JP2005274213A - 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム - Google Patents

経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2005274213A
JP2005274213A JP2004084830A JP2004084830A JP2005274213A JP 2005274213 A JP2005274213 A JP 2005274213A JP 2004084830 A JP2004084830 A JP 2004084830A JP 2004084830 A JP2004084830 A JP 2004084830A JP 2005274213 A JP2005274213 A JP 2005274213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
area
permission
route
route setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004084830A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hiroyama
徹 廣山
Akihiro Ogasawara
朗浩 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004084830A priority Critical patent/JP2005274213A/ja
Priority to GB0505757A priority patent/GB2413382B/en
Priority to US11/085,229 priority patent/US7251560B2/en
Priority to DE102005013556.0A priority patent/DE102005013556B4/de
Publication of JP2005274213A publication Critical patent/JP2005274213A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/3453Special cost functions, i.e. other than distance or default speed limit of road segments
    • G01C21/3461Preferred or disfavoured areas, e.g. dangerous zones, toll or emission zones, intersections, manoeuvre types, segments such as motorways, toll roads, ferries
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/20Instruments for performing navigational calculations
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/10Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】許可を得た場合にだけ進入できる規制地域を考慮した適切な経路設定や地図表示などを実現するための技術を提供する。
【解決手段】経路設定の場合、経路計算に用いるエリアの地図データを読み込み(S110)。そのエリアに属するロードプライシングエリアがあれば(S120:Y)、ERP車載器に挿入されたICカードから読み出して記憶装置に記憶しておいた許可情報(進入許可対象のロードプライシングエリアとその許可期間)に基づいて進入可能なロードプライシングエリアが存在するか否か判断する(S140)。そして、進入可能なロードプライシングエリアが存在する場合には(S140:Y)、該当するロードプライシングエリアを回避エリアの対象から外し(S150)、経路計算を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロードプライシングを考慮した経路設定や地図表示などを実現するための技術に関する。
車両の走行に伴ってGPS等により現在位置を検出し、その現在位置をディスプレイ上に道路地図と共に表示したり、現在地から目的地までの適切な経路を設定し、案内として利用するナビゲーションシステムが知られ、より円滑なドライブに寄与している。そして、この経路設定に際しては、一般にダイクストラ法あるいはそれに準じた手法が用いられる。具体的には、CD−ROMやDVD−ROMといった静的情報源に記録されている地図データを用いて、ノード間のリンクに対するリンク情報を用いて現在地から各ノードに至るまでの経路計算コスト(経路に対する評価値)を算出し、目的地までの全てのコスト計算が終了した段階で、総コストが最小となるリンクを接続して目的地までの経路を設定している。
また、このような静的情報源の情報のみで経路計算した場合、動的に変化する交通状態を計算条件に加味できないため、例えば静的情報としては記録されていない工事や事故などによる交通規制によって渋滞となっている道路を目的地経路中に含めてしまうこととなる。そこで、例えば日本ではATISやVICS等、欧州ではRDS−TMC等のように、動的情報源から交通規制情報を受信したり、あるいはその交通規制情報を加味した推奨経路を受信するシステムが考え出された。例えば渋滞が生じている部分を特定する情報を受け取ったナビゲーション装置では、その渋滞が生じている部分の経路コストを通常よりも大きくする。これによって、その渋滞部分が経路中に含まれにくくすることができ、上述した工事や事故などによって渋滞となっている部分を回避した迂回経路を自動的に設定することが可能となる。もちろん、迂回経路そのものを動的情報源から受け取る場合も同様である。
但し、渋滞が生じていなくても、ユーザの事情によって走行を回避したい場合もある。しかし上述した静的情報源あるいは動的情報源に基づく手法では、このようなユーザの経験に基づく知見や好みに応じた回避はできなかった。そこで、ユーザが自分の判断で回避エリアを設定し、それを回避するような経路を設定できるようにした技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
このような回避エリアの対象となり得るものとして、渋滞の緩和や大気汚染の改善を図るためのロードプライシング(Road Pricing)制度における規制区域(以下、ロードプライシングエリアと称す。)が考えられる(非特許文献1参照)。ロードプライシングエリアに進入するためには許可(入域許可:エリアライセンス)が必要であり、例えば1日、1週、1か月、1年といった期間を決めて事前に許可を得ておくこととなる。このようなエリアライセンスが有効な状態であればロードプライシングエリアを通行しても問題ないが、エリアライセンスが無効な状態の場合はロードプライシングエリアを通行すると罰金対象となる。
したがって、このようなロードプライシングエリアに関しても、エリアライセンスが無効な状態の場合は、上述した回避エリアとして設定しておけば、ロードプライシングエリアを回避した迂回経路を自動的に設定することができる。
特開平11−83519号公報 東京都環境局ホームページ中のロードプライシングに関する説明、[online]、更新日:平成15年11月13日、[平成16年3月11日検索]、インターネット< HYPERLINK "http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/roadpricing/index.htm" http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/roadpricing/index.htm
