JP2005288967A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ノズル形成面に残留する液体を低減し、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことによって正確な液体の噴射を実現することができる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】 ノズル形成面8aをキャップ部材11によって封止した後、ノズルNからインクを吐出する。ノズルNからのインクの吐出量が吸引ポンプの吸引量より多くなって本体ケース20内にインクが充填されると、このインクは、矢印35,36に示すように、ノズル形成面8a及びインク吸収体23の上面30に沿って、間隔D内を流動する。つまり、ノズル形成面8aの付近ではインクの流速が早くなり、即ちノズル形成面8aの付近では、インクによる対流が発生する。ノズル形成面8aに付着しようとするインクには、この対流による力が加わって、同ノズル形成面8aから離間する。これによって、ノズル形成面8aに付着し残留するインクを低減することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】 ノズル形成面8aをキャップ部材11によって封止した後、ノズルNからインクを吐出する。ノズルNからのインクの吐出量が吸引ポンプの吸引量より多くなって本体ケース20内にインクが充填されると、このインクは、矢印35,36に示すように、ノズル形成面8a及びインク吸収体23の上面30に沿って、間隔D内を流動する。つまり、ノズル形成面8aの付近ではインクの流速が早くなり、即ちノズル形成面8aの付近では、インクによる対流が発生する。ノズル形成面8aに付着しようとするインクには、この対流による力が加わって、同ノズル形成面8aから離間する。これによって、ノズル形成面8aに付着し残留するインクを低減することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、液体噴射装置に関する。
従来、液体噴射装置の1つとして、インクジェット式記録装置が広く知られている。このインクジェット式記録装置では、記録ヘッドのノズル形成面に形成されたノズルから記録媒体に向けてインクを吐出しドットを形成することで記録を行っていた。
一般に、この種のインクジェット式記録装置では、インクの吐出不良を低減するために、ノズルをキャップ部材によって封止した後に同ノズルからインクを強制排出するクリーニングや、ノズル形成面に付着したインクをワイパ部材によって払拭するワイピングを行っていた(例えば、特許文献1。)。
特許文献1に記載のインクジェット式記録装置によれば、キャップ部材内に収容されるゴム等の可撓性部材からなる被覆部材に、同キャップ部材にてノズル形成面を封止した際に、同ノズル形成面と当接する凸部を備えた。この凸部は、ノズル形成面と当接することで被覆部材を、同ノズル形成面に対して狭間隔を隔てて対面させ、同被覆部材によって同ノズル形成面のノズルを覆わせるためのものである。そして、このインクジェット式記録装置では、クリーニングによってノズルからキャップ部材内に排出されるインクを、この狭間隔の毛細管力によってノズル形成面と被覆部材との間に保持することで、同ノズルが乾燥することを抑制している。
特開2001−353884号公報
ところで、ノズルから正確にインクを吐出するためには、ノズルに形成されるインクのメニスカスを保つことが必要である。しかしながら、特許文献1に記載のインクジェット式記録装置では、ノズル形成面と被覆部材との間にインクを保持しているため、キャップ部材による封止を解除し同ノズル形成面から同被覆部材を離間させた際にも、同ノズル形成面にインクが付着し残留することがある。このように、ノズル形成面にインクが残留している状態からワイピングが行われると、ワイパ部材に拭われることで同インクがノズル形成面上を移動し、ノズル内に浸入してしまう可能性があった。特に、このインクが気泡を含んでいる場合には、ノズル内に浸入した後に、ノズルに形成されるインクのメニスカスを破壊してしまう虞があった。これは吐出不良、いわゆるドット抜けの原因となって、インクジェット式記録装置の正確な記録の弊害となる。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、ノズル形成面に残留する液体を低減し、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことによって正確な液体の噴射を実現することができる液体噴射装置を提供することにある。
本発明の液体噴射装置は、液体を噴射するノズルが形成されたノズル形成面と、前記ノズル形成面に密着することによって前記ノズルを封止するキャップ部材と、前記キャップ部材内に収容されるとともに、前記ノズルから噴射される液体を吸収する液体吸収体とを備えた液体噴射装置において、前記キャップ部材による前記ノズルの封止の際に、前記液体吸収体を前記ノズル形成面に対して近づけるように付勢する付勢手段と、前記ノズル形成面と、前記液体吸収体との間に間隔を形成する間隔形成手段とを備え、前記液体吸収体
