JP2005273322A - 舗装構築方法及び舗装構造 - Google Patents

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真誠 奥平
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敏昭 松田
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Abstract

【課題】 舗設のための作業時間を短縮することが可能な舗装構築方法を提供する。
【解決手段】 骨材21を含むアスファルト混合物を基盤1上に敷均し、転圧して締め固めてアスファルト混合物層2を形成する。次に、このアスファルト混合物層2の表面3の温度が150°C程度以下になったことを確認し、表面3に機能性材料を配置する。そして、当該機能性材料を転圧して表面3の空隙22内に圧入させることにより機能性材料層4を形成する。滑り抵抗特性を向上させる必要があれば、機能性材料層4の表面に硅砂等の滑り止め材を散布し、タイヤローラなどを用いて機能性材料層4に圧入させるとともに、仕上げの転圧を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、路面の排水、車両の騒音低減、路面の凍結抑制等のための空隙を有する舗装を構築する舗装構築方法及びそのような空隙を有する舗装構造に関するものである。
近年、路面の排水機能、車両の騒音低減機能、路面の凍結抑制機能などの各種機能を備えた舗装が注目を集めている。このような機能を有する舗装は、その表面や内部に形成された空隙によって目的の機能を実現するものである。
このような舗装の構築方法の一例として、下記の特許文献1に記載の発明が知られている。当該文献に記載の方法は、空隙率が10〜40%の多孔質舗装体を形成し、その表面付近の空隙部に、弾性体チップを主体とした骨材に結合材を配合し空隙率が10〜50%の弾性多孔質モルタルを摺込み敷均しにより充填することを特徴としている。それにより、路面凹凸の波長が小さくなり、走行車両のタイヤ振動音が低減される。更に、路面付近の弾性多孔質モルタルにより衝撃音が低減されるようになっている。
しかしながら、この従来の舗装の構築方法には、次のような問題が存在している。第1に、作業時間が問題となる。すなわち、多孔質舗装体の舗設後に、その表面空隙部に弾性多孔質モルタルを定着させる構成を採用していることから、弾性多孔質モルタルの定着作業は、当該舗装体表面の硬化を待って行われる必要がある。その待機時間は、一般的に舗設から数日程度である。このように文献1に記載の方法では作業時間が長期化してしまうため、例えば交通量の多い道路などに適用するには不都合であると考えられる。
第2の問題点としては、コストの問題がある。特許文献1に記載の方法では、上記のように舗装表面の硬化後に弾性多孔質モルタルを定着させる構成であるため、舗装表面と弾性多孔質モルタルとの定着力を高めるためにはプライマを使用することが好ましい(当該文献の明細書段落〔0024〕参照)。なお、これは、弾性多孔質モルタルの定着作業を開始するときにその表面は常温に近い温度となっており、舗装表面とモルタルとの定着力が弱いことにも起因している。したがって、当該文献に記載の方法ではプライマの費用が必要となりコストの増加を招いてしまう。
下記の特許文献2には、骨材とフィラーとアスファルトを混合したアスファルト舗装材を敷均して形成された透水性の舗装体の舗装表面に透水性の細粒の材料を散布し、転圧機械によって締め固め圧入することにより舗装表面の凹凸を埋め、それにより空隙詰まり及び空隙潰れの抑制とともに、透水能力の維持が図られた舗装の構築方法が開示されている。なお、透水性の細粒の材料としては、多孔質の人工骨材、軽石、新島コーガ石、火山溶岩、発泡性樹脂材料、ゴム粒子などが用いられている。
また、前記舗装体は、その空隙率が10〜40%であり、その透水係数は1×10^(−2)cm/sec以上であるように形成されており、前記舗装体の舗装表面に対し、粒径が1〜5mmであり、透水係数が1×10^(−2)cm/sec以上の材料を、その種類に応じ0.05〜5.0kg/m^2 を散布して圧入することによりその厚みを0.5〜3mmとしている。
この舗装構築方法によると、細粒材料の粒径が1〜5mmと大きいことから表面空隙に確実に充填されにくく、締め固めを行っても厚さの確保が困難であるため、供用時に骨材や細粒材料が飛散しやすいと考えられる。
また、当該文献の段落〔0012〕に示すように、当該舗装構築方法は、アスファルト舗装材の敷均しまでは通常の手順により施工され、その後に細粒材料の散布及び締め固めを行うように構成されている。この際、段落〔0013〕に記載のように、アスファルト舗装材を敷均したのち速やかに細粒材料の散布を行うようになっている。したがって、敷均しの後に転圧が行われないため、散布時にはアスファルト舗装材が未だ落ち着いた状態になっておらず、散布作業及びその仕上げ作業を行いにくくなるおそれがある。すなわち、材料の散布後、舗装表面の空隙に材料を擦り込む作業を行うときに、舗装表面が落ち着いていないことからアスファルト舗装材が移動してしまい、均一な路面を得られない事態が起こりうる。
