JP2005278085A - 自動調整システム、自動調整装置および自動調整方法 - Google Patents

自動調整システム、自動調整装置および自動調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 送信側装置からケーブルを介して送信された信号に対して正確な補正を行うことができる自動調整システムを提供する。
【解決手段】 データを送信する送信側装置10と、送信側装置10から送信されたデータを受信する受信側装置20とにケーブルの挿抜を検出するケーブル挿抜検知回路15、25を設ける。ケーブル挿抜検知回路15、25によってケーブルの接続を検出すると、定電圧の信号を受信側装置20に送信して、受信側装置20で受信した定電圧の信号の減衰量を求め、受信回路21のゲインを調整する。従って、ケーブルがコネクタから抜かれて再度接続された時だけ受信回路21のゲインを調整するので、ケーブルを交換した時、すなわちケーブル長が変更になった時だけゲイン調整を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送信側装置から送信されたデータを受信側装置で正しく取り出すための自動調整システム、自動調整装置および自動調整方法に関する。
近年、複数のコンピュータを一組のキーボード、マウス、ディスプレイ(以下、コンソールと呼ぶ)で制御する遠隔操作ユニットに注目が集まっている。多数のコンピュータシステムを同時に使用する場合、それぞれのコンピュータシステムにコンソールを接続すると、その使い分けや操作、配線などが非常に煩わしくなる。このような場合に、コンソールと複数のコンピュータシステムとを遠隔操作ユニットによって接続することで、1組のコンソールから複数のコンピュータシステムへのアクセスが可能となる。
ところでこのようなシステムにおいて、送信側から送信された信号を受信側で正確に取り出すためには、受信側で信号の補正を行わなければならない。特に信号の送受信に使用するケーブルを変更した時には、データを正確に取り出すための補正値を測定して求めなければならない。
例えばケーブルの長さを変更すると、伝送距離も変わるため伝送信号の減衰量が変化する。減衰量の変化は、振幅に意味のあるアナログ信号の場合に大きな問題となる。また、ケーブル内に含まれるより対線のような複数の信号線での位相差も問題となる。例えば、R,G,B信号のように互いの位相に厳密な関係があり、位相差が生じると不具合のある信号を長距離伝送すると、より対線の長さの違いにより信号間で位相差が生じ、正確にデータを取り出せないという問題が生じる。
特許文献1では、図22に示すように送信側装置200にケーブル210を介し定電圧信号を伝送す定電圧出力回路202を設け、受信側装置220にケーブル210を介して伝送された定電圧信号を受信して信号の電圧を検知する電圧検知回路222と、検知電圧に基づいてケーブルの長さのデータを取得し、受信側装置220のゲインを調整するMPU223とを設けている。
また特許文献2では、PCから入力されるR,G,Bの各信号線の他に水平同期信号を送信する信号線を別途設けて、水平同期信号に対するR,G,B信号に対する位相差をそれぞれ検出し、検出結果に基づいて色信号の位相差を補正している。
特開2003−46354号公報 特開2003−202828号公報
しかしながら特許文献1では、システムの電源を投入する度に送信側装置と受信側装置とに接続されたケーブル長からその減衰量を求め、アナログ信号のゲイン調整を行う構成となっている。従って、ケーブルの変更が行われなくても電源投入時には必ずゲイン調整時間が行われ、時間をロスするという問題がある。
また特許文献2では、水平同期信号を送信する信号線を別途設けなければならず、装置構成が大きくなるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、送信側装置からケーブルを介して送信された信号に対して正確な補正を行うことができる自動調整システム、自動調整装置および自動調整方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1記載の自動調整システムは、定電圧の信号をケーブルに出力する定電圧出力手段を備えた送信側装置と、前記ケーブルを介して伝送される前記定電圧の信号を受信し、該信号の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段の検出した電圧に基づいて信号減衰量を求め、前記送信側装置からの信号を受信する受信手段のゲインを調整する制御手段とを有する受信側装置とを有し、コネクタへの前記ケーブルの挿抜を検知するケーブル挿抜検知手段によって前記ケーブルの接続を検知すると、前記受信手段のゲイン調整を行うことを特徴としている。請求項1記載の発明によれば、ケーブル挿抜検知手段によってケーブルの接続を検出すると、定電圧の信号を受信側装置に送信して、受信側装置で受信した定電圧の信号の減衰量を求め、受信手段のゲインを調整する。従って、ケーブルがコネクタから抜かれて再度接続された時だけ受信手段のゲインを調整するので、ケーブルを交換した時やケーブルの交換によってケーブル長が変更になった時だけゲイン調整を行うことができる。
請求項2記載の自動調整システムは、請求項1記載の自動調整システムにおいて、前記ケーブル挿抜検知手段は、前記送信側装置と前記受信側装置とにそれぞれ設けられていることを特徴としている。請求項2記載の発明によれば、コネクタからのケーブルの挿抜を送信側装置と受信側装置の両方で検出することができる。従って、ケーブルのコネクタへの挿抜を確実に検出することができる。また、送信側装置と受信側装置のいずれか一方でケーブルの挿抜を検出し、他方の装置に通知するよりもゲイン調整にかかる時間を短縮させることができる。
請求項3記載の自動調整システムは、請求項21記載の自動調整システムにおいて、前記送信側装置の備える前記ケーブル挿抜検知手段と前記定電圧出力手段とを、バッテリ駆動することを特徴としている。請求項3記載の発明によれば、ケーブル挿抜検知手段と定電圧出力手段とをバッテリ駆動としているため、装置の電源が投入されていなくてもケーブルの交換が行われると自動的にゲイン調整を行うことができる。
請求項4記載の自動調整システムは、請求項3記載の自動調整システムにおいて、前記ケーブル挿抜検知手段は、前記定電圧出力手段の前記ケーブルへの接続を制御する接続制御手段を有し、前記接続制御手段は、前記ケーブルが抜かれることで前記バッテリからの電源供給を自ら受けて前記電圧検出手段への前記バッテリ電源の供給を開始させ、前記ケーブルの接続を検出すると前記定電圧出力手段を前記ケーブルに接続して前記ケーブルに前記定電圧の信号を出力し、前記ケーブルの接続から所定時間を経過すると前記接続制御手段と前記定電圧出力手段への電源供給を遮断することを特徴としている。請求項4記載の発明によれば、ケーブルが抜かれたことを検出してバッテリからの電源供給を受けられるようにしたので自動的に受信手段のゲイン調整に備えることができる。また所定時間経過後にバッテリからの電源供給を遮断するので、バッテリの消費電力を遮断することができる。
請求項5記載の自動調整システムは、請求項2記載の自動調整システムにおいて、前記受信側装置の備える前記ケーブル挿抜検知手段と前記電圧検出手段とを、バッテリ駆動することを特徴としている。請求項5記載の発明によれば、ケーブル挿抜検知手段と定電圧出力手段とをバッテリ駆動としているため、装置の電源が投入されていなくてもケーブルの交換が行われると自動的にゲイン調整を行うことができる。
請求項6記載の自動調整システムは、請求項5記載の自動調整システムにおいて、前記ケーブル挿抜検知手段は、前記電圧検出手段の前記ケーブルへの接続を制御する接続制御手段を有し、前記接続制御手段は、前記ケーブルが抜かれることで前記バッテリからの電源供給を自ら受けて前記電圧検出手段への前記バッテリ電源の供給を開始させ、前記ケーブルの接続を検出すると前記電圧検出手段を前記ケーブルに接続し、前記ケーブルの接続から所定時間を経過すると前記接続制御手段と前記電圧検出手段への電源供給を遮断することを特徴としている。請求項6記載の発明によれば、ケーブルが抜かれたことを検出してバッテリからの電源供給を受けられるようにしたので自動的に受信手段のゲイン調整に備えることができる。また所定時間経過後にバッテリからの電源供給を遮断するので、バッテリの消費電力を遮断することができる。
請求項7記載の自動調整システムは、請求項1から6の何れか一項に記載の記載の自動調整システムにおいて、前記送信側装置と前記受信側装置とは、ケーブル内の複数の信号線をシリアルに接続し、ケーブル長を擬似的に延長するスイッチ手段を有することを特徴としている。請求項7記載の発明によれば、ケーブルのケーブル長が短く、信号の減衰量が明確にならない場合に、ケーブル内の信号線をシリアルに接続して線長を延ばすことで、信号の減衰量が測定可能となる。
