JP2005267627A - 情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラム - Google Patents

情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 バーコード及びRF−IDを組み合わせて、簡便な操作手順で異なる処理を行う。
【解決手段】 媒体に設けられたバーコード301とRF−IDタグ311とが、バーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の情報読み取り可能範囲にあるときに、サービス端末1の情報処理機能部がバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の読み取り動作を制御する。情報処理機能部の読み取り動作の制御はバーコードリーダ2とRF−IDリーダ3とで並行にして行ったり、一方の読み取り動作の制御を行った後に他方の読み取り動作の制御を行うことができる。
【選択図】 図1


Description

本発明は情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラムに関し、特に商品の情報等を示すバーコード等を利用する情報処理システムに関する。
従来、この種の情報処理システムにおいては、商品の情報をバーコードとして商品に印刷し、そのバーコードを読取ることで販売管理が行われている(例えば、特許文献1参照)。例えば、この種の情報処理システムとしては、POS(Point Of Sales)端末に、バーコードを読取るバーコードリーダを接続するシステム等がある。
一方、従来の情報処理システムとしては、バーコードの代わりに、上記の商品の情報を記憶しているICチップ[いわゆるRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグ、無線タグ、ICタグ等]を利用するシステムも提案され、実現されている。
また、従来の情報処理システムとしては、上記のバーコードとICチップとを組合せて用いるシステムも提案されている。この場合、提案されている方法ではバーコード及びICチップに同一の情報を記憶させる方法(例えば、特許文献2〜4参照)、それらを用いてチェックを行う方法(例えば、特許文献5,6参照)、バーコード及びICチップ各々に記憶された情報である情報(例えば、コード分類の情報)を示す方法(例えば、特許文献7参照)等がある。
特開2003−141295号公報 特開2002−123805号公報 特開2002−049905号公報 特開2002−083278号公報 特開2001−291079号公報 特開平11−096463号公報 実開平05−040962号公報
上述した従来の情報処理システムでは、バーコードやICチップを商品の情報を格納する媒体として使用しており、書籍に懸賞記事を掲載した場合に、懸賞の応募条件として書籍の購入を要求する(いわゆる「マストバイ懸賞」)方式を採るシステムには利用されていない。
書籍に懸賞記事を掲載した場合に、「マストバイ懸賞」方式を採る際には、書籍の一部に「応募券」を印刷しておき、その部分を切り取って懸賞応募葉書に貼り付ける等の手順をとるのが一般的である。
また、広告用ポスターにバーコードを印刷し、それを携帯電話端末等で読み取ることによって、消費者(携帯電話端末のユーザ)にさらなる情報提供を行うシステムも提案されているが、その場合には、消費者が広告を見た位置についての情報を利用することができないという問題がある。
この問題を解決するためにはバーコードに位置情報を盛り込む方法が考えられるが、掲示位置によってバーコードを変えて広告用ポスターを印刷しなければならず、印刷費用が高くなるという問題がある。
上記の特許文献2〜4には、ICチップに記録されている情報の全部または一部をバーコードに可視表示したり、非接触データキャリアにバーコードに記録されたデータの全部または一部を共通のデータとして記録したり、ICチップ及びバーコードに商品管理情報(つまり、同一の情報)を保持させたりする技術が記載されているが、異なる情報を含むような懸賞システムや広告システムに利用することができない。
また、特許文献5,6には、ICチップとバーコードとの2重チェックで正当性を確認したり、印刷情報とICチップの情報」とをチェックのためにつきあわせたりする技術が記載されているが、上記と同様に、異なる情報を含むような懸賞システムや広告システムに利用することができない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、各々異なる情報を記録したバーコード及びRF−IDを組み合わせて、簡便な操作手順で利用することができる情報処理装置及びそれらに用いる情報処理方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による情報処理装置は、バーコードとRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグとを備えた媒体の該バーコードから第1情報を読み取るバーコード読み取り手段と、
前記RF−IDタグから第2情報を読み取るRF−ID読み取り手段と、
前記バーコード読み取り手段を用いて前記第1情報を読み取る第1の制御と、前記RF−ID読み取り手段を用いて前記第2情報を読み取る第2の制御とを行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記バーコードと前記RF−IDタグとが、前記バーコード読み取り手段及び前記RF−ID読み取り手段の情報読み取り可能範囲にあるときに、前記第1の制御と前記第2の制御とを行う情報処理装置である。
本発明による情報処理方法は、バーコードとRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグとを備えた媒体の該バーコードと該RF−IDタグとが、前記バーコード読み取り手段及び前記RF−ID読み取り手段の情報読み取り可能範囲にあるときに、前記バーコード読み取り手段とRF−ID読み取り手段との読み取り制御を行う制御手段により、前記バーコード読み取り手段を用いて前記バーコードから第1の情報を読み取る第1の制御と、前記RF−ID読み取り手段を用いて前記RF−IDタグから第2の情報を読み取る第2の制御とを行う情報処理方法である。
本発明によるプログラムは、バーコードとRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグとを備えた媒体の該バーコードから第1情報を読み取るバーコード読み取り手段と、前記RF−IDタグから第2情報を読み取るRF−ID読み取り手段と、前記バーコード読み取り手段と前記RF−ID読み取り手段とを制御するコンピュータとを備えた情報処理装置の該コンピュータに、
前記バーコードと前記RF−IDタグとが、前記バーコード読み取り手段及び前記RF−ID読み取り手段の情報読み取り可能範囲にあるときに、前記バーコード読み取り手段を用いて前記バーコードから第1の情報を読み取る第1の制御と、前記RF−ID読み取り手段を用いて前記RF−IDタグから第2の情報を読み取る第2の制御とを行う処理を実行させるためのプログラムである。