は非膨潤かつ多孔質に構成された。
は非膨潤かつ多孔質に構成された。
これによれば、付勢手段の付勢によって液体吸収体をノズル形成面に近づけることができるので、ノズルから噴射される液体を効率的に液体を吸収することができる。これによって、ノズル形成面の液体の残留を低減することができる。また、間隔形成手段によって、液体吸収体とノズル形成面に間隔を形成することで、液体吸収体がノズル形成面に接触することを低減することができる。そして、液体吸収体を多孔質に形成したことで、液体をより吸収することができる。さらに、この液体吸収体を非膨潤に形成したことで、同液体吸収体は、液体を吸収したことによって変形することがない。即ち、ノズル形成面と液体吸収体との間に形成される間隔を正確に保つことができるともに、膨潤してノズルに接触することがない。これによって、ノズルへの液体の浸入を低減することができるので、同ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことができるようになっている。
この液体噴射装置の前記間隔形成手段によって形成される前記間隔は、同間隔内を流動する液体が対流を発生させることができるように構成される。
これによれば、キャップ部材内に流入する液体が、ノズル形成面と液体吸収体との間に形成される間隔内を流動することにより対流が発生し、同ノズル形成面に付着しようとする液体には、この対流による力が加わるので、同液体は液滴を形成することができず同ノズル形成面から離間する。即ち、液体に対流を発生させることで、ノズル形成面に付着し残留する液体を低減することができる。従って、ノズル形成面に残留した液体がノズル内に浸入する可能性を低減することができるので、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことができる。この結果、液体噴射装置は正確な液体の吐出を行うことができる。
これによれば、キャップ部材内に流入する液体が、ノズル形成面と液体吸収体との間に形成される間隔内を流動することにより対流が発生し、同ノズル形成面に付着しようとする液体には、この対流による力が加わるので、同液体は液滴を形成することができず同ノズル形成面から離間する。即ち、液体に対流を発生させることで、ノズル形成面に付着し残留する液体を低減することができる。従って、ノズル形成面に残留した液体がノズル内に浸入する可能性を低減することができるので、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことができる。この結果、液体噴射装置は正確な液体の吐出を行うことができる。
この液体噴射装置の前記間隔形成手段は、前記ノズル形成面と当接することによって前記間隔を形成するものであって、前記液体噴射装置は、前記間隔形成手段が前記ノズル形成面と当接したことによって、同ノズル形成面から付与される応力を吸収する応力吸収手段を備えた。
これによれば、ノズル形成面からの応力は、応力吸収手段によって吸収される。このため、間隔形成手段は一定圧にてノズル形成面に当接することができる。これによって、ノズル形成面と液体吸収体との間隔を正確に形成することができる。さらに、一定圧で当接することによってノズル形成面にかかる負荷を低減することができるので、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことができる。
この液体噴射装置の前記付勢手段及び前記応力吸収手段は、前記キャップ部材内に収容されて前記液体吸収体を支持するバネ部材である。
これによれば、液体吸収体はこのバネ部材によって付勢される。さらに、間隔形成手段が、この液体吸収体とノズル形成面との間に間隔を形成するために、同ノズルに当接することによって、同ノズル形成面から付与される応力は、バネ部材によって吸収される。従って、例えば、付勢手段及び応力吸収手段を板バネ等の1つのバネ部材として構成してもよい。また、これに限らず、付勢手段及び応力吸収手段をそれぞれ別個のバネ部材として構成してもよい。
これによれば、液体吸収体はこのバネ部材によって付勢される。さらに、間隔形成手段が、この液体吸収体とノズル形成面との間に間隔を形成するために、同ノズルに当接することによって、同ノズル形成面から付与される応力は、バネ部材によって吸収される。従って、例えば、付勢手段及び応力吸収手段を板バネ等の1つのバネ部材として構成してもよい。また、これに限らず、付勢手段及び応力吸収手段をそれぞれ別個のバネ部材として構成してもよい。
この液体噴射装置の前記キャップ部材内には、同キャップ部材内に流入した前記液体を排出する排出口を備え、さらに、前記液体吸収体が前記バネ部材によって付勢されることで前記液体吸収体の下面と前記キャップ部材の底面との間に形成される空間部に、前記液体吸収体と、前記排出口とを繋ぐ液体案内手段を設けた。
これによれば、液体吸収体に吸収される液体は、液体案内手段を介して排出口にて排出することができる。これによって、キャップ部材内に流入し液体吸収体に吸収された液体
を効率的に排出することができるので、キャップ部材から漏れる可能性を低減することができる。
を効率的に排出することができるので、キャップ部材から漏れる可能性を低減することができる。
