における表示座標X,Yの関係は、次の数式5に示すようになる。
[数5]
Y=E−(E−X)・R
そして、操作後のタイムチャートにおける表示終了日時Tfは、次の数式6に示すように算出することができる。
[数6]
Tf={(R−1)・Te+Ts}/R
次に、図14は、タイムチャートにおいて範囲選択を行い、選択された範囲の画像ファイルに係るインデックス画像を表示する例を示す図である。
ウィンドウ11には、上記操作ボタンエリア11aと、上記タイムチャートエリア11cと、上記情報標示エリア11dと、が表示されるようになっている。
ここでは、上記操作ボタンエリア11aに表示されるのは、縮小ボタン14および設定ボタン15となっている。
そして、タイムチャートエリア11cにおいてマウス等のドラッグ操作により選択領域65が設定されると、該選択領域65に含まれるファイル(ここでは、画像ファイルを例に挙げている。)のインデックス画像69が、情報標示エリア11dの各標示領域68に配列してインデックス表示されるようになっている。なお、このインデックス画像69は、いわゆるサムネール画像である。
また、図15は、タイムチャートにおいて範囲選択を行い、選択された範囲の音声ファイルに係る情報を表示する例を示す図である。
ウィンドウ11には、上記図14と同様に、操作ボタンエリア11aと、タイムチャートエリア11cと、情報標示エリア11dと、が表示されている。
タイムチャートエリア11cには、音声ファイルに係るファイルマーク42が表示されていて、マウス等のドラッグ操作により選択領域65が設定されている。
情報標示エリア11dには、選択領域65に含まれる音声ファイルに関する情報が配列して表示されており、ここでは音声ファイルを表す音声アイコン71が各表示されるとともに、ファイル形式を示す拡張子を伴うファイル名と、録音時間と、サンプリングレートと、チャンネル数と、がそれぞれの音声ファイルに係る音声情報32sとして表示されている。
そして、マウス等を操作することにより、上記音声アイコン71の上にポインタを移動すると、該音声ファイルが自動的にプレビュー再生されるようになっている。もちろん、音声アイコン71の上からポイントを外すことにより、該プレビュー再生が停止される。
なお、この図15では音声ファイルの表示例を示したが、ビデオファイルの場合にもほぼ同様である。そして、ビデオファイルの場合には、情報表示エリア11dに、インデックス画像とともにビデオファイルに関する情報が表示され、該インデックス画像の上にポインタを移動させてポイントすることにより、該ビデオファイルが自動的にプレビュー再生される。
次に、図16は、ファイルマークを曲線状の時間軸上に配置したタイムチャートエリアの例を示す図である。
タイムチャートエリア11cには、タイムスケール25と、チャート開始時間表示26aおよびチャート終了時間表示26bと、が表示されると共に、曲線状をなす時間軸22’上にファイルマーク23を配置してなるタイムチャートが表示されている。
この図16に示す例においては、タイムスケール25は、「日」を単位として、上下方向の直線状に構成されている。
なお、時間軸22’のファイルマーク23の密度が高い部分が、タイムスケール25に対しての角度が大きくなるような曲線とすることにより、ファイルマーク23同士が重畳するのを低減することができる。例えば、一般の利用者が趣味として撮影する画像は、昼間から夕方にかけての時間帯に撮影されることが多いために、夜中から未明にかけてが山または谷となるような、周期が2日となる略サインカーブ形状の時間軸22’を採用すると良い。
続いて、図17は、情報処理装置1上でファイリングプログラムが実行されているときの、各操作に応じた動作を示すフローチャートである。
ファイリングプログラムがオペレーティングシステム上で実行されると、各種の初期設定を行った後に、ウィンドウ11内に所定の表示を行い、使用者によるボタン等の操作を待機する状態となる。
ここで、フォルダが選択されたことが検出された場合には(ステップS1)、後述するようなタイムチャートの表示処理を行い(ステップS2)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
また、ファイルマークが選択されたことが検出された場合には(ステップS3)、後述するようなファイル情報の表示処理を行い(ステップS4)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
さらに、タイムチャートの範囲が選択されたことが検出された場合には(ステップS5)、後述するような選択した範囲に含まれるファイルマークに対応するファイルのファイル情報リストの表示処理を行い(ステップS6)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
