JP2005279965A - インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高いインク吐出力が得られ、制御性にも優れた積層型圧電体素子を高密度に配置してプリント性能を向上させる。
【解決手段】インクを吐出するノズルが形成された圧力室と、前記圧力室の一部壁面を形成する振動板と、前記振動板の前記圧力室とは反対側に設けられた、圧電素子とこれを駆動するための電極を交互に積層して形成された積層圧電素子を有するインクジェット記録ヘッドであって、前記各圧電素子の少なくとも上面又は下面で前記電極が互いに接合されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッドを提供することにより前記課題を解決する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置に係り、特に、積層型圧電体素子の電極引き出し構造を工夫してノズル高密度化を図ったインクジェット記録ヘッド及びこれを用いたインクジェット記録装置に関する。
従来より、画像形成装置として、多数のノズル(インク吐出口)を配列させたインクジェット記録ヘッドを有し、このインクジェット記録ヘッドと記録媒体を相対的に移動させながら、ノズルからインク(インク液滴)を吐出することにより、記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)が知られている。
このようなインクジェット記録装置におけるインク吐出方法として、例えば、圧電体素子(圧電素子)の変形によって圧力室(インク室)の一部を構成する振動板を変形させて、圧力室の容積を変化させ、圧力室の容積増大時にインク供給路から圧力室内にインクを導入し、圧力室の容積減少時に圧力室内のインクをノズルから液滴として吐出する圧電方式が知られている。
このようなインクジェット記録装置の性能を向上させ高画質の画像を記録するためには、インクジェット記録ヘッドに形成されるノズルを高密度化することが好ましい。また、記録の高速化、効率化を達成するためのページ幅ヘッドを実現するために、高密度かつ2次元にノズルを配置することが考えられている。さらに、圧電体素子を用いたインクジェット記録装置では、高いインク吐出力及び優れた制御性を得るために、積層型圧電体を用いるようにしたものも知られている。
また、圧電体素子を用いたインクジェット記録ヘッドにおいて、ノズルの高密度化、さらにはこのようなインクジェット記録ヘッドの製造を効率化するためには、引き出し電極の配線を工夫する必要があった。
例えば、圧力振動子(圧電体素子)の圧力室に対向する面に第1の電極を設け、この第1の電極と間隙を介してその一部が同じ面に設けられかつ前記圧力振動子の他方の面に至る第2の電極を設け、前記圧力室の前記圧力振動子に対向する面に第3の電極を設けるようにして、単層の圧電体素子の片面(具体的には、その圧力室側の面)から配線を引き出すようにして、圧力振動子へのリードの接続を排して生産性を高めた、圧電体の配線構造が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
また、電極形成材料と圧電材料とを交互に積層し、中央部に活性領域を形成して積層方向に伸縮するように構成された圧電振動子を備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、圧電振動子と固定基板とが活性領域の部分のみで当接領域を形成し、かつ当接領域だけで両者が固定されるようにすることにより、駆動信号が印加されたときに、活性領域だけが積層方向に伸長し、圧電振動子のエッジ部の応力が小さく、電極配列方向の伸長度合いが大きくなるようにして、高い効率でインク滴を吐出することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2等参照)。
また、圧電体能動部の外縁部の外側に、実質的に駆動されない圧電体非能動部を設け、圧電体非能動部の端部から圧電体能動部の端部までの距離が圧電体層の厚さの略3倍以上となるように構成することで圧電体能動部への電圧印加による圧電体非能動部の端部における電界の影響を排除し、圧電体非能動部が駆動されないようにして、圧電体能動部の端部での剥離やクラック発生を防止するようにしたもので、圧電体層は積層ではないが、圧電体、電極の構造が階段状に形成されているものが知られている(例えば、特許文献3等参照)。
また、シート状圧電材料を積層して構成された圧電材料板の内部に設けられた第1の電極及び第2の電極により圧電材料板に電圧を印加して液滴を噴射する液滴噴射装置において、圧電材料板は液室全面に形成されているが、第1の電極の電極パターンは圧電材料板の厚み方向に対して下方から上方に向けて順次その面積が小さくなるように形成され、かつ第2の電極の電極パターンは圧電材料板の厚み方向に対して下方から上方に向けて順次その面積が大きくなるように形成され、第1の電極と第2の電極による電圧印加により、圧電材料板をその面方向に対して傾斜した伸縮方向に変形させて液滴を噴射させることにより、エネルギー効率を良好にし、駆動電圧が低電圧であっても圧電材料板に充分な変形量を付与することができるようにするものが知られている(例えば、特許文献4等参照)。
また、ノズルプレート、インク流路プレート、絶縁プレート、バイモルフ型PVDFプレート、フレキシブルプリント基板を順次積層し接着形成したインクジェットヘッドで、バイモルフ型PVDFプレート、フレキシブルプリント基板には電気接続のためのスルーホールが設けられ、片面から電気接続したものが知られている(例えば、特許文献5等参照、特に特許文献5の図1)。
さらに、2層からなる積層型圧電部材の上下両側に共通電極を設け、2層の境界部に個別電極を配置し、各電極層を階段状にしたものが知られている(例えば、特許文献6等参照、特に特許文献6の図6)。
特開昭57−167272号公報 特開平6−226971号公報 特開平11−105281号公報 特開2002−292865号公報 特階昭61−79669号公報 特階平10−264389号公報
