JP2005275764A - 情報サービス方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 登録済の個人情報に合わせた印刷モードまたはレイアウトで印刷するよう情報を配信すること。
【解決手段】 ユーザ登録を行うと(S801)ユーザ登録情報によりユーザ個々に対して情報収集し、集めた情報を編集/レイアウトして、配信するために必要なユーザの個人情報のテーブルを作成する(S802)。ユーザ情報テーブルを基にデータベースから必要な情報を検索・収集する(S803)。検索・収集した出力データを、登録されたユーザ情報テーブルを基に編集・レイアウトする(S804)。レイアウトが終了すると、レイアウト済みデータを契約ユーザに対して送信する(S805)。ユーザ側では、データを受信し、印刷装置に対して印刷ジョブとして印刷命令を出力して印刷する(S806)。
【選択図】 図8
【解決手段】 ユーザ登録を行うと(S801)ユーザ登録情報によりユーザ個々に対して情報収集し、集めた情報を編集/レイアウトして、配信するために必要なユーザの個人情報のテーブルを作成する(S802)。ユーザ情報テーブルを基にデータベースから必要な情報を検索・収集する(S803)。検索・収集した出力データを、登録されたユーザ情報テーブルを基に編集・レイアウトする(S804)。レイアウトが終了すると、レイアウト済みデータを契約ユーザに対して送信する(S805)。ユーザ側では、データを受信し、印刷装置に対して印刷ジョブとして印刷命令を出力して印刷する(S806)。
【選択図】 図8
Description
本発明は情報サービス方法およびシステムに関し、特に詳細には、所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに、情報サービス者から取得した当該ジャンルの情報の印刷情報をユーザの登録情報に合わせてレイアウトして配信して印刷を行うための情報サービス方法およびシステムに関する。
近年、インターネットの普及が進み、インターネット環境を利用した様々な情報提供サービスが考えられるようになってきている。
例えば、ネットワーク環境を利用した情報提供サービスとして、ユーザの指定に合わせて取得した出力データをレイアウトして出力する装置が、特許文献1で開示されている。ここでは、ユーザがPコードという情報固有のコードを指定することで、サービス制御部がPコードに対応した出力データを集めレイアウトして印刷データを生成・送信し、印刷部を有する端末で印刷することが可能なシステムが開示されている。
このシステムのサービス制御部で用いられるレイアウト方法は、次の様な手順である。まず、「見易さ優先(出力データの出力サイズ原寸)」と「頁数優先(出力データ縮小)」から出力データのサイズ(出力時のサイズ)を決め、全ての決定された出力データサイズと広告比率から用紙サイズを決定する。次に、サービス毎のレイアウト若しくは所定のレイアウトに合わせて広告比率から広告領域を確保し、その後で出力データを前述の「見易さ優先」と「頁数優先」に合わせたサイズで並べて、広告領域に入らないように制御し、最終的に広告領域を決定してレイアウトを終了する。この一連のレイアウト処理において、ユーザは基本の用紙サイズ、広告比率、広告の裏面印刷の有無・別紙印刷、見易さ優先或いは頁数優先等の指定が可能になっており、これらのユーザ情報を参照することでレイアウトがなされる。
しかしながら、上述のユーザ指定を反映したユーザ情報による情報出力レイアウトにおいては、取得した出力データの出力サイズが小さい場合などは特に考慮されていない。上述のシステムでは、情報提供者が出力データを登録する際に、許容できる文字ポイント数や画像データの許容拡大縮小率が設定できる。
しかし、最終的な印刷データを取得するユーザが得られるレイアウト後の印刷結果が、必ずしも情報提供者やユーザが望む結果となるとは限らない。例えば、元の出力データがテキストデータであった場合に、予め設定されている文字サイズが小さいサイズの場合にはそのままのサイズで出力されるか、或いは縮小されてしまうため非常に見にくいものとなる課題がある。これは、ユーザが特定したデータを確実にレイアウトしようとするためにデータが大きい場合にはデータを縮小せざるを得ないことに起因する。
また、上述のユーザが指定可能な出力レイアウト設定は、実際の物理レイアウトに最低限必要な選択項目だけで決定されているものであり、レイアウトに直接関係のないユーザ登録情報をシステム側で反映させてよりユーザに適したレイアウト設定を提供するようなことは可能ではないという欠点を有している。
そして更に、近年提供される印刷装置には、印刷用紙の両面に対して印刷できるよう、片面に対する印刷処理の済んだ用紙を反転させて、もう片面に対しても印刷処理を行えるようにする両面印刷ユニットが用意されているケースがあるが、レイアウトに直接関係のないユーザ登録情報をシステム側で反映させて、両面/片面印刷を適宜利用し、利用者にとっての利便性を高めるといったことは行えなかった。
本発明の目的は、上記の課題を解決することのできる情報サービス方法、情報サービスシステム、印刷装置、およびプログラムを提供することである。
上記の目的を達成するために本発明に係る情報サービス方法は、所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービス方法において、前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する第1ステップと、データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集する第2ステップと、編集された前記情報の印刷情報を印刷手段に送信する第3ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る情報サービスシステムは、所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービスシステムにおいて、前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集する編集手段と、編集された前記情報の印刷情報を印刷装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る印刷装置は、所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに配信される当該ジャンルの情報の印刷情報に従って印刷を行う印刷装置において、前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集する編集手段と、編集された前記情報の印刷情報を印刷する印刷手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータ装置に上記情報サービス方法を実行させることを特徴とする。
上記した本発明にれば、予め登録されたデータ取得条件で情報を取得し、取得した情報を予め設定された所定のレイアウト条件でレイアウトするように編集等し、予め登録しておいた個人情報から、印刷する際に個人情報に合わせて例えば家族構成に応じて文字情報の所定の漢字にルビを付すように適宜制御し、或いは視力に応じて文字情報のポイント、文字間隔、行間隔を適宜制御し、或いは印刷する曜日と休日の曜日に応じて両面印刷/片面印刷のいずれかで印刷するように適宜制御することができる。
まず、本発明を実施可能なシステムの構成について説明する。
図1は、本発明に係る情報サービスを行うためのシステムの構成例を説明するための図である。本構成例は、データ処理装置1が、予め登録されているユーザ情報に基づいてデータソースサーバ2A、2B、2C(以下、データソース2A、2B、2C)から複数の出力データを収集し、上記出力データを印刷用に編集・レイアウトして、ユーザの家庭内ホストコンピュータ3(以下、ホストPC3)に配信し、ホストPC3に接続される印刷装置で印刷するというシステムである。
図1は、本発明に係る情報サービスを行うためのシステムの構成例を説明するための図である。本構成例は、データ処理装置1が、予め登録されているユーザ情報に基づいてデータソースサーバ2A、2B、2C(以下、データソース2A、2B、2C)から複数の出力データを収集し、上記出力データを印刷用に編集・レイアウトして、ユーザの家庭内ホストコンピュータ3(以下、ホストPC3)に配信し、ホストPC3に接続される印刷装置で印刷するというシステムである。
まず、データ処理装置1は本発明に係るサービスを提供するものであり、サービス契約に関するユーザの登録情報に応じてデータソース2A、2B、2Cから出力データを検索・収集する。そして、データ処理装置1は上記検索・収集した出力データを印刷用にレイアウトするために、ユーザの登録情報を参照して編集・レイアウトして、最終的に編集後の印刷データの配信を行うサーバである。
また、データソース2A、2B、2Cは情報配信のためのデータソースサーバであり、例えば、予め格納されるデータ形式が定まったデータベースを有しているサーバ或いは新聞社などがインターネットを介して情報発信するためのWebサーバである。また、点線で囲まれているのは家庭内のユーザ側印刷システムである。これは、回線を通じてプロバイダサービスによりインターネットに接続されている或いはモデムを介して直接データ処理装置1と通信することが可能となっている汎用のパーソナルコンピュータであるホストPC3と、ホストPC3にセントロニクスやUSB(Universal Serial Bus)等のインターフェースで直接または家庭内LANなどで接続されているプリンタ4から構成されている。
次に、上記システムを構成する各部について説明する。
<データ処理装置1>
図2はデータ処理装置1の実施形態を示す図である。
図2において、CPU201は、ROM203内のプログラム(後述のフローチャートに示されるプログラム)用ROM、或いは、大容量の外部メモリ211に記憶されたプログラム等に応じて、通信I/Fコントローラを介して外部機器と通信することで出力データを検索・取得し、また、図形、イメージ、文字、表等が混在した出力データの処理を実行し、更に、外部メモリ211に格納されているデータベースの管理を実行する。そして、データ処理装置1は、処理され、レイアウトされて生成された出力データを、圧縮し或いはPDL(ページ記述言語)、HTML(Hyper Text Markup Language)、XHTML(eXtensible Hyper Text Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)+XSL(eXtensible Stylesheet Language)等のスクリプト形式のデータに変換し、情報出力プロトコルや通信プロトコルに従ってユーザのホストPC3に送信する。
<データ処理装置1>
図2はデータ処理装置1の実施形態を示す図である。
