JP2005293182A - ネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのプログラム、サーバ、およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのプログラム、サーバ、およびシステムの提供。
【解決手段】建築工事の実行予算データ1をクライアント端末から取得し、記憶手段2に格納するステップS1と、資材毎の単位作業時間データベース3により資材数量から作業時間を演算し、工事工程の日程に振り分けることにより作成される工程データ4を、ネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段2に格納するステップS2と、前記工程データ4の日程に振り分けられた資材に対して関連づけられた画像データ5を含む進捗データ6をクライアント端末から取得し、記憶手段2に格納し、該記憶手段2を検索して前記画像データ5に関連づけられた資材あるいは日程を工事完了として判別し、かつ、対応する資材の実行予算を工事完了として集計するステップS3とを実行させるためのプログラムを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのプログラム、サーバ、およびシステムに関するものである。
従来、ネットワークを利用した建築工事の出来高評価のための技術としては、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、建築工事の出来高評価は、建築請負事業体および資材提供事業体によりオンラインで提供され、統括管理体のハード資源に格納される出来高の報告、例えばその工事がどの程度に完成したかの完成度、その工事が仕様通りであるか否か、その工事に使用された資材が計画通りであるか否か等に基づいて判断される。
特開2002-73737号公報
しかしながら、上記従来例においては、建築工事の出来高評価が、建築請負事業体や資材提供事業体からの工事の完成度等の報告に基づいてなされるために、二者の出来高評価に関する理解や判断基準の違いなどにより統括管理体に報告される内容が不正確になりやすい、すなわち出来高評価に関する情報の客観性が低く、建築請負事業体の出来高の量や質について正当な評価がなされない場合があるという欠点がある。
本発明は、上記の欠点を解消すべくなされたものであって、出来高評価に関する情報の客観性が高く、建築を請け負う工務店等が出来高の量や質に関して正当な評価を受けることができるネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのプログラム、サーバ、およびシステムの提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
建築工事に使用される資材毎に対応する単位実行予算、および数量を含む実行予算データ1をネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段2に格納するステップS1と、
資材毎の単位作業時間を格納する作業時間データベース3を参照して資材数量から作業時間を演算し、工事工程の日程に振り分けることにより作成される工程データ4を、日程毎に振り分けられた資材が検索可能な形態で、ネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段2に格納するステップS2と、
前記工程データ4の日程あるいは日程に振り分けられた資材に対して関連づけられた画像データ5を含む進捗データ6をネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段2に格納するとともに、該記憶手段2を検索して前記画像データ5に関連づけられた資材あるいは日程を工事完了として判別し、かつ、対応する資材の実行予算を工事完了として集計するステップS3とをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することにより達成される。
また、上記目的は、
ネットワークを通してクライアント端末から取得され、建築工事に使用される資材毎に対応する単位実行予算、および数量を含む実行予算データ1と、
ネットワークを通してクライアント端末から取得され、資材毎の単位作業時間を格納する作業時間データベース3を参照して資材数量から作業時間を演算し、工事工程の日程に振り分けることにより作成される工程データ4を、日程毎に振り分けられた資材が検索可能な形態で格納する工程データファイル7と、
ネットワークを通してクライアント端末から工事工程の日程あるいは資材に対応した工事完了を示すものとして取得される画像データ5を格納する画像データファイル8と、
前記画像データファイル8の画像データ5をクライアント端末からの要求に基づいて、工程データファイル7に格納される工程データ4の日程あるいは日程に振り分けられた資材に対して関連づける工程管理部9と、
実行予算データ1を参照して前記画像データ5に対応する資材の実行予算を出来高として集計する出来高演算部10とを有してサーバを構成することにより達成される。
さらに、上記目的は、
ネットワークを通して相互に交信が可能なクライアント端末と出来高管理サーバとを含み、
