JP2005267696A - 駆動装置、駆動方法、駆動用プログラム及び情報記録媒体並びに情報処理装置 - Google Patents

駆動装置、駆動方法、駆動用プログラム及び情報記録媒体並びに情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 レーザ光の強度が低い場合であっても雑音低減用の重畳信号自体の周波数が不安定化して雑音の原因になることを防止することが可能な半導体レーザ等の駆動装置を提供する。
【解決手段】 光ビームBを出射する半導体レーザ1を駆動する駆動信号Scに対して重畳信号Shdを重畳し、当該重畳信号Shdが重畳された駆動信号Scを半導体レーザ1に出力する加算器15と、参照クロック信号Srefを生成する分周器5と、光ビームBを光ディスクDKに照射して得られる反射光Rを受光して得られる再生信号Sdに含まれるジッタ量に基づいて、重畳周波数及び重畳電流量を変更するCPU6と、生成された参照クロック信号Srefを用いて、変更後の重畳周波数を帰還法により一定とする制御を行うPLL回路7と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本願は、駆動装置、駆動方法、駆動用プログラム及び情報記録媒体並びに情報処理装置の技術分野に属し、より詳細には、光ビームを出射する光ビーム出射手段を駆動して当該光ビームを出射させる駆動装置及び駆動方法、当該駆動に用いられる駆動用プログラム及び当該駆動用プログラムを記録した情報記録媒体並びに当該駆動装置を含んで情報の記録又は再生を行う情報処理装置の技術分野に属する。
現在、DVD(Digital Versatile Disc)等の光学記録媒体に対して情報の記録再生を行う場合、当該記録再生用の光ビームとして一般にはレーザ光が用いられている。そして、このレーザ光を出射する部材としては、安価・小型である等の観点から半導体レーザが使用されている。
ここで、半導体レーザは一般にはいわゆるシングルモードでレーザ光を出射するため、当該レーザ光自体に含まれる雑音の低減等の目的のため、従来の光学的な情報の記録再生では半導体レーザをいわゆるマルチモードで駆動させることが一般に行われている。そして、当該半導体レーザをマルチモードで駆動するために、その半導体レーザの駆動信号に対して予め設定された周波数を有する重畳信号を重畳した後に半導体レーザに入力させることが一般に行われている。
このとき、当該重畳信号自体の周波数が温度特性等の理由により変動すると、マルチモードで動作する半導体レーザから出射されるレーザ光であってもこの変動に起因して雑音が増加してしまうことが知られている。しかしながら、DVDに対する情報の記録再生に用いられている従来の赤色半導体レーザにおいては、例えばその再生時に必要なレーザ光の強度の近辺であれば、図1(a)に示すように、たとえ重畳信号の周波数(図1において重畳周波数と記す)の変動に起因して雑音が増大しても(図1(a)破線参照)、情報の再生時に許容される雑音レベル以下の雑音しか発生せず、再生動作自体に影響を及ぼすことはなかった。従って、従来の赤色半導体レーザを用いるのであれば、上述した重畳信号自体の周波数変動への対応策を考慮する必要はなかった。
一方、最近では、従来のDVDよりも更に記録容量を高めた光ディスクが提案されており、この光ディスクに対する情報の記録再生用の光源として青紫色半導体レーザが用いられるようになってきた。そして、この青紫色半導体レーザにおいても、従来の赤色半導体レーザと同様に、雑音低減を目的としたマルチモード動作を行うべく重畳信号が重畳された駆動信号を用いて駆動されることが行われている。
しかしながら、本願に係る発明者らの実験によれば、上記青紫色半導体レーザを光源として用いる場合、上記重畳信号の周波数が変動したときに発生する雑音の量が、従来の赤色半導体レーザよりも青紫色半導体レーザの方が多くなることが確認された(図1(b)参照)。そして、この青紫色半導体レーザの雑音成分は、例えば情報の再生時に必要なレーザ光の強度の近辺であってもその再生時に許容される雑音レベルを越えてしまうことが確認された(図1(b)参照)。また、赤色半導体レーザとは異なる出力特性を有することも確認できた(図1(b)参照)。
ここで、上述した重畳信号自体の周波数変動に起因するレーザ光の雑音成分の影響は、一般にはそのレーザ光自体の強度(パワー)を増大させれば相対的に低減させることが可能となるが、そうすると、今度は書き換え可能な光ディスクからの情報再生時において、再生用の光ビームの強度が増大することで情報記録用に光ディスク上に形成されていた記録ピットが変形又は消滅してしまい、結果として再生時に元の記録情報を消去してしまう場合がある。
これらにより、青紫色半導体レーザを用いる場合において、低い強度であってもマルチモード動作のレーザ光自体の雑音を確実に低減することが可能な手法の開発が求められていた。