しかしながら、上述したようなインクジェット記録ヘッドにおいて、ノズルを高密度化するために積層型圧電体を用いた場合、例えば上記特許文献2に記載された従来技術の積層圧電体素子においては、圧電材料と電極形成材料を交互に積層して大きな寸法のものを焼成した後に、ダイヤモンドソウ等によって切断して製造するようにしているため、配線は側面から行わざるを得ず、高密度集積、特に、2次元に積層圧電体を高密度に配置するのは困難であるという問題があった。
また、このように積層されたものを短冊状に切断して製造するようにしているため、各積層圧電体は直方体のものしか作ることはできず、積層体を形成する各圧電体層は同じ形状のものしかできない。従って、圧電体の活性部面積をできるだけ大きくして、圧電体からより大きな力を引き出すには限界があった。
これは、従来一般に圧電体をインクジェット記録ヘッドに取り付けてから配線が行われるため、隣合った圧電対素子の配線同士がショートしないための隙間が必要であることと、側面の配線を行う作業が必要である事によるものである。
また、前記特許文献4に記載のものは、圧電材料板の内部に設けられる電極のサイズが順に小さくなるように形成されているが、圧電材料板のサイズは液室全面に亘っているため、圧電体の一面から配線を接続できるような構造ではなく、やはり、高密度化を達成することは困難であるという問題がある。
さらに、前記特許文献1あるいは特許文献3に記載のものは、圧電体が積層型ではなく、単層であり、積層型圧電体素子を用いたインクジェット記録ヘッドとは構造が全く異なり、積層型圧電体素子を用いて高密度化を達成しようとする技術への適用は困難であるという問題がある。
また、前記特許文献5に記載のものは、バイモルフ型PVDFプレート、フレキシブルプリント基板にスルーホールを設け電気接続しており、高密度化を達成することは困難であるという問題がある。さらには、より多数の層からなる積層圧電体の接続方法に適した構成は前記特許文献5には開示されていない。
また、前記特許文献6に記載のものは、共通電極と個別電極を隣接して配置しており、やはり高密度化を達成することは困難であるという問題がある。さらには、前記特許文献6にも、より多数の層からなる積層圧電体の接続方法に適した構成は開示されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、圧電体活性部の面積を大きくして高いインク吐出力が得られるようにし、制御性にも優れた積層型圧電体素子を高密度に配置してプリント性能を向上させたインクジェット記録ヘッド及びこれを備えたインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、インクを吐出するノズルが形成された圧力室と、前記圧力室の一部壁面を形成する振動板と、前記振動板の前記圧力室とは反対側に設けられた、圧電素子とこれを駆動するための電極を交互に積層して形成された積層圧電素子を有するインクジェット記録ヘッドであって、積層された前記電極で同一の電位を付与する電極同士を積層方向に直交する平面で互いに接合する引き出し電極を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドを提供する。
これにより、配線を一方向から引き出すことができ、圧電素子が有効に働く活性部の面積の低減を最小限とする確実な電極引き出しが可能となるため、圧電素子の活性部の面積を大きくして、高いインク吐出力を得ることができる。なお、ここで引き出し電極とは、各電極を外部配線であるフレキシブルケーブルに接続するための、はんだあるいはフレキシブルケーブルの接続端子の双方を含むものである。
また、積層された前記電極で同一の電位を付与する電極同士の前記引き出し電極との接合部分の短手方向の寸法は、積層毎に順次大きくまたは小さくし、且つ積層された前記電極で同一の電位を付与する電極同士の前記引き出し電極との接合部分を階段状にずらして配置することが好ましい。このように積層圧電素子を構成する各圧電素子を順次小さくなるようにして階段状に形成することで、製造適正を良好にできるとともに、電極を一方向から簡単に引き出すことが可能となる。
また、前記積層圧電素子の最上面がフレキシブルケーブルと接合されていることが好ましい。これにより、上下に伸縮する圧電素子を上から押さえることで、圧電素子の駆動力を効率良く振動板に伝達することができる。
また、前記電極は、複数の前記積層圧電素子に共通に連結された共通電極と、複数の前記圧電素子を個別に駆動する個別電極とからなり、前記圧力室は2次元に配列され、前記共通電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向して配置したことを特徴とする。
また、前記電極は、複数の前記積層圧電素子に共通に連結された共通電極と、複数の前記圧電素子を個別に駆動する個別電極とからなり、前記圧力室は2次元に配列され、前記個別電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向しない位置に配置したことを特徴とする。さらに、前記電極は、複数の前記積層圧電素子に共通に連結された共通電極と、複数の前記圧電素子を個別に駆動する個別電極とからなり、前記圧力室は2次元に配列され、前記共通電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向して配置し、且つ前記個別電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向しない位置に配置したことを特徴とする。
このような配置にすることにより、圧電素子の共通電極側(グランド側電極)の間隔を詰め、個別電極側(アクティブ電極側)もショートすることなくぎりぎりまで近い位置に設けることができ、高密度化を達成することが可能となる。
また、前記各圧電素子の不活性部及び前記電極の接合部を前記圧力室の開口部が存在しない部分に設けたことが好ましい。特に圧力室を2次元に配置する構成の場合に、各圧力室の占める部分は正方形か菱形、六角形等の最密充填が可能な形状となるが、これらの形状の圧力室において、このように圧力室がない部分の直上で隣接する圧力室との間隔が広い部分を含むように圧電素子の不活性部や電極の接合部を設けることにより、圧電素子の発生力をより大きくすることができる。