そして、上記拡大ボタン13が押されたことが検出された場合には(ステップS7)、後述するようなタイムチャート上の選択された範囲の拡大処理を行い(ステップS8)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
一方、上記縮小ボタン14または上記シュリンクボタン66が押されたことが検出された場合には(ステップS9)、後述するようなタイムチャートの縮小処理を行い(ステップS10)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
また、上記タイムストレッチスケール25A上でマウスがドラッグされたことが検出された場合には(ステップS11)、後述するようなタイムチャートの拡大/縮小処理を行い(ステップS12)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
さらに、上記設定ボタン15が押されたことが検出された場合には(ステップS13)、後述するような表示設定の処理を行い(ステップS14)、処理後に再び操作を待機する状態に戻る。
そして、情報標示エリア11dの音声アイコン71上にポインタが置かれたことが検出された場合には(ステップS15)、マウスポインタが置かれた音声アイコン71に対応する音声ファイルを再生する(ステップS16)。そして、音声アイコン71からマウスポインタが離れたことが検出されたら(ステップS17)、音声再生を停止して(ステップS18)、その後に再び操作を待機する状態に戻る。
なお、この図17においては、ビデオファイルに対応するアイコン上にポインタが置かれたときの、ビデオファイルの自動再生については図示を省略しているが、この場合には、上記ステップS15からステップS18とほぼ同様の処理を行うようにすれば良い。
図18は、上記図17のステップS2におけるタイムチャート表示処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、現在の日時情報を取得し(ステップS21)、選択したフォルダに含まれる所定期間以内のファイルを抽出する(ステップS22)。
次に、表示する期間を算出し(ステップS23)、ファイルが生成された日時に対応したファイルマークの時間軸上の表示位置を算出し(ステップS24)、各ファイルのファイル情報から表示するファイルマーク表示属性を決定する(ステップS25)。
そして、タイムチャートを生成し(ステップS26)、生成したタイムチャートを表示して(ステップS27)、完了する。
図19は、上記図17のステップS4におけるファイル情報表示処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、選択されたファイルを特定し(ステップS31)、選択されたファイルが、静止画像または動画像、あるいは他の種類のファイルの何れであるかを判断する(ステップS32)。
ここで静止画像または動画像である場合には、選択された静止画像または動画像のインデックス画像を生成し(ステップS33)、インデックス画像を表示する(ステップS34)。
また、上記ステップS32において、静止画像でも動画像でもないと判断された場合には、ファイル種別に対応するアイコンを生成し(ステップS35)、生成したアイコンを表示する(ステップS36)。
上記ステップS34またはステップS36の処理が終了したら、選択されたファイルのファイル情報を抽出し(ステップS37)、抽出したファイル情報を表示してから(ステップS38)、完了する。
図20は、上記図17のステップS6におけるファイル情報リスト表示処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、選択範囲から選択期間を算出し(ステップS41)、選択期間に含まれるファイルを抽出する(ステップS42)。
抽出したファイルの中から、最も過去に生成されたファイルを選択し(ステップS43)、リストの最初の欄を選択する(ステップS44)。
ここで、選択されたファイルが静止画像または動画像であるか否かを判断し(ステップS45)、静止画像または動画像である場合には、選択された静止画像または動画像のインデックス画像を生成し(ステップS46)、インデックス画像を表示する(ステップS47)。
また、上記ステップS45において、静止画像でも動画像でもないと判断された場合には、ファイル種別に対応するアイコンを生成し(ステップS48)、生成したアイコンを表示する(ステップS49)。
上記ステップS47またはステップS49の処理が終了したら、選択されたファイルのファイル情報を抽出し(ステップS50)、抽出したファイル情報を表示する(ステップS51)。
そして、選択期間に含まれる全てのファイルの処理が完了したか否かを判断し(ステップS52)、まだ完了していない場合には、次に古いファイルを選択して(ステップS53)、リストの次の欄を選択してから(ステップS54)、上記ステップS45へ行って上述したような処理を繰り返して行う。