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、レーザ光の強度が低い場合であっても雑音低減用の重畳信号自体の周波数が不安定化して雑音の原因になることを防止することが可能な半導体レーザ等の駆動装置及び当該駆動装置を含んで情報の記録又は再生を行う情報処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光ビームを出射する半導体レーザ等の光ビーム出射手段を駆動する駆動信号に対して重畳信号を重畳し、当該重畳信号が重畳された前記駆動信号を前記光ビーム出射手段に出力する加算器等の重畳手段と、参照クロック信号を生成する水晶発振部等の参照クロック信号生成手段と、前記光ビームを記録媒体に照射して得られる反射光を受光して得られる再生信号の品質を示す品質指標に基づいて、前記重畳信号の周波数を変更するCPU等の周波数変更手段と、前記生成された参照クロック信号を用いて、変更後の前記周波数を帰還法により一定とする制御を行うPLL(Phase Locked Loop)回路等の位相ロックドループ手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、光ビームを出射する半導体レーザ等の光ビーム出射手段を駆動する駆動信号に対して重畳信号を重畳し、当該重畳信号が重畳された前記駆動信号を前記光ビーム出射手段に出力する重畳工程と、参照クロック信号を生成する参照クロック信号生成工程と、前記光ビームを記録媒体に照射して得られる反射光を受光して得られる再生信号の品質を示す品質指標に基づいて、前記重畳信号の周波数を変更する周波数変更工程と、前記生成された参照クロック信号を用いて、変更後の前記周波数を帰還法により一定とする制御を、PLL回路等の位相ロックドループ手段を用いて行う制御工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、光ビームを出射する半導体レーザ等の光ビーム出射手段を駆動する駆動信号に対して重畳信号を重畳し、当該重畳信号が重畳された前記駆動信号を前記光ビーム出射手段に出力する加算器等の重畳手段と、参照クロック信号を生成する水晶発振部等の参照クロック信号生成手段と、前記生成された参照クロック信号を用いて、周波数変更手段として機能するコンピュータによる変更後の前記周波数を帰還法により一定とする制御を行うPLL回路等の位相ロックドループ手段と、を備える駆動装置に含まれる当該コンピュータを、前記光ビームを記録媒体に照射して得られる反射光を受光して得られる再生信号の品質を示す品質指標に基づいて、前記重畳信号の周波数を変更する前記周波数変更手段として機能させる。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項10又は11に記載の駆動用プログラムが前記コンピュータで読取可能に記録されている。
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、記録可能型の光ディスクに対する情報の記録及び再生、並びに再生専用型の光ディスクからの情報の再生が共に可能な情報記録再生装置に備えられた青紫色半導体レーザを駆動する駆動装置に対して本願を適用した場合の実施形態である。ここで、当該駆動装置は、半導体レーザを駆動する駆動信号に対して高周波数の重畳信号を重畳することにより当該半導体レーザをマルチモードで発振させ、これにより出射されるレーザ光における雑音を低減するタイプのものである。
(I)第1実施形態
始めに、本願に係る第1実施形態について、図2及び図3を用いて説明する。なお、図2は第1実施形態に係る駆動装置の概要構成を示すブロック図であり、図3は当該駆動装置の動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、第1実施形態に係る駆動装置Dは、光ビーム出射手段としての青紫色半導体レーザ(以下、単に半導体レーザと称する)1と、モニタ2と、減算器3と、制御部4と、分周器5と、周波数変更手段としてのCPU6と、制御手段としてのPLL回路7と、HF(High Frequency)ドライバ8と、参照クロック信号生成手段としての水晶発振部9と、重畳手段としての加算器15と、ディテクタ16と、再生処理部17と、ジッタ検出部18と、により構成されている。
また、位相ロックドループ手段としてのPLL回路7は、位相比較部10と、ループフィルタ11と、VCO(Voltage Controlled Oscillator)12と、分周手段としての分周部13と、ロック検出部14と、により構成されている。
次に、各部の動作を説明する。
先ず、図示しない光ディスクが情報記録再生装置に装填されて情報の記録又は再生が行われる場合、半導体レーザ1を駆動する駆動信号Scは、制御部4において生成された後、加算器15においてHFドライバ8からの後述する重畳信号Shdが加算され、加算駆動信号Sdvとして半導体レーザ1に出力される。これにより、半導体レーザ1は、青紫色のレーザ光Bを出射し、図示しない対物レンズ等を介して上記光ディスクDKの情報記録面に照射する。そして、当該情報記録面により反射された上記レーザ光Bである反射光Rがディテクタ16により受光され、当該反射光Rの受光強度に対応する振幅を有する受光信号Spが当該ディテクタ16において生成され再生処理部17へ出力される。
一方、半導体レーザ1から出射された光ビームBの一部は、当該半導体レーザ1に近接して配置されているモニタ2に受光され、その受光強度に対応するモニタ信号Smが生成されて減算器3の一方の端子に出力される。
このとき、減算器3の他方の端子には、半導体レーザ1の出力パワー(換言すれば光ビームBの強度)の目標値を示す目標値信号SadがCPU6から出力されている。そして、減算器3は、目標値信号Sadからモニタ信号Smを減算し、その差を示す差信号Sddを生成して制御部4に帰還する。
従って、制御部4、加算器15、半導体レーザ1、モニタ2及び減算器3により構成される帰還回路により、目標値信号Sadにより示される目標値に相当する強度で光ビームBが半導体レーザ1から出射されるように自動帰還制御が行われることになる。