更に、当該文献には、骨材とフィラーとアスファルトを混合したアスファルト舗装材を敷きならして形成された透水性の舗装体の舗装表面を透水性の大きな材料で被覆することにより、透水能力を保持しつつ、骨材の移動を抑止して空隙潰れの抑制を図るために舗装表面が補強された舗装の構築方法が開示されている。なお、舗装表面に形成されるこのような被覆は、一般にトップコートと呼ばれている。
この舗装構築方法については、作業時間やコスト面における問題点が指摘される。まず作業時間については、舗設後にトップコートの形成処理を更に行う必要があるために作業が長期化してしまう。また、コスト面については、トップコートの形成処理に掛かる費用が必要となるためにコスト増は否めない。更に、舗装表面を被覆することにより路面の摩擦特性が低下し、タイヤが滑りやすくなるという安全面の問題もある。
特許第3193312号(〔請求項1〕、明細書段落〔0006〕、〔0024〕、〔0035〕) 特許第3190584号(〔請求項1〕〜〔請求項4〕、明細書段落〔0003〕、〔0012〕〜〔0014〕、〔0023〕〜〔0025〕)
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、舗設のための作業時間を短縮することが可能な舗装構築方法を提供することを目的としている。
また、本発明は、供用時における骨材や材料の飛散を抑制することが可能な舗装構築方法及び舗装構造を提供することを他の目的としている。
また、本発明は、路面の均一化を図ることが可能な舗装構築方法及び舗装構造を提供することを更に他の目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、アスファルト混合物を当該舗装の下地となる基盤上に敷均し、その表面から転圧することにより、所定の空隙率を有する多孔質構造の第1の混合物層を形成する工程と、前記第1の混合物層の形成の直後に、細粒状の材料と結合材とを含む混合物を前記第1の混合物層の表面に配置し、その表面から転圧することにより前記第1の混合物層の表面の空隙を充填する多孔質構造の第2の混合物層を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする舗装構築方法である。
また、請求項2に記載の発明は、アスファルト混合物を当該舗装の下地となる基盤上に敷均し、その表面から転圧することにより、所定の空隙率を有する多孔質構造の第1の混合物層を形成する工程と、前記第1の混合物層の温度が所定の温度以下であるかを確認する工程と、前記第1の混合物層が前記所定の温度以下であると確認されたことに対応して、細粒状の材料と結合材とを含む混合物を前記第1の混合物層の表面に配置し、その表面から転圧することにより前記第1の混合物層の表面の空隙を充填する多孔質構造の第2の混合物層を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする舗装構築方法である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法であって、前記第1の混合物層は開粒度タイプのアスファルト混合物であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法であって、前記細粒状の材料はゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の舗装構築方法であって、前記ゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物は、粒度分布が0.5mm以上1.0mm未満、好ましくは0.84mm以上1.0mm未満であるように形成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法であって、前記結合材は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト又はアスファルト乳剤を含むことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の舗装構築方法であって、前記材料はゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物であり、前記結合材はウレタン樹脂であり、前記所定の温度は90°C以上155°C以下の範囲のいずれかの温度であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法であって、前記第2の混合物層は1mm以上20mm以下の厚さに形成されることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、アスファルト混合物を当該舗装の下地となる基盤上に敷均してその表面から転圧して設けられた、所定の空隙率を有する多孔質構造の第1の混合物層と、細粒状の材料と結合材とを含む混合物を前記第1の混合物層の表面に配置してその表面から転圧することにより前記第1の混合物層の表面の空隙を充填するように設けられた、多孔質構造の第2の混合物層と、を含んでいることを特徴とする舗装構造である。