図2において、CPU201は、ROM203内のプログラム(後述のフローチャートに示されるプログラム)用ROM、或いは、大容量の外部メモリ211に記憶されたプログラム等に応じて、通信I/Fコントローラを介して外部機器と通信することで出力データを検索・取得し、また、図形、イメージ、文字、表等が混在した出力データの処理を実行し、更に、外部メモリ211に格納されているデータベースの管理を実行する。そして、データ処理装置1は、処理され、レイアウトされて生成された出力データを、圧縮し或いはPDL(ページ記述言語)、HTML(Hyper Text Markup Language)、XHTML(eXtensible Hyper Text Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)+XSL(eXtensible Stylesheet Language)等のスクリプト形式のデータに変換し、情報出力プロトコルや通信プロトコルに従ってユーザのホストPC3に送信する。
また、データ処理装置1は、外部のデータソースからの情報が圧縮データや前述のスクリプト形式のデータである場合、圧縮データを解凍して或いはスクリプト形式のデータをイメージに変換して編集を行うことができる。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM203内のプログラム用ROMあるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶されている。ROM203内のフォント用ROMあるいは外部メモリ211には上記出力データ処理の際に使用されるフォントデータ等が記憶されている。ROM203のデータ用ROMあるいは外部メモリ211には上記出力データ処理等を行う際に使用される各種データが記憶されている。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
外部メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して、外部機器であるホストPC3やデータソース2A、2B、2Cに接続され、ネットワークでの通信制御処理を実行する。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でユーザが指示可能となっている。
また、データ処理装置1は、画像データを圧縮・伸長するためのプログラムを外部メモリ211に格納しており、各種圧縮方式を用いて画像データを圧縮することや、圧縮されたファイルを伸長することが可能な構成である。
さらに、データ処理装置1は、スクリプト形式のデータを作成するためのプログラムも外部メモリに格納しており、これによりデータソース2A、2B、2Cから収集したデータを編集してスクリプト形式のデータにすることが可能である。ここでスクリプト形式のデータとは、上述のPDL形式等のことを指している。
<ユーザ側PC3>
図3はユーザ側のPC3の構成を示す図である。
PC3の全体的なハードウエア構成はデータ処理装置1とほぼ変わらない。CPU301は、ROM303内のプログラム(後述のフローチャートに示されるプログラム)用ROM、或いは、大容量の外部メモリ311に記憶されたプログラム等に応じて、ネットワークを介してデータ処理装置1から出力データを受信し、上記出力データを印刷データとして、ユーザの所有するプリンタ4に出力する。
図3はユーザ側のPC3の構成を示す図である。
PC3の全体的なハードウエア構成はデータ処理装置1とほぼ変わらない。CPU301は、ROM303内のプログラム(後述のフローチャートに示されるプログラム)用ROM、或いは、大容量の外部メモリ311に記憶されたプログラム等に応じて、ネットワークを介してデータ処理装置1から出力データを受信し、上記出力データを印刷データとして、ユーザの所有するプリンタ4に出力する。
CPU301は、システムバス304に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、このROM303内のプログラム用ROMあるいは外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶されている。ROM303内のフォント用ROMあるいは外部メモリ311には上記出力データ処理の際に使用されるフォントデータ等が記憶されている。ROM303のデータ用ROMあるいは外部メモリ311には上記出力データ処理等を行う際に使用される各種データが記憶されている。RAM302は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ(KBC)305は、キーボード309や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)306は、CRTディスプレイ(CRT)310の表示を制御する。これらは必要に応じて利用者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
外部メモリコントローラ(MC)307は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ311へのアクセスを制御する。通信I/Fコントローラ308は、不図示のモデムを用いてデータ処理装置1に接続され、ネットワークでの通信制御処理を実行する。
また、プリンタインターフェースコントローラ(図示せず)はネットワークを介してデータ処理装置1から受信した出力用のデータを、外部メモリ311に格納されるプリンタドライバを起動し、これを介すことで圧縮し或いはスクリプト形式に変換し、プリンタ4へ出力するための制御をおこなう。プリンタインターフェースとしてはTCP/IPを用いた家庭内LANネットワーク接続のインターフェースや、セントロニクス、USBといったローカルのインターフェースが用いられる。
なお、CPU301は、例えばRAM302内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT310上での表示を可能としている。また、CPU301は、CRT310上の不図示のマウスカーソル等でユーザが指示したコマンドに基づいて、登録された種々のウインドウを開き、後述のユーザ登録など種々のデータ処理を実行する。
また、ホストPC3は、画像データを圧縮・伸長するためのプログラムを外部メモリ311に格納しており、各種圧縮方式を用いて画像データを圧縮することや、圧縮されたファイルを伸長することが可能な構成である。
さらに、ホストPC3は、スクリプト形式のデータを作成・表示するためのプログラムも外部メモリに格納しており、これによりデータ処理装置1など外部装置から受信したデータやホストPC3内のアプリケーションで作成したデータを編集してスクリプト形式のデータにすることが可能である。ここでスクリプト形式のデータとは、上述のPDL形式等のことを指している。
<データソース2A、2B、2C>
図4はデータソース2A、2B、2Cのサーバの構成を示す図である。
これも基本的なハードウエア構成は、データ処理装置1とほぼ変わらない。CPU401は、ROM403内のプログラム用ROM、或いは、大容量の外部メモリ407に記憶されたプログラム等に応じて、ネットワークを介して、情報を提供するための動作等の制御をする。
図4はデータソース2A、2B、2Cのサーバの構成を示す図である。
これも基本的なハードウエア構成は、データ処理装置1とほぼ変わらない。CPU401は、ROM403内のプログラム用ROM、或いは、大容量の外部メモリ407に記憶されたプログラム等に応じて、ネットワークを介して、情報を提供するための動作等の制御をする。
以下の実施例1〜実施例3において、このデータソースであるサーバはデータ処理装置1によりアクセスされ、外部メモリ407に格納されたデータを送信するものである。実施例4においてはプリンタ装置からアクセスされる。
CPU401は、システムバス404に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、このROM403内のプログラム用ROMあるいは外部メモリ407には、CPU401の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶されている。ROM403内のフォント用ROMあるいは外部メモリ407には更にフォントデータ等が記憶されている。ROM403のデータ用ROMあるいは外部メモリ407には上記情報の提供等を行う際に使用される各種データも記憶されている。RAM402は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
外部メモリコントローラ(MC)405は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ405へのアクセスを制御する。通信I/Fコントローラ406は、ネットワークを介してインターネットに接続したり、不図示のモデムで外部から要求される情報を送信するためにネットワークでの通信制御処理を実行する。
キーボードやCRTは、操作者が情報を入力する際に必要に応じて使用するため本装置に接続されているが、本発明には特に関係しないので説明は省略する。
<家庭内印刷システム及びプリンタ4>
図5は、本発明を適用した家庭内印刷システムの構成の概略構成を示す図である。図において、ホストPC3は画像情報の供給源、或いはプリンタの制御装置として機能する。この構成例においては、プリンタ4として、レーザビームプリンタ(プリンタ)を用いている。本発明の各実施例において使用される印刷装置は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
図5は、本発明を適用した家庭内印刷システムの構成の概略構成を示す図である。図において、ホストPC3は画像情報の供給源、或いはプリンタの制御装置として機能する。この構成例においては、プリンタ4として、レーザビームプリンタ(プリンタ)を用いている。本発明の各実施例において使用される印刷装置は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
プリンタコントローラ501は、ホストPC3から供給される画像情報(例えば、イメージデータ、ページ記述言語等)に基づいて、ページごとにラスタデータを作成し、プリンタエンジン502に送出する。
プリンタエンジン502は、プリンタコントローラ501から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像に従ってトナーを吸着させた画像を記録媒体上に転写・定着すること(電子写真プロセス)により画像を記録する。また、片面に対して印刷処理がなされた用紙を機内で反転させ、裏面に対しても印刷処理を行うような用紙搬送制御も、プリンタエンジン502は実行する。
パネル部503は、ユーザインターフェースとして使用される。ユーザは、パネル部503を操作することにより、所望の動作を指示することができる。例えば、印刷装置に画質優先モードと速度優先モードの2つのモードが存在する場合、パネルのメニュー操作によっていずれかのモードを指定することができる。
図6はプリンタ4の構成を示す断面図である。図において、601はプリンタ筐体である。602は、ユーザが各種指示を与えるためのスイッチ、メッセージやプリンタの設定内容などを表示するためのLED表示器やLCD表示器などが配された操作パネルである。603はボード収容部であり、プリンタコントローラ501及びプリンタエンジン502の電子回路部分を構成するボードを収容する。