しかしながら、このようなロードプライシングエリアを従来手法にて回避エリアとして設定する場合には、ユーザ自らがエリアライセンスの有効期限に基づいて、経路設定の際にエリアライセンスの有効/無効を判断し、エリアライセンスが無効であれば、そのロードプライシングエリアを回避エリアとして設定しなくてはならない。そのため、エリアライセンスを取得した際や、エリアライセンスが無効となる都度(有効期限が過ぎる都度)、ロードプライシングエリアを回避エリアに設定したり、その設定を解除したりする必要があり、非常に面倒であった。そして、そのような設定を忘れてしまった場合には、エリアライセンスが無効な状態であるにもかかわらずロードプライシングエリアを通行してしまい、罰金を受けてしまうという不都合も招来してしまう。
なお、このような問題は上述のロードプライシングエリアに限らず、許可を得た場合にだけ進入できる規制地域であれば同様に生じるものである。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、許可を得た場合にだけ進入できる規制地域を考慮した適切な経路設定や地図表示などを実現するための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の経路設定装置は、地図データに基づいて出発地から目的地までの経路を設定する経路設定手段と、特定の規制地域に進入する許可を示す期間を少なくとも含む許可情報を外部から入力する外部情報入力手段と、外部情報入力手段を介して入力した許可情報に基づいて特定の規制地域への進入可否を判断する判断手段とを備えており、経路設定手段が、判断手段によって進入不可と判断された規制地域を回避した経路を設定する。
したがって、従来手法のようにユーザ自らが規制地域に進入する許可を示す期間(例えばロードプライシングシステムであればエリアライセンスの有効期限)を確認して規制地域(例えばロードプライシングエリア)を回避エリアとして設定しなくても、本発明の経路設定装置であれば、装置が進入可否を判断して、進入不可であれば自動的にはその規制地域を回避した経路を設定してくれるため、ユーザにとっては非常に便利である。また、従来手法であれば、人間が進入許可の可否を判断していたため、誤解等によってエリアライセンスが無効な状態であるにもかかわらずロードプライシングエリアを回避エリアとして設定するのを忘れ、そのロードプライシングエリアを通行して罰金を受けてしまう、という不都合を招来してしまう可能性があった。それに対して本発明の経路設定装置の場合には、人間が進入可否判断をする必要がなく、上述した過誤により罰金を受けてしまうといった不都合も発生しない。
規制地域が一つしか存在しなければ、許可期間のみで対象となる規制地域が特定されるが、規制地域が複数存在する場合にはそれらの区別も付ける必要がある。そこで、次のような工夫を施すことが好ましい。つまり許可情報には、許可期間とその許可期間の対象となっている規制地域を特定するための対象地域特定情報を含めておく。そして、判断手段が、許可情報中の対象地域特定情報によって特定される規制地域毎に、対応する許可期間に基づいて進入可否を判断するのである。
許可情報中の対象地域特定情報に関しては、対象地域を地理的に正確に特定する情報、例えば地図データにて使用されるポリゴンデータの形式で持たせてもよいが、データ量が相対的に大きくなる。したがって、地図データの方にそのような規制地域を正確に特定する情報を持たせると共に、その規制地域を識別するための識別情報を含ませておく。そして、許可情報に含まれている対象地域特定情報としてその識別情報を採用すればよい。地図データの場合、行政区画などの所定地域を地理的に特定するためポリゴンデータを用いることが多いので、同様の手法で規制地域も特定できる。そして、その規制地域に対応する識別情報としては、例えばその規制地域内に含まれる代表地点あるいはエリアを示す情報を用いることが考えられる。例えば郵便番号やマップコード(登録商標)など、既存の地域対応のコードを用いることが考えられる。また、規制地域にシリアルナンバーが付与されているのであれば、それを用いても良い。
許可情報に関しては、外部情報入力手段によって外部から入力するのであるが、例えば操作スイッチ群を介してなされたユーザ操作に応じて入力してもよいが、例えばロードプライシングシステム等を考えると、料金収受が前提となるため例えばICカード等が発行される可能性がある。したがって、そのようなICカード等の可搬媒体に許可情報が記憶されているのであれば、外部情報入力手段がその可搬媒体から許可情報を読み出して入力すればよい。可搬媒体がICカードであれば例えばカードリーダを備えればよい。
また、例えば情報センタにおいて許可情報を記憶して管理するようなシステムを構築した場合には、通信手段を介して情報センタから許可情報を受信すればよい。したがって、外部情報入力手段は、情報センタから許可情報を受信して入力すればよい。
一方、上記課題を解決するためになされた本発明の地図表示装置は、地図データに基づいて表示手段に地図を表示させる表示制御手段と、特定の規制地域に進入する許可を示す期間を少なくとも含む許可情報を外部から入力する外部情報入力手段と、外部情報入力手段を介して入力した許可情報に基づいて特定の規制地域への進入可否を判断する判断手段とを備えており、表示制御手段が、判断手段によって進入不可と判断された規制地域を、他地域と区別可能に表示させる。
このようにすれば、ユーザ自身が規制地域に進入する許可を示す期間(例えばロードプライシングシステムであればエリアライセンスの有効期限)を確認して進入不可な規制地域なのか否かを判断しなくても、地図上に他地域と区別可能な態様で規制地域が表示されることでその規制地域には進入不可であることをユーザは容易に判断できる。そのため、知らずにロードプライシングエリアに進入してしまって罰金を受けてしまうといった不都合を未然に防止できる。
なお、経路設定装置に関する請求項2〜5に係る工夫は、地図表示装置においても同様に適用でき、同様の効果を発揮する。
上述した経路設定装置や地図表示装置は、車両に搭載されていない状態でも有意な効果を発揮するが、特に車両に搭載されたナビゲーションシステムの一部として用いるとより有効である。例えば上述した経路設定装置と、その経路設定装置によって設定された経路に対する走行案内を行う案内手段とを備えるナビゲーションシステムとして構成したり、あるいは、上述した地図表示装置と、現在位置を特定する現在位置特定手段と、現在位置特定手段によって特定された現在位置が表示手段に他地域と区別可能に表示されている規制地域から所定距離内に近づいた場合、報知手段を介して少なくとも所定距離内に近づいた旨を報知させる報知制御手段とを備えるナビゲーションシステムとして構成することが考えられる。
なお、上述した経路設定装置における経路設定手段及び判断手段、地図表示装置における表示制御手段及び判断手段、あるいはそれら表示制御手段及び判断手段と請求項12における報知制御手段をコンピュータにて実現する場合には、コンピュータで実行するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして実行したり、ネットワークを介してロードして実行することにより、この制御手段としての機能を実現できる。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[ナビゲーションシステムの説明]