また、同様に前記課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、前記インクジェット記録ヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。このようなインクジェット記録ヘッドを備えることにより、プリント性能を向上させ、高画質の画像を高速で記録することが可能となる。
以上説明したように、本発明に係るインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置によれば、電極からの配線引き出しを一方向から確実に行うことにより、圧電素子の有効面積の低減を最小限とし、圧電素子活性部の面積を大きくして、高いインク吐出力を得るとともに、積層型圧電素子の高密度化を達成することが可能となる。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係るインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置の一実施形態の概略を示す全体構成図である。図1に示したように、このインクジェット記録装置10は、インクの色毎に設けられた複数の印字ヘッド(インク吐出ヘッド)12K、12C、12M、12Yを有する印字部と、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部14と、記録紙16を供給する給紙部18と、記録紙16のカールを除去するデカール処理部20と、前記印字部12のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する吸着ベルト搬送部22と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部24と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26とを備えている。
図1では、給紙部18の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、図1のように、裁断用のカッター28が設けられており、該カッター28によってロール紙は所望のサイズにカットされる。カッター28は、記録紙16の搬送路幅以上の長さを有する固定刃28Aと、該固定刃28Aに沿って移動する丸刃28Bとから構成されており、印字裏面側に固定刃28Aが設けられ、搬送路を挟んで印字面側に丸刃28Bが配置されている。なお、カット紙を使用する場合には、カッター28は不要である。
複数種類の記録紙を利用可能な構成にした場合、紙の種類情報を記録したバーコードあるいは無線タグ等の情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される用紙の種類を自動的に判別し、用紙の種類に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部18から送り出される記録紙16はマガジンに装填されていたことによる巻き癖が残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部20においてマガジンの巻き癖方向と逆方向に加熱ドラム30で記録紙16に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
デカール処理後、カットされた記録紙16は、吸着ベルト搬送部22へと送られる。吸着ベルト搬送部22は、ローラー31、32間に無端状のベルト33が巻き掛けられた構造を有し、少なくとも印字部12のノズル面及び印字検出部24のセンサ面に対向する部分が平面(フラット面)をなすように構成されている。
ベルト33は、記録紙16幅よりも広い幅寸法を有しており、ベルト面には多数の吸引孔(図示省略)が形成されている。図1に示したとおり、ローラー31、32間に掛け渡されたベルト33の内側において印字部12のノズル面及び印字検出部24のセンサ面に対向する位置には吸着チャンバー34が設けられており、この吸着チャンバー34をファン35で吸引して負圧にすることによってベルト33上の記録紙16が吸着保持される。
ベルト33が巻かれているローラー31、32の少なくとも一方にモータ(図示省略)の動力が伝達されることにより、ベルト33は図1において、時計回り方向に駆動され、ベルト33上に保持された記録紙16は、図1の左から右へと搬送される。
縁無しプリント等を印字するとベルト33上にもインクが付着するので、ベルト33の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部36が設けられている。ベルト清掃部36の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、あるいはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラー線速度を変えると清掃効果が大きい。
なお、吸着ベルト搬送部22に代えて、ローラー・ニップ搬送機構を用いる態様も考えられるが、印字領域をローラー・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面にローラーが接触するので、画像が滲み易いという問題がある。したがって、本例のように、印字領域では画像面と接触させない吸着ベルト搬送が好ましい。
吸着ベルト搬送部22により形成される用紙搬送路上において印字部12の上流側には、加熱ファン40が設けられている。加熱ファン40は、印字前の記録紙16に加熱空気を吹きつけ、記録紙16を加熱する。印字直前に記録紙16を加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
印字部12は、最大紙幅に対応する長さを有するライン型ヘッドを紙搬送方向と直交する方向に配置した、いわゆるフルライン型のヘッドとなっている。各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yは、本インクジェット記録装置10が対象とする最大サイズの記録紙16の少なくとも一辺を超える長さにわたってインク吐出口(ノズル)が複数配列されたライン型ヘッドで構成されている。