前記クライアント端末は、建築工事に使用される資材毎の単位実行予算および単位作業時間を格納する記憶手段11と、
資材およびその数量を入力する入力手段12と、
撮影操作により画像データ5を生成する撮影手段13と、
前記入力手段12からの入力に基づいて記憶手段11の単位実行予算を参照して実行予算データ1を作成するとともに、単位作業時間を参照して集計される作業時間を工事工程の日程に振り分けることにより工程データ4を作成し、かつ、該実行予算データ1を資材毎に対応する単位実行予算が検索可能な形態で、該工程データ4を工事工程の日程あるいは日程に振り分けられた作業時間に対応する資材が検索可能な形態で、出来高管理サーバに送信する第1の手段と、
前記撮影手段13により撮影される資材に対応した工事完了を示す画像データ5を、工程データ4の日程あるいは日程に振り分けられた作業時間に対応する資材に対して関連づけて出来高管理サーバに送信する第2の手段とを有し、
前記出来高管理サーバは、クライアント端末から受信する工程データ4の工事工程の日程あるいは日程に振り分けられた単位作業時間に対応する資材について、実行予算データを参照して対応する実行予算が検索可能な形態で記憶する記憶手段2と、
クライアント端末から受信する画像データ5を前記工程データ4の日程、あるいは日程に振り分けられた作業時間に対応する資材に関連づけて記憶手段2に記憶させるとともに、該記憶手段2を検索して画像データ5に関連づけられた資材に対応する実行予算を集計し、出来高として算出する手段とを有してシステムを構成することにより達成される。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、出来高評価に関する情報の客観性が高く、建築を請け負う工務店等が出来高の量や質に関して正当な評価を受けることができるネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのプログラム、サーバ、およびシステムの提供をすることができるために、工務店等の健全な経営を図ることができる。
図1(a)はネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのシステムの全体を示している。ネットワークは公衆回線網、インターネット等の既存のネットワークである。出来高管理サーバと画像管理サーバ、クライアントAとクライアントa1、a2・・・、およびクライアントBとクライアントb1・・・は、LANにより結ばれていても、物理的に単一のコンピュータ等によりそれぞれの機能を発揮するように構成されていてもいい。
この実施の形態において、上記出来高評価のためのシステムは、図1(b)に示す取引システムの一部を構成する。この取引システムは、住宅建築の顧客である施主から管理本部が建築資金を代理受領することにより、施主と建築請負契約を結ぶ工務店に対して第3者である管理本部が、住宅の完成保証を施主に対して行うものである。例えば建設会社や不動産会社が管理本部を務め、この管理本部と上記出来高評価のためのシステムのリース契約を結ぶことにより、工務店は、該システムの会員となって建築資金を代理受領した管理本部から建築工事の出来高払いを受ける。
図1(b)に示すように、会員工務店は、上記取引システムを説明した上で施主と建築請負契約を結び、材木店、サッシメーカ、システムキッチンメーカ等の資材メーカから仕入れる建築資材により、大工、電気屋、クロス(内装)屋等の協力業者を使用して、住宅建築を行う。住宅建築に際し、会員工務店は、所有するパーソナルコンピュータ(PC)を利用して上記出来高評価のためのシステムにより積算、施主に提出する見積の作成、実行予算の作成、および工程表の作成等を行い、見積データ、協力業者に対する工事代金や資材メーカに対する資材代金などの発注データ、実行予算データ、および工程データ等を建築請負データとして管理本部のサーバにネットワークを介して送信する。建築請負データを受信した管理本部のサーバは、ネットワークを介して施主が融資契約を結ぶ金融機関のサーバにアクセスし、見積金額に相当する建築請負代金をいわゆるインターネットバンキングを利用して施主から代理受領した上で、施主の所有するPCに対して会員工務店が請け負う住宅建築の完成保証を連絡する。なお、完成保証などに関する必要な書面手続きは別途改めて行われる。
また、管理本部のサーバは、資材メーカのサーバに対して、上記建築請負データの発注データに基づいて建築資材を発注する。一方、会員工務店は、協力業者に対し、上記発注データに基づいて工事代金の支払いをするための工事完了写真の撮影、送信を前提とする工事契約を結ぶ。この後、建築資材が現場に搬入され、工事工程が進行すると、協力業者は、携帯電話のカメラ機能を利用して作業が完了した現場の写真を撮影し、インターネット接続機能を利用して会員工務店のPCに画像データとして送信する。これを受け取った会員工務店のPC管理者は、モニタによりその画像データがどこの工程のものであるか、作業内容が予定通りか、すなわち予定した作業内容を満たしているかを、例えば設計図などと比較することによって確認する。確認の上で問題がなければ、上記PC管理者は、管理本部のサーバに対し、対応する工程を指定して上記画像データを転送する。画像データの管理本部への送信は、ネットワーク上で運営される工事進歩状況ウェブサイトに掲載される工程表の各工程への画像データのアップロードによってなされ、管理本部のサーバは、工事進歩状況ウェブサイトの工程表の更新に対して上記工程データを連動させることにより、住宅建築工事の進捗状況を随時把握する。