604は用紙(記録媒体)Sを保持する用紙カセットであり、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。606はカセットクラッチであり、それぞれ用紙カセット604上に載置された用紙Sの最上位の一枚を取り出して、取り出した用紙Sを給紙する。608は用紙センサでそれぞれ用紙カセット604に保持されている用紙Sの量を検知する。
給紙ローラ610は、用紙Sの先端部をレジストシャッタ611まで搬送するローラである。また、給紙ローラ612は用紙Sの先端部を給紙ローラ610まで搬送するローラである。611はレジストシャッタであり、用紙Sを押圧することにより給紙を停止することができる。
614は手差しトレイであり、615は手差し給紙クラッチである。給紙クラッチ615は用紙Sの先端をレジストシャッタ611まで搬送するために使用される。画像記録に供する用紙Sは、用紙カセット604及び手差しトレイ614のいずれかの給紙手段を選択して給紙される。
プリンタエンジン502は、プリンタコントローラ501と所定の通信プロトコルに従って通信を行い、プリンタコントローラ501からの指示に従って用紙カセット604及び手差しトレイ615の中からいずれかの給紙手段を選択し、印刷の開始指示に応じて該当する給紙手段よりレジストシャッタ611まで用紙Sを搬送する。なお、プリンタエンジン502は、給紙手段、潜像の形成、転写、定着等の電子写真プロセスに関する機構、排紙手段及びそれらの制御手段を含む。
616は、感光ドラム617やトナー保持部等を有する画像記録部であり、電子写真プロセスにより用紙S上にトナー像を形成する。一方、618はレーザスキャナ部であり、画像記録部にレーザビームによる画像情報を提供する。
レーザスキャナ部618において、619はレーザユニットであり、プリンタコントローラ501から送出される画像信号(/VIDEO信号)に応じて、内蔵の半導体レーザを駆動し、レーザビームを発射する。レーザユニット619から発せられたレーザビームは、ポリゴンミラー(回転多面鏡)620により走査され、結像レンズ群621及び反射ミラー622を介して感光ドラム617上に潜像を形成する。623はビーム検出器で、レーザユニット619から発せられたレーザビームを検知して主走査同期信号を出力する。622は光量センサで、レーザユニット619から発せられたレーザビームの光量を検知する。
また、画像記録部616において、627は、一次帯電器625により帯電され、レーザスキャナ部618によりレーザ露光された感光ドラム617に形成された潜像をトナー現像する現像器である。626は転写帯電器で、現像器627により現像された感光ドラム上のトナー像をレジストローラ628により給紙される用紙Sに転写する。629は、クリーナで、感光ドラム617上の残存トナーを取り除く。630は、前露光ランプで、感光ドラム617を光除電する。631は、定着器で、画像形成部616により用紙Sに形成されたトナー画像を用紙Sに熱定着させる。632は、搬送ローラで、用紙Sを排紙搬送する。633は、排紙センサで、用紙Sの排紙状態を検知する。634は、排紙フラッパで、画像記録が完了した用紙Sの搬送方向をフェースダウン排紙トレイ635側に切り換えるか、不図示のフェースアップ排紙トレイ或いは、不図示の排紙オプションユニット側に切り換える。
本発明に特長的な排紙ユニットである両面印刷ユニットの動作については、図28を参照しつつ後述する。650は排紙フラッパ634がフェースダウントレイ635とは逆側に切り替わり、不図示のフェースアップ排紙トレイあるいは不図示の排紙ユニットである両面ユニット側に切り替わった際に用紙Sが搬送される方向を示す矢印である。従ってプリンタ4に実際に存在する物ではない。矢印650の方向に用紙Sが排紙される場合、不図示のフェースアップ排紙トレイが開いているか、あるいはフェースアップ排紙トレイまたは、フェースアップ排紙トレイの無いプリンタ4であれば筐体にあいているスリットを通過して用紙Sがプリンタ4の外部に排出される。この場合プリンタ4に隣接するように両面ユニットが設置されていて、プリンタ4から排出された用紙Sは上記両面ユニットに入力されるのである。660は上記両面印刷ユニットに一旦排出された用紙Sが再び機内に入力される際の搬送方向を示す矢印である。従ってプリンタ4に実在するものではない。
636及び637は排紙ローラで、排紙フラッパ634の切り換えにより搬送される用紙Sをフェースダウン排紙トレイ635に排紙する。638は排紙積載量検知センサで、フェースダウン排紙トレイ635上に積載された用紙Sの積載量を検知する。
プリンタ4には、さらにオプションカセットや封筒フィーダ等のオプションユニットを装備することができる。
図7は、プリンタコントローラ501の構成例を示すブロック図である。701はパネル部503とのデータ通信を行うパネルインターフェース部である。CPU709はパネルインターフェース部701を介して、ユーザがパネル部503において設定・指示した内容を確認することが出来る。702はネットワークを介してホストコンピュータ等のホストPC3と双方向に通信接続するためのホストインターフェース部である。706はプリンタエンジン502と通信接続するためのエンジンインターフェース部である。CPU709はエンジンインターフェース部706を介して信号を制御し、信号の状態、すなわちプリンタエンジン502の状態を認識することができる。
703はホストPC3より供給された画像情報に基づいて、プリンタエンジン502に供給するラスタデータを生成(ラスタライズ)する画像データ発生部である。705は生成されたラスタデータを一時的に保持するための画像メモリである。709はROM704に保持された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス711に接続されたデバイスを制御するCPUである。707はCPU709が使用する一時記憶用メモリとしてのRAMである。710は例えば、濃度補正テーブルなどの制御情報を保持するための不揮発性メモリで構成される。708はDMA制御部であり、CPUからの指示により画像メモリ705内のラスタデータをエンジンインターフェース部706に転送する。
711はアドレス、データ、コントロールバスを含むCPUバスである。パネルインターフェース部701、ホストインターフェース部702、画像データ発生部703、ROM704、画像メモリ705、エンジンインターフェース部706、RAM707、DMA制御部708、CPU709、及びEEPROM710はそれぞれCPUバス711に接続された全てのデバイスにアクセス可能である。
以下、上記システムによる各実施例の動作を説明する。
<本システムのサービス提供の全体動作説明>
図8に本システムにおけるサービス提供の全体の動作フローチャートを示す。まず、ユーザは本サービスを受けるためにユーザ登録を行う(ステップ801、以下ステップはSで省略する)。ここでは、ユーザがホストPC3からのウエブブラウザなどを用いてHTTPのプロトコルで、サービス提供のデータ処理装置1のウエブサーバにアクセスし、契約形態を決め、欲しい情報の検索条件、個人情報等を入力しユーザ登録をする。
図8に本システムにおけるサービス提供の全体の動作フローチャートを示す。まず、ユーザは本サービスを受けるためにユーザ登録を行う(ステップ801、以下ステップはSで省略する)。ここでは、ユーザがホストPC3からのウエブブラウザなどを用いてHTTPのプロトコルで、サービス提供のデータ処理装置1のウエブサーバにアクセスし、契約形態を決め、欲しい情報の検索条件、個人情報等を入力しユーザ登録をする。
そして、データ処理装置1は、S801で登録したユーザ登録情報によりユーザ個々に対して情報収集し、集めた情報を編集/レイアウトして、配信するために必要なユーザの個人情報のテーブルを作成する(S802)。そして、データ処理装置1は、ユーザ情報テーブルを基に、ネットワーク上に存在する情報提供者のサーバから直接若しくは自装置内の外部メモリ等に既に作成されている出力データのデータベースから必要な情報を検索・収集する(S803)。その後、データ処理装置はS802で作成したユーザ情報テーブルに基づいてS803で検索・収集した結果の出力データを、登録されたユーザ情報テーブルを基に編集・レイアウトする(S804)。
その後、データ処理装置1は、S804で出力データのレイアウトが終了すると、ユーザ情報テーブルに格納されている配信時間に基づいて、レイアウト済みデータを契約ユーザに対して送信する(S805)。ユーザ側のPC端末は、前述のレイアウト済みのデータを受信し、印刷装置に対して印刷ジョブとして印刷命令を出力し、印刷装置で印刷を行う。この印刷という処理には、実施例4における、印刷装置に付帯する両面ユニットを使用した両面印刷処理も含むものとする(S806)。
<ユーザ登録の説明>
図9乃至図13はユーザがサービス提供を受けるため、加入時に登録情報を入力する登録画面を示す図である。ユーザは家庭内のホストPC3等からネットワークを介してデータ処理装置にアクセスし、図9乃至図13に示すような登録画面で登録に必要な情報を入力する。図9の登録画面でユーザは氏名、連絡先等を入力する。
図9乃至図13はユーザがサービス提供を受けるため、加入時に登録情報を入力する登録画面を示す図である。ユーザは家庭内のホストPC3等からネットワークを介してデータ処理装置にアクセスし、図9乃至図13に示すような登録画面で登録に必要な情報を入力する。図9の登録画面でユーザは氏名、連絡先等を入力する。
図10の登録画面では、ユーザ登録の内容を契約後に変更するため等に必要なパスワードを入力する。ユーザは、新規登録の場合には、パスワードの設定を行い、以後、登録内容の変更をする場合には新規登録のときに設定したパスワードを入力する。パスワードの変更画面は本発明に直接関係無いので省略する。
なお、このようにして入力された個人情報、パスワードは、図17に示すユーザ情報テーブルの個人情報テーブルの各欄に記憶される。
なお、このようにして入力された個人情報、パスワードは、図17に示すユーザ情報テーブルの個人情報テーブルの各欄に記憶される。
また、次に、図11の登録画面では契約内容を入力する。限られた紙面に沢山の情報をレイアウトすることは困難であるため、契約内容によっては、予めユーザがジャンルに対して優先度を付けるように指示しておく。契約内容は、図11から分るように、契約期間、契約条件から構成されている。契約条件は、パッケージ契約、ジャンル別契約、キーワードによる情報収集の契約の3つが選べ、またこの組み合わせも可能である。パッケージの契約、例えば、国内社会、国内政治、国内スポーツのパック1等、幾つかのパッケージ中で選べるようになっている。パッケージ契約とキーワード契約を組み合わせることで、ユーザは様々な情報を得ることができる。なお、このようにして入力された契約情報は、図17に示すユーザ情報テーブルの契約テーブルの各欄に記憶される。
図12の登録画面は、ユーザが個人情報を登録するための画面である。個々で入力された情報が本発明の中では出力データの編集やレイアウトに影響を与える。本発明に特長的な、登録情報に応じて印刷を片面印刷とする、あるいは両面印刷する例として、ここでは休日情報を利用する。利用方法については後述する。なお、このようにして入力された個人情報は、図17に示すユーザ情報テーブルの個人情報テーブルの各欄に記憶される。