請求項8記載の自動調整システムは、請求項1記載の自動調整システムにおいて、前記電圧検出手段は、前記定電圧出力手段から複数回出力される前記定電圧の信号の電圧を検出してこれらの平均値を求め、前記制御手段は、求められた前記平均値を基に前記受信手段のゲインを調整することを特徴としている。請求項8記載の発明によれば、ケーブルに複数回出力される定電圧の信号の信号電圧を検出してこれらの平均値を求め、求めた平均値から信号減衰量を算出して受信手段のゲインを調整するので、ケーブルにのる外部ノイズなどの影響を排除してゲイン調整を正確に行うことができる。
請求項9記載の自動調整システムは、請求項8記載の自動調整システムにおいて、前記電圧検出手段は、複数の電圧の平均値を求める際に、該複数の電圧の最大値と最小値とを除外して平均値を求めることを特徴としている。請求項9記載の発明によれば、測定により得られた複数の電圧の最大値と最小値とを除外して平均値を求めることで、ノイズの影響が大きいと判断される値を排除してより正確なゲイン調整を行うことができる。
請求項10記載の自動調整システムは、送信側装置と受信側装置とが複数の信号線に接続され、これらの装置間で信号の送受信を行うための自動調整を行う自動調整システムであって、前記送信側装置は、前記複数の信号線のそれぞれに同時に基準信号を出力する基準信号出力手段を有し、前記受信側装置は、前記複数の信号線のそれぞれに同時に出力された前記複数の基準信号を受信する受信手段と、前記複数の基準信号の前記受信手段への到達時間差を測定する測定手段と、前記測定手段で測定された到達時間差に基づいて、前記複数の信号線の信号伝送で生じる位相差を補正する補正手段とを有することを特徴としている。請求項10記載の発明は、複数の信号線のそれぞれに同時に基準信号を出力して、受信側装置で、受信手段への基準信号の到達時間差を測定する。測定した到達時間差に基づいて位相差を補正するので、位相差の補正を正確に行うことができる。また、各信号線に同時に基準信号を出力して、この基準信号の到達時間差を測定することで信号の位相差を判定しているので、水平同期信号や垂直同期信号などの他の同期信号を送信する必要がなくなる。
請求項11記載の自動調整システムは、請求項10記載の自動調整システムにおいて、前記補正手段は、前記複数の基準信号の前記到達時間差に基づいて、前記複数の信号線のそれぞれに設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴としている。請求項11記載の発明は、複数の基準信号の到達時間差に基づいて、遅延素子の遅延時間を調整することにより、複数の信号線に出力される信号の位相差を補正することができる。特に、R,G,B信号のような各信号間に厳密な相関があり、位相差が問題となる信号を送信する場合には、有効となる。
請求項12記載の自動調整システムは、請求項10または11記載の自動調整システムにおいて、前記測定手段は、線形に変化する電圧を発生する電圧発生手段と、前記受信手段で前記複数の基準信号をそれぞれ受信した時の前記電圧発生手段の出力する電圧により前記基準信号の到達時間差を測定する遅延時間測定手段とを有することを特徴としている。請求項12記載の発明は、受信手段で基準信号を受信した時の電圧発生手段の出力する電圧により基準信号の到達時間差を測定している。従って、簡単な構成で基準信号の到達時間差を測定することができる。
請求項13記載の自動調整システムは、請求項10記載の自動調整システムにおいて、前記測定手段は、相関用基準信号を所定タイミングで出力する相関用基準信号発生手段と、前記受信手段で受信した前記複数の基準信号と前記相関用基準信号との相関値をそれぞれ求める相関値演算手段とを有し、前記補正手段は、前記相関値演算手段から出力される各相関値から前記複数の基準信号の到達時間差を求め、該到達時間差に基づいて、前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴としている。請求項13記載の発明は、受信手段で受信した複数の基準信号と相関用基準信号との相関値によって、複数の基準信号の到達時間差を測定している。従って、簡単な構成で基準信号の到達時間差を測定することができる。
請求項14記載の自動調整システムは、請求項12記載の自動調整システムにおいて、前記送信側装置から所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記遅延時間測定手段によって前記複数の基準信号間の到達時間差の測定を複数回行い、該複数回測定された前記複数の基準信号間の到達時間差をそれぞれ平均化して前記補正手段に出力することを特徴としている。請求項14記載の発明は、複数の基準信号間の到達時間差の測定を複数回行い、複数回測定された複数の基準信号間の到達時間差をそれぞれ平均化して補正手段に出力している。従って、ノイズ等による影響を排除して位相差の補正を正確に行うことができる。
請求項15記載の自動調整システムは、請求項13記載の自動調整システムにおいて、前記送信側装置から所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記相関値演算手段によって前記相関値の測定を複数回行い、前記基準信号ごとに複数得られた相関値の平均値をそれぞれ求めて前記補正手段に出力することを特徴としている。請求項15記載の発明は、複数の基準信号と相関用基準信号の相関値をそれぞれ求める測定を複数回行い、基準信号ごとに複数得られた相関値の平均値をそれぞれ求めて補正手段に出力している。従って、ノイズ等による影響を排除して位相差の補正を正確に行うことができる。
請求項16記載の自動調整システムは、請求項12記載の自動調整システムにおいて、前記基準信号出力手段は、前記基準信号を所定の周期で複数回出力し、前記電圧発生手段は、時間と共に連続的又は階段状に増大又は減少するのこぎり波の周波数を前記所定の周期に合わせて出力することを特徴としている。請求項16記載の発明は、基準信号を出力する周期にのこぎり波の周期を合わせることで、複数回の測定を遅延を生じることなく行うことができる。
請求項17記載の自動調整システムは、請求項14または15記載の自動調整システムにおいて、前記測定の回数を設定する操作手段を有することを特徴としている。請求項17記載の発明によれば、測定の回数を設定する操作手段を設けたことにより、操作者による制御が可能となる。
請求項18記載の自動調整システムは、請求項11記載の自動調整システムにおいて、前記遅延素子は、バリキャップダイオードからなることを特徴としている。請求項18記載の発明は、遅延素子をバリキャップダイオードとすることで、簡単な回路で信号を遅延させることができる。さらに遅延時間の設定が容易で、設定された時間だけ確実に信号を遅延させることができる。
請求項19記載の自動調整システムは、請求項10から18のいずれか一項記載の自動調整システムにおいて、前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を設定する操作手段と、前記送信側装置から前記複数の信号線を介して送信され、前記受信手段で受信した信号を表示する表示手段とを有し、前記操作手段によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を前記表示手段に表示することを特徴としている。請求項19記載の発明は、操作手段によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を表示手段に表示させることにより、表示手段の表示を見ながら信号遅延時間の設定を行うことができ、最適なポイントを容易に確認することができる。
請求項20記載の自動調整装置は、ケーブルの挿抜を検出し、該ケーブルの接続を検出すると、信号電圧を測定する電圧検出手段を前記ケーブルに接続するケーブル挿抜検知手段と、前記電圧検出手段によって測定された信号電圧に基づいて信号減衰量を求め、送信側からの信号を受信する受信手段のゲインを調整する制御手段とを有することを特徴としている。請求項20記載の発明は、ケーブル挿抜検知手段によってケーブルの接続を検出すると、信号電圧を測定する電圧検出手段をケーブルに接続し、この電圧検出手段で測定した信号電圧に基づいて信号減衰量を求め、受信手段のゲインを調整する。従って、ケーブルがコネクタから抜かれて再度接続された時だけ受信手段のゲインを調整するので、ケーブルを交換した時やケーブルの交換によってケーブル長が変更になった時だけゲイン調整を行うことができる。
請求項21記載の自動調整装置は、請求項20記載の自動調整装置において、前記ケーブル挿抜検知手段と前記電圧検出手段とをバッテリ駆動することを特徴としている。請求項21記載の発明によれば、ケーブル挿抜検知手段と電圧出力手段とをバッテリ駆動としているため、装置の電源が投入されていなくてもケーブルの交換が行われると自動的にゲイン調整を行うことができる。