この進捗状況に応じて、管理本部のサーバは、施主から建築請負代金として代理受領した金融機関の預金から、資材メーカおよび協力業者に対し、上記発注データに含まれる代金について出来高評価による出来高払いを行い、また、会員工務店に対しては、実行予算に含まれる労務費等の経費、および見積金額と実行予算の差額である粗利について、出来高評価による出来高払いを行う。出来高評価は、管理本部のサーバによりネットワーク上で運営される出来高評価ウェブサイトに反映され、会員工務店は、該ウェブサイトの更新データが転送されることにより、出来高払いの予定を把握することができる。
なお、図1(b)における共済会とは、全ての会員工務店の協賛金により運営され、会員工務店が倒産した場合の以後の完成保証を代替履行する組織である。また、上記工事進捗状況ウェブサイトには、予め会員工務店向けの認証コードと施主向けの認証コードとが設定され、会員工務店は自己の認証コードを利用してネットワーク上のアドレス(URL:Uniform Resource Locator)を用いてウェブサイトにアクセスするとともに画像データをアップロードし、施主は自己の認証コードを利用してネットワーク上のアドレスを用いてウェブサイトにアクセスするとともに工事の進捗状況を上記画像データにより随時把握する。さらに、以上においてはウェブサイトに写真、すなわち静止画像を掲載する場合を述べたが、動画を掲載してもよい。
上述した出来高評価のためのシステムは、この実施の形態においては、主に住宅建築の作業の大半を占める木工工事に適用される。図1(a)に示すように、上記会員工務店のPCがクライアントA、B・・・として、また協力業者である大工の携帯電話がクライアントa1、a2・・・、b1・・・としてクライアント端末を構成し、一方、管理本部のサーバが出来高管理サーバとして、また工事進捗状況ウェブサイトを運営するサーバが画像管理サーバとしてサーバ・コンピュータを構成することにより形成される。なお、図1(a)において、上記クライアント端末およびサーバと同じネットワーク上に接続される発注関係先サーバA、B・・・は資材メーカのサーバであり、融資関係先サーバは金融機関のサーバである。
会員工務店のPCは、キーボードやマウス、ディスクドライブ等からなる入力手段12と、各種演算結果その他の索出データを外部に出力する出力手段20と、液晶モニタ等の表示手段21と、プリンタ等の印刷手段22と、記憶手段11と、演算手段23とを有する。上記入力手段12および出力手段20は、ネットワークを通したデータの交信を可能にするインターフェイスとしても機能するもので、前述した各サーバではWebサーバプログラムが動作し、このPCではWebブラウザプログラムが動作する。この会員工務店のPCには管理本部のサーバにインストールされるプログラムのサブセットがインストールされ、上記記憶手段11、演算手段23が構築される。
図2に示すように、記憶手段11には、資材マスタファイル24、数量データファイル25、積算単価データベース(積算単価DB)26、作業時間データベース(作業時間DB)3、メーカ・業者ファイル27、実行予算単価データベース(実行予算単価DB)28、仕入メーカファイル29、経費データファイル30、手順データファイル31、資材手順データファイル32、集計時間データファイル33、画像データファイル8’、実行予算データ1、発注データ34、日程データファイル35、見積データ36、およびインターネット上の工事進捗状況ウェブサイトへのアクセスを可能にする認証データ37が記憶される。
資材マスタファイル24は、全建築資材を個々に特定する呼び名を格納するもので、例えば、構造材-赤松集成材-梁-105mm×105mm×3,000mm(特一等)など、基礎材、外装材、あるいは構造材などの種類、材種、用途、寸法などの関連情報により各資材を特定する。また、各資材には「0001」、「0002」などのIDコードが割り当てられる。
数量データファイル25には、住宅建築に必要な資材の数量が資材毎に上記IDコードと一対一対応して格納される。この数量は、建築用CADシステムにより作成された設計データから、演算手段23の資材量抽出部38による上記資材マスタファイル24を用いた演算処理によって抽出され、例えばCADデータに含まれる資材の呼び名に併記される数量を取得することにより作成される。積算単価DB26は、住宅建築に必要な資材の積算単価が資材毎に上記IDコードと一対一対応して格納される。積算単価は例えば積算資料に基づいて設定される。作業時間DB3には、住宅建築に必要な資材の施工作業に要する時間が資材毎に上記IDコードと一対一対応して格納される。この時間は、過去の実績、経験に基づいて、その平均値が設定される。
メーカ・業者ファイル27には、取引のある資材メーカや大工等が、その名称や氏名、住所、メールアドレスなどの連絡に必要なID情報により特定されて格納される。また、各メーカ等には適宜のIDコードが割り当てられる。このメーカ・業者ファイル27には、工務店のオペレータがキーボード等12により入力することで、資材メーカや大工等を追加登録して格納することも可能である。