図13は情報配信のための出力データをレイアウトするために必要な情報の入力画面である。ここでは、データ処理装置1で検索・収集した出力データを編集・レイアウトするために必要な情報を入力する。例えば、図にあるように、用紙サイズ、向き、カラー、レイアウト後の枚数等の設定が可能である。ユーザがレイアウト後の枚数を多く設定することでより沢山の詳細なデータを得ることが可能であるが、この場合には情報提供サービス料金が高くなるように設定される。
本来これらの入力が終了すると、基本料金設定が計算され提示されることになるが、本発明と直接関係無いので料金についての説明は省略する。なお、このようにして入力されたレイアウト情報は、図17に示すユーザ情報テーブルの印刷レイアウトテーブルの各欄に記憶される。
<ユーザ情報テーブルの作成>
レイアウトテーブルの作成について、以下に説明する。
図14は、上記ユーザ登録の入力が終わった後に、行われるユーザ情報テーブル作成時におけるレイアウトテーブルの作成フローチャートである。
レイアウトテーブルの作成について、以下に説明する。
図14は、上記ユーザ登録の入力が終わった後に、行われるユーザ情報テーブル作成時におけるレイアウトテーブルの作成フローチャートである。
これは、収集した出力データをレイアウトするために必要な基本項目のテーブルを作成するもので、ユーザ登録時に行われるものである。データ収集及び配信を行う際に本動作を行うことは、本データ処理装置1の負荷が増すので、予め本動作を行い、テーブルに登録しておくことで、レイアウト条件に変更がない限り何度も使用できる。S1401〜S1403は、用紙サイズの設定を決める。S1404〜S1406は用紙向きを決める。用紙の向きが決定されると、例えば、図15にあるような見開き3段組のレイアウトの骨組みが決まるように予め設定されている。図15のグレーの各部分が段を示し、この場合、6つの印刷領域を有している。また、S1407〜S1409では印刷領域を決め、S1410〜S1412では両面印刷をするか否か決定し、さらにS1413〜S1415はカラー印刷するかどうか決める。カラー印刷するかどうかにより、データ処理装置1で作成されるデータをカラーデータにするか否かを決定する。
ここでは、文字サイズ、行間隔、文字間隔はデフォルトで設定されている。
前述の図15に示したレイアウトの骨組みにおける段組は、デフォルトのフォントサイズが大きい場合には改行が頻繁に起こる。それ故、レイアウトの骨組みはデフォルトのフォントサイズによっては、二段に分けるなども考えられるが、ここでは3段組の例をあげておく。また、段組数はユーザが契約時に選択可能にしても良い。
図16はレイアウトに必要な登録情報以外のユーザ登録情報により付加的なレイアウト情報を作成するためのフローチャートである。より多くの情報を配信するためには、出来る限り小さいフォントで、行間や文字間を詰めて出力データをレイアウトすることが必要である。しかし、全てのユーザに同一条件でレイアウトすると、ユーザ個々にとっては好ましくないレイアウトになることがある。そこで、レイアウト情報とは直接に関係しないユーザ登録情報もレイアウト情報のパラメータとして取り込むことにより、本データ処理装置1がユーザ個々に合ったレイアウトで且つより多くの出力データを挿入できるように動作する。
ここでは、例えばユーザ情報のうち視力情報について着目する。S1601では視力情報を抽出して、視力が両目で0.7以上あるか否かを調べる。もし、視力が0.7以上であれば文書文字を8ポイントで見出し文字を16ポイントに設定し(S1602)、それ以下であれば文書文字を10ポイントで見出し文字を20ポイントに設定する(S1603)。
さらに、S1604では、乱視の有無を判断する。もし、乱視が無ければ文字間隔と行間隔を小さい値でセットする(S1605)。さらに、S1604で乱視があると判断された場合には、乱視の強弱を判断する(S1606)。ここで、もし乱視が弱ければ文字間隔と行間隔を中程度の値でセットし(S1607)、乱視が強ければ文字間隔と行間隔を大きい値でセットする(S1608)。但し、視力の入力がなければデフォルトの値をセットする。
以上の、データ処理装置1では、レイアウト基本テーブルと付加レイアウトテーブルを作成し、これらを参照して、検索・収集した出力データをレイアウトすることになる。
図17はユーザ登録情報管理テーブルの一例である。
このように、ユーザがレイアウトに最低限必要なデータを設定するだけで、さらにレイアウトに直接関係のない登録情報を設定していればそれをレイアウト設定に生かすことが可能で、よりユーザ個々に適したレイアウトでの出力結果を得ることができる。
特に、これらを予めユーザに設定させることが不可能ではないが、文字サイズや行間、文字間隔などの細かい設定をユーザに行わせた場合には、ホストPC3でのCRTの解像度等の影響等で見る文字の大きさや行間、文字間は出力結果と感覚的にずれていることがあり、ユーザに任せてしまうよりも、システム側で決定してしまう方が好ましい。
<データ検索・収集>
図18は情報提供を行うデータソース2A、2B、2Cの外部メモリ407に格納されているデータの構造を示すものである。本実施例においては、各データソースの提供するデータ構造は統一されており、出力データ毎に、「更新時間」、「見出し文(テキストデータ)」、「概要文(テキストデータ)」、「詳細文(テキストデータ)」、「写真(画像データ)」に分けられている。各出力データはジャンル毎に分けられて格納されている。ここで、概要文は、一般的に同一出力データの詳細文よりも文字数が少なく同一情報がまとめられた文書である。なお、図18において「・・・・・」はテキストデータの内容を省略しているものであり、データの欠如ではない。
図18は情報提供を行うデータソース2A、2B、2Cの外部メモリ407に格納されているデータの構造を示すものである。本実施例においては、各データソースの提供するデータ構造は統一されており、出力データ毎に、「更新時間」、「見出し文(テキストデータ)」、「概要文(テキストデータ)」、「詳細文(テキストデータ)」、「写真(画像データ)」に分けられている。各出力データはジャンル毎に分けられて格納されている。ここで、概要文は、一般的に同一出力データの詳細文よりも文字数が少なく同一情報がまとめられた文書である。なお、図18において「・・・・・」はテキストデータの内容を省略しているものであり、データの欠如ではない。
データ処理装置1は、ネットワークを介してデータソース2A、2B、2C夫々と、下位レイヤでの通信プロトコルと更に上位レイヤ(セッション層以上)でのコマンドを送受信することにより、通信可能である。データ処理装置1は、ROM203や外部メモリ211のプログラムやデータにより通信コントローラを制御し、上述のコマンドの送受信を行う。そして、データ処理装置1は、データソースに対して、コマンドに検索用のデータ(キーワード、出力データに関するジャンル等)を含めて送信する。データソースは、前述の検索用のデータを受信して、ROM403や外部メモリ407のプログラムやデータにより、外部メモリ407に格納されているデータから条件に見合うデータを抽出してデータ処理装置1へ送信する。データ処理装置1は、データソースから受信した出力データを、自端末内の外部メモリ211内に蓄積する。
図19は、データ処理装置1が自端末の外部メモリ211に出力データのデータベースを作成する動作説明のためのフローチャートである。データ処理装置1はユーザの配信希望時間に合わせて配信出来るよう、配信時間帯の通信トラフィックの過去データから割り出される情報取得時間、後述のレイアウト処理、配信のための処理に掛かる時間を考慮して本動作を開始する。
まず、ユーザ情報テーブルから契約内容情報を取得する(S1901)。ここで、データ処理装置1は情報を取得する必要のあるジャンルやキーワード群、必要な情報の更新時間等の情報を取得するために必要な条件を確認する。例えば、図9で選択されている条件では、必要な出力データのジャンルは、「国内社会」、「国内政治」、「国内経済」、「国内スポーツ」、「地域情報」、「国際全般」である。また、必要な出力データの他の条件は、配信情報が「毎日」で「1回/日」、「6:00」の配信なので、前日の6:00〜現在までの更新日時を有する出力データであることである。
そして次に、S1901で決定した出力データを取得するための条件を、データソース2A、2B、2Cに対して送信する(S1902)。各データソースは情報を取得するための条件を受信し(S1903)、条件に合った出力データを検索する(S1904)。各データソースは検索した出力データをデータ処理装置1に送信する(S1905)。その後、データ処理装置1は各データソースから受信し(S1906)、そのデータを解析する。
まず、出力データとして受信した各出力データの中から頻出のキーワードを取り出し、類似内容の出力データを判別する。そして、さらに類似と判断されている出力データ数の多い出力データ群を優先度上位とする(S1907)。ここで、類似出力データ数が同一の場合には、出力データ各々の更新時間について最近のものが多い出力データ群をより上位とする。
また、更にS1908で各出力データ群の中で各出力データに優先度を付ける。例えば、類似判断に用いられたキーワードが、最も多く含まれている出力データの優先度を出力データ群内で上げる。また、要約部分に類似判断に用いられたキーワードが多く含まれている出力データの優先順位を上げる。或いは、類似出力データ群内で、最も更新時間の最近である出力データの優先度を上げる。前述の基準を用いて、ジャンル毎に各出力データ群に優先順位を付けて更に各出力データ群で各出力データに優先順位をつけてデータベースにまとめる(S1909)。
図20はデータ処理装置1の外部メモリ211内に作成される出力データのデータベース構造の例を示す模式図である。これに限らず、各データの属性情報(決定した優先度、データソース名)だけを保持し、実データ自身はデータソース2A、2B、2Cにあるように管理することも可能である。図20においても図18同様に、「・・・・・」はテキストデータの内容を省略した表現であり、内容が欠如しているものではない。
<レイアウト処理>
図21は、データ処理装置が取得した情報をレイアウトする際の動作説明のためのフローチャートである。まず、前提として情報配信のためのレイアウト対象となる出力データの条件は以下の通りである。
図21は、データ処理装置が取得した情報をレイアウトする際の動作説明のためのフローチャートである。まず、前提として情報配信のためのレイアウト対象となる出力データの条件は以下の通りである。
i)最も優先度の高いジャンル或いはキーワード群は詳細な出力データ(本実施例では詳細文要素)を含んでいること。
ii)各ジャンルの出力データは、「見出し文+詳細文」、或いは「見出し文+概要文」でレイアウトされること。
iii)1つのジャンルに沢山の出力データを盛り込むのではなく、出来る限りレイアウトできるジャンルの数を増やすこと。
iv)最優先ジャンルは可能な限り優先度の高い出力データをレイアウト対象とすること。
v)レイアウトの都合で最優先ジャンルの出力データが優先度の低い出力データになった場合には、他のジャンルの出力データに関する優先度を上げること。
データ処理装置1は、上記出力データに対する条件と、ユーザ情報テーブル、とデータソースから検索・収集した出力データに基づいてユーザへの配信データをレイアウト条件に合わせてレイアウトする。