一方、PLL回路7は、CPU6の制御の下、分周器5から出力される参照クロック信号Srefを用いて上記重畳信号Shdの周波数(以下、単に重畳周波数と称する)を安定化する機能を発揮する。
すなわち、PLL回路7内の位相比較部10は、上記参照クロック信号Srefの位相と分周部13からの分周信号Sspの位相とを比較し、その差を示す比較信号Scmを生成してループフィルタ11及びロック検出部14へ出力する。
そして、ループフィルタ11は、比較信号Scmにおける高周波数成分を除去し、フィルタ信号SrpとしてVCO12に出力する。
これにより、VCO12は、フィルタ信号Srpの電圧に相当する周波数を有する発振信号Svを生成してHFドライバ8へ出力すると共に分周部13へ帰還する。
そして、HFドライバ8は、発振信号Svの周波数と同じ周波数を有すると共に、CPU6からの電流量設定信号Sicにより示される電流量(以下、単に重畳電流量と称する)を有する上記重畳信号Shdを生成して加算器15に出力する。そして、この重畳信号Shdを駆動信号Scに加算した上で半導体レーザ1を駆動させることで当該半導体レーザ1をマルチモード化し、レーザ光Bに含まれる雑音を低減することになる。
一方、発振信号Svが帰還される分周部13は、CPU6からの周波数設定信号Setにより示される上記重畳周波数(すなわち、半導体レーザ1に対する重畳周波数)に基づいて、発振信号Svを分周し、上記分周信号Sspを生成して位相比較部10に出力する。
また、比較信号Scmが入力されるロック検出部14は、比較信号Scmにより示される参照クロック信号Srefの位相と分周信号Sspの位相との位相差を常に監視し、その位相差がほぼゼロになったことを検出することで発振信号Svの周波数(すなわち重畳周波数)が安定化したことを検出する。そして、当該安定化したことが検出されたら、その旨を示す検出信号Slkを生成してCPU6へ出力する。
一方、分周器5には、水晶発振部9からの水晶発振信号Sxlが入力されており、これをCPU6からの制御信号Sslに基づいて予め設定されている分周比により分周し、その分周後の水晶発振信号Sxlを参照クロック信号Srefとして位相比較部10に出力する。
ここで、水晶発振信号Sxlは、実施形態に係る駆動装置D以外の、情報記録再生装置を構成する他の構成部材の動作を司る基準クロック信号としても用いられる場合があるものである。
次に、上記ディテクタ16からの受光信号Spが入力されている再生処理部17においては、当該受光信号Spに対して予め設定されている復号処理及び増幅処理等を施し、本来光ディスクDKから再生されるべき再生情報としての内容を含む再生信号Sdを生成して図示しない再生部及びジッタ検出部18へ出力する。
そして、ジッタ検出部18は、当該再生信号Sdに含まれているジッタ成分を抽出し、当該ジッタ量を示すジッタ検出信号Sjを生成してCPU6へ出力する。
これにより、CPU6は、当該ジッタ検出信号Sjにより示されるジッタ量に基づいて、上記重畳周波数を当該ジッタ量を最小とする周波数とすべく、上記周波数設定信号Setの示す周波数を変更して分周器13へ出力する。
更に、上記の各構成部材の動作と並行して、CPU6は、上記各構成部材の動作を実現すべく上記制御信号Ssl、電流量設定信号Sic及び目標値信号Sadを生成して各構成部材に出力すると共に、情報記録再生装置内の図示しない他の構成部材をも統括制御する。
次に、上記の構成を有する駆動装置DによりCPU6を中心として実行される加算駆動信号Sdvの生成動作について、具体的に図2及び図3を用いて説明する。
第1実施形態に係る加算駆動信号Sdvの生成動作においては、始めに、分周器5において水晶発振信号Sxlに基づいて参照クロック信号Srefを生成して位相比較器10出力し、重畳周波数を予め設定されている初期値とし、且つ重畳電流量を予め設定されている規定値とするように上記電流量設定信号Sicを生成してHFドライバ8へ出力し、重畳信号Shdの駆動信号Scへの加算(重畳)を開始する(ステップS1)。
次に、この状態で重畳信号Shdの周波数が安定化したか否かを確認する(ステップS2)。そして、未だ安定化していないときは(ステップS2;NO)、安定化するまでPLL回路7における帰還動作を行い、一方、安定化しているときは(ステップS2;YES)、次に、これ以後実施形態の情報記録再生装置において実行される動作が、記録可能型の光ディスクに対する記録動作であるか否かが、図示しないディスク種類判別部におけるディスク種類の判別結果等に基づいて確認される(ステップS3)。
そして、これ以後記録動作が実行されるときは(ステップS3;R、RW)、次に、そのときに実施形態の情報記録再生装置に装填されている記録型の光ディスクDKにすでに何らかの情報が記録されているか否かを確認し(ステップS8)、記録済みの情報があるときは(ステップS8;YES)、後述する再生専用の光ディスクDKの場合と同様の処理を行うべく後述するステップS4へ移行し、一方、当該記録型の光ディスクDKが未記録の光ディスクDKであるときは(ステップS8;NO)、当該光ディスクDKに形成されているウオブリングトラックから検出されるウオブリング信号をディテクタ16及び再生処理部17において検出し、その検出したウオブリング信号に含まれているジッタ量の測定を開始する(ステップS9)。