実行予算単価DB28には、上記資材メーカの見積金額と大工作業の一般的な手間賃と労務費等の経費の合計金額が、資材毎に、上述した資材マスタファイル24の各資材のIDコードと一対一対応して格納される。この大工工事の一般的な手間賃は、例えば上記作業時間DB3の資材毎の作業時間と所定の数字の積をとることにより、すなわち作業時間に対応する所定の時給を当てはめることにより決定することが可能である。
建築資材メーカの資材毎の見積金額は、仕入れメーカファイル29において、資材マスタファイル24の各資材のIDコードと一対一対応して格納される。例えば資材0001は資材メーカAから1,000円でというように記憶される。この仕入れメーカファイル29も、前述したメーカ・業者ファイル27同様にキーボード等12からの入力による追加登録を格納することが可能である。
また、経費データファイル30には、上記労務費等の経費が、資材毎に、資材マスタファイル24の各資材のIDコードと一対一対応して格納される。この経費は、例えば積算単価DB26の積算単価に対して予め所定の率を設定することなどにより決定することが可能である。
したがって、上記実行予算単価DB28における金額は、上記作業時間DB3の資材毎の作業時間から演算できる大工工事の手間賃と、資材毎に対応する仕入れメーカファイル29の見積金額と、資材毎に対応する経費データファイル30の経費との和を演算手段23の価格演算部39により求めることによって資材毎に算出される。
手順データファイル31は、資材毎の作業の手順、すなわち順番を格納するもので、例えば、屋根工事、外壁工事などの作業が建築工程に沿って記憶される。各作業には適宜のIDコードが割り当てられる。資材手順データファイル32には、上記資材マスタファイル24の資材毎に一対一対応して、建築工事の手順を示す順番が格納される。この順番は上記手順データファイル31の作業に対応して設定されるもので、例えば屋根工事に使用される資材が複数ある場合には、これらの複数の資材に同一の順番が付与される。この順番は、工務店のオペレータによるキーボード等12からの入力によって変更することも可能である。
集計時間データファイル33には、演算手段23の工程演算部40により、資材マスタファイル24の各資材のIDコードをキーとして数量データファイル25と作業時間DB3により演算される資材毎の作業時間を、資材手順データファイル32の手順に沿ってソートし、その作業時間の累計を所定時間に割り振りることにより生成される所定時間毎の資材の集計時間の束を、上記手順データファイル31の作業に一対一対応して格納するものである。この所定時間としては、1日当たりの作業時間である8時間などに設定することが望ましい。したがって、資材毎の「数量×単位作業時間」である作業時間が、作業手順毎に集計され、累計8時間になるまで、資材毎に累積されていくことで、例えば、1番目の8時間には、単位作業時間1時間の資材0001が4個と、単位作業時間2時間の資材0002が2個とが、作業aに対応して設定され、2番目の8時間には、単位作業時間2時間の資材0003、1個が作業bに対応して、さらに、単位作業時間3時間の資材0004、2個が作業cに対応して設定され、というように順次資材がなくなるまで複数の8時間毎の集計時間データファイル33が生成される。
画像データファイル8は、大工の携帯電話から受信する画像データ5を格納するもので、ネットワークを通して大工の携帯電話から送信される画像データ5”に対する工務店のPC管理者の格納操作に際し、適宜のIDコードが割り当てられて画像データ5として保存される。IDコードの付与は演算手段23により自動で行うことが可能である。
実行予算データ1は、実行予算単価DB28における実行予算単価と数量データファイル25の数量を、資材マスタファイル24の各資材のIDコードをキーとして一対一対応させて作成され、また、価格演算部39により各資材に対応する積が求められて資材毎の実行予算が生成された後、合計されて総額の実行予算が算出される。
発注データ34は、仕入れメーカファイル29の見積金額と数量データファイル25の数量を、資材マスタファイル24の各資材のIDコードをキーとして一対一対応させてメーカ業者ファイル27に格納される資材メーカ毎に集計されて複数作成される。上記実行予算データ1と同様に、価格演算部39により各資材に対応する見積金額と数量の積が求められた後、資材メーカ毎に振り分けられて合計され、資材メーカ毎に対応する総発注価格が算出される。また、この発注データ34としては発注書のひな形も記憶されており、演算手段23の進行部41によってひな形を利用して各発注先向けにプリンタ22を利用して発注書を作成することができる。
日程データファイル35は、日程を格納するもので、PCに搭載されるカレンダ機能を利用してカレンダに沿った各日程に適宜のIDコードが割り当てられる。日程の設定は、工務店のオペレータによりキーボード等12への入力によって調整することが可能である。
見積データ36は、施主に提示する見積書、見積明細を作成するための見積内容情報であり、価格演算部39により積算単価DB26の各積算単価と所定の利益率の積が求められた後、資材マスタファイル24の各資材のIDコードをキーとして、この積を数量データファイル25の数量に一対一対応させて作成される。また、この見積データ36には見積書、見積明細のひな形も格納されており、演算手段23の積算部42により、プリンタ22を利用して、上記ひな形を使って、施主向けに見積書、見積明細を作成することができる。