記録紙16の搬送方向(紙搬送方向)に沿って上流側(図1の左側)から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に各色インクに対応した印字ヘッド12K、12C、12M、12Yが配置されている。記録紙16を搬送しつつ各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yからそれぞれ色インクを吐出することにより記録紙16上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするフルラインヘッドがインク色毎に設けられてなる印字部12によれば、紙搬送方向について記録紙16と印字部12を相対的に移動させる動作を一回行うだけで(すなわち、一回の走査で)記録紙16の全面に画像を記録することができる。これにより、印字ヘッドが紙搬送方向と直交する方向に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
なお、本例では、KCMYの標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組み合わせについては本実施形態には限定されず、必要に応じて淡インク、濃インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタ等のライト系インクを吐出する印字ヘッドを追加する構成も可能である。
図1に示したように、インク貯蔵/装填部14は、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに対応する色のインクを貯蔵するタンクを有し、各タンクは図示を省略した管路を介して各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yと連通されている。また、インク貯蔵/装填部14は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段等)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
印字検出部24は、印字部12の打滴結果を撮像するためのイメージセンサ(ラインセンサ等)を含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりその他の吐出不良をチェックする手段として機能する。
本例の印字検出部24は、少なくとも各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサで構成される。このラインセンサは、赤(R)の色フィルタが設けられた光電変換素子(画素)がライン状に配列されたRセンサ列と、緑(G)の色フィルタが設けられたGセンサ列と、青(B)の色フィルタが設けられたBセンサ列とからなる色分解ラインCCDセンサで構成されている。なお、ラインセンサに代えて、受光素子が二次元配列されて成るエリアセンサを用いることも可能である。
印字検出部24は、各色の印字ヘッド12K、12C、12M、12Yにより印字されたテストパターンを読み取り、各ヘッドの吐出検出を行う。吐出判定は、吐出の有無、ドットサイズの測定、ドット着弾位置の測定等で構成される。
印字検出部24の後段には、後乾燥部42が設けられている。後乾燥部42は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹きつける方式が好ましい。
多孔質のペーパに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
後乾燥部42の後段には、加熱・加圧部44が設けられている。加熱・加圧部44は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラー45で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
このようにして生成されたプリント物は、排紙部26から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置10では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部26A、26Bへと送るために排紙経路を切り換える選別手段(図示省略)が設けられている。なお、大きめの用紙に本画像とテスト印字とを同時に並列に形成する場合は、カッター(第2のカッター)48によってテスト印字の部分を切り離す。カッター48は、排紙部26の直前に設けられており、画像余白部にテスト印字を行った場合に、本画像とテスト印字部を切断するためのものである。カッター48の構造は前述した第1のカッター28と同様であり、固定刃48Aと丸刃48Bとから構成されている。
また、図示を省略したが、本画像の排出部26Aには、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられている。
次に、印字ヘッド(インク吐出ヘッド)について説明する。インク色毎に設けられている各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号50によって印字ヘッドを表すものとし、図2に印字ヘッド50の平面図を示す。
図2に示すように、本実施形態の印字ヘッド50は、インクを吐出するノズル51、インクを吐出する際インクに圧力を付与する圧力室52、図示しない共通流路から圧力室52にインクを供給するインク供給口53を含んで構成される圧力室ユニット54が2次元的に配列され、ノズル51の高密度化が図られている。
図2に示すように、各圧力室52は、上方から見ると略正方形状をしており、その対角線の一方の端にノズル51が形成され、他方の端にインク供給口53が設けられている。