これにより、現在の重畳信号Shdを駆動信号Scに加算した加算駆動信号Sdvを用いて半導体レーザ1を駆動したときに得られた受光信号Sp(再生信号Sd)に含まれるジッタ量が検出されると、当該検出されたジッタ量をCPU6内の図示しないメモリ内に一時的に格納し、次に、現在の重畳周波数を予め設定された変化量だけ変更し(ステップS10)、その変更後の周波数で重畳周波数が安定化したか否かを確認する(ステップS11)。
そして、未だ安定化していないときは(ステップS11;NO)、安定化するまでPLL回路7における帰還動作を行い、一方、安定化しているときは(ステップS11;YES)、次に、上記ステップS10の処理として予め設定されている重畳周波数の変更の範囲のすべてについて重畳周波数の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS12)。
ステップS12の判定において、変化させるべきすべての範囲について重畳周波数を変更し終えていないときは(ステップS12;NO)、直前のステップS10において変更した重畳周波数を用いて重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したときに得られるジッタ量を上記メモリ内に一時的に格納した後に、その変更していない範囲の重畳周波数につき上記ジッタ量を測定すべく上記ステップS9に戻り、一方、変化させるべきすべての範囲について重畳周波数を変更し終えているときは(ステップS12;YES)、変更範囲内の重畳周波数のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳周波数を以後の記録再生処理に用いる重畳周波数としてCPU6内において設定・登録し(ステップS13)、第1実施形態に係る半導体レーザの重畳周波数設定処理を完了する。
他方、上記ステップS3の判定において、これ以後記録動作が実行されない、すなわちこれ以後再生動作が実行されるときは(ステップS3;ROM)、次に、現在情報記録再生装置に装填されている光ディスクDKに記録されている情報をディテクタ16及び再生処理部17において検出し、その検出した情報に対応する再生信号Sdに含まれているジッタ量の測定を開始する(ステップS4)。
これにより、上述した記録型の光ディスクDKの場合と同様にして受光信号Sp(再生信号Sd)に含まれるジッタ量が検出されると、当該検出されたジッタ量をCPU6内の図示しないメモリ内に一時的に格納し、次に、現在の重畳周波数を予め設定された変化量だけ変更し(ステップS5)、その変更後の周波数で重畳周波数が安定化したか否かを確認する(ステップS6)。
そして、未だ安定化していないときは(ステップS6;NO)、安定化するまでPLL回路7における帰還動作を行い、一方、安定化しているときは(ステップS6;YES)、次に、上記ステップS5の処理として予め設定されている重畳周波数の変更の範囲のすべてについて重畳周波数の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS7)。
ステップS7の判定において、変化させるべきすべての範囲について重畳周波数を変更し終えていないときは(ステップS7;NO)、その変更していない範囲の重畳周波数につき上記ジッタ量を測定すべく上記ステップS4に戻り、一方、変化させるべきすべての範囲について重畳周波数を変更し終えているときは(ステップS7;YES)、変更範囲内の重畳周波数のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳周波数を以後の記録再生処理に用いる重畳周波数としてCPU6内において設定・登録し(ステップS13)、第1実施形態に係る半導体レーザの重畳周波数設定処理を完了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る駆動装置Dにおける加算駆動信号Sdvの生成動作によれば、参照クロック信号Srefを用いた帰還法により重畳周波数を一定とする制御を行うので、雑音低減用の重畳信号Shd自体の周波数が不安定化して光ビームBにおける雑音の原因になることを防止することができる。
また、PLL回路7を用いて重畳信号Shdの周波数を一定化するので、簡易かつ汎用の構成により当該周波数を一定化することができる。
更に、CPU6からの周波数設定信号Setにより分周部13における分周比を変更するので、簡易な構成により当該周波数を制御することができる。
更にまた、再生信号Sdにおけるジッタ量を検出して重畳周波数を最適化するので、実際の再生結果を用いて重畳周波数を最適化でき、最も適切な重畳周波数とすることができる。
(II)第2実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第2実施形態について、図4を用いて説明する。なお、図4は第2実施形態に係る駆動装置における周波数安定化動作を示すフローチャートである。また、図4に示すフローチャートにおいて、図3に示すフローチャートと同様の処理については同様のステップ番号を付して細部の説明は省略する。更に、第2実施形態に係る駆動装置の構成も、第1実施形態に係る駆動装置Dの構成と同様であるので、細部の説明は省略する。
上述した第1実施形態では、重畳信号Shdの周波数を変更し、再生信号Sd中のジッタが最も小さくなる重畳信号Shdの周波数を検出し、その周波数をもって重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したが、以下に説明する第2実施形態においては、重畳信号Shdにおける周波数だけでなく、当該重畳周波数を最適化した後に重畳電流量をも最適化して当該重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳する。