こうして、上記ステップS52において、全てのファイルの処理が完了したことが確認されたところで、この処理を完了する。
図21は、上記図17のステップS8におけるタイムチャート拡大処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、タイムチャートが範囲選択されているか否かを判断し(ステップS61)、範囲選択されている場合には、選択範囲から選択期間を算出して(ステップS62)、算出した選択期間に含まれるファイルを抽出する(ステップS63)。
また、上記ステップS61において、範囲選択がされていないと判断された場合には、タイムチャートの現在の表示期間から新規表示期間を算出し(ステップS64)、算出した新規表示期間に含まれるファイルを抽出する(ステップS65)。
上記ステップS63またはステップS65の処理が終了したら、ファイルが生成された日時に対応したファイルマークの表示位置を算出し(ステップS66)、各ファイルのファイル情報から表示するファイルマーク表示属性を決定する(ステップS67)。
そして、タイムチャートを生成し(ステップS68)、生成したタイムチャートを表示して(ステップS69)、この処理を完了する。
図22は、上記図17のステップS10におけるタイムチャート縮小処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、タイムチャートの現在の表示期間から新規表示期間を算出し(ステップS71)、算出した新規表示期間に含まれるファイルを抽出する(ステップS72)。
そして、ファイルが生成された日時に対応したファイルマークの表示位置を算出し(ステップS73)、各ファイルのファイル情報から表示するファイルマーク表示属性を決定する(ステップS74)。
その後、タイムチャートを生成し(ステップS75)、生成したタイムチャートを表示して(ステップS76)、この処理を完了する。
図23は、上記図17のステップS12におけるタイムチャート拡大/縮小処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、タイムストレッチスケール25A上でマウスのドラッグに対応してマウスボタンが離されたタイムチャート上の日時が、マウスボタンが押されたタイムチャート上の日時よりも新しいか否かを判断する(ステップS81)。つまり、タイムチャートが例えば右方向に沿って時間を増加するものである場合には、タイムストレッチスケール25A上でマウスが右方向にドラッグされたか否かを判断することになる。
ここで、マウスボタンが離されたタイムチャート上の日時がマウスボタンが押されたタイムチャート上の日時よりも新しい場合には、マウスドラッグでマウスボタンが押された表示座標と離された表示座標とに基づいて上記数式1に示したように拡大率Rを算出し(ステップS82)、表示期間内のファイルマークの表示座標を上記数式2に基づいて算出する(ステップS83)。
さらに、タイムチャートの表示終了日時を上記数式3に基づいて算出する(ステップS84)。
一方、上記ステップS81において、タイムストレッチスケール25A上でマウスボタンが離された日時がマウスボタンが押された日時よりも新しくない場合には、マウスドラッグでマウスボタンが押された表示座標と離された表示座標とに基づいて上記数式4に示したように拡大率Rを算出し(ステップS85)、表示期間内のファイルマークの表示座標を上記数式5に基づいて算出する(ステップS86)。
さらに、タイムチャートの表示開始日時を上記数式6に基づいて算出する(ステップS87)。
上記ステップS84またはステップS87の処理が終了したら、タイムチャートを算出して生成し(ステップS88)、生成したタイムチャートを表示して(ステップS89)、この処理を完了する。
なお、ここでは、上記タイムストレッチスケール25Aでドラッグ操作が行われたときに、上記図12、図13を参照して説明したような処理によりタイムチャートの拡大を行うようにしているが、これに限るものではない。すなわち、この処理においては、右方向へのドラッグが行われたときには、図12に示すように左端Oを基点としてタイムチャートを拡大し、左方向へのドラッグが行われたときには、図13に示すように右端Eを基点としてタイムチャートを拡大しているために、左右何れの方向にドラッグ操作してもタイムチャートの拡大となる。
これに対して、左右何れの方向にドラッグ操作されても、例えば上記図12および数式1〜3に示したような算出処理を行うようにすれば、右方向にドラッグ操作されたときには左端Oを基点としたタイムチャートの拡大となり、左方向にドラッグ操作されたときには左端Oを基点としたタイムチャートの縮小となる。