また、図2中に示した一点鎖線III-III に沿って2つの圧力室ユニット54を切断した断面図を図3に示す。図3に示すように、各圧力室ユニット54は、圧力室52の上面が振動板56によって構成され、さらにその上に積層圧電素子58が形成されている。積層圧電素子58は、詳しくは後述するが、薄膜の圧電素子と電極を交互に積層して形成されており、図示しないフレキシブルケーブル等を通して各圧電素子に電圧を印加することにより、積層圧電素子58を上下方向に伸長させ、これにより振動板56を下方に変形させ、圧力室52の体積を減少させることにより図示しない共通流路から供給された圧力室52内のインクをノズル51から吐出させる。
振動板56及び積層圧電素子58の詳しい構成を図4に断面図で示す。なお、図4は、振動板56より上の部分のみを示すものであり、図4においては図示を省略したが、振動板56の下には、振動板56の上に設けられた各積層圧電素子58に対応する位置に、それぞれ圧力室52(の開口部)が存在している。
図4に示すように、振動板56の上に形成される積層圧電素子58は、薄膜の圧電素子60と電極62(62a、62b、62c)を交互に積層して構成され、積層圧電素子58の上部には、フレキシブルケーブル64が配置されている。電極62a、62cは個別電極(アクティブ電極)となっており、各電極62a、62cの端部上面にはそれぞれ導通部65a、65cが設けられている。そして電極62a及び62cはこの導通部65a及び65cを介してはんだ66(引き出し電極)により(あるいは直接)フレキシブルケーブル64のアクティブ側端子64a(引き出し電極)と接合されている。
また、電極62b及び振動板56は共通電極(グランド側電極)となっており、電極62bの端部上面には導通部65bが設けられ、また振動板56上面の積層圧電素子58を積層する領域(後述、図7(a)参照)の端部には導通部65sが設けられている。そして電極65b及び振動板56は、これらの導通部65b及び65sを介してはんだ66によりフレキシブルケーブル64のグランド側端子64bと接合されている。
なお、導通部65は、共通電極または個別電極とはんだとの接合性を向上させるための表面処理(例えばメッキ)であるが、導通部65を設けなくても良い。
このとき、各電極62(62a、62b、62c)は、接合する側に向かう方向(図4では、上方向)に向かって、順次寸法が小さくなるようにして階段状に形成されている。また、各圧電素子60は共通電極(グランド側電極)としての振動板56及び電極62bと、個別電極(アクティブ電極)である電極62a及び電極62cによってそれぞれ挟まれている。さらに、グランド側電極とアクティブ側電極が接続されないように、アクティブ側の電極62a及び62cと、グランド側の電極62b及び振動板56を接続するはんだ66との間、及びグランド側の電極62bと、アクティブ側の電極62a及び62cを接続するはんだ66との間には、それぞれ絶縁部67が設けられている。
また、このとき、はんだ66は電極62(62a、62b、62c)と同じ材料を用い、絶縁部67は圧電素子60と同じ材料を用いることにより、製造を効率的に行うことができる。
このように、本実施形態では、積層する圧電素子60及び電極62(62a、62b、62c)の寸法を、層毎に(少なくとも部分的に)異ならせて、接合する方向に順に小さくなるように階段状に積み上げるようにしているため、図4に示す積層圧電素子58を上から見ると、各段(の電極62の端部)が見えるように構成されている。従って、各積層圧電素子58の電極62(62a、62b、62c)を、この上から見える階段のステップ部分を用いて、全て端部の上面から引き出すことができる。
なお、図4に示した例では、アクティブ側電極、グランド側電極いずれも積層圧電素子58の上面から取り出しているが、これら電極からの接続部をこのような上面以外の部分に設けるようにしてもよい。
次に、振動板56より上の積層圧電素子58等の他の構成例について説明する。
図5は、積層圧電素子58等の他の構成例を示す断面図である。図5に示す例では、積層圧電素子58は、薄膜の圧電素子60と電極62(62a〜62e)がそれぞれ5層ずつ、各層毎に寸法を異ならせ、位置をずらして階段状に積層されている。そして、アクティブ側の電極62a、62c、62eはそれぞれ階段状の端部の上面の導通部65a、65c、65eから、はんだ66により(あるいは直接に)フレキシブルケーブル64のアクティブ側端子64aに接合されている。また、グランド側の電極62b、62dは、それぞれ階段状の端部の下面の導通部65b、65dから、はんだ66によりグランド側電極を兼ねる振動板56に接合されている。
また、アクティブ側電極とグランド側電極が接続しないように、図4の例と同様に所定の部位に絶縁部67が設けられている。さらに、図5の例では、積層圧電素子58の最上面(アクティブ側端子64aと通電する部分以外の部分のフレキシブルケーブル64側)は、接着部68によって直接フレキシブルケーブル64に接着させている。
このように、フレキシブルケーブル64を積層圧電素子58の最上面の略全面にわたって直接接合することにより、上から積層圧電素子58を押さえるようにしたため、積層圧電素子58の駆動力をより効率的に振動板56に伝達することが可能になる。
また、さらに他の構成例を図6に示す。図6に示す例は、積層圧電素子58の積層部及び電極62の引き出し方法は図4の例と同様であるが、図5の例と同様に積層圧電素子58の最上面を接着部68でフレキシブルケーブル64に接合している。さらに、図6の例では、フレキシブルケーブル64の上面(積層圧電素子58とは反対側)に、積層圧電素子58の駆動力の伝達効率をより向上させるために、錘70が取り付けられている。
この錘70は、特に限定されるものではないが、フレキシブルケーブル64の略全面を覆うような板状をなしており、さらに、金属製の板状錘であって、電気的にアースされ、フレキシブルケーブル64から放射される電気ノイズを遮断する働きを有するものであることが望ましい。
次に、このような積層圧電素子58の製造方法について説明する。
図7に、製造方法の例として、図4に示す積層圧電素子58の積層方法を示す。図7(a)は、各層を分解して立体的に示す斜視図であり、図7(b)は、フレキシブルケーブル64より下の部分が積層された様子を示す説明図である。