図21において、最初にパラメータとフラグを初期化する(S2101)。その後、各ジャンル或いはキーワード群(以下、説明を簡潔にするためにジャンルで統一)毎に優先度の最も高い出力データを抽出し、各出力データの見出し文と詳細文をレイアウト対象としてセットする(S2102)。そして、レイアウト対象出力データの優先度を判別するためにパラメータiにi+1をセットする(S2103)。ここでは、まずi=1となる。
次に、S2104で現在のレイアウト対象にしている各出力データにおいて、実際のレイアウ対象要素として抽出されている見出し文要素と、概要文要素或いは詳細文要素のうち、まだ文字数抽出の終わっていない要素の文字数を抽出する。
そしてS2105で、まずレイアウト基本テーブルの情報と付加レイアウトテーブルの情報から、基本レイアウト枠組み、文字サイズ(見出し用と文書用)、行間、文字間の設定を参照する。そしてS2104で抽出された見出し文字数・文書文字数と、前述の基本レイアウトから決まる印字領域・文字サイズ・行間・文字間データとから現在レイアウト対象になっている出力データの全てのレイアウト要素がレイアウト可能かどうか判断する。S2105でレイアウトが可能であると判断されると次に、S2106でフラグ1の有無を確認する。このフラグ1は、既に一度S2105でレイアウト不可能となったか否かを判断するものである。もし、一度レイアウト不可能と判断されているものであればフラグ1が立っている。このときには最終的なレイアウトが終了であると言うことであり、実際のレイアウト処理(S2107)を行い、編集レイアウト動作を終了する。
もし、S2106でフラグがない場合には、現在の全レイアウト要素をレイアウト可能であり、更により多くの情報をレイアウトできる可能性がある。この場合は、ジャンル毎に現在レイアウト対象になっている出力データの次の優先度を持つ出力データ群の最優先のデータをレイアウト対象とし、その出力データの見出し文と詳細文をレイアウト対象に追加して、S2103へ戻る(S2108)。
ここで、レイアウト可能か否かの判断は、レイアウト対象出力データの「見出し文」文字数、その見出し文字サイズ、文字間隔、行間隔から計算される領域、「詳細文(要約文)」文字数と文書文字サイズ、文字間隔、行間隔から計算される領域に、見出しの後に本文を続けないことによる空白の領域のデータを加味した、出力データ全体に係る全データ領域の大きさを算出する。ここで算出された全データ領域と印刷可能領域とを比較することでレイアウト可能か否か判断する。
また、S2105でレイアウト不可能と判断された場合には、S2109でレイアウト不可能判断がなされたことを示すフラグ1をセットしてS2110へ移る。S2110では、現在レイアウト処理している出力データの優先度レベルを判断する。i=1の場合は、まだレイアウト可能になった出力データがなく、現在のレイアウト対象の出力データが優先度レベルの最も高いものであることを示している。また、i≠1(i≧2)の場合は、現在のレイアウト対象出力データが優先度レベルの2番目以降のものであるということで、既にレイアウトが可能になっている出力データが各ジャンルに1つ以上存在していることを示す。
(a.既にレイアウト可能となった出力データがある場合)
S2110でi≠1(i≧2)の場合には、S2111で優先度i番目(現在のレイアウト対象)の出力データが少なくとも1つ存在するかどうか確認する。S2111で優先度i番目の出力データがない場合はS2107へ進み、現在までにレイアウト可能と判断された出力データをレイアウトして終了する。もしS2111で優先度i番目の出力データがあると判断された場合には、さらに、各ジャンルの優先度i番目の出力データで、詳細文要素がレイアウト対象になっているものがあるかどうかを確認する(S2112)。
S2110でi≠1(i≧2)の場合には、S2111で優先度i番目(現在のレイアウト対象)の出力データが少なくとも1つ存在するかどうか確認する。S2111で優先度i番目の出力データがない場合はS2107へ進み、現在までにレイアウト可能と判断された出力データをレイアウトして終了する。もしS2111で優先度i番目の出力データがあると判断された場合には、さらに、各ジャンルの優先度i番目の出力データで、詳細文要素がレイアウト対象になっているものがあるかどうかを確認する(S2112)。
もし、S2112で詳細文要素がレイアウト対象になっている出力データがある時には、次にS2113に進む。S2113では、各ジャンルの優先度i番目の出力データで詳細文要素がレイアウト対象になっている出力データのうち、最も優先順位の低いジャンルの優先度i番目の詳細文要素をレイアウト対象から外し、同一出力データの概要文要素を検索・抽出してレイアウト対象に加えてS2104に戻る。S2104では新規に加えた概要文要素の文字数を検出することになる。
もし、S2112で詳細文要素がレイアウト対象になっていない場合には、優先度i番目の出力データが存在するジャンルのうち最も優先の低いジャンルの出力データ(見出し文と概要文)をレイアウト対象から外してS2105に戻る。
(b.未だレイアウト可能となった出力データのない場合)
S2110でi=1の場合には、未だレイアウト可能である出力データがなく、各ジャンルの優先度の最も高い出力データのレイアウトができない状態である。まず、S2115では、レイアウト対象出力データの詳細文要素が2つ以上あるかどうか判断する。出力データ条件として最も高い優先度の高いジャンルは詳細文要素がレイアウトされることになっているので、最低詳細文要素が1つ残っている必要がある。詳細文要素がレイアウト対象になっているジャンルが、2つ以上あれば、S2116で出力データの詳細文要素がレイアウト対象に入っているジャンルのうち、最も優先度の低いジャンルの出力データに係る詳細文要素をレイアウト対象から外し、同一出力データの概要文を検索・抽出してS2104に戻る。
S2110でi=1の場合には、未だレイアウト可能である出力データがなく、各ジャンルの優先度の最も高い出力データのレイアウトができない状態である。まず、S2115では、レイアウト対象出力データの詳細文要素が2つ以上あるかどうか判断する。出力データ条件として最も高い優先度の高いジャンルは詳細文要素がレイアウトされることになっているので、最低詳細文要素が1つ残っている必要がある。詳細文要素がレイアウト対象になっているジャンルが、2つ以上あれば、S2116で出力データの詳細文要素がレイアウト対象に入っているジャンルのうち、最も優先度の低いジャンルの出力データに係る詳細文要素をレイアウト対象から外し、同一出力データの概要文を検索・抽出してS2104に戻る。
もし、S2115でレイアウト対象出力データの詳細文要素がたった一つの場合には、S2117へ進み、別の出力データを抽出する動作を行う。この動作を行うことで、最優先ジャンルの最優先出力データに係る「見出し文」+「詳細文」を残しつつ、他のジャンルの詳細文を概要文に変換していくことでレイアウトに余裕が生まれるようにする。
このようにして、各ジャンルの出力データにおいて、詳細文が配置できなければ概要文に交換することでレイアウトに余裕を持たせることが可能となる。
(別出力データ検索処理)
ここでは、前述のように同一内容に対応付けられた概要文と詳細文のデータを置き換えるだけでなく、全く別の出力データを新規にレイアウト対象データにする場合が発生した際の動作を含めた動作フローになる。
ここでは、前述のように同一内容に対応付けられた概要文と詳細文のデータを置き換えるだけでなく、全く別の出力データを新規にレイアウト対象データにする場合が発生した際の動作を含めた動作フローになる。
次にS2117の「別出力データ検索処理」を説明する。図22は別出力データ検索処理の動作を説明するフローチャートである。最初にレイアウト対象のジャンル数を管理し、優先順位の低いジャンルから出力データ自体を変更していくために必要なパラメータjにj=j+1をセットする(S2201)。次にパラメータjがレイアウト対象の総ジャンル数と同じになったかどうか判断する(S2202)。
そして、もしS2202でjが総ジャンル数と同一でなければ、S2203に移る。S2203ではj番目に低い優先度を有するジャンルを選択する。つまり、最も優先度の低いジャンルから選択される。さらにS2204では、S2203で選択されたジャンルにおいて、現在レイアウト対象になっている出力データの「見出し文+概要文」をレイアウトした場合よりも小さいレイアウトサイズになる他の出力データの「見出し文+概要文」或いは「見出し文+詳細文」となる出力データを検索する。
ここで、もし小さいレイアウトサイズになる出力データが存在しなければ、S2201に戻る。また、逆に存在した場合には、S2205で現在選択されているジャンルにおいて、現在レイアウト対象となっている出力データの「見出し文+概要文」を、S2204で検索されたレイアウトサイズの小さい出力データのうち優先度の最も高い出力データと置き換える。置き換える出力データは、可能な限り同一出力データ群の中から抽出するように制御されるのが好ましい。
ここでS2202の判断に戻る。もし、S2202でjがレイアウト対象の総ジャンル数になった場合には、全てのジャンルに対して出力データを掲載してしまうと、最優先のジャンルにおける最優先の出力データに係る詳細文がレイアウトできないということである。そこで、S2202でj=対象の総ジャンル数になった場合には、S2206に移り、ここでフラグ2があるかどうかを判断する。フラグ2は、最優先ジャンルの出力データが変更されたことがあるかどうかを示すものである。以下に示すように、このフラグ2は、最優先ジャンルの出力データが優先度の低すぎる出力データになることを避け、最優先ジャンルの出力データ優先度を下げた場合に他のジャンルに係る出力データを優先度の高いものにするために用いられる。
S2206でフラグ2がない場合には、S2207でフラグ2をセットする。そして、S2208で最優先のジャンルで現在レイアウト対象になっている出力データの「見出し文+詳細文」をレイアウトした場合よりも小さいレイアウトサイズになる「見出し文+詳細文」出力データを検索する。この場合もS2204同様に、置き換える出力データは、可能な限り同一出力データ群の中から抽出するように制御されるのが好ましい。
もし、S2208で小さいレイアウトサイズの出力データが存在した場合には、S2209で最優先ジャンルにおいて、現在レイアウト対象となっている出力データの「見出し文+詳細文」を、S2208で検索されたレイアウトサイズの小さい出力データのうち最優先度を持つ出力データと置き換える。そして、次にS2210で他のジャンルの出力データを再度全ての記事の中で最優先順位の出力データに係る「見出し文+詳細文」に置き換える。こうすることで、最優先ジャンルの出力データが、優先度の低い出力データに変更された代わりに、他のジャンルの出力データは優先度を上げて更に内容を詳細にしている。