一方、演算手段23は、上述した資材量抽出部38、価格演算部39、積算部42、工程演算部40、および進行部41の他に、更新管理部43を備える。この更新管理部43は、大工の携帯電話からネットワークを通して入力手段12を介して受信され、PC管理者の操作により適宜のIDコードの割り当てされた画像データ5を、画像データファイル8に格納するとともに、出力手段20を介して工事進歩状況ウェブサイトに転送する。格納に際して個々に生成される画像データファイル8には、PC管理者の操作により、更新管理部43によって、日程データファイル35の特定の日程に対応する適宜のIDコードや、手順データファイル31の特定の作業に対応する適宜のIDコードが付与される。
したがって、工務店のPCは、オペレータの操作により、例えばCADデータがディスクドライブを通じて読み込まれると、資材マスタファイル24を参照してCADデータに含まれる資材毎の数量により、数量データファイル25、集計時間データファイル33、実行予算データ1、発注データ34、見積データ36を作成し、また、オペレータからの指示があれば、発注データ34や見積データ36をプリンタに出力し、見積書や発注書を印刷させる。また、オペレータからの指示があれば、各データファイルのデータを液晶モニタに表示させ、あるいは出力手段20により、ネットワークを通して、数量データファイル25等に含まれる出来高管理サーバのデータに対するいわゆる差分データを出来高管理サーバに対して送信等する。
一方、大工のカメラ付き携帯電話は、市販されるものであり、ボタン等の入力手段12”と、演算手段23’のWebブラウザプログラムの動作によるインターネット接続機能により画像データ5”その他の索出データをネットワークに出力する出力手段20”と、液晶表示部からなる表示手段21”と、カメラ機能により画像データ5”を記録可能な撮影手段13、この画像データ5”を格納する画像データファイル8”を備える記憶手段11’と、上述した演算手段23’とを有する。なお、図2(b)における認証データファイル44は、必要に応じて工事進歩状況ウェブサイトへのアクセスのため、あるいは会員工務店のPCへのアクセスのための認証データ37’、37”等を格納するものである。
一方、出来高管理サーバは、図3(a)に示すように、上記会員工務店のPCの各種手段におけるファイル等に加えて、演算手段45に発注管理部46、前記工務店のPCにおける更新管理部43の機能を含む工程管理部9、出来高演算部10、および管理用データ作成部47を有する。なお、上記会員工務店のPCの各種手段におけるファイル等と同一のデータ構成のファイル等は、図3において対応する符号を付して説明を省略する。
発注管理部46は、オペレータのキーボード等12’からの入力に基づいて、ネットワークを通して、資材メーカのサーバに対して、発注書として加工した発注データ34‘を送信する。工程管理部9は、工事進歩状況ウェブサイトの更新情報を逐次ネットワークを介して画像管理サーバに確認するもので、画像データ5の更新、追加が検知されるとこれを取得し、画像データファイル8として記憶手段2に格納する。
出来高演算部10は、画像データファイル8の格納を検知すると、該画像データファイル8の画像データ5’が関連づけられた日程データファイル35’の日程、あるいは手順データファイル31’の作業を検索し、資材手順データファイル32’、集計時間データファイル33’、資材マスタファイル24’や数量データファイル25’、実行予算単価DB28’、仕入れメーカファイル29’等を参照して実行予算や日程の出来高を演算し、金額出来高データ48や日程出来高データ49として演算結果を記憶手段2に格納させる。この金額出来高データ48等は、その作成日とともに資材、作業、日程、資材メーカあるいは大工等の名称、画像などの特定のIDコードを指定して累積的に複数作成される。なお、ネットワークを通した融資関係先サーバへの出来高の支払い指示の送信は、別途オペレータによる入力手段12’への命令に基づいて、例えば1ヶ月単位にまとめれられて、進行部41’によって行われる。これと同時にまた、進行部41’は、前記金額出来高データ48を出力手段20’によりネットワークを通して出来高評価ウェブサイトに掲載する。
出来高評価ウェブサイトは、進行部41’によって運営され、管理用データ50に格納される所定の工程表のひな形に対して、資材マスタファイル24’、数量データファイル25’、仕入れメーカファイル29’、経費データファイル30’、日程データファイル35’、資材手順データファイル32’、手順データファイル31’、画像データファイル8等を利用してデータを書き込むことにより生成される工程表を掲載する。この工程表における各工程(作業)には、特定の資材、日程、資材メーカあるいは大工等の名称、画像、さらに細分化された工程(作業)等に対応する特定のIDコードを保有したポイントが形成される。