まず図7(a)において、一番下がステンレス等の振動板56であり、これがベースの電極(グランド側電極、共通電極)となっている。振動板56上に示されている領域Aが、この上に積層圧電素子58が積み上げられる範囲である。この領域Aの左側の部分は、はんだ66によって、このベースの電極としての振動板56をフレキシブルケーブル64の端子64aに接合する導通部65sである。
また、領域Aの右側上部の斜線部は(図4では特に表示されていなかったが)アクティブ側電極を接合するはんだ66等が振動板56に短絡(ショート)するのを防ぐための絶縁部67aである。
振動板56の領域A上にまず薄膜の圧電素子60aが積層される。このとき、圧電素子60aは、領域A上に形成されるため、領域Aの左側の導通部65sは、圧電素子60aより外側にはみ出している。また、前述したように、圧電素子60aと絶縁部67aが同じ材料であることが好ましく、同一材料とすることにより同時に形成することができる。
圧電素子60aの上にアクティブ側の電極62aを形成する。このとき、電極62aの左側は次に絶縁部67bを形成する分だけ圧電素子60aよりも小さく形成する。また、電極62aの右端の斜線部は、はんだ66でフレキシブルケーブル64のアクティブ側端子64aに接合するための導通部65aである。
次に、アクティブ側の電極62aの上に圧電素子60b及び絶縁部67bを形成する。このとき、圧電素子60bは、電極62aの右側の導通部65aの分だけ小さく形成するようにする。次に、圧電素子60bの上にグランド側の電極62bを形成する。この電極62bは、次に形成する絶縁部67cの分だけ小さく形成され、その左端側の斜線部はフレキシブルケーブル64の端子64aと、はんだ66によって接合するための導通部65bとなっている。
次に、電極62bの上に圧電素子60c及び絶縁部67cを形成する。このとき、圧電素子60cの左側は電極62bの導通部65bの分だけ小さくなるように形成する。この圧電素子60cの上にアクティブ側の電極62cを、その左側が次に形成される絶縁部67dの分だけ小さくなるように形成する。
最後に、絶縁部67dを形成し、導通部65a、65cを、はんだ66でフレキシブルケーブル64のアクティブ側端子64aに接合するとともに、導通部65s、65b、65dを、はんだ66でフレキシブルケーブル64のグランド側端子64bに接合する。これにより、ベースの電極である振動板56が、直接フレキシブルケーブル64と接合される。フレキシブルケーブル64にはアクティブ側端子64a及びグランド側端子64bに接続する配線72a及び72bがそれぞれ設けられている。このとき、図7(a)に示すように、はんだ66でそれぞれフレキシブルケーブル64のアクティブ側端子64a及びにグランド側端子64bに接続される範囲はdの範囲となる。
また、図7(b)に、振動板56上に、フレキシブルケーブル64より下の部材が積層された様子を示す。図7(b)に示すように、グランド側電極は導通部65s、65bを、はんだ66によって接合され、絶縁部67d等によってアクティブ側電極と絶縁されている。また、アクティブ側電極は、導通部65a、65cを、はんだ66によって接合され、絶縁部67a等によってグランド側電極と絶縁されている。
以上述べたように積層圧電素子58の各層が順次形成されるが、その具体的形成方法としては、AD法、スパッタ法、CVD法、ゾルゲル法等が好適に例示される。すなわち、これらAD法、スパッタ法、CVD法、ゾルゲル法等の製法を用いることにより、積層圧電素子58の各層の圧電素子60や電極62を一層毎に一つずつ作成できるため、上述したような層毎に寸法を異ならせて階段状とする形状を容易に形成することができる。
また、これより各層間の配線を同時に形成し、かつ最終的な配線を一方向(例えば、図4の例では上面)から引き出すことができるようになるため、従来のように後から側面での配線作業を行う必要がなく、さらに積層圧電素子の密度も向上させることができる。
また、本実施形態においては、各圧電素子60の各層の実際の厚みは、10μm以下、例えば5μm程度、電極62の各層の厚みは、1〜3μm程度であるため、フレキシブルケーブル64の端子64aとの、はんだ66による接着も容易に行うことができる。
また、図7(a)に示すように、例えば最下層の電極62aの一辺の長さLを500μmとすると、導通部65aの幅εは、20μmを見込めばよい。すなわち、この導通部65aの幅20μm以外の電極62aの部分は全て積層圧電素子58を駆動するための電極として用いられる。
なお、積層圧電素子58を積層する際、各層毎に寸法を異ならせて階段状に形成する場合に、各層において寸法の異なる部分は、図7に示すように、各層の端面全幅である必要はない。例えば、図8に示すように、各層の角部等を切り欠いて部分的に電極(の導通部)が露出するように形成してもよい。
図8(a)は、図7(a)と同様に積層圧電素子58を各層毎に分解して立体的に表示したものである。図8(a)において、ベースの電極(グランド側電極)としての振動板56上の領域A上に積層圧電素子58が積層される。ただし、図8に示す例では、各層の対角上の角部でのみ電極が接合される。
まず、振動板56の領域A上に圧電素子60aが形成される。圧電素子60aは、領域Aの左手前側の角部に設けられた振動板56の導通部65sを露出するように、また右奥側の角部に絶縁部67aを圧電素子60aと同一材料で同時に形成するようにして積層される。
次に、圧電素子60a上にアクティブ側の電極62aが、左手前側を絶縁部67bの分だけ切り欠いて形成される。電極62a上には、圧電素子60bが、圧電素子60bの右奥側の角部を電極62aの導通部65aを露出するように切り欠いて、絶縁部67bと同時に形成される。
圧電素子60b上には、グランド側の電極62bが右奥側を絶縁部67cの分だけ切り欠いて形成される。電極62b上には、圧電素子60cが左手前側を、電極62bの導通部65bを露出させるように切り欠いて、絶縁部67cと同時に形成される。そして、その上に、左手前側を絶縁部67dの分だけ切り欠き、右奥側を圧電素子60cにあわせて切り欠いて形成する。