図1は、実施例のナビゲーションシステム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施例のナビゲーションシステム1は、車両に搭載されており、図1に示すように、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能なリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、外部情報入出力装置24と、地図データや各種の情報を記録した外部記録媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置27と、各種のデータを記憶するための記憶装置28と、通信装置30と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコン23a,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,記憶装置28からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,表示装置26,音声出力装置27,記憶装置28,通信装置30を制御する制御回路29とを備えている。なお、記憶装置28は例えばハードディスク装置などを採用することが考えられるが、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。
位置検出器21は、GPS用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し車両の位置等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の走行距離を検出するための距離センサ21cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ21dとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部のセンサで構成してもよく、またステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
操作スイッチ群22としては、表示装置26と一体に構成され、表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。なおタッチパネルと表示装置26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、いずれを用いてもよい。
外部情報入出力装置24は、各種の外部情報を入出力するためのものであり、例えば電子ロードプライシング(ERP)車載器40や、その他の車載装置との間での情報の入出力を行う。
ここで、ERPについて説明する。このERPは、渋滞の緩和や大気汚染の改善を図るためのロードプライシング(Road Pricing)を、電子的に情報をやりとりすることで実現するものである。本実施例では、ロードプライシングエリアに通じる道路に路上装置(図示せず)を設置し、その路上装置とERP車載器40との間で情報をやりとりすることでそのERP車載器40を搭載した車両がロードプライシングエリアに進入してよい車両なのか進入が禁止されている車両なのかを判断する。進入が禁止されている車両に対する処置としては種々考えられるが、例えば有料道路にて実現されている公知のETCシステムにおける料金ゲートを応用し、ゲートを開けないようにすることが考えられる。また、物理的な進入自体は許容しながら、例えばカメラ等によってナンバープレートを撮影しておき、その撮影画像に基づいて後日罰金等を課すことも考えられる。いずれにしても本実施例では、ETCシステムでも採用されているような個人情報と車両情報を路上装置とERP車載器40との間でやりとりするように構成されており、ロードプライシングエリアへの進入許可の可否及び進入した場合の課金等が実現されるようになっている。
このようなシステムに用いるためのERP車載器40は、制御部40a、記憶部40b、無線通信部40c、カードインタフェース(I/F)40dなどを備えている。
この内、無線通信部40cは、通信回路及びアンテナによって構成されており、上述した路上装置との間で実行される自動料金収受処理のための無線通信に用いられる。
カードインタフェース(I/F)40dは、図示しないカードスロットに挿入されたICカードに対する情報の読み書きを行うためのものである。ICカードには、ロードプライシングエリアと許可期間に関する情報、個人情報を含む料金決済用情報や料金決済用のアプリケーション、あるいは無線通信部40cを介して受信した利用明細情報等が記憶される。本実施例のロードプライシングは、交通量を規制するためにロードプライシングエリア毎に進入の可否が決定されている。つまり、有料道路の場合は基本的に誰でも通行してよいことを前提としているが、ロードプライシングの場合は無制限に車両が進入してしまうと渋滞を引き起こしてしまうので、そのような渋滞緩和のため進入できる車両総数を制限したりする。したがって、特定のロードプライシングエリアには特定の車両しか進入できないこととしている。但し、この進入が許可されるのは、恒常的ではなく所定の許可期間のみである。具体的には、契約によって1年・1か月・1週間・1日といった単位で許可期間を定めることが考えられる。また、ロードプライシングエリアが複数存在する場合には、ロードプライシングエリアを特定する必要がある。そこで、予めERPを管理運営する業務主体側とユーザとの間での契約によって定めた「進入許可対象のロードプライシングエリア」と「許可期間」を示す情報をICカードに記憶させておくのである。
なお、この「進入許可対象のロードプライシングエリア」は、本発明の対象地域特定情報に相当するが、本実施例では、そのロードプライシングエリア内に含まれる代表地点あるいは所定エリアを示す情報を用いている。例えば郵便番号やマップコード(登録商標)など、既存の地域対応のコードを用いることが考えられる。また、規制地域にシリアルナンバーが付与されているのであれば、それを用いても良い。もちろん、対象のロードプライシングエリアを地理的に正確に特定する情報、例えば地図データにて使用されるポリゴンデータの形式で持たせてもよいが、データ量が相対的に大きくなる。したがって、本実施例では地図データの方にそのようなロードプライシングエリアを正確に特定する情報を持たせると共に、そのロードプライシングエリアを識別するための識別情報を含ませておく。
記憶部40bにはERP車載器40を搭載する車両に関する情報などが記憶されている。この車両に関する情報に関しては、例えばETCシステムの場合のETC車載器と同様に、カーディーラーやカー用品店などが車載器セットアップ店となって、情報の書き込みを行うようにすることが考えられる。
制御部40aは、周知の演算器と同様に構成され、送受信データや記憶部40bから読み出したデータ等を基にして演算処理を行い、ERP車載器40の初期設定処理(料金決済用情報やセットアップ情報の書き込み処理)やERPシステムにおける料金収受処理等を実行する。
一方、地図データ入力器25は、ネットワークデータとしての道路データ、ロードプライシングエリアを地理的に特定するデータ、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ等の地図データ、施設を示すマークデータ、案内用の画像や音声データ等を含む各種のデータを入力するための装置である。ロードプライシングエリアを特定するデータはポリゴンデータである。これは、例えば行政区画などの所定地域を地理的に特定するためにポリゴンデータを用いることが多いので、同様の手法でロードプライシングエリアも特定したものである。これらのデータの記録媒体としては、DVD−ROMやハードディスク、あるいはフラッシュメモリやメモリカード等、種々のものを用いることができる。
表示装置26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。そして、音声出力装置27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声や、外部情報入出力装置24を介して取得した情報の読み上げ音声を出力することができる。