請求項22記載の自動調整装置は、請求項21記載の自動調整装置において、前記ケーブル挿抜検知手段は、前記電圧検出手段の前記ケーブルへの接続を制御する接続制御手段を有し、前記接続制御手段は、前記ケーブルが抜かれることで前記バッテリからの電源供給を自ら受けて前記電圧検出手段への前記バッテリ電源の供給を開始させ、前記ケーブルの接続を検出すると前記電圧検出手段を前記ケーブルに接続し、前記ケーブルの接続から所定時間を経過すると前記接続制御手段と前記電圧検出手段への電源供給を遮断することを特徴としている。請求項22記載の発明によれば、ケーブルが抜かれたことを検出してバッテリからの電源供給を受けられるようにしたので自動的に受信手段のゲイン調整に備えることができる。また所定時間経過後にバッテリからの電源供給を遮断するので、バッテリの消費電力を遮断することができる。
請求項23記載の自動調整装置は、請求項20記載の自動調整装置において、前記電圧検出手段は、送信側から複数回送信される定電圧の信号の電圧を検出してこれらの平均値を求め、前記制御手段は、求められた前記平均値を基に前記受信手段のゲインを調整することを特徴としている。請求項23記載の発明によれば、ケーブルに複数回出力される定電圧の信号の信号電圧を検出してこれらの平均値を求め、求めた平均値から信号減衰量を算出して受信手段のゲインを調整するので、ケーブルにのる外部ノイズなどの影響を排除してゲイン調整を正確に行うことができる。
請求項24記載の自動調整装置は、請求項23記載の自動調整装置において、前記電圧検出手段は、前記平均値を求める際に、検出した電圧の最大値と最小値を除外して平均値を求めることを特徴としている。請求項24記載の発明によれば、測定により得られた複数の電圧の最大値と最小値とを除外して平均値を求めることで、ノイズの影響が大きいと判断される値を排除してより正確なゲイン調整を行うことができる。
請求項25記載の自動調整装置は、複数の信号線に出力された信号を正しく取り出すための調整を行う自動調整装置であって、前記複数の信号線のそれぞれに同時に出力された複数の基準信号を受信する受信手段と、前記複数の基準信号の前記受信手段への到達時間差を測定する測定手段と、前記測定手段で測定された到達時間差に基づいて、前記複数の信号線の信号伝送で生じる位相差を補正する補正手段とを有することを特徴としている。請求項25記載の発明は、複数の信号線のそれぞれに同時に出力された複数の基準信号を受信して基準信号の到達時間差を測定する。測定した到達時間差に基づいて位相差を補正するので、位相差の補正を正確に行うことができる。また、各信号線に同時に出力される基準信号を基に複数の信号に生じる位相差を判定しているので、水平同期信号や垂直同期信号などの他の同期信号を送信する必要がなくなる。
請求項26記載の自動調整装置は、請求項25記載の自動調整装置において、前記補正手段は、前記複数の基準信号の前記到達時間差に基づいて、前記複数の信号線のそれぞれに設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴としている。請求項26記載の発明は、複数の基準信号の到達時間差に基づいて、遅延素子の遅延時間を調整することにより、複数の信号線に出力される信号の位相差を補正することができる。特に、R,G,B信号のような各信号間に厳密な相関があり、位相差が問題となる信号を送信する場合には、有効となる。
請求項27記載の自動調整装置は、請求項25または26記載の自動調整装置において、前記測定手段は、線形に変化する電圧を発生する電圧発生手段と、前記受信手段で前記複数の基準信号をそれぞれ受信した時の前記電圧発生手段の出力する電圧により前記基準信号の到達時間差を測定する遅延時間測定手段とを有することを特徴としている。請求項27記載の発明は、受信手段で基準信号を受信した時の電圧発生手段の出力する電圧により基準信号の到達時間差を測定している。従って、簡単な構成で基準信号の到達時間差を測定することができる。
請求項28記載の自動調整装置は、請求項25記載の自動調整装置において、前記測定手段は、相関用基準信号を所定タイミングで出力する相関用基準信号発生手段と、前記受信手段で受信した前記複数の基準信号と前記相関用基準信号との相関値をそれぞれ求める相関値演算手段とを有し、前記補正手段は、前記相関値演算手段から出力される各相関値から前記複数の基準信号の到達時間差を求め、該到達時間差に基づいて前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴としている。請求項28記載の発明は、受信手段で受信した複数の基準信号と相関用基準信号との相関値によって、複数の基準信号の到達時間差を測定している。従って、簡単な構成で基準信号の到達時間差を測定することができる。
請求項29記載の自動調整装置は、請求項27記載の自動調整装置において、前記複数の信号線に所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記遅延時間測定手段によって前記複数の基準信号間の到達時間差の測定を複数回行い、該複数回測定された前記複数の基準信号間の到達時間差をそれぞれ平均化して前記補正手段に出力することを特徴としている。請求項29記載の発明は、複数の基準信号間の到達時間差の測定を複数回行い、複数回測定された複数の基準信号間の到達時間差をそれぞれ平均化して補正手段に出力している。従って、ノイズ等による影響を排除して位相差の補正を正確に行うことができる。
請求項30記載の自動調整装置は、請求項28記載の自動調整装置において、前記複数の信号線に所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記相関値演算手段によって前記相関値の測定を複数回行い、前記基準信号ごとに複数得られた相関値の平均値をそれぞれ求めて前記補正手段に出力することを特徴としている。請求項30記載の発明は、複数の基準信号と相関用基準信号の相関値をそれぞれ求める測定を複数回行い、基準信号ごとに複数得られた相関値の平均値をそれぞれ求めて補正手段に出力している。従って、ノイズ等による影響を排除して位相差の補正を正確に行うことができる。
請求項31記載の自動調整装置は、請求項29または30記載の自動調整装置において、前記電圧発生手段は、時間と共に連続的又は階段状に増大又は減少するのこぎり波の周波数を前記所定間隔に合わせて出力することを特徴としている。請求項31記載の発明は、基準信号を出力する周期にのこぎり波の周期を合わせることで、複数回の測定を遅延を生じることなく行うことができる。
請求項32記載の自動調整装置は、請求項29または30記載の自動調整装置において、前記測定の回数を設定する操作手段を有することを特徴としている。請求項17記載の発明によれば、測定の回数を設定する操作手段を設けたことにより、操作者による制御が可能となる。
請求項33記載の自動調整装置は、請求項26記載の自動調整装置において、前記遅延素子は、バリキャップダイオードからなることを特徴としている。請求項33記載の発明は、遅延素子をバリキャップダイオードとすることで、簡単な回路で信号を遅延させることができる。さらに遅延時間の設定が容易で、設定された時間だけ確実に信号を遅延させることができる。
請求項34記載の自動調整装置は、請求項25から33のいずれか一項記載の自動調整装置において、前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を設定する操作手段と、前記送信側装置から前記複数の信号線を介して送信され、前記受信手段で受信した信号を表示する表示手段とを有し、前記操作手段によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を前記表示手段に表示することを特徴としている。請求項34記載の発明は、操作手段によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を表示手段に表示させることにより、表示手段の表示を見ながら信号遅延時間の設定を行うことができ、最適なポイントを容易に確認することができる。
請求項35記載の自動調整方法は、定電圧の信号をケーブルを介して受信側に送信するステップと、前記ケーブルを介して伝送される前記定電圧の信号を受信手段で受信し、該信号の電圧を検出するステップと、検出した電圧に基づいて信号減衰量を求め、前記送信された信号を受信する前記受信手段のゲインを調整するステップとを有することを特徴としている。請求項20記載の発明によれば、ケーブルの接続を検出すると、定電圧の信号を受信側に送信して、受信手段で受信した定電圧の信号の減衰量を求め、受信手段のゲインを調整する。従って、ケーブルがコネクタから抜かれて再度接続された時だけ受信手段のゲインを調整するので、ケーブルを交換した時、すなわちケーブル長が変更になった時だけゲイン調整を行うことができる。
