JP2005267792A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Isato Fujita
勇人 藤田
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Abstract

【課題】 傷のある光ディスク再生時に音飛びが発生するのを防止して光ディスクの再生能力を向上させることができる光ディスク装置を提供すること。
【解決手段】 傷部分13の通過により光ピックアップ3が内周トラック14側に移動したものと判断した場合に、再び傷部分13の通過前のアドレスを取得する再生位置の直前で、DSP6に対して出力されるトラッキング駆動信号にオフセットを加える、あるいはFEP5から入力されるエラー信号にオフセットを加えることにより、トラッキングにオフセット16を付加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ディスク装置に関し、例えば、光ディスクの再生時にトラッキング制御を行うことができる光ディスク装置に関する。
従来、光ディスクに記録された情報を再生する場合には、光ディスクに形成されたトラックに沿って光ピックアップからレーザビームスポットを照射し、反射光からトラックに記録された情報を読取るようになっている。
このため、ビームスポットをトラックの真上に位置するようにピックアップを制御する必要がある。この制御方法として、ビームスポット位置とトラックとの間の偏差に応じたトラッキングエラー信号を発生させ、このエラー信号を用いてサーボ制御を行っている。
ところで、光ディスクの表面に傷や指紋等が存在すると、トラッキングエラー信号が誤った制御信号となり、この偽エラー信号によって光ビームスポットが隣接トラックに移行する等の誤動作を発生してしまうため、この誤動作を防止する必要がある。
従来のこの種の誤動作を防止するものとして、傷が検出されて傷検出信号が生成される直前に、サーボエラー信号に大きな変動成分が含まれると、そのサーボエラー信号の極生と逆極生の信号を傷検出信号生成直後に含むサーボホールド信号を生成し、傷検出信号の生成中にはサーボ駆動信号に代えてサーボホールド信号に応じて光ピックアップの読取り動作を制御することにより、トラックが記録媒体上の傷を通過した場合であっても、傷通過直前のサーボ状態を維持することができるようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−90467号公報
しかしながら、従来のサーボ制御装置にあっては、傷検出信号の生成中にはサーボ駆動信号に代えてサーボホールド信号に応じて光ピックアップの読取り動作を制御するようになっているため、傷通過前後に傷検出の遅れや反射光の乱れ等により偽エラー信号が発生すると、このエラー信号に応答して傷通過後に内周側のトラックにサーボがかかってしまい、その現象が繰り返されると、意図しないホールドトラック状態に陥り、音飛びが発生してしまうおそれがあった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、傷のある光ディスク再生時に音飛びが発生するのを防止して光ディスクの再生能力を向上させることができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、光ディスクに向けて光を出力し、前記光ディスクからの反射光から前記光ディスク上のトラックに記録された情報を読取る光ピックアップと、前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に沿って移動させる光ピックアップ制御手段と、前記光ピックアップによって読取られた情報から前記光ピックアップが前記光ディスクのトラック上の傷を通過し、前記トラックに対して半径方向内周側に移動したことを検出してエラー信号を生成する光ピックアップホールド検出手段とを備え、
前記光ピックアップ制御手段は、前記エラー信号に応じて前記光ピックアップが次回に前記傷を通過する前に、前記光ピックアップが前記トラックに対して半径方向外周側に移動するように前記光ピックアップを移動制御するものから構成される。
この構成により、傷を通過することにより光ピックアップが半径方向内周側に移動したとき、光ピックアップが次回に傷を通過する前に、光ピックアップがトラックに対して半径方向外周側に移動するように光ピックアップを移動制御するので、意図しないホールドトラックを解除して音飛びが発生するのを防止することができ、光ディスクの再生能力を向上させることができる。
また、本発明の光ディスク装置は、前記光ピックアップ制御手段は、前記光ピックアップに出力されるトラッキング駆動信号に、前記光ピックアップを前記半径方向外周側に移動させるためのオフセット信号を付加するものから構成される。
この構成により、傷を通過することにより光ピックアップが半径方向内周側に移動したとき、光ピックアップが次回に傷を通過する前に、光ピックアップがトラックに対して半径方向外周側に移動するように光ピックアップを移動制御することができる。