すなわち、第2実施形態に係る加算駆動信号Sdvの生成動作においては、初めに、第1実施形態に係る重畳信号Shdの重畳周波数の設定処理におけるステップS1乃至S7までの処理を行い、再生専用の光ディスクDKについて重畳周波数の最適化を行う(ステップS14)。
そして、最適な重畳周波数が設定されたら(ステップS14)、次に、重畳電流量を上記ステップS1において設定されていた規定値からその初期値に設定変更する(ステップS15)。
次に、現在情報記録再生装置に装填されている光ディスクDKに記録されている情報をディテクタ16及び再生処理部17において再度検出し、その検出した情報に対応する再生信号Sdに含まれているジッタ量の測定を開始する(ステップS16)。
これにより、受光信号Sp(再生信号Sd)に含まれるジッタ量が検出されると、当該検出されたジッタ量をCPU6内の図示しないメモリ内に一時的に格納し、次に、現在の重畳電流量を予め設定された変化量だけ変更する(ステップS17)。
次に、上記ステップS17の処理として予め設定されている重畳電流量の変更の範囲の全てについて重畳電流量の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS18)。
ステップS18の判定において、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えていないときは(ステップS18;NO)、直前のステップS17において変更した重畳電流量を用いて重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したときに得られるジッタ量を上記メモリ内に一時的に格納した後に、その変更していない範囲の重畳電流量につき上記ジッタ量を測定すべく上記ステップS16に戻り、一方、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えているときは(ステップS18;YES)、変更範囲内の重畳電流量のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳電流量を以後の記録再生処理に用いる重畳電流量としてCPU6内において設定・登録し(ステップS19)、第2実施形態に係る半導体レーザの重畳周波数及び重畳電流量の設定処理を完了する。
他方、上記ステップS3の判定において、これ以後記録動作が実行されるときは(ステップS3;R、RW)、次に、第1実施形態に係る重畳信号Shdの重畳周波数の設定処理におけるステップS8乃至S12までの処理を行い、記録型の光ディスクDKについて重畳周波数の最適化を行う(ステップS13)。
そして、最適な重畳周波数が設定されたら(ステップS13)、次に、重畳電流量を上記ステップS1において設定されていた規定値からその初期値に設定変更する(ステップS20)。
次に、現在情報記録再生装置に装填されている光ディスクDKに記録されている情報を、上記ステップS9における処理と同様にしてディテクタ16及び再生処理部17において再度検出し、その検出した情報に対応する再生信号Sdに含まれているジッタ量の測定を開始する(ステップS21)。
これにより、受光信号Sp(再生信号Sd)に含まれるジッタ量が検出されると、当該検出されたジッタ量をCPU6内の図示しないメモリ内に一時的に格納し、次に、現在の重畳電流量を予め設定された変化量だけ変更する(ステップS22)。
次に、上記ステップS22の処理として予め設定されている重畳電流量の変更の範囲の全てについて重畳電流量の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS23)。
ステップS23の判定において、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えていないときは(ステップS23;NO)、直前のステップS22において変更した重畳電流量を用いて重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したときに得られるジッタ量を上記メモリ内に一時的に格納した後に、その変更していない範囲の重畳電流量につき上記ジッタ量を測定すべく上記ステップS21に戻り、一方、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えているときは(ステップS23;YES)、変更範囲内の重畳電流量のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳電流量を以後の記録再生処理に用いる重畳電流量としてCPU6内において設定・登録し(ステップS19)、第2実施形態に係る半導体レーザの重畳周波数及び重畳電流量の設定処理を完了する。
なお、当該ステップS17、S19又はS22の処理において設定(又は変更)する重畳電流量の最大値については、光ディスクDKが再生専用の光ディスクDKであるときの当該最大値よりも光ディスクDKが記録型の光ディスクDKであるときの当該最大量を小さくする必要がある。
以上説明したように、第2実施形態に係る駆動装置における加算駆動信号Sdvの生成動作によれば、第1実施形態に係る駆動装置Dの動作による効果に加えて、重畳周波数だけでなく重畳電流量も最適化するので、実際の再生結果を用いて第1実施形態に係る駆動装置Dに比して更に適切な重畳周波数とすることができる。