請求項36記載の自動調整方法は、送信側装置と受信側装置とが複数の信号線に接続され、これらの装置間で信号の送受信を行うための自動調整を行う自動調整方法であって、前記送信側装置において、前記複数の信号線のそれぞれに同時に基準信号を出力するステップと、前記受信側装置において、前記複数の信号線のそれぞれに同時に出力された前記複数の基準信号を受信手段で受信するステップと、前記複数の基準信号の前記受信手段への到達時間差を測定するステップと、測定された到達時間差に基づいて位相差を補正するステップとを有することを特徴としている。請求項21記載の発明は、複数の信号線のそれぞれに同時に基準信号を出力して、受信側装置で、受信手段への基準信号の到達時間差を測定する。測定した到達時間差に基づいて位相差を補正するので、位相差の補正を正確に行うことができる。また、各信号線に同時に基準信号を出力して、この基準信号の到達時間差を測定することで信号の位相差を判定しているので、水平同期信号や垂直同期信号などの他の同期信号を送信する必要がなくなる。
本発明は、送信側装置からケーブルを介して送信された信号に対して正確な補正を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まず図1を参照しながら第1実施例の構成を説明する。図1に示すように本実施例は、送信側装置10と受信側装置20とがケーブル30によって接続されている。ケーブル30内には図示していないが複数の信号線が含まれている。送信側装置10内には、送信回路11と、スイッチ12と、定電圧出力回路13と、MPU(Micro Processing Unit)14と、ケーブル挿抜検知回路15と、バッテリ16とが設けられている。また受信側装置20内には、図1に示すように受信回路21と、スイッチ22と、電圧検出回路23と、MPU24と、ケーブル挿抜検知回路25と、バッテリ26とが設けられている。
送信側装置10の各機能部について説明する。送信回路11は、装置本来の伝送信号(例えば、アナログ映像信号)を送信する。
定電圧出力回路13は、ケーブル挿抜検知回路15の制御によって起動し、ケーブル長を検出するために一定レベルの電圧を出力する。
MPU14は、図示しない上位装置、例えばパーソナルコンピュータから出力されたデータを送信回路11に出力する。
ケーブル挿抜検知回路15は、ケーブル30が図示しないケーブルコネクタから外されたことを検知して、定電圧出力回路13をアクティブにする。その後、再度ケーブル30がケーブルコネクタに挿入されたことを検知して、スイッチ12を定電圧出力回路13側に切り替え、一定時間だけ定電圧をケーブル30に出力する。またケーブル挿抜検知回路15は、スイッチ12を制御し、ケーブル30への接続を送信回路11と定電圧出力回路13とで切り替える。
次に、受信側装置2の各機能部について説明する。受信回路21は、送信回路11から送信される、装置本来の伝送信号(例えば、アナログ映像信号)を受信する。
電圧検出回路23は、ケーブル挿抜検知回路25の制御によって起動し、定電圧出力回路13によってケーブル30に出力された一定の電圧の受信側での電圧レベルを測定する。電圧検出回路23で出力された電圧レベルは、MPU24に出力される。
MPU24は、電圧検出回路23から出力される電圧レベルにより、ケーブル30での電圧の減衰量を求め、求めた減衰量から受信回路21のゲイン調整を行う。
ケーブル挿抜検知回路25もケーブル挿抜検知回路15と同様にケーブル30が図示しないケーブルコネクタから外されたことを検知して、電圧検出回路23をアクティブにする。その後、再度ケーブル30がケーブルコネクタに挿入されたことを検知して、スイッチ22を電圧検出回路23側に切り替える。またケーブル挿抜検知回路25は、スイッチ22を制御し、ケーブル30への接続を受信回路21と電圧検出回路23とで切り替える。
次に、図2を参照しながらケーブル挿抜検知回路15、25の構成について説明する。なお、図2にはケーブル挿抜検知回路15の構成を示し、以下ではケーブル挿抜検知回路15について説明するが、ケーブル挿抜検知回路25はケーブル挿抜検知回路15とは同様な構成であるため、説明を省略する。
図2に示すようにケーブル挿抜検知回路15は、バッテリ16に接続した配線160に、ケーブルスイッチ151を介してリレーR1(152)と、ケーブルスイッチ153を介してコントロール回路(接続制御手段)154とが接続されている。コントロール回路(接続制御手段)154は、スイッチ155によっても配線160との接続と切断を切り替えることができる。また配線160上には、抵抗R(156)とリレー接点r1(157)とが設けられ、リレー接点r1(157)のもう一方の端部は接地している。
ケーブル30が図示しないケーブルコネクタに接続されているか否かは、ケーブルスイッチ151、153で検出する。ケーブルスイッチ151及び153はメカ的なスイッチであってもよいし、フォトセンサのようなものであってもよい。ケーブルスイッチ151、153は、ケーブル30がケーブルコネクタに挿入されるとオープン(OFF)の状態となり、ケーブル30がケーブルコネクタから抜かれるとクローズ(ON)の状態になる。またスイッチ155は、コントロール回路(接続制御手段)154の制御によって開閉する。
コントロール回路(接続制御手段)154は、ケーブル30がケーブルコネクタから抜かれ、ケーブルスイッチ153がクローズ(ON)の状態となると、バッテリ16から電源の供給を受けて起動する。コントロール回路(接続制御手段)154は、起動するとスイッチ155をクローズ(ON)の状態に切り替え、ケーブルスイッチ153の状態によらずバッテリ16から電源VCCSの供給を受けられるようにする。またコントロール回路(接続制御手段)154は、定電圧出力回路13にもバッテリ16からの電源VCCSが供給されるようにする。またコントロール回路(接続制御手段)154は、後述するケーブル検知信号がハイレベルとなりケーブルコネクタにケーブル30が挿入されたことを検出すると、所定時間後に(ケーブル長を測定し、ゲイン調整を行う時間)自らスイッチ155をオープンの状態にして、バッテリ16からの電源VCCSの供給を絶ち、OFF状態になる。
リレーR1は、ケーブル30がケーブルコネクタに挿入されケーブルスイッチ151がオープン(OFF)の状態になると、バッテリ16からの電源の供給が遮断される。これによりリレーR1のリレー接点r1(157)がオープンの状態となる。リレー接点r1(157)がオープンの状態となることで、コントロール回路(接続制御手段)154と定電圧検出回路13とを接続する配線161がハイレベルとなり、ケーブル検知信号がハイレベルとなる。
リレーR2は、トランジスタTr(158)を介してバッテリ16から電源VCCSの供給を受ける。またトランジスタTr(158)のゲートは、コントロール回路(接続制御手段)154に接続されている。コントロール回路(接続制御手段)154は、配線161がハイレベルとなり、ケーブル検知信号がハイレベルになると、トランジスタTr(158)をオンの状態にする。リレーR2(159)のリレー接点は、スイッチ12となっており、トランジスタTr(158)がオンになり電源VCCSがリレーR2に供給されると、スイッチ12の接続を送信回路11から定電圧出力回路13に切り替える。
次に、図3に示すフローチャートを参照しながらケーブル挿抜検知回路15の動作手順を説明する。ケーブル30がケーブルコネクタから抜かれると、ケーブルスイッチ153がクローズ(ON)の状態となるため(ステップS1/YES)、バッテリ16からコントロール回路(接続制御手段)154に電源VCCSが供給される(ステップS2)。コントロール回路(接続制御手段)154は、バッテリ16から電源VCCSの供給を受けてアクティブな状態に遷移する。また、コントロール回路(接続制御手段)154は、電源VCCSを供給されたことで自らスイッチ155をクローズ(ON)の状態にして(ステップS3)、ケーブルスイッチ153の状態によらずバッテリ16から電源VCCSの供給を受けられるようにする。またコントロール回路(接続制御手段)154は、定電圧出力回路13にもバッテリ16からの電源VCCSが供給されるようにする。またケーブルスイッチ151もクローズ(ON)の状態となり、リレーR1へ電源が供給される。リレーR1へ電源が供給されると(ステップS4)、リレーR1のリレー接点r1がクローズの状態となり(ステップS5)、ケーブル検知信号がローレベルになる。
次に、ケーブルコネクタにケーブル30が挿入されると、ケーブルスイッチ151、153がクローズ(ON)の状態からオープン(OFF)の状態に変化する(ステップS6/YES)。ケーブルスイッチ151がクローズ(ON)の状態からオープン(OFF)の状態になることで、リレーR1(152)への電流が遮断される(ステップS7)。リレーR1(152)への電流が遮断されると、リレーR1(152)のリレー接点r1がオープン(OFF)の状態となる(ステップS8)。リレー接点r1がオープン(OFF)の状態となることで、ケーブル検知信号がローレベルからハイレベルに遷移する。ケーブル検知信号のレベル変化により、定電圧出力回路13は定電圧をケーブル30に出力する。