また、S2208において、最優先ジャンルで小さいレイアウトサイズになる出力データが存在しなければ、S2211に移る。S2211ではフラグ2をクリアして初期化する。次に、現在レイアウト対象になっているジャンルの内で最も優先度の低いジャンルをレイアウト対象から外し、レイアウトするジャンル数を減らす(S2212)。S2213で、残ったレイアウト対象のジャンルに係る出力データを、再度全ての出力データ中で最優先順位の出力データに係る「見出し文+詳細文」に置き換える。但し、煩雑のためフローチャートには記載しないが、S2212を繰り返すことで最終的にレイアウト対象の出力データが無くなるのでその場合には、エラーとして処理されるよう制御する。図23はレイアウトした結果を示す図である。
上述のようにレイアウトの際に、抽出したデータがレイアウト可能でなければレイアウトするデータを別のデータに置き換えてしまうことで、無理やりに縮小するなどしてはめ込むレイアウト方法による見にくいレイアウトになることを防ぐことが可能となる。例えば、レイアウト対象を詳細文から要約文に置き換えたり、全く別の出力データ(記事)にするよう動作することで実現する。
<配信・印刷>
図24はデータ処理装置1がレイアウトした情報をユーザに配信し、受信した側の家庭内印刷システムで印刷する際の動作説明のためのフローチャートである。
図24はデータ処理装置1がレイアウトした情報をユーザに配信し、受信した側の家庭内印刷システムで印刷する際の動作説明のためのフローチャートである。
まず、データ処理装置1はユーザの登録した配信時間の一定時間前になると、レイアウトされた編集データを画像データとして送るか、それともページ記述言語(以下、PDL)のデータとして送信するかを決定する。まず、S2401で上記編集データをスクリプト形式のデータに変換する。例えば、ユーザが使用しているプリンタの機種をユーザ情報として登録しているなら、ユーザ登録プリンタがサポート可能なPDLデータを作成できるかどうか判断する。これは、データ処理装置1にどのような上記ユーザが登録したプリンタに関するプリンタドライバが予め格納されているかにより決まる。特に、印刷のためにプリンタ指定がされていなければ画像データとして送信する。
そして、S2402で、データ処理装置1は、PDLデータ或いは、画像データにして印刷用データを作成する。例えば、データ処置装置1はレイアウト後の編集データを、プリンタドライバに渡す。データを受信したプリンタドライバがレイアウトのプログラムが作成したレイアウト後のデータに含まれるオブジェクトデータをプリンタのコントローラが解釈できるPDLデータに変更すると言った動作を実行する。また、データ処理装置1は、S2401にて画像データで送信することが決まると、レイアウト後の上記編集データを画像データとして送信する場合の圧縮データを作成する。
この場合、まずデータ処理装置1内のレイアウトのプログラムで作成された編集データはビットマップデータとして作成され、印刷用データとなる。さらに上記印刷用データであるビットマップデータはJPEG、JBIG、LZ、Packbits、デルタ圧縮といった圧縮方式のうち適したものを用いて圧縮を行う。これらの印刷データは、作成された後一度データ処理装置1内の外部メモリ211に記憶される。
そして、S2403で配信時間が来たことが検出されると、S2404で前述の印刷データを家庭内印刷システムにあるユーザのホストPC3に対して通信を確立し、印刷データを送る。これらの処理は、データ処理装置1内のROM203にあるプログラムROMや外部メモリ211に格納されているプログラムに基づき装置内の各デバイスや各部コントローラを制御することで実現する。
以上が、データ処理装置1における印刷データの配信動作である。以下に、印刷データを受信したホストPC3及びプリンタ4の動作を示す。
ホストPC3は、印刷データを受信する(S2405)。そして、ホストPC3は、受信した印刷データをプリンタ4に転送する(S2406)。この時、S2402においてデータ処理装置1側が圧縮データを作成している場合には、ホストPC3で伸長する。ホストPC3は、ROM303のプログラムROMや外部記憶装置311などに格納されるプログラムに基づいて、前述の受信及びローカル接続や家庭内LAN等で接続されているプリンタ4への転送を行う。
そして、S2407で印刷データを受信したプリンタ4は印刷データに基づいて印刷を行う。
そして、S2407で印刷データを受信したプリンタ4は印刷データに基づいて印刷を行う。
なお、上述の実施例においては、データ処理装置1は外部メモリ211内に出力データのデータベースを作成し、レイアウトフローチャート図21と図22においてメモリ内のデータベース内のデータを検索するように動作するよう説明した。しかし、本発明の実施例はこれに限られるものではない。例えば、メモリ211内には各ジャンル、各出力データの優先度を管理するデータ、各出力データのデータ供給元を識別するデータのみを有しておき、図21と図22においてS2108、S2113、S2114、S2116、S2204、S2205、S2208、S2209の際に各データ供給源から実際の出力データ自身を取得するようにCPU201がROM203や外部メモリ211のプログラムに基づき動作することでも実現できる。
また、上記実施例では、印刷データをPDL、若しくはビットマップデータで説明したが、レイアウト後の編集データをHTMLやXML+CSS或いはXSLなどのスクリプト形式データで送信し、ホストPC3のモニタ上でブラウジング機能を有するアプリケーションで閲覧しても良い。
上述の第1の実施例においては、ユーザに合わせたレイアウト条件を設定し、そのレイアウト条件に合わせて、出力データ自体を変更することが可能なデータ処理装置、システム、方法を説明した。本実施例では、ユーザの登録条件に合わせて出力データを加工し、加工後のデータをレイアウトして出力するデータ処理装置について説明する。
図25は、第1の実施例において図16で示した付加情報テーブルを作成する別の処理を示している。本実施例では漢字にルビをふる場合について説明する。図16ではレイアウトには関係していないユーザ登録情報から「視力」のデータを抜き出し、ユーザに好まれる出力データのレイアウトになるようにカスタマイズした。
ここで説明するのは、他のカスタマイズしたレイアウトの実施例である。図25では、ユーザ登録情報から得られる子供の情報を利用し、子供が読むことが可能な出力データをレイアウトすることを目的とする。
まず、ユーザ情報のうち子供がいるかどうかを確認する(S2501)。そして、子供が居る場合には、さらに子供の年齢情報を確認し、不図示の年齢と学年のテーブルから学年を判定する(S2502)。本実施例においては、10歳で小学校4年生であることが判明する。この場合、年齢から学年を決める手順で説明したが、ユーザ登録時に学年を入れさせることでこの動作は省略も可能である。
さらに、小学校1年生から中学校3年生までの子供がいるかどうか判定する(S2503)。小学校においては常用漢字のうち各学年において習得すべき漢字が指導要領として明確に決められており、小学校4年生であれば3年生までに習得される漢字にはルビをふる必要はない。また、中学生においては常用漢字が全て読めると言うわけではないので、小学校で習得する漢字以外の常用漢字に対してルビをふるよう制御する。また、小学生未満は出力データの情報を読む可能性が低く、ルビがなくとも高校生以上の場合も出力データを読むことができる可能性が高いのでルビをふらないよう制御する。
S2503で小学校1年生から中学校3年生がいるか判断し、いる場合はS2404で学年情報をセットする(S2505)。そして、ルビ文字ポイントと行間のデータを決定して付加情報テーブルにセットする(S2506)。ルビ文字ポイント数はデフォルトのデータとして文書文字サイズのポイント数の半分とする。但し、ルビをふるのは、詳細文(文書文字)データだけであり、見出し文の漢字にはふらないよう制御する。年齢と学年の対応テーブル、各学年の習得漢字テーブル、ルビをふるために必要となる辞書情報は図2に示すデータ処理装置1の外部メモリ211に格納されており、本フローチャートで示される動作はCPU201がROM203などのプログラムにより実行するものである。
図26は、図25の処理を行った後で作成されるユーザ情報テーブルの一例である。
図27はルビをふる場合の概念図である。文書に対してルビを振る場合には、第1の実施例のように出力データのデータ行と行間だけであったのに対して、各行の間に文書文字ポイント数の半分であるルビ文字ポイント分+1ポイント分の幅を有する行を挿入する必要がある。1ポイントというのは出力データとルビ文字の間に挿入されるものとする。ここでは、文字ポイント分+1ポイント分を含めてルビ行とする。つまり、改行毎に「行間+ルビ行+出力データ行」を繰り返すとなる。
実際のレイアウト時には、図21のS2105において行間のほかにルビ行の分だけ考慮して印字領域に対して出力データがレイアウト可能であるか否かを判断しなければならないことは言うまでもない。また、この際に、図15に示されるようなレイアウトの骨組みがきまると、文書が何文字で改行されるかが判定できるので、改行されるごとにそのルビ行も増えることが考慮されなければならない。ルビ行をひとつの行としてレイアウトが可能かどうか判断することも出来るが、基本的には行間のデータに加えた形で行間が大きいとして行間のサイズを決めて判定することも出来る。
上述の第1の実施例においては、ユーザに合わせたレイアウト条件を設定し、そのレイアウト条件に合わせて、出力データ自体を変更することが可能なデータ処理装置、システム、方法を説明した。本実施例では、ユーザの登録条件に合わせて出力データを加工し、両面印刷する、あるいは片面印刷するデータ処理装置について説明する。
始めに両面ユニットについて説明する。図28は図6に示したプリンタ4において排紙フラッパ634がフェースダウントレイ635と逆側に切り替わったことにより矢印650の方向に排紙された用紙が入力される両面ユニットの断面図である。図28において2801は両面ユニットである。650はプリンタ4から排出されてくる用紙の搬送向きを示す矢印である。Sはプリンタ4から排出されてきた、片面印刷済み用紙である。2802は片面印刷済み用紙を両面ユニット2801内に導く搬送ローラである。2803も片面印刷済み用紙を搬送する搬送ローラである。
2804は、片面印刷済み用紙を用紙スロット2806内に導き、その後用紙スロット2806から引き出して搬送ローラ2807方面への搬送を開始する反転ローラである。2805は、用紙スロット2806内に一旦格納された後に反転ローラ2804によって引き出された用紙Sを搬送ローラ2803方面ではなく、搬送ローラ2807方面に搬送させるためのフラッパである。2807、2808、2809は片面印刷済み用紙Sの搬送を補助する搬送ローラである。搬送ローラ2807、2808、2809によって搬送された片面印刷済み用紙Sは矢印660の方向に搬送されるが、この位置にはプリンタ4の給紙ローラ612(図6参照)があり、従って片面印刷済み用紙Sは再びプリンタ4内に入力されることになる。
図29は、実施例1において図16で示した付加情報テーブルを作成する別の処理を示している。本実施例では印刷方法を両面印刷あるいは片面印刷に切り替える場合について説明する。ここで説明するのは、ユーザの登録情報に応じて印刷方法を片面印刷/両面印刷のいずれかに切り替える実施例である。
図29は付加情報テーブルを作成する処理として、レイアウトに必要な登録情報以外のユーザ登録情報から印刷物を片面印刷する、あるいは両面印刷するための処理情報を作成するためのフローチャートである。