この液体噴射装置の前記間隔形成手段は、前記液体吸収体と一体形成された凸部である。
これによれば、液体吸収体は、凸部をノズル形成面に当接させることによって、同液体吸収体と同ノズル形成面の間に間隔を形成することができる。また、凸部を液体吸収体に一体形成することによって、液体噴射装置の部材点数を少なくし、同液体噴射装置の生産コストを低減することができる。
これによれば、液体吸収体は、凸部をノズル形成面に当接させることによって、同液体吸収体と同ノズル形成面の間に間隔を形成することができる。また、凸部を液体吸収体に一体形成することによって、液体噴射装置の部材点数を少なくし、同液体噴射装置の生産コストを低減することができる。
この液体噴射装置の前記凸部は、前記ノズル形成面より剛性が低い。
これによれば、凸部が、液体吸収体とノズル形成面との間に間隔を形成するために、同ノズル形成面に当接した際に、同ノズル形成面にかかる負荷を低減することができる。これによって、ノズル形成面の変形を防ぐことができ、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことができる。
これによれば、凸部が、液体吸収体とノズル形成面との間に間隔を形成するために、同ノズル形成面に当接した際に、同ノズル形成面にかかる負荷を低減することができる。これによって、ノズル形成面の変形を防ぐことができ、ノズルに形成される液体のメニスカスを保つことができる。
この液体噴射装置の前記凸部は、前記吸収体の上面であって前記ノズル形成面の前記ノズルに直接に接しない位置に形成される。
これによれば、液体吸収体に吸収された液体が凸部を介してノズル内に浸入する可能性を低減することができる。これによって、ノズルに形成されるメニスカスを保つことができるので、液体噴射装置は、正確な液体の噴射を行うことができる。
これによれば、液体吸収体に吸収された液体が凸部を介してノズル内に浸入する可能性を低減することができる。これによって、ノズルに形成されるメニスカスを保つことができるので、液体噴射装置は、正確な液体の噴射を行うことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1は、本実施形態のプリンタの概略を説明するための斜視図である。
図1に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ1は、略直方形状の筐体に形成されたフレーム2を備えている。このフレーム2の上面には、給紙トレイ3が、さらに、同フレーム2の前面には、排紙トレイ4が図示しないヒンジ構造によって同フレーム2に対して折り畳み収容可能に設けられている。
図1は、本実施形態のプリンタの概略を説明するための斜視図である。
図1に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ1は、略直方形状の筐体に形成されたフレーム2を備えている。このフレーム2の上面には、給紙トレイ3が、さらに、同フレーム2の前面には、排紙トレイ4が図示しないヒンジ構造によって同フレーム2に対して折り畳み収容可能に設けられている。
このフレーム2内には、その長手方向にプラテン5が配設され、同プラテン5上には、図示しない紙送り機構によって、給紙トレイ3から同フレーム2内に挿入された記録用紙が給送されるようになっている。そして、この給送された記録用紙は、排紙トレイ4からフレーム2外へ排出されるようになっている。
前記フレーム2内には、プラテン5と平行となるようにガイド部材6が架設されている。このガイド部材6には、同ガイド部材6に沿って移動可能なキャリッジ7が挿通支持されている。また、フレーム2には、キャリッジモータが取着され、同キャリッジモータには、一対のプーリに掛装されたタイミングベルト(いずれも図示しない)を介してキャリッジ7が駆動連結されている。このように構成することによって、キャリッジモータが駆動すると、その駆動力はタイミングベルトを介してキャリッジ7に伝達される。そして、この駆動力を受けたキャリッジ7は、ガイド部材6に案内されてプラテン5と平行(主走査方向)に往復移動するようになっている。
一方、前記キャリッジ7の下面(プラテン5と対向する面)には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド8が設けられている。この記録ヘッド8は、前記記録用紙に対向するようにアルミプレートから構成されるノズル形成面8a(図3参照)を有し、このノズル形成面8aには、1列あたりn個(nは自然数)のノズルN(図3参照)からなるノズル列(図示せず)が6列形成されている。本実施例では、1列あたりn個のノズルNからなるノズル列を6列形成したが、この限りではなく、1列あたりのノズルNの数及びノズル列の
数は、適宜変更しても良い。
数は、適宜変更しても良い。
