JP2005285219A - 光ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高温環境下においても収差の発生を抑え、良好な記録再生特性を維持する。
【解決手段】所定の温度で無収差となるよう設計された対物レンズ7と、対物レンズ7をフォーカシング方向及びトラッキング方向へ可動自在に保持するとともに、対物レンズ7の光路を避けて設けられ、上対物レンズ7を所定の温度に加熱する加熱手段13を有するレンズホルダ9と、対物レンズ7を無収差となる温度に保持するよう加熱手段13を制御する温度制御手段26とを備える。
【選択図】図6
【解決手段】所定の温度で無収差となるよう設計された対物レンズ7と、対物レンズ7をフォーカシング方向及びトラッキング方向へ可動自在に保持するとともに、対物レンズ7の光路を避けて設けられ、上対物レンズ7を所定の温度に加熱する加熱手段13を有するレンズホルダ9と、対物レンズ7を無収差となる温度に保持するよう加熱手段13を制御する温度制御手段26とを備える。
【選択図】図6
Description
本発明は、光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備えた光ディスク装置に関し、特に、光ディスクにレーザ光を照射し、また光ディスクからの反射光が入射される対物レンズに関する。
従来より、光ディスクに対してレーザ光を照射し、また光ディスクからの反射光が入射される対物レンズを備えた光ピックアップ装置がある。この光ピックアップ装置は、レーザ光を出射する半導体レーザ等の発光素子と、発光素子から出射させたレーザ光を回折させるプリズム等の回折部材と、レーザ光の光路上に設けられ、レーザ光を光ディスクの信号記録面に集光する対物レンズと、光ディスクからの反射光を受光する受光素子とを備えている。
そして、発光素子から出射したレーザ光は、回折部材によってほぼ直角に反射され、対物レンズを透過することにより光ディスクの信号記録面に集光される。また、光ディスクの信号記録面で反射した戻りのレーザ光は、光ディスク及び対物レンズとの間を同一経路で進み、回折部材によって受光素子に導かれる。
このような光ピックアップ装置は、ディスク記録及び/又は再生装置やゲーム機、撮像装置等、光ディスクを記録媒体に用いる光ディスク装置に組み込まれる。
ところで、この種の光ディスク装置においては、光ディスクにレーザ光を集光する対物レンズの収差特性が記録再生特性に影響を及ぼす。特に、光ディスク装置が駆動されることにより熱が発生し、光ピックアップ装置が高温環境下におかれた場合、温度条件による屈折率の変化や光源の波長変化によって対物レンズに球面収差が発生し、記録再生特性が劣化してしまう。
以下、常温(25℃)で球面収差がほぼゼロとなるように設計された対物レンズを例に説明する。この対物レンズの非球面は、次の条件を満たす。
R1:第1面の曲率半径
R2:第2面の曲率半径
d:レンズの厚み
K1:第1面の円錐係数
K2:第2面の円錐係数
A2i(1):第1面の2i次の非球面係数
A2i(2):第2面の2i次の非球面係数
l:カバーガラスまたは保護層の厚み
波長660nmに対する屈折率1.578098とした
W.D:作動距離
n:屈折率
を示し、波長660nmに対し、f(レンズの焦点距離)=3.05mmのものとしたとき、
R1=1.88056
R2=−9.16061
d=1.7mm
l=0.6
n=1.540783
W.D=1.718808
である。
R1:第1面の曲率半径
R2:第2面の曲率半径
d:レンズの厚み
K1:第1面の円錐係数
K2:第2面の円錐係数
A2i(1):第1面の2i次の非球面係数
A2i(2):第2面の2i次の非球面係数
l:カバーガラスまたは保護層の厚み
波長660nmに対する屈折率1.578098とした
W.D:作動距離
n:屈折率
を示し、波長660nmに対し、f(レンズの焦点距離)=3.05mmのものとしたとき、
R1=1.88056
R2=−9.16061
d=1.7mm
l=0.6
n=1.540783
W.D=1.718808
である。
また、以下に示す公知の非球面式(1)に示される係数を示す。
K1=−0.7724
A4(1)=0.520388E−02
A6(1)=0.216731E−03
A8(1)=0.490875E−04
A10(1)=−0.141805E−04
K2=−72.1064
A4(2)=0.328614E−02
A6(2)=−0.105921E−02
A8(2)=0.155050E−03
A10(2)=−0.954978E−05