また、コントロール回路(接続制御手段)154は、ケーブル検知信号のレベル変化によりトランジスタTr(158)のゲートに電圧を印加しトランジスタTr(158)をONする(ステップS10)。トランジスタTr(158)がONとなり、リレーR2が駆動されると(ステップS11)、リレーR2のリレー接点となるスイッチ12の接続先が送信回路11から定電圧出力回路13に切り替わり(ステップS12)、一定の電圧がケーブル30に出力される。
コントロール回路(接続制御手段)154はケーブル検知信号のレベル変化から一定時間(ゲイン調整を行う時間)を計時する。一定時間が経過していない場合には(ステップS13/NO)、ゲイン調整処理中(ステップS14)として、定電圧出力回路13からの定電圧の出力を継続する。またケーブル検知信号のレベル変化から一定時間を経過すると(ステップS13/YES)、コントロール回路(接続制御手段)154は、スイッチ155をオープンの状態にして(ステップS15)、バッテリ16からの電源VCCSの供給を遮断する(ステップS16)。
このように本実施例は、ケーブルコネクタへのケーブルの挿抜を検出して、差し込まれたケーブルのケーブル長にあったゲインとなるように調整している。従って電源投入時に必ずゲイン調整が行われるという不必要な処理をなくし、信号送信までの時間を短縮させることができる。
また、送信側装置10と受信側装置20との内部に、それぞれバッテリ16、26を搭載したことで、例えシステム電源が投入されていなくてもケーブル交換が行われれば自動的にゲイン調整を行うことが可能となる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。本実施例は、ケーブル30の長さが短すぎて、信号の減衰量を測定することができない場合に、ケーブル30内に含まれる複数の信号線をシリアルに接続して、線長を伸ばすことで信号の減衰量を測定する。図4を参照しながら本実施例について説明する。なお、図4にはR(Red),G(Green),B(Blue)の各色信号を送信する3つの信号線が示されている。上述した第1実施例で説明した定電圧出力回路13と電圧検出回路23とは、通常図4に示すRの色信号を送信する信号線に接続されている。ケーブル30の長さが短すぎて信号の減衰量を測定できない時には、図4に示すスイッチ(スイッチ手段)22を切り替えて電圧検出回路23をRの色信号用の信号線からBの色信号用の信号線に接続する。次に、スイッチ(スイッチ手段)1とスイッチ(スイッチ手段)2をクローズ(ON)に切り替えて、R,G,Bの各色信号線をシリアルに接続する。1本の信号線では短すぎて信号の減衰量を測定できなくても、3本の信号線をシリアルに接続することで線長を確保して信号の減衰量を測定することができる。求められた減衰量を1/3とすることで各信号線の減衰量を求めることができる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。本実施例は、ケーブル長の測定を複数回行い、測定結果の平均値から減衰量を求める。複数回測定して平均値を求めることで、ケーブル30にのる外部ノイズなどの影響を排除することができる。
本実施例の電圧検出回路23の構成を図5に示す。図5に示すように電圧検出回路23は、定電圧出力回路13によってケーブル30に出力された一定の電圧の受信側での電圧レベルを測定する。測定は、予め設定されたN回行われる。平均化回路32は、N個の測定データが得られると、このN個の測定データのうち値が最大のものと最小のものを除外して、平均値を求める。電圧レベルが最大のものと最小のものとは外部ノイズの影響が高いので、排除することでノイズの影響をさらに少なくすることができる。減衰量出力回路33は、平均化回路32で求められた電圧レベルの平均値からケーブル30での信号減衰量を求める。
次に、電圧検出回路23の平均値算出の手順を図6のフローチャートを参照しながら説明する。まず、サンプリング回路31によって測定されたN個の測定データの中から、値が最大のもの(ステップS20)と最小のもの(ステップS21)とを求める。次に、測定データの数をカウントするカウンタnを1に、測定データを加算する加算器dallの値を0に設定する(ステップS22)。
n番目のデータdnが、予め検出している最大値(dmax)に等しいか否かを判定する(ステップS23)。等しい場合には(ステップS23/YES)、このdnの値を排除する。また等しくない場合には(ステップS23/NO)、dnが予め検出している最小値(dmin)に等しいか否かを判定する(ステップS24)。等しい場合には(ステップS24/YES)、このdnの値を排除する。また等しくない場合には(ステップS24/NO)、すでに加算されている値dallにdnの値を加算する(ステップS26)。加算器による加算処理が終了するとnの値を1インクリメントし、次の値(dn+1)に対する処理に移行する。
以上の処理をnの値が、測定データの個数Nに等しくなるまで繰り返し、nがNに等しくなると(ステップS27/YES)、加算器の値dallを(N−2)で除算して平均値daveを求める(ステップS28)。
次に、本発明の第4実施例について説明する。本実施例は、図7に示すように送信側装置50と受信側装置60とが3本の信号線を含むケーブルによって接続され、これらの信号線により信号の送受信を行う。3本の信号線は、送信側装置50から受信側装置60に送信されるR,G,Bの各色信号に対応してそれぞれ設けられ、Rの色信号、Gの色信号、Bの色信号をそれぞれ送信する。
送信側装置50には、図7に示すようにR,G,Bの色信号を送信するRGB信号送信部51と、R,G,Bごとに設けた信号線の線路長の違いによって生じる位相差を測定するための送信側測定制御部52と、上述した第1実施例と同一のケーブル挿抜検知回路15とを有している。
また受信側装置60には、図7に示すように送信側装置50から送信されたR,G,Bの色信号を受信するRGB信号受信部61と、送信側装置50から送信された基準信号を基にR,G,B信号の位相差を測定し、測定した位相差を補正する受信側測定制御部62と、R,G,Bの各信号線に設けられ、受信側測定制御部62で指示された時間だけ該当する色信号を遅延させる遅延部63と、上述した第1実施例と同一のケーブル挿抜検知回路25とを有している。
遅延部63のより詳細な構成について図8を参照しながら説明する。図R,G,Bの各信号線に設けられた遅延部63は、図8に示すように信号線にバリキャップダイオード71とコンデンサ72とを直列に接続した構成を備えている。バリキャップダイオード71は、電圧を逆方向に印加するとコンデンサ(容量)として機能させることができる。また、バリキャップダイオード71とコンデンサ72との接続点である接点73に印加する電圧を調整することで、図9に示すようにバリキャップダイオード71の容量を制御することができる。
次に、図10を参照しながら送信側測定制御部52について説明する。図10に示すように送信側測定制御部52は、指示信号受信部53と、基準信号発生部54とを備えている。指示信号受信部53は、3本の信号線のうちのいずれか1つに接続し、基準信号発生部54は3本すべての信号線に接続している。
指示信号受信部53は、受信側装置60の後述する指示信号送信部53から入力される指示信号を受信する。指示信号は、R,G,B信号の位相差を測定するための基準信号の送信を送信側装置50に指示する信号である。この指示信号を指示信号受信部53で受信した送信側測定制御部52は、基準信号発生部54から信号線に基準信号を出力する。基準信号はR,G,Bの各信号線に、同時にR,G,Bの色信号をそれぞれ出力したものである。この基準信号は、所定の間隔をおいて複数回出力される。
次に、図11を参照しながら受信側測定制御部62の構成について説明する。図11に示すように受信側測定制御部62は、指示信号送信部64と、パルス受信部66を有する電圧測定部(遅延時間測定手段)65と、演算部(補正手段)67と、電圧発生部68と、電圧印加部69とを有している。
指示信号送信部64は、信号線の交換等が信号線の挿抜が行われた際に、信号線に生じる位相差を再測定するため、送信側装置50に基準信号の送信を要求する。なお、当然のことながら、指示信号送信部64と指示信号受信部53とは同一の信号線に接続されている。
電圧発生部68は、基準信号出力要求からt0時間を経過すると、図12に示すように線形(Linear)に変化する電圧を発生して電圧測定部(遅延時間測定手段)65に出力する。電圧測定部(遅延時間測定手段)65は、パルス受信部66でR,G,Bの各基準信号を受信した時の電圧発生部68の電圧を測定する。なお、以下では最初にパルス受信部66で受信した色信号の電圧をVa、二番目に受信した色信号の電圧をVb、三番目に受信した色信号の電圧をVcと呼ぶ。図12には、電圧発生部68の出力する電圧と、1番目、2番目、3番目の信号を受信した時の電圧とが示されている。そして一番最初に到達した信号と他の信号との電圧の差を求め、求めた電圧の差V1,V2を演算部(補正手段)67に出力する。電圧発生部68から出力される電圧は、値が線形に変化するので電圧の差V1,V2を求めることで受信側装置60への到達時間の差を求めることができる。電圧測定部(遅延時間測定手段)65は、求めた電圧の差V1,V2をA/D変換し、演算部(補正手段)67に出力する。