最後に、左手前側の導通部65s、65bを、はんだ66でフレキシブルケーブル64の端子64aに接合するとともに、右奥側の導通部65a、65cを、はんだ66でフレキシブルケーブル64の端子64aに接合する。フレキシブルケーブル64上には端子64aに接続する配線72が形成されている。
また、図8(b)に、振動板56上に、フレキシブルケーブル64より下の部材が積層された様子を示す。図8(b)に示すように、グランド側電極は左手前側において導通部65s、65bを、はんだ66によって接合され、絶縁部67d等によってアクティブ側電極と絶縁されている。また、アクティブ側電極は、右奥側において導通部65a、65cを、はんだ66によって接合され、絶縁部67a等によってグランド側電極と絶縁されている。
このように、各層毎に端面全幅でなくとも、部分的に電極(導通部)が露出するように形成したり、あるいは層毎に異なる位置に配置するようにして形成した場合には、電極引き出しによる積層圧電素子58の有効部分である活性部の寸法減少を抑えることができ、積層圧電素子58の活性部面積を大きくとり、より大きな吐出力を得ることができる。
このようにして、積層形成された積層圧電素子58の電極62がショートしないようにして、できるだけ素子間を詰め、高密度化を達成するためには、ショートの問題のないグランド側電極を一箇所に集中させて接続するのが、特に2次元の場合には有効となる。
次に、高密度化を達成するために具体的に素子をどのように並べればよいかについて図9を用いて説明する。
図9(a)は、その並べ方の基本形であり、それぞれの辺にアクティブ側電極(+)とグランド側電極(−)を有する積層圧電素子が形成された圧力室ユニットを4つ正方形状に並べたものである。
この基本形を図9(b)に示すように、右側に反転させ、同様に図9(c)に示すように、この基本形を図9(b)に引き続いて上にも左にも下にも反転( 展開)する。次に、図9(d)に示すように、図9(c)のように展開した部分をさらに上、左、下及び右に展開する。
このような操作を続け図9(e)に示すような素子の配列が形成される。図9(e)において、各積層圧電素子58の各辺上に+の記号で表されるアクティブ側電極62AC、および−の記号で表されるグランド側電極62GRが存在し、符号74で示す丸印は、グランド側電極62GRの一体配線部である。なお、アクティブ側電極62ACは、例えば前述した図4あるいは図7に示した例におけるアクティブ電極62a、62cが接合されたフレキシブルケーブル64のアクティブ側端子64aに相当し、またグランド側電極62GRは同様に図4あるいは図7のグランド電極62b(及びグランド電極としての振動板56)が接合されたフレキシブルケーブル64のグランド側端子64bに相当する。
また、このように素子を配列する方法は、これに限定されるものではなく、様々なバリエーションが可能である。
例えば、図10(a)に示すものは、中央部に太く示した3つ並んだ積層圧電素子58が基本形であり、これを左右に折り返す等の操作を繰り返すことによって得られるものである。また、図10(b)に示すものは、中央部に太く示したL字型に並んだ4つの積層圧電素子58が基本形であり、これを右斜め上、左斜め下に単純に一つずつずらして配置していくことによって得られるものである。
このように、2次元に配列した複数の圧電素子の近接した2つ以上のグランド側電極を互いに対向して設け、さらにこのグランド側電極を一体で配線する。また、アクティブ側電極は、近接した素子間の電極が隣合わない位置に配置するようにする。この際、好ましくは、各圧電素子、内部電極の形状は線対称を含め、略合同な形状とするとよい。また、このような複数の圧電素子を1次元に配置するようにしてもよい。
このような配置により、圧電素子のグランド側電極を詰め、アクティブ側電極もショートすることなくぎりぎりまで近い位置に設けることが可能となる。また、各圧電素子形状(さらには、圧力室の形状、インク入り口、出口の配置)を合同とすることで、吐出特性をそろえることができる。
このような構造は、上で説明したような積層圧電素子を用いた場合に限らず、単層の圧電素子を用いた場合にも好適に適用可能である。また、このような構造は、上に述べたように、AD法やスパッタ法、CVD法、ゾルゲル法等を用い、積層圧電素子や電極を順次形成する方法によって作成することができる。
また、1次元または2次元に配列した複数の圧電素子の不活性部と電極取り出し位置を、各圧電素子に対応したインク圧力室の形状に対し、圧力室がない部分(その下に圧力室の開口部が存在しない部分)の直上で、隣接した圧力室との間隔が広い部分を含むように設けることが好ましく、さらにこの部分に寄せて不活性部、各電極を設けるようにすることがより好ましい。
また、インクジェット記録ヘッドの圧力室は、インクの流れを良くするために、正方形のような四角い形状よりはインクの入り口から出口までのインクの流れがスムーズで澱む部分が無くなるように長四角や菱形、六角形、楕円形等にすることが多い。特に、圧力室を2次元に配置する構成をとる場合は、各圧力室の占める部分は正方形か菱形、六角形等の最密充填が可能な形状がとられる。
そこで、これらの形状の圧力室において、圧力室がない部分の直上で、隣接する圧力室との間隔が広い部分を含むように不活性部、電極を設けると、圧電素子の発生力をより大きくすることができる。
例えば、図11において、実線で示す1つ1つの四角形が積層圧電素子58であり、斜線部が不活性部59であり、その中に記号+で示しているのがアクティブ側電極62AC、記号−で示したのがグランド側電極62GRである。また、圧電素子58の中央に左上から右下にのびている破線で示した六角形が活性部であり、その下に圧力室52(の開口部)が存在している。
また、右下に記号INで示したものがインク供給口53であり、左上に破線の円で示したものがノズル51である。従って、この場合、インクは右下から左上に向かって流れる。このように図11の場合、不活性部である角部に電極を配置してなるべく配線間を詰めやすいようにしている。
このような構造は、積層圧電素子を用いても、単層圧電素子を用いてもいずれの場合でも適用可能であり、このような構造は、AD法やスパッタ法、CVD法、ゾルゲル法等を用いて、圧電素子や電極を順次形成することによって作ることができる。