また、光ディスクDKが記録型の光ディスクDKであるときの重畳電流量の最大値が、光ディスクDKが再生専用の光ディスクDKであるときの重畳電流量の最大値よりも小さくなるように当該重畳電流量が変更されるので、記録型の光ディスクDKに既に記録されている情報を消去することなく重畳電流量の最適化を行うことができる。
(III)第3実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第3実施形態について、図5を用いて説明する。なお、図5は第3実施形態に係る駆動装置における周波数安定化動作を示すフローチャートである。また、図5に示すフローチャートにおいて、図3に示すフローチャートと同様の処理については同様のステップ番号を付して細部の説明は省略する。更に、第3実施形態に係る駆動装置の構成も、第1実施形態に係る駆動装置Dの構成と同様であるので、細部の説明は省略する。
上述した第2実施形態では、重畳信号Shdにおける周波数だけでなく、当該重畳周波数を最適化した後に重畳電流量とも最適化して当該重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したが、以下に説明する第3実施形態では、異なる態様で重畳周波数及び重畳電流量を最適化する。
すなわち、第3実施形態に係る加算駆動信号Sdvの生成動作においては、初めに、第1実施形態に係る重畳信号Shdの重畳周波数の設定処理におけるステップS1乃至S4までの処理を行い、再生専用の光ディスクDKについてジッタ量の検出を開始する(ステップS4)。このとき、ステップS1の処理においては、重畳周波数及び重畳電流量の双方を夫々の初期値に設定する。
ステップS4におけるジッタ量の検出処理により受光信号Sp(再生信号Sd)に含まれるジッタ量が検出されると、当該検出されたジッタ量をCPU6内の図示しないメモリ内に一時的に格納し、次に、現在の重畳電流量を予め設定された変化量だけ変更する(ステップS25)。
次に、上記ステップS25の処理として予め設定されている重畳電流量の変更の範囲の全てについて重畳電流量の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS26)。
ステップS26の判定において、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えていないときは(ステップS26;NO)、直前のステップS25において変更した重畳電流量を用いて重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したときに得られるジッタ量を上記メモリ内に一時的に格納した後に、その変更していない範囲の重畳電流量につき上記ジッタ量を測定すべく上記ステップS4に戻り、一方、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えているときは(ステップS26;YES)、変更範囲内の重畳電流量のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳電流量を一時的にCPU6内において設定・登録し、次に、予め設定されている重畳周波数の変更の範囲の全てについて重畳周波数の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS29)。
ステップS29の判定において、当該全て範囲について重畳周波数の変更を完了していないときは(ステップS;29;NO)、そのときの重畳電流量(すなわち、その時の重畳周波数において最適な重畳電流量)を固定として、次に、現在の重畳周波数を予め設定された変化量だけ変更し(ステップS27)、その変更後の周波数で重畳周波数が安定化したか否かを確認する(ステップS28)。
そして、未だ安定化していないときは(ステップS28;NO)、安定化するまでPLL回路7における帰還動作を行い、一方、安定化しているときは(ステップS28;YES)、次に、上記ステップS4に戻ってその安定化したときの重畳周波数につき上述したステップS4、S25及びS26の処理を繰り返して重畳電流量の最適化を行う。そして、変更後の重畳周波数を用いた重畳電流量の最適化が完了したら(ステップS26;YES)、更に予め設定されている重畳周波数の変更の範囲の全てについて重畳周波数の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS29)。
ステップS29の判定において、全ての範囲について重畳周波数の変更を完了していないときは(ステップS29;NO)、再度上記ステップS27に戻り、以後、上述したステップS27、S28、S4、S25及びS26を繰り返し、変更可能な重畳周波数及び重畳電流量のすべてにつき、最適化を行う。
一方、ステップS29の判定において全ての範囲について重畳周波数の変更を完了しているときは(ステップS29;YES)、変更範囲内の重畳周波数及び重畳電流量のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳周波数及び重畳電流量を以後の記録再生処理に用いる重畳周波数及び重畳電流量としてCPU6内において設定・登録し(ステップS35)、第3実施形態に係る半導体レーザの重畳周波数及び重畳電流量の設定処理を完了する。
他方、上記ステップS3の判定において、これ以後記録動作が実行されるときは(ステップS3;R、RW)、次に、第1実施形態に係る重畳信号Shdの重畳周波数の設定処理におけるステップS8及びS9の処理を行い、記録型の光ディスクDKについてジッタ量の検出を開始する(ステップS9)。