本発明では、バーコードに記録された情報とRF−IDタグに記録された情報との両者を組み合わせることによって、情報に付加価値を与え、利用者の目に付きやすいというバーコードの特徴と、利用者から直接見えなくても、電磁波の透過性によって読み取りが可能であるというRF−IDタグとの特性を利用し、利用者がバーコードとRF−IDとを個別に読み取らなくても、簡便な操作で自動的に、両者を読み取ることを可能となる。
本発明では、バーコードとRF−IDタグとを用いる装置において、バーコードに記録されている情報と、RF−IDタグに記録されている情報とを組み合わせて利用し、かつエンドユーザの操作手順が簡便になるようにすることができる。
本発明は、バーコード及びRF−IDに記録した情報を組み合わせて、簡便な操作手順で、異なる処理を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による情報処理装置を用いた情報処理システムの構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の実施の形態による情報処理装置はユーザによって用いられるサービス端末1と、サービス端末1に配設されたバーコードリーダ2及びRF−ID(Radio Frequency−IDentification)リーダ3とからなっている。
サービス端末1は図11及び図12に示すように、バーコードリーダ2、RF−IDリーダ3及び情報処理機能部が設けられており、制御手段となる情報処理機能部がバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の読み取り動作を制御する。情報処理機能部と、バーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3とは、サービス端末1から別体として切り離して設けられてもよい。
サービス端末1をバーコードとRF−IDタグとを有する媒体に移動させて、又はバーコードとRF−IDタグとを有する媒体をサービス端末に移動させることで、バーコードとRF−IDタグとが、バーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の情報読み取り可能範囲にあるようにされる(言い換えれば、バーコードとRF−IDタグとが読み取り可能な位置にバーコードリーダ2とRF−IDリーダ3との両方が配される)。このときに、情報処理機能部は、バーコードリーダ2とRF−IDリーダ3を制御してバーコードとRF−IDタグとから情報を読み取る。なお、RF-IDタグは無線タグ、ICタグ、無線ICタグとも呼ばれる。
図11はバーコードとRF−IDタグとが重ねて配置された場合のバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の配置を示す図、図12はバーコードとRF−IDタグとが並置された場合のバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の配置を示す図である。
図11及び図12において、バーコードリーダ2がバーコードを読み取れる位置に配置されると、RF−IDリーダ3もRF−IDタグが読み取れる位置にくるように、バーコードリーダ2とRF−IDリーダ3とが配されている。RF−IDリーダ3がRF−IDタグを読み取れる位置に配置されると、バーコードリーダ2がバーコードを読み取れる位置に配置されように、バーコードリーダ2とRF−IDリーダ3とが配されてもよい。
以下、バーコードリーダ2がバーコードを読み取れる位置に配置されると、RF−IDリーダ3もRF−IDタグが読み取れる位置にくるように、バーコードリーダ2とRF−IDリーダ3とが配されている場合を例にとって説明する。バーコードリーダはデジタルカメラやレーザー装置等が用いられる。
例えばバーコードリーダがデジタルカメラである場合には、サービス端末1のユーザはカメラの画像を表示画面で見ながら撮影位置にサービス端末1を配置すると、デジタルカメラがバーコードの読み取り位置に配される。同時にRF−IDリーダ3もRF−IDタグの読み取り位置に配置される。そして、ユーザがバーコードを読み取るべくデジタルカメラのスイッチを操作すると情報処理機能部により所定のシーケンスによりバーコードとRF−IDタグからの情報読み取りが行われる。
読み取りシーケンスとしては、例えば、バーコードリーダ2によるバーコードを読み取りと、RF−IDリーダ3によるRF−IDタグの読み取りとが並行して行われる場合、又はバーコードリーダ2によるバーコードを読み取り後に、RF−IDリーダ3によるRF−IDタグの読み取りが行われる場合がある。
RF−IDリーダ3がRF−IDタグを読み取れる位置に配置されると、バーコードリーダ2もバーコードが読み取れる位置にくるように、バーコードリーダ2とRF−IDリーダ3とが配される場合の読み取りシーケンスは、例えば、バーコードリーダ2によるバーコードを読み取りと、RF−IDリーダ3によるRF−IDタグの読み取りとが並行して行われる場合、又はRF−IDリーダ3によるRF−IDタグの読み取り後に、バーコードリーダ2によるバーコードを読み取りが行われる場合がある。
バーコードリーダの読み取り可能範囲の概形は、バーコードリーダをデジタルカメラ装置を流用して構成した場合には、典型的には、バーコードリーダを頂点とした円錐形のうち、バーコードリーダから一定の距離範囲のうちになる(図11及び図12)。一方、RF-IDリーダの読み取り可能範囲の概形は、典型的には、RF-IDリーダを一端とした、楕円体状の範囲になる(図11及び図12の破線で囲まれた部分)。
図11を用いて、バーコードとRF-IDが重ねて配置されているような場合に対応した、サービス端末の読み取り部の構成方法を説明する。バーコードがバーコードリーダの読み取り可能範囲内になるように、ユーザがサービス端末をバーコードに向けて構えた場合に、RF-IDがRF-IDリーダの読み取り可能範囲内になるように、サービス端末にバーコードリーダとRF-IDリーダを配置する。具体的には、バーコードリーダとRF-IDリーダを並置し、かつ、RF-IDリーダの軸線を、バーコードリーダの読み取り範囲に向くような角度で配置する。ここで、RF-IDリーダの読み取り可能範囲は、バーコードリーダの読み取り可能範囲より、サービス端末に対して遠方まで届くように構成する。RF-IDタグがRF-IDリーダの読み取り可能範囲内になるように、ユーザがサービス端末をRF-IDタグに向けて構えたときに、バーコードがバーコードリーダの読み取り可能範囲内になるようにする場合には、バーコードリーダとRF-IDリーダを並置し、かつ、バーコードリーダの軸線をRF-IDリーダの読み取り範囲に向くような角度で配置する。
図12を用いて、バーコードとRF-IDが並置されているような場合に対応した、サービス端末の読み取り部の構成方法を説明する。バーコードがバーコードリーダの読み取り可能範囲内になるように、ユーザが端末装置をバーコードに向けて構えた場合に、RF-IDがRF-IDリーダの読み取り可能範囲内になるように、サービス端末にバーコードリーダとRF-IDリーダを配置する。具体的には、バーコードリーダとRF-IDリーダを並置し、かつ、バーコードリーダの軸線と、RF-IDリーダの軸線が平行になるように配置する。この際にバーコードリーダとRF-IDリーダの間の距離は、バーコードとRF-IDの間の距離と等しくなるように配置する。ユーザがサービス端末をRF-IDタグに向けて構えたときに、バーコードがバーコードリーダの読み取り可能範囲内になるようにする場合も同様な配置となる。