本実施形態で示した方法によれば、多数ノズルの高密度化ヘッドの構成において、高密度化及び配線が容易になり、特に2次元に積層圧電素子を配置する場合に有効であり、また配線構造の薄型化を図ることができる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、積層圧電素子の積層において、各層の寸法、形状あるいは位置を異ならせて階段状に形成して、一方向(片面)から各層の配線引き出しを行うようにしたため、組み立てが容易となり、隣接素子間に電極が位置しないため高密度化にとって有利である。
また、各層は積み上げで形成するようにした場合には、片面から形成できる構成であるため、例えばAD法を用いて圧電素子、電極、絶縁体を連続的に形成可能である。また、圧電素子の反駆動面側の固定にフレキシブルケーブルに取り付けた金属板を用いるようにした場合には、これで電気ノイズ対策も同時に行うことができる。
また、グランド側電極を隣合わせて近接させて接続し、アクティブ側電極を隣合わないように設け、隣の圧電素子を近接させて配置することによって、1次元あるいは2次元の圧電素子を高密度に配置することができる。さらに、各圧電素子の不活性部、電極を圧力室がない部分に寄せて設けるようにした場合には、積層圧電素子の発生力をより大きくすることができる。
以上、本発明のインクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
本発明に係るインクジェット記録装置の一実施形態の概略を示す全体構成図である。 印字ヘッドの概略を示す平面図である。 図2のIII-III 線に沿った断面図である。 図3における積層圧電素子部を拡大してその概略構成を示す断面図である。 積層圧電素子部の概略構成の他の例を示す断面図である。 積層圧電素子部の概略構成のさらに他の例を示す断面図である。 積層圧電素子の積層方法を示す説明図であり、図7(a)は、各層を分解して立体的に示す斜視図であり、図7(b)は、フレキシブルケーブルより下の部分が積層された様子を示す説明図である。 積層圧電素子の他の積層方法を示す説明図であり、図8(a)は、各層を分解して立体的に示す斜視図であり、図8(b)は、フレキシブルケーブルより下の部分が積層された様子を示す説明図である。 (a)〜(e)は、圧電素子の配列方法を示す説明図である。 (a)及び(b)は、圧電素子の配列方法の他の例を示す説明図である。 圧電素子の不活性部に電極等を設置した例を示す説明図である。
符号の説明
10…インクジェット記録装置、12…印字部、14…インク貯蔵/装填部、16…記録紙、18…給紙部、20…デカール処理部、22…吸着ベルト搬送部、24…印字検出部、26…排紙部、28…カッター、30…加熱ドラム、31、32…ローラー、33…ベルト、34…吸着チャンバー、35…ファン、36…ベルト清掃部、40…加熱ファン、42…後乾燥部、44…加熱・加圧部、45…加圧ローラー、48…カッター、50…印字ヘッド、51…ノズル、52…圧力室、53…インク供給口、54…圧力室ユニット、56…振動板、58…積層圧電素子、59…不活性部、60…圧電素子、62…電極、64…フレキシブルケーブル、64a…端子、65…導通部、66…はんだ、67…絶縁部、68…接着部、70…錘、72…配線

Claims (8)

  1. インクを吐出するノズルが形成された圧力室と、前記圧力室の一部壁面を形成する振動板と、前記振動板の前記圧力室とは反対側に設けられた、圧電素子とこれを駆動するための電極を交互に積層して形成された積層圧電素子を有するインクジェット記録ヘッドであって、
    積層された前記電極で同一の電位を付与する電極同士を積層方向に直交する平面で互いに接合する引き出し電極を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 積層された前記電極で同一の電位を付与する電極同士の前記引き出し電極との接合部分の短手方向の寸法は、積層毎に順次大きくまたは小さくし、且つ積層された前記電極で同一の電位を付与する電極同士の前記引き出し電極との接合部分を階段状にずらして配置することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記積層圧電素子の最上面がフレキシブルケーブルと接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記電極は、複数の前記積層圧電素子に共通に連結された共通電極と、複数の前記圧電素子を個別に駆動する個別電極とからなり、前記圧力室は2次元に配列され、前記共通電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向して配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記電極は、複数の前記積層圧電素子に共通に連結された共通電極と、複数の前記圧電素子を個別に駆動する個別電極とからなり、前記圧力室は2次元に配列され、前記個別電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向しない位置に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記電極は、複数の前記積層圧電素子に共通に連結された共通電極と、複数の前記圧電素子を個別に駆動する個別電極とからなり、前記圧力室は2次元に配列され、前記共通電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向して配置し、且つ前記個別電極が接合された引き出し電極同士を互いに隣接して対向しない位置に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記各圧電素子の不活性部及び前記電極の接合部を前記圧力室の開口部が存在しない部分に設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
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