通信装置30は、情報センタ50から提供される情報を受信し、また外部へ情報を送信するための装置である。この通信装置30を介して外部から受け取った情報は、制御回路29にて処理する。また、通信装置30として利用される機器としては、移動体通信機器である自動車電話や携帯電話等を用いてもよいし、専用の受信機を用いてもよい。なお、情報センタ50から提供される情報は、VICS用の情報などである。
制御回路29は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各種制御を実行する。例えば、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図や、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作によって指示された範囲の地図等を表示装置26に表示する地図表示処理や、地図データ入力器25に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算を行って経路案内を行う経路案内処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
制御回路29は、このような地図表示や経路計算・案内に関する処理を実行する際、ERPを考慮した処理を実行する。具体的には、ERP車載器40に挿入されたICカードに記憶されている「進入許可対象のロードプライシングエリア」と「許可期間」を示す情報を、外部情報入出力装置24を介して入力し、進入が許可されていないロードプライシングエリアを回避した経路を設定したり、ロードプライシングエリアが区別可能なように地図表示をさせたりする処理を実行する。これらの処理について、図2〜図5を参照して説明する。
なお、ここまででナビゲーションシステム1の概略構成を説明したが、ナビゲーションシステム1の各部と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。制御回路が経路設定手段、表示制御手段、判断手段、案内手段に相当し、外部情報入出力装置24が外部情報入力手段に相当する。また、表示装置26が表示手段に相当し、位置検出器21及び制御回路29が現在位置特定手段に相当する。
[初期化処理として許可情報の登録処理の説明]
図2は、ナビゲーションシステム1の初期化処理において制御回路29にて実行される許可情報の登録処理を示すフローチャートである。
まず、ERP車載器40に挿入されたICカードに記憶されている「進入許可対象のロードプライシングエリア」と「許可期間」を示す情報(以下、許可情報とも称す。)を、外部情報入出力装置24を介して入力する(S10)。そして、記憶装置28内に既に許可情報が記憶されているか否か確認する(S20)。記憶装置28内に許可情報が記憶されていない場合は(S20:N)、S30へ移行し、S10にて取得した許可情報を記憶装置28内に登録する。
一方、許可情報が記憶されている場合は(S20:Y)、S10にて取得した許可情報中と記憶装置28内に記憶されている許可情報とを比較して両者が同一か否か判断する(S40)。両者が同一でない場合には(S40:N)、S30へ移行し、S10にて取得した許可情報を記憶装置28内に更新登録する。つまり、旧い許可情報が記憶されていたこととなるため、現時点でERP車載器40に挿入されたICカードに記憶されている許可情報に更新するのである。それに対して両者が同一の場合には(S40:Y)、更新等の必要がないため、そのまま本登録処理を終了する。
このような登録処理を実行することで、現時点でERP車載器40に挿入されたICカードに記憶されている許可情報と同じ情報が記憶装置28にも存在することとなる。
[経路計算処理の説明]
上述したように、制御回路29は、地図データ入力器25を介して読み出した地図データを利用して経路計算処理を実行する。この経路計算処理の流れを図3のフローチャートを参照して説明する。なお、この図3は、現在地や目的地(さらに必要ならば経由地等)に関する情報が既に取得されており、それらに基づいて経路計算を実行する場合の処理手順を示している。
まず、経路計算に用いるエリアの地図データを、地図データ入力器25を介して記録媒体から制御回路29内のRAMに読み込む(S110)。そして、S110にて読み込んだ「経路計算に用いる地図データ」のエリアに属するロードプライシングエリアがあるか否かを判断する(S120)。この判断に際しては、地図データ中に存在するロードプライシングエリアを地理的に特定するデータに基づいて行う。
「経路計算に用いる地図データ」のエリアに属するロードプライシングエリアがある場合には(S120:Y)、記憶装置28から許可情報を読み込み(S130)、その読み込んだ許可情報に基づいて進入可能なロードプライシングエリアが存在するか否か判断する(S140)。具体的には、許可情報中の「進入許可対象のロードプライシングエリア」が経路計算に用いる地図データのエリアに属しており、且つ本日がその「許可期間」に含まれている場合に「進入可能なロードプライシングエリアが存在する」と判断する。なお、本実施例では許可期間の計算単位が「日」で設定されているため、「本日がその許可期間に含まれているか否か」で判断したが、例えば日付が変更される直前に経路設定した場合であって且つ本日が許可期間の最終日である場合には、設定された経路に基づいて走行すると不具合が生じることも考えられる。つまり、実際にロードプライシングエリアへ進入しようとした場合に、その時点では日付が変わっており許可期間を過ぎてしまっているというケースも想定される。したがって、そのようなことを想定すると、許可期間の最終日において経路設定する場合には、その旨を表示したり、あるいは最終日の日付が変更される直前に経路設定する場合には許可期間が経過しているとみなしてもよい。
進入可能なロードプライシングエリアが存在する場合には(S140:Y)、該当するロードプライシングエリアを回避エリアの対象から外す(S150)。ここで回避エリアに関して説明する。回避エリアについては、背景技術の欄において特許文献1:特開平11−83519号公報を挙げて説明したように、そのエリアを回避した経路を設定する目的で定めれたものである。具体的に回避エリアを考慮した経路計算を行う場合は、例えばダイクストラ法によるコスト計算において、該当地域に含まれるリンクあるいは該当地点を含むリンクについての経路コストを通常よりも大きくすることで、そのリンクが再設定する経路に含まれにくくすることが考えられる。
地図データ中におけるロードプライシングエリアに属するリンクに関しては、通常のルールで定めた経路クコスト以外に、ロードプライシングエリアに属することによって規定される加重経路コストが元々設定されている。したがって、このS150ではその加重経路コストを外して通常の経路コストのみ採用するような処理を行う。
これによって、S160での経路計算に際しては、ロードプライシングエリアであるが故に経路コストが増大することはなく、他のリンクと同様のルールで定められた経路コストであることを前提に経路計算がなされる。そのため、あえてロードプライシングエリアを迂回するような経路を設定する必要はなく、ロードプライシングエリアを通過する方が最適経路となるのであれば、そのような経路も設定されることとなる。
一方、進入可能なロードプライシングエリアが存在しない場合には(S140:N)、S150のような特別な処置をすることなく経路計算を行う(S160)。したがって、元々設定された加重経路コストが反映され、ロードプライシングエリアを迂回する経路が設定されることとなる。
[地図データ表示処理の説明]