上記情報処理装置を用いた情報処理システムは、上記情報処理装置と、サービスを提供するサービスサーバ4と、バーコード情報を管理するバーコード情報管理サーバ5と、RF−ID情報を管理するRF−ID情報管理サーバ6とから構成されている。
また、サービス端末1とサービスサーバ4とは通信路100を介して接続され、サービスサーバ4とバーコード情報管理サーバ5とRF−ID情報管理サーバ6とはネットワーク200を介して接続されている。
ユーザがサービス端末1を用いてバーコード印刷面300に印刷されたバーコード301の読み取り動作をバーコードリーダ2にて行うと、RF−IDリーダ3は自動的にRF−ID貼付面310に貼付されたRF−IDタグ311の読み取り動作を行う。サービス端末1はバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3によるバーコード301及びRF−IDタグ311の読み取りが終了した後、バーコード301及びRF−IDタグ311からの読み取り情報を通信路100を介してサービスサーバ4に送る。
サービスサーバ4はバーコード情報管理サーバ5とRF−ID情報管理サーバ6とにネットワーク200を介して接続可能となっており、サービス端末1からの読み取り情報(バーコード301及びRF−IDタグ311からの読み取り情報)に基づいてバーコード情報管理サーバ5及びRF−ID情報管理サーバ6と連係動作を行う。サービスサーバ4はその連係動作の結果を通信路100を介してサービス端末1に送る。サービス端末1は通信路100を介してサービスサーバ4から受信した連係動作の結果を、ユーザに提示する。
このように、本発明の実施の形態では、ユーザがバーコード301の読み取り操作を行うだけで、RF−IDタグ311から情報を自動的に読み取って、それら両者の読み取り結果を組み合わせて利用しているので、ユーザが簡便な操作を行うだけで、システムを利用することができる。
本実施形態において、バーコードとRF−IDタグとに相異なる情報を記録すれば、バーコードに記録する情報の管理者と、RF−IDに記録する情報の管理者とがそれぞれ独立に情報管理を行うことが可能となる。
本実施形態では、バーコードとRF−IDタグとを組み合わせて利用する装置において、バーコードとRF−IDタグとが重なるように配置し、バーコードリーダとRF−IDリーダとを兼ね備えた読み取り装置を、バーコードリーダがバーコード読み取り可能な位置に移動させた時にRF−IDタグがRF−IDリーダの読み取り可能な位置にくるように構成し、バーコードが印刷された素材の特性(RF−ID読み取りに用いる電磁波が透過する特性)を利用し、バーコードとRF−IDタグとを重ねて配置してもバーコードとRF−IDタグとのいずれも読み取り可能となる。
また、本実施形態では、バーコードに記録された情報の一部に、RF−IDタグを組み合わせて利用する旨が記録し、読み取り装置がバーコード読み取り時に自動的にRF−IDタグの読み取りを開始可能となる。
さらに、本実施形態では、バーコードとRF−IDタグとに相異なる情報を記録し、バーコード及びRF−IDタグ各々に記録された情報を組み合わせて利用することができる。
図2は本発明の一実施例による情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。図2においては本発明の一実施例による書籍懸賞システムを示している。この書籍懸賞システムは移動通信端末としての携帯電話端末11と、基地局13と、懸賞サーバ14と、RF−IDリーダ15aを備えたPOS(Point Of Sales)端末15と、POSサーバ16と、懸賞記事データ管理サーバ17とから構成されている。移動通信端末としては携帯電話装置、PDA (Personal Digital Assistant)等がある。
携帯電話端末11は図示せぬバーコードリーダ及びRF-IDリーダと、携帯電話網400を通して通信を行う通信機能(図示せず)を備えており、バーコードリーダとRF-IDリーダは書籍12のバーコード121とRF-IDタグ122が重ねて配置されているため、図11に示すように近接して配設され、RF-IDリーダの軸線は、バーコードリーダの読み取り範囲に向くような角度で配設される。また、RF-IDリーダの読み取り範囲は、バーコードリーダの読み取り範囲より2cm程度(この長さは典型的な雑誌の厚さ以上となる長さである)長くなるよう構成する。
書籍12においては背表紙にRF−IDタグ122を備え、一部もしくは全てのページのRF−IDタグ122と重なる位置にバーコード121を備えている。
本実施例では、上記の携帯電話端末11と書籍12との構成によって、携帯電話端末11のバーコードリーダを書籍12のバーコード121が読み取れる位置に持ってくると、そのバーコード121の読取りのときに、書籍12のRF−IDタグ122も携帯電話端末11のRF−IDリーダによって読み取り可能となる。
RF−IDタグ122を読み取るRF−IDリーダ15a付きのPOS端末15はPOSサーバ16とPOS専用通信網600を通して通信することができるように構成されている。また、携帯電話端末11と懸賞サーバ14とは携帯電話網400を通して通信することができるように構成されている。さらに、懸賞サーバ14と、POSサーバ16と、懸賞記事データ管理サーバ17とはサーバ間ネットワーク500によって通信することができるように構成されている。
この図2を参照して本発明の一実施例による書籍懸賞システムの動作について説明する。尚、RF−IDタグ122には書籍12の個体識別情報(シリアルナンバー等)が記録され、バーコード121には当該バーコード121が印刷されているページを識別する情報が記録されているものとする。
POSサーバ16は書籍12が「未購入」/「購入済み」のいずれの状態であるかを記録している。初期状態では、書籍12は「未購入」の状態である。POS端末15はユーザが書籍12を購入する際に、RF−IDリーダ15aにてRF−IDタグ122を読み取り、POSサーバ16に「購入済み」である旨を通知する。POSサーバ16はその通知を受けて、書籍12の状態を「購入済み」に更新する。
ユーザは携帯電話端末11を用いて、書籍12に記載された懸賞記事に応募することができる。その際、ユーザは携帯電話端末11を用いて、書籍12のバーコード121とRF−IDタグ122とをワンアクションで読み取り、それらの読み取り結果を懸賞サーバ14に送信する。
懸賞サーバ14は携帯電話端末11から送信されたバーコード121及びRF−IDタグ122の読み取り結果を受信し、RF−IDタグ122の読み取り結果を基に、POSサーバ16に書籍12の状態を問い合わせる。
懸賞サーバ14は書籍12の状態が「未購入」の状態であれば、いわゆる「立読み」なので、懸賞応募を受理しない。また、懸賞サーバ14は書籍12が「購入済み」の状態であれば、バーコード121の読み取り結果を基に、懸賞記事データ管理サーバ17に問い合わせを行う。
懸賞記事データ管理サーバ17はバーコード121の読み取り結果を基に懸賞記事を特定し、懸賞応募に必要な入力項目を懸賞サーバ14への応答として返す。懸賞サーバ14は携帯電話端末11へ懸賞応募に必要な入力項目を転送する。