進行部41’は、例えば、ネットワークを通して出来高評価ウェブサイトにアクセスした会員工務店からの上記ポイントにおける資材の数量等を含めた照会要求を受信すると、上記ポイントのIDコードに基づいて、要求される資材数量等を検索し、当該数量データを表示するHTMLファイルを作成して施主に送信する。会員工務店のPCは、受信したHTMLファイルに基づいて、液晶モニタ21により、上記資材数量等を含む各工程の内容を表示する。
また、管理用データ作成部47は、上記支払い指示の送信を検知すると、管理用データ50を作成する。管理用データ50は、金額出来高データ48に一対一対応して作成され、管理本部は、オペレータによる入力手段12’からの指示によってこれを液晶モニタ21’に表示させ、あるいはプリンタ22’によって印刷させることで、出来高の支払い状況を確認することができる。
なお、出来高管理サーバの進行部41’は、ネットワークを通して工務店のPCから数量データファイル25、実行予算単価DB28、仕入れメーカファイル29等の差分データを受信すると、会員工務店の建築工事毎に適宜のIDコードを作成し、このIDコードとともに前記数量データファイル25等を格納する。したがって、図3(a)に示すように、出来高管理サーバも会員工務店毎に対応して、そこのPCに記憶されるものと同じデータ構造の数量データファイル25’等を保有する。
画像管理サーバは、図3(b)に示すように、会員工務店からネットワークを通して画像データファイル8を受信する入力手段51と、この画像データファイル8や上記会員工務店の記憶手段11に格納される手順データファイル31、日程データファイル35等を記憶する記憶手段52と、上記出来高管理サーバに画像データファイル8をネットワークを介して送信する出力手段53と、これらの記憶、出力等を制御する演算手段54とを有する。この演算手段54はまた、工事進捗状況ウェブサイトの管理、運営も行っており、会員工務店の工程表を掲載し、この工程表の各作業に特定の画像データ5等のIDコードをリンクさせる。
すなわち、演算手段54は、工事進捗状況ウェブサイトにアクセスした施主からの各作業の照会要求をネットワークを通して入力手段51により受信すると、画像データ5を含む工程表の当該作業の照会用の画面を生成するHTMLファイルを作成して出力手段53により施主に送信する。施主のPCは、受信したHTMLファイルに基づいて、液晶モニタにより、画像データ5を含む各作業の内容を表示する。
以上の上記出来高評価のためのシステムにおいて、会員工務店のPCは、図4に示すようにデータを加工、保存し、出来高管理サーバとのネットワークを通した交信を図る。図4に示すように、会員工務店のPC管理者等により作成され、PCに記憶されるCADデータは、キーボード等12を介したPC管理者からの資材量抽出演算部38による演算命令により、資材マスタファイル24を参照して各数量データが抽出され、資材毎に対応した数量データとして数量データファイル25に格納される。また、積算部42は、この数量データに対して資材毎に積算単価DB26の積をとり、積算を行う(積算ステップ)。なお、オペレータによるキーボード等12からの入力操作により、プリンタ22に積算結果を出力して見積として印刷を行ったり、あるいは、積算に際して資材毎に適宜の率を付加して演算する、すなわち積算単価に対して一定の率の作業費用を別途付加することにより積算を行うことも可能である。
次いで、上記数量データに基づいて、価格演算部39により、実行予算単価DB28を参照して実行予算データ1が生成されるとともに、仕入れメーカファイル29を参照して資材メーカ毎の発注データ34が生成される。形成された実行予算データ1や発注データ34は、見積データ36、数量データファイル25や仕入れメーカファイル29等とともに進行部41により出力手段20を介して出来高管理サーバに送信される。(実行予算・発注書作成ステップ)。この場合において、形成された実行予算に対して一定の利益率を別途付加することにより再度、見積を作成することも可能である。また、オペレータによるキーボード等12からの入力操作により、形成された発注データ34や実行予算データ1をプリンタ22に出力して発注書、実行予算書、あるいはメーカ・業者ファイル27を参照して見積書を印刷することも可能である。
この後また、数量データを参照して、工程演算部40により、作業時間DB3を用いて資材毎の作業時間が演算され、さらに、手順データファイル31や資材手順データファイル32等を参照して、集計時間データファイル33が作成される。形成された集計時間データファイル33は、日程データファイル35等とともに進行部41により出力手段20を介して工程データ4として出来高管理サーバに送信される(工程管理ステップ)。なお、オペレータによるキーボード等12からの入力操作により、形成された集計時間データファイル33を利用し、手順データファイル31等を参照して、プリンタ22に工程表を印刷することも可能である。また、メーカ・業者ファイル27や仕入れメーカファイル29を参照して、上記工程表を含む業者連絡表を印刷することも可能である。