上述したように、制御回路29は、地図データ入力器25を介して読み出した地図データを利用して、地図表示処理を実行する。この地図表示処理の流れを図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、地図表示に用いるエリアの地図データを、地図データ入力器25を介して記録媒体から制御回路29内のRAMに読み込む(S210)。そして、S210にて読み込んだ「地図表示に用いる地図データ」のエリアに属するロードプライシングエリアがあるか否か判断し(S220)、当該エリアに属するロードプライシングエリアがあれば(S220:Y)、記憶装置28から許可情報を読み込み(S230)、その読み込んだ許可情報に基づいて進入禁止のロードプライシングエリアが存在するか否か判断する(S240)。図3のS140では「進入可能なロードプライシングエリア」が存在するか否かを判断していたのに対して、このS240では、逆に「進入禁止のロードプライシングエリア」が存在するか否かを判断している。但し、判断手法は、図3に示すS140の場合と同様である。具体的には、地図表示に用いる地図データのエリアに属するロードプライシングエリアの内、許可情報中の「進入許可対象のロードプライシングエリア」となっていないものがあれば、まずそれが「進入禁止のロードプライシングエリア」である。さらに、進入許可対象のロードプライシングエリアとなっていても、本日がその「許可期間」に含まれていない場合にはやはり「進入禁止のロードプライシングエリア」となる。
そのような「進入禁止のロードプライシングエリア」が存在する場合には(S240:Y)、表示装置26へ地図を表示するにあたり、該当するロードプライシングエリアが他と区別可能な表示態様で地図表示すると共に、そのロードプライシングエリアへ進入禁止である旨を表示する(S250)。具体例を図5に示す。図5においては、地図表示画面の下方中央付近に自車位置マークが表示されており、自車の進行している経路の先にロードプライシングエリアが存在している。図5の場合には、ロードプライシングエリアを示す境界線を例えば太い赤色で表示している。なお、このような境界線のみの色を変えてもよいし、あるいはロードプライシングエリア全体の色を変えてもよい。また、表示態様に関しては、色を変える以外にも明るさや線の太さや種類を変えることが考えられる。また、ロードプライシングエリア全体をいわゆるハイライト表示するなどしてもよい。要するに、ロードプライシングエリアが他の部分と区別して視認可能なように表示すればよい。さらに、図5の地図表示画面の上方左側には「◆ライセンス無効:進入できません」という注意喚起のための文字表示がなされている。ロードプライシングエリア自体の存在をあまりよく知らない運転者にとってはこのような文字表示も有効である。
図5に示すように、このような地図表示がなされることによって、運転者は、ロードプライシングエリアの手前にある交差点Aで右折すればそのロードプライシングエリアを迂回できることを判断できる。
一方、「進入禁止のロードプライシングエリア」が存在しない場合には(S240:N)、表示装置26へ地図を表示するにあたり、S250のようなロードプライシングエリアに対する特別な処置をせず通常の地図表示を行う(S260)。
[本実施例の効果]
本実施例のナビゲーションシステム1によれば、経路設定する場合や地図表示を行う際に、ユーザが特段の作業をすることなく、ロードプライシングエリアへの進入が許可されているか否かを加味した適切な処置を行うことができる。
例えば経路設定であれば、進入が禁止されているロードプライシングエリアを迂回する経路を設定したり、地図表示であれば進入が禁止されているロードプライシングエリアをユーザが識別可能に表示して、そのエリアへの進入しないように注意喚起することができる。そして、従来手法のようにユーザ自らがロードプライシングエリアに進入する許可を示す期間を確認して許可期間でない場合にはロードプライシングエリアを回避エリアとして設定しなくても、本実施例の場合は、ナビゲーションシステム1側で進入可否を判断して、進入不可であれば自動的にはそのロードプライシングエリアを回避した経路を設定する。そのためユーザにとっては非常に便利である。また、従来手法であれば、人間が進入許可の可否を判断していたため、誤解等によって許可情報自体がない、あるいは許可期間ではないにもかかわらずロードプライシングエリアを回避エリアとして設定するのを忘れ、そのロードプライシングエリアを通行して罰金を受けてしまう、という不都合を招来してしまう可能性があった。それに対して本実施例の場合には、人間が進入可否判断をする必要がなく、上述した過誤により罰金を受けてしまうといった不都合も発生しない。
[他の実施例]
(a)上記実施例では、制御回路29が、ERP車載器40に挿入されたICカードに記憶されている許可情報を外部情報入出力装置24を介して入力し、記憶装置28に記憶するようにしたが、例えば情報センタ50から取得して記憶装置28に記憶させてもよい。この場合は情報センタ50においてユーザ毎の許可情報を記憶して管理するシステムとなっており、初期化処理において図2に示す許可情報登録処理におけるS10において、通信装置30を介して情報センタ50から許可情報を受信すればよい。なお、このように構成した場合には通信装置30が通信手段に相当する。
また、操作スイッチ群22やリモコン23aを介してユーザが入力しても良い。この場合は、入力された許可情報を記憶装置28に記憶させておき、それに基づいてロードプライシングエリアへの進入可否を判断する。したがって、使用の度に許可情報を入力する手間が不要ではあるが、許可情報が更新された場合にユーザが迅速にその許可情報を入力しないと反映されないので、上記実施例のようにICカードから読み出したり、情報センタ50から取得するような対処の方が確実である。
(b)上記実施例では、地図表示に際して、図5に示すようにロードプライシングエリアを示す境界線を表示すると共に、そのロードプライシングエリアへ進入できない旨を文字で表示した。しかし、このような表示だけではうっかりとロードプライシングエリアへ進入してしまう可能性もある。そこで、現在位置がロードプライシングエリアから所定距離内に近づいた場合、制御回路29が表示装置26や音声出力装置27を介して少なくとも所定距離内に近づいた旨を報知させることも有効である。特に音声にて報知すれば表示を見落としていた場合にも気づくことができて好ましい。なお、このように構成した場合には表示装置26や音声出力装置27が報知手段に相当し、制御回路29が報知制御手段に相当する。
(c)上記実施例では、GPS受信機21a,ジャイロスコープ21b,距離センサ21c等からなる位置検出器21にて検出されるデータに基づき、制御回路29が、車両現在位置の誤差を補間しながら車両現在位置を特定した。したがって、上述したように、位置検出器21及び制御回路29が「現在位置特定手段」に相当するが、現在位置特定手段として成立するためには、必ずしも位置検出器21が必要なわけではない。例えば、路側ビーコンなどから位置情報を取得し、それに基づいて現在位置を特定するようにしてもよい。また、携帯電話やPHS等の位置特定ができる機能によって現在地を特定するようにしてもよい。
実施例のナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。 許可情報の登録処理を示すフローチャートである。 経路計算処理を示すフローチャートである。 地図表示処理を示すフローチャートである。 地図表示例を示す説明図である。
符号の説明
1…ナビゲーションシステム、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、21d…地磁気センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部情報入出力装置、25…地図データ入力器、26…表示装置、27…音声出力装置、28…記憶装置、29…制御回路、30…通信装置、40…ERP車載器、40a…制御部、40b…記憶部、40c…無線通信部、50…情報センタ。

Claims (12)

  1. 地図データに基づいて出発地から目的地までの経路を設定する経路設定手段と、
    特定の規制地域に進入する許可を示す期間を少なくとも含む許可情報を外部から入力する外部情報入力手段と、
    前記外部情報入力手段を介して入力した許可情報に基づいて前記特定の規制地域への進入可否を判断する判断手段と、
    を備え、