携帯電話端末11はユーザに入力項目の入力を促し、ユーザからの入力結果を懸賞サーバ14に送る。懸賞サーバ14は携帯電話端末11からの入力結果を内部に保存する。
また、懸賞サーバ14は抽選日には入力結果の中から当選者を選び出し、懸賞の主催者に当選者を通知する。
図3は図2の書籍12の構成を示す図である。図3において、書籍12は表表紙123と、裏表紙124と、1枚以上の懸賞記事用ページ125と、0枚以上のその他のページ126と、懸賞記事用ページ125に印刷されたバーコード121と、裏表紙124に貼り付けられたRF−IDタグ122とから構成されている。
RF−IDタグ122とバーコード121とについては、バーコード121の印刷面が見えるように懸賞記事用ページ125を開き、裏表紙124の上に懸賞記事用ページ125を重ねると、バーコード121がRF−IDタグ122の上に重なるように配置される。
その際、裏表紙124とバーコード121の貼り付けられた懸賞記事用ページ125との間には、その他のページ126が挟まっていてもよいが、その場合でもRF−IDタグ122とバーコード121との間の距離は、RF−IDタグ122及びバーコード121の同時読み取りが可能な程度に近距離に構成する。
懸賞記事用ページ125及びその他のページ126は、RF−IDタグ122の読み取りに使用する電磁波を透過する材料で構成される。一般には、普通の本と同じ紙を使用しておけば、透過するので問題はない。尚、バーコード121としては、例えばJAN(Japan Article Number)コードのようなコード体系が用いられる。しかしながら、それ以外にも、紙に印刷可能なその他のコード[例えば、QR(Quick Response)コード、CODE 39、UPC-A/E、CODE 93等]を用いてもよい。
また、上記の「バーコード121がRF−IDタグ122の上に重なる」という条件の中で、RF−IDタグ122を裏表紙124以外に貼り付けてもよい。例えば、表表紙123やその他のページ126のうちの1ページでもよい。
バーコード121には2種類の情報が記録されている。一つ目の情報はそのバーコード121が懸賞記事用のものであることを示す情報であり、その部分から得られる情報だけで、そのバーコード121が付記された紙面(懸賞記事用ページ125)には、何某かの懸賞記事が掲載されていると判断可能である。
もう一つの情報は懸賞記事の識別情報であり、懸賞記事毎に異なっている。但し、異なる書籍に掲載された懸賞記事であっても、懸賞記事の内容自体が同じであれば、同一の識別情報が振られる。
携帯電話端末11は懸賞記事の識別情報を基に、懸賞記事データ管理サーバ17に問い合わせることによって、懸賞応募に必要な入力項目を取得することが可能である。ここで、RF−IDタグ122にはそのタグが貼り付けられた書籍12を固体識別するための情報が記録されている。
図4は図2の携帯電話端末11の構成を示すブロック図である。図4において、携帯電話端末11は情報処理機能部111と、UI(User Interface)機能部112と、バーコード読み取り機能部(バーコードリーダ)113と、RF−ID読み取り機能部(RF−IDリーダ)114と、通信機能部115とから構成されている。
制御手段となる情報処理機能部111は計算機(コンピュータ)と、その上で動作するソフトウェアとから構成され、後述する処理を行うことができるように構成されている。計算機(コンピュータ)はCPUと、図8に示すフローを記述したプログラムが記憶されたROMと情報処理のためのデータが記憶されたRAMを備えている。UI機能部112はユーザへの情報提示デバイス[液晶ディスプレイ、スピーカ、バイブレータ、LED(Light Emitting Diode)等]と、ユーザからの情報入力デバイス(ボタンスイッチ、スライドスイッチ、タッチパネル等)とから構成されている。この場合、UI機能部112を構成する個々のデバイスの制御は情報処理機能部111によって行われる。
バーコード読み取り機能部113はバーコードリーダによって構成され、そのバーコードリーダの制御は情報処理機能部111によって行われる。RF−ID読み取り機能部114はRF−IDリーダによって構成され、そのRF−IDリーダの制御は情報処理機能部111によって行われる。
通信機能部115は携帯電話網400を通して無線通信を行うことができるように構成され、通信機能部115の制御は情報処理機能部111によって行われる。通信機能部115は当業者にとってよく知られており、その詳細な構成の説明については省略する。
尚、バーコード読み取り機能部113はバーコードリーダによって構成する以外にも、汎用カメラ機能と画像処理機能との組み合わせとして構成してもよい。また、通信機能部115については、携帯電話網400を通じての無線通信手段以外にも、無線LAN(Local Area Network)機能等の無線通信手段を利用してもよい。
POS端末15はPOS専用通信網600を通してPOSサーバ16と通信できるように構成されている。また、POS端末15は商品に付いているRF−IDタグを読み取ることができるように構成されている。
図5は図2の懸賞サーバ14の構成を示すブロック図である。図5において、懸賞サーバ14は通信機能を備えた計算機として構成され、携帯電話との通信機能部141と、未購入/購入済み問合せ機能部142と、懸賞記事データ問合せ機能部143と、入力項目送信機能部144と、入力結果受信機能部145と、抽選機能部146と、入力結果保存機能部147と、他サーバとの通信機能部148とを備えている。
携帯電話との通信機能部141は携帯電話事業者の提供する通信回線に接続可能な通信デバイスとして構成される。未購入/購入済み問合せ機能部142は他サーバとの通信機能部148を通してPOSサーバ16に問い合わせを行うソフトウェアとして構成されている。
懸賞記事データ問合せ機能部143は他サーバとの通信機能部148を通して懸賞記事データ管理サーバ17に問い合わせを行うソフトウェアとして構成されている。入力項目送信機能部144は携帯電話との通信機能部141を通して携帯電話端末11に懸賞応募に必要な入力項目を送るソフトウェアとして構成されている。
入力結果受信機能部145は携帯電話との通信機能部141を通して携帯電話端末11から懸賞応募に必要な入力項目への入力結果を受け取り、その入力結果を入力結果保存機能部147に書き込むソフトウェアとして構成されている。抽選機能部146は入力結果保存機能部147に蓄えられた懸賞応募に必要な入力項目への入力結果の中から、懸賞当選者を選び出すソフトウェアとして構成されている。懸賞当選者を選び出すためには、例えば乱数を用いる。
入力結果保存機能部147は懸賞応募結果(懸賞応募に必要な入力項目への入力結果)を保存するための計算機から利用可能なストレージデバイスとして構成されている。他サーバとの通信機能部148はサーバ間ネットワーク500に接続可能な通信デバイスとして構成されている。
図6は図2のPOSサーバ16の構成を示すブロック図である。図6において、POSサーバ16は通信機能を備えた計算機として構成され、未購入/購入済み問合せ応答機能部161と、販売管理データ更新機能部162と、販売管理データ追加機能部163と、他サーバとの通信機能部164と、POS端末との通信機能部165と、販売管理データ保存機能部166とを備えている。