前記記録ヘッド8には、フレーム2内に設けられた液体容器としてのインクカートリッジ9から、チューブT1を介して、各ノズルにそれぞれ対応した色(本実施形態では、ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンダ)の液体としてのインクが供給されるようになっている。そして、記録ヘッド8に流入したインクは、圧電素子(図示しない)によって加圧され、同記録ヘッド8の前記ノズルNから吐出されることによってドットを形成する。つまり、記録ヘッド8に形成された各ノズルNからは、それぞれ対応する色である、ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンダが吐出されるようになっている。
前記プリンタ1では、キャリッジ7を往復移動させながらインクを記録用紙に吐出させ印刷するための領域を印刷領域としている。さらに、プリンタ1には、非印刷時にノズルNを封止するための非印刷領域が設けられ、同非印刷領域には、キャップホルダ10が設けられている。
キャップホルダ10には、記録ヘッド8のノズル形成面8aと対向するように、キャップ部材11が設けられている。そして、キャップホルダ10は、図示しない駆動機構を介してキャップ部材11を移動させて、同キャップ部材11のシール部12(図2参照)を記録ヘッド8のノズル形成面8aに密着させることによって、各ノズルNを封止するようになっている。キャップ部材11には、後述するように、同キャップ部材11内と連通する円筒状の接続部13(図2参照)が形成され、同接続部13には、チューブT2を介して吸引ポンプ14の吸引口(図示しない)が接続されている。この吸引ポンプ14は、チューブT2を介してキャップ部材11内に負圧をかけるためのものであって、駆動することで記録ヘッド8の各ノズルNから同キャップ部材11内に吐出されたインクを吸引するようになっている。吸引ポンプ14の排出口(図示しない)は、チューブT3を介して廃インクタンク15が接続されている。このように構成することによって、吸引ポンプ14を駆動すると、キャップ部材11からインクが吸引され、同インクは、キャップ部材11→チューブT2→吸引ポンプ14→チューブT3を順に流動した後、廃インクタンク15内に流入し廃インクとして貯留される。
次に、上記したキャップ部材11の構成について図2〜図4に従って説明する。
図2は、本実施形態のキャップ部材11の構成を説明するための分解斜視図である。図3及び図4は、同図2のA−A線方向の断面図である。尚、図3及び図4に示す記録ヘッド8のノズルNの数は、説明の便宜上、それぞれ3つとして記載してある。
図2は、本実施形態のキャップ部材11の構成を説明するための分解斜視図である。図3及び図4は、同図2のA−A線方向の断面図である。尚、図3及び図4に示す記録ヘッド8のノズルNの数は、説明の便宜上、それぞれ3つとして記載してある。
図2に示すように、キャップ部材11は、本体ケース20、付勢手段としての板バネ21、液体案内手段としてのベローズ22、液体吸収体としてのインク吸収体23を備えている。
本体ケース20は、薄箱状に形成されていて平面視でノズル形成面8aの全体をほぼ覆うように長方形を呈していて(図3参照)、その上面に開口部24を備えている。開口部24の縁部には、前記シール部12が立設されていている。このシール部12は、上述したように、ノズル形成面8aに密着するものであって、ゴム等の可撓性を有する素材から構成されている。そして、キャップ部材11は、ノズル形成面8aにシール部12を密着させることで、同シール部12及び本体ケース20にて同ノズル形成面8aを覆って各ノズルNを封止するようになっている。
一方、この本体ケース20内の底面25には、連通孔26が、前記接続部13に連通するように貫通形成されている。これによって、本体ケース20内に流入したインクは、連
通孔26及び接続部13を介して、本体ケース20外に流出することができるようになっている。即ち、記録ヘッド8からキャップ部材11内に吐出されたインクは、上述したように接続部13に接続されるチューブT2を介して、吸引ポンプ14に向けて流出される。そして、このように構成された本体ケース20内には、前記板バネ21、前記ベローズ22及び前記インク吸収体23が、開口部24から板バネ21、ベローズ22及びインク吸収体23の順に収容されるようになっている。
通孔26及び接続部13を介して、本体ケース20外に流出することができるようになっている。即ち、記録ヘッド8からキャップ部材11内に吐出されたインクは、上述したように接続部13に接続されるチューブT2を介して、吸引ポンプ14に向けて流出される。そして、このように構成された本体ケース20内には、前記板バネ21、前記ベローズ22及び前記インク吸収体23が、開口部24から板バネ21、ベローズ22及びインク吸収体23の順に収容されるようになっている。
前記板バネ21は、図3に示すように、本体ケース20内に収容されるインク吸収体23を支持するとともに、前記記録ヘッド8のノズル形成面8a側に付勢するためのものである。板バネ21は、板状のベース部27と、同ベース部27の両側から延出形成された6枚のアーム部28を備えている。このベース部27は、本体ケース20の底面25に当接し、アーム部28が同底面25から斜め上方に向かって延出されている。この6枚のアーム部28の先端部は、前記インク吸収体23の下面33を支承する。詳しくは、このアーム部28は、ベース部27を支点として撓むことができ、この撓みの復元力によってインク吸収体23を支承している。つまり、インク吸収体23に下方への負荷が加わってないときには、板バネ21は、図3に示すように、インク吸収体23の上面30(ノズル形成面8aに直接対向する面)が前記シール部12の先端より上方に位置するように支承する。そして、インク吸収体23に下方への負荷が加わると、図4に示すように、板バネ21は撓み、インク吸収体23を下方に移動させる。