同様に、左右何れの方向にドラッグ操作されても、上記図13および数式4〜6に示したような算出処理を行うようにすれば、右方向にドラッグ操作されたときには右端Eを基点としたタイムチャートの縮小となり、左方向にドラッグ操作されたときには右端Eを基点としたタイムチャートの拡大となる。
また、上述ではタイムスケールとしてのタイムストレッチスケール25Aにおけるドラッグ操作で拡大/縮小処理を行うようにしたが、これに限らず、タイムチャート21自体(例えば時間軸22の部分等)をマウスでドラッグ操作することにより、拡大/縮小処理を行うようにしても構わない。
図24は、上記図17のステップS14における表示設定処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、表示属性設定エリアを表示し(ステップS91)、情報表示ボタンが押されたことを検出したら(ステップS92)、表示属性設定エリアで設定されている属性値を記憶する(ステップS93)。すなわち、ステップS91とステップS92との間に、表示属性設定エリア11eで、使用者により属性値の設定の変更が行われると、その記憶された属性値が反映される。
そして、各ファイルのファイル情報から表示するファイルマーク表示属性を決定し(ステップS94)、タイムチャートを生成する(ステップS95)。
その後、生成したタイムチャートを表示して(ステップS96)、情報エリアを表示し(ステップS97)、この処理を完了する。
図25は、上記図17のステップS2におけるタイムチャート表示処理の他の例の詳細を示すフローチャートである。この図25に示すタイムチャート表示の処理は、上記図18に示したタイムチャート表示の処理と異なり、上記図4に示したような期間の省略に対応したものとなっている。
この処理を開始すると、所定の期間内で、一番古いファイルの生成日時と一番新しいファイルの生成日時とを抽出し、その期間を表示対象期間とする(ステップS101)。
この表示対象期間に、1未満の所定倍率をかけて、省略対象基準期間を算出する(ステップS102)。この省略対象基準期間は、これよりも時間間隔が大きい場合に省略を行うことを決定するための、スレッシュとなる期間である。
次に、2番目に古いファイルを注目ファイルとして(ステップS103)、この注目ファイルと、1つ前に生成されたファイルと、の時間間隔を算出し(ステップS104)、算出された時間間隔が、上記省略対象基準期間より大きいか否かを判断する(ステップS105)。
ここで、省略対象基準期間より大きい場合には、注目ファイルと、算出された時間間隔と、を省略対象として登録する(ステップS106)。
上記ステップS105において時間間隔が省略対象基準期間以下である場合、または上記ステップS106の処理が終了した場合には、上記所定期間に生成された全てのファイルについて判定処理を実施したか否かを判断する(ステップS107)。
そして、判定処理がまだ全てのファイルについて終了していない場合には、次に生成されたファイルを注目ファイルとしてから(ステップS108)、上記ステップS104へ行って、上述したような処理を繰り返して行う。
こうして、上記ステップS107において、全てのファイルについての判定処理が終了したと判断された場合には、登録された省略対象情報に基づいて、タイムチャート画面上の単位長さと時間との対応関係を算出する(ステップS109)。
このステップS109における算出は、次のようにして行う。まず、表示対象期間をA、省略期間の合計をBとすると、タイムチャート21として表示する時間はA−Bとなる。一方、タイムチャート21の画面上の時間軸22の長さをa、省略マーク38の画面上の長さをs、省略区間の数をnとすると、タイムチャートの表示に用いられる画面上の長さは、a−n×sとなる。従って、画面上の単位長さに対応する時間は、(A−B)/(a−n×s)として算出される。
なお、省略は、所定の時間単位(例えば1時間単位など)で行われ、省略区間に端数が出る場合は、その端数の時間はタイムチャートの時間軸22の長さとして表示される。例えば、省略区間が3時間10分の場合、省略マーク38には省略時間が3時間であることを表示する。そして、この省略マーク38を挟むファイルマーク同士の画面上の間隔は、該省略マーク38の長さと、10分に対応する時間軸22の長さと、を足し合わせた長さとなる。
続いて、こうして計算された単位長さと時間との対応関係と、上記省略マークの画面上の長さsと、省略区間の数と、省略区間の端数時間と、に基づいて、生成日時に対応した各ファイルのファイルマークの表示位置を算出する(ステップS110)。
次に、各ファイルのファイル情報に基づいて、ファイルマーク(ファイルマーク)の表示属性(例えば、ファイルマークが線分である場合には、上述したように、その線長、線種、線幅など)を決定する(ステップS111)。
そして、タイムチャートを生成し(ステップS112)、生成したタイムチャートを表示してから(ステップS113)、この処理を完了する。