演算部(補正手段)67は、電圧測定部(遅延時間測定手段)65で求められた電圧の差V1,V2から遅延時間の差に換算し、各信号線に設けた遅延部63のバリキャップダイオードに印加する電圧(印加電圧)をそれぞれ決定する。
電圧印加部69は、演算部(補正手段)67により指示された印加電圧を、該当する信号線に配置された遅延部63のバリキャップダイオードに印加する。電圧印加部69からバリキャップダイオードに値を調整した電圧を印加することで、RGB信号受信部61で信号間の位相差のないR,G,B信号を受信することができる。
次に、図13に示すフローチャートを参照しながら位相差補正の手順を説明する。図示しないケーブルコネクタからケーブルが抜かれ、新たなケーブルが挿入されたか否かを検出する(ステップS1)。ケーブルのケーブルコネクタへの挿入を検出すると(ステップS1/YES)、受信側測定制御部62の指示信号送信部64より基準信号の送信を指示する信号を出力する(ステップS2)。受信側装置60から基準信号の送信指示を受けた送信側装置50は、基準信号発生部54からR,G,Bの各基準信号を同時に出力する(ステップS3)。電圧発生部68は、指示信号送信部64から指示信号が送信されると、この信号の出力からt0秒後に電圧測定部(遅延時間測定手段)65への電圧の出力を開始する。
電圧測定部(遅延時間測定手段)65は、送信側装置50から送信されるR,G,Bの各基準信号をパルス受信部66で受信し、受信時の電圧を測定する。一番早く受信した基準信号(ステップS5/YES)の電圧値をVa(ステップS6)、二番目に受信した基準信号(ステップS7)の電圧値をVbとする(ステップS8)。電圧VaとVbとを測定するとこれらの電圧の差Vb−Vaを求め、この値をV1とする。
次に、三番目に受信した基準信号(ステップS10/YES)の電圧の値Vcが測定されると(ステップS11)、VaとVcの電圧差Vc−Vaを求め、この値をV2とする(ステップS12)。電圧差V1とV2とが求められると、求めた電圧差V1、V2からバリキャップダイオードに印加する印加電圧を決定する(ステップS13)。演算部(補正手段)67は、電圧差から信号遅延時間を求め、バリキャップダイオードへの印加電圧を決定する。決定した印加電圧は演算部(補正手段)67から電圧印加部69に出力される。電圧印加部69は、演算部(補正手段)67から指示された電圧を該当する遅延部63のバリキャップダイオードに印加する。
なお、この第4実施例ではケーブルの挿抜を検出してからRGB信号に生じる位相差を求めているが、位相差の測定は、ケーブルの挿抜を検出した時だけに限定されるものではなく、例えば、電源投入時や所定期間ごとに行ってもよい。
本実施例は、上述した第4実施例におけるR,G,B信号の位相差の測定を複数回行って測定データを複数取得し、得られた複数の測定データの平均値を求めて変換値の精度を高める。
送信側装置50の基準信号発生部54は、図14に示すように一定の繰り返し周期TでR,G,Bの基準信号を出力する。また受信側装置60の電圧発生部68も図14に示すように時間と共に連続的又は階段状に増大又は減少するのこぎり波を繰り返し周期Tで出力する。基準信号を出力する周期とのこぎり波の周期とを合わせることで、複数回の測定を遅延を生じることなく行うことができる。
電圧測定部(遅延時間測定手段)65は、繰り返し周期Tごとに、一番目に受信した基準信号の到達時間に該当する電圧値Vaと、二番目に受信した基準信号の到達時間に該当する電圧値Vbと、三番目に受信した基準信号の到達時間に該当する電圧値Vcとを出力する。Va,Vb,Vcが所定個得られると、電圧測定部(遅延時間測定手段)65は図15に示すように得られたVa,Vb,Vcの平均値をそれぞれ求め、求めた平均値から電圧の差V1、V2を算出する。この後の処理については上述した第4実施例と同様であるため説明を省略する。
次に、本発明の第6実施例について説明する。本実施例は、送信側装置50の基準信号発生部54から出力される基準信号と、受信側装置60で発生した相関用基準パルスとの相関を演算し、演算した相関値からR,G,B信号の位相差を求める。
本実施例の構成を説明する。本実施例の送信側装置50の構成は、上述した第4実施例と同様の構成を取る。但し、基準信号発生部54から出力する信号は、図16に示すように一定の出力が所定時間連続する信号となる。
次に受信側装置60の構成について図17を参照しながら説明する。本実施例の受信側測定制御部62には、相関用基準パルスを発生する相関用基準パルス発生部(相関用基準信号発生手段)75と、相関値判定部(相関値演算手段)76とが設けられている。
相関用基準パルス発生部75の出力する信号も一定の出力が所定時間連続する信号であり、指示信号送信部64の指示信号の出力から所定時間後に相関用基準パルスを発生する。
相関値判定部(相関値演算手段)76は、パルス受信部66で受信したR,G,Bの基準信号と、相関用基準パルス発生部(相関用基準信号発生手段)75からの相関用基準パルスとの相関値を積分計算によって求める。演算部(補正手段)67は、相関値判定部(相関値演算手段)76によって求められた相関値によりR,G,B信号の位相差を求める。相関値は、図18に示すように遅延時間に比例して値が小さくなるので、演算部(補正手段)67は、相関値によってR,G,B信号の位相差、すなわち信号遅延時間を求める。なお、他の機能部の動作については上述した第4実施例と同様であるため説明を省略する。
なお、上述した第4実施例から第6実施例の変形例として、図19に示すようにケーブル挿抜検知回路15、25を設けずに、例えば電源投入時や所定期間ごとに位相差の測定と補正とを行ってもよい。
また、上述した第4実施例から第6実施例において、図20に示すように操作部81と表示部82とを設けて、操作部81によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を表示部82に表示させてもよい。この場合、表示部82の表示を見ながら信号遅延時間の設定を行うことができ、最適なポイントを容易に確認することができる。
次に、本発明の第7実施例について説明する。本実施例は、自動調整装置の実施例であり、上述した第1実施例から第3実施例の受信側装置20だけから構成している。受信側装置20の構成および動作については、上述した第1実施例〜第3実施例においてすでに説明済みであるので説明を省略する。
このように受信側装置20単独の構成であっても、ケーブル挿抜検知回路25によってケーブル30の接続を検出すると、信号電圧を測定する電圧検出回路23をケーブル30に接続し、この電圧検出回路23で信号電圧を測定する。そして、測定した信号電圧に基づいて信号減衰量を求め、受信回路のゲインを調整する。従って、ケーブル30がコネクタから抜かれて再度接続された時だけ受信回路21のゲインを調整するので、ケーブル30を交換した時やケーブル30の交換によってケーブル長が変更になった時だけゲイン調整を行うことが可能となる。
次に、本発明の第8実施例について説明する。本実施例も自動調整装置に関する実施例であり、上述した第4実施例から第6実施例の受信側装置60だけから構成している。受信側装置60の構成および動作については、上述した第4実施例〜第6実施例においてすでに説明済みであるので説明を省略する。
本実施例の受信側装置20も複数の信号線のそれぞれに同時に出力された複数の基準信号を受信して基準信号の到達時間差を測定する。測定した到達時間差に基づいて位相差を補正するので、位相差の補正を正確に行うことができる。また、各信号線に同時に出力される基準信号を基に複数の信号に生じる位相差を判定しているので、水平同期信号や垂直同期信号などの他の同期信号を送信する必要がない。
なお、本実施例の変形実施例として、図23に示すようにケーブル挿抜検知回路25を設けずに、例えば電源投入時や所定期間ごとに位相差の測定と補正とを行ってもよい。また、図24に示すように操作部81と表示部82とを設けて、操作部81によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を表示部82に表示させてもよい。
次に、上述した第1実施例〜第8実施例に記載の送信側装置10、50と受信側装置20、60とを遠隔操作ユニット110に搭載して、複数台のコンピュータ装置100、101、・・・とモニタ91、キーボード92、マウス93などのコンソールとを遠隔操作ユニット110で接続した構成を説明する。遠隔操作ユニット110の内部には、コンピュータ側装置120、124、・・・、とコンソール側装置130とが設けられている。