図4において下方に示される工程管理ステップは、大工の携帯電話から送信される画像データ5”を入力手段12により受信し、オペレータによるキーボード等12からの入力操作によって画像データ5の撮影日や工程表の日程等に関する情報を付加した上で、出力手段20により工事進捗状況ウェブサイトに対して送信するものである。上記画像データ5は、オペレータにより上記情報を付加されて画像データファイル8に格納され、また画像データファイル8の差分データとして進捗状況ウェブサイトに送信される。一方、出来高管理サーバにおいては、工事進捗状況ウェブサイトにおける上記画像データファイル8の受信を検知すると、これを工事進捗状況ウェブサイトから取得し、所定形式の画像受信確認の連絡を生成して会員工務店のPCに対して送信する。これにより会員工務店のPCは、画像受信確認の連絡を入力手段12によって受信する。
これに対し、出来高管理サーバは、図5に示すように、上記会員工務店のPCから送信される実行予算データ1や発注データ34等の差分データを受信し、会員工務店の建築工事毎に適宜のIDコードを作成、対応させてこれを保存する(ステップS1)。また、上記会員工務店のPCから送信される集計時間データファイル33等の差分データ(工程データ4を含む工程データファイル7)を受信し、上記と同じIDコードを付与してこれを保存する(ステップS2)。
この後、さらに会員工務店から送信される上記画像データファイル8’(進捗データ6)を工事進捗状況ウェブサイトを介して受信すると、画像データファイル8’の工程表における日程情報等に基づいて、日程による出来高演算処理を行い、生成された日程出来高データ49を記憶手段2に格納する。また、上記受信した集計時間データファイル33や数量データファイル25の差分データを利用するとともに、予め記憶手段2に格納される資材マスタファイル24’等を参照して、出来高による支払い演算集計処理を行い、生成された金額出来高データ48を記憶手段2に格納する(ステップS3)。さらに、管理用データ作成部47により管理用データ50が作成され、記憶手段2に格納される。なお、オペレータによるキーボード等12’からの入力操作により、形成された日程出来高データ49、金額出来高データ48、および管理用データ50をプリンタ22’に出力し、印刷することも可能である。
上記管理用データ作成部47は、実行予算データ1’や発注データ34’に基づいて会員工務店の出来高、大工の工事代金、および資材メーカの資材代金を割り振り、出来高払い、工事代金の支払い、資材代金の支払い指示として管理用データ50に記録する。この指示はこの後オペレータにより上記画像データ5’等が確認された上でキーボード等12’によって入力される命令によって、出力手段20’により融資関係先サーバに送信され、また、出来高評価ウェブサイトに掲載されて更新データとして会員工務店のPC、大工の携帯、資材メーカのサーバに転送される。なお、図5に示すように、会員工務店のPCに対し、出来高管理サーバから逐次画像データ5の更新状況を確認することにより、会員工務店の出来高評価を迅速に行うことができる。
これにより、会員工務店や協力業者、資材メーカは、管理本部に直接赴くことなく出来高払いを受けることができ、一方、管理本部は、画像データ5の受信によって確認のために現場に直接赴くことなく出来高評価、出来高払いを進めることができる。この出来高払いはまた、管理本部のサーバに、対応する画像データ5’や作業を明らかにした状態で保存されるために、その支払い根拠を明確に保存しておくことで、支払いに関して生じる可能性のある事後の争いを未然に防止することができる。
なお、図6および図7に以上の出来高評価のためのシステムにおける会員工務店のPCや出来高管理サーバにおけるフローの一例を示す。図6に示すように、会員工務店のPCへの仕入メーカファイル29や日程データファイル35等への入力は、メニューバーのテンプレートを選択することにより容易にすることができる。また、画像データ5の登録、すなわち画像データファイル8’の作成や進捗状況ウェブサイトへの送信等の処理も、順次液晶モニタ12に表示される指示に従って進めることができる。
また、図7に示すように、出来高管理サーバにおいてイベントボタンによる出来高の集計処理を設けることは、締日、すなわち月単位の集計をする上で有用であり、この場、締日としては例えば月末を設定することができる。
なお、以上においては、画像データ5を会員工務店のPCを介して管理本部のサーバに送信する場合を示したが、図8に示すように協力業者から直接送信させて会員工務店の手間を省くこともできる。また、図8に示すように、共済会を形成しないで取引システムを構築したり、協力業者の工事代金や資材メーカの資材代金について出来高払いを受けた会員工務店から支払いをするように構成したり、工事進捗状況ウェブサイトと出来高評価ウェブサイトを一つのホームページによって構築することもできる。
さらに、以上の実施の形態においては、会員工務店から協力業者に工事を発注する場合を示したが、会員工務店から建築請負データを受領した管理本部のサーバから発注してもよい。また、管理本部のサーバによって、画像データファイル8の受信に連動して、会員工務店や大工に対し、画像データファイル8の受理メールを送信するように構成こともできる。この場合において、管理本部のサーバにおいて、画像データファイル8に対応する日程・作業に対して、工程表の次工程の日程・作業に含まれる資材に対応する協力業者や資材メーカを検索し、これらの携帯電話やサーバに対して、作業の連絡等を自動送信するように構成することもできる。