    前記経路設定手段は、前記判断手段によって進入不可と判断された規制地域を回避したる経路を設定すること
    を特徴とする経路設定装置。
  2. 請求項1記載の経路設定装置において、
    前記規制地域は複数存在し、前記許可情報には、前記許可期間とその許可期間の対象となっている規制地域を特定するための対象地域特定情報が含まれており、
    前記判断手段は、前記許可情報中の前記対象地域特定情報によって特定される規制地域毎に、前記対応する許可期間に基づいて前記進入可否を判断すること
    を特徴とする経路設定装置。
  3. 請求項2記載の経路設定装置において、
    前記地図データは、前記規制地域を識別するための識別情報を含んでおり、
    前記許可情報に含まれている対象地域特定情報は、前記識別情報であること
    を特徴とする経路設定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の経路設定装置において、
    前記外部情報入力手段は、前記許可情報が記憶された可搬媒体から前記許可情報を読み出して入力可能に構成されていること
    を特徴とする経路設定装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか記載の経路設定装置において、
    前記許可情報を記憶している情報センタとの間で、無線回線を介してデータ通信を行う通信手段を備え、
    前記外部情報入力手段は、前記情報センタから前記許可情報を受信して入力可能に構成されていること
    を特徴とする経路設定装置。
  6. 地図データに基づいて表示手段に地図を表示させる表示制御手段と、
    特定の規制地域に進入する許可を示す期間を少なくとも含む許可情報を外部から入力する外部情報入力手段と、
    前記外部情報入力手段を介して入力した許可情報に基づいて前記特定の規制地域への進入可否を判断する判断手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記判断手段によって進入不可と判断された規制地域を、他地域と区別可能に表示させること
    を特徴とする地図表示装置。
  7. 請求項6記載の地図表示装置において、
    前記規制地域は複数存在し、前記許可情報には、前記許可期間とその許可期間の対象となっている規制地域を特定するための対象地域特定情報が含まれており、
    前記判断手段は、前記許可情報中の前記対象地域特定情報によって特定される規制地域毎に、前記対応する許可期間に基づいて前記進入可否を判断すること
    を特徴とする地図表示装置。
  8. 請求項7記載の地図表示装置において、
    前記地図データは、前記規制地域を識別するための識別情報を含んでおり、
    前記許可情報に含まれている対象地域特定情報は、前記識別情報であること
    を特徴とする地図表示装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか記載の地図表示装置において、
    前記外部情報入力手段は、前記許可情報が記憶された可搬媒体から前記許可情報を読み出して入力可能に構成されていること
    を特徴とする地図表示装置。
  10. 請求項6〜8のいずれか記載の地図表示装置において、
    前記許可情報を記憶している情報センタとの間で、無線回線を介してデータ通信を行う通信手段を備え、
    前記外部情報入力手段は、前記情報センタから前記許可情報を受信して入力可能に構成されていること
    を特徴とする地図表示装置。
  11. 車両に搭載されたナビゲーションシステムであって、
    請求項1〜5のいずれか記載の経路設定装置と、
    その経路設定装置によって設定された経路に対する走行案内を行う案内手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  12. 車両に搭載されたナビゲーションシステムであって、
    請求項6〜10のいずれか記載の地図表示装置と、
    現在位置を特定する現在位置特定手段と、
    前記現在位置特定手段によって特定された現在位置が前記表示手段に他地域と区別可能に表示されている前記規制地域から所定距離内に近づいた場合、報知手段を介して少なくとも所定距離内に近づいた旨を報知させる報知制御手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
JP2004084830A 2004-03-23 2004-03-23 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム Pending JP2005274213A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004084830A JP2005274213A (ja) 2004-03-23 2004-03-23 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム
GB0505757A GB2413382B (en) 2004-03-23 2005-03-21 Route-setting device, map display device and navigation system
US11/085,229 US7251560B2 (en) 2004-03-23 2005-03-22 Route-setting device, map display device and navigation system
DE102005013556.0A DE102005013556B4 (de) 2004-03-23 2005-03-23 Routenfestlegungsvorrichtung, Kartenanzeigevorrichtung und Navigationssystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004084830A JP2005274213A (ja) 2004-03-23 2004-03-23 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005274213A true JP2005274213A (ja) 2005-10-06

Family

ID=34545168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004084830A Pending JP2005274213A (ja) 2004-03-23 2004-03-23 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7251560B2 (ja)
JP (1) JP2005274213A (ja)
DE (1) DE102005013556B4 (ja)
GB (1) GB2413382B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080674A1 (ja) * 2006-01-13 2007-07-19 Mitsubishi Electric Corporation 経路探索装置
WO2009122951A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 トヨタ自動車株式会社 ナビゲーションシステムおよびそれを備えたハイブリッド車両ならびにハイブリッド車両の経路探索方法
WO2009122777A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびその制御方法
JP2010525346A (ja) * 2007-04-24 2010-07-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ナビゲーション装置、および交通制限のある部分領域をグラフィック表示する方法