なお、上述では、タイムチャート上で範囲を指定した場合に、指定範囲内のファイルの情報を表示するケースと、指定範囲内を拡大表示するケースと、があったが、範囲指定で何れの動作を行うようにするかは、モード設定等により設定することができるようになっている。
また、上述では、ファイルマークとして、線分やボックスを用いているが、もちろんこれらに限るものではなく、例えば記号やその他の図形を用いることも可能であり、さらにその他の種々の表示を用いることも可能である。
さらに、上述では、ファイルの具体的な例として、画像ファイル、ビデオファイル、音声ファイルを挙げたが、本発明は、これらに限らず、情報処理装置において扱われる一般的なファイルに対して広く適用することが可能である。
このような実施例1によれば、ファイルに対応したファイルマークをタイムチャート上に配置して表示するようにしたために、ファイルの作成や更新状況を時間の流れに沿って容易に把握することが可能となる。
このとき、ファイルの属性に応じて、ファイルマークの表示属性を異ならせるようにしたために、一目見ただけでファイルの属性を容易に区別することが可能となる。
ファイルが静止画に係る画像ファイルであるときには、ファイルマークとして線分を用いるようにしたために、小さなスペースに多くのファイルマークを配置することが可能となる。
また、ファイルが動画に係るビデオファイルや音声に係る音声ファイルであるときには、ファイルマークとして帯状のボックスを用いるようにしたために、時間的な継続性を持つビデオや音声の撮影時間や録音時間を容易に把握することができる。そして、同一時間に複数のビデオファイルや音声ファイルがあるときには、位置を少しずらして表示するようにしたために、完全に重畳されることがなく、ファイルの存在を必ず把握することが可能となる。
さらに、タイムチャート上でファイルが選択されたときに、選択されたファイルの情報を表示するようにしたために、該ファイルに関する詳細を容易に把握することができる。そして、選択を、ポインタによるポイントで行うことができるようにしたために、クリック操作によって選択する場合に比して、操作を容易にし、多くのファイルを簡単に確認することが可能となる。
加えて、タイムチャート上で範囲を指定したときには、指定された範囲内に含まれるファイルの情報を一覧表示するようにしたために、複数ファイルの詳細を容易に確認することが可能となる。
また、タイムチャートを所望に拡大したり縮小したりすることができるようにしたために、適切なタイムスケールでファイルの時間的分布を把握することができる。加えて、タイムチャートの一部を省略表示したり、実時間にリニアに依存しないタイムチャートを生成したりすることができるために、限られた表示スペース内にファイルマークを明確に分離して表示することが可能となる。
こうして、本実施例によれば、時間に基づくファイル同士の関連性を一目見ただけで容易に判別することが可能となり、優れたヒューマンインターフェースを提供することができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、電子的なファイルを取り扱うための方法、装置、プログラム等に好適に利用することができる。
本発明の実施例1に係る情報処理装置の構成の要部を示すブロック図。 上記実施例1において、フォルダとタイムチャートとファイル情報とを表示しているときのファイリングプログラムのプログラム画面の例を示す図。 上記実施例1において、タイムチャートおよびタイムスケールの表示の一例を示す図。 上記実施例1において、タイムチャートおよびタイムスケールの一部を省略する表示の一例を示す図。 上記実施例1において、タイムチャートおよびタイムスケールの表示の他の例を示す図。 上記実施例1において、複数種類のファイルに係るタイムチャートおよびタイムスケールの表示の一例を示す図。 上記実施例1において、複数種類のファイルに係るタイムチャートおよびタイムスケールの表示の他の例を示す図。 上記図2に示したウィンドウにおいて、設定ボタンを押したときの画面の様子を示す図。 上記実施例1において、ビデオファイルに対応する表示属性設定エリアの例を示す図。 上記実施例1において、表示を行う時間軸を拡大/縮小するときのタイムチャートエリアの一例を示す図。 上記実施例1において、表示を行う時間軸を拡大/縮小するときのタイムチャートエリアの他の例を示す図。 上記実施例1において、タイムストレッチスケールを右方向にドラッグして拡大するときの操作前後の時間軸の関係を示す図。 上記実施例1において、タイムストレッチスケールを左方向にドラッグして拡大するときの操作前後の時間軸の関係を示す図。 上記実施例1のタイムチャートにおいて範囲選択を行い、選択された範囲の画像ファイルに係るインデックス画像を表示する例を示す図。 上記実施例1のタイムチャートにおいて範囲選択を行い、選択された範囲の音声ファイルに係る情報を表示する例を示す図。 