なお、Eは、10を基数、Eの右の数字を指数とする累乗を表しており、例えば第1面における第4次の非球面係数の値、[0.520388E−02]は、[0.00520388]を意味する。
A4(1)=0.520388E−02
A6(1)=0.216731E−03
A8(1)=0.490875E−04
A10(1)=−0.141805E−04
K2=−72.1064
A4(2)=0.328614E−02
A6(2)=−0.105921E−02
A8(2)=0.155050E−03
A10(2)=−0.954978E−05
なお、Eは、10を基数、Eの右の数字を指数とする累乗を表しており、例えば第1面における第4次の非球面係数の値、[0.520388E−02]は、[0.00520388]を意味する。
このような対物レンズ7は、図8に示すように、約25℃に加熱されたときに球面収差がほぼゼロとなり、25℃を境に温度が上昇又は下降するにつれて球面収差が大きくなっていく。したがって、この対物レンズを備えた光ピックアップ装置が、25℃より高温の環境で使用される光ディスク装置に用いられた場合、対物レンズの温度が25℃以上に上昇するにつれて球面収差が悪化し、良好な記録再生特性を維持することが困難となる。
また、DVD(digital versatile disk)等の信号記録面が2層形成されている光ディスクにおいては、第1レイヤと第2レイヤとの間に中間層が形成されているため、この中間層を透過することによって生じる収差をある程度見越してレンズ設計が行われ、多少の収差が発生しても検出可能なスポットが結ばれるところ、この球面収差を吸収できるマージンを確保するためにも、高温環境下における収差特性の悪化を極力抑える必要がある。
そこで本発明は、高温環境下においても収差の発生を抑え、良好な記録再生特性を有する対物レンズを備えた光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備えた光ディスク装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる光ピックアップ装置は、所定の温度で無収差となるよう設計された対物レンズと、上記対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向へ可動自在に保持するとともに、上記対物レンズの光路を避けて設けられ、上記対物レンズを上記所定の温度に加熱する加熱手段を有するレンズホルダと、上記対物レンズを無収差となる温度に保持するよう上記加熱手段を制御する温度制御手段とを備えるものである。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ディスク装置において、所定の温度で無収差となるよう設計された対物レンズと、上記対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向へ可動自在に保持するとともに、上記対物レンズの光路を避けて設けられ、上記対物レンズを上記所定の温度に加熱する加熱手段を有するレンズホルダと、上記対物レンズを無収差となる温度に保持するよう上記加熱手段を制御する温度制御手段とを備え、光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置を備えるものである。
本発明にかかる光ピックアップ装置及びこれを用いた光ディスク装置によれば、光ピックアップ装置の使用環境によって対物レンズの温度が変動し収差特性が変動する場合にも、温度制御手段によってレンズホルダに設けられた加熱手段が、対物レンズの温度を所定の温度に維持することができる。これにより、光ピックアップ装置及びこれを用いた光ディスク装置は、対物レンズの球面収差を最小に抑え、良好な記録再生特性を実現することができる。
以下、本発明が適用された光ピックアップ装置及びこれを用いた光ディスク装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。この光ピックアップ装置1は、図1に示すように、レーザ光を出射する半導体レーザ3、フォトダイオードからなる受光素子を形成したフォトダイオードIC4、ビームスプリッタ5を個別に配置してなり、さらにビームスプリッタ5と半導体レーザ3との間にいわゆる3スポット法を行うためのグレーティング6が配置されている。また、ビームスプリッタ5の上方であってレーザ光の光路上には、半導体レーザ3から出射されたレーザ光LFを光ディスク8に集光する対物レンズ7と、この対物レンズ7を保持するレンズホルダ9が配設されている。