JP2010256031A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置およびナビゲーション装置における道路交通情報の表示方法
JP2020529582A (ja) * 2017-12-13 2020-10-08 グーグル エルエルシー 位置に応じた運転規制を回避するためのシステムおよび方法
CN111951546A (zh) * 2020-07-07 2020-11-17 东南大学 一种量化拥堵收费政策安全影响范围的方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7456757B2 (en) * 2004-11-26 2008-11-25 Denso Corporation Navigation apparatus and program of the same
JP4710773B2 (ja) * 2006-09-20 2011-06-29 株式会社デンソー 経路探索装置
DE102006049303A1 (de) * 2006-11-24 2008-06-12 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung zur Markierung eines Gebietes
DE102006049304A1 (de) * 2006-11-24 2008-06-12 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung zur Markierung eines Gebietes
JP4788598B2 (ja) * 2006-12-28 2011-10-05 株式会社デンソー 渋滞度判定装置、渋滞情報報知装置及びプログラム
TWI361095B (en) * 2007-03-23 2012-04-01 Yu Tuan Lee Remote-controlled motion apparatus with acceleration self-sense and remote control apparatus therefor
WO2008120329A1 (ja) 2007-03-28 2008-10-09 Pioneer Corporation 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび記録媒体
DE102007026320B4 (de) * 2007-06-06 2009-07-09 Siemens Enterprise Communications Gmbh & Co. Kg Verfahren für den Betrieb eines Navigationssystems und Navigationssystem für ein Kraftfahrzeug
DE102008011657A1 (de) 2008-02-28 2008-09-11 Daimler Ag Navigationsvorrichtung, insbsondere für ein Fahrzeug
DE202008018057U1 (de) * 2008-03-18 2011-05-05 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Elektrischer Verbinder
US9304008B2 (en) * 2008-04-01 2016-04-05 Uber Technologies, Inc Point of interest search along a route
DE102008040030A1 (de) * 2008-06-30 2009-12-31 Robert Bosch Gmbh Fahrerinformationssystem und Verfahren hierfür
US8543331B2 (en) * 2008-07-03 2013-09-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Apparatus, and associated method, for planning and displaying a route path
EP2414778B1 (en) * 2009-04-01 2018-06-06 Uber Technologies, Inc. Point of interest search along a route with return
EP2280287B1 (en) 2009-07-28 2012-02-01 Nxp B.V. Integration of positioning and road charging data
EP2293019A1 (de) * 2009-09-02 2011-03-09 Navigon AG Verfahren zum Betrieb eines Navigationssystems
US20110087430A1 (en) * 2009-10-14 2011-04-14 International Business Machines Corporation Determining travel routes by using auction-based location preferences
US8489330B2 (en) * 2010-10-09 2013-07-16 Fleetcor Technologies Operating Company, Llc Navigation system with distance limitation mechanism and method of operation thereof
DE102016204377A1 (de) 2016-03-16 2017-09-21 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft System und Verfahren zur Navigation eines Fahrzeugs sowie Fahrzeug
US20180284783A1 (en) * 2017-03-31 2018-10-04 GM Global Technology Operations LLC Autonomous vehicle routing based on occupant characteristics
CN111637899A (zh) * 2020-06-10 2020-09-08 北京百度网讯科技有限公司 导航方法、装置、电子设备以及存储介质

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2767763A (en) * 1953-04-13 1956-10-23 Boeing Co Joggle punch and die sets
JP3453988B2 (ja) 1996-02-16 2003-10-06 日産自動車株式会社 車両用経路誘導装置
JPH09318377A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Zanavy Informatics:Kk ナビゲーション装置
KR100245267B1 (ko) * 1996-06-03 2000-02-15 모리 하루오 차량용 네비게이션 장치
JP3384293B2 (ja) 1997-09-02 2003-03-10 株式会社デンソー 車両用経路案内装置
JP3918326B2 (ja) * 1998-10-26 2007-05-23 株式会社デンソー 経路設定装置及びナビゲーション装置
US6609090B1 (en) * 1999-03-10 2003-08-19 Public Service Company Of New Mexico Computer based system, computer program product and method for managing geographically distributed assets