また、本発明の光ディスク装置は、前記光ピックアップ制御手段は、前記光ピックアップホールド検出手段から入力される前記エラー信号に、前記光ピックアップを前記半径方向外周側に移動させるためのオフセット信号を付加するものから構成される。
この構成により、傷を通過することにより光ピックアップが半径方向内周側に移動したとき、光ピックアップが次回に傷を通過する前に、光ピックアップがトラックに対して半径方向外周側に移動するように光ピックアップを移動制御することができる。
以上説明したように、本発明は、傷のある光ディスク再生時に音飛びが発生するのを防止して再生能力を向上させることができる光ディスク装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1、図2は本発明に係る光ディスク装置の一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、CD、DVD等の光ディスク1はスピンドルモータ2によって回転駆動されるようになっている。
光ピックアップ3は、光ディスク1のトラック上のピットによって記録されるデジタル情報をレーザビームを用いて読取るようになっており、ドライバモータは光ピックアップ3を光ディスク1の半径方向に沿って移動させるトラバースモータ4から構成される。本実施の形態では、トラバースモータ4が光ピックアップ移動手段を構成している。
フロントエンドプロセッサ(以下、単にFEPという)5は、光ピックアップ3から出力された読取信号をもとにフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成して出力するとともに、前記読取信号(RF信号)の増幅およびこれらの信号から光ディスク1上の傷を検出して出力するようになっている。
DSP(Digital Signal Processor)6はFEP5から出力されるRF信号を波形整形してデジタルデータのEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号として復調、符号誤り訂正および補完等の処理を行うようになっている。
また、DSP6は、デジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバータ、DAコンバータより出力されたアナログ信号をオーディオ信号に増幅および音質制御等の処理を行うオーディオ回路を備えており、オーディオ出力端子7を介して外部のスピーカ等に出力を行う。
システムコントローラ8は、CPU(Central Processing Unit)、このCPUで用いられるプログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)、データ記憶用RAM(Random Access Memory)、およびI/O(入出力)ポートを含んで構成される。
DSP6はサーボコントローラ回路の機能も備えており、システムコントローラ8の制御下にFEP5から出力されるフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を用いて、光ピックアップ3のフォーカスサーボおよびトラッキングサーボと、トラバースモータ4を送るトラバースサーボとを行うために制御信号を出力する。
フォーカスドライバ9は、DSP6のサーボコントローラ回路から出力されるフォーカスサーボ制御信号を用いて、光ピックアップ3の対物レンズの焦点が常に光ディスク1の信号記録面上に合致するように光ピックアップ3のフォーカスサーボ用アクチュエータを駆動する。
トラッキングドライバ10は、トラッキングサーボ制御信号を用いて、光ピックアップ3から出力されるレーザビームが常に光ディスク1のトラック上をトレースするように光ピックアップ3のトラッキングサーボ用アクチュエータを駆動する。トラバースドライバ11は、DSP6から出力されるトラバースサーボ制御信号を用いて、光ピックアップ3から出力されるレーザビームが所定の光ディスク1の信号トラック上をトレースするようにトラバースモータ4を駆動する。
また、DSP6は光ピックアップ3が光ディスク1上のトラックに対して半径方向内周側に移動することを検出してエラー信号を生成するようになっており、光ピックアップホールド検出手段を有している。
また、DSP6は光ピックアップ3が光ディスク1の半径方向内周側に移動したとき、光ピックアップ3が次回に傷を通過する前に、光ピックアップ3がトラックに対して半径方向外周側に移動するように光ピックアップ3を移動制御するようになっており、光ピックアップ制御手段を有している。
次に、図2に基づいてトラッキング制御方法を説明する。図2は光ディスク1の傷部分を拡大した概念図を示すものである。