未購入/購入済み問合せ応答機能部161は他サーバとの通信機能部164を通して懸賞サーバ14の未購入/購入済み問合せ機能部142から送られてくる問い合わせに、販売管理データ保存機能部166に保存されたデータを基に応答するソフトウェアとして構成されている。
販売管理データ更新機能部162はPOS端末との通信機能部165を通してPOS端末15から送られてくるPOSデータ更新情報を基に、販売管理データ保存機能部166に保存されたデータを更新するソフトウェアとして構成されている。販売管理データ追加機能部163は販売管理データを追加するソフトウェアとして構成されている。追加された販売管理データは販売管理データ保存機能部166によってPOSサーバ16内に保存される。
他サーバとの通信機能部164はPOS端末との通信路601を通してPOS端末15と通信可能な通信デバイスとして構成されている。販売管理データ保存機能部166は販売管理データを保存するための計算機から利用可能なストレージデバイスとして構成されている。
図7は図2の懸賞記事データ管理サーバ17の構成を示すブロック図である。図7において、懸賞記事データ管理サーバ17は通信機能を備えた計算機として構成され、懸賞記事データ問合せ応答機能部171と、懸賞記事データ追加機能部172と、他サーバとの通信機能部173と、懸賞記事データ保存機能部174とを備えている。
懸賞記事データ問合せ応答機能部171は他サーバとの通信機能部173を通して懸賞サーバ14の懸賞記事データ問合せ機能部143から送られてくる問い合わせに応答するソフトウェアとして構成されている。懸賞記事データ追加機能部172は懸賞記事データを追加するソフトウェアとして構成されている。追加された懸賞記事は懸賞記事データ保存機能部174によって懸賞記事データ管理サーバ17内に保存される。ここでいうところの懸賞記事データとは、バーコード121と、懸賞応募に必要な入力項目(懸賞応募者が回答する必要のある質問事項のこと。例えば住所・氏名等)を関連付けたデータであり、バーコード121の内容を基に懸賞応募に必要な入力項目を引き出すことが可能なように構成されている。
他サーバとの通信機能部173はサーバ間ネットワーク500に接続可能な通信デバイスとして構成されている。懸賞記事データ保存機能部174は懸賞記事データ(懸賞応募に必要な入力項目とバーコード121とを関連付けたデータ)を保存するための計算機から利用可能なストレージデバイスとして構成されている。
図8は図2の携帯電話端末11の内部処理アルゴリズムを示すフローチャートであり、図9は本発明の一実施例による書籍懸賞システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図2〜図9を参照して本発明の一実施例による書籍懸賞システムの動作について説明する。
まず、懸賞記事データ管理サーバ17は新規の懸賞記事データを登録する(図9の手順a1)。この場合、懸賞の主催者は予め懸賞応募期間が始まる前に、懸賞記事データ管理サーバ17に懸賞記事データ追加機能部172を通して懸賞記事データを登録しておく。
POSサーバ16は新規の販売管理データを登録する(図9の手順a2)。この場合、懸賞記事を掲載した書籍の小売業者は予め懸賞応募期間が始まる前に、POSサーバ16に販売管理データ追加機能部163を通して書籍の販売管理データを「未購入」として登録しておく。
POS端末15は書籍12のRF−IDタグ122を読み取る(図9の手順a3)。この場合、ユーザ(消費者)が書籍12を小売店で購入する際に、小売店の販売員はPOS端末15を通して書籍12のRF−IDタグ122を読み取る。
POS端末15は販売管理データを「購入済み」に更新するようにPOSサーバ16へ要求する(図9の手順a4)。この場合、POS端末15はPOSサーバとの通信路601を介して書籍12の販売管理データを「購入済み」に更新するようにPOSサーバ16に要求する通信を行う。
POSサーバ16は販売管理データを「購入済み」に更新する(図9の手順a5)。この場合、POSサーバ16は販売管理データ更新機能部162を通して書籍12の販売管理データを「購入済み」に更新する。
上記の手順a3〜a5によって、ユーザが書籍12を購入する際の動作が終了する。
ユーザは書籍12を購入すると、携帯電話端末11において懸賞応募用アプリケーションを起動し、書籍12のバーコード121及びRF−IDタグ122を読み取る(図9の手順a6)。この場合、ユーザは、書籍12を購入した後、応募を希望する懸賞記事を見つけると、携帯電話端末11上で懸賞応募用アプリケーション(ソフトウェアプログラム)を起動する(図8ステップS1)。
携帯電話端末11は懸賞応募用アプリケーションが起動されると、ユーザの指示に応答して懸賞記事に付記されたバーコード121をバーコード読取り機能部113にて読み取る(図8ステップS2〜S4)。
携帯電話端末11は読み取ったバーコード121が懸賞応募用のものか否かを判断する(図8ステップS5)。これはバーコード121に懸賞応募用であることを示すデータが含まれているか否かによって判断可能である。
携帯電話端末11は懸賞応募用のバーコードであれば、対になるRF−IDタグ122が存在するはずなので、バーコードの情報がRF−ID情報と関連づけられると判断され、RF−IDタグの読み取りが自動的に(ユーザの操作を伴わずに)行われる(図8ステップS7)。その際、バーコード121とRF−IDタグ122とは同時読み取り可能な位置に来るように構成されているので、ユーザは携帯電話端末11を移動させる必要がない。尚、バーコード121が懸賞応募用のものでない場合、RF−IDタグの読み取りを行わず、携帯電話端末11はユーザに対してエラーを通知し(図8ステップS6)、ステップS2のユーザ入力待ちに戻る。
なお、図8のステップS4〜S7は、ステップS4とS7を並行して、すなわちバーコード読み取りとRF−ID読み取りとを並行して行い、RF−ID情報をRAM等のメモリに記憶しておき、ステップS5において、読み取ったバーコードが懸賞応募用のものか否かを判断し、懸賞応募用のものであれば、メモリからRF−ID情報を読み出し、懸賞応募用のものでなければメモリのRF−ID情報を消去するようにしてもよい。既に説明したように図8に示すフローはそのフローを記述したプログラムで実行可能であるが、上記のステップS4とS7を並行する場合も同様にそのフローを記述したプログラムで実行可能である。
携帯電話端末11はバーコード121及びRF−IDタグ122の読み取り結果を懸賞サーバ14に通知する(図9の手順a7)。携帯電話端末11はバーコード121とRF−IDタグ122の読み取りが終了すると、それらの読み取り結果を組にして懸賞サーバ14に送信する(図8ステップS8)。その際の通信路としては携帯電話との通信路401が用いられる。
懸賞サーバ14はRF−ID122の読み取り結果をキーとして、未購入/購入済み情報をPOSサーバ16に問い合わせる(図9の手順a8)。この場合、懸賞サーバ14はバーコード121及びRF−IDタグ122の読み取り結果を受信すると、未購入/購入済み問合せ機能部142を通してPOSサーバ16に、ユーザの手元にある書籍12が購入済みか否かを問い合わせる。
問合せのキーになる情報は、RF−IDタグ122の読み取り結果であり、その中には書籍12の固体識別情報が含まれている。問い合わせは他サーバとの通信機能部148及びサーバ間ネットワーク500を用いて行われる。