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の舗装構造であって、前記第1の混合物層は開粒度タイプのアスファルト混合物であることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の舗装構造であって、前記細粒状の材料はゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物であることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の舗装構築方法であって、前記ゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物は、粒度分布が0.5mm以上1.0mm未満、好ましくは0.84以上1.0mm未満であることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項9に記載の舗装構造であって、前記結合材は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト又はアスファルト乳剤を含むことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項9に記載の舗装構造であって、前記第2の混合物層は1mm以上20mm以下の厚さに形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の舗装構築方法によれば、第1の混合物層の形成工程においてアスファルト混合物の転圧処理を行うようになっていることから、形成された第1の混合物層の表面は落ち着いた状態となっているため、第1の混合物層の形成後すぐに第2の混合物層の形成工程に移行することができる。したがって、舗設のための作業時間を短縮することができる。また、請求項2に記載の舗装構築方法によれば、同様に、形成された第1の混合物層の温度を確認した後すぐに第2の混合物層の形成工程に移行することができるので、舗設のための作業時間を短縮することが可能となる。
また、請求項5に記載の舗装構築方法及び請求項12に記載の舗装構造によれば、第2の混合物層を構成する混合物に含まれる細粒状の材料(ゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物)として、0.5mm以上1.0mm未満、好ましくは0.84以上1.0mm未満という粒度の小さなものが用いられているので、第2の混合物層は、第1の混合物層の表面の空隙を好適に充填するように形成されるので、供用時における骨材や当該材料の飛散が抑制される。
また、本発明に係る舗装構築方法及び舗装構造によれば、第1の混合物層の敷均しの後に転圧を行い、続いて第2の混合物層を形成するように構成されているので、第2の混合物層の形成時において第1の混合物層は転圧により落ち着いた状態とされている。したがって、第1の混合物層の表面の空隙に混合物を擦り込むなどの作業を行ってもアスファルト混合物は移動しにくいため、その路面は均一なものとなる。
本発明に係る実施形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の舗装構築方法は、路面の排水能力、騒音低減能力、凍結抑制能力等を向上させるための空隙を有する舗装の構築に適用される。本方法は、アスファルト混合物からなる第1の混合物層の形成の直後に、ゴムチップやウレタンチップ等の細粒状の材料とバインダとの混合物からなる第2の混合物層の形成を行うことにより、舗設作業の長期化の抑制やコストの低減などを図るものである。
[舗装構造、使用材料について]
まず、本方法により構築される舗装の構造及び使用される各種材料について説明する。図1は、本方法により構築される舗装の概略構成を示す断面側面図である。同図に示すように、当該舗装は、下地となる基盤1上に形成されるアスファルト混合物層2と、その表面3に配置される機能性材料層4とを含む層構造からなる。ここで、アスファルト混合物層2は本発明にいう第1の混合物層を構成し、また、機能性材料層4は第2の混合物層を構成している。
アスファルト混合物層2は、骨材21を含んだアスファルト混合物から構成されており、路面上の雨水等を下方に透過させるための空隙22が所定の空隙率にて形成された多孔質構造を備えている。アスファルト混合物層2の空隙率は、透水性と舗装の強度を勘案して10〜40%程度、通常は20%前後に設定される。空隙率を20%に設定する場合、骨材21に対するアスファルト量は4.8重量%程度とされる。