また、この板バネ21のベース部27には、同板バネ21を本体ケース20内に収容し同ベース部27が底面25に当接した際に、前記連通孔26と連通する穴部29が貫通形成されている。この穴部29は、前記連通孔26と同じ大きさの径を有するように構成されている。
前記インク吸収体23は、前記記録ヘッド8から吐出されたインクを吸収するためのものであって、略直方形状に形成されている。そして、インク吸収体23は、前記板バネ21のアーム部28に当接し支承されるとともに、本体ケース20内を占有するように収容されている。このインク吸収体23は、その上面30に4つの半球状の凸部31が一体形成されている。この凸部31は、ノズル形成面8aとインク吸収体23の上面30との間の間隔を決めるものであって、図4に示すように、ノズル形成面8aと凸部31が当接したとき、ノズル形成面8aとインク吸収体23の上面30との間を所定の間隔Dに保持するようになっている。
また、この凸部31は、ノズルNに直接当接しない位置に形成されていて、同凸部31の高さは、前記間隔Dを約0.5ミリメートルとするために、0.5ミリメートルに設定されている。この間隔Dは、後述するように、ノズルNから吐出されるインクをノズル形成面8aの付近にて対流を起こさせるためのものである。
また、このようにインク吸収体23の凸部31をノズル形成面8aに当接させている場合、板バネ21は、同凸部31及びインク吸収体23を介してノズル形成面8aから付与される応力に応じて撓み、同応力を吸収するようになっている。即ち、インク吸収体23は、前記板バネ21によって付勢されるとともに、一定の圧力にて凸部31を前記ノズル形成面8aに当接させることができる。
他方、このインク吸収体23及び凸部31は、ビーズ状に形成されたポリエステル、ポリスチレン、ポリプロピレン等の樹脂を焼成したものであって、非膨潤かつ多孔質に一体形成されている。従って、このインク吸収体23及び凸部31は、インクを吸収しても膨潤し変形することがないので、ノズルNに接触することがない。これによって、ノズルNへのインクの浸入を低減することができるので、ノズルNに形成されるインクのメニスカ
スを保つようになっている。さらに、変形しないことから間隔Dを正確に形成し保つことができる。また、樹脂から構成したことによって、この凸部31は、ノズル形成面8aより剛性が低いので、当接した際に同ノズル形成面8aにかかる負荷を低減することができるようになっている。
スを保つようになっている。さらに、変形しないことから間隔Dを正確に形成し保つことができる。また、樹脂から構成したことによって、この凸部31は、ノズル形成面8aより剛性が低いので、当接した際に同ノズル形成面8aにかかる負荷を低減することができるようになっている。
また上述したように、前記本体ケース20内には、板バネ21とインク吸収体23との間に位置するようにベローズ22が収容されている。このベローズ22は、前記インク吸収体23の吸収したインクを前記連通孔26に案内する液体案内手段であって、蛇腹のチューブ状に形成されている。そして、ベローズ22の上端部32をインク吸収体23の下面33と、下端部34を、穴部29を介して連通孔26に接続することで、同ベローズ22内を介してインクを同連通孔26に案内するようになっている。即ち、インク吸収体23によって吸収されたインクは、ベローズ22内を介して連通孔26から吸引ポンプ14によって吸引される。
次に、上記のように構成したキャップ部材11の作用について図5〜図8に従って説明する。図5〜8は、図2のA−A線方向の断面図である。尚、図5〜図8に示す記録ヘッド8のノズルNの数は、説明の便宜上、それぞれ3つとして記載してある。
プリンタ1は、クリーニングを行う際には、図5に示すように、シール部12をノズル形成面8aに当接させてキャップ部材11にてノズル形成面8aを封止する。このノズル形成面8aとインク吸収体23の上面30との間には、凸部31によって間隔Dが形成される。この状態から各ノズルNからインクが吐出されると、キャップ部材11の本体ケース20内には、インクが流入する。また、このとき吸引ポンプ14も駆動し本体ケース20内のインクを吸引する。
そして、図6に示すように、ノズルNからのインクの吐出量が吸引ポンプ14の吸引量より多くなると本体ケース20内はインクが充填された状態となる。この状態から、さらにノズルNからインクが吐出されると、同インクは、インク吸収体23に浸透するよりも流動しやすい間隔D内を流動する。このため、ノズルNから吐出されるインクは、矢印35,36に示すように、ノズル形成面8a及びインク吸収体23の上面30に沿って流動する。さらに、このインクの流速は、0.5ミリメートルの間隔D内を流動することにより上昇する。これによって、ノズル形成面8aの付近には、インクによる対流が発生する。