半導体レーザ3から出射されたレーザ光LFは、ビームスプリッタ5の表面で反射され、対物レンズ7で収束されて光ディスク8の信号記録面で反射される。この戻りのレーザ光LRは、再び対物レンズ7を通じてビームスプリッタ5に向かい、ビームスプリッタ5の表面で屈折してビームスプリッタ5の内部を通過しフォトダイオードIC4上に集光される。ビームスプリッタ5は、出射光LF及び戻り光LRが上述のように進むように、その位置、角度、表面におけるレーザ光の透過率が設定されている。
対物レンズ7は、例えば光学ガラスからなる単レンズであり、光ディスク8側から順に第1面及び第2面を有する。また、対物レンズ7は、第1面及び第2面がともに凸面とされた正のパワーを有する非球面レンズである。また、対物レンズ7は、光軸方向と直交する側面部にフランジ部7aが形成され、このフランジ部7aが後述するレンズホルダ9のレンズ保持部10に支持されることによりレンズホルダ9に保持されている。
この対物レンズ7は、所定の温度に加熱されることで球面収差がなくなるように設計されている。すなわち、対物レンズ7は、後述するレンズホルダ9に巻回された加熱用コイルによって加熱され、例えば60℃とされることにより球面収差がなくなるように設計されている。これにより、この光ピックアップ装置1が組み込まれた光ディスク装置が駆動されることにより熱を帯び、対物レンズ7が加熱されることにより収差特性が変化した場合にも、対物レンズ7は、レンズホルダ9に巻回された加熱用コイルによって加熱され、球面収差がゼロとされるため、温度環境の変化が発生した場合にも良好な記録再生特性を維持することができる。
このような対物レンズ7のうち、60℃に加熱されることにより球面収差がゼロとなる対物レンズ7の非球面は、次の条件を満たすものである。
R1:第1面の曲率半径
R2:第2面の曲率半径
d:レンズの厚み
K1:第1面の円錐係数
K2:第2面の円錐係数
A2i(1):第1面の2i次の非球面係数
A2i(2):第2面の2i次の非球面係数
l:カバーガラスまたは保護層の厚み
波長660nmに対する屈折率1.578098とした
W.D:作動距離
n:屈折率
を示し、波長660nmに対し、f(レンズの焦点距離)=3.05mmのものとしたとき、
R1=1.87378
R2=−8.90155
d=1.7mm
l=0.6
n=1.5372
W.D=1.702853
である。
R1:第1面の曲率半径
R2:第2面の曲率半径
d:レンズの厚み
K1:第1面の円錐係数
K2:第2面の円錐係数
A2i(1):第1面の2i次の非球面係数
A2i(2):第2面の2i次の非球面係数
l:カバーガラスまたは保護層の厚み
波長660nmに対する屈折率1.578098とした
W.D:作動距離
n:屈折率
を示し、波長660nmに対し、f(レンズの焦点距離)=3.05mmのものとしたとき、
R1=1.87378
R2=−8.90155
d=1.7mm
l=0.6
n=1.5372
W.D=1.702853
である。
また、上記公知の非球面式(1)に示される係数を示すと、
K1=−0.77162
A4(1)=0.523693E−02
A6(1)=0.216936E−03
A8(1)=0.496810E−04
A10(1)=−0.143369E−04
K2=−68.6955
A4(2)=0.328227E−02
A6(2)=−0.106204E−02
A8(2)=0.156495E−03
A10(2)=−0.970625E−05
このような対物レンズ7は、図2に示すように、約60℃に加熱されたときに球面収差がほぼゼロとなり、60℃を境に温度が上昇又は下降するにつれて球面収差が大きくなっていく。
K1=−0.77162
A4(1)=0.523693E−02
A6(1)=0.216936E−03
A8(1)=0.496810E−04
A10(1)=−0.143369E−04
K2=−68.6955
A4(2)=0.328227E−02
A6(2)=−0.106204E−02
A8(2)=0.156495E−03
A10(2)=−0.970625E−05
このような対物レンズ7は、図2に示すように、約60℃に加熱されたときに球面収差がほぼゼロとなり、60℃を境に温度が上昇又は下降するにつれて球面収差が大きくなっていく。
対物レンズ7を保持するレンズホルダ9は、図3に示すように、対物レンズ7を保持するレンズ保持部10と、対物レンズ7をトラッキング方向へ移動させるトラッキングコイルが巻回されるトラッキングコイル巻回部11と、対物レンズ7をフォーカシング方向へ移動させるフォーカシングコイルが巻回されるフォーカシングコイル巻回部12と、対物レンズ7を加熱する加熱手段を構成する加熱用コイル13が巻回される加熱用コイル巻回部14とを有する。