印刷物が新聞で提供されているような性質のものである場合、朝自宅で情報配信を受けて印刷した印刷物は通勤途上で読むことが多いが、通勤に公共交通機関を利用し、その車内で読む場合には、印刷物は少ないほうが都合がよく、そのためには両面に印刷されているほうが便利である。一方、休日はこのような状況が発生しない上、家庭で生活していると何かと書き留めたい状況が発生する物であり、そのような場合に片面印刷されていて裏面が白い用紙があると重宝する物である。以下はこれに基づき、曜日ごとに両面印刷を実施する・実施しないを制御する手順を説明している。
印刷物が新聞で提供されているような性質のものである場合、朝自宅で情報配信を受けて印刷した印刷物は通勤途上で読むことが多いが、通勤に公共交通機関を利用し、その車内で読む場合には、印刷物は少ないほうが都合がよく、そのためには両面に印刷されているほうが便利である。一方、休日はこのような状況が発生しない上、家庭で生活していると何かと書き留めたい状況が発生する物であり、そのような場合に片面印刷されていて裏面が白い用紙があると重宝する物である。以下はこれに基づき、曜日ごとに両面印刷を実施する・実施しないを制御する手順を説明している。
付加情報テーブルを作成する処理が開始されると、個人情報として登録されている休日情報を取得する(S2901)。続いて付加情報テーブルに、休日は「片面印刷を行う」と設定し、勤務日は「両面印刷を行う」と設定する(S2902)。
以上のようにデータ処理装置1では、レイアウト基本テーブルと付加レイアウトテーブルを作成し、これらを参照して、検索・収集した出力データを印刷用にレイアウトし、更に両面印刷/片面印刷のいずれを実施するかを制御することになる。
図31はユーザ登録情報管理テーブルの別の一例である。図31からも明らかなように、ユーザ登録情報として休日情報を登録すると、この情報から付加情報テーブルに記憶される情報として、配信される情報を両面印刷する、あるいは片面印刷するという情報が、曜日ごとに記憶されていることがわかる。
このように、ユーザがレイアウトに最低限必要なデータを設定するだけで、さらにレイアウトに直接関係のない登録情報から両面印刷あるいは片面印刷のいずれかを行うよう制御することが可能で、よりユーザ個々に適した形態で印刷物を提供することができる。
これらを予めユーザに設定させることは不可能ではないが、システム側で制御してしまう方が、利便性向上の観点からは好ましい。
続いて本実施例で説明するデータ処理装置が配信・印刷・ステープルを行う処理について、図30のフローチャートを参照しつつ説明する。図30はデータ処理装置1がレイアウトした情報をユーザに配信し、受信した側の家庭内印刷システムで印刷する際の動作説明のためのフローチャートである。
まず、データ処理装置1はユーザの登録した配信時間の一定時間前になると、レイアウトされた編集データを画像データとして送るか、それともページ記述言語(以下、PDL)のデータとして送信するかを決定する。まず、S3001で上記編集データをスクリプト形式のデータに変換する。例えば、ユーザが使用しているプリンタの機種をユーザ情報として登録しているなら、ユーザ登録プリンタがサポート可能なPDLデータを作成できるかどうか判断する。これは、データ処理装置1にどのような上記ユーザが登録したプリンタに関するプリンタドライバが予め格納されているかにより決まる。特に、印刷のためにプリンタ指定がされていなければ画像データとして送信する。
そして、S3002で、データ処理装置1は、PDLデータ或いは、画像データにして印刷用データを作成する。例えば、データ処置装置1はレイアウト後の編集データを、プリンタドライバに渡す。データを受信したプリンタドライバがレイアウトのプログラムが作成したレイアウト後のデータに含まれるオブジェクトデータをプリンタのコントローラが解釈できるPDLデータに変更すると言った動作を実行する。また、データ処理装置1は、S3001にて画像データで送信することが決まると、レイアウト後の上記編集データを画像データとして送信する場合の圧縮データを作成する。
この場合、まずデータ処理装置1内のレイアウトのプログラムで作成された編集データはビットマップデータとして作成され、印刷用データとなる。さらに上記印刷用データであるビットマップデータはJPEG、JBIG、LZ、Packbits、デルタ圧縮といった圧縮方式のうち適したものを用いて圧縮を行う。これらの印刷データは、作成された後一度データ処理装置1内の外部メモリ211に記憶される。
続いて曜日情報を取得する(S3003)が、これにはデータ処理装置1が備えている、図示しない計時機能を利用すればよい。続いて当該曜日が片面印刷すべき曜日か両面印刷すべき曜日かを決定する(S3004)が、これには図31に図解したユーザ情報テーブルの付加情報テーブル欄を参照し、決定すればよい。当該曜日が両面印刷すべき曜日であれば、両面印刷コマンドを印刷データに付加する(S3005)。一方ステップS3004において片面印刷すべき曜日であれば、片面印刷コマンドを印刷データに付加する(S3006)。
そして、S3007で配信時間が来たことが検出されると、S3008で前述の印刷データを家庭内印刷システムにあるユーザのホストPC3に対して通信を確立し、印刷データを送る。これらの処理は、データ処理装置1内のROM203にあるプログラムROMや外部メモリ211に格納されているプログラムに基づき装置内の各デバイスや各部コントローラを制御することで実現する。
以上が、データ処理装置1における印刷データの配信動作である。以下に、印刷データを受信したホストPC3及びプリンタ4の動作を示す。
ホストPC3は、印刷データを受信する(S3010)。そして、ホストPC3は、受信した印刷データから、指定されている印刷方法が両面印刷であるか、片面印刷であるかを調べ(S3011)、両面印刷が指定されていたら両面印刷を実行するべくプリンタ4に印刷データを出力し(S3012)、片面印刷が指定されていたら片面印刷を実行するべくプリンタ4に印刷データを出力する(S3013)。
図32は、実施例1で説明した本発明に係るサービスを提供するシステムの他の実施例を示す図である。実施例1と同一の各部に対しては同一番号を付してある。
この実施例では、データ処理装置1の機能をプリンタ4が実現するものである。プリンタ4にはステープルフィニッシャ(図示せず)が装着されているものとする。
図33に示すプリンタコントローラ501は、図7で説明したプリンタ4にさらに、上記各実施例で説明したデータ処理装置1が有している外部メモリに相当する大容量メモリ(HDD)712と通信I/Fコントローラ713と、更に計時手段714を持たせた構成である。
図33の構成において、ROM704と大容量メモリ712に対して上記各実施例で説明したデータ処理装置1が実行する各種プログラムを格納しておき、ネットワーク上の固有のアドレスを与える或いはモデムでの通信を制御するように通信I/Fコントローラ713を構成することでプリンタ4がデータ処理装置1の機能を実現することが可能となる。この場合、印刷データや印刷ジョブはプリンタ4内部で作成されるため、レイアウト後のデータ受信を、ホストPC3が介在して行う必要もなくなる。
この実施例の場合、ユーザの個人情報登録は、ユーザがホストPC3からローカル接続、或いはネットワーク経由でプリンタ4に対して行う。プリンタ4は、ユーザ情報テーブルを完成するために付加情報テーブルを作成し登録する。そして、計時手段714が決められた時間を検出するとデータソースサーバ2A等と通信を確立し、ユーザ登録情報からデータ取得を行う。その後、取得データを上記各実施例のようにレイアウトするよう動作して、ユーザ登録情報からのレイアウト条件に合わせてレイアウトデータを作成する。そして、さらにユーザ登録情報から印刷属性を決めてレイアウトデータを変換し、印刷データとして印刷部(エンジン)へ供給する。
このように、プリンタ4が、上記各実施例においてデータ処理装置1が実現した機能を行うことが可能である。
このように、プリンタ4が、上記各実施例においてデータ処理装置1が実現した機能を行うことが可能である。
上記の各実施例1乃至4ではプリンタ4が電子写真プリンタであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、インクジェットのプリンタ装置、スキャナ機能付複写機やさらにFAX機能も有する所謂複合機でも実現することが可能であることは言うまでもない。
なお、前述した各実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、前述の各実施例に係る機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体が本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
1 データ処理装置
2A データソースサーバ
2B データソースサーバ
2C データソースサーバ
3 ホストPC
4 プリンタ
201,301,401,709 CPU
208,308,406,713 通信I/Fコントローラ
501 プリンタコントローラ
502 プリンタエンジン
715 オプションコントローラ
2801 両面ユニット
2A データソースサーバ
2B データソースサーバ
2C データソースサーバ
3 ホストPC
4 プリンタ
201,301,401,709 CPU
208,308,406,713 通信I/Fコントローラ
501 プリンタコントローラ
502 プリンタエンジン
715 オプションコントローラ
2801 両面ユニット
Claims (25)
- 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービス方法において、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する第1ステップと、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集する第2ステップと、
編集された前記情報の印刷情報を印刷手段に送信する第3ステップと、
を有することを特徴とする情報サービス方法。 - 請求項1に記載の情報サービス方法において、
前記個人情報は前記ユーザの家族構成についての情報を含み、
前記第2ステップは、前記家族構成についての情報を参照すること、および、前記ユーザに所定学齢以下の家族がある場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報の所定の漢字にルビを付して前記所定のレイアウトに編集することを含むことを特徴とする情報サービス方法。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービス方法において、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する第1ステップと、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいて加工して所定のレイアウトに編集する第2ステップと、
加工編集された前記情報の印刷情報を印刷手段に送信する第3ステップと、
を有することを特徴とする情報サービス方法。 - 請求項3に記載の情報サービス方法において、
前記個人情報は前記ユーザの視力についての情報を含み、