まず、傷のある光ディスク1を再生した場合、光ピックアップ3から出力されたレーザビーム12が光ディスク1の傷部分(枠で囲む部分)13に到達すると、DSP6が傷を検出するまでの時間にトラッキングサーボが偽エラー信号に追従し、傷通過後に1周前、すなわち、光ディスク1の半径方向内周側の内周トラック14にかかることがある。この状態が繰り返されると、ホールドトラック状態となるため、次回以降、目的トラック15に到達できるように、光ピックアップ3が傷部分13を通過する前に、光ピックアップ3が目的トラック15に対して1周後のトラック、すなわち、半径方向外周側の外周トラック17側に移動するようにトラッキング駆動信号にオフセット16を付加する。
具体的には、光ディスク1上にあるアドレス情報は、光ディスク1から光ピックアップ3により読取られ、FEP5によりRF信号、DSP6によりデジタルデータとして生成され、システムコントローラ8に送られる。また、アドレス情報は、外周側に行くに従って進んでいる。
以上のことを利用し、システムコントローラ8は、アドレス情報を更新する際に、更新前のアドレスと更新後のアドレスを常に比較し、再生中に更新後のアドレス情報が更新前のアドレス情報より遅れていた場合には、傷通過によって内周トラック14に移動したものと判断する。
ここで、シーク処理等のコマンドが外部からの操作によりアドレスが変化する場合を除くために、シスコンファームにフラグ等を用いて再生中のアドレス情報更新を明確化する。
システムコントローラ8は、傷通過による内周移動であると判断した場合に、再び傷通過前のアドレスを取得する再生位置の直前で、DSP6に対して出力されるトラッキング駆動信号にオフセットを加える、あるいはFEP5から入力されるエラー信号にオフセットを加えることにより、トラッキング(目的トラック15)にオフセット16を付加する。
これらのオフセット量は、システムにより設計時に適切に決定し、その値でもホールドトラックが解除されずに内周トラック14に移動した場合は、オフセット量をインクリメントする。
このように本実施の形態では、傷部分13の通過により光ピックアップ3が内周トラック14側に移動したものと判断した場合に、再び傷部分13の通過前のアドレスを取得する再生位置の直前で、DSP6に対して出力されるトラッキング駆動信号にオフセットを加える、あるいはFEP5から入力されるエラー信号にオフセットを加えることにより、トラッキングにオフセット16を付加するようにしたので、意図しないホールドトラックを解除して音飛びが発生するのを防止することができ、光ディスク1の再生能力を向上させることができる。
以上のように、本発明に係る光ディスク装置は、傷のある光ディスク再生時に音飛びが発生するのを防止して光ディスクの再生能力を向上させることができるという効果を有し、光ディスクの再生時にトラッキング制御を行うことができる光ディスク装置等として有用である。
本発明の一実施の形態における光ディスク装置のブロック図 一実施の形態の傷部分を光ピックアップが通過するときの状態を示す図
符号の説明
1 光ディスク
3 光ピックアップ
4 トラバースモータ(光ピックアップ移動手段)
6 DSP(光ピックアップホールド検出手段、光ピックアップ制御手段)
13 傷部分
14 内周トラック
15 目的トラック
16 オフセット
17 外周トラック

Claims (3)

  1. 光ディスクに向けて光を出力し、前記光ディスクからの反射光から前記光ディスク上のトラックに記録された情報を読取る光ピックアップと、
    前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に沿って移動させる光ピックアップ制御手段と、
    前記光ピックアップによって読取られた情報から前記光ピックアップが前記光ディスクのトラック上の傷を通過し、前記トラックに対して半径方向内周側に移動したことを検出してエラー信号を生成する光ピックアップホールド検出手段とを備え、
    前記光ピックアップ制御手段は、前記エラー信号に応じて前記光ピックアップが次回に前記傷を通過する前に、前記光ピックアップが前記トラックに対して半径方向外周側に移動するように前記光ピックアップを移動制御することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記光ピックアップ制御手段は、前記光ピックアップに出力されるトラッキング駆動信号に、前記光ピックアップを前記半径方向外周側に移動させるためのオフセット信号を付加することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記光ピックアップ制御手段は、前記光ピックアップホールド検出手段から入力される前記エラー信号に、前記光ピックアップを前記半径方向外周側に移動させるためのオフセット信号を付加することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
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