レンズ保持部10は、上下に開口されている半導体レーザ3からの出射光及び光ディスク8からの戻り光の光路周辺に対物レンズ7のフランジ部7aを支持する支持面10aが形成されてなる。レンズ保持部10はこの支持面10aで対物レンズ7のフランジ部7aを支持することにより、対物レンズ7の第1面及び第2面をレーザ光の光路上に位置させて保持する。
このレンズ保持部10の支持面10aには、対物レンズ7を加熱する加熱用コイル13が巻回される加熱用コイル巻回部14が形成されている。この加熱用コイル巻回部14は、対物レンズ7の外側面に沿って、加熱用コイル13が巻回される巻回壁15が断続的に複数立設されてなる。加熱用コイル巻回部14は、巻回壁15に加熱用コイル13が巻回されることにより、図4及び図5に示すように、レンズ保持部10に保持された対物レンズ7の外側面に形成されたフランジ部7aと当接され、対物レンズ7を加熱することができる。
具体的に、レンズホルダ9は、対物レンズ7を加熱する加熱用コイル13を加熱用コイル巻回部14に巻回させた後、この加熱用コイル13の上に対物レンズ7のフランジ部7aが載置されるように保持される。対物レンズ7は、図5に示すように、フランジ部7aの下側に加熱用コイル13が当接されるため、加熱用コイル13が導通されることより所定の温度に加熱される。
なお、加熱用コイル13をレンズ保持部10の支持面10aに配置されたフレキシブル基板(図示せず)に形成すれば、加熱用コイル巻回部14の巻回壁15を設ける必要がなく、光ピックアップ装置1の省スペース化、小型化、軽量化を図ることができる。
図6にこのレンズホルダ9を駆動する光ピックアップ装置1のサーボ機構を示す。図6に示すように、光ピックアップ装置1は、記録又は再生処理がされているとき、フォーカスエラー信号生成部20からフォーカスエラー信号がフォーカスサーボ回路21に出力される。そしてレンズホルダ9は、フォーカスエラー信号を受けたフォーカスサーボ回路21により生成された駆動信号に基づき、レーザ光の焦点位置を光ディスク8に対して近接離間するフォーカシング方向に移動される。具体的には、フォーカスサーボ回路21は、フォーカスエラー信号が0となるようにネガティブフィードバックが形成されたサーボループを形成して、レンズホルダ9を駆動させる。
また、光ピックアップ装置1は、トラッキングエラー信号生成部22からトラッキングエラー信号がトラッキングサーボ回路23に出力される。そしてレンズホルダ9は、トラッキングエラー信号を受けたトラッキングサーボ回路23により生成された駆動信号に基づき、光ビームの照射位置を光ディスク8の記録トラックに直交するトラッキング方向に移動される。具体的には、トラッキングサーボ回路23は、トラッキングエラー信号が0となるようにネガティブフィードバックが形成されたサーボループを形成して、レンズホルダ9を駆動させる。
また、光ピックアップ装置1は、光ディスク8の傾きを検出するチルトエラー信号生成部24からチルトエラー信号がチルトサーボ回路25に出力される。そしてレンズホルダ9は、チルトエラー信号を受けたチルトサーボ回路25により生成された駆動信号に基づき、光ビームが光ディスク8に対して垂直に照射されるようにチルト制御される。
さらに、光ピックアップ装置1は、対物レンズ7の温度を検出する温度制御部26から加熱信号が対物レンズ加熱サーボ回路27に出力される。そして対物レンズ7は、レンズホルダ9に巻回された加熱用コイル13が通電されることにより、所定の温度、例えば60℃に維持される。
このような光ピックアップ装置1によれは、この光ピックアップ装置が組み込まれた光ディスク装置が高温環境下で使用され、対物レンズ7の温度が上昇されることにより収差特性が変動する場合にも、温度制御部26及び対物レンズ加熱サーボ回路27によってレンズホルダ9に巻回された加熱用コイル13が導通され、対物レンズ7を光ディスク装置の温度よりもさらに高温の60℃に加熱、維持することができる。これにより、光ピックアップ装置1は、対物レンズ7の球面収差を最小に抑え、良好な記録再生特性を実現することができる。
また、レンズホルダ9は、レンズ保持部10に対物レンズ7が載置された後、加熱用コイル巻回部14に加熱用コイル13を巻回させ、対物レンズ7のフランジ部7aの上側に加熱用コイル13が当接するようにしてもよい。対物レンズ7は、図7に示すように、フランジ部7aの上側に加熱用コイル13が当接されるため、加熱用コイル13が導通されることにより所定の温度に加熱される。