前記第2ステップは、前記視力についての情報を参照すること、および、前記ユーザが近視の場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報のポイントを、近視でない場合よりも大きく加工して前記所定のレイアウトに編集することを含むことを特徴とする情報サービス方法。 - 請求項4に記載の情報サービス方法において、
前記第2ステップはさらに、前記ユーザが乱視の場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報の行間隔および/または文字間隔を、近視でない場合よりも大きく加工して前記所定のレイアウトに編集することを含むことを特徴とする情報サービス方法。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービス方法において、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する第1ステップと、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集し、かつ、前記個人情報に基づいた印刷属性データを作成する第2ステップと、
編集された前記情報の印刷情報および前記印刷属性データを印刷手段に送信し、該印刷情報を前記印刷属性データに従ったモードで印刷する第3ステップと、
を有することを特徴とする情報サービス方法。 - 請求項6に記載の情報サービス方法において、
前記印刷手段は片面印刷機能および両面印刷機能を備え、
前記印刷属性データは、前記個人情報に応じて前記第3ステップで前記印刷手段が片面印刷モードと両面印刷モードのどちらで印刷するかを示すことを特徴とする情報サービス方法。 - 請求項7に記載の情報サービス方法において、
前記個人情報は前記ユーザの休日の曜日についての情報を含み、
前記第2ステップは、前記休日の曜日についての情報を参照すること、および、前記印刷情報が前記ユーザの前記休日の曜日に送信される場合は前記両面印刷モードで印刷し、他の曜日に送信される場合は前記片面印刷モードで印刷することを前記印刷属性データに含ませることを含むことを特徴とする情報サービス方法。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービスシステムにおいて、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集する編集手段と、
編集された前記情報の印刷情報を印刷装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報サービスシステム。 - 請求項9に記載の情報サービスシステムにおいて、
前記個人情報は前記ユーザの家族構成についての情報を含み、
前記編集手段は、前記家族構成についての情報を参照する手段と、前記ユーザに所定学齢以下の家族がある場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報の所定の漢字にルビを付して前記所定のレイアウトに編集する手段とを含むことを特徴とする情報サービスシステム。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービスシステムにおいて、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいて加工して所定のレイアウトに編集する加工編集手段と、
加工編集された前記情報の印刷情報を印刷装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報サービスシステム。 - 請求項11に記載の情報サービスシステムにおいて、
前記個人情報は前記ユーザの視力についての情報を含み、
前記加工編集手段は、前記視力についての情報を参照する手段と、前記ユーザが近視の場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報のポイントを、近視でない場合よりも大きく加工して前記所定のレイアウトに編集する手段とを含むことを特徴とする情報サービスシステム。 - 請求項12に記載の情報サービスシステムにおいて、
前記加工編集手段はさらに、前記ユーザが乱視の場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報の行間隔および/または文字間隔を、近視でない場合よりも大きく加工して前記所定のレイアウトに編集する手段とを含むことを特徴とする情報サービスシステム。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに当該ジャンルの情報の印刷情報を配信する情報サービスシステムにおいて、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集し、かつ、前記個人情報に基づいた印刷属性データを作成する編集手段と、
編集された前記情報の印刷情報および前記印刷属性データを印刷装置に送信し、該印刷情報を前記印刷属性データに従ったモードで印刷する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報サービスシステム。 - 請求項14に記載の情報サービスシステムにおいて、
前記印刷装置は片面印刷機能および両面印刷機能を備え、
前記印刷属性データは、前記印刷装置が片面印刷モードと両面印刷モードのどちらで印刷するかを示すことを特徴とする情報サービスシステム。 - 請求項15に記載の情報サービスシステムにおいて、
前記個人情報は前記ユーザの休日の曜日についての情報を含み、
前記編集手段は、前記休日の曜日についての情報を参照する手段と、前記印刷情報が前記ユーザの前記休日の曜日に送信される場合は前記両面印刷モードで印刷し、他の曜日に送信される場合は前記片面印刷モードで印刷することを前記印刷属性データに含ませる手段とを含むことを特徴とする情報サービスシステム。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに配信される当該ジャンルの情報の印刷情報に従って印刷を行う印刷装置において、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集する編集手段と、
編集された前記情報の印刷情報を印刷する印刷手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項17に記載の印刷装置において、
前記個人情報は前記ユーザの家族構成についての情報を含み、
前記編集手段は、前記家族構成についての情報を参照する手段と、前記ユーザに所定学齢以下の家族がある場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報の所定の漢字にルビを付して前記所定のレイアウトに編集する手段とを含むことを特徴とする印刷装置。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに配信される当該ジャンルの情報の印刷情報に従って印刷を行う印刷装置において、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいて加工して所定のレイアウトに編集する加工編集手段と、
加工編集された前記情報の印刷情報を印刷する印刷手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項19に記載の印刷装置において、
前記個人情報は前記ユーザの視力についての情報を含み、
前記加工編集手段は、前記視力についての情報を参照する手段と、前記ユーザが近視の場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報のポイントを、近視でない場合よりも大きく加工して前記所定のレイアウトに編集する手段とを含むことを特徴とする印刷装置。 - 請求項20に記載の印刷装置において、
前記加工編集手段はさらに、前記ユーザが乱視の場合には、前記ジャンルの前記情報のうち文字情報の行間隔および/または文字間隔を、近視でない場合よりも大きく加工して前記所定のレイアウトに編集する手段とを含むことを特徴とする印刷装置。 - 所定のジャンルおよび自身の個人情報を登録したユーザに配信される当該ジャンルの情報の印刷情報に従って印刷を行う印刷装置において、
前記ジャンルおよび前記個人情報を登録する登録手段と、
データソースを検索して前記ジャンルの情報を収集し、収集した該情報を前記個人情報に基づいた所定のレイアウトに編集し、かつ、前記個人情報に基づいた印刷属性データを作成する編集手段と、
編集された前記情報の印刷情報を前記印刷属性データに従ったモードで印刷する印刷手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項22に記載の印刷装置において、
片面印刷手段および両面印刷手段をさらに備え、
前記印刷属性データは、前記印刷手段により片面印刷モードと両面印刷モードのどちらで印刷するかを示すことを特徴とする印刷装置。 - 請求項23に記載の印刷装置において、
前記個人情報は前記ユーザの休日の曜日についての情報を含み、
前記編集手段は、前記休日の曜日についての情報を参照する手段と、前記印刷情報が前記ユーザの前記休日の曜日に送信される場合は前記両面印刷モードで印刷し、他の曜日に送信される場合は前記片面印刷モードで印刷することを前記印刷属性データに含ませる手段とを含むことを特徴とする印刷装置。 - コンピュータ装置に、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報サービス方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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---|---|---|---|---|
JP2008159029A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-07-10 | Canon Inc | 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法 |
JP2009087237A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Brother Ind Ltd | 印刷システム,配信サーバおよびプログラム |
CN102288682A (zh) * | 2011-05-12 | 2011-12-21 | 斯肯威(上海)工业检测科技有限公司 | 消除超声波检测机器人马达电磁干扰影响的装置 |
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2004
- 2004-03-24 JP JP2004087591A patent/JP2005275764A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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