次に、図7に示すように、ノズルNからのインクの吐出が停止されると、インク吸収体23に吸収されたインクはベローズ22及び連通孔26を介して、吸引ポンプ14に吸引される。この後、図8に示すように、キャップ部材11が、ノズル形成面8aから離間すると、同ノズル形成面8aの封止が解除されてクリーニングは終了する。
また、本体ケース20内にあってベローズ22外に収容されるインクは、インク吸収体23を介して開口部24から蒸発する。
以上、上記した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態では、ノズル形成面8aとインク吸収体23との間に0.5ミリメートルの間隔Dを設けた。この間隔Dを設けたことによって、クリーニングの際には、ノズル形成面8aの付近にてインクに対流を発生させることができた。従って、ノズル形成面8aの付近にインクによる対流を発生させた場合には、ノズル形成面8aに付着しようとするインクには、この対流による力が加わって、同ノズル形成面8aから離間する。即ち、インクの対流を発生させることで、ノズル形成面8aに付着し残留するインクを低減することができる。これによって、ノズル形成面8aに残留したインクがワイピング等によってノズル内に浸入する可能性を低減することができるので、ノズルNに形成されるインク
のメニスカスを保つことができる。この結果、プリンタ1は、正確なインクの吐出を行うことができる。
(2)本実施形態のインク吸収体23には、高さが0.5ミリメートルの凸部31を設けた。これによって、凸部31をノズル形成面8aに当接させることで、0.5ミリメートルの間隔Dを正確に確保することができる。さらに、インク吸収体23をノズル形成面8aに近づけることができるので、インクを効率的に吸収させることができる。この結果、ノズル形成面8aに残留するインクをより低減することができる。尚、キャップ部材11内にインクの対流を起こさせるための間隔Dは、0.5ミリメートル〜0.05ミリメートルの範囲内であることが望ましく、これに応じて凸部31の大きさ及び高さを適宜変更してもよい。
(3)本実施形態のキャップ部材11では、本体ケース20内にインク吸収体23を支持するとともに、同インク吸収体23をノズル形成面8aに向けて付勢する板バネ21を設けた。この板バネ21を設けたことによって、インク吸収体23をノズル形成面8aにより近づけることができるので、インクをより効率的に吸収させることができる。この結果、ノズル形成面8aに残留するインクを低減することができる。そして、ノズル形成面に残留したインクがワイピング等によってノズル内に浸入する可能性を低減することができるので、ノズルNのメニスカスを保つことができ、プリンタ1は正確なインクの吐出を行うことができる。
以上、上記した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態では、ノズル形成面8aとインク吸収体23との間に0.5ミリメートルの間隔Dを設けた。この間隔Dを設けたことによって、クリーニングの際には、ノズル形成面8aの付近にてインクに対流を発生させることができた。従って、ノズル形成面8aの付近にインクによる対流を発生させた場合には、ノズル形成面8aに付着しようとするインクには、この対流による力が加わって、同ノズル形成面8aから離間する。即ち、インクの対流を発生させることで、ノズル形成面8aに付着し残留するインクを低減することができる。これによって、ノズル形成面8aに残留したインクがワイピング等によってノズル内に浸入する可能性を低減することができるので、ノズルNに形成されるインク
のメニスカスを保つことができる。この結果、プリンタ1は、正確なインクの吐出を行うことができる。
(2)本実施形態のインク吸収体23には、高さが0.5ミリメートルの凸部31を設けた。これによって、凸部31をノズル形成面8aに当接させることで、0.5ミリメートルの間隔Dを正確に確保することができる。さらに、インク吸収体23をノズル形成面8aに近づけることができるので、インクを効率的に吸収させることができる。この結果、ノズル形成面8aに残留するインクをより低減することができる。尚、キャップ部材11内にインクの対流を起こさせるための間隔Dは、0.5ミリメートル〜0.05ミリメートルの範囲内であることが望ましく、これに応じて凸部31の大きさ及び高さを適宜変更してもよい。
(3)本実施形態のキャップ部材11では、本体ケース20内にインク吸収体23を支持するとともに、同インク吸収体23をノズル形成面8aに向けて付勢する板バネ21を設けた。この板バネ21を設けたことによって、インク吸収体23をノズル形成面8aにより近づけることができるので、インクをより効率的に吸収させることができる。この結果、ノズル形成面8aに残留するインクを低減することができる。そして、ノズル形成面に残留したインクがワイピング等によってノズル内に浸入する可能性を低減することができるので、ノズルNのメニスカスを保つことができ、プリンタ1は正確なインクの吐出を行うことができる。
また、この板バネ21を設けたことによってインク吸収体23の凸部31は、ノズル形成面8aに対して一定圧にて当接することができる。これによって、間隔Dを正確に形成することができるとともに、この凸部31の当接によってノズル形成面8aにかかる負荷を低減することができる。この結果、ノズル形成面8aの変形を防ぐことができ、ノズルNのメニスカスを保つことができる。