各コンピュータ側装置120、124、・・・、の内には、モニタ、キーボード、マウスごとの機能部が設けられており、コンソール側装置130もモニタ、キーボード、マウスごとの機能部が設けられている。コンピュータ側装置120、124、・・・、の内部には、モニタ送信部121、125とキーボード受信部122、126とマウス受信部123、127とが設けられている。同様にコンソール側装置130の内部には、モニタ受信部131と、キーボード送信部132と、マウス送信部133とが設けられている。
モニタ用の機能部は、コンピュータ装置本体100、101からモニタ91に画像などのデータが送信されるため、コンピュータ側装置121にはモニタ送信部121が設けられ、コンソール側装置130にはモニタ受信部131が設けられている。モニタ送信部121が上述した第1実施例から第8実施例の送信側装置10、50に相当し、モニタ受信部131が第1実施例から第8実施例の受信側装置20、60に相当する。
キーボード側の機能部は、キーボード92からの入力がコンピュータ装置本体100、101に入力されるため、コンピュータ側装置120、124にはキーボード受信部122、126が設けられ、コンソール側装置130にはキーボード送信部132が設けられている。マウス機能部も同様にコンピュータ側装置120、124にはマウス受信部123、127が設けられ、コンソール側装置130にはマウス送信部133が設けられている。
コンピュータ装置100とコンソール(モニタ91、キーボード92、マウス93)とを接続する場合には、遠隔操作ユニット内のスイッチを切り替えて、コンピュータ側装置120とコンソール側装置130とを接続するようにする。これによりコンピュータ装置100のモニタ端子からの信号が、モニタ送信部121、モニタ受信部131を介してモニタ91に送信される。同様にキーボード92からの信号が、キーボード送信部132、キーボード受信部122を介してコンピュータ装置100のキーボード端子に入力される。
なお、上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば、第1実施例〜第3実施例までに示したゲイン調整を行う自動調整システムのいずれかと、第4実施例〜第6実施例までに示した位相差の補正を行う自動調整システムのいずれかとを両方備えていてもよい。この場合、ケーブル30の挿抜を検出すると、挿入されたケーブル30の長さを測定してゲイン調整を行うと共に、ケーブル内に複数含まれる信号線の位相差も調整することが可能となる。
第1実施例の構成を示すブロック図である。 ケーブル挿抜検知回路の構成を示す図である。 ゲイン調整の手順を示すフローチャートである。 第2実施例の構成を示すブロック図である。 第3実施例の電圧検出回路の構成を示すブロック図である。 第3実施例の動作手順を示すフローチャートである。 第4実施例の構成を示すブロック図である。 遅延部63の構成を示す図である。 バリキャップダイオードの特性を示す図である。 送信側測定制御部の構成を示すブロック図である。 受信側測定制御部の構成を示すブロック図である。 第4実施例の基準信号の遅延時間の測定方法を説明するための図である。 第4実施例の動作手順を示すフローチャートである。 第5実施例の基準信号の遅延時間の測定方法を説明するための図である。 第5実施例の基準信号の遅延時間の測定方法を説明するための図である。 第6実施例において基準信号発生部から出力される基準信号の波形を示す図である。 第6実施例の受信側測定制御部の構成を示す図である。 相関判定部の相関値の判定方法を説明するための図である。 第4〜第6実施例の変形例の構成を示す図である。 第4〜第6実施例の変形例の構成を示す図である。 第7実施例の構成を示すブロック図である。 第8実施例の構成を示すブロック図である。 第8実施例の変形例の構成を示す図である。 第8実施例の変形例の構成を示す図である。 遠隔操作ユニットの構成と、この遠隔操作ユニットによってコンピュータ装置と周辺機器とを接続した構成を示す図である。 特許文献1に記載された従来の構成を示す図である。
符号の説明
1、2 スイッチ 10 送信側装置
11 送信回路 12 スイッチ
13 定電圧出力回路 14 MPU
15 ケーブル挿抜検知回路 16 バッテリ
20 受信側装置 21 受信回路
22 スイッチ 23 電圧検出回路
24 MPU 25 ケーブル挿抜検知回路
26 バッテリ 31 サンプリング回路
32 平均化回路 33 減衰量出力回路
50 送信側装置 51 RGB信号送信部
52 送信側測定制御部 53 指示信号受信部
54 基準信号発生部 60 受信側装置
61 RGB信号受信部 62 受信側測定制御部
63 遅延部 64 指示信号送信部
65 電圧測定部 66 パルス受信部
67 演算部 68 電圧発生部
69 電圧印加部 71 バリキャップダイオード
72 コンデンサ 73 接点
75 相関用基準パルス発生部 76 相関値判定部
80 MPU 81 操作部
82 表示部 151、153 ケーブルスイッチ
152 リレーR1 154 コントロール回路
155 スイッチ 156 抵抗R
157 リレー接点r1 158 トランジスタTr158
159 リレーR2 160、161 配線

Claims (36)

  1. 定電圧の信号をケーブルに出力する定電圧出力手段を備えた送信側装置と、
    前記ケーブルを介して伝送される前記定電圧の信号を受信し、該信号の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段の検出した電圧に基づいて信号減衰量を求め、前記送信側装置からの信号を受信する受信手段のゲインを調整する制御手段とを有する受信側装置とを有し、
    コネクタへの前記ケーブルの挿抜を検知するケーブル挿抜検知手段によって前記ケーブルの接続を検知すると、前記受信手段のゲイン調整を行うことを特徴とする自動調整システム。
  2. 前記ケーブル挿抜検知手段は、前記送信側装置と前記受信側装置とにそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動調整システム。
  3. 前記送信側装置の備える前記ケーブル挿抜検知手段と前記定電圧出力手段とを、バッテリ駆動することを特徴とする請求項2記載の自動調整システム。
  4. 前記ケーブル挿抜検知手段は、前記定電圧出力手段の前記ケーブルへの接続を制御する接続制御手段を有し、
    前記接続制御手段は、前記ケーブルが抜かれることで前記バッテリからの電源供給を自ら受けて前記電圧検出手段への前記バッテリ電源の供給を開始させ、前記ケーブルの接続を検出すると前記定電圧出力手段を前記ケーブルに接続して前記ケーブルに前記定電圧の信号を出力し、前記ケーブルの接続から所定時間を経過すると前記接続制御手段と前記定電圧出力手段への電源供給を遮断することを特徴とする請求項3記載の自動調整システム。
  5. 前記受信側装置の備える前記ケーブル挿抜検知手段と前記電圧検出手段とを、バッテリ駆動することを特徴とする請求項2記載の自動調整システム。
  6. 前記ケーブル挿抜検知手段は、前記電圧検出手段の前記ケーブルへの接続を制御する接続制御手段を有し、
    前記接続制御手段は、前記ケーブルが抜かれることで前記バッテリからの電源供給を自ら受けて前記電圧検出手段への前記バッテリ電源の供給を開始させ、
    前記ケーブルの接続を検出すると前記電圧検出手段を前記ケーブルに接続し、前記ケーブルの接続から所定時間を経過すると前記接続制御手段と前記電圧検出手段への電源供給を遮断することを特徴とする請求項5記載の自動調整システム。
  7. 前記送信側装置と前記受信側装置とは、ケーブル内の複数の信号線をシリアルに接続し、ケーブル長を擬似的に延長するスイッチ手段を有することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の自動調整システム。
  8. 前記電圧検出手段は、前記定電圧出力手段から複数回出力される前記定電圧の信号の電圧を検出してこれらの平均値を求め、
    前記制御手段は、求められた前記平均値を基に前記受信手段のゲインを調整することを特徴とする請求項1記載の自動調整システム。
  9. 前記電圧検出手段は、複数の電圧の平均値を求める際に、該複数の電圧の最大値と最小値とを除外して平均値を求めることを特徴とする請求項8記載の自動調整システム。
  10. 送信側装置と受信側装置とが複数の信号線に接続され、これらの装置間で信号の送受信を行うための自動調整を行う自動調整システムであって、
    前記送信側装置は、前記複数の信号線のそれぞれに同時に基準信号を出力する基準信号出力手段を有し、
    前記受信側装置は、前記複数の信号線のそれぞれに同時に出力された前記複数の基準信号を受信する受信手段と、前記複数の基準信号の前記受信手段への到達時間差を測定する測定手段と、前記測定手段で測定された到達時間差に基づいて、前記複数の信号線の信号伝送で生じる位相差を補正する補正手段とを有することを特徴とする自動調整システム。