POSサーバ16は懸賞サーバ14からの問い合わせに対して未購入/購入済み情報を回答する(図9の手順a9)。この場合、POSサーバ16はRF−IDタグ122の読み取り結果を受信すると、販売管理データ保存機能部166に保存されている販売管理データを基に、未購入/購入済み問合せ応答機能部161を通して未購入/購入済み情報を懸賞サーバ14に回答する。回答は他サーバとの通信機能部164及びサーバ間ネットワーク500を用いて行われる。
懸賞サーバ14はバーコード121の読み取り結果をキーにして懸賞記事データ(懸賞応募に必要な入力項目)を懸賞記事データ管理サーバ17に問い合わせる(図9の手順a10)。この場合、懸賞サーバ14は未購入/購入済み情報を受信すると、書籍12が購入済みであれば、懸賞記事データ問合せ機能部143を通して懸賞記事データ管理サーバ17に、ユーザが応募を希望している懸賞の懸賞記事データを問い合わせる。
この問合せのキーになる情報は、バーコード121の読み取り結果であり、その中には懸賞記事の識別情報が含まれている。また、その問合せは他サーバとの通信機能部148及びサーバ間ネットワーク500を用いて行われる。
尚、書籍12が未購入であれば、懸賞記事への応募は不可能であり、これ以降の処理は行われない。また、書籍12が未購入の際にはユーザの携帯電話端末11上に書籍12の購入を促す画面を表示する等してもよい。
懸賞記事データ管理サーバ17は懸賞サーバ14からの問い合わせに対して懸賞記事データを回答する(図9の手順a11)。この場合、懸賞記事データ管理サーバ17はバーコード読み取り結果を受信すると、懸賞記事データ保存機能部174に保存された懸賞記事データを基に、懸賞記事データ問合せ応答機能部171を通して懸賞記事データを懸賞サーバ14に回答する。この回答は、他サーバとの通信機能部173及びサーバ間ネットワーク500を用いて行われる。
懸賞サーバ14は懸賞記事データ管理サーバ17から送られてきた懸賞応募に必要な入力項目を携帯電話端末11に通知する(図9の手順a12)。この場合、懸賞サーバ14は懸賞記事データ(懸賞応募に必要な入力項目)を懸賞記事データ管理サーバ17から受信すると、ユーザの携帯電話端末11に懸賞記事データを送信する。そのデータの送信は、携帯電話との通信機能部141及び携帯電話との通信路401を用いて行われる。
携帯電話端末11は懸賞サーバ14からの入力項目をユーザに記入させる(埋めさせる)(図9の手順a13)。この場合、携帯電話端末11は懸賞応募に必要な入力項目を懸賞サーバ14から受信すると、ユーザに入力項目を記入させるための画面を提示し、ユーザに入力項目を記入させる。
この際、入力項目には入力が必須な項目と、入力しなくても良い項目とが混在していてもよい。その場合には、入力が必須な項目に対する記入が終わった時点で、ユーザは入力を終了することが可能である(図8ステップS9〜S11)。
携帯電話端末11はユーザによる入力結果を懸賞サーバ14に回答する(図9の手順a14)。この場合、携帯電話端末11は懸賞応募に必要な入力項目の入力結果を懸賞サーバ14に送信する(図8ステップS12)。その際の通信路としては携帯電話との通信路401が用いられる。
懸賞サーバ14は携帯電話端末11からの入力結果を保存する(図9の手順a15)。この場合、懸賞サーバ14は携帯電話端末11からの入力結果を入力結果受信機能部145を通して受信すると、入力結果保存機能部147を用いて携帯電話端末11からの入力結果を保存する。
上述した手順a6〜a15の処理によって、ユーザが懸賞に応募する際の動作が終了する。
懸賞サーバ14は懸賞応募期間が終了すると、携帯電話端末11からの入力結果の中から抽選で当選者を選び出し、懸賞の主催者に通知する(図9の手順a16)。この場合、懸賞サーバ14は懸賞応募期間が終了すると、抽選機能部146を用いて入力結果保存機能部147に保存された入力結果の中から懸賞の当選者を決定し、その懸賞の当選者を懸賞の主催者に通知する。懸賞の主催者は入力結果保存機能部147に保存された入力結果を利用して、当選者に懸賞の商品を発送する。
このように、本実施例では、商品(例えば、書籍12)に印刷されたバーコード121及び当該商品に貼り付けられたRF−IDタグ122を同時読み取り可能な位置に配置することで、ユーザ(書籍12の購入者でありかつ懸賞の応募者)が簡便な操作で懸賞に応募することができる。
また、本実施例では、バーコード121及びRF−IDタグ122各々の読み取り結果を組み合わせて利用しているので、懸賞記事識別情報と書籍12の固体識別情報とを分離して管理することができ、それらを組み合わせて利用することができる。
例えば、懸賞記事の作成者は掲載書籍の販売部数等とは無関係にバーコード121を作成することが可能であり、書籍12の小売業者は書籍12中に含まれる懸賞記事の種類・個数とは無関係に書籍12の販売管理を行うことができる。
さらに、本実施例では、バーコード121中に、そのバーコード121が懸賞記事用のものであることを示す情報を格納しているので、バーコード121が懸賞記事用か否かを確認するために、外部のサーバに問合せ動作を行う必要がなく、すぐに、自動で対になるRF−IDタグ122の読み取りを開始することができる。
以上説明した実施例は、バーコードが懸賞記事用のものであることを示す情報を格納し、外部のサーバに問合せ動作を行う必要がなく、すぐに、自動で対になるRF−IDの読み取りを開始することができる例について説明したが、バーコードの情報に含まれる識別情報等とRF−IDタグの情報とを関連づけられるか否かの情報を携帯電話装置に含まれるデータベースや外部のサーバのデータベースに記録しておき、バーコードの情報に含まれる識別情報等に基づいて携帯電話装置に含まれるデータベースを検索し、又は識別情報を外部のサーバに送信し、そのサーバのデータベースを検索してその検索結果を受信し、RF−IDタグの情報と関連づけられるかの判断に基づいてRF−IDの読み取りを開始するかどうかの判断をしてもよい。具体的には、「マストバイ懸賞」方式を採るか否かを懸賞記事の識別情報との関連づけて携帯電話装置に含まれるデータベース、又は懸賞記事データ管理サーバ17の懸賞記事データ保存機能部174に記録しておき、懸賞記事の識別情報に基づいて携帯電話装置に含まれるデータベースを用いて「マストバイ懸賞」方式か否かを検索し、又は読み取ったバーコードに含まれる懸賞記事の識別情報を懸賞サーバを介して懸賞記事データ管理サーバに送信し、懸賞記事データ管理サーバの懸賞記事データ保存機能部174を用いて「マストバイ懸賞」方式か否かを検索してその結果を受信して、検索結果に基づいて、RF−IDタグ122含まれる書籍12を固体識別するための情報を読み取るかどうかの判断を行ってもよい。バーコード読み取りとRF−ID読み取りとを並行して行い、RF−ID情報をRAM等のメモリに記憶しておく場合には、検索結果に基づいてメモリからRF−ID情報を読み出すかどうかの判断を行ってもよい。これらは後述する実施例2についても同様である。
図10は本発明の他の実施例による街頭広告用掲示板に応用例を示す図である。図10において、本発明の他の実施例は、街頭広告用掲示板に応用したものであり、図2〜図7に示す本発明の一実施例による書籍懸賞システムと同様の構成となっている。