ステップS9におけるジッタ量の検出処理により受光信号Sp(再生信号Sd)に含まれるジッタ量が検出されると、当該検出されたジッタ量をCPU6内の図示しないメモリ内に一時的に格納し、次に、現在の重畳電流量を予め設定された変化量だけ変更する(ステップS30)。
次に、上記ステップS30の処理として予め設定されている重畳電流量の変更の範囲の全てについて重畳電流量の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS31)。
ステップS31の判定において、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えていないときは(ステップS31;NO)、直前のステップS30において変更した重畳電流量を用いて重畳信号Shdを駆動信号Scに重畳したときに得られるジッタ量を上記メモリ内に一時的に格納した後に、その変更していない範囲の重畳電流量につき上記ジッタ量を測定すべく上記ステップS9に戻り、一方、変化させるべき全ての範囲について重畳電流量を変更し終えているときは(ステップS31;YES)、変更範囲内の重畳電流量のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳電流量を一時的にCPU6内において設定・登録し、次に、予め設定されている重畳周波数の変更の範囲の全てについて重畳周波数の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS34)。
ステップS34の判定において、当該全て範囲について重畳周波数の変更を完了していないときは(ステップS34;NO)、そのときの重畳電流量(すなわち、その時の重畳周波数において最適な重畳電流量)を固定として、次に、現在の重畳周波数を予め設定された変化量だけ変更し(ステップS32)、その変更後の周波数で重畳周波数が安定化したか否かを確認する(ステップS33)。
そして、未だ安定化していないときは(ステップS33;NO)、安定化するまでPLL回路7における帰還動作を行い、一方、安定化しているときは(ステップS33;YES)、次に、上記ステップS9に戻ってその安定化したときの重畳周波数につき上述したステップS9、S30及びS31の処理を繰り返して重畳電流量の最適化を行う。そして、変更後の重畳周波数を用いた重畳電流量の最適化が完了したら(ステップS31;YES)、更に予め設定されている重畳周波数の変更の範囲の全てについて重畳周波数の変更を完了しているか否かを確認する(ステップS34)。
ステップS34の判定において、全ての範囲について重畳周波数の変更を完了していないときは(ステップS34;NO)、再度上記ステップS32に戻り、以後、上述したステップS32、S33、S9、S30及びS31を繰り返し、変更可能な重畳周波数及び重畳電流量のすべてにつき、最適化を行う。
一方、ステップS34の判定において全ての範囲について重畳周波数の変更を完了しているときは(ステップS34;YES)、変更範囲内の重畳周波数及び重畳電流量のうち、最も上記ジッタ量が少ない重畳周波数及び重畳電流量を以後の記録再生処理に用いる重畳周波数及び重畳電流量としてCPU6内において設定・登録し(ステップS35)、第3実施形態に係る半導体レーザの重畳周波数及び重畳電流量の設定処理を完了する。
以上説明したように、第3実施形態に係る駆動装置における加算駆動信号Sdvの生成動作によれば、第2実施形態に係る駆動装置の動作による効果と同様の効果が得られると共に、重畳電流量及び重畳周波数の最適化処理を迅速化することができる。
なお、上述した第3実施形態に係る加算駆動信号Sdvの生成動作においては、重畳電流量を最適化した後に重畳周波数を最適化したが、これ以外に、始めにある重畳電流量を固定として重畳周波数を最適化し、その後にその固定した重畳電流量を変更するようにすることもできる。この場合でも、上述した第3実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。
(IV)変形形態
上述してきた各実施形態においては、再生信号Sdに含まれているジッタ量を当該再生信号Sdの品質指標として用いたが、これ以外に、再生信号Sdにおけるエラーレートを品質指標として用いて重畳電流量及び重畳周波数を最適化してもよい。この場合、図6に示すように、例えば重畳周波数を最適化する場合、ジッタ量を品質指標とする場合は最も当該ジッタ量が小さい重畳周波数がほぼ一意に決まるが、エラーレートを品質指標とする場合は最も当該エラーレートが小さい重畳周波数がある範囲でもって決定されることになる。従って、重畳電流量及び重畳周波数の夫々につき、最適値をある範囲内で自由に決定できることになる。
また、図3乃至図5に示すフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等のネットワークを介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを各実施形態又は変形形態に係るCPU6として活用することも可能である。