  11. 前記補正手段は、前記複数の基準信号の前記到達時間差に基づいて、前記複数の信号線のそれぞれに設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴とする請求項10記載の自動調整システム。
  12. 前記測定手段は、線形に変化する電圧を発生する電圧発生手段と、
    前記受信手段で前記複数の基準信号をそれぞれ受信した時の前記電圧発生手段の出力する電圧により前記基準信号の到達時間差を測定する遅延時間測定手段とを有することを特徴とする請求項10または11記載の自動調整システム。
  13. 前記測定手段は、相関用基準信号を所定タイミングで出力する相関用基準信号発生手段と、
    前記受信手段で受信した前記複数の基準信号と前記相関用基準信号との相関値をそれぞれ求める相関値演算手段とを有し、
    前記補正手段は、前記相関値演算手段から出力される各相関値から前記複数の基準信号の到達時間差を求め、該到達時間差に基づいて、前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴とする請求項10記載の自動調整システム。
  14. 前記送信側装置から所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記遅延時間測定手段によって前記複数の基準信号間の到達時間差の測定を複数回行い、該複数回測定された前記複数の基準信号間の到達時間差をそれぞれ平均化して前記補正手段に出力することを特徴とする請求項12記載の自動調整システム。
  15. 前記送信側装置から所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記相関値演算手段によって前記相関値の測定を複数回行い、前記基準信号ごとに複数得られた相関値の平均値をそれぞれ求めて前記補正手段に出力することを特徴とする請求項13記載の自動調整システム。
  16. 前記基準信号出力手段は、前記基準信号を所定の周期で複数回出力し、
    前記電圧発生手段は、時間と共に連続的又は階段状に増大又は減少するのこぎり波の周波数を前記所定の周期に合わせて出力することを特徴とする請求項12記載の自動調整システム。
  17. 前記測定の回数を設定する操作手段を有することを特徴とする請求項14または15記載の自動調整システム。
  18. 前記遅延素子は、バリキャップダイオードからなることを特徴とする請求項11記載の自動調整システム。
  19. 前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を設定する操作手段と、
    前記送信側装置から前記複数の信号線を介して送信され、前記受信手段で受信した信号を表示する表示手段とを有し、
    前記操作手段によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項10から18のいずれか一項記載の自動調整システム。
  20. ケーブルの挿抜を検出し、該ケーブルの接続を検出すると、信号電圧を測定する電圧検出手段を前記ケーブルに接続するケーブル挿抜検知手段と、
    前記電圧検出手段によって測定された信号電圧に基づいて信号減衰量を求め、送信側からの信号を受信する受信手段のゲインを調整する制御手段とを有することを特徴とする自動調整装置。
  21. 前記ケーブル挿抜検知手段と前記電圧検出手段とをバッテリ駆動することを特徴とする請求項20記載の自動調整装置。
  22. 前記ケーブル挿抜検知手段は、前記電圧検出手段の前記ケーブルへの接続を制御する接続制御手段を有し、
    前記接続制御手段は、前記ケーブルが抜かれることで前記バッテリからの電源供給を自ら受けて前記電圧検出手段への前記バッテリ電源の供給を開始させ、
    前記ケーブルの接続を検出すると前記電圧検出手段を前記ケーブルに接続し、前記ケーブルの接続から所定時間を経過すると前記接続制御手段と前記電圧検出手段への電源供給を遮断することを特徴とする請求項21記載の自動調整装置。
  23. 前記電圧検出手段は、送信側から複数回送信される定電圧の信号の電圧を検出してこれらの平均値を求め、
    前記制御手段は、求められた前記平均値を基に前記受信手段のゲインを調整することを特徴とする請求項20記載の自動調整装置。
  24. 前記電圧検出手段は、前記平均値を求める際に、検出した電圧の最大値と最小値を除外して平均値を求めることを特徴とする請求項23記載の自動調整装置。
  25. 複数の信号線に出力された信号を正しく取り出すための調整を行う自動調整装置であって、
    前記複数の信号線のそれぞれに同時に出力された複数の基準信号を受信する受信手段と、
    前記複数の基準信号の前記受信手段への到達時間差を測定する測定手段と、
    前記測定手段で測定された到達時間差に基づいて、前記複数の信号線の信号伝送で生じる位相差を補正する補正手段とを有することを特徴とする自動調整装置。
  26. 前記補正手段は、前記複数の基準信号の前記到達時間差に基づいて、前記複数の信号線のそれぞれに設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴とする請求項25記載の自動調整装置。
  27. 前記測定手段は、線形に変化する電圧を発生する電圧発生手段と、
    前記受信手段で前記複数の基準信号をそれぞれ受信した時の前記電圧発生手段の出力する電圧により前記基準信号の到達時間差を測定する遅延時間測定手段とを有することを特徴とする請求項25または26記載の自動調整装置。
  28. 前記測定手段は、相関用基準信号を所定タイミングで出力する相関用基準信号発生手段と、
    前記受信手段で受信した前記複数の基準信号と前記相関用基準信号との相関値をそれぞれ求める相関値演算手段とを有し、
    前記補正手段は、前記相関値演算手段から出力される各相関値から前記複数の基準信号の到達時間差を求め、該到達時間差に基づいて前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を調整することを特徴とする請求項25記載の自動調整装置。
  29. 前記複数の信号線に所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記遅延時間測定手段によって前記複数の基準信号間の到達時間差の測定を複数回行い、該複数回測定された前記複数の基準信号間の到達時間差をそれぞれ平均化して前記補正手段に出力することを特徴とする請求項27記載の自動調整装置。
  30. 前記複数の信号線に所定間隔をおいて複数回出力される前記複数の基準信号を前記受信手段で受信して、前記相関値演算手段によって前記相関値の測定を複数回行い、前記基準信号ごとに複数得られた相関値の平均値をそれぞれ求めて前記補正手段に出力することを特徴とする請求項28記載の自動調整装置。
  31. 前記電圧発生手段は、時間と共に連続的又は階段状に増大又は減少するのこぎり波の周波数を前記所定間隔に合わせて出力することを特徴とする請求項29または30記載の自動調整装置。
  32. 前記測定の回数を設定する操作手段を有することを特徴とする請求項29または30記載の自動調整装置。
  33. 前記遅延素子は、バリキャップダイオードからなることを特徴とする請求項26記載の自動調整装置。
  34. 前記複数の信号線上に設けた遅延素子の信号遅延時間を設定する操作手段と、
    前記送信側装置から前記複数の信号線を介して送信され、前記受信手段で受信した信号を表示する表示手段とを有し、
    前記操作手段によって設定された信号遅延時間に従って遅延させた信号を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項25から33のいずれか一項記載の自動調整装置。
  35. 定電圧の信号をケーブルを介して受信側に送信するステップと、
    前記ケーブルを介して伝送される前記定電圧の信号を受信手段で受信し、該信号の電圧を検出するステップと、
    検出した電圧に基づいて信号減衰量を求め、前記送信された信号を受信する前記受信手段のゲインを調整するステップとを有することを特徴とする自動調整方法。
  36. 送信側装置と受信側装置とが複数の信号線に接続され、これらの装置間で信号の送受信を行うための自動調整を行う自動調整方法であって、
    前記送信側装置において、前記複数の信号線のそれぞれに同時に基準信号を出力するステップと、
    前記受信側装置において、前記複数の信号線のそれぞれに同時に出力された前記複数の基準信号を受信手段で受信するステップと、
    前記複数の基準信号の前記受信手段への到達時間差を測定するステップと、
    測定された到達時間差に基づいて位相差を補正するステップとを有することを特徴とする自動調整方法。
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