このような構成を備えた光ピックアップ装置1は、加熱用コイル13がフランジ部7aの上部に当接するように巻回させているため、対物レンズ7をレンズホルダ9のレンズ保持部10にガタつくことなく精度よく取り付けることができる。また、加熱用コイル13が対物レンズ7と光ディスク8の間に位置するため、対物レンズ7と光ディスク8とが直接衝突することを防止することができる。
以上、60℃において無収差となるよう設計された対物レンズ7を用いた光ピックアップ装置1について説明したが、本発明が適用された光ピックアップ装置1の対物レンズ7は、光ピックアップ装置1が組み込まれた光ディスク装置の使用環境に応じて、光ディスク装置の温度よりも高温で無収差となる温度を選定することができる。例えば、車載用のディスク記録及び/又は再生装置においては装置本体の温度が70℃〜80℃程度まで上昇することから、対物レンズを80℃で無収差となるよう設計し、常時80℃に加熱、維持ことで収差特性の悪化を抑え、良好な記録再生特性を維持することができる。
また、本発明が適用された光ピックアップ装置及び光ディスク装置は、光ディスクを記録媒体に用いるものの他、光磁気ディスクの光ピックアップ装置及び光磁気ディスク装置に適用してもよい。
1 光ピックアップ装置、7 対物レンズ、8 光ディスク、9 レンズホルダ、10 レンズ保持部、13 加熱用コイル、14 加熱用コイル巻回部、15 巻回壁、26 温度制御部、27 対物レンズ加熱サーボ回路
Claims (6)
- 所定の温度で無収差となるよう設計された対物レンズと、
上記対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向へ可動自在に保持するとともに、上記対物レンズの光路を避けて設けられ、上記対物レンズを上記所定の温度に加熱する加熱手段を有するレンズホルダと、
上記対物レンズを無収差となる温度に保持するよう上記加熱手段を制御する温度制御手段とを備える光ピックアップ装置。 - 上記対物レンズは、駆動時における上記光ピックアップ装置の温度よりも高い温度で無収差となるように設計されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
- 上記対物レンズは、60℃に加熱されると無収差となるように設計されていることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ装置。
- 光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ディスク装置において、
所定の温度で無収差となるよう設計された対物レンズと、上記対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向へ可動自在に保持するとともに、上記対物レンズの光路を避けて設けられ、上記対物レンズを上記所定の温度に加熱する加熱手段を有するレンズホルダと、上記対物レンズを無収差となる温度に保持するよう上記加熱手段を制御する温度制御手段とを備え、光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置を備える光ディスク装置。 - 上記対物レンズは、駆動時における上記光ピックアップ装置の温度よりも高い温度で無収差となるように設計されていることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
- 上記対物レンズは、60℃に加熱されると無収差となるように設計されていることを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2442347A (en) * | 2006-09-27 | 2008-04-02 | Pentax Corp | Optical pick-up with objective lens heater |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004097026A patent/JP2005285219A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|---|
GB2442347A (en) * | 2006-09-27 | 2008-04-02 | Pentax Corp | Optical pick-up with objective lens heater |
JP2008084424A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Pentax Corp | 光ピックアップ |
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