(4)本実施形態のインク吸収体23では、凸部31を同インク吸収体23に一体形成した。これによって、凸部31を別部材にて形成する必要が無くキャップ部材11の部材点数を少なくすることができるので、プリンタ1の生産コストの増加を低減することができる。
(5)本実施形態のキャップ部材11では、インク吸収体23と板バネ21との間に、同インク吸収体23と連通孔26とを接続するベローズ22を設けた。即ち、インク吸収体23が板バネ21によって付勢されることで、本体ケース20内に形成された空間部に、液体案内手段としてベローズ22を設けたことによって、インク吸収体23によって吸収されたインクを連通孔26に案内させ吸引ポンプ14にて効率的に吸引し排出することができる。これによって、キャップ部材11に吐出されたインクが同キャップ部材11内から漏れる可能性を低減することができる。
(6)本実施形態のインク吸収体23の凸部31では、キャップ部材11をノズル形成面8aに当接させた際に、同凸部31が前記ノズルNに直接当接しない位置に形成した。これによって、凸部31を介してノズルNにインクは浸入する可能性を低減することができるので、ノズルNに形成されるインクのメニスカスを保つことができる。この結果、プリンタ1は、正確なインクの吐出を行うことができる。
(4)本実施形態のインク吸収体23では、凸部31を同インク吸収体23に一体形成した。これによって、凸部31を別部材にて形成する必要が無くキャップ部材11の部材点数を少なくすることができるので、プリンタ1の生産コストの増加を低減することができる。
(5)本実施形態のキャップ部材11では、インク吸収体23と板バネ21との間に、同インク吸収体23と連通孔26とを接続するベローズ22を設けた。即ち、インク吸収体23が板バネ21によって付勢されることで、本体ケース20内に形成された空間部に、液体案内手段としてベローズ22を設けたことによって、インク吸収体23によって吸収されたインクを連通孔26に案内させ吸引ポンプ14にて効率的に吸引し排出することができる。これによって、キャップ部材11に吐出されたインクが同キャップ部材11内から漏れる可能性を低減することができる。
(6)本実施形態のインク吸収体23の凸部31では、キャップ部材11をノズル形成面8aに当接させた際に、同凸部31が前記ノズルNに直接当接しない位置に形成した。これによって、凸部31を介してノズルNにインクは浸入する可能性を低減することができるので、ノズルNに形成されるインクのメニスカスを保つことができる。この結果、プリンタ1は、正確なインクの吐出を行うことができる。
尚、発明の実施の形態は、上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、凸部31をインク吸収体23に一体形成したが、この限りではなく、それぞれ別部材にて形成してもよい。また、凸部31の形状も半球状に限らず、適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、凸部31をインク吸収体23に一体形成したが、この限りではなく、それぞれ別部材にて形成してもよい。また、凸部31の形状も半球状に限らず、適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、インク吸収体23及び凸部31を樹脂から形成したが、この限りではなく、ノズル形成面8aより剛性を低くすることができれば他の材料を用いてもよい。
・上記実施形態では、付勢手段及び応力吸収手段を板バネ21に具体化したが、この限りではなく、例えばコイルバネ等の他のバネ部材に具体化してもよい。また、付勢手段及び応力吸収手段をそれぞれ別個のバネ部材として構成してもよい。
・上記実施形態では、液体案内手段をベローズ22に具体化したが、この限りではなく、例えば単なるチューブに具体化してもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をプリンタ1に具体化したが、この限りではなく、他の液体を噴射する液体噴射装置に具体化するようにしてもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をプリンタ1に具体化したが、この限りではなく、他の液体を噴射する液体噴射装置に具体化するようにしてもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
1…液体噴射装置としてのプリンタ、8a…ノズル形成面、11…キャップ部材、21…付勢手段、応力吸収手段及びバネ部材としての板バネ、22…液体案内手段としてのベローズ、23…液体吸収体としてのインク吸収体、25…キャップ部材の底面、26…排出口として連通孔、30…液体吸収体の上面としてのインク吸収体の上面、31…間隔形成手段としての凸部、33…液体吸収体の下面としてのインク吸収体の下面、D…間隔、N…ノズル。
Claims (8)
- 液体を噴射するノズルが形成されたノズル形成面と、
前記ノズル形成面に密着することによって前記ノズルを封止するキャップ部材と、