また、アスファルト混合物層2を構成するアスファルト混合物としては、アスファルト混合物層2の透水性を向上させるために開粒度(ギャップ粒度)タイプのものが用いられる。また、骨材21の最大粒径は例えば20mmないし5mm程度とする。なお、粗粒度タイプ、密粒度タイプ、細粒度タイプなど、必要に応じて適当なタイプのアスファルト混合物を使用することもできる。ここで、開粒度タイプのアスファルト混合物とは、粗い骨材と細かい骨材とが骨材21の大部分を占めるもので、排水性舗装、透水性舗装などに使用される。また、粗粒度タイプは粗い骨材を多く含むもので、車道の基盤部分などに使用される。また、密粒度タイプは、粗粒度タイプよりも細かい骨材を多く含むもので、車道の表層部分などに使用される。更に、細粒度タイプは細かな骨材を多く含むもので、歩道部分などに使用される。
アスファルト混合物層2の表面3には、骨材21により凹凸が形成される。機能性材料層4は、この表面3の凹部(空隙)を充填するように配置され、例えば1〜20mm程度の厚さに形成される。この機能性材料層4は、騒音低減機能等を発揮する細粒状の材料と、この材料を結合する結合材(一般にバインダと呼ばれる)とを含む混合物からなる機能性材料によって構成され、多孔質構造を有するものである。
機能性材料層4に含まれる細粒状の材料としては、例えば、環境問題やコスト面への配慮から、廃タイヤをカットして粉砕したゴムチップを使用することが好ましい。また、体育施設等に適用する場合などには弾力性を有するウレタンチップが好適に用いられる。ゴムチップやウレタンチップは、0.5mm以上1.0mm未満の粒度分布、好ましくは0.84以上1.0mm未満の粒度分布となるように形成される。なお、機能性材料層4を構成するために、ゴムチップやウレタンチップ以外の材質の細粒状の材料や、ゴムチップ及び/又はウレタンチップを含む混合物からなる細粒状の材料など、その作用や環境条件等に応じた材料を適宜使用することができる。
また、機能性材料層4に含まれるバインダとしては、舗装表面を補強する作用を有し、硬化後にも弾力性を有する材料としてウレタン樹脂を使用することが好ましい。なお、ウレタン樹脂のほかにも、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト、アスファルト乳剤、セメント系材料などをバインダとして使用することが可能である。また、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト、アスファルト乳剤、セメント系材料などをその材料の1つとして含有する混合物からなるバインダを用いることもできる。
細粒状の材料やバインダの種類等によって路面の滑り抵抗が小さい場合には、任意の滑り止め材を路面に配置させて滑り抵抗性を確保することが好ましい(図示は省略する)。この滑り止め材としては、例えば5号硅砂を使用することができる。
[本舗装構築方法を構成する工程について]
次に、このような舗装構築方法を構成する工程について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、準備段階として、交通規制、路面の切削、路面の清掃などを行う(S1)。次に、アスファルト混合物層2の形成を行う。具体的には、基盤1とアスファルト混合物層2をなじみやすくするためにディストリビュータなどを用いて基盤1上にアスファルト乳剤等を散布し(S2)、骨材21を含んだアスファルト混合物をアスファルトフィニッシャなどを用いて基盤1上に敷均し(S3)、その直後に小型ローラなどを用いてアスファルト混合物を転圧して締め固める(S4)。
締め固めの終了後、アスファルト混合物の表面、すなわちアスファルト混合物層2の表面3の温度が150°C程度以下になったことを確認し(S5)、表面3にゴムチップ(細粒状の材料)とウレタン樹脂(バインダ)を含む機能性材料を配置する(S6)。ステップS5の温度確認は、通常の温度計や赤外線等を利用した各種の温度測定器を用いて行う。また、ステップS6の工程は、機能性材料を表面3に散布しこれを空隙22に人手によって擦り込むことにより行ってもよいし、機能性材料配置用の装置を用いて行ってもよい。
また、ステップS5における表面3の温度の確認基準は150°Cに限定されるものではなく、アスファルト混合物層2や機能性材料層4の材質、あるいは気温等の環境条件などに応じて適宜変更することができる。本実施形態のようにゴムチップとウレタン樹脂からなる機能性材料を用いる場合、ウレタン樹脂の引火点は194°C程度であるので、作業の安全性を確保するために、アスファルト混合物層2の表面3の温度は、当該引火点よりも十分に低い150°C程度以下であることが好ましい。なお、作業時間に余裕がある場合、更なる安全性を追求する場合、転圧作業を好適に行いたい場合などには、表面3の温度が更に低くなるまで(例えば90°C以下となるまで)待機し、それから機能性材料層4の形成作業を行うようにしてもよい。なお、アスファルト混合物層2の表面3ではなく、その内部の温度を測定することにより機能性材料層4の形成時期を決定するようにしてもよい。
アスファルト混合物層2の表面3の空隙22に上記機能性材料を配置させたら、マカダムローラなどを用いて当該機能性材料を転圧して表面3の空隙22内に圧入させる(S7)。これで、機能性材料層4が形成される。