本発明を示す図で、(a)はネットワークを利用した建築工事の出来高評価のためのシステムを示す図、(b)は全体システムを示す図である。 クライアント端末を示すブロック図で、(a)は会員工務店のPC、(b)は協力会社の携帯電話である。 サーバを示すブロック図で、(a)は出来高管理サーバ、(b)は画像管理サーバである。 会員工務店のPCのフローチャートである。 出来高管理サーバのフローチャートである。 会員工務店のPCの詳細フローチャートである。 出来高管理サーバの詳細フローチャートである。 本発明の他の実施の形態のシステムを示す図である。
符号の説明
1 実行予算データ
2 記憶手段
3 作業時間データベース
4 工程データ
5 画像データ
6 進捗データ
7 工程データファイル
8 画像データファイル
9 工程管理部
10 出来高演算部
11 記憶手段
12 入力手段
13 撮影手段
S1 ステップ
S2 ステップ
S3 ステップ


Claims (3)

  1. 建築工事に使用される資材毎に対応する単位実行予算、および数量を含む実行予算データをネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段に格納するステップと、
    資材毎の単位作業時間を格納する作業時間データベースを参照して資材数量から作業時間を演算し、工事工程の日程に振り分けることにより作成される工程データを、日程毎に振り分けられた資材が検索可能な形態で、ネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段に格納するステップと、
    前記工程データの日程あるいは日程に振り分けられた資材に対して関連づけられた画像データを含む進捗データをネットワークを通してクライアント端末から取得し、記憶手段に格納するとともに、該記憶手段を検索して前記画像データに関連づけられた資材あるいは日程を工事完了として判別し、かつ、対応する資材の実行予算を工事完了として集計するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. ネットワークを通してクライアント端末から取得され、建築工事に使用される資材毎に対応する単位実行予算、および数量を含む実行予算データと、
    ネットワークを通してクライアント端末から取得され、資材毎の単位作業時間を格納する作業時間データベースを参照して資材数量から作業時間を演算し、工事工程の日程に振り分けることにより作成される工程データを、日程毎に振り分けられた資材が検索可能な形態で格納する工程データファイルと、
    ネットワークを通してクライアント端末から工事工程の日程あるいは資材に対応した工事完了を示すものとして取得される画像データを格納する画像データファイルと、
    前記画像データファイルの画像データをクライアント端末からの要求に基づいて、工程データファイルに格納される工程データの日程あるいは日程に振り分けられた資材に対して関連づける工程管理部と、
    実行予算データを参照して前記画像データに対応する資材の実行予算を出来高として集計する出来高演算部とを有するサーバ。
  3. ネットワークを通して相互に交信が可能なクライアント端末と出来高管理サーバとを含み、
    前記クライアント端末は、建築工事に使用される資材毎の単位実行予算および単位作業時間を格納する記憶手段と、
    資材およびその数量を入力する入力手段と、
    撮影操作により画像データを生成する撮影手段と、
    前記入力手段からの入力に基づいて記憶手段の単位実行予算を参照して実行予算データを作成するとともに、単位作業時間を参照して集計される作業時間を工事工程の日程に振り分けることにより工程データを作成し、かつ、該実行予算データを資材毎に対応する単位実行予算が検索可能な形態で、該工程データを工事工程の日程あるいは日程に振り分けられた作業時間に対応する資材が検索可能な形態で、出来高管理サーバに送信する第1の手段と、
    前記撮影手段により撮影される資材に対応した工事完了を示す画像データを、工程データの日程あるいは日程に振り分けられた作業時間に対応する資材に対して関連づけて出来高管理サーバに送信する第2の手段とを有し、
    前記出来高管理サーバは、クライアント端末から受信する工程データの工事工程の日程あるいは日程に振り分けられた単位作業時間に対応する資材について、対応する実行予算が検索可能な形態で記憶する記憶手段と、
    クライアント端末から受信する画像データを前記工程データの日程、あるいは日程に振り分けられた作業時間に対応する資材に関連づけて記憶手段に記憶させるとともに、該記憶手段を検索して画像データに関連づけられた資材に対応する実行予算を集計し、出来高として算出する手段とを有するシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011039671A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Masuda Kensetsu:Kk 建築工事の出来高払い算出装置
JP2017107443A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 株式会社大林組 状況判定システム、状況判定方法及び状況判定プログラム

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