前記キャップ部材内に収容されるとともに、前記ノズルから噴射される液体を吸収する液体吸収体とを備えた液体噴射装置において、
前記キャップ部材による前記ノズルの封止の際に、前記液体吸収体を前記ノズル形成面に対して近づけるように付勢する付勢手段と、
前記ノズル形成面と、前記液体吸収体との間に間隔を形成する間隔形成手段とを備え、
前記液体吸収体は非膨潤かつ多孔質に構成されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記間隔形成手段によって形成される前記間隔は、同間隔内を流動する液体が対流を発生させることができるように構成されることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1又は2に記載の液体噴射装置において、
前記間隔形成手段は、前記ノズル形成面と当接することによって前記間隔を形成するものであって、
前記液体噴射装置は、前記間隔形成手段が前記ノズル形成面と当接したことによって、同ノズル形成面から付与される応力を吸収する応力吸収手段を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項3に記載の液体噴射装置において、
前記付勢手段及び前記応力吸収手段は、前記キャップ部材内に収容されて前記液体吸収体を支持するバネ部材であることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4に記載の液体噴射装置において、
前記キャップ部材内には、同キャップ部材内に流入した前記液体を排出する排出口を備え、
さらに、前記液体吸収体が前記バネ部材によって付勢されることで前記液体吸収体の下面と前記キャップ部材の底面との間に形成される空間部に、前記液体吸収体と、前記排出口とを繋ぐ液体案内手段を設けたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の液体噴射装置において、
前記間隔形成手段は、前記液体吸収体と一体形成された凸部であることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項6に記載の液体噴射装置において、
前記凸部は、前記ノズル形成面より剛性が低いことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項6又は7に記載の液体噴射装置において、
前記凸部は、前記吸収体の上面であって前記ノズル形成面の前記ノズルに直接に接しない位置に形成されることを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004110191A JP2005288967A (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004110191A JP2005288967A (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | 液体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005288967A true JP2005288967A (ja) | 2005-10-20 |
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ID=35322446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004110191A Pending JP2005288967A (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005288967A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007253609A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-10-04 | Ricoh Co Ltd | ヘッド用キャップ部材、ヘッドの維持回復装置、液滴を吐出する装置、画像形成装置 |
US8783824B2 (en) * | 2007-09-27 | 2014-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Capping unit for ink jet recording unit |
CN106183432A (zh) * | 2016-07-23 | 2016-12-07 | 郑州新世纪数码科技股份有限公司 | 高密封墨栈芯 |
JP2019098715A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-24 | 株式会社リコー | 回復装置、および画像形成装置 |
-
2004
- 2004-04-02 JP JP2004110191A patent/JP2005288967A/ja active Pending
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