図10において、街頭広告用掲示板21は街頭に設置され、有料もしくは無料で広告スペースを貸し出す掲示板である。街頭広告用掲示板21にはRF−IDタグ211が貼り付けられている。RF−IDタグ211には、掲示板の設置場所識別情報(掲示板提供者が割り振ったコード等)が記録されている。
広告用ポスター22は街頭広告用掲示板21に掲示して広告を行うためのポスターである。広告用ポスター22にはバーコード221が印刷されている。バーコード221は「ポスターの内容識別情報」及び「RF−IDタグと組み合わせて利用すべきバーコードであることを示す情報」が記録されている。一般に、広告用ポスター22は同一内容のものが複数枚作成されるが、この場合、各ポスターに印刷されたバーコード221は同一のものとなる。
RF−IDタグ211の街頭広告用掲示板21への貼付位置と、バーコード221の広告用ポスター22への印刷位置とは、街頭広告用掲示板21に広告用ポスター22を貼り付けた際に、RF−IDタグ211とバーコード221とが重なる位置になるように予め掲示板提供者とポスター作成者とにて、位置の取り決めが行われるものとする。
携帯電話端末11は上記の図4に示す携帯電話端末11と同様の構成となっており、バーコードリーダ(バーコード読み取り機能部113)と、RF−IDリーダ(RF−ID読み取り機能部114)と、携帯電話網400を通しての通信機能(通信機能部115)とを備えている。
ここで、携帯電話端末11では、バーコードリーダとRF-IDリーダは、広告用ポスター22を貼り付けた街頭広告用掲示板21において、バーコード221とRF-IDタグ211が重ねて配置されているため、図11に示すように近接して配設され、RF-IDリーダの軸線は、バーコードリーダの読み取り範囲に向くような角度で配設される。また、RF-IDリーダの読み取り範囲は、バーコードリーダの読み取り範囲より1cm程度(ポスターにはほとんど厚さが無いので、1cm程度に設定される)長くなるよう構成する。
街頭広告用掲示板21の前を通りかかったユーザが、掲示された広告用ポスター22の内容に興味を持った場合、携帯電話端末11のバーコードリーダを用いてバーコード221を読み取る。その際に、携帯電話端末11は上述した本発明の一実施例と同様に、RF−IDリーダにてRF−IDタグ211を自動的に読み込み、携帯電話網400を通じてサーバ(図示せず)への問合せを行う。
結果として、街頭広告用掲示板21の設置場所情報と広告用ポスター22の内容とを組み合わせた情報が携帯電話端末11にダウンロードされる。
具体的な例を挙げると、外食チェーン店のポスターをユーザが携帯電話端末11にて読み取った場合、ユーザの現在位置(掲示板設置場所情報からわかる)から、最も近い外食チェーン店の店舗への案内が携帯電話端末11のディスプレイに表示される。
このように、本実施例では、RF−IDタグ211とバーコード221とを、携帯電話端末11のバーコードリーダ及びRF−IDリーダにて同時に読み取り可能な位置に配置しているので、ユーザは簡便な操作で求める情報を入手することができる。
また、本実施例では、RF−IDタグ211とバーコード221とを組み合わせて利用しているので、掲示板提供者が広告の内容とは無関係に掲示板設置場所情報を管理するだけでよく、さらに、広告用ポスター作成者はポスターの掲示場所とは無関係に、同一内容のポスターに同一のバーコードを印刷することができる。
加えて、本実施例では、バーコード221中に「RF−IDタグと組み合わせて利用すべき情報」である旨が記録されているので、すぐに、自動で、対になるRF−IDタグ211の読み取りを開始することができる。
上述した第1及び第2の実施例において、バーコードリーダによる情報の読み取りとRF−IDリーダによる情報の読み取りとは並行して行っても、いずれか一方の情報の読み取りを先に行い、その後に他方の情報の読み取りを行ってもよい。
いずれか一方の情報の読み取りを先に行い、その後に他方の情報の読み取りを行う場合、先に読み取った一方の情報に基づいて他方の情報の読み取りの必要性を判断して、他方の情報を読み取らないようにすることができる。先にバーコード情報を読み取り、その情報によりRF−IDタグからの情報を読み取らないようにできれば、タグリーダの電力消費を低減することができる。先にRF−IDタグ情報を読み取り、その情報によりバーコードからの情報を読み取らないようにできれば、バーコードリーダとしてのデジタルカメラの焦点合わせ動作を省いたり、レーザビーム装置の電力消費低減を図ることができる。
本発明の実施の形態による情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図2の書籍の構成を示す図である。 図2の携帯電話端末の構成を示すブロック図である。 図2の懸賞サーバの構成を示すブロック図である。 図2のPOSサーバの構成を示すブロック図である。 図2の懸賞記事データ管理サーバの構成を示すブロック図である。 図2の携帯電話端末の内部処理アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の一実施例による書籍懸賞システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施例による街頭広告用掲示板に応用例を示す図である。 バーコードとRF−IDタグとが重ねて配置された場合のバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の配置を示す図である。 バーコードとRF−IDタグとが並置された場合のバーコードリーダ2及びRF−IDリーダ3の配置を示す図である。
符号の説明
1 サービス端末
2 バーコードリーダ
3,15a RF−IDリーダ
4 サービスサーバ
5 バーコード情報管理サーバ
6 RF−ID情報管理サーバ
11 携帯電話端末
12 書籍
13 基地局
14 懸賞サーバ
15 POS端末
16 POSサーバ
17 懸賞記事データ管理サーバ
21 街頭広告用掲示板
22 広告用ポスター
100 通信路
111 情報処理機能部
112 UI機能部
113 バーコード読み取り機能部
114 RF−ID読み取り機能部
115 通信機能部
121,221,301 バーコード
122,211,311 RF−IDタグ
123 表表紙
124 裏表紙
125 懸賞記事用ページ
126 その他のページ
141 携帯電話との通信機能部
142 購入/購入済み問合せ機能部
143 懸賞記事データ問合せ機能部
144 入力項目送信機能部
145 入力結果受信機能部
146 抽選機能部
147 入力結果保存機能部
148 他サーバとの通信機能部
161 未購入/購入済み問合せ応答機能部
162 販売管理データ更新機能部
163 販売管理データ追加機能部
164 他サーバとの通信機能部
165 POS端末との通信機能部
166 販売管理データ保存機能部
171 懸賞記事データ問合せ応答機能部
172 懸賞記事データ追加機能部
173 他サーバとの通信機能部
174 懸賞記事データ保存機能部
200 ネットワーク
300 バーコード印刷面
310 自動的にRF−ID貼付面
400 携帯電話網
500 サーバ間ネットワーク
600 POS専用通信網

Claims (22)