機能性材料層4の形成後、滑り抵抗特性を向上させる必要があれば、機能性材料層4の表面に硅砂等の滑り止め材を散布し(S8)、タイヤローラなどを用いて滑り止め材を機能性材料層4に圧入させるとともに、仕上げとしての転圧を行う(S9)。最後に、路面を養生し(S10)、路面温度が例えば50°C以下となったら交通開放して当該舗装を供用に付する(S11)。
[作用・効果について]
以上に説明した本実施形態の舗装構築方法によれば、次のような特徴的な作用・効果が奏される。まず、アスファルト混合物層2を形成し、その温度の確認をした後すぐに機能性材料層4の形成に移行するように構成されているので、舗装作業の短時間化を図ることが可能となる。
特に、機能性材料層4を構成する材料としてゴムチップ(又はウレタンチップもしくはそれらを含む混合物)とウレタン樹脂を用いる場合、アスファルト混合物層2の敷均し直後における温度は、通常150〜165°C程度であり、その後の転圧処理により温度が約10°Cほど低下して140〜155°程度となる。したがって、転圧処理終了時のアスファルト混合物層2の温度は、ステップS5における確認基準の温度程度となっている。すなわち、確認基準の温度を140〜155°の範囲のいずれかの温度にあらかじめ設定しておけばよい。したがって、上記実施形態によれば、転圧処理の終了後すぐに機能性材料層4の構築作業に取り掛かることができるので、作業時間の短縮作用が顕著となる。
なお、この場合のように転圧処理終了時におけるアスファルト混合物層2の温度を予測可能であるときなどには、ステップS5に示した温度の確認処理を行う必要はない。その場合、アスファルト混合物層2の形成後、すぐに機能性材料層4の形成作業に移行することができる。すなわち、アスファルト混合物層2の形成工程には、敷均されたアスファルト混合物を転圧する工程が含まれているために、形成されたアスファルト混合物層2の表面3は落ち着いた状態となっていることから、アスファルト混合物層2の形成直後に機能性材料層4の形成工程を行うことができる。一方、作業の安全性等を向上させるために温度管理を特に厳しく行う必要がある場合には、当該温度確認処理の実行を徹底する方がよい。
また、アスファルト混合物層2の形成後、その表面3の温度がアスファルト混合物層2を構成するアスファルト混合物と機能性材料層4を構成する機能性材料とが好適に接着されるのに十分な温度(上述の例では150°C)であることを確認して機能性材料層4の形成作業が行われるので、特にプライマを用いて接着力を増大させなくても両層を安定的に配置させることができ、コストの削減を図ることが可能となる。また、骨材等の飛散抑制のためのトップコート処理を行わなくてもよいので、舗装構築のコストが低減される。
ここで、アスファルト混合物層2を構成するアスファルト混合物と機能性材料層4を構成する機能性材料とが接着されるのに十分な温度は、本発明にいう所定の温度を意味するものである。また、この所定の温度は、アスファルト混合物及び機能性材料の引火点より十分に低く、更に作業者や作業用の装置が支障無く作業を遂行できる温度とされることが好ましい。例えば、タイヤローラ等による転圧は、表面温度が高すぎるとタイヤに混合物が付着しやすくなり、作業をスムーズに遂行することが困難となるおそれがある。したがって、転圧作業は、表面温度を70°C〜90°C程度に低下させてから行うことが望ましいとされている。また、転圧時の表面温度が高い場合には空隙つぶれが生じ、舗装の排水性等を損ねてしまうおそれがある。そのような場合には、当該所定の温度として90°C程度を設定する。
このような事情を総合的に勘案すると、機能性材料層4の形成工程は、アスファルト混合物層2の表面3が90°C以上155°C以下の範囲のいずれかの温度以下となったことを確認して開始することが好ましい。この温度は、上記事情のうちのどれを優先的に考慮するかに応じて設定すればよい。
なお、機能性材料層4を構成する機能性材料のバインダとして、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト、アスファルト乳剤、セメント系の材料など、ウレタン樹脂以外の材料を使用する場合、ステップS5における確認基準の温度は、当該材料の引火点などを考慮して適切な温度に設定される。また、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト、アスファルト乳剤、セメント系材料などをその材料の1つとして含有する混合物からなるバインダを用いる場合も同様である。ここで、バインダに適用する材料は、機能性材料層4の多孔質性を保持可能なものであればよい。
本実施形態の機能性材料に含有されるゴムチップ(又はウレタンチップ;以下同様)は、上述のように、0.5mm以上1.0mm未満の粒度分布、好ましくは0.84以上1.0mm未満の粒度分布とされている。これは、ゴムチップが0.5mm未満又は1.0mm以上の細粒分を含んでいると、ウレタン樹脂との混合物である機能性材料の多孔質構造が失われてしまう場合があることに起因している。更に、ゴムチップの粒度分布を0.84mm以上1.0mm未満に設定することにより、路面の排水性等の機能を十分に発揮させるために好適な多孔質構造を形成することが可能となる。また、機能性材料層4に含まれるゴムチップの粒度が小さいため、機能性材料が表面3の空隙22を埋めるように適正に充填されるという利点もある。