上記実施例1において、ファイルマークを曲線状の時間軸上に配置したタイムチャートエリアの例を示す図。 上記実施例1において、情報処理装置上でファイリングプログラムが実行されているときの、各操作に応じた動作を示すフローチャート。 上記図17のステップS2におけるタイムチャート表示処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS4におけるファイル情報表示処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS6におけるファイル情報リスト表示処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS8におけるタイムチャート拡大処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS10におけるタイムチャート縮小処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS12におけるタイムチャート拡大/縮小処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS14における表示設定処理の詳細を示すフローチャート。 上記図17のステップS2におけるタイムチャート表示処理の他の例の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1…情報処理装置
3…表示部(タイムチャート表示手段)
4…情報記憶部(記憶手段、情報記憶手段)
5…操作部(操作手段)
6…プログラム記憶部(記憶手段、プログラム記憶手段)
7…通信部(通信手段)
8…処理部(処理手段、日時情報抽出手段、タイムチャート生成手段)
11…ウィンドウ
11a…操作ボタンエリア
11b…フォルダエリア
11c…タイムチャートエリア
11d…情報表示エリア
11e…表示属性設定エリア
12b,12c,12c’…スクロールバー
13…拡大ボタン
14…縮小ボタン
15…設定ボタン
16…情報表示ボタン
18…フォルダ
21…タイムチャート
22,22s,22v,22’…時間軸
23,41,42…ファイルマーク
23a…タイムマーク
23b…ファイルアイコン(属性マーク)
24…重畳指標
25…タイムスケール
25A…タイムストレッチスケール
26a…チャート開始時間表示
26b…チャート終了時間表示
27,27s,27v…ファイル種表示
28…省略マーク
31…インデックス画像
32…画像情報
32s…音声情報
39…ポインタ
51〜57,61〜63…選択ボックス
65…選択領域
66…シュリンクボタン
68…標示領域
69…インデックス画像
71…音声アイコン
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (17)

  1. 電子的なファイルに関して、該ファイルの生成日時を示す日時情報と、該ファイルの修正日時を示す日時情報と、該ファイルに含まれる日時情報と、の内の少なくとも1つを抽出する日時情報抽出ステップと、
    上記ファイルを表現するファイルマークを、上記日時情報抽出ステップにより抽出された日時情報に対応して、直線上または曲線上に時系列的に配置してなるタイムチャート、を生成するタイムチャート生成ステップと、
    上記タイムチャート生成ステップにより生成したタイムチャートを表示するタイムチャート表示ステップと、
    を含むことを特徴とするファイリング方法。
  2. 上記タイムチャート生成ステップは、上記時系列的に隣接するファイル同士の時間間隔の大小関係が、上記タイムチャート上におけるファイルマーク同士の上記直線または曲線に沿った位置間隔においても維持されるように、タイムチャートを生成することを特徴とする請求項1に記載のファイリング方法。
  3. 上記タイムチャート生成ステップは、上記時系列的に隣接するファイル同士の時間間隔が所定の時間間隔を超える場合には、これらのファイルに各対応するファイルマーク同士の上記直線または曲線に沿った位置間隔を狭くするとともに、少なくとも時間間隔の一部の表示を省略したことを示すための省略マークを該ファイルマーク同士の間の位置に配置することを特徴とする請求項1に記載のファイリング方法。
  4. 上記タイムチャート生成ステップは、さらに、上記省略マークを、省略した時間の長さが表示されるような省略マークとして生成することを特徴とする請求項3に記載のファイリング方法。
  5. 上記タイムチャート表示ステップは、上記タイムチャートの少なくとも一部を、時間方向に拡大または縮小して表示し得ることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のファイリング方法。