JP2001195690A (ja) 2000-01-13 2001-07-19 Hitachi Ltd 移動体通行情報通信方法、移動体通行情報提供装置、及び移動体通行情報取得装置
JP2001227974A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2001235344A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Xanavi Informatics Corp カーナビゲーション装置および記録媒体
WO2001094887A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de navigation
JP2003035546A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用課金エリア表示装置
JP2003323652A (ja) 2002-05-02 2003-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車載器
JP4014963B2 (ja) * 2002-08-05 2007-11-28 三菱電機株式会社 ナビゲーション装置及び経路探索方法及び地図情報案内方法
JP2005017169A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2005114552A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置の経路探索方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4611391B2 (ja) * 2006-01-13 2011-01-12 三菱電機株式会社 経路探索装置
JPWO2007080674A1 (ja) * 2006-01-13 2009-06-11 三菱電機株式会社 経路探索装置
US8265867B2 (en) 2006-01-13 2012-09-11 Mitsubishi Electric Corporation Route search system
WO2007080674A1 (ja) * 2006-01-13 2007-07-19 Mitsubishi Electric Corporation 経路探索装置
JP2010525346A (ja) * 2007-04-24 2010-07-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ナビゲーション装置、および交通制限のある部分領域をグラフィック表示する方法
WO2009122777A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびその制御方法
WO2009122951A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 トヨタ自動車株式会社 ナビゲーションシステムおよびそれを備えたハイブリッド車両ならびにハイブリッド車両の経路探索方法
US8301323B2 (en) 2008-03-31 2012-10-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Navigation system, hybrid vehicle with same, and method of searching for route for hybrid vehicle
US8326478B2 (en) 2008-03-31 2012-12-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle and method of controlling the same
JP2010256031A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置およびナビゲーション装置における道路交通情報の表示方法
JP2020529582A (ja) * 2017-12-13 2020-10-08 グーグル エルエルシー 位置に応じた運転規制を回避するためのシステムおよび方法
JP7242564B2 (ja) 2017-12-13 2023-03-20 グーグル エルエルシー 位置に応じた運転規制を回避するためのシステムおよび方法
CN111951546A (zh) * 2020-07-07 2020-11-17 东南大学 一种量化拥堵收费政策安全影响范围的方法
CN111951546B (zh) * 2020-07-07 2021-09-28 东南大学 一种量化拥堵收费政策安全影响范围的方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7251560B2 (en) 2007-07-31
GB2413382A (en) 2005-10-26
DE102005013556B4 (de) 2014-02-06
GB2413382B (en) 2008-03-05
DE102005013556A1 (de) 2005-10-13
US20050251327A1 (en) 2005-11-10
GB0505757D0 (en) 2005-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005274213A (ja) 経路設定装置、地図表示装置、ナビゲーションシステム
US8896464B2 (en) Navigation device and method for providing warnings for a speed trap
JP3918326B2 (ja) 経路設定装置及びナビゲーション装置
US9816825B2 (en) Navigation device and method of searching route by the same
JP3719315B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置及び記憶媒体
JP4941274B2 (ja) 路車間通信システム
US8798929B2 (en) Navigation apparatus
JP2009151558A (ja) 路車間通信システム
JP2001050767A (ja) ナビゲーション装置および記憶媒体
WO2011081155A1 (ja) ナビゲーション装置およびその案内方法
JP3945444B2 (ja) カーナビゲーション装置
JP4457607B2 (ja) 車載ナビゲーションシステム
JP4432862B2 (ja) 車載ナビゲーション装置
JP4692898B2 (ja) 車両用案内装置
JPH10197268A (ja) 車載用ナビゲーション装置のマップマッチング方法
WO2011081156A1 (ja) ナビゲーション装置、その案内方法およびその経路探索方法
JP2007127450A (ja) 車両用経路案内システム,車載機器,および管制センタ
JP3786047B2 (ja) 車載ナビゲーション装置
JP2005283272A (ja) 車載用装置および車載用ナビゲーション装置
JP4794668B2 (ja) 電子機器、音声出力方法、音声出力プログラムおよび記録媒体
JP2011252754A (ja) 車載用ナビゲーション装置及び経路案内方法
JP2002202146A (ja) ナビゲーション装置
JP2005326304A (ja) ナビゲーション装置
JP2004257746A (ja) 車両用料金所案内システム
JP4561355B2 (ja) ナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091013