従来の問題点を示すグラフ図であり、(a)は赤色半導体レーザを用いた場合の問題点を示すグラフ図であり、(b)は青紫色半導体レーザを用いた場合の問題点を示すグラフ図である。 第1実施形態に係る駆動装置の概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る駆動装置における周波数安定化動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る駆動装置における周波数安定化動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る駆動装置における周波数安定化動作を示すフローチャートである。 ジッタ量とエラーレートの重畳周波数の変化に対応する変化を示す図である。
符号の説明
1 半導体レーザ
2 モニタ
3 減算器
4 制御部
5、13 分周器
6 CPU
7 PLL回路
8 HFドライバ
9 水晶発振部
10 位相比較部
11 ループフィルタ
12 VCO
14 ロック検出部
15 加算器
16 ディテクタ
17 再生処理部
18 ジッタ検出部
D 駆動装置
DK 光ディスク

Claims (12)

  1. 光ビームを出射する光ビーム出射手段を駆動する駆動信号に対して重畳信号を重畳し、当該重畳信号が重畳された前記駆動信号を前記光ビーム出射手段に出力する重畳手段と、
    参照クロック信号を生成する参照クロック信号生成手段と、
    前記光ビームを記録媒体に照射して得られる反射光を受光して得られる再生信号の品質を示す品質指標に基づいて、前記重畳信号の周波数を変更する周波数変更手段と、
    前記生成された参照クロック信号を用いて、変更後の前記周波数を帰還法により一定とする制御を行う位相ロックドループ手段と、
    を備えることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1に記載の駆動装置において、
    前記周波数変更手段は、前記位相ロックドループ手段に含まれる分周手段における分周比を変更して前記周波数を変更することを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項2に記載の駆動装置において、
    前記周波数変更手段は、前記参照クロック信号の周波数と前記分周比とを用いて前記周波数を変更することを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の駆動装置において、
    前記品質指標に基づいて、前記重畳信号の電流量を変更する電流量変更手段を更に備えることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項4に記載の駆動装置において、
    前記記録媒体が再生専用記録媒体であるか又は記録可能記録媒体であるかを判別する判別手段を更に備え、
    前記電流量変更手段は、前記品質指標に基づき、前記記録媒体が記録可能記録媒体であるときの前記電流量が、当該記録媒体が再生専用記録媒体であるときの前記電流量よりも小さくなるように当該電流量を変更することを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の駆動装置において、
    前記品質指標は、前記再生信号におけるエラーレート又はジッタ量のいずれか一方であることを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の駆動装置を備え、
    前記出射される光ビームを用いて情報の記録又は再生の少なくともいずれか一方を行うことを特徴とする情報処理装置。
  8. 光ビームを出射する光ビーム出射手段を駆動する駆動信号に対して重畳信号を重畳し、当該重畳信号が重畳された前記駆動信号を前記光ビーム出射手段に出力する重畳工程と、
    参照クロック信号を生成する参照クロック信号生成工程と、
    前記光ビームを記録媒体に照射して得られる反射光を受光して得られる再生信号の品質を示す品質指標に基づいて、前記重畳信号の周波数を変更する周波数変更工程と、
    前記生成された参照クロック信号を用いて、変更後の前記周波数を帰還法により一定とする制御を、位相ロックドループ手段を用いて行う制御工程と、
    を含むことを特徴とする駆動方法。
  9. 請求項8に記載の駆動方法において、
    前記品質指標に基づいて、前記重畳信号の電流量を変更する電流量変更工程を更に含むことを特徴とする駆動方法。
  10. 光ビームを出射する光ビーム出射手段を駆動する駆動信号に対して重畳信号を重畳し、当該重畳信号が重畳された前記駆動信号を前記光ビーム出射手段に出力する重畳手段と、参照クロック信号を生成する参照クロック信号生成手段と、
    前記生成された参照クロック信号を用いて、周波数変更手段として機能するコンピュータによる変更後の前記周波数を帰還法により一定とする制御を行う位相ロックドループ手段と、
    を備える駆動装置に含まれる当該コンピュータを、
    前記光ビームを記録媒体に照射して得られる反射光を受光して得られる再生信号の品質を示す品質指標に基づいて、前記重畳信号の周波数を変更する前記周波数変更手段として機能させることを特徴とする駆動用プログラム。
  11. 請求項10に記載の駆動用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、前記品質指標に基づいて前記重畳信号の電流量を変更する電流量変更手段として更に機能させることを特徴とする駆動用プログラム。
  12. 請求項10又は11に記載の駆動用プログラムが前記コンピュータで読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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