  6. 上記ファイルは、静止画像データファイル、動画像データファイル、音声データファイルの何れかであることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載のファイリング方法。
  7. 上記静止画像データファイルは撮像装置が撮像することにより生成されたものであり、
    上記ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、撮像日時であることを特徴とする請求項6に記載のファイリング方法。
  8. 上記動画像データファイルは撮像装置が録画することにより生成されたものであり、
    上記ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、録画開始日時および録画終了日時、または録画開始日時および録画時間、の少なくとも一方を実質的に含んでいることを特徴とする請求項6に記載のファイリング方法。
  9. 上記音声データファイルは録音装置が録音することにより生成されたものであり、
    上記ファイルの生成日時を示す日時情報、または該ファイルに含まれる日時情報は、録音開始日時および録音終了日時、または録音開始日時および録音時間、の少なくとも一方を実質的に含んでいることを特徴とする請求項6に記載のファイリング方法。
  10. 上記ファイルマークは、上記直線上または曲線上におけるファイルの時間的位置を表すタイムマークと、該ファイルの属性を表す属性マークと、を含んで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のファイリング方法。
  11. 上記属性マークは、所定の大きさとなるように構成されたファイルに対応するアイコンを含んで構成されていることを特徴とする請求項10に記載のファイリング方法。
  12. 上記ファイルマークを1つ以上選択する選択ステップと、
    上記選択ステップにより選択されたファイルマークに対応するファイルに関する情報と、所定の大きさとなるように構成された該ファイルに対応するアイコンと、の少なくとも一方を、所定の情報エリアに表示する情報表示ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のファイリング方法。
  13. 上記選択ステップにより選択されたファイルマークが、静止画像データファイルまたは動画像データファイルに対応するものである場合には、上記情報エリアに表示されるアイコンは、対応する静止画像または動画像に係るインデックス画像により構成されたアイコンであることを特徴とする請求項12に記載のファイリング方法。
  14. 上記選択ステップにより選択されたファイルマークが音声データファイルまたは動画像データファイルに対応するものである場合に、上記情報エリアをポインタ操作することにより、該音声データファイルまたは動画像データファイルをプレビュー再生するプレビュー再生ステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のファイリング方法。
  15. 上記タイムチャート生成ステップは、上記ファイルマークをファイルの種類に対応する複数の直線上または曲線上に配置してなるタイムチャートを生成するステップであり、
    上記タイムチャート表示ステップは、これら複数のタイムチャートを、その時系列方向の位置を一致させるように、該時系列方向に垂直な方向の異なる位置にそれぞれ表示するステップであることを特徴とする請求項1に記載のファイリング方法。
  16. 電子的なファイルに関して、該ファイルの生成日時を示す日時情報と、該ファイルの修正日時を示す日時情報と、該ファイルに含まれる日時情報と、の内の少なくとも1つを抽出する日時情報抽出手段と、
    上記ファイルを表現するファイルマークを、上記日時情報抽出手段により抽出された日時情報に対応して、直線上または曲線上に時系列的に配置してなるタイムチャート、を生成するタイムチャート生成手段と、
    上記タイムチャート生成手段により生成したタイムチャートを表示するタイムチャート表示手段と、
    を具備したことを特徴とするファイリング装置。
  17. コンピュータに、
    電子的なファイルに関して、該ファイルの生成日時を示す日時情報と、該ファイルの修正日時を示す日時情報と、該ファイルに含まれる日時情報と、の内の少なくとも1つを抽出する日時情報抽出ステップと、
    上記ファイルを表現するファイルマークを、上記日時情報抽出ステップにより抽出された日時情報に対応して、直線上または曲線上に時系列的に配置してなるタイムチャート、を生成するタイムチャート生成ステップと、
    上記タイムチャート生成ステップにより生成したタイムチャートを表示するタイムチャート表示ステップと、
    を実行させるためのファイリングプログラム。
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