また、本実施形態の機能性材料層4は、1mm以上20mm以下の厚さに形成されている。アスファルト混合物層2を構成する骨材21は、排水性舗装の騒音低減作用を向上させるために、20mmから5mm程度の最大粒径のもの、特に20mm、13mm、10mm、8mm又は5mmの最大粒径のものが使用されるのが通常である。このとき、表面3の空隙22の深さは、それぞれ最大で20mm、13mm、10mm、8mm、5mm程度となる。本実施形態によれば、上述のように、機能性材料は空隙22に適正に充填される。したがって、機能性材料層4の厚さは、浅い空隙に対応する1mm程度から、深い空隙に対応する20mm程度までの厚さに形成されることとなる。それにより、アスファルト混合物層2の表面3の各凹部(空隙22)は機能性材料により好適に埋められ、路面は均一性の高いものとなる。
材質的な理由等によりアスファルト混合物層2と機能性材料層4の接着力が弱い場合など、プライマを使用することが好ましい場合には、ステップS6の前にプライマの散布処理を行うこととなる。その場合、路面の補強を図るためにプライマとしてウレタン樹脂を用いるとよい。また、プライマを使用する場合、ステップS5で確認する温度をプライマの特性等に応じて適宜変更することや、温度に拘わらずプライマを散布するように構成することが可能である。いずれにしても、アスファルト混合物層2及び機能性材料層4を構成する材料として、例えば上述の骨材21を含んだアスファルト混合物や、ゴムチップとウレタン樹脂の混合物など、プライマを使用しなくても十分な接着力が得られるようなものを用いることが好ましい。
本実施形態の舗装構築方法によれば、アスファルト混合物層2の敷均し(ステップS3)を行ったのちに転圧による締め固めを行い(ステップS4)、その後に機能性材料層4を形成するように構成されている。したがって、機能性材料の配置時に、アスファルト混合物層2の表面3は締め固めにより落ち着けられた状態となっており、擦り込み等の作業を行ってもアスファルト混合物は移動しにくいため、機能性材料の配置作業を容易に行うことができるとともに、均一な路面の構築を図ることが可能となる。
アスファルト混合物層2の表面3の温度を測定するときに(ステップS5)、赤外線サーモグラフィのような温度をモニタする機能を備えた機器を用いる場合には、当該機器に目的の温度を設定入力しておくとともに、表面温度がその温度に到達したことをアラーム等で報知するように構成することができる。この構成によれば、正確な温度測定を実行でき、更に、人手により何度も温度確認をしなくてもよいため作業効率の向上を図ることができる。
[本舗装構築方法により構築される舗装構造について]
以上に説明したような本実施形態の舗装構築方法により構築される舗装構造(図1を参照)は、騒音低減作用、骨材の飛散防止作用、排水性能持続作用など、各種の好適な作用を奏する。また、本舗装構造は、アスファルト混合物層2が開粒度タイプのアスファルト混合物により構成されているので、好適な排水性を有している。
本舗装構造の騒音低減作用は、機能性材料層4の構成に大きく依存している。機能性材料層4は上述のように多孔質構造を有しており、アスファルト混合物層2の表面3の空隙に充填配置されている。また、機能性材料層4のバインダであるウレタン樹脂は硬化後も弾力性を有している。それにより、舗装内部(特に表面)の空隙が小さくなり、路面は平滑化される。更に、走行車両の衝撃は、弾性的に吸収されるとともに空隙により緩衝される。また、アスファルト混合物層2を形成する際に、アスファルト混合物の敷均しに引き続き転圧を行った後に機能性材料層4が形成されるので均一な路面を得ることができ、それにより更なる騒音低減作用が期待される。したがって、本舗装構造は、路面上を走行する車両の騒音を効果的に低減させることが可能である。
また、本舗装構造の骨材飛散防止機能は、機能性材料層4のバインダであるウレタン樹脂の作用に大きく関わるものである。すなわち、ウレタン樹脂は上述したように舗装表面を補強する作用を有するものであり、アスファルト混合物層2の表面3はこのウレタン樹脂を含む機能性材料層4により被覆されているので、表面3に露出した骨材21の飛散が防止されることとなる。更に、機能性材料層4に含まれるゴムチップやウレタンチップは、0.5mm以上1.0mm未満、好ましくは0.84〜1.0mmの小さな粒度を有しているため、機能性材料が表面3の空隙22に適正に充填されている。それにより、機能的材料層4は、アスファルト混合物層2の骨材21の粒径(20mm〜5mm程度)に応じて、1〜20mmの厚さに確保される。したがって、本舗装構造によれば、供用時における骨材21等の飛散が抑制される。