  1. バーコードとRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグとを備えた媒体の該バーコードから第1情報を読み取るバーコード読み取り手段と、
    前記RF−IDタグから第2情報を読み取るRF−ID読み取り手段と、
    前記バーコード読み取り手段を用いて前記第1情報を読み取る第1の制御と、前記RF−ID読み取り手段を用いて前記第2情報を読み取る第2の制御とを行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記バーコードと前記RF−IDタグとが、前記バーコード読み取り手段及び前記RF−ID読み取り手段の情報読み取り可能範囲にあるときに、前記第1の制御と前記第2の制御とを行う情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御とを並行して行う情報処理装置。
  3. 請求項1記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御を行った後に、前記第1の制御と前記第2の制御のうちの他方の制御を行う情報処理装置。
  4. 請求項2記載の情報処理装置において、前記制御手段は、並行して行われた前記第1及び第2の制御により読み取られた前記第1情報と前記第2情報のうちの一方の情報に基づいて、該一方の情報と、前記第1情報と前記第2情報のうちの他方の情報とが関連づけられるか否かの判断を行う情報処理装置。
  5. 請求項3記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御より読み取られた第1情報又は第2情報に基づいて、前記他方の制御を行うか否かの判断を行う情報処理装置。
  6. 請求項2記載の情報処理装置において、前記制御手段は、並行して行われた前記第1及び第2の制御により読み取られた前記第1情報と前記第2情報のうちの一方の情報を出力し、該一方の情報と、前記第1情報と前記第2情報のうちの他方の情報との関連づけに関する情報を受ける情報処理装置。
  7. 請求項3記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御より読み取られた第1情報又は第2情報を出力し、出力された第1情報又は第2情報と前記他方の制御により読み取られるべき第1情報又は第2情報との関連づけに関する情報を受け、前記他方の制御を行うか否かの判断を行う情報処理装置。
  8. 請求項1記載の情報処理装置において、前記第1情報は、前記RF−IDタグを組み合わせて利用する旨の情報を含み、前記制御手段は前記第1の制御を行った後に、読み取られた前記第1情報の前記情報に基づいて前記第2の制御を行うか否かの判断を行う情報処理装置。
  9. 請求項1記載の情報処理装置は、移動通信端末である情報処理装置。
  10. 請求項1記載の情報処理装置において、前記RF−ID読み取り手段と前記バーコード読み取り手段は、前記RF−ID読み取り手段と前記バーコード読み取り手段のうちの一方が前記媒体から情報読み取り可能であるときに、他方も前記媒体から情報読み取り可能なように、配置されている情報処理装置。
  11. バーコードとRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグとを備えた媒体の該バーコードと該RF−IDタグとが、前記バーコード読み取り手段及び前記RF−ID読み取り手段の情報読み取り可能範囲にあるときに、前記バーコード読み取り手段とRF−ID読み取り手段との読み取り制御を行う制御手段により、前記バーコード読み取り手段を用いて前記バーコードから第1の情報を読み取る第1の制御と、前記RF−ID読み取り手段を用いて前記RF−IDタグから第2の情報を読み取る第2の制御とを行う情報処理方法。
  12. 請求項11記載の情報処理方法において、前記制御手段は、前記第1の制御と、前記第2の制御とを並行して行う情報処理方法。
  13. 請求項11記載の情報処理方法において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御を行った後に、前記第1の制御と前記第2の制御のうちの他方の制御を行う情報処理方法。
  14. 請求項12記載の情報処理方法において、前記制御手段は、並行して行われた前記第1及び第2の制御により読み取られた前記第1情報と前記第2情報のうちの一方の情報に基づいて、該一方の情報と、前記第1情報と前記第2情報のうちの他方の情報とが関連づけられるか否かの判断を行う情報処理方法。
  15. 請求項13記載の情報処理方法において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御より読み取られた第1情報又は第2情報に基づいて、前記他方の制御を行うか否かの判断を行う情報処理方法。
  16. 請求項12記載の情報処理方法において、前記制御手段は、並行して行われた前記第1及び第2の制御により読み取られた前記第1情報と前記第2情報のうちの一方の情報を出力し、該一方の情報と、前記第1情報と前記第2情報のうちの他方の情報との関連づけに関する情報を受ける情報処理方法。
  17. 請求項13記載の情報処理方法において、前記制御手段は、前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御より読み取られた第1情報又は第2情報を出力し、出力された第1情報又は第2情報と前記他方の制御により読み取られるべき第1情報又は第2情報との関連づけに関する情報を受け、前記他方の制御を行うか否かの判断を行う情報処理方法。
  18. 請求項11記載の情報処理方法において、前記第1情報は、前記RF−IDタグを組み合わせて利用する旨の情報を含み、前記制御手段は前記第1の制御を行った後に、読み取られた前記第1情報の前記情報に基づいて前記第2の制御を行うか否かの判断を行う情報処理方法。
  19. 請求項11記載の情報処理方法は、移動通信端末である情報処理方法。
  20. バーコードとRF−ID(Radio Frequency−IDentification)タグとを備えた媒体の該バーコードから第1情報を読み取るバーコード読み取り手段と、前記RF−IDタグから第2情報を読み取るRF−ID読み取り手段と、前記バーコード読み取り手段と前記RF−ID読み取り手段とを制御するコンピュータとを備えた情報処理装置の該コンピュータに、
    前記バーコードと前記RF−IDタグとが、前記バーコード読み取り手段及び前記RF−ID読み取り手段の情報読み取り可能範囲にあるときに、前記バーコード読み取り手段を用いて前記バーコードから第1の情報を読み取る第1の制御と、前記RF−ID読み取り手段を用いて前記RF−IDタグから第2の情報を読み取る第2の制御とを行う処理を実行させるためのプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムにおいて、
    前記処理は前記第1の制御と前記第2の制御とを並行して行うプログラム。
  22. 請求項20に記載のプログラムにおいて、
    前記処理は前記第1の制御と前記第2の制御のうちのいずれか一方の制御を行った後に、前記第1の制御と前記第2の制御のうちの他方の制御を行うプログラム。
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