また、本舗装構造の排水性能持続作用は、機能性材料層4の構造及び配置に深く関連している。機能性材料層4は、上述のように多孔質構造とされているので、透水機能を備えている。また、機能性材料層4は、アスファルト混合物層2の表面3付近にのみ配置され、アスファルト混合物層2の内部には配置されていないことから、アスファルト混合物層2内の空隙22による排水機能は維持されている。したがって、本舗装構造は、路面上の雨水等を効果的に排除することが可能である。
以上に詳述した構成は、本発明の実施形態の一例に過ぎないものである。したがって、本発明の要旨の範囲内における各種の変形を適宜施すことが可能であることは言うまでもない。
本発明に係る舗装構築方法によって構築された舗装の一例の概略構成を示す断面側面図である。 本発明に係る舗装構築方法による工程の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基盤
2 アスファルト混合物層
21 骨材
22 空隙
3 表面
4 機能性材料層

Claims (14)

  1. アスファルト混合物を当該舗装の下地となる基盤上に敷均し、その表面から転圧することにより、所定の空隙率を有する多孔質構造の第1の混合物層を形成する工程と、
    前記第1の混合物層の形成の直後に、細粒状の材料と結合材とを含む混合物を前記第1の混合物層の表面に配置し、その表面から転圧することにより前記第1の混合物層の表面の空隙を充填する多孔質構造の第2の混合物層を形成する工程と、
    を含んでいることを特徴とする舗装構築方法。
  2. アスファルト混合物を当該舗装の下地となる基盤上に敷均し、その表面から転圧することにより、所定の空隙率を有する多孔質構造の第1の混合物層を形成する工程と、
    前記第1の混合物層の温度が所定の温度以下であるかを確認する工程と、
    前記第1の混合物層が前記所定の温度以下であると確認されたことに対応して、細粒状の材料と結合材とを含む混合物を前記第1の混合物層の表面に配置し、その表面から転圧することにより前記第1の混合物層の表面の空隙を充填する多孔質構造の第2の混合物層を形成する工程と、
    を含んでいることを特徴とする舗装構築方法。
  3. 前記第1の混合物層は開粒度タイプのアスファルト混合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法。
  4. 前記細粒状の材料はゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法。
  5. 前記ゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物は、粒度分布が0.5mm以上1.0mm未満、好ましくは0.84mm以上1.0mm未満であるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の舗装構築方法。
  6. 前記結合材は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト又はアスファルト乳剤を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法。
  7. 前記材料はゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物であり、前記結合材はウレタン樹脂であり、前記所定の温度は90°C以上155°C以下の範囲のいずれかの温度であることを特徴とする請求項2に記載の舗装構築方法。
  8. 前記第2の混合物層は1mm以上20mm以下の厚さに形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の舗装構築方法。
  9. アスファルト混合物を当該舗装の下地となる基盤上に敷均してその表面から転圧して設けられた、所定の空隙率を有する多孔質構造の第1の混合物層と、
    細粒状の材料と結合材とを含む混合物を前記第1の混合物層の表面に配置してその表面から転圧することにより前記第1の混合物層の表面の空隙を充填するように設けられた、多孔質構造の第2の混合物層と、
    を含んでいることを特徴とする舗装構造。
  10. 前記第1の混合物層は開粒度タイプのアスファルト混合物であることを特徴とする請求項9に記載の舗装構造。
  11. 前記細粒状の材料はゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物であることを特徴とする請求項9に記載の舗装構造。
  12. 前記ゴムチップ、ウレタンチップ又はそれらを含む混合物は、粒度分布が0.5mm以上1.0mm未満、好ましくは0.84mm以上1.0mm未満であることを特徴とする請求項11に記載の舗装構築方法。
  13. 前記結合材は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アスファルト又はアスファルト乳剤を含むことを特徴とする請求項9に記載の舗装構造。
  14. 前記第2の混合物層は1mm以上20mm以下の厚さに形成されていることを特徴とする請求項9に記載の舗装構造。
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